金融業界に強いおすすめ転職エージェント14選!特徴や求人数を比較して紹介
金融業界に強い転職エージェント・転職サイトをキャリアのプロが厳選!銀行・コンサルタント・外資系など、最新の各求人数や特徴を分かりやすく紹介します。
また、未経験から金融業界を目指す人におすすめの職種も解説しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
【領域・目的別】金融業界に強いおすすめ転職エージェント一覧
金融業界は高い専門性が求められるため、転職難易度は高いです。そのため、金融業界への転職を考えているのなら、転職エージェントを積極的に活用したほうが内定を獲得しやすいですね。
というのも金融業界は他の業界よりも新規参入が難しく全体的に求人が少ないので、転職エージェントから求人紹介を受けたほうが自分に合った求人を見つけやすくなるからです。
そこで金融業界に強い転職エージェントと転職サイトに分け、それぞれのおすすめを紹介していきます。
金融業界全般におすすめ | |
---|---|
doda |
求人数:291,630件 金融系専門職:2,524件 総合満足度:4.3 |
全世代求人が豊富 女性未経験チャレンジ 第二新卒歓迎 | |
金融系専門職
都銀・地銀 全業界・職種総合型 | |
リクルートエージェント |
求人数:726,880件 金融・保険業界:32,491件 総合満足度:4.5 |
全世代求人が豊富 女性未経験チャレンジ 第二新卒歓迎 | |
ベンチャーキャピタル 証券会社・投資銀行 全業界・職種総合型 | |
|
求人数:非公開 総合満足度:- |
20代~30代
金融業界経験者 ハイクラス特化型 Fintech(フィンテック) 大手銀行 | |
|
求人数:27,493件 総合満足度:- |
金融業界経験者 ハイクラス特化型 コンサル IT・Web | |
2024年11月時点の求人数 |
年収アップしたい人におすすめ | |
---|---|
JACリクルートメント |
求人数:常時15,000件以上 金融(銀行・証券・保険・投資):1,465件 総合満足度:4.1 |
20代〜50代ハイクラス特化型 管理部門高年収 手厚いサポート | |
不動産投資 コンサルティング・シンクタンク | |
ビズリーチ |
求人数:305,500件 金融求人数:8,868件 総合満足度:4.2 |
30代〜50代
高年収 ハイクラス特化型 管理部門 スカウト型転職サイト ヘッドハンティング | |
外資系投資銀行
金融専門職 M&A 不動産金融 | |
リクルートダイレクトスカウト | 求人数:434,981件 金融専門職:5,542件 総合満足度:3.7 |
30代〜50代
高年収 ハイクラス特化型 スカウト型転職サイト ヘッドハンティング |
|
外資系全般
政府系金融機関 アセットマネジメント ベンチャーキャピタル | |
パソナキャリア | 求人数:50,000件以上 金融・保険:3,194件 総合満足度:3.6 |
30代〜 女性ハイクラス特化型 管理部門高年収 手厚いサポート | |
Fintech(フィンテック) 証券 | |
2024年11月時点の求人数 |
外資系金融に転職したい人におすすめ | |
---|---|
求人数:5,700件 金融・保険:141件 総合満足度:3.8 |
|
ハイクラス特化型 業界専任アドバイザー 高年収 | |
金融・保険全般 | |
求人数:1,665件 金融:138件 総合満足度:3.7 |
|
ハイクラス特化型 外資系・日系グローバル企業 高年収 | |
リスク管理 資産運用 | |
求人数:1,240件 銀行・金融・保険:45件 総合満足度:3.5 |
|
ハイクラス特化型 外資系・日系グローバル企業 高年収 | |
金融・保険全般 | |
2024年11月時点の求人数 |
金融コンサルに転職したい人におすすめ | |
---|---|
|
求人数:非公開 総合満足度:- |
20代~30代 ハイクラス特化型 高年収 コンサル | |
金融求人数:4,552件 総合満足度:- |
|
金融業界経験者 高年収 外資系投資銀行 金融プロフェッショナル職 | |
2024年11月時点の求人数 |
未経験から金融業界を目指す人におすすめ | |
---|---|
doda |
求人数:291,630件 金融系専門職:2,524件 総合満足度:4.3 |
全世代求人が豊富 女性未経験チャレンジ 第二新卒歓迎 | |
金融系専門職
都銀・地銀 全業界・職種総合型 | |
リクルートエージェント |
求人数:726,880件 金融・保険業界:32,491件 総合満足度:4.5 |
全世代求人が豊富 女性未経験チャレンジ 第二新卒歓迎 | |
ベンチャーキャピタル 証券会社・投資銀行 全業界・職種総合型 | |
マイナビエージェント |
求人数:求人多数 金融求人数:求人多数 総合満足度:4.5 |
20代〜30代求人が豊富 | |
銀行、証券会社・FX 全業界・職種総合型 | |
2024年11月時点の求人数 |
末永
それでは厳選した金融業界に強いおすすめ転職エージェントについて、下記で詳しく解説していきます。
【金融業界全般】金融業界に強いおすすめ転職エージェント
こちらでは業界経験や職種に関係なくすべての方におすすめの転職サイト・エージェントを詳しく紹介していきます。
末永
金融業界を目指す方はとりあえずdodaとリクルートエージェントの登録はおさえておきたいです。
サポートしてきた転職者の数や知名度から金融系企業とのコネクションが強く、非公開求人や選考情報などのアドバンテージがあるためです。
doda
dodaはパーソルキャリアが運営するリクルートエージェントに次ぐ大手転職エージェントで、顧客満足度No.1です。
転職エージェントだけでなく転職サイトも運営しているので取り扱っている求人情報は豊富です。さらに、金融業種もかなり幅広くラインナップしているのもdodaの特徴なので、希望の求人に出会えるでしょう。
特徴
- 履歴書・職務経歴書の書き方など、金融業界向けの選考対策
- 第二新卒や金融業界未経験向けの求人あり
- dodaにしかない金融業界独占求人が多数
運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://doda.jp/ |
---|---|
得意領域 | 全業界・職種 |
金融業界 求人数 |
公開求人数:260,660件 公開求人数+非公開求人数:291,630件 金融業界:11,161件 生命保険・損害保険:2,752件 銀行・信託銀行・信用金庫等:2,966件 クレジット・信販:868件 証券会社:894件 ベンチャーキャピタル・ プライベートエクイティ:127件 投信・投資顧問:386件 第二新卒歓迎:5,593件 業種未経験歓迎:1,911件 |
