第二新卒におすすめの転職サイト決定版!プロが徹底比較

第二新卒におすすめの転職サイト決定版!プロが利用すべきサービスを徹底比較

    第二新卒者におすすめの転職サイトを転職のプロが厳選紹介します!

    第二新卒歓迎・未経験可の求人数や選ぶ際のポイント、利用する流れ、上手に活用するコツ、ありがちなミスなどを徹底解説します。はじめて転職する人は必見です!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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【結論】第二新卒は「マイナビ転職」と「doda」の使い分けがおすすめ

第二新卒の転職サイトは「マイナビ転職」と「doda」の使い分けがおすすめ

第二新卒歓迎の求人探しで迷ったら、「マイナビ転職」と「doda」の2つの転職サイトを使い分けるのがおすすめです。

自分のペースで求人だけを探したいなら「マイナビ転職」、キャリア相談や選考対策といったプロのサポートも欲しいなら「dodaといった使い分けですね。

ここからは、なぜこの2択なのか、そしてどう使い分けるべきかキャリアのプロの視点から「ぶっちゃけ」で解説していきます。

求人だけを探したいなら:マイナビ転職

求人だけを探したいなら:マイナビ転職

求人だけを自分のペースで探したい第二新卒が登録すべきは「マイナビ転職」です。

これは『第二新卒歓迎』の求人数が、他のどの求人サイトよりも多いからです。

なぜ、マイナビ転職が『第二新卒歓迎』の求人をたくさん持っているのかというと、運営会社のマイナビが新卒の就活サイトで圧倒的なシェアNo.1だからなんですね。

新卒サイト掲載企業数の比較

  • マイナビ2026:掲載企業数 31,634社
  • リクナビ2026:掲載企業数 12,000社

出典:マイナビ2026リクナビ2026

業界トップクラスの知名度を持つリクルートが運営している「リクナビ」と比べても、マイナビは2倍以上の会社とつながりを持っていることがわかります。これは業界でもNo.1のパイプです。

末永雄大 末永

新卒採用をしている会社は、若手をゼロから育てる文化や研修制度が整っている会社が多いです。そのため、社会人経験が短い第二新卒のことも「ポテンシャル採用」として前向きに考えてくれます。


企業が第二新卒の採用を始めるとき、新卒採用ですでに信頼関係のあるマイナビを再び利用するのは、ごく自然な流れといえます。


そのため、マイナビ転職には必然的に「若手の採用に前向きな優良企業」の求人が、他のどこよりもたくさん集まってくるわけなんですね。

以下は、マイナビ転職を使うメリットとリスクの早見表になります。

▲ メリット ▼ リスク
  • ・エージェントと話さず、自分のペースで活動できる

  • ・スマホで気軽にたくさんの求人を見れる
  • ・書類作成や面接対策をすべて自力でやる必要がある

  • ・求人広告は掲載料を払えば採用し放題のため、採用コストをかけたくないブラック(大量採用)企業の求人が混ざりやすい

マイナビ転職の注意点

マイナビ転職は「今は求人を探すだけでいい」という第二新卒にはぴったりです。


ただ、「ブラック企業かどうかを自分自身で見抜く必要がある」という大きなリスクがあることも、理解したうえで使ってください。


もし、自分1人でブラック求人を見抜けるか不安と感じるなら、この後で解説する「第二新卒が求人票で必ず見るべきポイント」をあわせて読んでみてくださいね。


求人を探すだけでなく転職サポートもして欲しいなら:doda

求人を探すだけでなく転職サポートもして欲しいなら:doda

求人を探すだけでなく、転職のプロによるサポートも受けたいのであれば、選ぶべきは「doda」です。

dodaは、マイナビ転職のような求人サイトのシステムと、キャリアアドバイザーが転職支援をしてくれるエージェントサービスが1つになったハイブリッド型の転職サイトです。

とくに、dodaのエージェントサービスは、採用に本気な優良企業の求人に出会える可能性がぐっと高まるので、dodaに登録するなら使わない手はないといえます。

末永雄大 末永

ここだけの話、企業がエージェント経由で1人採用すると、年収の約35%(年収400万円なら140万円)ほどの費用がかかります。


それだけコストをかけてでも採用したいと考えているのは、企業が転職者の定着と活躍に本気である証拠です。


そのため、普通の求人サイトには載っていないような、好条件の求人を紹介してもらえる確率が必然的に高くなるっていうわけなんですね。

以下は、dodaを使うメリットとリスクの早見表になります。

▲ メリット ▼ リスク
  • ・書類添削や面接対策で、内定率がグッと上がる

  • ・自分では気づけない強みをプロが引き出してくれる

  • ・キャリアプランの相談にものってくれる
  • ・担当アドバイザーと相性が合わない可能性がある

  • ・あくまでビジネスなので、しつこく進捗確認されることもある

  • ・希望と違う求人を勧められるケースもある

dodaの注意点

dodaのエージェントサービスには、たしかに「強く勧められる」といったしつこさがあります。


しかし、それは内定獲得に強くコミットする姿勢の裏返しであり、信頼できる証拠ともいえます。


漠然とした相談では提案の多さに戸惑う可能性があるため、「今どうしたいか」を具体的に伝えるようにしましょう。そうすれば、エージェントも意図を汲み取り、的確なサポートをしてくれます。

もし、こういったこともふまえてもdodaを使ってもよいかなと思う人はぜひ登録してみてください。

dodaへの
登録はこちら(公式サイト)


第二新卒向け転職サイト9選おすすめ人気ランキング

ここでは、第二新卒向け転職サイト9社を徹底的に比較し、ランキングを紹介していきます。

日本には大小合わせると数百以上もの転職サイトが存在しますが、今回はその中から、知名度・利用者数が多く第二新卒の転職において代表的な9つの転職サイトを厳選しました。

