こんにちは。アクシス代表の末永です。社長ブログです。

弊社アクシスは、東京渋谷でアクシスという20代・30代を中心とした若手ビジネスパーソン向けのキャリア支援事業を複数提供しています。

キャリアコーチングサービス「マジキャリ」転職エージェント「すべらないキャリアエージェント」などを提供しています。

このnoteでは、「すべらない転職youtubeチャンネル(延べ視聴回数360万回)」や「すべらない転職(読者45万人/月間)」では伝えられていない転職やキャリアノウハウだったり、社長としての想いや考え方について、インサイドストーリー的な感じで発信していきたいと思います。

yahooニュース東洋経済オールアバウト新R25などのメディアへの寄稿や、書籍「キャリアロジック」「成功する転職面接」を出版する等、転職やキャリアについて情報発信もしていますので宜しければ読んでみてください。

3年ぶり?の経営合宿

金曜日から14名で経営合宿に行ってきました。

マネージャー以上末永を含めた6名と、合宿運営&オブザーバーとしてサポートメンバーを募り、手を挙げてくれたメンバー8名で山梨のワーケーション施設に行ってきました。

山梨の標高1000メートルの施設で、敷地内に焚き火やサウナトラックなどもあり、日常を離れてみっちりと対話と議論する事ができました。

前回は3年前に静岡の施設に7名で行ったのですが、自分たちで企画や運営まで行う立て付けだったので、対話や議論のみに集中する事はできなかったので、こういったサポートメンバーにも参加してもらう事で、自分たちは議論に集中でき、また自分たちの対話や議論している姿を観戦形式でオブザーブしてもらう事で、経営やマネージャーが何を考え、悩み、意思決定しているのか?をリアルに肌感覚で掴んでもらえとても良い形式だったと思っています。

企画してくれた社長室のハルさん、プロジェクトメンバーのみなさん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

集団が極端に苦手で、学生時代のサークルや会社員時代の合宿でも常に「すみっコぐらし」で個室で一人になってしまう僕には、こういった会を催す事はとても難しかったです。

社員との対話機会の重要性

しばらく社長ブログの更新も滞っていましたし、社内でも事業統括本部長と社長室や管理Gのメンバー以外とは相互理解や深い話をする機会をあえて取っていなかった事もあり、やはりこういった場はとても大切だと実感しました。

組織を整える目的で識学を導入した事もあり、多くの社員と直接話す機会が減っていましたが、目的は識学通りに経営する事ではなく、あくまでアクシスのミッションやビジョンを前に進めて実現に向かう事、そのために経営をうまくワークさせる事であり、それ以外は手段です。

日常業務の延長で話す事は、業務や経営課題の範囲がほぼ全てで、どうしても相互理解や感情を扱うような対話ができません。

感情の力

僕自身が現在新卒採用に取り組んでいる事もあり実感しますが、人間のほとんど多くは感情だと思います。感情でベクトルの方向性とパワーのレベルが決まり、それによって後付で自分の感情にとって都合の良い論理を編みだすのです。

ここ最近は社員との感情的な対話を控えてきた中で、僕の中にも色々なものが沈殿していたのだと思います。自らの感情を全て吐き出すような場になってしまいました。

しかし、救いであった事は、マネージャーはもちろん、オブザーバーのみんなもその感情に共鳴してくれて、賛同してくれた事です。

ビジョンへの執着とその背景

なぜ自分がアクシスを創り、目指しているビジョンにここまでしつこく執着するのか?

浪漫と算盤を高いレベルで両立し追求する事、市場やマクロ環境の構造から負をひっくり返す事について普段から社内でもしつこく発言をしていますし、僕にとっての人生のテーマなのですが、

なぜ末永はそこまでそれをやりたいのか?がいまいち伝わっていないのでは?

経営者としての役割としてポジショントークをしていると思われているのでは?

単純な意識高い系発言や合理性の追求からの発言だと思われているのでは?と感じていました。

それを理解してもらうためには、僕の幼少期から中学高校時代、大学時代、社会人・起業以降の出来事とそこでの色々な不(負)の感情も含めて知ってもらう必要があると思いました。

普段の日常業務の中では、合理的、論理的で、無口で何考えているかわかりにくく、要望レベルが高くて、常に浪漫とソロバンの両方を同時に求めてきてダブルスタンダードで、夢見がちで突飛なアイデアをやりたがったり、逆に急に細かくて厳しい上司だなんて思われているかもしれません。

今回のような話をする事で、昔から変人と扱われる事が多い僕からすると、話が長かったり、極端な生き方や独りよがりな考え方だと、冷めてみられたり、笑われていじられてしまうかなと正直不安が大きかったです。

それでも、合宿に参加してくれたみんなは一緒に涙してくれ、一緒に実現したいと言ってくれた事、賛同してくれた事は正直とても驚きであり、嬉しかったです。

誰かに着いてきてもらうこと

僕はこれまで「自分には、誰かに着いてきてもらいたいという欲求がない」と思ってきました。「そもそも着いてくるって何?みんな一人ひとり自分の人生を生きているんじゃないの?」「本人の軸に沿った自己決定を促す事こそ相手への最大のリスペクトだ」と。

そんな考え方が故に、幼い頃からある意味で蟻地獄的な戦略を組む策士であり、外堀から固めて、構造的に相手や関係者の利害を一致させたり叶える仕組みを作る事で、結果として自分の成し遂げたい事や主張を通すというアプローチを学生時代からプライベートの人間関係含めてとってきました。

なので、

「俺はこうだ!だからみんな着いてきてほしい!」なんて口が裂けても言えないし、そんなのは自己中心的な態度で不誠実だ。そんな事で着いて来てくれる人なんているはずはない。常に相手の利を最初に考え提案するべきだ。

と強く思ってきました。

喜びの感情

だから、メンバーが僕の話に呼応し一緒に涙してくれ、「より末永さんを好きになりましたし、着いていきたいと改めて思いました」と言ってくれた瞬間には、不謹慎ながらその場できちんと消化し切れず「なにそれ?どういう事・・??」と不思議に思ってしまいました。

それでも、その後にしばらく一人になってじっくりと考えていました。

どうやら、この出来事は、僕にとって「嬉しい」「これってすごい事かもしれない!」という単純な喜びと興奮の気持ちでした。

一人じゃない

今朝Facebookを見ると、「Facebook過去の今日の投稿」機能で、10年前の2012年7月の駒沢大学で1人で起業した時の写真が表示されていました。

単に上馬交差点、環七通り沿いの夕暮れの空とビル、高速道路を写している写真です。

当時の僕は一人で駒沢大学駅で孤独でした。ある意味で一人会社で固定費も低く、気楽で時間と収入には恵まれていたように思いますが、「俺には何もないな」と毎日思っていました。

そんな気持ちの中で、意味もなく撮った写真だったと思います。

その後、組織化して試行錯誤しながら色々な事がありましたが、正直途中で心が折れて諦めようと思った事もありました。

それでも、僕には諦められないビジョンへの理由と執着があり、たとえ全員が船を降りて一人になったとしても、それでも0からでも何度でも永遠に前進しいつかは必ず実現させると改めて腹を決めていました。

そんな気負いの中で、今はこういった仲間がいてくれているんだなと改めて気が付きました。経営者として社員に対してそんな表現をしても良いのかわかりませんが、同志というんでしょうか。

本当にありがたいです。とても心強いです。