サイバーエージェントが激務でやばい?転職のプロが噂を徹底検証

サイバーエージェントが激務でやばい?転職のプロが噂を徹底検証

    サイバーエージェントへ転職するにあたって、不安な噂を元社員・転職のプロが徹底検証!

    サイバーエージェントは市場価値が上がりやすく、若いうちに貴重な経験を積めるので、特に第二新卒の転職にはおすすめ!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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サイバーエージェントは激務

転職エージェント末永 末永

「激務」の基準や、サイバーエージェントの中でも事業部によって異なりますが、一般的には「激務」と思われるような働き方をすることも多い会社です。

ビジネスモデルに左右されたりと、いくつか理由がありますが、主には「モチベーションが高い人が多い」「仕事量が多い」ことが原因だと思います。

サイバーエージェントに就職する人の多くは、新卒・中途問わず、仕事を通じて成し遂げたいことが明確な人が多いです。仕事やその成果に貪欲な人が多いので、業務時間が長くなることも少なくありません。

また、仕事量はライフスタイルによって調整することが可能なようですが、20代・30代が社員のほとんどを占めるため、自分の成長のために多くの仕事をこなすことが多いようです。

最近では、23年新卒の初任給が80時間の残業代込みで42万円であることが話題になりました。

口コミサイトや退職した社員の話などを聞いていると、80時間の残業が恒常化しているわけではないようですが、繁忙期では80時間を超えて残業することもあるようです。

今回はわかりやすく、サイバーエージェントの主要な3事業部がどのような働き方をしているのかをご紹介します。

メディア事業部

サイバーエージェントの中で最も歴史のあるメディア事業部ですが、他の部署と比べると比較的労働時間の融通を利かせやすい部署である可能性が高いです。実際の正確な残業時間は分かりませんが、広告事業本部よりは少ないと考えられます。

というのも、扱っているのがAmebaブログやABEMATVなどの自社商品であるため、開発や運営にあたってクライアントの要望や納期などに追いかけられる事が少ないと考えられるためです。

ですが、営業などのフロントに立つ仕事はクライアントの都合に左右されることも多い職種ですので、この限りではありません。

広告事業本部

広告事業本部はサイバーエージェント内で最も忙しい部署です。私自身サイバーエージェントの広告事業本部に所属していたことがありますが、その経験を踏まえると月60から70時間の残業が平均的なのではないでしょうか。

ですがこれはあくまで平均で、担当しているクライアント数が多かったり、予算が大きいクライアントを担当していると、月100時間を超えることもある印象でした。

このような働き方はサイバーエージェントに限らず、インターネット広告代理店にはよくあることです。

これにはビジネスモデル上、手数料商売になること、他社との差別化が難しい商材であることが影響しています。

下記の画像をご覧ください。

広告代理店は実際の広告の取扱高の15%前後を手数料としていただいているため、いかに予算の大きい広告を取り扱うか、いかに多くのクライアントを獲得するかが重要になってきます。激務になりやすいことは想像にたやすいですよね。

また、他社との差別化が難しい商材のため、顧客の要望に期待値以上で応え続けることで運用を継続させてもらえます。営業で顧客折衝業務がありつつも、レポート作成や数値分析などの細かな作業や時間が膨大にかかるため、長時間労働になりやすいのです。

転職エージェント末永 末永

このように激務と言われることの多い広告事業本部ですが、私は転職者のみなさんにこの部署を一番おすすめします。

転職エージェント末永 末永

というのも、広告営業という、無形商材の法人営業の職種が最も市場価値を上げやすいというだけでなく、サイバーエージェントという環境は、やはり圧倒的に成長できると思うからです。

まず無形商材の法人営業について説明すると、有形商材営業・個人営業よりも難易度が高く、売れ行きが商材よりも営業担当者に依存するため、転職市場でスキルを評価されやすいんです。

