dodaの評判を独自調査!「ひどい」の口コミが本当かプロエージェントが解説

すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
dodaの評判や口コミを調べると「dodaは使えない」「対応がひどい」「書類選考が通らない」といった検索候補が出てきます。
そこで、そういったdoda(デューダ)の評判は本当なのか、doda(デューダ)を利用した求職者に独自のアンケート調査をおこないました。
利用者によるリアルな評判と口コミの回答を基に、現役の転職エージェントであり弊社代表の末永雄大がdodaの評判について本音で解説していきます。
転職エージェント「doda」の特徴・仕組み
出典:doda
doda(デューダ)は、パーソルキャリア株式会社が運営する国内最大級の転職支援サービスです。
最大の特徴は、自分で探す「転職サイト」とプロに相談する「転職エージェント」の2つを1つのサービスで使えることです。
登録すると、自分のペースで求人検索・応募でき、希望すればキャリアアドバイザーから非公開求人の紹介や選考サポートも受けられます。
dodaエージェントサービス利用の流れ
dodaのエージェントサービスを使った転職の流れは以下です。
dodaエージェント利用の流れ
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会員登録
公式サイトからプロフィールや職務経歴を登録します。 -
キャリアカウンセリング(面談)
キャリアアドバイザーと面談(電話またはオンライン)を行い、希望条件やキャリアプランをすり合わせます。 -
求人紹介
ヒアリング内容に基づき、サイトには公開されていない「非公開求人」を含めた求人の紹介を受けます。 -
応募・選考サポート
応募書類の添削や、企業ごとの面接対策を受けながら選考に進みます。 -
内定・入社
年収交渉や入社日の調整をエージェントが代行してくれます。
もちろん、まだ転職するか迷っている段階であれば、STEP2のカウンセリングで「今の市場価値を知りたい」「キャリアの相談だけしたい」といった使い方もできます。
dodaを利用する流れについてさらに詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
dodaの利用料金は完全無料
dodaのエージェントサービスは、求職者に対してすべてのサービスを完全無料で提供しています。
転職エージェントは、紹介した人材が入社して初めて企業から「紹介手数料」を受け取る仕組みになっています。
そのため、利用者は相談から内定、入社まで費用を一切かけることなく転職支援を受けることができます。
dodaに「ひどい」という評判がある理由
「doda 評判」と検索すると、「ひどい」「ブラックばかり」といったネガティブな言葉が並び、正直「登録して大丈夫なの?」と不安になりますよね。
出典:Google
悪い評判の半分は事実ですが、残り半分はdodaのサイトとエージェントが同時に動く仕組みによるものです。
他社とは異なるこの仕組みこそが、ネット上の「ひどい」という声を生み出す元になっている可能性が高いです。まずはその仕組みから解説します。
dodaが「ひどい」と言われる3つの理由
連絡がしつこい
dodaが「ひどい」といわれるのは「連絡がしつこい」という評判の影響が大きいです。
なぜ「しつこい」と感じるのかというと、サイトとエージェントのそれぞれから別々に連絡が来るからです。
dodaは他社にはない「ハイブリッド型」のシステムがあります。
一般的なエージェントとdodaの違い
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一般のエージェント(リクルートエージェントなど)
「担当者(人間)」からの連絡のみが届きます。 -
doda
「サイト機能(システム)」からの自動新着求人メールと、「担当者(人間)」からの面談打診の電話が、別々のルートから同時に届きます。
実際に、dodaの利用者からはその通知の多さに戸惑う口コミが寄せられています。
評判・口コミ
40代・男性・販売/サービス
満足度:(5点)
自分は働きながらの転職活動だったので、連絡をいつでも取れるわけではなく、仕事中以外でないと対応できないことを担当者に伝えていたのに、何回か電話やメールをしてきたのは残念に感じました。
20代・女性・販売/サービス
満足度:(4点)
