2019.07.18

IT業界への転職に失敗しないコツ!職種別に年収なども解説!

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

インターネットやスマートフォンなど、毎日当たり前に使っているものの全てに最新の技術が使われています。もっと世の中が便利になるように、IT業界は様々な技術を生み出しています。

そんなIT業界は将来性がありそうだし、転職するのに良さそうだなって思っている人も多いですよね。

また、未経験からIT業界へ転職できるのか不安に感じたり、できれば今後伸びるIT業界に行きたいという方もいるでしょう。

今回は、未経験からでもIT業界に挑戦できるのか、どういった経験をすれば転職できるのか。IT業界の職種別平均年収についても解説していきます。

今のスキルでIT業界への転職は可能?

緑・赤・青の色鉛筆の上に?マークがある

今のスキルでIT業界に転職できるかどうか、それは転職する職種によって変わってきます。全くの未経験でも転職可能という職種もあれば、基本的にNGとされている職種もあります。

「セールス」「ITコンサルタント」「マーケティング」「エンジニア」「ITサポート事務などのバックオフィス」に分けて、詳しく解説していきますね。

セールス

結論、未経験からでもセールスへ転職はできます。

20代はもちろんのこと、28〜29歳でもOKです。ただ、無形商材法人営業を経験したことがあるなど、少しでも経験があると好ましいですね。

無形商材営業とは

無形商材営業とは、物質的ではない商材を扱う営業職です。サービスや情報、金融商品の他にも、人材派遣や人材教育なども無形商材に分類されます。

無形商材営業に興味がある方は、こちらの記事もご覧になってみてください。無形商材が何なのか、法人営業とは何なのか、他にもおすすめの業界などについて、詳しくご紹介しています。

無形商材の法人営業に転職するべき2つの理由【キャリアUPに繋がる】

ITコンサルタント

25〜26歳くらいまでなら、未経験でもOKです。

地頭の良さが求められるので、論理的思考力やプレゼンテーション力の高い方が向いています。これまで私が見てきた中では、高学歴である傾向がありますね。

ただ、28〜29歳の方は中堅扱いになるため、未経験からの転職は非常に厳しいと言えるでしょう。

未経験からITコンサルタントへの転職を検討している方は、関連記事がありますので、ぜひ読んでみてください。やりがいや必要なスキルなどについて、転職のプロが詳しくご紹介しています!

未経験からITコンサルタントに転職するには

マーケティング

マーケティングというと、IT業界とWeb業界が一緒くたにしている方が多いようですが、この2つの業界のマーケティングは全くの別物です。

まず、ITマーケティングは、全くの未経験から転職することはできません。関連する経験が一定以上ないとNGです。もちろん、その職種によって求められる経験が異なります。

一方、Web業界のマーケティングも未経験からの転職は基本的に無理です。インターネット広告代理店などで、運用コンサルタントの経験がないと厳しいでしょう。

チャレンジさせてもらうこともできないので、まずは下積みをすることが大事ですね。例えば、ジョブチェンジするのもアリです。

これは勤めている会社にもよりますが、「ここまで成果を出せたらジョブチェンジさせてほしい」と上司に伝える方法です。

もう1つの方法としては、「未経験マーケターでもいいよ」という会社に入ることです。こちらも今の仕事をどれだけしっかりやれているか重要になります。

マーケティング職の中でもWebマーケティングへの転職を検討している方や、興味を持っている方は関連記事も一緒に読んでみてください。必要な資質やスキル、転職理由や志望動機の答え方まで、じっくり解説しています!

【未経験必見】WEBマーケティング業界へ転職する方法を徹底解説!

エンジニア

未経験からエンジニアへの転職は、正直厳しいと言えます。未経験採用は新卒に限られていますので、現状無理だと考えた方が良いでしょう。

なぜなら、中途採用や未経験採用は、企業側にとっては非常にリスキーだからです。教育コストがかかりますし、退職されてしまったり病気がちになって欠勤が続いてしまったりなど、懸念点が多いんです。

ただ、TECH::CAMPやプログラミングスクールに通って懸命に勉強し、知識やスキルを習得してポートフォリオが作れれば、転職できる可能性が上がります。

TECH::CAMPってなに?という方もいると思いますので、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

TECH::CAMPとは何なのか、どのようなシステムで転職までの流れはどうなっているのかについて解説しています。気になる口コミもご紹介しています!

