第二新卒の転職に適した時期はいつ?タイミングと転職成功のコツを徹底解説

第二新卒の転職時期は2〜3年目が最適!何月がいいかも解説

    第二新卒の転職は、何年目・何月に動くのがベストなのか迷っていませんか?入社2〜3年目と1〜3月・7〜9月が狙い目である理由から、時期にこだわりすぎない考え方、転職を成功させる準備まで、転職のプロが解説します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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第二新卒の転職時期は入社2〜3年目の1〜3月・7〜9月が狙い目

第二新卒の転職で狙い目とされるのは、新卒入社から2〜3年目の1〜3月と7〜9月です。社会人の基礎が身についた時期に、企業の採用ニーズが高まるタイミングを重ねられるからです。

ここでいう第二新卒とは、新卒で入社してからおおむね3年以内に転職活動をする人を指します。まずは狙い目の時期を早見表で確認してみましょう。

タイミング 狙い目 理由
何年目 入社2〜3年目 社会人の基礎が身につき、即戦力前のポテンシャルも評価される
何月(春) 1〜3月 4月入社に向けて欠員補充と新体制づくりの採用が増える
何月(秋) 7〜9月 下半期の採用強化とボーナス後の退職補充で求人が動く
末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

ただ、ここで挙げた時期はあくまで目安です。


採用ニーズは企業ごとに違うので、この時期しか動いてはいけないわけではありません。


大事なのは、時期の理由を理解したうえで、自分のタイミングと重ねて考えることですよ。

転職を考え始めたばかりで、自分に合う進め方がわからない人は、第二新卒に強い転職エージェントに相談しながら動くと安心です。

第二新卒の転職は「何年目」がベストなのか

第二新卒の転職は、入社2〜3年目がもっとも動きやすい時期です。社会人の基礎が固まる一方で、まだ専門性を厳しく問われる手前のポジションだからです。

なぜ2〜3年目なのか、そして1年未満や4年目以降がどう評価されるのかを、3つの観点から見ていきます。

社会人の基礎が固まる入社2〜3年目がベスト

入社2〜3年目が狙い目なのは、ビジネスマナーや仕事の進め方といった社会人の基礎が身についているからです。

名刺交換やメールの作法、報告・連絡・相談などは、1年目だとまだ手探りな人がほとんどです。2年目に入る頃には一通りこなせるようになり、採用する企業側も教育コストを抑えやすいと判断します。

即戦力までは期待されなくても、1年分の社会経験があることは新卒との明確な差になります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

転職市場では、年齢と実務経験のかけ算で評価が決まります。


24〜27歳は第二新卒層として、ポテンシャルを見込んで採用されやすい時期です。


この評価を受けられるうちに動くのが、戦略的に賢い選び方なんです。

入社1年未満の転職は不利になりやすい

入社1年未満での転職は、できれば避けたいのが正直なところです。企業から計画性や我慢強さを疑われやすく、すぐ辞めるのではという懸念を持たれます。

社会人経験が浅いと、具体的な成果やスキルを示しにくく、キャリアのビジョンも語りづらくなります。結果として、転職先へのアピールが弱くなってしまいます。

どうしても1年以内に動く場合は、退職理由を前向きに整理し、次でどう活かすかをセットで伝える準備が欠かせません。

4年目以降は中途採用として即戦力を問われる

新卒入社から4年以上が経つと、第二新卒ではなく中途採用として見られるようになります。中途採用は、即戦力となる高いスキルを求める採用です。

そのため4年目以降は、ポテンシャルよりも職種での実務経験や実績が評価の中心になります。求められるハードルが一段上がると考えておきましょう。

第二新卒と中途採用では、企業が見るポイントが大きく変わります。違いを押さえておくと、自分がどちらの土俵で勝負するのか整理しやすくなります。

第二新卒の転職に有利な「何月」とその理由

第二新卒の転職に有利なのは、1〜3月と7〜9月です。どちらも企業の採用ニーズが高まり、第二新卒向けの求人が増えやすいからです。

それぞれの月が狙い目になる理由と、逆に避けたい時期を確認していきましょう。

1〜3月が狙い目の理由

1〜3月が狙い目なのは、4月入社に向けた採用が活発になるからです。4月入社なら新卒と一緒に研修を受けられ、基礎からじっくり学べる利点もあります。

年度末は異動や定年退職で欠員が生まれやすく、その補充採用が増えます。さらに新年度の事業計画に合わせた増員や、新卒内定者の辞退による枠の再調整も重なります。

同期入社の仲間が多く、切磋琢磨しながらモチベーションを保ちやすいのも、この時期に入社するメリットです。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

