薬剤師の転職で意識すべきポイントは?おすすめの転職方法も紹介!

薬剤師

    この記事では、薬剤師の転職を成功させるポイントについて解説していきます。

    薬剤師の中でもどのような薬剤師が転職しやすいのか?職場の選び方や、おすすめの転職方法まで詳しくご紹介します!

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

転職に成功しやすい薬剤師が持つ3つの特徴

まず、転職に成功しやすい薬剤師には共通する特徴があります。ここでは3つの特徴について紹介するので、自分に当てはまっているのか参考にしてみましょう。

薬剤師は勤続年数3年が転職に成功しやすい

薬剤師が転職をしやすい勤続年数は3年と言われています。

これは薬剤師の転職に限らず、全ての職種において、転職は3年くらいの勤続年数を経験していると転職活動では有利になります。なぜなら、3年目に転職することにより前職での経験を転職先で活かせることにより戦力になります。また、採用側としても3年という経験年数はまだ若く今後の育成を見据えた柔軟な採用ができるからです。

3年ほど勤続していれば、社会人の基礎的な知識やマナーに加えて薬剤師としての専門スキルの土台も身についているでしょう。

薬剤師の資格取得のために6年制の学校を卒業している場合は、新卒で24才から薬剤師として就職することになるため、3年後の27才以降の転職をおすすめします。

しかし、勤続年数が3年以上あれば必ず転職成功できるという意味ではないので注意してください。

薬剤師は20代〜30代前半が転職に成功しやすい

薬剤師の転職は、20代から30代前半が転職成功しやすいという特徴があります。

前でも紹介した通り、20代の薬剤師の場合は、薬剤師としての3年以上の実務経験があると転職市場で歓迎される傾向があります。また、30代前半でも病院や調剤薬局などでの実務経験がなくても、転職成功するケースが多いです。

しかし、30代後半になってくるとマネジメント経験やプラスアルファの要件を求められることが多くなります。そのため、単純に薬剤師としての実務経験を活かした転職活動であれば、20代~30代前半の方が成功しやすいでしょう。

薬剤師はマネジメント経験があると転職に成功しやすい

薬剤師や従業員のマネジメントや、店舗内の医薬品・設備の管理業務を行う管理薬剤師の経験がある人は転職しやすくなる可能性が高いです。

また、小さな薬局での勤務をしていて店舗運営全般を1人で行っていた管理薬剤師もいるでしょう。同じ管理薬剤師でも、複数名のマネジメント経験がある人と少人数で店舗を運営していた場合では転職面接でのアピールポイントが異なります。

このように転職で管理薬剤師の経験をPRしたい場合は、伝え方に注意が必要です。

また人事院によると、2人以上の薬剤師をマネジメントしている薬局長ポジションになると、薬剤師よりも10万円以上月給が増えます。管理薬剤師になれば、転職の際にマネジメント経験のアピールもできますし、高年収も狙えるのでおすすめです。

薬剤師に転職をおすすめする3つのタイミング

薬剤師が転職を考えるタイミングは人それぞれで異なります。しかし、転職をする時にはタイミングというものがあります。ここでは、薬剤師に転職をおすすめするタイミングについて、3つのパターンをご紹介します。

労働条件が入社前と異なった

現在の職場に入社する前に提示されていた労働条件と、入社後の労働条件の実態が大きく異なる場合は転職を検討して良いタイミングと言えます。

企業は、新しい人材を採用するときに給料や仕事内容、勤務時間について情報を提示する義務があります。もし、求人に応募するとき~内定、入社までに必要な労働条件がきちんと説明されていなかった場合は、転職を考えても良いでしょう。

結婚・出産・育児により生活が変わった

結婚や出産・育児が理由で生活スタイルを変えたいときは転職を検討しても良いでしょう。

大手転職サイトのdodaによる転職理由ランキングを見ると「ほかにやりたい仕事がある」「残業が多い/休日が少ない」といった理由に加えて「家庭環境の変化」や「女性が働きにくい環境であることが不満」という理由もトップ10にランクインしています。