説明するよりも見てもらった方がわかりやすいので、こちらの表をご覧ください。

有形商材 商品の売れ行きは製品の値段・スペックや組織的交渉力などに拠る
無形商材 商品の売れ行きは営業担当者自身のヒアリング能力やコミュニケーションスキル、課題解決能力や専門性に拠る
個人営業 決裁額が低い
法人営業 高額な決裁であり、決裁者が複数人いることもあるので個人営業以上に人を説得できる論理的・合理的な提案が必要

このように、無形商材の法人営業というのは、営業職の中では最も市場価値の高い職種なんです。転職やキャリアアップを見越しているのであれば、経験して損のない職種です。

次にサイバーエージェントの成長環境についてご説明します。サイバーエージェントには若手のうちから成長できる環境がある、というのはよく聞く話かもしれませんが、私もこの意見に賛成です。

多くの仕事をこなせば単純に考えてそれだけの力はつきますし、失敗をチャレンジとして評価する風潮があるのも大きいと思います。中途で入社しても心配ありません。頑張って挑戦した上での失敗はきちんと評価してくれる会社です。

もしここまで記事をお読みいただいた人で、サイバーエージェントへの転職に興味のある人がいれば、ぜひ弊社のすべらないキャリアエージェントにご相談ください。

サイバーエージェント出身の私をはじめ、サイバーエージェントの内部事情に詳しいキャリアアドバイザーが多数在籍しています。長時間労働や激務など、入社するにあたっての不安を解消した上で納得できる転職をご支援しています。

また、弊社は「企業ではなく、個人に向いた転職支援」を掲げているので、無理に求人をご紹介することはしていません。

サイバーエージェントへの転職を迷っている人も、転職するかどうかをそもそも決断しかねている人の相談にも乗っているので、お気軽にお問い合わせくださいね。

サイバーエージェントへの転職なら

ゲーム事業部

ゲーム事業部も具体的な残業時間の明言は難しいのですが、広告事業本部とメディア事業部の中間程度の忙しさなのではないかと推測します。

というのも、メディア事業よりは競合他社が多く差別化が難しい一方、ネット広告代理事業ほどではないと考えられるからです。

しかし、日々リアルタイムで数値分析しながら、複数のイベントを走らせて開発・検証しているので、割と忙しい印象があります。

エンジニアやデザイナーなどに関しては、裁量労働制が認められている部署もあるので、他の職種よりも労働時間が短く抑えられる場合が多いようです。

サイバーエージェントの残業時間と長時間労働対策

前述しましたが、23年新卒の初任給に固定残業代80時間、深夜手当46時間分が含まれていることが話題になりました。

しかし、サイバーエージェントの新卒採用サイトで公表されている平均残業時間は31時間でした。実際に口コミサイトを見ていると、残業時間は職種や事業部によってまちまちで、平均値を取るとこのような数字になるのかなという印象です。

社長の藤田晋氏は2019年度の入社式で「No Pain, No Gain」について言及しています。ある程度苦労しなければ成長することはできないということですね。

ですがサイバーエージェント側も長時間労働の是正をしていないわけではありません。いくつかの取り組みを実施しているので以下でご紹介しますね。

リモデイ

サイバーエージェントでは、2020年6月より全従業員を対象に特定の曜日はリモートワークとする「リモデイ」の運用を開始し、オフィス出勤とリモートワークを併用するハイブリッド型の働き方を取り入れています。

移動を伴う社内会議や、大人数の会議は効率の良いビデオ会議に変更する、従業員が心身をリフレッシュする機会を増やすなどリモートワークの利点と、チームワークや活気の良さを両立させるための施策です。

全社棚卸会議

対象となるチーム全員で業務内容を可視化し、捨てる業務、やめる業務、形を変える業務を決める会議です。

同時に組織課題を抽出する機会ともなり、改善点を見つけ出すことで個人とチームのストレスを軽減、パフォーマンスの向上を目指します。

雪かき会議

マネージャーなどチームリーダーが対象となり、健康推進室と共にチームメンバーの労働時間を可視化する会議です。

一部のメンバーに多くの負荷がかかっている等を発見した場合は属人化の有無などその原因を分解し、平均化する方法を考えていきます。チーム全体の労働時間を効率化し、各メンバーがパフォーマンスをあげ、チャレンジを増やせる土台をつくります。

