20代で転職を検討されている方へ


Linuxエンジニアになるには

ここ数年、企業のサーバ、データセンターなどで急速にLinuxの導入が進んでいます。

大手オンラインサービスやゲーム/動画/音楽などのコンテンツ配信サービス、ソーシャルネットワーキングサービスなどでは、既にプラットフォームの構築でLinuxOSSが採用されており、インターネット関連サーバではLinux50%以上のシェアを占めているともいわれています。

またAndroidをはじめ、組み込みOSとしてもLinuxの使用率は増えており、今まさに、LinuxIT業界にとって重要そのものと言ってよいでしょう。

今回はそんなインフラ系エンジニアの一つで、組み込み系に特化しているLinuxエンジニアについてご紹介したいと思います。

Linuxとは

LinuxとはWindowsやMacと同じOSでコンピュータのハードウェアを管理しているソフトウェアのことです。パソコン用に作られたOSですが、現在はスーパーコンピュータ、サーバーや組み込みシステムなど、さまざまなシステムで使われています。

ただ、OSといってもWindowsなどとは異なり、無料で使えるオープンソースのOSであることが大きな特徴です。プログラムの中身も完全に公開されているため、各々のエンジニアが好きなようにカスタマイズすることも可能です。

何か不具合があった場合にも、多くのエンジニアがソースの調査を行うことができるので、原因の究明や対策もスムーズに進められます。既存の機能が優れた開発者によって更に改善されることも期待できます。

無償で利用できる、オープンソースである、という特徴から、Linuxは今後も多くの人によって発展することが期待できる、将来性の高いOSと言えるでしょう。

また、Linuxには多くの種類があります。元々リーナス・トーバルズ氏が開発し、1991年に公開されたものをLinuxカーネルと呼び、LinuxカーネルとアプリケーションやライブラリをまとめたものをLinuxディストリビューションと呼びます。

広くLinuxと呼ばれているものは、Linuxディストリビューションを指します。

そのLinuxカーネルは前述した通り無料で、誰でも自由に配布可能です。そのため、色々な企業がLinuxカーネルをベースに独自のLinuxディストリビューションを再配布しています。

最近では、Amazon Web Servicesを実行するためのAmazon LinuxやOracle DatabaseなどのOracle製品の運用環境を提供するOracle Linuxなど多くのディストリビューションがあります

Linuxでできること・メリットとは

無料で利用できる

前項でも述べましたが、有償のWIndowsOSなどとは異なり、LinuxではOSのインストール費用は不要です。パソコンさえあれば追加費用なく始められるのが大きな魅力です。

また、ソフトウェアも有志によって大抵無償で提供されています。OSだけでは最小限の機能しか利用できませんが、Linux向けのフリーソフトウェアも充実しているため、機能拡張においても費用はほとんどかかりません。

中身をカスタマイズできる

オープンソースのOSのため、中身を自分好みに書き換えることが可能です。初心者であれば、書き換えた結果OS自体が動かなくなってしまうこともあるでしょう。その場合にはLinuxをインストールし直して再開すれば良いのです。初心者エンジニアにとってはOSの勉強のための教材としても利用価値があります。

サーバーを自由に用意できる

Linuxはサーバーとして利用される場面が多くあります。ライセンス費のかかる他のOSとは異なり、Linuxではサーバーの構築も無料であるため、複数のサーバーが必要な際には大抵Linuxが選ばれます。

また、公開されてから20年以上に渡って多くのエンジニアにより育てられたシステムであり、その安全性も高く評価されています。そのため、サーバーとして利用するにも適したOSです。

多くのコンピュータ言語での開発が可能

Linuxには統合開発環境がいくつか用意されており、更にアセンブリ言語、Python、go、Fortranなど様々なコンピュータ言語の処理系が備わっています。コンピュータ言語を学習する環境としても有用です。

OSの開発も可能

Linuxの基本部分を利用して新しいOSも開発されています。Linuxをベースとして開発されたのがAndroidです。Linuxをベースにして、今日多くのユーザーに親しまれているAndroidのように、動作の安定した優れたOSの開発も可能なのです。

家電や自動車、ゲームから高性能コンピュータにまで利用できる

Linuxは、家電や自動車などの組込みシステムとしても機能しています。他にもゲームや学術研究の場でも用いられ、高性能コンピュータもまでもLinuxで動かすことができ、幅広い分野で活用されています。

古いパソコンでも動作が軽い

Linuxは必要最低限の機能だけを搭載しているOSであるため、必要な機能があれば自分でインストールしてカスタマイズする必要があります。その代わり、OS自体の動作がとても速いのがその特徴の一つです。そのため、他のOSでは重くて使いづくなった古いパソコンでも、Linuxであればサクサク動かすことが可能です。

Linuxエンジニアって需要あるの?将来性は?