注意したいのは、4月を過ぎると新入社員の対応で中途採用が一時的に落ち着く点です。


1〜3月入社を狙うなら、その数ヶ月前から準備を始めておくと安心ですよ。

転職しやすい時期のメリットやデメリットは、こちらの記事でも詳しく解説しています。

7〜9月が狙い目の理由

7〜9月が狙い目なのは、下半期の事業計画に向けた採用が動き出すからです。10月入社を見据えた募集が増え、第二新卒にもチャンスが広がります。

10月入社は4月入社より研修期間が短い会社もあり、早くから実務に入れる場合があります。前職の経験を活かして早く活躍したい人には合うタイミングです。

加えて、6月下旬から7月のボーナス支給後に退職する人が一定数いるため、その欠員を埋める中途採用も活発になります。

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すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

8〜9月は求人が増えるぶん、年齢も経歴も多様な人と同期になりやすい時期です。


自分と違う背景を持つ人と働くと、視野が広がって刺激にもなりますよ。

逆に避けたい4〜6月と10〜12月

逆に動きづらいのは、4〜6月と10〜12月です。新卒入社や下半期スタートの対応で、人事が中途採用に手を回しにくくなるからです。

特に4〜6月は新卒研修のピークで、中途採用の優先度が下がりやすい時期です。10〜12月も、年末進行や新卒採用の準備が重なって採用ペースが落ち着きます。

とはいえ、月ごとの新規求人数に極端な差があるわけではありません。避けたい時期だからと完全にあきらめる必要はないので、求人は常にチェックしておきましょう。

第二新卒は転職時期にこだわりすぎないことが大切

ここまで狙い目の時期を紹介してきましたが、時期にこだわりすぎるのは禁物です。意識しすぎると、かえって良い求人を逃したり、準備不足で失敗したりするリスクがあります。

なぜこだわりすぎてはいけないのか、3つの観点から見ていきます。

好条件の求人は時期を問わず出る

時期を絞りすぎると、それ以外のタイミングで出た好条件の求人を逃しかねません。求人が増える時期以外にも、人材募集はおこなわれているからです。

急な欠員や新規事業の立ち上げなど、企業が予定外に求人を出す場面は1年を通してあります。狙い目の月だけ見ていると、こうしたチャンスに気づけません。

自分の希望に合う求人を取りこぼさないよう、求人情報は時期に関係なく確認し続けることが大切です。

時期優先で準備不足になると失敗する

狙い目の時期に間に合わせようと焦ると、準備が中途半端なまま動いてしまいがちです。自己分析や企業研究が浅いと、選考でうまくアピールできません。

仮に内定が出ても、企業理解が足りないまま入社すると、入社後にミスマッチを感じやすくなります。せっかくの転職が、また早期離職につながっては本末転倒です。

時期はあくまで判断材料の1つです。十分な準備が整ってから動くほうが、結果的に納得のいく転職に近づきます。

時期より自分の事情と年齢を優先する

時期以上に優先したいのが、自分の事情と年齢です。在職中の業務状況や、心身のコンディションは人それぞれだからです。

特に意識したいのが年齢です。第二新卒として評価されるうちに動くほうが、未経験の求人にも挑戦しやすくなります。1年でも若いうちにキャリアを積むに越したことはありません。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

転職市場では、年齢が上がるほど求められる実務経験のハードルも上がっていきます。


完璧な時期を待つより、準備が整った今のタイミングを大事にするほうが現実的ですよ。

求人を常にチェックしておきたいなら、希望条件に合う求人を自動で届けてくれる大手転職エージェントが便利です。幅広い求人の中から、時期を問わず自分に合う案件を見つけやすくなります。

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そもそも第二新卒の転職市場は今どうなっている?