勤務時間モニタリング

オフィスの入退室時に使うカードキーのタイムスタンプや在宅勤務時に使うオンライン出勤簿を利用し、勤務時間を毎日モニタリングしています。

退社時間が遅かったり、勤務時間の長時間化の傾向があれば本人と上長に連絡し、状況を確認します。間残業時間が一定時間をオーバーした場合は産業医と面談を設定し、心身の状況の聞き取り、必要に応じた医療サポートをおこなっています。

メンタルヘルス

産業医面談

社員が健康で快適な環境のもと、能力を十分に発揮して仕事に取り組めるよう、随時専属産業医との面談を実施しています。

カウンセリング

月に一度、希望者を対象に臨床心理士資格を持ったカウンセラーとの面談機会を設けています。

公私を問わず、多様なコミュニケーションの課題に対しカウンセリングを通して解決への糸口を見つけていきます。プライバシーの保護のため、相談内容について会社側は一切フィードバックを受けません。

また新入社員全員を対象として、入社初年度に年二回、カウンセラーとの面談を実施しています。仕事の状況や心身のコンディションについて専門家によるヒアリングをおこない、適材適所やさらなるチャレンジにつながる環境づくりのきっかけとしています。

GEPPO

毎月1回、グループ社員を対象に実施している、現在のパフォーマンスやチームコンディションについて晴れ、曇り、雨と天気で答えるシンプルなアンケートです。

キャリア志向、課題感など、毎月異なる質問に対してのコメントや、気になることをフリーコメントで相談することも可能です。

回答の閲覧は役員とキャリアエージェント(人事担当者)のみとなり、課題、ストレスを抱えている個人や部署の発見、本人・上長とのコミュニケーションを通じた課題解決や適材適所の見直しなどに取り組んでいます。

女性の健康

サイバーエージェントで働く女性の活躍を推進する制度「macalon(マカロン)」には、妊娠、不妊を含めた女性系の不調、体調不良全般について専門家へ直接相談ができる「妊活コンシェル」や、女性社員が取得する有給休暇および特別休暇「エフ休」が含まれています。

「エフ休」とは、妊活休暇、女性特有の体調不良による特別休暇の利用促進のため、有給を含めた休暇の利用用途がわからない形で取得できるようにした制度です。

サイバーエージェントの評判

サイバーエージェントへの転職をお考えの人であれば、どのような会社なのかをインターネットで調べると思います。

すると、「辞めたい」「潰れる」「気持ち悪い」など、ネガティブなワードが目につく場合もあると思います。

ですが、これらに関しては「正しく怖がれば心配ない」というのがサイバーエージェント出身の私の結論です。

どういうことなのか、それぞれ詳しく説明していきますね。

サイバーエージェントは気持ち悪い?

過去にサイバーエージェントに在籍していた私の意見では、サイバーエージェントを気持ち悪いと感じる人が一定数いるのは事実だと思います。

例えば社員同士をあだ名で呼び合ったり、勤務時間外の交流が頻繁にあったりと、合わない人にとってはつらい環境になることは間違いありません。結局は個人の主観なので、これを気持ち悪いと感じる人は転職をおすすめしません。

他にもあした会議やミスマッチ制度など、その場に身を置いてしまえば有意義な制度も多いのですが、他社にはないカルチャーなので、気持ち悪いと感じられてしまうことも多いようですね。

あした会議

サイバーエージェントの“あした(未来)”に繋がる新規事業や課題解決の方法などを提案、決議する会議のことです。


チームが組まれてからの約1ヶ月間、どのチームも熟考を重ねるため、選りすぐりのアイデアが集約されます。30程度の提案のうち15案から20案程度が決議され、新規事業の創出、経営課題の解決の場として機能しています。