ランキングは、4つの客観的な指標で各転職サイトを採点し、順位付けをした結果です。

ランキングの評価指標

  1. 求人数:「第二新卒歓迎」の求人数
  2. 専門性:全求人のうち「第二新卒歓迎」求人の割合
  3. 使いやすさ:求人検索の「こだわり条件」の数
  4. 信頼性:運営会社の規模、サービスの運営年数

表は横にスクロールできます

ランキング 転職サイト 種別 特徴 総合評価 求人数
(評価)
専門性
(評価)
使いやすさ
(評価)
信頼性
(評価)
1位 doda doda

公式サイトはこちら

求人サイト型
エージェント型
求人サイトとエージェントの二刀流 4.0 165,785件
(5.0 / 5.0)
58.55%
(4.0 / 5.0)
49項目
(3.0 / 5.0)
4.0
2位 マイナビ転職 マイナビ転職

公式サイトはこちら

求人サイト型 若手採用に強い大手・優良企業が多数 4.0 32,260件
(3.0 / 5.0)
71.35%
(4.0 / 5.0)
109項目
(5.0 / 5.0)
5.0
3位 マイナビジョブ20's マイナビジョブ20's

公式サイトはこちら

エージェント型 20代・第二新卒に特化した手厚いサポート 3.0 3,933件
(2.0 / 5.0)
61.07%
(4.0 / 5.0)
39項目
(3.0 / 5.0)
3.5
4位 第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo

公式サイトはこちら

エージェント型 社会人経験がなくても安心の徹底サポート 3.0 688件
(1.0 / 5.0)
100%
(5.0 / 5.0)
41項目
(3.0 / 5.0)
3.0
5位 リクルートエージェント リクルートエージェント

公式サイトはこちら

エージェント型 転職支援実績No.1の業界最大手 2.3 45,461件
(3.0 / 5.0)
4.77%
(2.0 / 5.0)
16項目
(2.0 / 5.0)
5.0
6位 リクナビNEXT リクナビNEXT

公式サイトはこちら

求人サイト型 転職者の8割が利用する最大手サイト 2.3 2,300件
(2.0 / 5.0)
0.18%
(1.0 / 5.0)
68項目
(4.0 / 5.0)
5.0
7位 Re就活 Re就活

公式サイトはこちら

求人サイト型 20代登録数No.1の若手向けサイト 2.0 1,249件
(2.0 / 5.0)
8.94%
(2.0 / 5.0)
22項目
(2.0 / 5.0)
4.5
8位 UZUZ UZUZ

公式サイトはこちら

エージェント型 IT支援に強みを持つ特化型エージェント 1.5 - 件
(2.0 / 5.0)
- %
(- / 5.0)
0項目
(1.0 / 5.0)
3.0
9位 ハタラクティブ ハタラクティブ

公式サイトはこちら

エージェント型 未経験・フリーター支援に特化したエージェント 1.5 - 件
(1.0 / 5.0)
- %
(- / 5.0)
14項目
(2.0 / 5.0)
3.0

1位:doda(デューダ)

doda(総合評価4.0)

求人数

5

専門性

4

使いやすさ

3

信頼性

4


今回の検証で、doda「求人数」で圧倒的なトップとなり、総合1位に輝きました。

第二新卒歓迎の求人数が16万件以上と、2位以下に大差をつけており、まず登録しておいて間違いないサービスといえます。

求人サイトとエージェントの両方の機能を兼ね備えているため、「まずは自分で探したい」という気持ちと、「プロに相談したい」という気持ちの両方に応えられるのが最大の強みです。

こんな第二新卒におすすめ

  1. 豊富な求人から選びたい人
  2. 大手・優良企業を狙いたい人
  3. エージェントのサポートも受けたい人

dodaへの
登録はこちら(公式サイト)


dodaの基本情報
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式サイト https://doda.jp/
業界・職種
  • 業界:全業界
  • 職種:営業/SE・エンジニア/建築・土木・不動産/機械・電機/企画/管理など
種別 求人サイト型+エージェント型
得意領域 全業界・全職種(総合型)
求人数
  • 公開求人数:258,360件
  • 公開求人数+非公開求人数:283,130件
  • 学歴不問:124,191件
  • 第二新卒歓迎:165,138件
  • 業種未経験歓迎:68,395件
求人のある大手企業例 メイテック、システナ、富士ソフト、ドン・キホーテ、トヨタ自動車、住友不動産、日産自動車、かんぽ生命保険、ALSOK、東洋合成工業など
対応エリア 全国・海外

dodaを使うコツや評判についてさらに詳しく知りたい第二新卒は以下の記事も参考にしてみてください。

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2位:マイナビ転職

マイナビ転職の公式サイト

マイナビ転職(総合評価4.0)

求人数

3

専門性

4

使いやすさ

5

信頼性

5


「サイトの使いやすさ」「信頼性」で満点を獲得し、dodaと並ぶ総合評価となったのがマイナビ転職です。

とくに、検索のこだわり条件が100項目以上と非常に充実しており、希望に合った求人をピンポイントで探しやすいことが、高く評価されました。

新卒採用No.1の実績から、若手採用に積極的な優良企業とのパイプが太く、サイトの専門性(第二新卒歓迎求人の割合)も70%超えとかなり高いです。エージェントを使わずに自分のペースで活動したいなら、まず登録すべきサイトですね。