対応エリア | 全国、海外 |
2024年11月時点の求人数 |
dodaでは専任のキャリアアドバイザーが利用者の希望を丁寧にヒアリングしています。ただ求人を紹介するのではなく、希望に合う求人を一定数まで絞り込んでくれるのが魅力の1つです。
金融業界の求人をたくさん提案してもらいたいけど、自分で上手く絞り込めない人はdodaを利用してみましょう。
ポイント
・リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
・多数の金融系求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
・リクルートが保有していない金融業界の求人に出会える可能性が高い
リクルートエージェント
リクルートエージェントは人材業界最大手のリクルートグループが運営する総合型転職エージェントです。
金融業界の幅広い職種の求人を豊富に保有しているのが最大の特徴です。銀行から信託銀行、銀行から証券、未経験から保険会社など、金融業界への転職を考えているすべての人におすすめです。
特徴
- 人材業界最大手の転職エージェント
- 金融業界の幅広い職種の求人を保有
- 転職者の約8割が利用
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
---|---|
得意領域 | 全業界・職種 |
求人数 | 公開求人数:485,900件 非公開求人数:240,980件 金融・保険業界:32,491件 銀行:6,548件 生命保険・損害保険:12,191件 VC・PE・投資ファンド:2,487件 リース・クレジット・信販:4,871件 証券・投資銀行:5,006件 投資信託・投資顧問:1,276件 |
対応エリア | 全国、海外 |
2024年11月時点の求人数 |
リクルートエージェントは公開求人よりも非公開求人のほうが多いです。 事実、金融・保険業界の公開求人数は14,199件 なのに対し、非公開求人数は18,292件となっています。 (2024年11月時点)
この非公開求人は実際に登録しないと、どのような求人があるのかすら把握できません。一般的に非公開求人は応募が殺到してしまう人気企業やマネージャー・管理職などが該当します。レアな求人であることが多いため、これらの求人を逃さないためにもリクルートエージェントは押さえておきましょう。
ポイント
・求人数業界No.1!金融業界人気企業の非公開求人を多数保有
・数の強みを活かした幅広い金融系業界・金融系職種の提案が可能
・たくさんの求人の中から比較検討できる
マイナビ金融エージェント
マイナビ金融エージェントは、株式会社マイナビが運営する金融業界専門の転職エージェントサービスです。
最大の特徴は、メンバーはメガバンク・地銀・証券・生保出身の専任キャリアアドバイザーで構成されている点です。
マイナビエージェントと保有求人を共有しており、専任アドバイザーが経験者だからこそ分かる視点で求人を紹介してくれるので利用者の転職後の年収は全体で20%ほどUPする例もあります。
特徴
- 銀行や証券会社など、金融業界出身のキャリアアドバイザー
- 金融機関だけでなく総合商社などの金融スペシャリストの求人も扱う
- キャリアビジョンのアドバイスや選考対策も充実
運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
---|---|
取り扱い業種 | 銀行、証券・FX、保険会社、リース・クレジット・信販、不動産金融 |
対応エリア | 全国 |
コトラ
コトラは金融業界特化のエージェントのなかでも最大手のエージェントとなっています。
取引のある企業数は大手メガバンクをはじめ4,000社にのぼり、113,000人以上の登録者という実績からもノウハウの蓄積がわかります。
27,000件以上の求人を保有し、業界最大手のネットワークを活かしたハイクラス求人にも期待できます。
特徴
- 金融業界4,000社以上の圧倒的なコネクション
- 金融・コンサル・経営幹部・エグゼクティブの転職支援
- 金融業界の動向や志望企業の状況を詳しく聞くことができる
運営会社 公式サイト |
株式会社コトラ https://www.kotora.jp/ |
---|---|
得意領域 | 金融・コンサル業界全般 |
取り扱い業種 | ESG関連、インベストメントバンキング、投資事業、不動産金融、マーケットビジネス、リスクマネジメント、保険ビジネス、投信投資顧問、金融フロント、金融系コンサルタントなど |
対応エリア | 全国 |
【年収アップしたい人向け】金融業界に強いおすすめ転職エージェント
こちらでは年収アップを前提としたハイクラス向けにおすすめの転職サイト・エージェントを詳しく紹介していきます。
末永
金融業界で年収アップを目指す人はJACリクルートメントとビズリーチを併用して、ビズリーチで高年収求人のスカウトを待ちつつ高年収領域でNo.1のJACリクルートメントの転職サポートを受け、年収アップに万全の体勢で挑みましょう。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは高年収求人領域では国内1位の転職エージェントです。
ハイクラス・エグゼクティブ向けの求人を多く取り扱っており、金融業界で今よりも年収をあげたい人やキャリアアップしたい人におすすめです。
特徴
- 年収600〜1,500万円の高年収の非公開求人を保有
- 金融業界特化のマネジメント層やスペシャリストの転職支援も得意
- 金融業界や金融系職種に特化した総勢約800名のコンサルタントが所属
運営会社 公式サイト |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ |
---|---|
得意領域 | 国内大手/外資系企業/グローバル転職 |
求人数 | 常時15,000件以上 |
対応エリア | 全国、海外 |
2024年11月時点の求人数 |
JACリクルートメントでは、金融業界への転職支援を専任におこなうチームが用意されており、IB(投資銀行)、M&A、インスティテューショナルセールスといった専門職を中心に、外資系企業への転職も得意としています。
ポイント
・金融業界で年収500万円~収入アップしたい
・金融業界の経営層に近いポジションや外資企業への転職
・高年収領域でNo.1のサービスを利用したい
ビズリーチ
ビズリーチは金融業界への転職を考えているすべての人におすすめの転職サイトです。
