M&A業界への転職|難易度や面接を突破するコツなどを徹底解説

M&A業界への転職|難易度や未経験でも転職できるのか徹底解説

    M&Aへ転職した人向けに求められるレベルや難易度、面接を突破するコツを現役の転職エージェントが徹底解説します。

    他にも未経験でもチャレンジできるのか、業務のやりがい、労働環境、年収についてもご紹介します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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M&A業界の4分類

一言でM&Aといっても業態は幅広く、様々な業務をおこなう企業がたくさんあります。そのため、職種も様々に分かれています。

業態やビジネスモデルでM&Aを分類した場合、大きく以下の4つに分けられます。

以下で、それぞれについて詳しく説明していきます。

銀行・証券・ファンドのM&A

銀行・証券・ファンドのM&Aは、基本的に投資銀行部門に所属し、M&A業務をアドバイザリーとしておこないます。

誰もが知る大手の上場企業や有名企業の大型案件を中心に扱います。そのため、中小企業を対象とした案件の取り扱いは少ないです。

銀行・証券・ファンドでM&Aをおこなっている企業には、以下のものがあります。

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • みずほフィナンシャルグループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • りそなホールディングス
  • ゴールドマン・サックス
  • 野村証券
  • 大和証券……など

コンサルティングファームのM&A

大手の総合系、会計系のコンサルティングファームは、グループ会社か事業部単位でM&Aのアドバイザリー業務を担当する部署があります。

コンサルティングファームのM&Aアドバイザリーは、売り手側ではなく、買い手側に対して「事業計画から考え、今後どの企業を買収すべきなのか」といった買収のアドバイスをおこないます。

コンサルティングファームでM&Aをおこなっている企業には、以下のものがあります。

M&A仲介会社のM&A

M&A仲介会社は、アナログやWeb上で会社を買いたい中小企業と、会社を売りたい中小企業のマッチングをおこなっています。

銀行や証券、ファンドと比較し、顧客対象は中小企業になることが多いです。M&Aの仲介会社をおこなっている企業には、以下のものがあります。

  • 日本M&Aセンター
  • ストライク
  • ファンドブック
  • M&Aオンライン

一般事業会社のM&A担当

銀行や証券、コンサルティングファームのアドバイザリーとしてではなく、会社内の投資部門などに所属し、M&A案件の立案と実行を担当します。

M&A案件のみに関わるアドバイザリーとは異なり、専門業務以外にも幅広い業務にも取り組むのが大きな特徴だと言えます。

求められる人材はM&A業務を経験しており、即戦力として活躍できる人です。コンサルティングファームなどでM&Aの経験を積んだ人のキャリアパスと考えたほうが良いでしょう。

社内にM&Aがある企業をいくつか以下でご紹介します。参考までに見てください。

M&A業界への転職で求められるレベルと難易度

M&A業界への転職は、基本的に金融業界の実務経験が求められるので、転職難易度は非常に高いと考えたほうが良いでしょう。

とくに銀行・証券・ファンドのM&Aと一般事業会社のM&Aは即戦力として活躍できる実務経験が必要なので、まったくの未経験からチャレンジすることはできません。

未経験からM&A業界へ転職したい場合は「M&A仲介会社のM&A」もしくは「コンサルティングファームでM&A案件で経験を積んでから、M&Aアドバイザリーを目指す」のが狙い目です。

それぞれについて、以下で求められる経験・スキルについて解説します。

M&A仲介会社に求められる人材

M&Aの仲介会社は大きく2つに分けられます。昔からM&Aの仲介をおこなっている会社と、近年増えてきたWeb上でM&Aの仲介をおこなっている会社です。

M&Aの仲介会社が増えている理由としては、中小企業の経営者が50代、60代を超えてきたものの、会社の後継者がいないというケースが増えているからです。

このまま後継者がいないと会社をたたむしかありません。しかし、従業員や取引相手などを考えると、会社を簡単にたたむことができず、それなら売却してしまおうという話が増えています。

会社を売却したいニーズが増えているので、M&A市場に参入するベンチャー企業が増えていますね。ベンチャー企業はWeb上での仲介を業態としていることが多いです。

このようなM&A仲介会社は営業経験があれば、金融業界を経験していなくても採用してもらえる可能性はあります

具体的には飛び込み営業、テレアポ営業などの経験があって、躊躇なく中小企業の社長と話せる人は活躍できる可能性があります。

コンサルティングファームのM&Aに求められる人材

コンサルティングファームのM&Aは金融専門職に近いので、まったくの未経験では転職することは難しいです。

転職するためには何かしらかの金融業界の実務経験を持っていることが絶対条件になります。もしくはコンサルティングファームで金融、M&A系の案件を多くやってきた人なら可能性があります

コンサルティングファームは地頭の良さが重要ですが、業界経験は求められていないので、未経験でも採用してもらえる可能性はあります。

ケーススタディがあるので面接の難易度は高いのですが、受かれば業界経験はなくてもコンサルティングファームへ転職することができます。

その中でプロジェクトとしてM&A案件を多くやり、そこで経験をしっかり積めばM&Aアドバイザリーへ転職できます。

M&A業界の転職面接を突破するコツ

金融業界での実務経験やM&Aの経験がなくても挑戦がしやすいM&A仲介会社と、コンサルティングファームのM&Aアドバイザリーの面接を突破するコツについて紹介します。