こんな第二新卒におすすめ

  1. エージェントを使いたくない人
  2. 多くの求人を比較検討したい人
  3. 「マイナビ」ブランドに安心感がある人

マイナビ転職の基本情報
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://tenshoku.mynavi.jp/
業界・職種
  • 業界:全業界
  • 職種:営業/ITエンジニア/建築・土木/コンサル/クリエイター/販売・サービスなど
種別 求人サイト型
得意領域 全業界・全職種(総合型)
求人数
  • 公開求人数:45,215件
  • 第二新卒歓迎:32,260件
  • 未経験者OK:23,207件
求人のある大手企業例 KIRIN、バルミューダ、SBI証券、ヤンマー、オムロン、NTTデータ、SCSK、NEXCO西日本、ライフ、JR東日本、三菱UFJ、阪急阪神不動産など
対応エリア 全国・海外、フルリモートワーク可

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3位:マイナビジョブ20's

マイナビジョブ20'sの公式サイト

マイナビジョブ20's(総合評価3.0)

求人数

2

専門性

4

使いやすさ

3

信頼性

3.5


20代・第二新卒に特化したエージェントサービスとして、高い専門性を発揮したのがマイナビジョブ20'sです。

保有する求人の全てが20代向けであり、未経験OKの求人が75%以上を占めるなど、キャリアチェンジを目指す第二新卒にとっては非常に心強いサービスといえます。

「求人の量」では大手サイトに劣るものの、キャリア相談や選考対策といったサポートの手厚さは、特化型ならではの強みです。

こんな第二新卒におすすめ

  1. はじめての転職で不安が大きい人
  2. 未経験からキャリアチェンジしたい人
  3. 大手マイナビのサポートを受けたい人

マイナビジョブ20sへの
登録はこちら(公式サイト)


マイナビジョブ20'sの基本情報
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://mynavi-job20s.jp/
業界・職種
  • 業界:IT・通信/メーカー/商社/サービス・インフラ/小売・外食など
  • 職種:営業/ITエンジニア/企画・経営/WEB・クリエイティブ/販売・サービスなど
種別 エージェント型
得意領域 20代・第二新卒・既卒
求人数
  • 公開求人数:6,440件
  • 第二新卒歓迎:3,933件
  • 未経験OK:全求人の75%以上
求人のある大手企業例 非公開
対応エリア 全国

マイナビジョブ20'sの評判、口コミは以下の記事にまとめています。

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4位:第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneoの公式サイト

第二新卒エージェントneo(総合評価3.0)

求人数

1

専門性

5

使いやすさ

3

信頼性

3


「サイトの専門性」で唯一の満点を獲得したのが、第二新卒エージェントneoです。

その名の通り、第二新卒の支援に完全特化しており、社会人経験がない既卒やフリーターのサポート実績も「書類選考通過率94.7%」「平均年収113万円UP」と豊富です。

紹介する企業を厳選しているため、求人数は多くありませんが、一人ひとりに合わせた手厚いサポートで、内定まで平均26日(最短2日)というスピード転職を実現しているのも高く評価できます。

こんな第二新卒におすすめ

  1. 経歴に自信がなくサポート重視の人
  2. ブラック企業を絶対に避けたい人
  3. 自分に合う仕事を一緒に探してほしい人

第二新卒エージェントneoへの
登録はこちら(公式サイト)


第二新卒エージェントneoの基本情報
運営会社 株式会社ネオキャリア
公式サイト https://www.daini-agent.jp/
業界・職種
  • 業界:IT/メーカー/商社/広告/不動産/人材/金融など
  • 職種:営業/エンジニア/事務/企画/コンサルタントなど
種別 エージェント型
得意領域 第二新卒・既卒・フリーター
求人数 第二新卒歓迎:688件
求人のある大手企業例 非公開
対応エリア 全国

第二新卒エージェントneoの評判、口コミは以下の記事にまとめています。

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5位:リクルートエージェント

リクルートエージェントの公式サイト

リクルートエージェント(総合評価2.3)

求人数

3

専門性

2

使いやすさ

2

信頼性

5


リクルートエージェントは転職支援実績No.1を誇る、業界最大手の転職サイトです。「サイトの信頼性」は満点で、あらゆる業界・職種の求人を網羅しています。

ただし、幅広い層をターゲットにしているため、「サイトの専門性」では第二新卒特化型に劣る結果となりました。

そのため、マイナビジョブ20'sなど第二新卒特化型の転職サイトと併用することで、「求人の網羅性」と「サポートの手厚さ」を両立させる最強の組み合わせになります。

こんな第二新卒におすすめ

  1. 業界No.1の実績に安心感を求める人
  2. 非公開求人も含めて幅広く探したい人
  3. 特化型のサイトと併用したい人

リクルートエージェントへの
登録はこちら(公式サイト)


リクルートエージェントの基本情報
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
公式サイト https://www.r-agent.com/
業界・職種
  • 業界:全業界
  • 職種:全職種
種別 エージェント型
得意領域 全業界・全職種(総合型)
求人数
  • 公開求人数+非公開求人数:953,030件
  • 第二新卒歓迎:45,461件
  • 未経験でも可:82,778件
求人のある大手企業例 トヨタ自動車、三菱重工、サイバーエージェント、住友不動産、セコム、スルガ銀行、ソフトバンク、DMG森精機、クラレ、東建コーポレーションなど
対応エリア 全国

第二新卒がリクルートエージェントを使うコツや、評判・口コミについては以下の記事にまとめています。

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6位:リクナビNEXT

リクナビNEXT(総合評価2.3)

求人数

2

専門性

1

使いやすさ

4

信頼性

5


リクナビNEXTは転職者の約8割が利用すると言われる、日本最大級の求人サイトです。「サイトの信頼性」は満点で、独自の「グッドポイント診断」などの自己分析ツールも充実しています。

一方で、全求人に占める第二新卒歓迎求人の割合が非常に低く、「サイトの専門性」で最低評価となりました。

多くの求人の中から、自力で優良求人を見つけ出す必要はありますが、思わぬ企業との出会いのために登録しておく価値はあるでしょう。

こんな第二新卒におすすめ

  1. 自分のペースで転職活動を進めたい人
  2. 客観的に自分の強みを知りたい人
  3. どんなスカウトが来るか試してみたい人

リクナビNEXTへの
登録はこちら(公式サイト)