ミスマッチ制度

ミスマッチ制度とは、社員評価の下位5%をD評価と定義し、D評価1回でイエローカード、2回目でレッドカードとなり、2回目で部署異動または退職勧奨のいずれかを選択してもらう制度です。


仕事のパフォーマンスだけでなく、価値観、文化の合わない人が対象となり、嫌われたくないや傷つけたくないといった理由でD評価を全くつけられない上司は、その人がD評価となります。

ですがこれらの社風や制度を受け入れることのできる人であれば成長しやすい環境が整っていることは事実ですので、キャリアアップにはおすすめの会社です。

サイバーエージェントは潰れる?

転職エージェント末永 末永

誰にも断言することはできませんが、サイバーエージェントが今すぐに潰れるリスクはそれほど大きくありません

以下の画像をご覧ください。

これは、サイバーエージェントが公開している、2023年度の業績予想です。

売上高は昨年度比1.3%増の7200億円が予想され、過去最高となる見込みです。営業利益も400億から500億円で着地する予定です。

営業利益は右肩上がりというわけではないので不安に思う人もいるかもしれませんが、これはABEMAへの投資を実施をしているためです。

さらに多角的に事業を展開していて子会社も多いので、一つの事業に大きな損失が出たとしても、すぐに潰れるようなことは考えにくいですね。

転職を考えている人も、この点は過度に心配する必要はありませんよ。

サイバーエージェントを辞めたい社員が多い?

「サイバーエージェント」と検索すると「辞めたい」という検索キーワードも表示されることが多いですよね。結論、これは口コミサイトでの口コミが検索上位キーワードとなって表示されているだけだと考えられます。

実際に口コミサイトを見てみると、給与に不満があったり、評価ややりがいに不満を感じて「辞めたい」と書き込んでいる人が多いようです。

例えば以下のような口コミがありました。

評判・口コミ

20代女性

20代女性

仕事内容も、一緒に働く人たちも、給与も、どれも納得していました。今でもまだ戻りたい、大好きな会社です。


ですが、みんなが仕事に没頭しているため、とにかく休みにくいです。婦人科系の病気を疑っている時にとくに困りました。婦人科系の病院は混雑しているから、午前休みか午後休みを頻繁に取得しなければいけないからです。それが無理でした。


在宅もあまり推奨していない雰囲気で、よほどの技術力がない限りは現実的ではないと思いました。

キャリコネ
20代男性

20代男性

今後退職予定です。職場の人間関係が一番の理由です。


そのほかの理由としては、残業時間が多く、有給も取りづらいために、ワークライフバランスを重視したい人には向かない職場です。給料についてもそこそこの金額であり満足できるものではなく、将来性も見込めないのではないかと考えています。

キャリコネ

しかし実際に数字に目を向けてみると、2023年7月現在で公開されているサイバーエージェントの離職率は8.4%と、業界平均よりも低い水準を維持しているとしています。

一方で2022年8月に公表された厚生労働省の入職と離職の推移によると、全国的な離職率は14.2%であることがわかります。

一般的に広告代理店の離職率がやや高いことを考えると、決して高いとはいえない数字なのではないでしょうか。

サイバーエージェントがやばいと言われる理由

サイバーエージェントへの転職が頭にある人の中でも「やばい」という噂を聞いたり、社風からやばいイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

確かに社風は独特な会社ですが、一概に「やばい」とも言い切れません。下記で検証してみましょう。

激務だから

サイバーエージェントがやばいと言われる理由1つ目は先述している通り、激務だからです。

しかし、これまでお話ししてきたとおり、全ての事業部で「激務」と呼ばれるような働き方をしているわけではありませんし、クライアントワークで激務になりやすい広告事業本部もお客さんの状況に合わせて休みやすくなるのもお伝えしてきた通りです。