第二新卒の転職を時期から考えるうえで、土台になるのが今の転職市場の状況です。市場の評価ルールを知っておくと、なぜ早めに動くほうが有利なのかが腹落ちします。

第二新卒の転職事情を、3つの観点から整理します。

転職市場は年齢と実務経験で評価が決まる

転職市場での評価は、年齢と実務経験のかけ算でほぼ決まります。企業は常に、ほかの候補者や既存の若手社員と比較して採用を判断するからです。

例えば同じ未経験でも、25歳と32歳では企業の見る目が変わります。若いうちはポテンシャルを評価してもらえますが、年齢が上がるほど年齢相応の専門性を問われます。

だからこそ、第二新卒という評価の枠を活かせるうちに動くことが、市場価値の面でも理にかなっています。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

市場価値とは、需要の大きい市場で、他の人に代替されにくい経験を積んでいる状態のことです。


第二新卒の時期は、その土台になる業界と職種を選び直せる貴重なタイミングなんです。

第二新卒は何歳まで?目安は27〜28歳

第二新卒として扱われる年齢の目安は、おおむね27〜28歳までです。新卒入社から3年以内という定義に当てはまりやすいのが、この年代だからです。

27〜28歳くらいまでは、人柄やポテンシャルを評価して未経験でも採用してもらえる可能性があります。一方で30歳を超えると、専門スキルがなければ評価が一段と厳しくなります。

第二新卒の年齢の考え方は、こちらの記事で詳しく解説しています。自分がいつまで第二新卒として動けるのか確認してみてください。

既に30代を迎えていて、職歴が不安な人や未経験転職を考えている人は、転職エージェントの利用を考えてみてください。おすすめのエージェントはこちらで紹介しています。

通年採用化で第二新卒の機会は広がっている

近年は、入社時期を限定しない通年採用を取り入れる企業が増えています。第二新卒にとっては、1年を通して挑戦のチャンスが広がる追い風です。

新卒と第二新卒をまとめて育成できる点が、企業にとってのメリットになっています。未経験でも、若手の柔軟性やポテンシャルを評価して受け入れる動きも広がっています。

異業種への挑戦を考えているなら、自分の経験がどの業界で活きるのかを早めに整理しておきましょう。

時期を活かして第二新卒の転職を成功させる準備

狙い目の時期を活かすには、その前段の準備が欠かせません。後悔しない転職にするため、自己分析から応募までをしっかり時間をかけて進めましょう。

ここでは、転職を成功させるための準備を4つのステップに分けて解説します。

転職理由を前向きに言語化する

まず取り組みたいのが、転職理由を前向きに言語化することです。第二新卒は早期退職へのマイナスイメージがある分、納得感のある理由が欠かせません。

前職への不満をそのまま伝えるのではなく、経験をどう次に活かすかという視点に変換します。今後の目標や貢献意欲まで語れると、選考での信頼感が高まります。

転職理由の具体的な伝え方や例文は、こちらの記事で紹介しています。面接前に目を通しておくと安心です。

自分の強み・市場価値を整理する

次に、自分の強みと市場価値を整理します。短い社会人経験でも、書き出してみると意外とアピールできる材料が見つかるものです。

前職での業務内容や成果、現場で感じた得意・不得意を棚卸ししてみましょう。それを次の仕事でどう活かすかまで言語化できると、成長への期待感を持ってもらえます。

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すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