スカウト数や求人数が多いのは魅力的でしたが、dodaのアドバイザーさんからの面談相談の勧誘や電話が多かったり、しつこい時もあったのが気になりました。
個人的に自分のタイミングで面談の相談をしたいと感じていたので、1日に20件も電話やメールがあり負担が大きかったです。
dodaからの連絡は、設定を変えれば減らせます。後述のパートもあわせてチェックしてみてください。
dodaエージェントが電話をかける目的や「ひどい」と言われる理由についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
ブラック求人が目立つ
dodaが「ひどい」といわれる理由として「ブラック求人が多い」という評判によるものもあります。
dodaには「転職サイト」機能があります。これは、企業が掲載料を払って求人を載せる、いわゆる求人広告です。
求人広告は企業が掲載料を払えば何人でも採用し放題のビジネスモデルのため、大量採用企業や離職率の高い企業の求人が混ざりやすくなっています。
実際に、自動配信される求人の質やマッチ度に対して、疑問を感じる利用者の口コミが寄せられています。
評判・口コミ
30代・女性・マーケティング
満足度:(3点)
自動で送られてくる求人の9割が、私の経験や希望とズレていました。似たような追加質問が別途メールで送られてくることもあり、手間でした。
30代・男性・営業職
満足度:(4点)
自動で届くメールの求人配信が思いのほか多く、煩わしさを感じる。中には要望とまったく関係のない求人も混ざっている。
ただし、ブラック求人かどうかは事前に見分けることができます。
dodaは、サイトで見つけた求人について、エージェントから「実際の職場環境」や「なぜ募集しているのか」という裏事情まで聞けます。
求人広告の表面だけでなく、実態を知ってから応募できるのがハイブリッド型サービスの強みです。
dodaの求人がブラックばかりと言われる理由についてさらにくわしく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
書類選考が通らない
dodaが「ひどい」といわれるのは「書類選考が通らない」という評判が多いからです。
書類が通らないのは、「サイトからの直接応募」と「エージェント経由」の両方で、それぞれ違う理由によって落とされやすい仕組みになっているからです。
サイトの応募ボタンから直接応募すると、企業の採用基準に満たない場合、AIや人事の選考システムで自動的に落とされるケースがあります。
一方、エージェント経由でも必ず書類が通るわけではありません。
採用枠が埋まっていたり、明らかに選考基準から外れている場合は、doda側の判断で企業に書類を送らないこともあります。
実際に、応募しても企業に届く前に落とされていると感じる利用者の声があります。
評判・口コミ
30代・女性・販売職
満足度:(1点)
dodaで何社か応募してみたけど、次の日には「お祈りメール」が届く。面接すらしてもらえない。自分には市場価値がないのかと落ち込んだ。
30代・女性・事務系
満足度:(3点)
応募をお願いしてもエージェントの判断で企業に書類を提出してくれないことがあり、少し疑問に感じた。企業側の手間を省くため、ある程度dodaの中で書類選考をしているように感じた。
書類選考の通過率は、応募ルートの工夫などで対策できます。後述のパートや関連記事もあわせてチェックしてみてください。
それでも多くの人がdodaを選ぶ3つのメリット
これまでdodaにあるネガティブな評判について解説してきましたが、それでも利用者数はトップクラスの人気があります。
ここでは、dodaを活用する3つの大きなメリットを紹介します。
dodaの3つのメリット
メリット1:業界No.2の求人数
dodaを選ぶメリットの1つは、業界No.2となる28万件超の求人数です。
| エージェント名 | 求人数 |
|---|---|
| リクルートエージェント | 953,030件 |
| doda | 283,130件 |
| ワークポート | 125,770件 |
| パソナキャリア | 49,780件 |
| type転職エージェント | 38,040件 |
| 2025年11月時点の求人数 | |
dodaのデータベースには、大手から中小企業、都市部から地方まで、幅広い求人が含まれています。
未経験歓迎やニッチな職種の求人も豊富にあるため、選択肢が枯渇するリスクを減らせます。
実際に、他社では見つからなかった求人に出会えたという声が多く寄せられています。