多くの企業で通信インフラの整備の必要性は増加しています。特に自社でシステムを管理する企業も多く、サーバの運用保守から、構築業務まで、サーバエンジニアの需要は安定的にあるといえます。

設定の柔軟性が高く何にでもカスタマイズ可能なLinuxをサーバとして置く企業も多く、必然的にLinuxエンジニアの需要も増していきます。最近では、RDBMSWEBサーバの負荷分散、サーバの仮想化やセキュリティ対策など、トレンドが日々変わりながらも業務は増えています。

このようにサーバへのLinux普及率が多いので、IT未経験者や経験の浅い方がLinuxを学ぶことは必須条件ともいえます。また、OSのソースコードが無料で公開されているので、Linuxを学ぶことで現状のITの基礎を身につけることが出来ます。

Linuxエンジニアの年収は?

想定年収としては400万円~700万円くらいで、他の職種と比べて平均的です。求人の多くは即戦力で使用中のサーバに適した知識を有している方を採る傾向にあり、専門的な技術知識を保有しているほど年収は高くなるようです。

また、システムは複数のメンバーで担当することが一般的なため、メンバーの業務をマネジメントするスキルがあるとさらなる年収アップも期待できます。

Linuxエンジニアに必要なスキル、資格は?

では、どのようなスキルが必要なのでしょうか。

Linuxエンジニアに必要なスキルとしてインフラの全般の知識と技術は必要です。

ネットワークやサーバに関する技術、ソフトウェアがうまく動作するために物理サーバや仮想サーバ、運用ミドルウェアの知識、キャパシティ管理や監視など一通りの作業はマスターしておいた方がよいでしょう。

先ほども述べたようにインフラ構築や運用などは複数のメンバーで行うため、メンバーをまとめる統率力やコミュニケーションスキルも重要といえます。

また、スキルを伸ばすことで担当できる業務も増えるため、さらにステップアップも望めます。

具体的には、LL言語やC言語などのシェルプログラミングで必要な知識があるとよいです。LL言語は一般的なサーバ管理に、C言語はオープンソース系のサーバ管理にあると便利です。

他にも近年普及しているクラウドの知識、技術も身につけましょう。

サーバの仮想化やストレージの仮想化、ネットワークの仮想化など、需要は高まっているため、自分の興味のある分野などから勉強して、新技術に触れておくとよいでしょう。

インフラエンジニアの場合、ネットワークやサーバ関連の業務がほとんどなので、Cisco技術者認定のCCNACCNPLinux技術者認定のLPICなどの資格を持っていると転職に有利です。また、Linuxのコアな情報はほとんどが英語で書かれているので英語力もあると役に立ちます。

Linuxの知識は転職に有利?

Linuxの知識は、率直に言えば、IT以外の業界での転職や、文系職種からIT系への転職時には有利に働く場合があります。

IT化やLinuxの普及に伴い、非IT業界においてもLinuxを扱える人材の需要は以前より高まっています。そのため、そのような業界においてはこれから需要が増えていくという見通しもあります。

その反面、IT業界においてはLinuxに関する基本的な知識はもはや常識になりつつあり、もともとIT業界で働いていた人にとってはあまりアピールポイントにはならないと言わざるを得ません。異業種からIT系に転職する場合には、Linuxの知識があれば他の異業種からの転職者に比べれば、学習能力の証明として多少加点対象になる可能性はあります。

まとめ

今回はLinuxエンジニアについてご紹介しました。

Linuxの応用分野は今後ますます拡大していくと予想され、Linuxエンジニアが関わる分野はさらに広がっていくことと思われます。成長性がある分野で、初心者でも勉強しやすい分野の知識でもあるので、これからITエンジニアを目指す方や、若手エンジニアの皆さんは是非勉強してみてください。

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