「激務でやばい」という話は、広告代理店のメリハリある働き方に馴染みの薄い人が広めてしまった噂に過ぎないと言えるかもしれませんね。

年収が高いから

サイバーエージェントがやばいと言われる理由2つ目は年収が高いからです。

というのも、サイバーエージェントの平均年収は817万円で、ネット広告業界の平均年収412万円を大幅に上回っています。

近年、新卒の初任給が42万円に引き上げられたということもあり高年収のイメージが強いため、よくやばいという表現を使われています。

抜擢文化が強いから

サイバーエージェントがやばいと言われる理由3つ目は抜擢文化が強いからです。

サイバーエージェントでは新卒1、2年目の人を子会社の社長にしたり新規事業を任せたりするなど、積極的に若手を重要なポジションに抜擢する文化が存在しています。

サイバーエージェントほど規模が大きい会社で抜擢文化が強い会社は珍しいため、やばいと言われるわけです。

サイバーエージェントが激務なのに人気な理由

これまでご紹介してきた通りサイバーエージェントは仕事が忙しくなることが多く、激務とも感じられます。

転職エージェント末永 末永

しかし、にもかかわらずサイバーエージェントは入社が難しい会社ランキングで163位に入っているのです(東洋経済オンライン)。


新卒採用のデータにはなりますが、多くの人が入社したいと思える魅力があるのが分かりますね。

そこで、サイバーエージェントが人気な理由を、転職するメリットと合わせてご紹介します。

小会社社長を生み出す育成力&抜擢文化

サイバーエージェントが就職・転職市場で人気な理由の一つは、若手でも新規事業の子会社社長になる機会があり、事業計画や財務管理などの全権限を持つことができる制度があることです。これがいわゆる「抜擢文化」と呼ばれるカルチャーのことです。

入社数年目の社員、場合によっては社会人経験のない内定者でさえも抜擢される可能性があり、会社の資金を利用して新しい事業を立ち上げる経験を積むことができます。新規事業開発に興味のある人にとってはとても魅力的な制度であると同時に、そうでなくても圧倒的に成長に寄与するシステムであることは間違いありません。

また、サイバーエージェントでは、入社後数年で子会社社長の役職に就くまでの育成プログラムも整備されており、短期間でのキャリアアップが可能です。

当然、優秀な人が抜擢されるので難易度は高いですが、転職先の候補としてはとても魅力的ですよね。

また、子会社社長ほどの大抜擢でなくても、経験が浅くてもマネジメントを任せてもらえたりと、たくさんの人にチャンスが巡ってくる環境も整っています。

このように、成長環境を求めている転職者にとっては最適な転職先の一つと言えますが、倍率も高いので、転職を考えている人には転職エージェントの利用をおすすめしています。

弊社のすべらないキャリアエージェントは、サイバーエージェントなど、市場価値が上がりやすい求人を多数保有しています。サイバーエージェントに限らず、転職で市場価値をアップさせたいと感じている人は、ぜひお気軽にご相談ください。

多角的な事業展開

次に魅力として挙げられるのはサイバーエージェントの多角的な事業展開です。

前述したメディア事業部、広告事業本部、ゲーム事業部の3事業部に限らず、サイバーエージェントは多くの事業を展開していることで有名です。例えば、tappleやWINTICKETなどが有名ですが、関連子会社は100以上にも上ります。

一つの親会社が事業を豊富に展開していると、転職せずに多くの事業を経験できる可能性があるというメリットがあります。

もちろん人事異動は希望通りにいくものではないので絶対ではありませんが、ジェネラリストとしてのキャリアに魅力を感じる人にとってはいい環境なのではないでしょうか。

またサイバーエージェントには社内移動制度である「キャリチャレ」が整備されています。実際に応募者の7割の希望が実現しているそうなので、たくさんの事業を経験したい人にとっては魅力的な制度・会社と言えそうですね。

以下の記事で社内転職についてさらに詳しく解説しているのでぜひこちらもご覧ください!