とくにハイクラス層向けの求人を多く取り扱っているので、今よりも年収を増やしたい人やキャリアアップしたい人におすすめです。利用すれば金融業界で年収600万〜1,500万円の優良企業からスカウトが届きます。
特徴
- 国内最大級のハイクラス向け転職サイト
- 年収600万円〜1,500万円の優良求人が多数
- スカウトから自分の市場価値が分かる
運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp/ |
---|---|
得意領域 | IT・Web/メーカー/コンサルティング/金融/その他 |
求人数 | すべての求人:305,500件 金融業界:8,868件 保険業界:1,169件 |
対応エリア | 全国、海外 |
2024年11月時点の求人数 |
ビズリーチは外資系投資銀行・ファンド・保険会社などの求人も多く扱っていて、金融系職種の選択肢も幅広いです。アクチュアリーやアナリストなどの金融専門職への転職を考えている人は利用してみると良いです。
また、自分の市場価値を知りたい人にもビズリーチはおすすめです。人事やヘッドハンターからどれぐらいの年収やポジションでオファーが来るのかで自分の市場価値を把握できます。
ポイント
・企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
・中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
・幅広いラインナップの金融系職種から隠れた優良求人が見つかる
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトはリクルートグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトです。金融業界のハイクラス求人を数多く取り揃えています。
ハイクラス転職を専門としたヘッドハンターが所属しており、現在のポジジョンを踏まえた上でのキャリア相談ができるようになっています。
特徴
- リクルートのハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト
- 年収800万円〜2,000万円の求人多数
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://careercarver.jp/ |
---|---|
求人数 | すべての求人:434,981件 金融専門職:5,542件 銀行(個人・法人):1,792件 アセットマネジメント:234件 証券(個人・法人):573件 ファンドマネジャー:236件 PE・VC:341件 信託:29件 |
対応エリア | 全国、海外 |
2024年11月時点の求人数 |
リクルートダイレクトスカウトは、求人検索の際の業種の幅広さが最大の特徴です。VC(ベンチャーキャピタル)や政府系金融機関などがあるのも他にはない特色です。
ただ、リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンター数がやや少ないため、さらにレアな求人やヘッドハンターとのコンタクトを増やしたいならビズリーチと一緒に利用することをおすすめします。
ポイント
・年収800万〜2,000万円の求人が多数
・ヘッドハンターから非公開の求人を紹介してもらえる
・企業から直接スカウトを受けることも可能
パソナキャリア
パソナキャリアはミドル・ハイクラス領域に強みを持つ総合型転職エージェントです。
転職後の年収アップ率は67.1%となっており、今よりも収入を増やしたい人におすすめです。非公開求人の多い金融業界の職種をはじめとした、経験者/ハイクラス向けの年収800万円以上の求人を探すのにもうってつけです。
特徴
- 迅速で丁寧な対応で利用者満足度が高い
- 転職後の年収アップ率67.1%
- 女性やハイクラスの転職支援も得意
運営会社 公式サイト |
株式会社パソナ https://www.pasonacareer.jp/ |
---|---|
得意領域 | 営業職/IT業界/管理部門/グローバル転職など |
求人数 | 公開求人数:43,720件
金融・保険業界:3,194件 生命保険・損害保険:795件 銀行:1,173件 リース・クレジット・融資:234件 証券・FX:219件 投資銀行・顧問・VC:188件 不動産金融・ファンド:116件 フィンテック:40件 |
対応エリア | 全国、海外 |
2024年11月時点の求人数 |
パソナキャリアは丁寧で手厚いサポートが評判の転職エージェントです。オリコン顧客満足度ランキングでは4年連続1位にランクインしているほどです。
さらに女性の転職支援も得意としているので、金融業界へ転職したい女性は相談してみると良いです。
ポイント
・金融業界年収500万円以上の求人多数
・転職後の年収アップ率67.1%
・年収700万以上のハイクラス求人や、女性金融業界の転職サポートにも強み
【外資系金融向け】金融業界に強いおすすめ転職エージェント
こちらでは外資系金融への転職を目指す方におすすめの転職サイト・エージェントを詳しく紹介していきます。
末永
外資系金融を目指す方は、以下の3社とは別にJACリクルートメントも利用しましょう。
というのも以下の3社はだけでは求人数が不足しているので、外資系企業も得意としつつ求人数も常に15,000件以上保有しているJACリクルートメントも併用した方が応募数を担保できるためです。
ランスタッド
ランスタッドはオランダ生まれの転職エージェントです。39の国と地域に4,700以上の拠点を持っており、日本国内では主に年収1,000万〜2,000万円のハイクラス層向けの転職支援サービスをおこなっています。
得意領域はIT業界とライフサイエンス業界(製薬や医療機器など)なので、かつては金融業界の求人はそこまで多くはありませんでしたが最近は求人数が増えています。ランスタッドにしかない高年収案件もあるため、今よりも年収を増やしたい人におすすめです。
特徴
- 年収1,000万〜2,000万円のハイクラス層向けの転職支援サービス
- IT業界とライフサイエンス業界が得意分野
運営会社 公式サイト |
ランスタッド株式会社 https://www.randstad.co.jp/ |
---|---|
得意領域 | IT業界/ライフサイエンス業界/ハイクラス/外資系企業 |
求人数 | 公開求人数:5,700件 金融業界:141件 保険:39件 銀行:5件 証券:24件 その他金融・保険:73件 |
対応エリア | 全国 |
2024年11月時点の求人数 |