評判・口コミ
20代・男性・エンジニア
満足度:(4点)
他の転職サービスでは見つからなかった職種や業界の求人が豊富にありました。
キャリアアドバイザーも自分の希望に合った求人を提案してくれるだけでなく、履歴書や面接対策のアドバイスも具体的で非常に役立ちました。
30代・男性・マーケティング
満足度:(5点)
都市部だけではなくて全国的に求人を用意しているので、地方に住んでいても転職活動しやすいのは嬉しいですね。
20代・女性
満足度:(5点)
最初のカウンセリングで、アドバイザーが用意してくれた求人は約100件以上あり、その後も転職サイトを通じて興味のある求人を見れたのが良かったです。
情報量が他の転職サイトや転職エージェントよりも圧倒的に多く、求人の更新頻度も高くて情報がたくさん欲しかった私にはありがたい転職サービスでした。
メリット2:選考スピードの速さ
dodaを選ぶメリットの2つ目は、他社を圧倒するスピード感です。電話がしつこいのは「対応スピードが速い」ことの裏返しでもあります。
このスピード感の理由は、dodaの「分業制」にあります。
dodaでは、求職者を担当する「キャリアアドバイザー」と、採用企業を担当する「採用プロジェクト担当」に分かれています。
それぞれのプロが専任で動くため、1人で両方を行う他社エージェントよりも日程調整がスムーズなんですね。
他社が1週間かけてやる調整を数日で完了させることも珍しくありません。「1日でも早く今の会社を辞めたい」「来月には内定が欲しい」と考えている人にとっては非常におすすめです
実際に、dodaの対応の速さを実感したという口コミも集まっています。
評判・口コミ
20代・女性・その他職種
満足度:(3点)
連絡がすぐくるところはありがたいと思った。登録後すぐにカウンセリングしてもらえるので、登録後のスピード感は良いと思う。
20代・男性・モノづくり系エンジニア
満足度:(4点)
dodaはスピード感はあるし、それでいて話は親身に聞いてくれました。自分の希望はすべて伝えられて、納得感が持てました。
30代・女性・ITエンジニア
満足度:(4点)
dodaはエージェントの方からの提案やアドバイスが適切なスピードでした。急かされることもないので、個人的にはストレスなく転職活動ができました。
メリット3:利便性が高い
dodaを選ぶメリットの3つ目は、サイトとエージェントを自由に使い分けられることです。
「今日は相談したい」「今は放っておいてほしい」などその時々の気分に合わせて使い分けができるのは、ハイブリッド型のdodaだけの特権です。
実際に、使いやすさやツールの便利さを評価する口コミが多く寄せられています。
評判・口コミ
20代・男性・ITエンジニア
満足度:(4点)
dodaはサイトやアプリを直感的に使っていけるところが良いです。便利な機能やツールも多いので、新しい気づきも得やすいと思いました。
20代・女性・その他の職種
満足度:(4点)
dodaを使っていて良いと思ったのは、検索条件を保存しておけるため、毎回検索しなおす必要がなくて使いやすいところです。
他にも保存した条件や前回閲覧していた求人と似た求人が候補に表示されるため、沢山受けたい人には非常におすすめだと思いました。
dodaにしか掲載されていない独占求人も多数あります。
良い求人ほど早く埋まってしまうため、まずは求人をチェックして、チャンスを逃さないようにしましょう。
サポートが丁寧だった
dodaを選ぶメリットの4つ目は、キャリアアドバイザーの丁寧なサポートです。
dodaは厚生労働省委託事業の「職業紹介優良事業者」に認定されており、1人ひとりに合った求人の提案力と、入社後に長く働き続けられる実績が公的に認められています。
この認定は、「無理な転職を勧めない」「求職者の希望を第一に考える」といった厳しい基準をクリアした事業者だけに与えられるため、安心して相談できます。
実際に、利用者からも自分では気づけなかった強みを発見できたという声が多く寄せられています。
評判・口コミ
20代・女性・ITエンジニア
満足度:(4点)
dodaは、自分ではなかなか気づけないような「気づき」をもたらしてくれる選考サポートや、根拠と具体性が伴っているアドバイスが良かったです。
それにより今の自分が持っている武器や市場価値を確認でき、転職活動を前向きに進めていくことができました。
20代・男性・営業職
満足度:(4点)
担当者の知識が豊富で、業界のことや転職市場の動向等も教えていただきました。