【転職成功率97%】未経験からエンジニアに!TECH CAMPについて

ITサポート事務などのバックオフィス

未経験からの転職は可能ですが、正社員登用はあまりしていないのが現状です。

具体的には「事務業務」と「カスタマーサクセス」の2種類に分けられます。

事務業務は、入力作業やマニュアル業務がメインになりますので、アルバイト雇用が多く正社員雇用が少ないです。細かい作業ができる、共同作業ができる方であれば、未経験でも転職可能です。

カスタマーサクセスは、顧客を成功へ導くことが最大の目的です。ユーザーの潜在的な悩みに対して、能動的にアプローチをして解決していきます。

未経験からの転職も可能で、コミュニケーション能力の高い人が求められます。接客販売などの経験があると、有利に働きます。

IT業界への転職に年齢制限はある?

机上に置かれたノートパソコンの前に座って考え事をする女性

IT業界への転職に年齢制限は特にありません。

40代・50代でもスムーズに転職できます。その理由は、若い社員が集まる会社ではなく、同じ年代の人たちが働いている会社に転職をしているからです。

考え方や仕事の進め方、やり方が似ているため、転職してもうまく馴染んでいくことができます。

ただ、40代、50代でもスキルがあれば転職できますが、技術は日々進んでおり、勉強をするのが大変だという点もあるので一概に良いとは言えないですね。

IT業界別の平均年収

散らばっている1万円札の上にブタの貯金箱が乗っている

各業界の平均年収をわかりやすく、表にしてご紹介します。

業界・職種 年収
セールスエンジニア 約450万円〜700万円
ITコンサルタント 約500万円〜1,200万円
マーケター 約450万円〜700万円
プログラマー 約500万円〜1,200万円
エンジニア 約450万円〜700万円
金融・保険 約500万円〜1,200万円
不動産 約400万円〜800万円
広告 約500万円〜1,000万円

上記の平均年収は、あくまでもその業界全体の平均年収です。業界よりも職種によって、大きく年収が変わってきます。

例えば、同じエンジニアというくくりでも、システムアナリストの平均年収は約1,100万円、システムコンサルタントの平均年収は約740万円で、職種によって差が生じます。

また、マーケティングも同様でWebマーケティングなら平均年収は約300〜700万円です。デジタルマーケティングなら平均年収は約350〜500万円となっています。もちろん、リーダーやマネジャーになれば、さらに年収は上がります。

最後に、金融や不動産、広告と比べてみても、IT業界が群を抜いて年収が良いわけではないのが分かりますよね。

IT業界って儲かってそう!って安易に転職を考えるのではなく、未経験ならこの先も頑張り続けられるかどうかで、転職するかしないか判断したほうが良いと思います。

IT業界の将来性について

赤ペンでグラフを記入している

今後伸びるITの分野は、ファイナンス系です。例えば、認証システムとか、ネットマネー、ウェブマネーなどが挙げられます。

簡単にまとめてしまえば、お金の流れに関連する分野ですね。特に決済系の分野は今後伸びていくと考えられます。なぜなら、IT業界自体の成長率が年々上がっており、日本のIT業界市場も右肩上がりになっているためです。

AIに代替される日も近いのではないか、と思っている方もいるとは思いますが、現状AI系はもう少し時間がかかると思われます。

IT業界への転職で押さえておくべき点

チェックリストに赤ペンでチェックマークをつけている

IT業界への転職で押さえておくべき点は、全部で3つあります。

IT業界への転職の際に重視・必要とされるのは、「スピード感」「自走力」「自ら情報やスキル・トレンドをキャッチアップし続ける姿勢と習慣」の3つです。この3つについて、次でご紹介していきますね。