ランスタッドは将来のキャリアプランを実現するために、業界に対して豊富な知識・経験を持つキャリアアドバイザーが徹底的にサポートをおこなってくれます。
ただし他の転職エージェントに比べて求人が少なめですので、より自分の希望に近い外資系・ハイクラス求人を探すならJACリクルートメントも併せて活用することをおすすめします。
ロバートウォルターズ
ロバート・ウォルターズは1985年にロンドンで創業したスペシャリストに特化したグローバル転職エージェントです。日本だけでなく、世界の主要都市31ヶ国にオフィスを構えて事業を展開しています。
そのため、取引企業は世界的な大企業から中小企業、新興企業まで多岐に渡り、世界的に知られている金融企業の求人と出会える可能性があります。また、正社員だけでなく、ニーズに合わせ契約社員・派遣社員のハイクラス案件も紹介しています。
特徴
- 日本で20年以上の経験を持つ外資系転職エージェント
- 英語も使えるキャリアアドバイザーがサポートを担当
運営会社 公式サイト |
ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 https://www.robertwalters.co.jp |
---|---|
得意領域 | 外資系企業 |
求人数 | すべての求人:1,665件 金融業界:138件 経理・財務:215件 |
対応エリア | 首都圏・関西圏 |
2024年11月時点の求人数 |
ロバート・ウォルターズは外資系企業への転職支援に特化していることから、サポート対象者は「ビジネスレベルの英語力を有する人」となっています。
金融業界で英語力を活かしたい人は相談してみると良いでしょう。
ただ、こちらもランスタッドと同じく他の転職エージェントに比べると求人が少ないので、より自分の希望に近い外資系・ハイクラス求人を探すならJACリクルートメントやリクルートエージェントも併せて活用することをおすすめします。
エンワールド・ジャパン
エンワールド・ジャパンはエン・ジャパングループの1つとして、多国籍企業とグローバル人材をつなぐ転職エージェントです。
アジア太平洋地域の3ヶ国に拠点があり、外資系企業や日系グローバル企業の管理職などのハイクラスなポジションへの転職支援を得意としています。
特徴
- 外資系企業や日系グローバル企業への転職支援が得意
- ハイクラス案件が豊富
- プロフェッショナル派遣や契約社員の求人も取り扱い
運営会社 公式サイト |
エンワールド・ジャパン株式会社 https://www.enworld.com/ |
---|---|
得意領域 | 外資系企業・国内グローバル企業/ハイクラス |
求人数 | 公開求人数:1,240件 銀行・金融・保険業界:45件 経理・財務:87件 |
対応エリア | 東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・三重 |
2024年11月時点の求人数 |
金融専門職の求人が多いわけではないのですが、エンワールド・ジャパンが独自に作り上げた国内有数のバイリンガル人材に関するデータベースやエン・ジャパンの人材情報ネットワークを活用してグローバル転職のサポートをおこなっています。そのため、外資系投資銀行などへの転職を考えている人は押さえておきたいエージェントの1つだと言えるでしょう。
ただ、エンワールド・ジャパンで紹介できる求人は東京や大阪などの都市部周辺に限られています。地方に住んでいる人で、金融業界の外資系企業へ転職したい人は求人の多いビズリーチがおすすめです。
【金融コンサル向け】金融業界に強いおすすめ転職エージェント
こちらでは金融コンサルタント職への転職を目指す方におすすめの転職サイト・エージェントを詳しく紹介していきます。
末永
金融コンサルタントを目指す方にとって、以下の2社のような業界特化型エージェントは金融業界経験者向けの良質な求人が多い反面、求人の母数としてはdoda・リクルートエージェント・JACリクルートメントのほうが多い傾向にあるので、この3社との併用をおすすめしています。
アサイン
アサインはコンサルティングファームに特化した転職エージェントです。特徴としては創業メンバー全員がコンサルティングファーム出身であるという点です。
アサインのキャリアアドバイザーはコンサルティングファーム出身なので、コンサル業界に熟知しているだけでなく、経験に基づいたアドバイスをしてもらえます。
特徴
- コンサル業界に特化したSE・営業経験者向け
- コンサル業界以外の外資系大手事業会社の求人もあり
- サポートを担当するコンサルタントはコンサル業界出身
- 他の転職エージェントよりも2〜3倍の時間をかけて選考対策をおこなっている
運営会社 公式サイト |
株式会社アサイン https://assign-inc.com/ |
---|---|
得意領域 | IT・インターネット・ゲーム、広告・出版・マスコミ、コンサルティング |
紹介実績 | 大手SlerのPM→外資系戦略ファーム 専門商社の営業→大手総合系ファーム Slerのインフラエンジニア→デロイト・トーマツ |
対応エリア | 全国 |
支援は戦略ファームから総合ファームまで幅広い領域が可能です。大手コンサルティングファームへの支援実績もあるので、コンサル業界に精通したキャリアアドバイザーからサポートを受けたい人におすすめです。
アンテロープ
アンテロープは、金融&コンサルティング業界専門の転職エージェントです。
転職後1年以内であればいつでもコーチングがうけられる「スタートアップ・コーチング」というサービスが独自に受けられます。
特徴
- 金融業界4,000社以上の圧倒的なコネクション
- 採用担当者との意思疎通、ポジションの詳細情報を獲得できる
- 1年以上の定期的なコンタクトによる中長期的なフォローアップ
運営会社 公式サイト |
アンテロープキャリアコンサルティング株式会社 https://www.antelope.co.jp/ |
---|---|
得意領域 | 金融・コンサル業界全般 |
紹介実績 | インベストメントバンキング、不動産金融部門、金融プロダクト開発、資産運用・投信投資顧問、金融フロント |
対応エリア | 全国 |
【金融業界未経験向け】金融業界に強いおすすめ転職エージェント
こちらでは金融業界未経験からの転職を目指す方におすすめの転職サイト・エージェントを詳しく紹介していきます。おすすめのエージェントは以下の3社です。
【おすすめポイント】
①国内金融業界の業界未経験者向けや若手向け求人など、幅広い求人を扱っているため
②未経験からでも参入しやすい金融業種の求人を多く撮り扱っているため
冒頭でご紹介したとおり、金融業界への未経験転職は基本的に難しいですが、生保損保や証券会社、リース会社をはじめとした業種の営業職であれば未経験から金融業界に参入しやすいです。