職務経歴書の添削もしていただき「サポート体制が整っている」と感じました。
20代・男性・営業職
満足度:(4点)
細かいところまでヒアリングをしてくれて、今後伸ばしていった方が良いところや自分の武器であるところなどを明確に示してくれました。
ゴールに向けてのプランも立ててもらえたことで、段階的に目の前のすべきことがはっきりしていったのが良かったです。
dodaのキャリアアドバイザーに相談すれば、自分では気づけなかった強みや、新しいキャリアの可能性が見つかるかもしれません。
まずは無料カウンセリングで、今のスキルや経験がどんな企業で活かせるか確認してみてください。
dodaの連絡を減らす設定術
dodaのメリットは理解できても、「それでもやっぱり、しつこく連絡が来るのは避けたい」と思う人もいるかと思います。
dodaの電話連絡は、登録後に2つの設定をすれば減らせます。
電話連絡を減らす2つの設定
「メール連絡希望」の設定
dodaのキャリアアドバイザーからの電話を減らす最も効果的な方法は、登録フォームの最後にある「備考欄(その他の希望条件)」に、注意書きをしておくことです。
この設定をすると、担当者のシステム画面に「メール連絡希望」と表示され、緊急性の低い連絡はメールで送るようになります。
電話は面接日程の調整など、急ぎの確認が必要な場合のみに限定されるため、連絡頻度が大幅に減ります。
以下の文章をそのままコピペして貼り付けてください。
【コピペ用テンプレート】
現在、在職中で多忙なため、電話での対応は難しい状況です。
ご連絡は原則として「メール」にていただけますと幸いです。
(※面談日程の調整など、必要な時だけこちらからお電話します)
設定さえ済ませれば、電話に悩まされることはありません。登録後すぐに設定を変更しておきましょう。
「企業ブロック」の設定
dodaのスカウトサービスの閲覧範囲を調整しておくと、現職に経歴を見られる心配を減らせます。
dodaには、企業が匿名の経歴情報を確認し、オファーを送る「スカウトサービス」があります。初期設定のまま使うと、現職の人事やグループ企業の採用担当者が発見するリスクがあります。
もしバレたくない場合、登録後は「企業ブロック」の設定をしておきましょう。
企業ブロックの設定
- 会員専用ページにログインし、「Web履歴書設定」を開く
- 「スカウトサービス利用状況」から「特定の企業からの閲覧をブロックする」を選択
- 「現在勤務している会社名」および「関連会社・取引先」を入力してブロック登録
ブロック設定を済ませたら、登録した企業からは経歴情報が表示されなくなります。
dodaをバレずに使う方法についてさらに詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
dodaの求人に潜む「ブラック企業」を見分ける方法
dodaの求人を確認する際は、検索条件と企業情報の見方を押さえることで、ブラック企業を事前に見分けられます。
ここでは、その判断基準と確認手順を解説します。
ブラック企業を避けるための確認ポイント
「未経験歓迎」の罠を避ける検索フィルタ条件
求人検索をする際、単に希望職種を入れるだけでは不十分です。
ブラック企業をシステム的に弾くために、必ず以下の条件を詳細検索で設定してください。
ブラック求人を外す検索条件
- 年間休日120日以上(完全週休2日制+祝日休みと同義)
- 月平均残業時間20時間未満(これを超えると常態化している可能性が高い)
- 雇用形態:正社員(「契約社員スタート」の求人を除外)
また、フリーワード検索での除外設定も有効です。
「アットホーム」「夢」「感動」「大量募集」といったキーワードは、待遇の悪さを精神論でカバーしようとする企業がよく使う言葉です。
これらが含まれる求人は、どんなに条件が良く見えても警戒レベルを上げてチェックする必要があります。
それでも不安な場合は、実際に担当のキャリアアドバイザーに確認してみましょう。
エージェントだけが知る「離職率」の上手な聞き出し方
離職率や退職理由は、面談でエージェントに直接確認することで把握できます。
求人票は企業側が作成した広告であり、都合の悪い情報は載りません。離職率の高さや、短期間で辞めた人の特徴などは、公開情報だけでは判断できません。
そのため、面談では次の質問を投げて、現場の状況を確認することが重要です。
【ブラック企業を炙り出す3つの質問】
- この部署の、直近1年間の離職率は何%ですか?