まず、それぞれで面接官がどういうタイプの人材を取りたがっているのかを説明します。

M&A仲介会社の場合は信用銀行の営業、証券会社のリテール営業、リクルートの法人営業を経験した人は面接官の感触が良いです。なぜなら、これらの営業は業務上、多くの社長に対して営業活動をおこなってきた経験があるからです。

また、中小企業の社長に気に入られそうなキャラ、人に可愛がられる愛嬌があって、言うべきことは言えるといった一般的な営業力、行動力が求められます。無形商材法人営業の経験があると面接が有利に進みます。

一方でコンサルティングファームの場合は、地頭の良さと論理的思考力があるかどうかが求められます。冷静に論理的に情報を処理し、多方面から物事を見極められる人材を採用したいと考えていますね。

M&A業界へ転職する際の志望動機を考えるコツ

M&A仲介会社、コンサルティングファームのアドバイザリーの両方にいえることですが、なぜM&A業界なのかを明確に言えるようにすることが大切です。

明確にした上で、自分の実体験を織り交ぜて話すようにすると、面接官に納得感を持ってもらいやすいです。以下でそれぞれの志望動機を考えるコツを紹介します。

M&A仲介会社向け

例えば、商工会の人と仲が良く、多くのオーナー経営者が後継者がいなくて困っているという問題を知り、そういう人たちを助けたい、手助けしたいから。


このように身近な原体験を元に、どういう点で助けたいのか、手助けしたいのかをより明確にし、志望動機に織り交ぜると良いでしょう。

コンサルティングファームのアドバイザリー向け

M&A案件を何件かやってきて、その中で面白みを知ったものの、コンサルティングファームではM&A案件の他に業務改善や組織改善などのプロジェクトにもアサインされてしまうので、自分としてはM&A案件だけにフォーカスしてプロジェクトを担当したい。またはより大きな金額、予算のM&Aをやりたいから。


コンサルティングファームのM&Aアドバイザリーは、これまでのM&A案件で何を経験し、なぜ専門でやりたいのかを詳しく話せるようにすると良いでしょう。

M&A業界に転職を成功させるおすすめの方法

M&A業界に転職するためには転職エージェントを利用することをおすすめします。

これは10年以上の間、転職エージェントとして働いた私だからこそ紹介できることです。

末永雄大 末永

M&A業界に転職することはぶっちゃけ難しいです。求人数は限られていて、M&A業界への転職に必要な面接の対策をする必要があります。


しかし、転職エージェントを使うことであなたの転職成功率は高まる可能性があります。転職エージェントは様々な転職案件を扱うことから幅広い年齢層をサポートしています。


また、企業の人事とコネクションを持っていて、企業・職種ごとに異なる必要な面接対策やアドバイスをしてくれます。実際に利用するまでも簡単です。


必要な情報やあなたの転職希望を登録するだけで、あとは転職エージェントからの連絡を待つだけです。

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M&A業務のやりがいや労働環境

M&Aのやりがいは、なんといっても世の中の色々な情報に触れられる点でしょう。

一般人が知らないような情報、裏側をたくさん知ることができます。もちろん、機密保持契約を入れているので、業務上知り得た情報は第三者に開示できませんが、それでも世の中でどのように回っているのかを知ることができます。

また、年収が良いのもやりがいに繋がります。

外資系の大手コンサルティングファームの給料レンジが高いのは当然のことですが、M&A仲介会社の給料も良いです。M&A仲介会社で有名な日本M&Aセンターでいえば、平均年収が1413万円で1000万円を超えています。

さらに通常であれば、社内のM&Aや経営統合をやれるポジションにつけるまで何十年もかかります。何十年かかってもほとんどの人が関われない業務です。

しかし、大手企業へ外部コンサルとして入っていけば、20代や30代でも名だたる企業の経営統合や企業買収に関与でき、やりがいを感じる人が多いです。

残業について

M&A業務はコンサル業務と似ており、残業は多く、終電が終わった深夜まで仕事をしている傾向にあります。

なぜなら、M&Aはプロジェクト単位で動くため、忙しいときとそうでないときの波があります。

社風について

社風はM&A仲介会社と、大手コンサルティングファームによって異なります。M&A仲介会社は営業会社のような社風です。スピード感があり、熱い社員が多く在籍しています。

大手コンサルティングファームは保守的な社風ですね。求めている人材が論理的思考力がある人なので、どうしてもそういう社風になりやすい傾向にあります。

M&A業務に携わりたい人におすすめの転職エージェント

基本的にM&Aは難易度が高い仕事なので、転職するには転職エージェントを利用するのがおすすめです。

業界未経験からM&Aを目指したい人は将来のキャリアプランを含めた相談だけでなく、M&A仲介会社などの求人を紹介してもらえます。

コンサルティングファームにまず入って、そこでM&A案件の経験を積んでからM&Aアドバイザリーを目指したいと考えている人にも転職エージェントは有効です。

コンサルティングファームの面接ではケーススタディが必須になります。ケーススタディを自分1人で対策するのは大変なので、転職のノウハウを持った転職エージェントを頼るのが効率が良いです。

また、転職エージェントは企業に合わせた履歴書・職務経歴書の添削、面接対策などもおこなってくれるので、非常に心強い存在です。

キャリアゴールから逆算した丁寧なカウンセリングで、20代のキャリアチェンジを支援するキャリアエージェントなら、M&A業界への転職準備から選考対策まで伴走してくれます。

やりとり3万字以上の丁寧なカウンセリングを重視して、自分の強みを言語化しながら転職を目指したい人は、すべらないキャリアエージェントに相談してみるのがおすすめです。

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