それらの参入しやすい業種を中心とした、未経験向けの求人を多く取り扱うのが総合型エージェントのため、未経験者は総合型エージェント3社の利用をおすすめしています。
参考までに、金融業界特化エージェントと総合型エージェントの未経験向け求人数の差を紹介しますね。
それでは各社の未経験向け求人についてさらに詳しく解説していきます。
doda
まずはdodaの未経験向け求人を詳しく紹介していきます。
運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://doda.jp/ |
---|---|
【未経験】 求人数 |
公開求人数+非公開求人数:291,630件 金融業界の公開求人数+非公開求人数:11,161件 【未経験向け金融業種】 生命保険:477件 損害保険:201件 保険代理店:452件 証券会社:84件 リース:141件 クレジット・信販:101件 【その他金融業種】 銀行・信託銀行・信用金庫等:171件 その他金融:300件 |
対応エリア 拠点 |
全国・海外 東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡 |
2024年11月時点の求人数 |
dodaの最大の特徴は転職サイトと転職エージェントのサービスが一体となっている点です。求人検索と転職相談が同時にできるので、初めて転職活動をする第二新卒者にとっては使いやすいでしょう。
\dodaの未経験おすすめポイント/
dodaはパートナーエージェントサービスを無料で提供しているので、自分にあったキャリアパートナーと転職活動がおこなえます。
職種や業種・地域に特化したパートナーエージェントも契約しているため、金融業界の業種等の理解にまだ自信がない未経験者は金融業界関係のサポートに強みのあるパートナーに依頼するといいでしょう。
こんな人におすすめ
・サイトとエージェントを併用して金融業界の求人を見極めたい人
・顧客満足度No.1のサービスを利用したい人
・未経験として金融業界の知識や業界理解からサポートを受けたい人
リクルートエージェント
次にリクルートエージェントの未経験向け求人を紹介していきます。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
---|---|
【未経験】 求人数 |
公開求人数:485,900件 非公開求人数:240,980件 金融・保険業界の公開求人数:14,199件 金融・保険業界の非公開求人数:18,292件 【未経験向け金融業種】 生命保険:942件 損害保険:235件 保険代理店:908件 証券会社・投資銀行:117件 リース:194件 クレジット・信販:64件 【その他金融業種】 銀行:177件 VC・PE:76件 投資信託・投資顧問:36件 |
対応エリア 拠点 |
全国・海外 東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡 |
2024年11月時点の求人数 |
リクルートエージェントは取り扱い求人数が業界最大級であることが最大の特徴です。
大手3社のなかでも未経験可の取り扱い求人数もトップクラスなので、未経験から金融業界への転職を目指すなら登録必須のエージェントといっても過言ではありません。
\リクルートの未経験おすすめポイント/
リクルートエージェントは転職者の約8割が利用するエージェントであり、それゆえにサポートの質にも定評があります。
膨大な転職者サポートにより蓄積されたノウハウを活かし、面接でよく出る質問や金融業界志望ならではの選考対策もできるので、相談して損はないでしょう。
こんな人におすすめ
・すべての転職者におすすめ
・初めて転職エージェントを使う人
・多くの未経験歓迎求人から選びたい人
・未経験からのキャリアアップや年収アップを目指す人
マイナビエージェント
最後はマイナビエージェントの未経験向け求人を紹介します。
注意点ですが、マイナビエージェントは業界・職種ともに完全未経験はサポートが難しくなってくるので、金融業界経験はないものの他業界での職種経験がある人向けになります。
運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
---|---|
【未経験】 求人数 |
公開求人数+非公開求人数:求人多数 金融業界の公開求人数:求人多数 金融業界の非公開求人数:求人多数 |
対応エリア 拠点 |
全国・海外 東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡 |
2024年11月時点の求人数 |
マイナビエージェントも大手転職エージェントの1つですが、とくに20代から30代の転職支援が得意です。
マイナビエージェントは、リクルートやdodaのような有名どころと比べると登録者数こそ少ないですが、登録者数が少ない故に早いレスポンスや密な連絡など、求職者1人1人に寄り添った手厚いサポートの進め方をしてくれるので、不安要素も大きい未経験からの転職には最適です。
\マイナビの未経験おすすめポイント/
マイナビエージェントもサポートに定評があるエージェントですが目先の選考対策だけでなく、転職者が転職で実現したいことや中長期的なキャリアビジョンなど、マーケターとしての人生単位でヒアリング、アドバイスをしてくれます。
金融業界は求人数が少ないですが、だからこそ金融業界特化のキャリア指導を受けられます。
こんな人におすすめ
・20代で転職を考えている人
・未経験から金融業界に転職したい人
・未経験からの将来的なキャリアビジョンについても手厚いサポートを受けたい人
金融業界に強い転職エージェントの選び方と活用するコツ
金融業界に転職するにあたって、具体的には以下を目安にして転職エージェントを選定するのが好ましいでしょう。
金融業界に強い転職エージェントの選び方
-
金融業界経験者
→総合型エージェント+特化型エージェント -
金融業界未経験者
→総合型エージェント
ハイクラス向けのエージェントや金融業界特化のエージェントは、外資系の投資ファンドやM&Aコンサルティング企業が中心になるためおのずと経験者が対象になります。
総合型とはいわゆる大手3社のリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントを指しますが、詳しくは金融業界に強いおすすめ転職エージェントの表で紹介しています。
末永
金融業界への転職は基本的に難しいですが、総合型エージェントは国内大手金融業界の業界未経験者向けや若手向け求人など幅広い求人を扱っているため、基本は利用をおすすめします。