1.スピード感

スピード感が求められるのは、IT業界の特徴としてWebサービスや商品、技術の移り変わりが激しいからです。

商品の寿命は早くて2〜3年で変わります。たとえ技術が良くも悪くも変わるものです。だからこそ、追いつくためのスピード感が求められがちなんです。

2.自走力

常に自己判断が求められ、いかに自分で考えて行動できるか、という点が重要ポイントになります。そのため、指示を受ける姿勢でいる方やマニュアル通りにしか動けない方はキツイと言えますね。

サービスや商品、技術の移り変わりが早いので、他人から指示を待つのではなく、自分で先読みして行動することが求められます。

3.自ら情報やスキル・トレンドをキャッチアップし続ける姿勢と習慣

常に移り変わりゆく業界なので、自主学習することが求められます。どんな技術やアプリ、サービスが登場しているのか、どんな運用をしているのかなど、情報・トレンドのキャッチアップが必須です。

情報を読み漁ることを習慣にしたり、学習習慣を持つのが大きなポイントだと言えますね。IT業界全体への興味や関心、学びたい、調べたいという姿勢がないと、IT業界への転職は厳しいでしょう。

面接でのポイント

青空の背景の上に白ペンで電球の絵とPOINTと書かれている

IT業界への転職をする際、面接官は「本当にIT業界に興味があるの?」と疑っています。なぜなら、本当に興味を持っていないと、IT業界についていけないからです。

だからこそ、事実に基づいてきちんと興味があることを示せるかどうかが重要になってきます。ITを今後どのように活用していくべきなのか、こんな可能性を秘めているといったことを語れるかどうかも重要ポイントになりますね。

1番良いのは、自分にしかないリアルな体験を語ることです。例えば「子供の頃父親がプログラミングを仕事にしていた影響で、自分でパソコンを買ってプログラミングを楽しくしていた」というリアル体験ですね。

他にも、「旅行先で経営状態の悪い旅館を見て、もっとITサービスを利用して宣伝をすれば売上向上に繋がるんじゃないかと考えた」というようなリアル体験が語れるのが望ましいです。

面接でNGになるポイント

IT業界を志望しているのに、最新のアプリが答えられない、または使ったことがない場合、「興味あるって言ったのに知らないの?」と言われてしまう可能性があります。

これは未経験の転職者に多く見られますが、志望動機で「IT業界は成長できるから」「IT業界にとても興味があるから」というのは絶対にNGです。

IT業界への転職を成功させるためには

同業界・同業種の転職に比べて、異業界・異職種への転職は難易度が高いです。

憧れやイメージが強く、実際の業務との乖離が大きいことで、面接で落とされてしまったり、入社後「こんなはずじゃなかった…」とミスマッチでまた転職をしてしまうという失敗をする方は非常に多いです。

志望企業への内定の可能性を高めたいのなら、転職エージェントの利用をオススメします。

転職エージェントは、業界の人でないと知らないような業界の構造や将来性、具体的な仕事内容などの基本的な情報を教えてくれるだけでなく、企業ごとの面接対策や応募書類の添削といったサポートを提供してくれます。

客観的な立場から、「あなたの志向性に合いそうな企業」を紹介してくれる点もメリットの一つです。自分では見つけられなかったような、隠れた優良求人に出会える可能性もあります。

「まだ転職するか迷っている…」という場合でも、相談に乗ってもらえるので、今の仕事に悩みや不安がある方も一度相談してみてはいかがでしょうか?

担当になるキャリアアドバイザーとの相性や転職エージェントによって得意な業界や職種が異なるケースがあるので、2〜3社まずは登録してみて、最終的に自分にあったエージェントを比較検討すると良いと思います。

※以下の各転職エージェントのリンクから各社の登録サイトに直接飛べるので、そちらから早速会員登録をしてみましょう。

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また、IT業界に強い転職エージェントは、こちらの記事(IT業界に強いおすすめの転職エージェント7選)でも詳しく解説しています。

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