リクナビNEXTの基本情報
運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
公式サイト https://next.rikunabi.com/
業界・職種
  • 業界:全業界
  • 職種:全職種
種別 求人サイト型
得意領域 全業界・全職種(総合型)
求人数
  • 公開求人数:1,299,000件(毎週水曜日・金曜日更新)
  • 第二新卒歓迎:2,300件
求人のある大手企業例 ソフトバンク、楽天グループ、パナソニック、大和ハウス工業、アマゾンジャパンなど
対応エリア 全国

このパートで紹介しきれなかったリクナビNEXTの魅力や評判・口コミについては以下の記事にまとめています。

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7位:Re就活(リカツ)

Re就活(総合評価2.0)

求人数

2

専門性

2

使いやすさ

2

信頼性

4.5


Re就活は、20代専門の求人サイトとして、高い知名度を誇ります。

「20代が選ぶ、20代向け転職サイト」で7年連続No.1に選ばれるなど、サイトの信頼性は非常に高いです。

掲載求人の96%が未経験歓迎と、キャリアチェンジを目指す第二新卒にとっては心強いサイトですが、dodaやマイナビ転職と比べると、求人数や検索機能の面で一歩及ばず、この順位となりました。

こんな第二新卒におすすめ

  1. 20代向けNo.1サイトを使いたい人
  2. 未経験からのキャリアチェンジに本気の人
  3. Webセミナーやイベントに参加したい人

Re就活への
登録はこちら(公式サイト)


Re就活の基本情報
運営会社 株式会社学情
公式サイト https://re-katsu.jp/
業界・職種
  • 業界:メーカー/IT・通信/商社/サービス/金融など
  • 職種:営業/事務・企画/ITエンジニア/WEB・クリエイターなど
種別 求人サイト型
得意領域 20代・第二新卒・既卒
求人数
  • 公開求人数:13,970件
  • 第二新卒歓迎:1,249件
  • 職種未経験歓迎:1,126件
  • 業種未経験歓迎:1,137件
求人のある大手企業例 ANAウイングス、ワコール、不二家、イケアジャパン、伊藤ハム、良品計画など
対応エリア 全国

Re就活の評判や口コミについては下の記事にまとめています。

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8位:UZUZ(ウズキャリ)

UZUZの公式サイト

UZUZ(総合評価1.5)

求人数

2

使いやすさ

1

信頼性

3


UZUZは、第二新卒や既卒のサポートに特化した転職サイトです。

最大の強みは、1人あたり平均12時間という他社を圧倒するサポート体制です。この徹底したサポートの結果、内定率は86%、そしてUZUZが何よりも重視している入社後の定着率は96%という実績を残しています。

しかし、求人数やサイトの機能面では、他の大手サービスと比較すると、どうしても見劣りしてしまうのが実情です。

こんな第二新卒におすすめ

  1. 入社後の定着率を最も重視する人
  2. ブラック企業を避けたい人
  3. カウンセリングをしっかり受けたい人

UZUZ(ウズキャリ)への
登録はこちら(公式サイト)


UZUZ(ウズキャリ)の基本情報
運営会社 株式会社UZUZ
公式サイト https://uzuz.jp/
業界・職種
  • 業界:メーカー/人材/IT/通信/流通など
  • 職種:ITエンジニア/接客・販売/営業/製造エンジニアなど
種別 エージェント型
得意領域 第二新卒・既卒・IT未経験
求人数 非公開(取引社数3,000社以上)
求人のある大手企業例 非公開
対応エリア 全国

UZUZの評判や口コミについては下の記事にまとめています。

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9位:ハタラクティブ

ハタラクティブ(総合評価1.5)

求人数

1

使いやすさ

2

信頼性

3


ハタラクティブはフリーターや既卒、第二新卒など、社会人経験の浅い20代のサポートに特化した転職サイトです。

アドバイザーが実際に取材した優良企業のみを紹介するなど、求人の質には定評があります。

UZUZ同様、サポートの手厚さが最大の武器ですが、求人数や機能面では大手サイトに及ばずこの順位となりました。経歴に自信がなく、じっくり相談しながら進めたい人向けのサービスといえます。

こんな第二新卒におすすめ

  1. 学歴や経歴に自信がない人
  2. 人柄やポテンシャルで勝負したい人
  3. 自分に合う仕事を一緒に探してほしい人

ハタラクティブへの
登録はこちら(公式サイト)


ハタラクティブの基本情報
運営会社 レバレジーズ株式会社
公式サイト https://hataractive.jp/
業界・職種
  • 業界:メーカー/人材/IT/通信/流通/建設など
  • 職種:営業/施工管理/事務/販売・サービス/製造エンジニアなど
種別 エージェント型
得意領域 未経験・フリーター・既卒
求人数 公開求人数:5,490件
未経験OK求人:80%以上
求人のある大手企業例 セコム、オープンハウス、アサヒ飲料販売、IDOM、ミュゼプラチナムなど
対応エリア 全国(オンライン)

実際に当メディアがハタラクティブに取材をしにいった体験談や独自調査した評判・口コミについては下の記事にまとめています。

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大手企業の求人が豊富な第二新卒向け転職サイト

新卒で大手に行けなかった人も、第二新卒では大手に行けるチャンスがあります。

大手企業は福利厚生やボーナス支給もあり、比較的働きやすい環境が整っているので、おすすめです。

ここでは、大手企業の掲載が多い求人サイトも紹介しますね。

転職サイト 種別 特徴(なぜ大手に強いのか) 求人数
doda doda

公式サイトはこちら

求人サイト型
エージェント型
求人サイトとエージェントの二刀流 281,130件
※164,737件
リクルートエージェント リクルートエージェント

公式サイトはこちら

エージェント型
  • 転職支援実績No.1!
  • 圧倒的な求人数
948,590件
※45,226件
マイナビ転職 マイナビ転職 求人サイト型
  • 新卒からの信頼!
  • 若手採用に強い大手企業多数
求人多数
2025年11月時点の求人数(※第二新卒歓迎の求人数)

