ビジョン。
こんにちは。アクシス代表の末永です。社長ブログです。
個人的に定期的に文章に自分の内面を書き残しておかないと、自分が今どこにいて、これからどこを目指すのかが見えなくなってしまう事が多くあります。
経営は非常にしんどい事が多い。実際寝ている間も含めて24時間、365日、仕事や経営について考え続けてしまうという職業病的な側面があります。
もちろん周囲にとっても、四六時中そんなあり方をしている人間はどうにも付き合いづらく、私生活や社会生活においても若干疎まれることも少なくありません。
「真面目にビジネスのことばかり考えているのが格好良いとでも思っているんだろう」くらいに思われてしまうかもしれません。
もちろんやや疲れてきている40代で意識高い系の20代ではないので、そんなつもりはなく、考えたくなくても延々と苛まれてしまっているというのが適切な表現でしょう。
しかし、それくらいに死ぬほど考え続けていたところで、経営は思った通りにならない事がほとんどです。
こんな具合にしんどい事が続くと、視野も狭くなり、「なんのために、こんなに大変な目にあってまで俺はこの会社をやっているのだろう?」という問いが浮かんできます。
粗利1億円くらいまで実質の個人事業主=一人社長時代が長く、自由でリスクがない形で仕事をしてきたところからリスクを背負って組織化したためになおさらそう思うことがあるのです。
これは決して悲観的な愚痴を吐露したいのではなく(一定はそういう側面もあるかもしれませんがw)、自分はそれくらい人生における目的論やビジョンに期待をしており、それをガソリンに生きている人間なんです。
リスクや責任を背負う事は、失敗ばかりだし、しんどいというのは痛いくらいに身にしみて理解しています。
ただそれを上回る自分の人生にとって価値ある「意味」。きっとそのために生きているのだと思うのです。
もしその意味を見いだせなくなってしまったとしたら、自分はすぐに会社を手放すでしょうし、ビジネスという世界からさえも離れてしまうかもしれません。
ステークホルダーからすると異論もあるでしょうし、ある意味無責任な発言かもしれませんが、会社の存在意義というのはどこまでいっても創業者独自の意味、すなわちビジョンなのだと思うのです。
組織化をすると、固定費・販管費が増えて、損益分岐点を超える売上(粗利)が必要になります。
そうすると売上のための顧客対応が発生するケースもあります。
その際に、自分はこのお客さんを幸せにしたいのか?本気でそう思えるのか?という問いがあります。
率直に言うと、誰でも幸せにしたいとは思えません。お客さんを選ぶというのは、ある意味でプロ失格かもしれません。
でも、自分は、「頑張りたい人のために、頑張りたい。」
ある意味で昭和的で令和にそぐわない「お節介」であり、ある意味での多様性の否定であり、「それってあなたの解釈ですよね?」と言われたとしても、主観こそが意味の世界であり、ビジョンなのだと思うのです。
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