女性の場合はとくに、結婚や出産・育児などライフイベントが発生するタイミングで、働き方や場所を変えたいと考える傾向があります。

キャリアアップをしたい

転職理由の中でも「専門スキルをもっとみがきたい」「幅広い経験を積みたい」など、前向きにキャリアアップを望む声が増えてきています。

もちろん、残業を減らしたい・会社の将来性が不安といったネガティブな声もありますが、前向きにキャリアアップをしたいという転職理由は、転職市場でも評価されやすいでしょう。

たとえば、薬剤師として管理職を目指したいがポストが空いていないため実現しづらい、小さな薬局ではなくてもっと多くの患者様と関われる薬剤師になりたいなど、キャリアアップを目的とする場合は転職を検討するタイミングです。

以下の記事では薬剤師の転職に適した時期を詳しく紹介しています。自分がいつ転職したほうがいいのか、など少し不安に思う人は必読です。

関連記事繁忙期は避けるべき!薬剤師のオススメ転職時期を教えます!

【職場別】薬剤師の転職先の特徴

薬剤師の転職先として、どのような職場の種類があるのでしょうか?

ここからは、ドラックストア、調剤薬局、病院での薬剤師の働き方についてお伝えしていきます。

ドラッグストアの特徴

ドラックストアの薬剤師は、医薬品の服薬指導や成分の説明など行います。昨今では、大手ドラックストアの中に調剤薬局部門を併設して店舗展開する企業が増えているため、複数の勤務地から就職先を選べる点が特徴です。

なお、ドラックストアにいる登録販売者は薬剤師のように調剤業務ができません。そのため登録販売者の欠員が出た場合は、薬剤師が代わりに出勤をするケースもあるそうです。

そのほかの特徴としては、薬剤師の資格は生かせるものの医薬品以外の日用品、化粧品、生鮮食品などさまざまな商品を扱うところです。

薬以外の商品知識を身に付け、接客と店舗運営業務を行うため、薬剤師の知識以外にも覚えることが多く大変な面もあるでしょう。

調剤薬局の特徴

調剤薬局では、医師の処方せんをもとに調剤業務を行い、患者様に適切な薬の服用方法を指導したり薬歴の管理をしたりします。

メインのお客様が医師から処方せんを受けた患者様となるため、調剤や服薬指導の業務に集中できるため、薬剤師として専門スキルを発揮しやすい点が特徴です。

調剤薬局の薬剤師は、提携している病院やクリニックとのコミュニケーションが重要になるので、提携病院の診療が終了するまで調剤薬局を開けておかなくてはならないこともあります。

また、患者様のご自宅に薬を直接届ける業務が発生する可能性もある点もドラックストアとの違いと言えます。

病院の特徴

病院勤務の薬剤師は、通常の調剤業務に加えて治験や救急救命業務がある点が特徴です。病院内の医師、看護師やさまざまな医療チームと連携して、薬の専門家としてスキルを発揮できる業務です。

なお、院内処方と院外処方のどちらの処方スタイルかによって、仕事内容も異なります。院内処方の病院勤務を選んだ場合は、病棟業務として入院中の患者様に対して服薬指導を行います。

薬剤師の転職先の見つけかた

薬剤師の転職先の見つけ方には、友人からの紹介や、求人媒体経由で探す方法、転職エージェントなどさまざまな方法があります。

ここでは、キャリアアドバイザーとして働く私の経験値で、転職先の見つけかたに関して特徴を一覧表にまとめてみました。

求人の量 求人の質 内定獲得サポート アドバイスの質
友人紹介 × ×
求人媒体 × ×
ハローワーク
転職エージェント

友人に紹介してもらう

転職先の見つけ方として、友人経由で転職先を紹介してもらう方法があります。同じ学校出身で薬剤師としている友人の職場を紹介してもらったり、友人に薬剤師がいないか尋ねたりして友人経由で転職先を探していきます。