- 今回の募集背景は「増員」ですか?それとも「欠員補充」ですか?
- (欠員補充の場合)前任の方は、具体的にどのような理由で退職されたのですか?
回答が曖昧な場合や、背景を明確に説明しない場合は、職場環境に注意すべきです。
反対に、離職率や背景を具体的に説明できる企業は、職場環境が安定していると判断できます。
面談時は、この差を基準に応募するかどうかを見極めることが大切です。
dodaで「書類選考」の通過率を高めるコツ
書類選考の通過率を上げる方法は2つあります。
1つ目は、サイトの応募ボタンではなくエージェント経由で応募することです。2つ目は、職務経歴書に企業が検索するキーワードを盛り込むことです。
この2つを実践するだけで、書類通過の可能性が大きく変わります。
書類通過率を上げる2つの方法
「サイト応募」よりも「エージェント推薦」を使う
dodaで書類通過率を上げたい場合は、サイトからの直接応募ではなく、エージェントから応募するのが有効です。
サイトからの応募は、企業側に多数の応募通知のひとつとして届きます。人気企業では、学歴や経験などの条件で自動的にふるいにかけられ、書類が人事担当者に届く前に選考が終わることがあります。
通過率を高めるには、次の手順でエージェント推薦を依頼します。
エージェント経由で応募する手順
- 「応募ボタン」は押さずに、担当のキャリアアドバイザーに連絡する。
- 「この求人に興味があるので、推薦状付きで応募したい」と依頼する。
- アドバイザーが求職者の強みを補足した「推薦状」を作成し、人事担当者に直接プッシュする。
推薦状とは:キャリアアドバイザーが企業に送る「この人を採用すべき理由」を書いた紹介文のことです。履歴書だけでは伝わらない強みや人柄を補足してくれます。
このひと手間をかけるだけで、応募書類は「その他大勢のデータ」から「エージェントが推している候補者」へと格上げされます。
dodaのハイブリッド仕様を逆手にとった、最も確実な通過率アップの方法です。
社内選考を突破するためのキーワード対策
dodaでは、企業に書類が届く前に社内のマッチングシステムによる「0次選考」が行われます。ここで重視されるのは、職務経歴書に検索対象となる専門用語が含まれているかどうかです。
キャリアアドバイザーやAIは、データベースを検索する際にキーワードを使用する可能性が高いです。このため、実際に経験があっても、その語句が職務経歴書に記載されていなければ候補として抽出されません。
職務経歴書を書く際は、経験内容を示す具体的な語句を明記してください。
キーワード記載の良い例と悪い例
【悪い例】
営業リーダーとして、部下の指導を行いました。
【良い例】
法人営業(BtoB)チームのリーダーとして、メンバー5名のマネジメント(KPI管理・育成)を担当。商材は無形商材(SaaS)で、新規開拓営業が中心です。
「法人営業」「マネジメント」「SaaS」「新規開拓」などの業務を示す語句を明記すると、社内システムで検索されやすくなります。
この対応により、候補として抽出される機会が増え、結果として紹介される求人の幅も広がります。
dodaの職務経歴書作成ツールの使い方については以下の記事も参考にしてみてください
dodaが「合う人」と「合わない人」の決定的な違い
dodaは多くの転職者に支持されていますが、人によって相性の良し悪しがあります。
その特性上、性格や転職スタイルによって、向き不向きがはっきりと分かれるツールです。
登録する前に、どちらのタイプに近いかを確認してみてください。
dodaとの相性を確認するポイント
合わない人:提案を「待つ」だけの人、連絡をストレスに感じる人
dodaは、情報量が多く連絡頻度も高いため、受け身で進めたいタイプの人や通知を負担に感じる人とは相性が良くありません。
dodaと相性が良くないタイプ
- 自分からは動かず、担当者からの提案を待ちたい「受け身」な人
- 求人数よりも、厳選された数社だけをじっくり検討したい人
- 事務的な連絡や通知が頻繁に来るのが生理的に無理な人
自分から応募するより企業からのアプローチを待ちたいという人は、ビズリーチのようなスカウトサービスが適しています。
一方で、電話連絡そのものを避けたい場合は、リクナビNEXTのような求人サイトの機能しかないサービスを使って、自分のペースで進める方法が向いています。
合う人:泥臭くても「数」を撃ちたい人、幅広い選択肢から選びたい人
以下のようなタイプの人には、dodaが最も合っています。
dodaと相性が良いタイプ
- 不要な連絡は設定でオフにできるので、とにかく全ての求人を見たい人
- エージェントの提案を待つだけでなく、自分でもガツガツ検索して応募したい人
