8期が終わりました。

こんにちは。アクシス代表の末永です。社長ブログです。

お陰様で、アクシス株式会社は、7月末で8期を終える事ができました。

今期もあっという間でした。

今期は、育児も含めて、多くの事を同時並行して取り組んでいたので、僕個人としてもとても目まぐるしく終わった期でした。

  • youtubeの台本作成・撮影
  • 広報活動
  • 書籍出版・執筆
  • 事業・組織再編
  • 新卒採用活動
  • コアメンバー会を発足しチーム経営の取り組み
  • コロナショックへの対策

正直、ここ数年ずっとかもしれませんが、自分の時間というのは皆無で、息を止め続けて走っているような感覚で少し疲れましたw

相変わらず、仕事と家族以外ではほとんど人に会えていません・・。

通期全社総会を開催

8期が終わり、いよいよ9期目が始まりました。

昨年に続き、外部に場所を借りて、通期総会を実施しました。

※検温・アルコール消毒・マスク着用徹底で、一部メンバーを除き、あえてリアルの場で実行する事にしました。

業績成果として、前期比では、売上162%成長、営業利益も753%成長となりました。

実は高い目標だったとは言え、当初目標からすると達成率は66.3%と大幅に未達となり、かなり厳しい結果でした。

そうした背景も含めて、今回の通期総会テーマは「変化」としました。

コロナ禍、それに付随するリモートワークや不況など、多くの変化が起きている中で、それに受け身で反応的になり、流されるのではなく、自分たちから自ら変化を仕掛けて、起こしていく側であろう。

そして、これからより厳しい時代になっていく中で、変わらずにミッションを追求し、必ずビジョンも目標も達成しよう。そういう意思を込めて決めたテーマです。

手前味噌ながら、やって良かった。良い会になったと感じています。

総会を企画・準備・段取りしてくれたコアメンバー会の皆さん、ありがとうございました。

アクシスのメンバーの皆さん、1年間お疲れ様でした。改めてありがとうございました。

今期も引き続き、宜しく御願いいたします。

原点に立ち返る

8年も経過したのかと感慨深く、週末に、創業時に登記簿謄本を取りに来た松陰神社前にある世田谷区法務局と目の前にある若林公園に行ってきました。

8年前、ここで一人で登記を完了して、公園のベンチに座ってボーっとしていたのを今でも思い出します。

振り返ってみると、自分は起業してからとても遠回りしてきました。

前職の友人のスタートアップも含めると、28歳と割と早いタイミングで起業(最近は大学生も普通に起業するのでそうでもないのかもしれませんが)したのですが、それから5年程は方向性を模索する事にばかり時間を使ってしまいました。

気がつけば、37歳と決して若くはありません。

もっと早くに意思決定してリスクをとって動き出していければ・・と思う事も正直ありますが、もちろんその間、何もしていなかったわけでないので得たものもあります。

「自分は何のために生きるのか?何のために人生を賭けるのか?業界や市場の課題や未来はどうなっていくのか?」そんな事を創業から5年程毎日ずっと考え続けていました。

逆に、それだけの時間をかけた事によって、自分の中で何のために生きるのか?何のために人生を賭けるかについて深く腹落ちでき、些細な事でブレる事はなくなりました。

業界や市場を広く深く知る事ができ、何が本質的課題で、市場は今後どういう方向性に向かっていくのかについて直感的にわかるようになりました。

当事はHRテックという言葉も存在せず、人材領域でビジネスをやっているだけで、なぜかマウンティングされたりバカにされる事さえありました。

それでも妄想も含めて、5年程の時間を費やしてHR分野で想定されるビジネスモデルのほとんどを無駄にリサーチしたり、考え尽くした事によって、その後出て来るビジネスモデルはすべて既視感があり、想定外のものが出てくる事もなくなりました。

もちろんビジネスは、考える事のみに価値はなく、実行して、試行錯誤し、成果を出す事がすべてです。

つまり、

  • あとはどういうタイミングで、優先度と順番でなぞっていくか。
  • それをよりスピーディーに力強くやるための投資原資としての資金と、組織をどう創っていくか。

だけだと考えています。(それがとても難しいのですが・・)

自分のために生きるなんて虚しい

一人でビジネスをやっている時間が長かったためか、自分に向き合ったり、考える時間が多くありました。

一時的には、嫉妬であったり、焦燥感だったり、劣等感だったり、色々な想いが錯綜しました。

それでも、「感情に流されるのではなく、ここにおいての本質は何だろう?」と自分に問いかけ続けました。

そうした思考を繰り返し続けてきた結果、わかった事は、一言で表現してしまうと、「自分のために生きる事は虚しい」という事でした。

今思えばですが、自分ひとりだけでビジネスをやって、自由な時間とお金を得ていた当時の自分だからこそ、感じていた事かもしれません。

僕自身の価値観として、

  • 前向きで、素直で、真剣だけれど、うまくいっていない誰かの役に立ちたい。
  • そして、それは、一部の数少ない人だけでなく、より多くの人に届けたい。

というのが強くありました。

逆に、自分自身が何者かになりたい。有名になりたい。莫大の富がほしい。誰かに尊敬されたい。誰かに褒めてもらいたい。自由で幸せな人生を送りたい。

という欲求が、0とまでは言わないものの、ほとんどないのです。

正直に言いますと、俗物的でくだらないとさえ思ってしまうところがあります。

僕は、

人間、色々な個別事情はありながらも、本来あるべき役割・責任をまっとうし続けようとする姿勢こそが尊いし、美しい。

という信念のようなものがあります。

綺麗事や理想論かもしれませんが、だからこそ難しく追求する事は尊い事ではないかと思うのです。

では、人に関わるビジネスを生業とする僕の役割・責任とはなんぞや。

それを探求・追求して、より多くの人に価値を提供して、少しでもその人達の幸せに貢献できたとしたら、それは人生を賭けるだけの意義がとてもあるんじゃないか。

これも究極を言えば、エゴなんだと思います。自分の納得感のために生きる事ですから。

それでも、どうせエゴを発揮するのであれば、そしてそこに少しでも影響力を持たせていただくのであれば、自分のためのエゴではなく、人のためのエゴであるべきではないか。

辛い事、しんどい事の方が多いのが現実ですが、そんな事を考えて、仕事をしています。

9期以降どう生きるのか

9期目がすでにスタートしています。

冒頭でもお伝えした通り、通期総会のテーマを「変化」としましたが、今期テーマは「未来を創る」としました。

変化はあくまで手段であると考えた際に、自分たちのありたい姿や未来に対する明確な意思が必要と思ったのです。

そこに対して想いを巡らせ続け、具体化していく事で、今をどう変化させていくべきかを同時に考え、先んじて仕掛けていく。

この連続と思うのです。

僕の描いている未来や理想は社内では何度もお話させていただいてきましたが、改めてアップデートさせたいと煮詰めているところです。

なので、アクシスのみんなにも是非自分たちの未来を、理想を考え続けてもらいたいと思います。

そんな事をみんなで語り合う機会や時間を今期は増やしていきたいです。

この1年、アクシスならびに、末永に関わってくださったお客様、パートナーの皆様、社員の皆さん、改めまして、本当にありがとうございました。

これからの1年も、宜しく御願い申し上げます。

2020年8月10日 末永 雄大

 

 

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