チャレンジして失敗しても見放されない社風

サイバーエージェントにはチャレンジしても見放されない社風が根付いており、これも就活生や転職者に人気がある理由の一つだと考えられます。

サイバーエージェントでは、失敗は次に活かせる貴重な経験とみなされ、全力で取り組んだにもかかわらず失敗した場合は、再びチャンスを与えられるという風潮があります。実際、サイバーエージェントのビジョンには、「挑戦した敗者にはセカンドチャンスを。」という一文があります。

これは社長の藤田氏が過去の経験から失敗は成功に不可欠であると考えているからなんですね。失敗を怖がると萎縮してしまって、新しいチャレンジがしにくくなるから、というのが理由のようです。

その一方でサイバーエージェントにはCAKK制度というものが存在し、事業ごとに撤退基準が明確化されています。そのため、全社に影響するような大きな失敗は事前に防ぐことができ、安心して挑戦できるんです。

サイバーエージェントの魅力は、以下の記事でさらに詳しく紹介しているので、よろしければご覧くださいね。

サイバーエージェントの基本情報

以下でサイバーエージェントの基本情報をご紹介します。

もしサイバーエージェントへの転職をお考えであれば、社長の藤田晋(ふじたすすむ)さんのお名前は覚えておきましょう!

会社名 株式会社サイバーエージェント
CyberAgent, Inc.
本社所在地 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
設立 1998年3月18日
資本金 7,239百万円(2022年9月末現在)
代表者 代表取締役 藤田 晋
上場証券取引所 東京証券取引所 市場第一部

以下の記事でサイバーエージェントについて、さらに詳しく説明しています。転職を考えているけど、自分がどの事業に興味があるのか、適性があるのかわからない、と感じている人にとくにおすすめの記事です!

サイバーエージェントの働き方に関する口コミ

ここまで記事をお読みいただいている人の多くは、サイバーエージェントへの転職・就職を真剣に検討しているけど、その決断をするのを不安に感じている人だと思います。

そこで、決断の一助となるように、良い口コミも悪い口コミも紹介します。参考にしてみてくださいね。

ポジティブな口コミ

まずはサイバーエージェントに関する好意的な口コミをご紹介します。

評判・口コミ

20代女性

20代女性

自分の意見が採用されたりするので、どんどん意見できるのが面白いところ。与えられた仕事だけでなく、自分から率先して仕事ができるのでその点はとても自由で、やる気があればやりがいを感じられると思います。


また、自分のやりたい分野や部署に志願できる制度もあるのでやりたいことがあれば実現可能なところもやりがいを感じられる理由です。

キャリコネ
20代男性

20代男性

学べることは多いです。1年目までに基本的な広告の運用はできるようになります。外に行ってもインハウスでもできるし、代理店に向き合うこともできるし、スキルとして身につくのでそういう意味ではすごくいい会社です。

キャリコネ
20代男性

20代男性

配属希望が通りやすく、基本的に興味関心のある分野で働かせてくれるので、その点はとてもいい会社だと思います。また、キャリアチャレンジ制度があり、今の部署に不満があったとしても別の場所でチャレンジができるのは良い制度だと思います。

キャリコネ

ネガティブな口コミ

続いてネガティブな印象を持っている社員・元社員の口コミをご紹介します。

評判・口コミ

20代男性

20代男性

広告代理部門に所属しています。相当忙しいです。簡単に言うと、広告営業なのでお客様のところに行って広告費を出してプロモーションしましょうよというご提案をしに行く仕事ですが、退社が相次ぎ、しわ寄せが色々な人に広がっていて、必然的に稼働時間が増えていっています。


寝ないで夜通しやるみたいなこともマインドとして普通に持っています。20時に言われても翌日の段階で初稿やラフ案などを当たり前に持ってくるマインドもあります。

キャリコネ
20代女性

20代女性

自己アピールが得意な人が出世をしやすい傾向にあると思います。口がうまく現場からは不満があるような人が評価され、何故?と思うことがよくありました。クリエイターが評価されるべきところ、あの人の手柄になっちゃうの?と思うこともしばしばありました。


