薬剤師のバイトについて知りたい!特徴や注意点とは?

薬剤師 バイト

    「副業して収入をあげたい」「子育ても一段落したし、バイトでもしようかな」など、資格を活かして働きたいと考える薬剤師や薬剤師を目指す学生も多いのではないでしょうか。

    しかし、他に仕事をしていたり子育て中であったりすると、自分のタイミングで働けるのかや、未経験者でも働けるのかなど疑問や不安も少なくありません。

    国家資格である薬剤師は、多くのアルバイト求人があります。また、さまざまな勤務形態があるので、柔軟なシフトや時間帯で働くことが可能です。

    この記事では、薬剤師におけるアルバイトの特徴を紹介したうえで、注意点などのポイントを説明します。

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

【初めて探す人向け】薬剤師のアルバイト求人の特徴

初めて薬剤師のアルバイトを探すとき、どのような働き口があるのか、自分の生活にマッチした時間帯に働けるのか、時給はどれくらいなのか、など気になるのではないでしょうか。

薬剤師のアルバイト求人における勤務先は、病院、診療所、在宅医療を含む医療施設や現場、調剤薬局、ドラッグストアなどが一般的です。なかでも、調剤薬局とドラッグストアの求人が比較的多い傾向にあります。

調剤薬局やドラッグなら駅の近くにあることが多いため、自宅近くで働けたり、掛け持ちの人は本業の帰りに寄れたりできるなど、通勤による負担の少ない求人を見つけられるのも特徴です。

勤務形態については、アルバイトなので半日勤務、夜間勤務、土日休み、週1〜OK、未経験OKなど、幅広い求人が存在します。そのため、副業として掛け持ちするにも、子育て中の合間にするにも、職場によりますが比較的自分の生活にマッチした時間帯での就業が可能です。

時給については、2,000円以上の求人案件がほとんどなので、ほかのアルバイトに比べても高額と言えます。ドラッグストアでは、条件や内容によっては時給3,000円以上という求人もあるので、収入面を踏まえた業務内容を選択しやすいです。

高時給で稼ぎたいなら夜勤専従のバイトがおすすめ

前述したように、薬剤師のアルバイトにおける時給は比較的高めに設定されていますが、さらに高時給で稼ぎたいなら夜勤専従という方法もおすすめです。

労働基準法では、使用者は労働者に対し「22〜5時までの夜間勤務について25%以上の割増賃金で支払う」ことを定めています。そのため、日勤よりも深夜手当のある時間帯を選択することで、高時給で稼げる可能性があります。

就業の時間帯を気にせずにとにかく稼ぎたいなら、深夜時間帯も業務がある実際の求人票を参考に、日勤と夜勤でどれくらい月給が違うのかシミュレーションして比べてみましょう。

例として以下の条件であった場合、どれくらい差があるのかを計算するので参考にしてください。

  • 日勤時の時給:2,000円
  • 1日の勤務時間:4時間
  • ひと月の出勤回数:週3回で12日間

日勤の場合、時給2,000円×4時間で、1日に8,000円稼ぐことになり12日間で「96,000円」になります。次に深夜帯の月給計算です。

夜間割増の月給=日勤時の時給×1日の勤務時間×割増賃金率×ひと月の出勤回数

2,000円×4時間×1.25時間×12日=120,000円

120,000円-96,000円=24,000円

このように、1日4時間勤務でも24,000円差なので、時間を調整すれば大きく儲けられる可能性もあるのです。また、深夜時間帯以外にも、休日勤務は35%以上の割増賃金が定められているので、自分の生活スタイルに合った働き方でシミュレーションしてみましょう。

しかし、夜勤は日勤に比べ少人数での運営が多く、業務量が多くなる傾向があります。例えば24時間営業のドラッグストアなら、品出しやレジ打ちなど薬剤師業務以外にも幅広く対応するなどデメリットを理解することが大切です。

薬剤師資格があれば未経験からでも就業可能

働く場所によって業務内容は違います。そのため、薬剤師として働いたことはあっても、ドラックストアの場合は「販売系の仕事は初めてだし、採用されないのでは」と不安を感じるでしょう。しかし、薬剤師資格者を対象とした未経験OKのアルバイト求人は少なくありません。

求人サイトでは、薬剤師向け求人案件において全体の約半数が「未経験歓迎」の記載があります。もちろん、時給も前述したように2,000円以上の仕事がほとんどです。しかし、実務経験がある薬剤師に比べると、採用のハードルが高くなる可能性はあります。

では、採用のハードルを下げるためには、どのようなことにポイントを置くべきなのでしょうか。履歴書や面接では、過去のアルバイト経験や職歴、資格などによって、どのように活躍できるかを伝えるのが大切です。

例えば、過去の違う職種のアルバイト経験であっても、接客経験やレジ打ち、品出しなど経験していることは多くあります。夜間勤務や休日出勤の経験があることや、長期間勤務したことも伝えられる経験です。

また、薬剤師として、薬科大学の学生として自分の知識が活かせることもアピールポイントにできます。

薬剤師はもちろん、登録販売者などは雇う側のメリットになる資格です。薬剤師や登録販売者は、医薬品販売には不可欠な資格なので、未経験者でも採用したいと考えられる最大のポイントになります。

【資格がない人向け】薬局事務がおすすめ

薬剤師の資格はなくても、薬剤に関わるアルバイトがしたいと考えているなら、薬局事務という仕事があります。時給の相場は地域や年齢層によりますが、900〜1,000円前後になるアルバイトです。

