【プロが教える】転職エージェントに断られる&求人紹介できない場合の対処法

    勇気を出して転職エージェントを頼ったのにも関わらず、転職エージェントへの登録を断られた、紹介できないと言われてしまった……

    そもそも転職エージェントは「転職者に対して無料で転職のサポートをしてくれると積極的に宣伝しているのに、断られるってどういうこと!?」と戸惑う人も多いかと思います。

    今回は、現役・転職エージェントの視点で、なぜ転職エージェントが転職者の登録受付を断ったり、求人紹介を断るのかについて理由や背景についてお伝えしちゃいます。

    また、実際に断られてしまい、これからどうすれば良いの?といった部分についても、レクチャーします。

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

転職エージェントにサポートを断られる2つの理由

転職エージェントが登録・サポートを断る理由としては大きく以下の2つがあります。

  • 経歴や経験的にサポートが難しい
  • 希望の業界・職種が転職エージェントの得意分野と合っていない

以下でそれぞれについて具体的にお伝えしていきますね。

理由1:経歴や経験的にサポートが難しい

これまでの経歴・経験的に転職エージェントを利用しての転職が難しい場合、登録・サポートを断られたり、紹介ができないと言われる可能性が高いです。

その転職エージェントがどんなに素晴らしい転職サポート力を持っていたとしても、転職者のこれまでの経歴によってはサポートが難しいことがあるのです。

各転職エージェントによって基準の差はありますが、具体的には以下のような人が該当します。

  • 短期間で2〜3社以上の離職・転職を繰り返している
  • 30代以上で1度も正社員経験がない
  • 新卒1年目での退職や転職者

上記に当てはまる人たちは自分で求人に応募しても、書類選考の段階でお見送りになってしまうことが多いのではないでしょうか。

そんな状態だからこそ、藁にもすがる思いで転職エージェントに支援をお願いしている人も多いと思います。

個人的な心情としては、このような人たちもどうにかサポートしたいと思うものの、転職エージェントは魔法使いではないので、誰でも救えるわけではないのです。

また、転職エージェントはボランティアで転職支援をしているわけではないので、事業を存続させるためには報酬も必要になってきます。

とはいえ、転職者から報酬を支払ってもらうのではなく、求人企業から年収の30%〜35%を成功報酬としてもらっています。

こんなに高い成功報酬を支払う理由には、優秀な人材を採用したいと求人企業は考えているのです。

今回紹介したサポートをお断りされてしまう転職者は、残念なことですが、求人企業が高い成功報酬を払ってまで採用したい人材に当てはまりません。

理由2:希望の業界・職種が転職エージェントの得意分野と合っていない

2つ目ですが、転職エージェントはそれぞれ得意分野があります。その得意分野と転職者の希望が合っていないと、サポートを断られることがあります。

転職エージェントに登録する前に、自分の希望とその転職エージェントの取り扱っている求人の強みと弱みをしっかりと確認しましょう。

ここで紹介する強み・弱みですが、以下のような意味合いになっています。

  • 強み=特定の業界・職種の求人を多く保持している
  • 弱み=特定の業界・職種の求人をほとんど保持していない

たとえば、エンジニア職を希望している転職者が事務や管理部門に強い転職エージェントに登録しようとしても「うちではその分野の求人はほとんど取り扱ってないので、紹介できません…」といったケースがあるのです。

そのようにならないためにも、あらかじめ登録する転職エージェントのサイトを見て、その転職エージェントがどの業界・職種の求人を多く取り扱っているのか確認してからサポートの申し込みをすると良いです。

ちなみに転職エージェントの強い分野・求人を確認するときは、以下のような視点でチェックすることをおすすめします。

  • 業界
  • 職種
  • レイヤー、年齢層など

それぞれの視点について、次でさらに詳しく紹介します。

業界特化で強みを持っているケース

IT業界・人材業界・金融業界・コンサル業界など、求人企業の業界や業態軸で多数の求人を取り扱っているケースです。

たとえばですが、IT業界の企業とは大小を問わずほとんどの会社と取引があるので、全職種を取り扱っていますといった形が多いですね。

職種特化で強みを持っているケース

経理財務職・ITエンジニア・建築士などの建設系専門職・マーケティング職種など、職種の役割に特化した求人を多く取り扱っているケースです。

たとえばですが、経理職種の求人案件については、IT業界・金融業界・食品メーカー・アパレル業界など、幅広い業界の経理案件を取り扱っていて、それぞれの業界ごとの経理業務の違いや経理処理の特徴など、細かい点や知識を持ってアドバイスしてくれるといった強みがあります。