現場からも信頼され、上に立つにふさわしい人が立ち、みんなが正しく評価されるようになるといいなと思いました。

キャリコネ
20代男性

20代男性

変化も激しく、競争も厳しい業界です。その中で、自社の強みの軸をどこに置くのか?競争力をどう高めるのか?なおどを考えた時、上層部の考え方がわかりにくい時がありました。


また、流動性が高い業界のため、優秀な人がずっといるとは思いにくい部分もありました。

キャリコネ

中立な口コミ

評判・口コミ

20代男性

20代男性

上司などから働く時間を強要されることはありませんが、明日までにしないといけないことが多々生じるので結果的に長時間労働が続きました。基本的に成果を残しているかどうかが問われるので、働く時間についてとやかく言われる文化ではないと思いますが、成果を出すまでが苦労します。ワークライフバランスを取れる会社ではないと思います。


仕事が生きがい、自分の成果や成長が楽しい人には素晴らしい職場ですが、仕事を労働と捉える人にとっては苦痛になります。悪い会社ではなく、みんなが明るく前向きに頑張り続けるいい会社なので、その思想に共感できて一緒に前向きに頑張ることに楽しさを見出せるかどうかがこの会社で続けていけるかどうかのポイントだと思います。

キャリコネ
20代女性

20代女性

とにかく前向きでチャレンジ精神豊富で優秀な人材が多く、一緒に働いていてとても気持ち良いです。しかし、安定することなく常に走り続けてなければいけない雰囲気のためそういった文化や風潮が苦手な人は合わずに辞めていってしまいます。

キャリコネ
20代男性

20代男性

会社の規模が大きく、予算を持っているクライアントを担当するチャンスが多くあります。運と実力があれば新人でも社内で目立つような実績を出せます。しかし、社内リソースが足りないケースが多々あり、よりクライアントのために施策を打とうとしても実現しないことがありました。

キャリコネ

以上でポジティブ・ネガティブ、中立な立場からの口コミをご紹介しましたが、いずれも真正面から受け止めすぎないことが重要です。

これは私見になるのですが、口コミサイトに口コミを投稿する人は、少なからずその会社に対して強い感情を抱いています。その人の事例が極端な場合もありますし、誇張表現が含まれている場合もあります。

判断に迷ったら、サイバーエージェントの内部事情に詳しい人で、フラットに意見してくれる人を探しましょう。

迷っているなら応募するのもアリ

転職エージェント末永 末永

ここまでで、さまざまな意見をご紹介しましたが、迷わずに選考を受けてみるのも一つの手です。もし選考の過程で「合わないな」と感じたら選考を辞退すればいいのです。

もちろん選考辞退は人事に迷惑がかかるので安易にするべきではありませんが、本来選考は会社側と転職者側のマッチングの場です。選考の過程でミスマッチを感じたら辞退するのが賢い選択だと思います。

逆に、選考の場で「この会社に転職したい!」と確信できるような出会いがあるかもしれません。

このようなキャリアチェンジの後押しのために、転職エージェントはいます。もし転職にあたって転職エージェントの利用を検討しているのであれば、慎重に選び、かつ複数登録することをおすすめします。

複数登録すると最終的に利用しなかったエージェントに迷惑がかかるのではないか、と心配する必要はありません。あなたの人生に大きく関わる決断なので、選択肢は多い方がいいですし、その選択肢を検討するための情報源も多い方がいいですよね。

そこで、手前味噌で恐縮ではありますが、弊社のすべらないキャリアエージェントの利用も検討してくださると幸いです。

弊社はサイバーエージェントの求人を長年紹介しているため、ノウハウが蓄積されているだけでなく、徹底的な自己分析サポートを強みとしています。価値観のマッチングが重視されるサイバーエージェントにとって、独自の選考対策を実施することは必須です。

他の大手エージェントとは違い、「そもそも転職するべきか迷っている」という段階の相談も受け付けております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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