来年春に転職を考えてる人は必読!?この年末年始にキャリアの棚卸をしておくべき理由

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アクシス株式会社 代表取締役 末永雄大
新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。 2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。 ■Yahoo!ニュース(個人):IT/キャリアコンサルタントが語る「働き方3.0」 ■オールアバウトガイド:「キャリアプラン・転職ノウハウ」ガイド

2015年も終わりますね

こんにちは。自立型人材の転職・キャリア支援を行うアクシス・代表コンサルタントの末永雄大(すえながゆうた)です。

25日のクリスマスと同時に、もしくは昨日28日で、年内の最終営業日だった方も多いのではないでしょうか。

年末年始は、皆さんどうお過ごしになるのでしょうか。

実家に帰省したり、旅行に行ったりと、充実した休暇を過ごす方もいると思いますが、転職をお考えであったり、キャリアに対して真剣に考えているビジネスパーソンは、年末年始を活用してキャリアの棚卸してみる事をお勧めします。

今回は、来年転職をお考えであったり、キャリア形式について意欲の高いビジネスパーソンの方々のために、年末年始の時間を使って、やっておくべき事をまとめてみました。

ご参考になれば幸いです。

なぜ年末年始にキャリアの棚卸を考えなければならないのか

「なぜあえて年末年始に仕事の事を考えないといけないんだ!?」「そもそも”キャリアの棚卸”って何?」

と思われる方もいると思うので、まずはそちらについてお話ししますね。

日頃、忙しいビジネスパーソンの皆さんは、業務が忙しく、ゆっくりと将来のキャリアについて熟考する余裕はないと思います。夏季休暇は海やバカンスと休暇も忙しく過ぎてしまいがちです。

ですので、実家に帰省してする事がなかったり、周りの友人も地元に帰っていて遊び相手がいないという事になりがちな年末年始休暇に、じっくりと考えるのが良いのです。

また、現場業務から離れた場所や時間でする事が重要と思います。

平日など平常時に考えてしまうと、どうしても、近視眼的な視点になりがちです。

そのため、考えてしまう事はせいぜい職場の人間関係や待遇などの不満に偏りがちです。

今回は、そうした短期的な課題や解決策にフォーカスするのではなく、より中長期的な課題や解決策にフォーカスする事を前提としています。

キャリアの棚卸とは、簡単に言えば、今年一年の振り返りを行う事で、中長期で実現したい仕事の目標を言語化する事なのです。

今から転職をするなら、4月入社を狙う事がオススメ!?

転職活動は、大体2~3か月ほどの時間がかかります。

1月年始のバタバタした時間を超えて、1月中旬くらいから実際に転職活動を開始するとすると、2月中旬〜2月末まで選考期間がかかり、3月一か月間で現職の引き継ぎを行い、4月1日に入社するという流れが現実的です。

また、通年を通して考えても、4月入社は転職者にとって有利になる場合があります。

理由は幾つかありますが、主に以下が考えられます。

1,人事・採用側の採用意欲が高くなりがち

大手企業ほど、3月決算の会社が多いです。すると、採用側も期中に採用予算を消化し切ったり、期中の目標を達成しようという意欲が高い場合が多いです。

また、4月入社の採用人数の目標自体が高い事が多く、そうした高い目標を達成すべく人事も採用熱が高まっていて気合が入っているために、採用において丁寧に対応してくれる場合が多い印象があります。

2,入社時に同期入社が多い

前述した通り、採用人数が多くなりがちであるために、転職者にとっては、4月入社は、入社時の同期入社が多い傾向があります。同期が多いとなぜ良いのか?という話ですが、中途採用は一般的に、新卒と比べて、現場のピンポイントのニーズを満たすための採用が多く、毎月1~3人程度の採用人数になる事が多いです。

そうした中で、同期が多い月に入る事ができれば、切磋琢磨したり相談できる仲間が増える事で、最初は新しい会社での人間関係構築もできていない中、アウェイな環境の中途入社者にとって、精神衛生上も良かったりするものです。

3,入社後に導入研修が手厚い場合が多い

こちらも、同期が多い事と関連しますが、入社者が多いと、採用側も一斉に導入教育研修を準備・提供できるために、研修実施の効率が上がるため、コストをかける合理性を得やすくなります。

新卒入社者もいるために、ついでに、中途入社者も一緒に手厚い研修を受けられるといった事もあり得ます。

もちろん上記は、会社にもよるため、あくまで傾向の話にはなりますが、念頭に入れておいても良いでしょう。

年末年始に具体的にやるべき事

では、年末年始に、キャリアの棚卸をするにも、具体的に何をすれば良いの?と困ってしまう方も多いと思います。

大まかには以下の6点をノートやワードなどに、文章化してみる事をお勧めいたします。

  • 今年、仕事で実現・成功できた事
  • 今年、仕事で失敗・反省した事
  • 今年の仕事の成果と失敗からの反省・学び(実務スキル面
  • 今年の仕事の成果と失敗からの反省・学び(志向性面)
  • 学んだ事を活かしての中長期(3~5年)でのキャリアの方向性
  • 中長期の方向性から逆算した来年チャレンジする事・目標

上記は月並みで、大した質問項目ではないと思われる方もいるとおみますが、日々会社内では目標や振り返りとしていても、ビジネスパーソンとして自身の仕事人生に紐付けて、こうした振り返りや言語化をしている人はほとんどいないものです。

ですが、いざ転職活動を開始して、転職エージェントと面談したり、求人選定を行ったり、選考で面接官と対峙すると、上記のような事について明確な言葉に落とし込む必要性に迫られます。

ですので、理想は四半期毎に棚卸ができていれば良いのですが、最悪でも年に一度年末年始にこう言った作業をしておけば、いざ転職活動を進める事になった時も、ほとんど焦る事はありません。

転職しない人にもメリットがある理由

また、こうした言語化は、転職を検討していないし、する予定のない人にとってもメリットがあります。

上記で自分自身の課題認識や取り組みたい目標を、知覚しておく事が重要なのです。

人間の脳は、Googleの検索ボックスに入れるキーワード(クエリ)と似た構造になっていると思います。

例えば、検索ボックスに、明確なキーワードを入れれば、キーワードに合致した検索結果が返ってきますよね。

しかし、検索ボックスに、キーワードを入れられなければ、当たり前ですが、何も返ってはきません。

自身の課題や願望を認識・知覚する事で、初めて、自らにそのための手段をサーチ・発見したり、実行するように動機付けられていくわけです。

ですので、問題意識を持っているだけで、同じ環境で同じ時間を過ごしていても、自分の目標を達成するための、手段を思いつきやすくなるのです。

また、言語化する事は、第三者への発信力・認知力も高めます。

社内の人事権を持った管理職やキーマンに自分の問題意識や目標について言語化して、継続的に発信しておく事で、社内のキーマンがそうしたプロジェクトや機会を発見した時に、自分を思い出してくれる確度が高まるため、そうしたプロジェクトの存在を教えてくれたり、抜擢されるチャンスが増えます。

つまり、平たく言えば、出世しやすくなるのです。

いかがでしたでしょうか。

年末年始、ついついダラダラ過ごしてしまいがちですが、1日だけでも時間をとってキャリアの棚卸、してみてはいかがでしょうか?