薬局事務とは、おもに調剤薬局で事務を行う仕事になります。具体的な業務内容は、薬剤師の補助業務、患者さんへの対応や会計業務、レセプト業務(診療報酬明細書の作成など)などです。薬剤師の補助業務では、有資格者指導のもと簡単な薬剤の調合も行います。

資格も必要なく、医療や薬剤の知識や経験がなくても目指せる仕事ですが、求人数も少なく人気職種のため、求人倍率は常に高く移行しています。そのため、「調剤事務管理士」「調剤報酬請求事務専門士3級」といった資格を取得しておくと未経験でも有利でしょう。

また、業務のほとんどでパソコンを使用するためパソコンスキルが必要です。薬剤関連の仕事が未経験でも、パソコンを扱う仕事の経歴や知識があればアピールポイントになります。

更には、患者さんや病院関係者、薬品メーカーと接する機会が多い職種です。接客業務の経験による、コミュニケーションスキルも活かせるので歓迎されます。時給相場は平均的ではありますが、薬局に関わる仕事がしたい、今後の仕事に活かしたいなどの気持ちを持っている人にはおすすめのバイトです。

副業や掛け持ちでバイトをする時に注意する3つのこと

本職がある場合でも、空いた時間で少しでも稼ぎたいという人も少なくありません。しかし、今の職場にプラスして副業や掛け持ちとしてアルバイトを検討する場合、始める前に注意すべき3つ項目があります。

ここでは、上記3項目について注意すべきポイントを紹介します。

副業・掛け持ちがOKかを確認する

本業としている職場では、副業や掛け持ちが認められているのかを事前に確認しましょう。

まず、厚生労働省労働基準局監督課による「モデル就業規則、第14章第68条 副業・兼業」において、条件は多く設けられていますが「労働者は勤務時間外において、ほかの会社等の業務に従事することができる」としています。

そのため「会社の許可は必要だけどアルバイトは自由である」と考えてしまいがちです。しかし、実際には副業や兼業を認めていない企業も少なくありません。会社の就業規則などで副業や兼業禁止と謳っているか否かを確認しましょう。

また、副業先でもWワークが可能なのか確認が必要です。就業規則には法的な縛りはありませんが、会社で働くためのルールである以上従う必要があります。バレてしまうと、本職と副業両方の職を失う可能性もあるので注意しましょう。

ちなみに、管理薬剤師や公務員薬剤師の副業は、国家公務員法や地方公務員法により法律で禁止されています。

税金などの支払いをしっかり管理する

副業でアルバイトをした場合、確定申告が必要です。本業の給与所得以外に年間20万円を超える所得があった場合、翌年の2月中旬〜3月中旬(毎年、曜日により変動)に管轄の税務署で確定申告を行わなくてはなりません。

本業の職場における会社員としての給与所得分は、申告をする必要はありません。毎月所得税が源泉徴収され、会社側で年末調整を行うことで納税手続きを済ませているためです。

しかし、副業所得分は会社側で手続きは行われないため、自身で確定申告をすることが義務付けられています。

もう一点、注意したいのは配偶者控除についてです。自身が納税者であっても本業の給与と副業や掛け持ちによる給与の合計年収が「1,120万円」を超えてしまうと控除額が減額され、「1,220万円」を超えてしまうと控除自体受けられません。

そのため、副業により1,120万円を微妙に超えてしまう金額になると損をする可能性もあります。

また、副業とは関係ありませんが、配偶者の扶養内でアルバイトしたい場合にも年間の所得金額に注意が必要です。年収103万円以下に抑えないと最大38万円の配偶者控除が受けられません。

例えば、アルバイト年収120万円となり17万円超えてしまうと、最大38万円の控除が受けられません。中途半端な金額で超えてしまわないように注意しましょう。

しかし、前述したように薬剤師の資格があれば時給2,000円以上の求人がほとんどです。例えば、時給2,000円で週3回の月12日、1日4時間勤務で計算しても年収1,152,000円になります。

そのため、配偶者の扶養内で働くには、かなりシビアな時間調整が必要であることを理解しましょう。

副業や掛け持ちによるハードワークで体調を崩す

副業や掛け持ちでアルバイトを検討しているなら、体調管理に十分な配慮が必要です。

副業や掛け持ちのアルバイトは、本業の就業時間外での業務になります。そのため、夜間や休日に働くことがほとんどです。また、22時以降の割増賃金で働きたいと考える人も少なくありません。

ただでさえ本業で疲れているのに、深夜帯のアルバイトをして翌朝には再び本業へ出勤するなど、睡眠不足やハードワークで体調を崩す可能性があります。最悪入院で長期休養が必要になるケースもあり、稼ぐための行動で出費がかさむなど裏目になるケースも考えられることです。

また、本業と副業、双方の仕事が疎かになるケースもあります。アクビや居眠りなど覇気がなかったり、ミスや物忘れなど業務に支障をきたしたりしだすと、本業と副業どちらからも信用を失いかねません。

このように、副業や掛け持ちによるハードワークで体調を崩してしまうのは本末転倒と言えます。副業は、体やメンタルヘルスに影響が出ないように、空いた時間内でバランスを考慮しながら始めるのがポイントです。

慣れるまでは勤務時間数を抑え、徐々に時間を増やすなど体調管理を重視しましょう。

薬剤師の単発派遣については以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

関連記事単発派遣で働く薬剤師は高収入!?メリットやデメリットを解説!

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