- 未経験職種への挑戦や、年収アップのチャンスを数多く掴みたい人
dodaは圧倒的な求人数と情報量が強みです。
「手間がかかっても、とにかく多くの選択肢から自分で選びたい」という人には、dodaが最適です。
また、今すぐ転職しない人でも情報収集だけの利用も大丈夫なので、転職を考えたら最初に登録しておきたいサービスの1つです。
自分に合っていると感じたら、まずは登録して求人をチェックしてみてください。
結論:dodaは「情報収集」のツールとして優秀
dodaは、丁寧で静かなサポートを求める人には向いていません。しかし、圧倒的な求人数と情報量を活かしたい人にとっては、非常に優秀なサービスです。
最後に、dodaを使って転職成功率を最大化するための方法をお伝えします。
リクルートエージェントとdodaの賢い使い分け
転職エージェントは1社に絞る必要はありません。
むしろ、特性の違う2社を組み合わせるのが正攻法です。
業界最大手の「リクルートエージェント」と、今回紹介した「doda」の2つを以下のように使い分けてください。
リクルートとdodaの使い分け
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リクルートエージェント(メイン)
「教科書」として使う。求人の質が安定しており、サポートも手堅い。まずはここを軸にして、転職活動のペースを作る。 -
doda(サブ)
「情報のシャワー」として使う。リクルートにはないニッチな求人や、掘り出し物を探すために利用する。通知設定を調整しつつ、情報の取りこぼしを防ぐための補完ツールとする。
この2社を併用すれば、国内の主要な求人はほぼ網羅できます。
dodaとリクルートエージェントの違いについてさらに詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
まずは登録して「通知オフ」設定から始めよう
もしdodaの利用を迷っているなら、まずは登録だけして、すぐに通知オフ(メール連絡希望・スカウトブロック)の設定を済ませてみてください。
担当者と話したくなければ、最初は面談をせずに求人を眺めるだけでも構いません。
リスクは設定で消せます。まずは自分の目で、国内最大級の求人リストをチェックすることから始めるとよいです。
dodaを利用する際によくある質問
記事の最後に、doda(デューダ)の利用に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。登録前の最終確認として活用してください。
dodaエージェントサービスはひどいって本当?
dodaのエージェントサービスが「ひどい」と感じるかは人によります。
連絡頻度が多く、希望と異なる求人が届くこともありますが、通知設定や担当変更で改善できます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
dodaの求人はブラックばかりなのは本当?
dodaの求人がブラックばかりではありませんが、企業が掲載料を払えば求人を載せられる仕組みのため、条件の良くない求人が混ざることがあります。
検索フィルタやエージェントへの確認で回避できます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
dodaエージェントの電話連絡がしつこいのはなぜ?
dodaエージェントの電話が多いのは、サイトとエージェントの両方から連絡が来る仕組みだからです。
登録時に「メール連絡希望」と記載するか、担当者に伝えれば減らせます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
dodaは登録するだけでも大丈夫?
dodaは登録するだけでも問題ありません。
求人検索サイトとしても使えるため、面談せずに求人を眺めるだけの利用も可能です。
dodaを退会する方法は?
dodaを退会するには、マイページから手続きできます。
パソコンは「登録情報設定」→「退会申請」、スマホは「登録情報設定」→「退会手続き」から可能です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
dodaエージェントは既卒・フリーターでも利用できる?
dodaで応募したけど「選考準備中」が長いのはなぜ?
dodaで「選考準備中」が長いのは、応募が殺到しているか社内選考に時間がかかっているためです。
2週間以上動きがなければ問い合わせてみてください。










システムと担当者の両方からの連絡が重なるため、体感的に「しつこい」と感じやすいのです。