レイヤー・年齢層などの切り口で強みを持っているケース

ここでいうレイヤー・年齢層とは、20代の第二新卒層・ミドル以上のマネジメント層・ハイレイヤーやシニアなどの40代以上の経営管理職に強いなど、年齢層や役職、年次で強みを持っているケースです。

たとえばですが、20代の第二新卒層に強い場合、20代の未経験でも積極的に採用してくれる求人を多く保持していたり、若い人の課題になりがちな自己分析や面接対策などのサポートに強みを持っていたりします。

自分にあった転職エージェントを見つけて活用する方法を以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事転職エージェントに使われるな!成功のための3つのテクニック

転職エージェントに紹介できない、と断られてしまった場合の対処法

そもそもなのですが、転職エージェントは「登録受付を断ること」を禁止されています。

転職エージェント・人材紹介会社は厚生労働省の許認可免許を得て事業を運営しており、免許規定の中に、転職サポートの依頼をしてきた転職者の登録は強制的に受け付けるという条項があります。

ここまで色々と説明してきて今更なのですが、実は、厚生労働省のお達しにより転職エージェントはすべての登録者のサポートを受け付ける義務があるわけです。

ですので、各転職エージェントの「サポートの受付自体を断る」ということではなく、厳密に表現すると「様々な条件を踏まえて、弊社としてはお役に立つことが難しいです」ということを言われるのだと思います。

転職エージェントが求人紹介を断る理由や本音

転職エージェント側の本音や気持ちとしては「仮にサポートを受け付けて、実際に面談を実施して、自社が保持している求人を紹介したとしても、書類選考ですべてお見送りになってしまう可能性が限りなく高いので、双方にメリットがなく時間の無駄になってしまいますよ…」ということなのです。

転職エージェントも、ボランティアではなくビジネスとして転職のサポートや求人紹介をしています。

現実的な話ですが、毎月、転職のサポートをする社員の給与やオフィスの家賃を支払っていかなければならないので、自分たちの限られた時間や工数をそこに割くことが難しいという事情があります。

また、求人企業にとっても、最初から中途で採用したいターゲットの目線や基準、経験スキルは決まっており、上記で紹介したような転職者の選考をするということは、お見送り連絡をする手間と心理的負担が発生するだけなのです。

さらに、転職者本人にとっても、転職エージェントのオフィスに面談で訪問する交通費と時間や手間、淡い期待を抱いたにも関わらず、すべてが書類選考でお見送りになる失望感などを考えると、デメリットはあってもメリットが少ないということが多いです。

このようにシビアな話になってしまうのですが、転職エージェントだけでなく、求人企業、転職者のそれぞれにとって残念な結果になってしまうわけです。

最初から難しいと分かっているのにも関わらず、サポートを進めるということは誰もハッピーにならないことが多いです。

だから、これまでのサポート経験から転職エージェントは最初から「うちではお力になるのが難しいです」と求人紹介を断るのです。

仮に転職者サイドから「免許で禁止されているんだから、受付て求人を紹介してください!」と強く伝えれば、やむなくサポートや求人紹介はしてもらえますが、先ほど説明したように残念な結果になってしまう可能性が非常に高く、徒労に終わるだけ…と思ったほうが良いでしょう。

すごくシビアな話ですが、これが現実なので、最初に認識しておいたほうが転職エージェントに過度な期待を持って、後で失望することも減ると思います。

転職エージェントに断られてしまった人にオススメの転職エージェント

最後に、大手の転職エージェントに断られてしまった方でもサポートしてもらえる、オススメの転職エージェントをご紹介します。

20代にオススメなのは、ハタラクティブUZUZです!

ハタラクティブUZUZは、20代の人の転職サポートに強みを持っており、フリーターや既卒の人でもサポートしてもらうことが可能な転職エージェントです。

「大手の転職エージェントに断られてしまった」という人でも、ハタラクティブUZUZならサポートしてもらえる可能性が高いですので、まずは両方に登録してみることをオススメします!

既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント

未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。

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