大手企業の第二新卒向け求人には、一般公開されていない「非公開求人」と、誰でもサイト上で見られる「公開求人」の2種類があります。

このうち「非公開求人」は、重要なポジションの募集が多いため、企業と強い信頼関係があるdodaリクルートエージェントなど大手企業が運営している転職サイトに集まりやすいです。求人サイトでは出会えないような、好条件の大手求人を提案してもらえることがあります。

一方で「公開求人」で大手を探すなら、マイナビ転職が非常に強いです。新卒採用No.1という実績から、若手の採用や育成に前向きな大手企業との太いパイプがあります。そのため、公開されている求人の中にも、優良な大手企業の募集が見つりやすいというわけなんですね。

末永雄大 末永

第二新卒で大手企業を目指すなら、冒頭で解説したdodaとマイナビ転職、そして業界最大手のリクルートエージェントの3つを併用し、求人の「網羅性」を最大化するのがおすすめです。


なぜなら、企業によって付き合っている転職サイトがバラバラで、それぞれに「独占求人」があるからです。リクルートにしか求人を出さない大手企業もあれば、dodaにしか載せない優良企業も存在するんですよね。

第二新卒におすすめの転職サイト

  • doda
    顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番転職サイト
  • リクルートエージェント
    業界No1!転職者の8割が利用する最大手の転職サイト

未経験求人が多い第二新卒向け転職サイト

今の仕事が合わなかったから、未経験の職種に挑戦したい」という第二新卒は多いです。

第二新卒は社会人経験が浅いからこそ、転職活動をプロにしっかり伴走してもらうことが成功の鍵です。

ここでは、そうした「職種未経験歓迎」「業界未経験歓迎」の求人を専門にあつかう転職サイトを紹介します。

転職サイト 種別 特徴(なぜ未経験に強いのか) 求人数
マイナビジョブ20's マイナビジョブ20's

公式サイトはこちら

エージェント型
  • 全求人が20代対象
  • 未経験OK求人75%以上
6,410件
第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo

公式サイトはこちら

エージェント型 社会人経験がなくても手厚いサポート 非公開
Re就活 Re就活

公式サイトはこちら

求人サイト型
  • 20代登録数No.1!
  • 未経験歓迎求人が多数
13,830件
※722件
2025年11月時点の求人数(※第二新卒歓迎の求人数)

ここで紹介した転職サイトは、いずれも「第二新卒」や「20代」といった若手層をターゲットとしています。

Re就活は「掲載求人の96%が未経験歓迎」であり、「20代が選ぶ20代向け転職サイト」として7年連続No.1に輝いていることからも、専門性の高さがわかります。

また、マイナビジョブ20's第二新卒エージェントneoのようなエージェントサポート付き転職サイトも、経験が浅い第二新卒のサポートに特化しています。

末永雄大 末永

もし、人と一緒に転職活動をすのにハードルを感じないのであれば、エージェント型の転職サイトのほうがおすすめです。


1人で転職活動を進めるよりも、入社後のミスマッチを限りなくゼロに近づけられるからですね。


これは、もし彼らが紹介した転職者がすぐ辞めた場合、採用企業に成功報酬を返さないといけないからです。つまり、転職者が定着してくれることがビジネスに直結するのです。だからこそ、本気でミスマッチのない求人提案をしてくれます。

ブラックな求人を排除した第二新卒向け転職サイト

第二新卒の転職理由で、こういった労働環境に関する悩みは、決して少なくありません。

だからこそ、「次こそは絶対に失敗したくない」「心から安心して働ける、まともな職場を見つけたい」と強く願うのは、当然のことです。

ここでは、独自の厳しい基準で求人をチェックし、いわゆる「ブラック企業」を徹底的に排除することに心血を注いでいる、信頼できる転職サイトを厳選して紹介します。

転職サイト 種別 特徴(なぜブラック求人を排除できるのか) 求人数
UZUZ UZUZ(ウズキャリ)

公式サイトはこちら

エージェント型 厳しい独自基準でブラック企業を徹底排除 取引社数3,000社以上
ハタラクティブ ハタラクティブ

公式サイトはこちら

エージェント型 アドバイザーが実際に取材した企業のみ 5,400件
2025年11月時点の求人数(※第二新卒歓迎の求人数)

求人票だけでブラック企業を見抜くのは、難しいという人も多いのではないでしょうか。これは、基本的には求人票には良いことしか書かれないからです。そこで、転職者の「目」の代わりになってくれるのが、ここで紹介したような「ブラック企業排除」を強みとする特化型の転職サイトです。

たとえば、UZUZは企業の採用担当者からヒアリングするだけでなく、実際に足を運んで「労働環境」や「教育体制」を厳しくチェック。さらに、すでに入社した先輩社員への定期的なアンケートまで実施しているんです。

ハタラクティブも、実際に取材した情報をもとに、求人票には載っていない「職場のリアルな雰囲気」まで包み隠さず伝えてくれます。良い面だけでなく、大変な面も含めて事前に知ることで、「入ってみたらイメージと違った…」という最悪のミスマッチが防げるのです。

ブラック求人排除に強い第二新卒転職サイト

  • UZUZ
    平均12時間以上の手厚いサポート!経歴に自信がない第二新卒の転職に強み
  • ハタラクティブ
    大手企業が運営している老舗の転職サイト!未経験から挑戦できる求人多数