そうした背景の中で、金融業界に強い転職エージェントについて概要を説明します。
【金融系老舗エージェント】
▶例:コトラ
└幅広い金融業界の求人を網羅的に集めており業界にも詳しい︎
【外資系金融・コンサル特化エージェント】
▶︎例:アンテロープ、ムービンストラテジックキャリア
└外資系の投資銀行、PEファンド、FASコンサルなどを中心に年収1000万以上のハイレイヤーの案件
【事業承継やM&A特化エージェント】
▶︎例:ヤマトヒューマンキャピタル、ユニヴィスエージェント、ソーシング・ブラザーズ
└事業承継やM&A仲介市場の成長に伴い、M&A・PEファンド・VC・CFO投資銀行・事業再生・経営企画の転職に強み
金融業界に強い転職エージェントの使い方
金融業界への転職を考えている場合、転職エージェントは必要不可欠といっても過言ではありません。ここでは金融業界に強い転職エージェントの使い方と利用の流れについて解説していきます。
先ほど解説したように未経験向けのエージェントと経験未経験問わず全体におすすめできるエージェントは一定共通しており、それらはどこも基本的に提供しているサービスや基本的な流れに大きな違いはありません。
下記の流れに沿ってトータルで3ヶ月ほど、対面ではなくオンラインでのサポートが基本になります。
- 利用申し込み(会員登録)
- 面談(ヒアリング)
- 求人紹介・応募書類添削
- 書類選考・面接
- 内定・年収交渉
- 意思決定
- 入社
利用申し込みもしくは初回面談時に金融業界への転職を考えていると伝えるようにしましょう。転職エージェントでは面談の内容を元に、求人の選定がおこなわれるようになっているので、自分の希望を伝えることで条件に合う求人を紹介してもらえるようになります。
ちなみに、初回面談は転職エージェントによっても異なりますが、30分〜1時間ほどです。この短い時間の中でこれまでの経歴や転職理由、なぜ金融業界を希望するのか、業界の指定はあるかなどをヒアリングしていきます。
事前に話す内容をまとめておくと、スムーズに面談が進むので考えをまとめておくようにすると良いでしょう。また、面談では正直に話すことが大切です。ハイクラス向けも多い金融業界の求人を扱う企業を希望するからと見栄を張って嘘をついてしまうと、ピンポイントで自分の希望に合う求人や会社を紹介してもらえなくなるので注意が必要です。
末永
自分を良く見せたくて、ついつい嘘をついてしまう求職者は非常に多いです。しかし、正直に話すことは、転職活動をサポートしてくれるキャリアアドバイザーとの信頼関係を構築する上でも重要なポイントです。
キャリアアドバイザーの信頼を得て、自分の味方にするためにも面談では正直に話すことを心がけるようにしてくださいね。
転職エージェントの利用の流れや面談については、以下の記事でも解説しています。
転職サイトの利用の流れ
金融業界の転職市場では、経験者は非公開求人やスカウトでのマッチングが一定多く、未経験者はそもそも全体求人の母数が少ない傾向にあるため、転職エージェントと一緒に転職サイトの利用もおすすめします。
そこで、ここからはヘッドハンティング型転職サイトの利用の流れについて紹介していきます。
- 会員登録
- 求人検索(スカウトに返答)
- 応募書類作成〜応募
- 書類選考・面接
- 内定・意思決定
- 入社
ヘッドハンティング型転職サイトは自分で求人検索をすることもできますが、金融業界の求人を持つヘッドハンターからのスカウトを待つのが一般的な使い方になります。
金融業界の求人を持つヘッドハンターは登録された経歴・スキルを見て「この人は即戦力として活躍できそうか?」でスカウトを送るか判断しています。金融業界は基本的に経験者採用が中心なので、経験者も未経験者も経歴は詳細に記入しましょう。
ヘッドハンターからスカウトがきた場合、返信をすることで詳細な話を聞けるようになります。その際に転職エージェントと同様にヒアリングをされるので、自分の希望をしっかりと伝えるようにしてください。
明確な希望を伝えることで、条件にマッチする案件を紹介してくれます。その後は求人の応募や面接の調整をヘッドハンターがサポートをする流れになっていきますね。ただ、転職エージェントのように履歴書・職務経歴書の添削や面接対策は自分から申し出ないと手厚くサポートをしてもらえないこともあります。
末永
ただ、サイトやスカウトの利用ではあまり手厚いサポートが受けられるわけではないので、転職のプロのアドバイスを受けながら金融業界の知見も深めつつ転職活動を進めたい人は大手3社の総合型転職エージェントの利用がおすすめです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
金融の転職には業界理解が必須
金融業界の領域は幅広く非常に複雑であるため、転職を成功させたいのなら業界に対する理解や対策をしっかりさせておくことは必須です。
業界や職種への理解が浅いままでは志望動機としても浅い仕上がりになり、企業側の納得感も薄くお見送りになることが多くなるからです。
ここでは金融業界やその職種について網羅的に、要約して解説します。右にスクロールできます。
金融業界の業種
金融業界は、お金を運用する業種であり、主に銀行、証券、保険などに分かれます。
金融業界は、顧客からの信頼を得ることが重要であり、常に法律や規制の変化にも対応していく必要があります。
また、経済や市場の変化にも影響を受けるため、先進的なテクノロジーやデータ分析の活用が求められています。
業種 | 詳細 |
---|---|
銀行 | ●銀行は対象とするターゲットやエリア、規模、仕事内容などによって「メガバンク・都市銀行・地方銀行・信託銀行」に分類される。 |
証券会社 | ●株式や投資信託を購入する際の仲介をおこなう「ブローカー業務」と、自社の資金で株式などを購入し運用する「ディーラー業務」に分かれる |
保険会社 | ●人の生死などのリスクに備える生命保険会社と、物の損害を補償する損害保険会社の2種類に分かれる |
クレジット会社 | ●カード利用者からは会員費や分割払いなどの手数料をもらい、加盟店からはカードが利用されるごとに一定の手数料を受け取るというビジネスモデル |
信販会社 | ●ビジネスモデルはクレジットカード会社に類似するものの、ローンなどあらゆる信用取引を取り扱うため融資の範囲が広い |
投資銀行 | ●資金面で問題を抱えている企業に対して、資金調達の手伝いをする |
アセットマネジメント (投資信託) |
●個人や機関投資家の株式運用を、投資信託として販売し、購入手数料や、運用費用を得るビジネスモデル アセットマネジメントが運用した投資信託を、証券会社が仲介人となって販売する |