友人がいれば職場の雰囲気や働き方など、具体的な情報を得ることができる点が魅力です。入社後のミスマッチを防ぐという意味でも大切なポイントでしょう。

ただし、友人が人事採用に詳しくなければ、職務経歴書の作成や面接アドバイスは受けられない点に注意が必要です。

求人媒体を利用する

薬剤師の求人は、求人媒体で探すことができます。転職経験のある人は、1度は転職サイトに登録したことがあるかもしれません。

医療業界に特化した求人媒体だけでなく、薬剤師の職種に特化した求人媒体もある点が魅力です。ただし、求人媒体のたくさんの求人数の中から、自分にぴったりの求人を取捨選択するのは大変な点と言えます。

ハローワークを利用する

各地域にある公共職業安定所(ハローワーク)を使って、薬剤師の転職先を探す方法があります。ハローワークは各都道府県が運営しているので、あまり求人媒体には掲載されていない、地域に根付いた中小企業の求人を見つけられることもあります。

地元で転職をしたい人にはとてもおすすめできる方法です。

ハローワークは転職エージェントのように営業電話や求人紹介のメールが何通も届くことはありませんが、しかし転職エージェントほど細かな転職アドバイスを受けられないことも多いので注意しましょう。

転職エージェントを利用する

薬剤師の転職先を見つける方法として、転職エージェントを利用することをおすすめします。転職エージェントは、転職をしたい求職者に対し転職支援をするプロです。

どのような理由で転職をしたいかしっかりヒアリングを行いながら転職軸を一緒に整理してくれたり、数ある求人の中から条件を絞って、求人紹介をしてくれたりします。

転職エージェントに相談すれば、どのような自己PRをしたらいいか客観的な意見をもらうことができて、入社まで伴走型でサポートをしてもらえるので、安心して転職活動ができるでしょう。

確かに私がキャリアアドバイザーであるので転職エージェントをおすすめしたくなるかもしれませんが、実際に1人ではなかなか難しい転職活動でも、転職エージェントという強力な助っ人がいることは転職者の心強い味方になります。

ただし、転職エージェントは皆さんに求人を紹介することで運営を行う民間企業なので、ときには営業電話や求人紹介の案内メールがたくさん送られることもあります。

薬剤師の転職で失敗しないための3つのポイント

ここからは、薬剤師の転職で失敗しないための転職ポイントを3つご紹介します。

条件が良すぎる・長期間募集している求人は避ける

ほかの求人に比べて、明らかに条件が良すぎる求人や、半年~1年以上の長期にわたって募集を出し続けている企業の求人は避けるのがおすすめです。

条件を良くしていたり長期間募集を出していたりする求人は、慢性的に人手が不足している職場である傾向があります。

これらの求人が、一概にブラック企業とは言えませんが、「なぜこんなに条件を良くしているのか?」と考えるくせをつけるようにしましょう。

どんなに採用がうまくいっても、何らかの理由で早期離職が続いている職場は、繰り返し求人を出し続けている可能性が高いです。

「店舗数を増やす、売上好調で拡大募集を行う」などの理由ではない限り、長期間募集し続けている求人については気を付けるようにしてください。

条件や業務量について確認をおこなう

働くうえでの労働条件や、仕事内容、仕事の量などは、必ず転職前に細かく確認をしましょう。

転職後に「こんなに残業があるなんて聞いていなかった!」「面接で聞いていた話とニュアンスが違う!」と、後悔した経験のある薬剤師もいるのではないでしょうか。

あとの祭りにならないためにも、入社前に疑問や気になる点は、遠慮せずに確認しておきましょう。面接中に聞きづらいことがあれば、転職エージェントを通して質問しても大丈夫です。

