ITエンジニアへの転職事情は?大事なのは自己PR&志望動機だった!
この記事では、ITエンジニアの転職事情をはじめとし、現職と同じ職に転職する場合、現職とは違う職に転職する場合などに分けて解説していきます。
他にも平均年収についてもお伝えしていきますね!
ITエンジニアへの転職事情
ITエンジニアはすべてのエンジニアをまとめた総称です。システムエンジニアもネットワークエンジニアも、ITエンジニアに含まれるんですよね。そんなITエンジニアへの転職は、大きく以下の3パターンに分けることができます。
- 現職がエンジニアで、同じエンジニアへの転職
- 現職がエンジニアで、違うエンジニアへの転職
- 未経験からエンジニアへの転職
上記3パターンに分かれてきますが、もちろんあなたがどのパターンなのかによって、転職難易度や転職のやり方が変わってきます。
また、「資格が必要なのかな?」「資格があると有利になるのかな?」とか気になるところですよね。ITエンジニアは資格よりも実務経験やスキルのほうが重視されます。だからこそ、経験・スキルを高めておくのが良いんです。
では、3パターンについて次で詳しく解説していきますね。
現職と同じITエンジニア職へ転職する場合
現職と同じITエンジニア職への転職なら、難易度は低いです。例えば、システムエンジニアからシステムエンジニアへの転職などがこれに当てはまりますね。
特徴として、基本的に給与アップする傾向があります。専門スキルでの経験があるかどうか評価されるので、専門スキルを持っている場合は給与が高騰します。
ただ、同じシステムエンジニアと言っても、会社によって仕事内容が異なる場合があります。だからこそ、事前に業務の範疇を把握しておくことが大事だと言えますね。
自分自身で色々把握するのは大変なことなので、転職エージェントの利用がおすすめです。キャリアアドバイザーが会社の詳細情報を教えてくれるため、仕事内容を把握することができます。
エンジニアにおすすめの転職エージェント
現職とは違うITエンジニア職へ転職する場合
現職とは違うITエンジニア職への転職なら、そのITエンジニア職によって難易度が変わってきます。
例えば、プログラマーからブリッジSEへ転職するとした場合、転職自体は無理ではないけど難易度は高いですね。ブリッジSEは、中国・ベトナムなどのエンジニアを日本にいながら発注をして納品するのが仕事です。
具体的には、中国・ベトナムにいるエンジニアに連絡を取って、作って欲しいものを発注して滞りなく開発を進めていくという感じですね。そのため、プログラミングができると要件定義もしやすいでしょう。
実際に自分が手を動かすわけではなく、相手に手を動かしてもらうので、しっかりとコミュニケーションを取りながら納期管理もしなければなりません。だからこそ、英語を使ったコミュニケーション能力や遠隔でうまくエンジニアの人達を管理するノウハウも必須になります。
違うITエンジニア職へ転職する場合は、プロフェッショナルがライバルになるので、できる限り転職エージェントを利用するのが良いと言えます。キャリアアドバイザーに希望・要望などを相談することで、どんなキャリアを築いていくのが良いのかアドバイスしてもらえます。
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未経験からITエンジニアへの転職を希望する場合
未経験からITエンジニア職への転職を希望する場合、20代であれば未経験でも難易度は高くありません。なぜなら、伸び代に期待してポテンシャル採用してくれる会社があるからなんです。
ただ、30代で未経験となると転職難易度は高くなりますね。その理由は会社側がスキルを求めているからなんです。
30代から未経験でITエンジニアを希望するなら、TECH::CAMPなどのプログラミングスクールに通うのがベストです。スキルを少しずつ磨いて習得していけば、実務経験がなくても採用してくれる会社に転職することが可能です。
未経験からITエンジニア職を目指す場合
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30代以上はプログラミングスクールがおすすめ!