末永雄大 末永

もし、転職理由が「今の会社の労働環境」であるならば、doda・マイナビ転職のような総合型と、ここで紹介したような特化型転職サイトを必ず併用してください。これが、キャリアを守るための絶対条件です。


なぜなら、それぞれで役割が違うからです。総合型転職サイトの強みは、なんといっても「求人の選択肢の広さ」ですが、なかには注意が必要な求人が混ざっている可能性もゼロではありません。


一方で、特化型転職サイトは、ブラック企業を徹底的に排除してくれる「安全性の高さ」が最大の武器ですが、紹介できる求人の母数はどうしても少なくなってしまいます。

ITエンジニア求人に強い第二新卒向け転職サイト

今の仕事とは違う専門的なスキルを身につけたい、手に職をつけてキャリアアップしたいと考える第二新卒は多いです。

その代表的な選択肢がITエンジニアです。

ここでは、未経験からITエンジニアを目指せる求人や、経験者がキャリアアップできる求人に特化した転職サイトを紹介します。

種別 特徴(なぜITに強いのか) 求人数
ユニゾンキャリア ユニゾンキャリア

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エージェント型
  • 転職後の定着率99.2%
  • 質の高さが強み
非公開
UZUZ UZUZ

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エージェント型
  • ITスクール運営
  • 未経験から育てるプロ
非公開
Green Green 求人サイト型
  • 人事と直接会える!
  • カジュアル転職
非公開

未経験からITエンジニアへキャリアチェンジを成功させるために、「求人マッチングの質」「未経験からの育成」「企業との直接の繋がり」という3つの異なる強みを持つ転職サイトを厳選しました。

ユニゾンキャリアは、IT業界に特化しており、持っているITのスキルや希望にマッチする質の高い求人が豊富に集まっています。そしてUZUZは、自社で「ウズウズカレッジ」というITスクールを運営し、13年以上も未経験者を育ててきた実績がある、まさに育成のプロです。

そしてGreenは、企業の採用担当者が転職者の経歴を直接評価してスカウトを送るため、入社後のミスマッチが起こりにくいという強みを持っています。

末永雄大 末永

未経験からITエンジニアを目指すなら、ここで紹介した「ユニゾンキャリア」「UZUZ」「Green」という、それぞれ強みの違う3つのサービスを併用するのが、最も賢い戦略です。


dodaのような総合型もおすすめですが、IT特化型の転職サイトはメーカーや金融といった、IT業界以外の一般企業の「社内SE」など見つけにくい幅広い求人に出会える可能性があります。


また、ユニゾンキャリアの「利用者の93%が年収アップ」や、Greenの「転職者の6割以上が人事からの直接スカウト」といった数字は、特化型ならではのマッチングの質の高さを証明しています。

この両方を使いこなすことで、はじめてエンジニアとしてのキャリアの可能性を1番効果的に引き出すことができるのです。

機能が充実している第二新卒におすすめ転職サイト

エージェントと面談するのは少し面倒、まずは自分のペースで、どんな求人があるかじっくり探したいという第二新卒もいるのではないでしょうか。

転職活動は、エージェントと二人三脚で進める方法だけではありません。

ここでは、検索機能や診断ツールなど機能が充実している求人サイトを紹介します。

転職サイト 種別 特徴 求人数
リクナビNEXT リクナビNEXT 求人サイト型 毎月10万人が登録する定番転職サイト 1,099,000件
※2,300件
マイナビ転職 マイナビ転職 求人サイト型 若手向け求人が豊富!独自のスカウト機能も 常時1万件以上
女の転職type 女の転職type 求人サイト型 女性の転職支援に特化 26,990件
※222件
ミイダス ミイダス 求人サイト型 診断結果を元にAIが求人を紹介 非公開
2025年10月時点の求人数(※第二新卒歓迎の求人数)

求人サイトを使いこなすうえで最も重要なのが「スカウト機能」を最大限に活用することです。

職務経歴や希望条件をしっかり入力しておけば、興味を持たれた企業から「うちの選考を受けてみませんか?」というスカウトが届くのです。

スカウトは、ただ待っているだけで、自分では見つけられなかった企業と出会えるチャンスが広がることもあります。また、どんな企業からスカウトが届くかによって、「今の自分の市場価値」を客観的に知るための指標にもなりますよ。

末永雄大 末永

自分のペースで転職活動を進めるなら、まず「リクナビNEXT」と「マイナビ転職」の大手求人サイトで市場の大部分を網羅し、その上で必要に応じ特化型求人サイトを追加するのがおすすめです。


たとえば、女性ならではの働きやすさを重視したいなら「女の転職type」、自分の強みを客観的に知りたいなら「ミイダス」というように、状況に合わせて武器を追加していくとよいですね。

