チームで未来を創る事。
こんにちは。アクシス代表の末永です。社長ブログです。
4月以降、また更新が滞ってしまいました。
お陰様で?コロナ自粛期間も変わらず、むしろ忙しく気がつけば2ヶ月以上が経過していました。
早いもので、今月7月は通期ラストの月で、いよいよ8期目が終わろうとしています。
毎年そうですが今期も色々とあった期ではありますが、最後まで気合いを入れて有終の美を飾りたいです。
この数ヶ月は、いくつかの出会いも、別れもありました。
個人としても、経営者としても色々な想いや感情もありましたが、それを通じて、また一つ学びを得られたと思いますし、より強く良い会社と組織にしていきたいと腹を括れました。
期末を迎えた後にブログに今期の総括をまとめようと思ったのですが、この数ヶ月に実施した社内の相互理解研修や、新卒・中途採用時に候補者の方たちから、社長ブログで会社についてカナリ具体的に情報開示・発信している事に対して、ポジティブな反響が多くいただけました。
そこで、少し早いですが来期以降を見据えて書いてみる事にしました。
出版について
6月15日に初の転職本を出版することができました。
詳しくは、以下のnoteでも書いているので宜しければご一読ください。
・僕がすべての人にキャリアリテラシーを届けたい理由【転職本の出版のお知らせ】
昨年10月から平日夜と土日を使って、コツコツ書いてきたものがようやく形にできました。
アクシスのビジョンの1つとして、
働くすべての人のキャリアリテラシーを高め、転職・キャリアに関する情報格差をなくす
を掲げています。
今月〜来月には、もう1冊のキャリア本の出版を予定しています。
創業以来、対面での面談とWEBメディアを通じて、ビジネスパーソンのキャリアリテラシー向上に取り組んできましたが、書籍というまた異なるフォーマットで提供できる事はビジョン実現に向けての大きな前進と捉えています。
コロナショックについて
お陰様で、アクシスは現時点では大きな打撃は受けずに、お仕事をさせていただけています。
ただし社員と家族に対する感染防止に対しては継続的に取り組んでいくべく、6月、7月以降も、原則リモートを継続しており、とは言え、カルチャーや相互理解を大事にするために、チームごとの週1ローテション出社制を導入しています。
感染拡大防止については一定きちんと取り組みつつも、経済活動を過剰に反応して止める事はしませんし、成長は変わらず加速していきます。
3月〜6月は、コロナに対する経済自粛により、採用活動保留という影響は一定ありましたが、これからはそれによる不況というフェイズに入ってくるでしょう。
恐らく、一部の業界・大手企業を中心にコロナによる打撃を受けて不況がしばらく続くと見立てています。
ただ、個人的には特にHR市場は、コロナ前までの3~4年がバブルであったと捉えており、ある意味適正化されるという解釈をしています。
しかし、外部環境にかかわらず、きちんと自分たちの実力を高めて、顧客に対して圧倒的な付加価値を提供していけなければ生き残ることもままなりません。
改めて、こなす仕事、回す仕事をしていないか?と自問自答し、本質的な顧客価値に向き合い、足腰を鍛える良い期間と考えています。
今期予算と3ヶ月経営計画について
3カ年計画の2期目となる今期の予算については、コロナやプラットフォームの変動という外部要因も0ではないですが、急な新人の増員やマネージャー異動なども内部要因が大きく、残念ながら予算達成は難しい状況です。
そこで目線を落とさず、歯を食いしばり、今期をやり切りつつ、来期への仕込みを継続的に取り組んでいけるかが勝負の分かれ目になると考えています。
来期が3カ年計画の最後の期となります。
単年度の通期の積み重ねこそが大切ですが、3カ年計画の最後である来期を最後笑って終えられるよう、みんなでやり抜きたいと思います。
チーム経営のその後
以前からブログでワンマン経営体制からチーム経営へ転換すべく、一枚岩プロジェクトに取り組んでいる事をお伝えしていきました。