職場見学に行く

入社前に実際の職場に足を運び、自分のイメージと相違ないか確認することをおすすめします。

面接官の人事担当者と話が合ったとしても、実際一緒に働く社員と仕事の進め方や考えが合わずに辞めてしまうこともあります。とくに小規模の薬局に転職する場合は、少人数のコミュニティの中で働き続ける必要があるので、その場の雰囲気や人間関係との相性は重要なポイントとなります。

薬剤師の転職をするときは、可能な限り職場見学を希望する旨を伝えて、どのような人が同僚になるのか、どのような患者様がいるのか自分の目で確かめるようにしましょう。

転職時に失敗しないためのポイントは以下の記事でも詳しく解説しているので合わせてご覧ください。

関連記事転職に失敗する薬剤師の特徴とは?体験談や失敗しないための方法を徹底解説!

薬剤師の転職は転職エージェントの利用がカギ!

ここまで、薬剤師の転職理由や転職先の職場の種類、転職をするときの注意点などを解説してきました。

最後に、薬剤師の転職で転職エージェントを利用する場合、どのようなサポートを受けられるのか具体的にご紹介します。

転職理由のヒアリングと転職軸の整理をしてくれる

転職エージェントに登録をすると、まず最初にカウンセリングを実施してくれます。

最近ではコロナの影響で、オンラインカウンセリングに切り替えている企業も多いですが、企業によっては対面での面談も可能です。

「なぜ転職したいのか」「転職したらどんあ働きかたをしたいのか」「転職するうえでの懸念点」など、様々な項目を一緒に洗い出して転職を軸を整理してくれます。

複数の企業の中から適した求人を代わりにピックアップしてくれる

ハローワークや求人媒体経由で応募先を探す場合、たくさんの求人の中から条件を見比べるのに時間がかかってしまいます。

転職エージェントを利用すれば、希望条件に合わせて求人を紹介してもらえるので時間が無い人にはメリットと言えます。

また、自分が考えていなかったような別視点で求人の提案をしてもらえることもあるので、1人で応募先を探すよりも転職先の可能性が広がります。

職務経歴書の作成をサポートしてくれる

初めて転職をする人は、職務経歴書をどのようにまとめたらいいか分からないことも多いでしょう。

転職エージェントによっては、職務経歴書の添削や作成代行をしてくれるので安心です。

求人応募や面接日程の調整などを代行してくれる

転職活動を本格的に始めると、複数の企業への応募やり取りや、面接日程の調整作業が発生します。

現職で忙しい人にとっては、面接日程の調整をメールや電話でやり取りするのも一苦労です。転職エージェントに頼めば、これらの調整作業をすべて代行してもらえるので嬉しいポイントです。

面接対策をしてくれる

転職エージェントにお願いすれば、自己PRの練習や、本番さながらの模擬面接を実施してもらえます。

1人で練習するよりも、リアルなロールプレイングができる方が安心して本番に臨めるでしょう。

細かい労働条件の確認や疑問点を解消してくれる

転職活動を始めると、給料や勤務時間だけでなく、さまざまな細かい点を確認したくなるものです。

1つひとつ自分から企業に問い合わせるよりも、転職エージェントを通してまとめて質問してしまう方がスムーズでしょう。

自分で企業ホームページをながめて調べるよりも、企業の情報に詳しい転職エージェントに聞いて、疑問を解消することをおすすめします。

入社するまで手続きまわりもサポートしてくれる

転職活動の始めから、実際の選考途中のサポート、そして内定が決まって入社するまで転職エージェントは常に伴走をしてくれるので安心です。

せっかく内定をもらえても退職交渉のやり方が分からなかったり、入社手続きに関してトラブルが発生する可能性もあります。入社する日まで、どんなことでも質問ができる点は転職エージェントの魅力でしょう。

以上で転職エージェントを利用するメリットとその流れを紹介しました。しかし、実際に転職エージェントを利用するとなってもどこの転職エージェントに登録すれば良いのかわからないという悩みをよく聞きます。

以下で、薬剤師さんに特化した転職エージェントの中でも、高い実績や満足度を誇るエージェントをご紹介します。

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