第二新卒で女性が働きやすい職場選びのポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

転職サイトの登録情報はすべて登録しておこう

転職サイトの登録情報は「ちゃんと書く」「すべての項目を記入する」の2点はしっかりとやりましょう。

名前や連絡先だけ入力して、職務経歴や希望条件などを空欄のまま放置するのは、絶好のチャンスを自ら捨てているのと同じです。

末永雄大 末永

なぜなら、登録情報は、企業やエージェントが採用したい人材を見つけるための「検索データ」だからです。


採用担当者は、登録者の職務経歴や希望条件などのデータをみて「この人に会ってみたい」と判断します。


情報が空欄だらけだと、そもそも検索結果に表示すらされず、優良企業からのスカウトを逃してしまう可能性もあるのです。

また、結局のところ、求人に応募する段階になれば職務経歴などの詳しい情報は必ず必要になります。面倒だからと後回しにしても、結局は後で自分が苦労するだけです。

「最初にしっかり埋めておく」のが、結果的に楽で、効率的な転職活動につながりますよ。

転職サイトによっては、登録時に履歴書や職務経歴書をアップロードできるものもあります。第二新卒向けの書類の書きかたについては下の記事を参考にしてみてくださいね。

第二新卒が求人票で「必ず見るべき」ポイント

「第二新卒歓迎」の求人を見つけると、つい応募したくなりますよね。しかし、そのワードだけで安易に飛びついてしまうのは、少し危険です。

マイナビ転職のような「求人サイト」をメインで使う場合、求人が本当に自分にとって良い求人なのかを自身の力で見抜かなければいけません。

ここでは、求人票の表面的な情報に騙されず、その裏側にある「本当の姿」を見抜くための、具体的なチェックポイントを解説していきます。

求人票で見るべき3つのポイント

業務内容

求人票で最も注意深く見るべきは「業務内容」の欄です。

業務内容は入社後に日々行うことになる仕事の「リアル」が書かれており、見誤ると入社後のミスマッチに直結するからです。

具体的には、以下の3つの視点でチェックしてください。

業務内容のチェックポイント

  • 「誰に」「何を」「どのように」を分解する
  • 「未経験歓迎」の言葉の裏を読む
  • 仕事内容の具体性を確認する

まず、その仕事が「どんなお客様に」「どんな商品やサービスを」「どんな方法」で提供するものなのか、分解して理解しましょう。「お客様の課題解決」のような抽象的な言葉で終わらせず、具体的なビジネスモデルをイメージするようにしてください。

次に、「未経験歓迎」と書かれている求人では、その言葉の裏側まで読む必要があります。

「充実した研修制度あり」「OJTで先輩がマンツーマン指導」など、具体的にどうやって育てるのかが書かれているかを確認してください。育成体制について具体的に書かれていない求人は、ただ人手が足りないだけで、入社後に放置されるリスクがあります。

末永雄大 末永

最後に、仕事内容の具体性も重要な判断基準です。


「企画」「コンサル」といった言葉だけでなく、「使用するツール」や「1日の仕事の流れ」など、業務内容が具体的に書かれている求人ほど、信頼性が高いです。


企業側がミスマッチを防ごうと、誠実に情報開示している証拠だからですね。逆に、キラキラした言葉ばかりで具体性に欠ける求人は、注意が必要かもしれません。

休日制度

「休日制度」は、その会社が社員を大切にしているかどうかを見極めるための、非常に重要な指標です。

言葉の定義を正しく理解していないと、入社後にミスマッチを感じてしまうことになりかねません。

具体的には、以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。

休日制度のチェックポイント

  • 「週休2日制」と「完全週休2日制」の決定的な違い
  • 「年間休日」の日数は120日以上あるか
  • 「有給休暇」の取得実績が書かれているか

「週休2日制」と「完全週休2日制」の2つは、似ているようで全く意味が違います。

「完全週休2日制」が、毎週必ず2日の休みがあるのに対し、「週休2日制」は、1ヶ月の間に、2日の休みがある週が最低1回以上という意味です。毎週土日休みだと思っていたら、実は土曜出勤が月2回あった…なんてケースは本当によくあるので、絶対に騙されないでください。

また、年間休日の日数も必ず確認しましょう。1つの目安として、120日以上あれば、カレンダー通りの土日祝休みがしっかり確保されていると考えられます。もし110日台なら隔週で土曜出勤、105日前後なら毎週土曜は出勤というケースが多いです。

末永雄大 末永

有給休暇の取得実績も重要なチェックポイントです。


「有給休暇あり」と書かれているのは当たり前で、知りたいのは実際に取得しやすい環境かどうかです。


「有給取得率〇%」「平均取得日数〇日」といった具体的な数字が書かれている企業ほど、社員が休みを取りやすいクリーンな職場な可能性が高いといえますね。

勤務環境

給与や休日と同じくらい、または、それ以上にあなたの働きやすさを左右するのが「勤務環境」に関する情報です。

とくに、残業や転勤といった項目は、入社後の生活を大きく変える可能性があります。少しでも疑問があれば必ず確認しましょう。

以下の3つのポイントに注目して、求人票を隅々までチェックしてください。

勤務環境のチェックポイント

  • 「みなし残業(固定残業代)」の罠にはまらない
  • 「転勤・異動」の可能性を正しく理解する
  • 「試用期間」中の条件変更がないか確認する

給与で注意したいのが「みなし残業」です。一定時間分の残業代をあらかじめ給与に含んで支払う制度ですね。「月給25万円(固定残業代〇円/〇時間分を含む)」のように書かれています。

一見、給与が高くみえますが、設定されている時間数を超えない限り、いくら残業しても追加の残業代は出ません。この時間数が月45時間を超えている場合は、常に長時間労働である可能性が高いです。

「転勤・異動」の可能性についても確認しておきたいです。「転勤なし」と明記されていれば安心ですが、「当面なし」や「可能性あり」といった表記の場合は、将来的に起こる出る可能性があります。全国に支社がある企業の場合は、許容できる範囲なのかを自分の中で明確にしておきましょう。

末永雄大 末永

最後に、「試用期間」の条件も忘れずにチェックしてください。


多くの企業で3ヶ月〜6ヶ月の試用期間が設けられていますが、その間の給与や待遇が本採用後と変わるのかどうか、明記されているかを確認するのです。


「給与・待遇に変更なし」と書かれていれば安心ですが、「試用期間中は月給〇〇円」のように、本採用後の給与よりも低い金額が設定されているケースもあります。小さな文字で書かれていることも多いので、見逃さないようにしましょう。

第二新卒が転職サイトを使う上でよくある質問

第二新卒が転職サイトを使う前後でよくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

「第二新卒」と「既卒」って何が違うの?