リース会社 | ●器具や設備を何十年と長期的に貸し出すサービス。リース会社が自社で商品を調達し、顧客からリース料を受け取るビジネスモデル |
商品先物取引会社 | ●主務大臣から許可を得て投資家などの注文を市場につなぐ業者のことをいう |
不動産金融 | ●土地や建物を担保として、資金を貸し出す仕組み。 また、不動産を証券化し、投資家の資金を集めてその不動産の運用をおこなう |
M&A仲介会社 | ●M&Aとは企業の合併と買収を指し、企業または事業の全部または一部の移転を伴う取引を仲介する |
VC (ベンチャーキャピタル) |
●信用担保のないアーリーフェーズに融資をおこない、将来的にその企業が上場した際に株式を売り、値上がり益の獲得を目指すビジネスモデル |
金融業界の職種
金融業界の職種はおもに、金融業界には、銀行員、証券営業、保険営業、リサーチャー、アナリスト、コンサルタントなどの職種があります。
いずれにしても専門的な知識やスキルが必要であり、それを的確に顧客に伝えて納得してもらうための高いプロフェッショナリズムやコミュニケーション能力も重要です。
職種 | 詳細 |
---|---|
金融営業職 |
金融営業職はホールセール、リテールに分かれている。 ●ホールセールは企業向け営業を指す。 ●リテールは個人向け営業を指す。 |
金融事務職 | ⚫︎窓口や電話・メールでの顧客対応や、文書・データの作成や管理を担当する |
保険外交員 | ●保険会社・保険代理店・保険ショップなどに所属し、保険契約の勧誘や代理、また契約後の顧客へのサポートを行う |
金融系SE | ●金融業で利用される業務システムの開発を行い、扱うシステムは業種によって様々 近年、金融業界内でのDX化やFinTech(フィンテック)の台頭などにより市場価値が上がっている職種 |
金融専門職 |
●金融専門職(金融スペシャリスト)の職種は多岐に渡る プライベートバンカー、フィナンシャルプランナー、ディーラー、トレーダー、ファンドマネージャー、証券アナリスト、エコノミスト、アクチュアリー 職種としての難易度と専門性が高いため、未経験転職は不可能 |
末永
金融業界への転職を目指す際は、これらの業種・職種の違いや求められるスキルの違いをしっかりと理解した上で、志望する職種でどのようなスキルを伸ばしたいのか、それを使って企業にどう貢献したいのかまで説明できるように対策する必要があります。
以下で紹介するエージェントであれば、これらのサポートを万全にしてもらえます。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
【番外編】FinTech(フィンテック)とは
昨今の金融業界を学ぶ上でFinTech(フィンテック)業界は欠かせません。
こちらで解説するので、知らなかったという人はここで覚えておきましょう。
FinTech(フィンテック)とは
FinTech(フィンテック)とは、Finance(ファイナンス)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語です。
FinTech(フィンテック)は金融サービスとIT技術を組み合わせ、金銭関係の様々な出来事を効率的かつスピーディーにおこなうサービスです。
オンライン決済やネット証券など、IT技術を使った金融サービスを提供している会社は、全てFinTech(フィンテック)業界に含まれます。
PayPayなどの電子決済サービスがなじみ深いですが、業務効率化をはかるクラウドサービスなどもFinTech(フィンテック)に該当します。
最近は大手上場企業やメガバンクもFinTech(フィンテック)事業を進めており、業界全体としてフィンテック人材になることが求められています。
末永
FinTech(フィンテック)はIT業界のテクノロジーを金融サービスに導入したものなので、もしFinTech(フィンテック)業界を目指すのであればIT業界向けの転職エージェントの併用も必須ですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
FinTech(フィンテック)について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
未経験から金融業界に転職するには
金融業界は未経験からチャレンジするのが非常に難しいことが特徴の業界です。というのも、金融業界は他の業界よりも経験者採用やスキルを重視する傾向が強いためです。
ただ、業種によって中途採用の難易度が異なるため、転職がしやすい順に紹介していきます。
金融業界の転職難易度(低→高)
- 生保損保 対人折衝力とやる気があれば基本間口は広いが離職率も高く給与も低いケースが多い
- リース会社 ルートセールス的な営業のため、求人数は多くないが難易度は低め
- 証券会社 求人数は多くないが個人の飛び込み営業ができる人であれば可能性はあり
- クレジットカード会社 一定の学歴と大手向け法人営業経験があれば可能性あり
- FinTech会社 ほぼベンチャー企業で構成されるため、ベンチャーにマッチする価値観で法人営業や複雑な業務をディレクションできれば可能性あり
- メガバンク 基本的に中途採用は専門職で経験者しか採用しない
- 投資銀行 専門経験者のみしか採用しない
↓
↓
↓
↓
↓
↓
金融業界未経験でも転職しやすい業種
しかし上記の転職難易度の観点から、以下の職種であれば未経験から金融業界へ転職できる可能性が高くなります。
金融業界と営業経験なしの完全未経験からでも挑戦がしやすいのは生命保険です。そんな生命保険の代表的な企業を一覧にまとめてみました。
生命保険の営業であれば大手企業で働ける可能性はありますが、損害保険の営業は大手企業へ行くのは難しく、中小企業の代理店であれば働ける可能性はあります。
上記に加え、同じ金融業界内であっても生保や損保からでは銀行や他の金融系業種への転職は難しいといった現実もあります。それぞれの違いを教えてもらいながら、転職先を決めたい場合は転職エージェントに相談することをおすすめします。
末永
エージェントは多数の転職者サポートで得たノウハウから金融業界や志望企業の実情を知っているため、入社後のキャリアのミスマッチを防ぐことができます。
求人紹介からキャリアプランのアドバイス、選考対策まですべて無料でサポートしてくれるので、1度相談してみてはいかがでしょうか。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
未経験から保険営業へ転職するコツについては、以下の記事を参考にしてください。
金融業界のキャリアアップ事例