強みは、需要のある市場でどう活きるかとセットで考えると伝わりやすくなります。


自己分析のやり方に迷ったら、専用の手順に沿って進めてみてくださいね。

情報収集と企業・業界研究をおこなう

強みが整理できたら、情報収集と企業・業界研究に進みます。ただ「前職と違う仕事がしたい」だけでは、自分に合う仕事は見つけられないからです。

興味のある業界や職種、企業の情報を集め、自分の希望と照らし合わせてみましょう。社風や求める人物像が見えてくると、応募先を絞り込みやすくなります。

何から手をつければいいかわからない人は、企業研究と業界研究のやり方をまとめた記事を参考にしてみてください。

書類作成と応募を進める

最後に、履歴書と職務経歴書を作成し、応募に進みます。自己分析と情報収集でわかったことをもとに、自分の強みと企業の求める像を結びつけて書きましょう。

応募で意識したいのが、第一志望の選考結果が早めに出るよう日程を組むことです。本命の結果が遅れると、ほかの内定への返答に迫られて選択を急ぐことになりかねません。

書類の書き方に不安がある人は、第二新卒向けの履歴書・職務経歴書の解説記事を参考にしてみてください。

もし正社員経験が浅くて準備に自信が持てないなら、20代の転職支援に強いエージェントに頼るのも手です。書類添削から面接対策まで伴走してもらえると、準備の質がぐっと上がります。

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第二新卒の転職スケジュールは約3ヶ月で逆算する

第二新卒の転職活動は、入社希望時期から逆算して計画的に進めましょう。転職活動にかかる期間は、リクルートエージェントによると一般的に約3ヶ月が目安とされています。

余裕を持って動けるよう、準備・面接・退職の大まかな流れを確認しておきましょう。

期間 やること
約1〜3週間 準備(自己分析・情報収集・書類作成)
約4週間 応募・面接・内定
約4週間 退職手続き・引き継ぎ

準備は入社希望の約3ヶ月前から

準備は、入社を希望する時期からさかのぼって約3ヶ月前にスタートします。自己分析や企業研究には、思った以上に時間がかかるからです。

在職中に進める場合は、平日の隙間時間や休日を使うことになります。スケジュールに無理が出ないよう、早めに動き出すほど安心です。

準備の中身は、前の章で紹介した4つのステップがそのまま当てはまります。順番に取り組んでいきましょう。

面接・内定は1〜2ヶ月前を目安に

面接は、入社を希望する時期の1〜2ヶ月前までに受けられるよう動きます。面接では退職理由や転職後にやりたいことを聞かれるので、自己分析をもとに前向きに答えられるよう備えましょう。

内定が出たら、入社の意思は早めに伝えるのが基本です。内定保留は長くても1週間程度が目安で、返答が遅れると印象が下がり、最悪の場合は内定が取り消されることもあります。

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すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

だからこそ、第一志望の結果が最初に出るように日程を組むのが大事なんです。


面接対策や内定保留の伝え方は、専用の記事も参考にしてみてくださいね。

退職手続き・引き継ぎは早めに伝える

在職中に活動していた場合は、転職先が決まったら退職手続きを進めます。就業規則で退職を伝えるタイミングが決まっていることが多いので、まず確認しましょう。

退職の意思は、直属の上司にできるだけ早めに伝えるのが円満退職のコツです。退職日が固まったら、後任への引き継ぎや挨拶回りを計画的に進めます。

ここまで整えられれば、次の職場に気持ちよくスタートを切れます。立つ鳥跡を濁さずの姿勢で締めくくりましょう。

第二新卒の転職時期に関するよくある質問

第二新卒の転職時期について、よく寄せられる質問にまとめて答えます。

第二新卒はいつまで(何歳まで)転職できますか?

目安は27〜28歳までです。新卒入社から3年以内という定義に当てはまりやすく、この年代まではポテンシャル採用が期待できます。30歳を超えると専門性が問われやすくなります。

第二新卒で1年未満の転職は不利ですか?

やや不利になりやすいです。我慢強さや計画性を疑われやすいためです。動く場合は、退職理由を前向きに整理し、次でどう活かすかをセットで伝える準備をしましょう。

第二新卒は4月入社を狙うべきですか?

4月入社は研修を基礎から受けられる利点があり、有力な選択肢です。ただし4月にこだわる必要はなく、10月入社など自分の準備が整うタイミングで動くのが現実的です。

在職中と退職後、どちらで転職活動すべきですか?

収入が途切れない在職中の活動がおすすめです。焦らず選べるため、ミスマッチを防ぎやすくなります。業務が多忙すぎる場合は、無理のない範囲で計画を立てましょう。

ここまで見てきた通り、第二新卒の転職は時期そのものより準備の質が成否を分けます。何から始めるか迷うなら、20代の支援に強いエージェントに相談して、自分に合うタイミングを見極めてみてください。

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