ITエンジニアへの転職に成功する人・失敗する人の特徴
ITエンジニアへ転職する際に、どんな人が成功してどんな人が失敗するのか、ここが気になるところですよね。
そこで、ITエンジニアの転職に成功する人の特徴と失敗する人の特徴を解説していきたいと思います。
転職に成功する人の特徴
ITエンジニアの転職に成功する人の特徴は、「キャリアビジョンが明確な人」ですね。なぜなら、この部分を明確にすることで自分の進むべき道がわかり、ミスマッチを起こしにくいからなんです。
例えば、Slerの世界で生きていきたいのか、それとも別の世界で生きていきたいのか考えてみることが大事です。もしSlerの世界を選んだなら、次にどんな選択をすべきなのか、ゴールセットも明確にするのが良いですよ。
一方、プログラマーを選択するなら、CTOを目指すのか、それとも専門領域を目指すのか分かれてきます。どんなキャリア形成を築くべきなのかわかっていれば、ミスマッチを防げます。
転職に失敗する人の特徴
ITエンジニアの転職で失敗する人の特徴は、「年収を上げようと転職する人」です。確かにスキルが上がると給与も上がりやすいですが、あくまでもそれは自分のスキルによります。それなのに「転職をすればもっと給与が上がるんじゃないか?」と思って転職してしまうから、失敗に終わってしまうんですよね。
まずは、未経験余地を減らすことが大事ですし、30代半ばまではスキルを高めるための転職をしたほうが良いと言えます。なぜなら、回収できるだけの経験を積んで蓄積していくことができるからなんです。
また、後になってスキルを磨きたいから転職します、となると年齢的にも難しくなってしまいます。
これはエンジニアに限った話ではありませんが、とくにエンジニアはどういう傾向が強いので注意が必要です。この点にさえ気をつければ、長期的に成功できるはずですよ。
ITエンジニアの平均年収一覧
ITエンジニアの平均年収がどれくらいなのか、この点もやっぱり気になりますよね。ITエンジニアと言っても種類が分かれるので、dodaの平均年収ランキングを参考にご紹介していきたいと思います。
職種の業務内容、やりがいなどについては各リンクから飛べるようにしてあります。詳しく知りたい人はぜひ目を通してみてくださいね。
プログラマー | 約428万円 |
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システムエンジニア | 約428万円 |
ネットワークエンジニア | 約449万円 |
サーバーエンジニア | 約469万円 |
Webエンジニア | 約430万円 |
組み込み・制御エンジニア | 約480万円 |
社内SE | 約516万円 |
ブリッジSE | 約490万円 |
以下の記事では、言語別の平均年収について解説しています。興味がある人は、こちらも合わせて目を通してみてください!
ITエンジニアへ転職するときの選考対策
ITエンジニアへ転職するときの選考対策は、以下の2つですね。なぜ上記の2つを対策すべきなのか、次で詳しく解説していきたいと思います。
自己PR
エンジニアの実務経験やスキルは、その人によって大きく変わってきます。だからこそ、実績をしっかりと伝えて知識やスキルも明確にするのがベストです。
学ぶ姿勢をアピールする、もしくは業務経験をアピールするなど、自分らしいものにしましょう。
以下に学ぶ姿勢をアピールする例文を作ってみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
自己PRの例文
また、業務ではGithubを活用しておりますが、Qiitaも使用する事ができます。
将来的には、プロジェクトマネージャーとしてマネジメントをおこないたいと考えておりますので、プログラマーとしてのスキルアップも図っていく所存です。
自己PRについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
志望動機
志望動機では、「なぜその業界・職種なのか」を明確に伝えることが大事です。熱意だけを伝えるのではなく、原体験とセットにして伝えるのがベストですね。
以下に志望動機の例文を作ってみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
志望動機の例文
IT業界は人口が減少していますが、成長し続け将来性があります。様々な分野でIT化を進めるITエンジニアになることで、多くの人達の役に立つ仕事ができると考えております。
現職では法人営業をしており、自社でも営業成績をシステム管理するようになりました。自身の成績がすぐに確認できるため、数字意識を持つようになり、会社内の営業目標達成率が上がりました。
私はIT化を進めて行く事に携わり、人々の生活を豊かにすることに貢献していきたいと考えております。
志望動機の考え方について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
面接対策をしたいのならプロを頼るのもあり
ITエンジニアが転職する際に、とくに気になる自己PRと志望動機の2つのみを詳しく説明しましたが、対策するべきことはこれだけではありません。
転職理由・退職理由、逆質問など、面接では他にも準備や対策をすることはたくさんあります。
そんなときに役立つのは、転職のプロである転職エージェントを頼ることです。転職エージェントでは、様々なノウハウを蓄積しており、どのような回答をすれば良いのかアドバイスをしてくれます。
また、面接官の視点を持ったキャリアアドバイザーが模擬面接の相手をしてくれ、どこを直せば良いのかフィードバックもしてくれます。これは家族や友人相手の模擬面接では得られないことです。
以下に、筆者がおすすめする転職エージェントをいくつかご紹介します。ただ、担当になるキャリアアドバイザーはスキルや経験によってサポートの質が異なるので、大手転職エージェントの中から2〜3社、特化型転職エージェントの中から1社程度、複数登録することをおすすめします。
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