会議や全社視点での議論や意思決定に不慣れなメンバーも多く、一部チーム崩壊の危機もありましたが、個人的にはそれも一時的な通過点として発生する事は織り込み済みであり、時間はかかりつつも着実に前進していけていると考えています。
実際に、来期予算についてはもちろんですが、これまで僕がすべて一人で考え、意思決定してきたミッション・ビジョン・バリューと、長期事業構想、中期事業戦略についても現在一緒に議論しています。
最初にストレッチした高い期待値や要望があり、それに沿った機会とノウハウ、さらに慣れと学習により、視点・視座は高まっていくものと考えています。
一定の工数を割く取り組みですが、粘り強くやっていきます。
人間や組織というのは、不思議なもので、人数が増えていくと、たった数年前は、僕自身、社会人経験のないインターン生に対しても経営目線を要望していた事が、気がつくと組織としてインターン生に対してそれをする事をしなくなっていきます。
高い期待値と要望はすべてのスタート地点であると戒めて、意思を持って要望を続けていきたいと思います。
初心に立ち返る事
ミッション・ビジョン・バリューや、長期事業構想、中期事業戦略を議論する中で、僕自身強く思う事は、「べき論」や「理想」だけでは事業はグロースしていかないという事です。
自分達自身が当事者として、やり抜ける、やり切れるのか?
しんどい事がたくさんある前提で、それでもやっていきたいのか?
ここが置き去りにされていたら、どんなにすばらしい目的も展望も、戦略も絵に書いた餅で終わります。
実際に、当事者としてやり切るのも、継続するのも、実現させるのも、達成を分かち合うのも、自分たち自身です。
ここにきちんと向き合わずに、机上の空論や原理主義に陥り、キレイな議論や言葉の整理を目的にしてしまうと、それに割いた時間や工数が無駄になってしまうどころか、むしろこれまでのベースさえも守れず、自ら破滅に向かっていってしまいかねません。
だからこそ、初心や原体験に立ち戻る事が大切なのだと思います。
そしてそれができるのは、アクシスという会社においては僕しかいません。
その役割と責任があるのだと改めて実感しています。
来期とそれ以降の3ヶ月経営計画について
アクシスとして、最初の3カ年経営計画を来期で終え、さらに再来期からの3年間を描いていく中で、色々と次のステージが見えてきています。
以前からこのブログでも書いている戦略としてSMS戦略を掲げていますが、それには継続的な投資原資も必要になります。
足もとで毎年利益2.5億~3.5億程の営業利益を創出する事ができるようになれば(事業力・組織力・経営管理力・成長力/期待値なども含めて)、マザーズ上場企業クラスの実力と言っても憚られる事はないと思いますし、擬似的には、毎年スタートアップで言うところのシリーズAラウンドの資金調達を資本コスト0で行う事ができるのです。
もちろん、「資金さえあれば」ではありませんが(むしろ、いかにお金を使わずに知恵や創造力で事業創出するかの方が大切である事に変わりはありませんが)、事業や組織力としての会社の実力も伴っている前提と考えれば、そこに資金をかけ合わせる事で、レバレッジが効いて新しい事業創出や事業グロースのスピードが一気に加速していくと考えています。
そこで、ようやく、2012年から掲げ続けているミッション・ビジョンや、それを実現する上での2014年からの「3本の矢」の戦略、2018年からの「SMS戦略」のすべてが実現に向けて加速していく事ができます。
1つ1つ着実にパズルのピースが埋まっていき、気がつけば、スノーボールが加速し、はずみ車の回転速度は止められない程になっていくのです。
5年前に考えた15年間の用意周到な計画を具現化させる事。
それと同時に、僕個人ではとても創造もできない程の社会や市場の理想を描ける、そんな仲間やチームを集め、育て、一丸となる事。
そして、みんなでさらなる理想的な未来を一緒に思考し、実現し続けていけたらと思います。
終わりがないから、面白い。
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