「第二新卒」と「既卒」の違いは、社会人経験の有無です。

実は「第二新卒」には、法律などで定められた公的な定義はありません。

一般的には、学校を卒業後に一度就職し、3年以内に離職した人を指す言葉として使われています。

一方で「既卒」については、厚生労働省が「青少年雇用機会確保指針」のなかで、「卒業後、少なくとも3年間は新卒枠に応募できるように」と企業に働きかけています。

ここから、一般的に学校を卒業後に一度も正社員として就職していない人を「既卒」と呼んでいます。

新卒1年未満で辞めるのは、やっぱり印象悪い?

新卒1年未満で辞めても、次の転職で不利になることはほとんどありません。

厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」によると、大学を卒業して3年以内に会社を辞める人の割合は約3割です。

企業側も、これを理解してくれています。大切なのは「なぜ辞めたのか」という理由を、他責にせず、前向きな言葉で説明できるかどうかです。

「〇〇という環境で、〇〇というスキルを身につけて貢献したい」というように、未来志向の転職理由をしっかり語れれば問題ありませんよ。

第二新卒の転職で、注意すべきポイントは?

第二新卒の転職で最も注意すべきポイントは、「転職理由を明確にすること」と「勢いだけいで辞めないこと」の2点です。

「今の会社が嫌だから」という理由だけで転職活動を始めると、次の会社でも同じ失敗を繰り返す可能性が高いです。

まずは「なぜ嫌なのか」「次はどんな環境なら活躍できるのか」言語化しましょう。

そして、次の内定が出てから、今の会社に退職の意思を伝えるようにしてください。

その他、第二新卒の転職で注意すべきポイントについては以下の記事にまとめています。あわせてチェックしてみてくださいね。

転職サイトは悪い評判も聞くけど、第二新卒ならハローワークのほうがよい?

第二新卒であれば、ハローワークよりも転職サイトの利用を強くおすすめします。

ハローワークは地元の中小企業に強いというメリットはありますが、掲載費用がかからないことから求人の質にバラつきがあります。

一方で、エージェントサポート付きの転職サイトは厚生労働省の許可をもらって運営しており、厳しい基準でフィルタリングした優良企業の求人を紹介してくれます。

質の高い情報を効率的に知りたいのであれば、転職サイト一択といえますね。

第二新卒がハローワークで転職するメリット、デメリットについてさらに詳しく知りたい人は下の記事も参考にしてみてください。

第二新卒向けと一般向けの転職サイト、どちらがおすすめ?

まず「doda」のような一般向けの総合型転職サイトでざっくり求人を見たうえで、第二新卒に特化した転職サイトで具体的な相談をするという順番で使うのがおすすめです。

第二新卒特化のの転職サイトはサポートは手厚いのですが求人が少ないというデメリットがあるからです。

ちなみに、dodaでみた求人をそのまま「ぶっちゃけ、この求人ってどう思いますか?」と、第二新卒特化の転職サイトに壁打ちするという使いかたもあるので試してみてくださいね。

転職サイトの「第二新卒歓迎」って本当に歓迎される?

転職サイトの「第二新卒歓迎」は、基本的に歓迎されていると考えて問題ありません。

企業側は、基本的なビジネスマナーが身についており、かつ自社の文化に染めやすい若手人材を本気で探しています。

マイナビキャリアリサーチLabの「中途採用状況調査2025年版」によると、企業が中途採用をおこなう理由として最も多かったのは「組織の強化・活性化のため(41.0%)」、次いで「年齢など人員構成の適正化(37.5%)」が続いています。

このことからも、企業がが若手を求めることがわかります。

第二新卒向けの求人が多い時期っていつ?

第二新卒向けの求人が増えるのは、4月入社を目指す「1〜3月」と、10月入社を目指す「7〜9月」の2つの時期です。

この2つの時期は、企業の採用活動が最も活発になるタイミングだからです。「1〜3月」は、多くの企業が新年度の事業計画に合わせて採用数を増やす時期です。

そして「7〜9月」は、夏のボーナスを受け取って退職する人が増えるからです。また、4月に入社した新卒社員の早期離職による欠員を補充したい、という企業側の採用ニーズが高まる時期なんですね。

第二新卒向け転職サイトを使うと年収は下がる?

第二新卒が転職サイトを使っても「年収が大きく下がるケースは少ない」です。

リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査2025」によると、20代前半(第二新卒が多い年代)では、転職後1年間で「年収がやや増えた」と答えた人の割合が最も高く、次いで「10〜20%未満増加した」と回答した人が多い結果となっています。

年収の増減 割合
10%〜20%未満増加 9.2%
0%〜10%未満増加 26.0%
0%〜10%未満減少 5.7%
10%〜20%未満減少 6.2%

第二新卒の年収事情について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。

第二新卒でも、大手企業への転職は可能?難易度は?

第二新卒でも、大手企業への転職は十分に可能です。

たしかに、新卒採用と比べると募集枠は少ないため、簡単ではありません。しかし、新卒採用で採りきれなかった若手を補充するために、第二新卒向けの採用枠を設けている大手企業はあります。

第二新卒から大手企業への転職のコツは関連記事にまとめています。あわせて見てみてくださいね。

第二新卒を採用している大手企業には、どんな会社がある?

第二新卒を採用している大手企業は、特定の業界に偏らず、メーカー、商社、金融、ITなど、あらゆる業界に存在します。

ここでは、dodaの「転職人気企業ランキング(2025年)」を参考に、2025年10月時点で第二新卒を採用している大手企業を一部抜粋して一覧にまとめてみました。

インフラ
メーカー
コンサル
  • マッキンゼー
  • NRI(野村総合研究所)
  • アクセンチュア
Web・SaaS系
  • ヤフー
  • ZOZO
  • メルカリ
無形サービス系

他にどんな大手企業や外資系企業があるのかなど、さらに詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

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