金融業界に転職した後、どのようなキャリアアップが望めるかは見据えておきたいですよね。
ここでは金融業界から異業種に転職したパターンと、金融業界から業界内転職をした場合のキャリアパスについて紹介します。
ご自身のキャリアプランを立てる際の参考にしてください。
金融業界から異業種に転職
金融業界から異業界への転職先は、メーカー・商社・不動産・IT・人材・広告など多岐に渡ります。
具体的には以下のような転職事例があります。
- 資金調達したばかりのベンチャー企業の経営企画や財務・経理
- IT系企業の経営企画、財務・経理
- コンサル会社での企業の経営/財務コンサル
- M&A仲介会社から大手コンサルのFAS
(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)
末永
金融業界の経験者は、会社の資金周りへの理解が深く経営者視点での物事の考えが身についていることや、他人の資本を預かる経験からコンプライアンスやモラルなどが高い、といった点が評価されやすいです。
このことから、金融業界出身者は他の業界出身者よりも市場価値が高く、さまざまな業界・フェーズの企業の重要なポストに入ることも期待できるのです。
金融業界から業界内転職
先述した通り、金融業界は業界経験者を採用する風土が強いため、業界内転職は有利です。
とくに金融知識やプレゼンテーション力を生かせる、外資系金融(銀行・証券会社)や財務系コンサルティングファーム、税理士・会計士法人などが多いです。
同業界転職によって、中長期的なキャリアで、大幅に年収を上げることも可能です。さらなるキャリアアップを望んでいる方に多い転職と言えます。
末永
ただしメガバンクと投資銀行はたとえ金融業界出身者でも転職は難しいです。
なぜなら、この2業種の中途採用は金融専門職の経験者しか採用しないからです。
金融専門職以外はあくまで金融営業職でのキャリアアップが基本となります。
金融業界の将来性
金融業界といえば、将来性について疑問視されていることを懸念している人もいるのではないでしょうか。
こちらで、金融業界の将来性について知った上で、志望動機やキャリアビジョンに活かせるようになりましょう。
金融業界の将来性要約
- 金融業界は、業界規模が大きく市場占有率も高いため、業界として安定はしている
- DX化やAIの台頭により、旧態依然としたシステムや業界構造からの脱却が求められる正念場
- 国内市場の飽和から、海外市場への進出も求められる
- 斜陽産業といわれる理由は、政府のマイナス金利政策が主
日本の金融業界は、グローバルな競争の激化やデジタル技術の進化など、多くの変革が求められる状況に置かれています。
まず、金融業界におけるデジタル化の進展が注目されます。本記事でも解説したFinTech(フィンテック)を筆頭に、近年ではオンライン取引やモバイルバンキングなど、テクノロジーを活用してシステムを刷新する動きが著しいです。
AIやブロックチェーンなどの技術を活用することで、より効率的な業務プロセスを実現し、顧客のニーズに応えることが求められています。
次に、海外企業とのM&Aや海外市場への参入など、海外進出が消極的なところも金融業界の課題と言えます。
世界的な金融市場が拡大し、国際化が進むなか、日本の金融業界も海外市場でのビジネス展開を求められています。こうした状況において、グローバルな視野を持ち、海外市場に精通した人材が求められるようになってきています。
上記に加え、人口減少で市場が縮小していることや、マイナス金利政策による銀行の利潤減少などに起因して、収益構造やの変化が強いられている側面もあります。
このように、金融業界はテクノロジーの革新や海外進出などに疎い側面があるものの、それらを打開することで大きな成長が見込める業界と言えるでしょう。
末永
金融業界への転職を目指す際は、金融業界の展望とご自身のキャリアを絡めて志望動機を伝えることが望ましいです。
ここで紹介した金融業界の動向はごく一部なので、業界の最新状況・トレンドを詳細に把握している転職エージェントに相談しながら転職活動を進めるのがベストです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
金融業界への転職でよくある質問
最後に、金融業界に転職したい人からよく寄せられる質問を紹介するので、目を通してみてください。
金融業界の転職エージェントの選び方
相談者
金融業界の転職エージェントや、その選び方を教えてください。
末永
・金融業界経験者→総合型+特化型エージェント
・金融業界未経験者→総合型エージェント
の基準で選ぶことを大枠ではおすすめしています。
数が多いので具体的には金融業界に強いおすすめ転職エージェントを見てみてください。
金融業界未経験が選ぶべき転職エージェント
相談者
金融業界未経験が選ぶべき転職エージェントを教えてください。
末永
未経験におすすめの転職エージェントは、「doda」「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」の大手3社が未経験向けになります。
金融業界は未経験の転職が難しいので、未経験可の求人を多く取り扱う大手3社がおすすめなのです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
マイナビ金融エージェントとは
相談者
金融業界に転職したいので、マイナビ金融エージェントを使うべきでしょうか?
末永
マイナビ金融エージェントはその名の通り大手のマイナビが運営しているため、求人数やサポートへの期待からも利用をおすすめできます。
ただ、金融スペシャリストやハイクラスなどの経験者向けの求人がほとんどであることに留意したいですね。
投資銀行に転職したいです
相談者
投資銀行に転職したいのですがどうしたらいいですか?
末永
投資銀行への転職は、金融スペシャリストでない限りかなり難しいです。募集枠はわずかですぐに埋まることや、MBA取得が望ましいなどのハードルの高さに起因します。
少なくとも金融業界出身であることは大前提なので、まずは投資銀行転職の足掛かりになるような金融業種への転職を目指しましょう。
金融業界への転職に役立つ関連記事
ここまでに紹介しきれなかった、金融業界への転職情報が詰まっている記事を集めてみました。
気になるものがあれば、ぜひ読んでみてください。
金融業界の転職市場は、公開求人よりも非公開求人の数が圧倒的に多いという特徴があります。重要なポストの求人などによって1企業を左右する意思決定や業界全体に関わる動向が漏洩するのを避けるためです。
ゆえに、非公開求人をもれなく網羅するために、リクルートエージェント・doda・マイナビエージェントの3つすべてに複数登録することをおすすめします。