【2025年】既卒向け就職エージェントおすすめランキングTOP6

既卒は就職エージェントに相談しても良いのか悩んでいる人向けに、キャリアのプロが活用するべき理由とおすすめのエージェントを紹介します。
また、サービスを上手く活用するコツも解説します。就活を成功させたい人に必読です。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
既卒就活はエージェントの併用がおすすめ
既卒の就活において、納得のいく内定をゲットする最強の戦略は、既卒専門のエージェントを2〜3社併用することです。
ここからは、「1社だけ」ではリスクが高い理由、そしてエージェントの組み合わせ方について解説していきます。
戦略の理由と具体的な組み合わせ
「1社だけ」では担当者と合わないリスクを避けられないから
既卒の就活でエージェントを2〜3社併用すべき理由は、「1社だけでは担当者と合わないリスクを避けられないから」です。
これは、エージェントの担当者によって得意な業界や職種、そしてサポートスタイルが違うためです。
たとえば、営業の求人に強い人もいれば、施工管理のコネクションが深い人もいます。サポートスタイルなら、連絡の頻度が高めでガッツリ支援する人、既卒の自主性を尊重しながら進める人など支援方法は人それぞれです。
量の「マイナビジョブ20's」「ハタラクティブ」、質の「UZUZ」
既卒専門のエージェントのおすすめは、「量」に強みを持つエージェントと、「質」に強みを持つエージェントをかけ合わせることです。
既卒の場合、「選べる求人が少ない」という不安と、「正社員として働いていない状況を理解してもらえない」という不安の、大きく2つがあります。
そこで「量」のエージェントで選択肢の不安を、「質」のエージェントで既卒ならではの悩みや不安を潰すという戦略をおすすめしています。
▼ 【代表例】「量」と「質」のエージェント ▼
「量」で攻めるエージェント
-
マイナビジョブ20's
新卒採用シェアNo.1で、親会社マイナビのパイプを活かし、社会人経験が浅い既卒向けの求人を多数ストック -
ハタラクティブ
もともとITエンジニアの派遣事業からスタートしているため、IT業界や、そこから派生した未経験歓迎求人のコネクションが強い
「質」で攻めるエージェント
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UZUZ(ウズキャリ)
創業者自身が元既卒で職歴に悩んだ経験から生まれたエージェント。手厚いサポートで支援実績が豊富
まずは量のマイナビジョブ20's・ハタラクティブから1社、そして質のUZUZという2社に登録して面談を受け、相性の合う担当者を見極めていくのが既卒就活の「正解」です。
既卒にエージェントが必須な理由
リクナビNEXTのような就活サイトだけでは、既卒の就活はうまくいかないケースがほとんどです。
ここでは、なぜ就活サイトではダメなのか、そしてエージェントが必須である3つの理由をキャリアのプロの視点から解説していきます。
サイトではなくエージェントが必須な理由
理由1:サイトでは「職歴の壁」で挫折する
就活サイトで既卒が挫折してしまう1番の理由は、応募の段階で「職歴の壁」にぶつかってしまうことです。
なぜなら、採用企業は就活サイトから何百通もの応募が届くため、まずは「職歴の有無」という分かりやすいところで機械的にフィルターをかけてしまうからです。
ちなみに、「未経験OK」と書かれている求人を見つけても、いざ応募しようとすると「社会人経験〇年以上」が必須条件になっていることがあります。また、職務経歴欄が空白のままでは、書類選考すら通過できないケースが多いのです。
「やる気はあるのに、門前払いされてしまった」と感じた人もいるかもしれませんが、経験やスキルの問題ではありません。
就活サイトの仕組みが、職歴のない既卒者にとって不利になっているだけなんですね。
理由2:自己流では「空白期間の伝え方」がわからず面接で落ちる
就活サイトで既卒がうまくいかない2つ目の理由は、面接で空白期間の伝え方がわからず、自分の意欲やポテンシャルをうまくPRできずに落ちてしまうことです。
うまくPRできない既卒が多いのは、空白期間への後ろめたさや、そもそも企業が既卒に求めている採用の目線を知らず、伝わっていないからです。
企業が面接で見ているのは、「この人は入社後になじんで、定着して活躍してくれそうか?」の1点です。過去を責めたいのではなく、今の考えを確認したいだけなんですね。
だからこそ、伝え方に不安がある場合は、知見のあるエージェントに相談するのが効果的です。
エージェントは、面接で話すことや言い回しを一緒にブラッシュアップし、面接官に伝わりやすい形に仕上げてくれますよ。
理由3:「職歴なしOK」の優良求人はエージェントが持っている
就活サイトだけでは不十分な3つ目の理由は、「職歴なしOK」の優良な非公開求人が、エージェントにしか集まらない仕組みになっているからです。
というのも、エージェントは、求職者の入社をしっかりサポートし、質の良い人材を企業へ送り出しています。企業はその質の高さに対し、年収の30〜35%もの高額を支払ってでも採用したがります。
なので、良い人材を本気で探している企業ほどエージェントを利用し、結果として優良な求人がエージェントに集まってくるのです。
逆に、求人サイトは「掲載料さえ払えば採用し放題」なので、つねに大量採用をしている企業(=離職率が高い企業)の求人が多いです。
「既卒がいけるところなんて、どうせブラックしかない」と感じている人もいるかもしれませんが、就活サイトだけを見ていると当たり前ともいえてしまいますね。
エージェントの利用は、こうした優良な「非公開求人」に出会うための絶対条件です。
既卒におすすめ就活エージェント6選
ここでは、既卒におすすめの就活エージェントを6つ紹介します。
先述した「選び方」のコンテンツでは、例として3社だけを取り上げました。実際には人によって合う組み合わせが違うため、候補を広げて比較できるよう、このパートで6社を紹介しています。
エージェントは登録すればOKではありません。それぞれのエージェントをうまく使う方法も含めて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「量」で攻めるエージェント3選
「質」で攻めるエージェント3選
【大手グループの軸】マイナビジョブ20's
マイナビジョブ20'sは、人材業界大手のマイナビグループが運営する20代専門のエージェントです。大手ならではの求人の多さから「量」の軸として、まず最初に使うのをおすすめします。
公開求人は6,000件以上、そのうち77%以上が未経験OKです。全国の求人を網羅しているため、地方で求人を探している人も必見です。
さらに、入社後の定着率が95.2%と高いことから、自分に合った長く働ける会社に出会いやすいことがわかります。
マイナビジョブ20'sの使い方は「大手マイナビの圧倒的な求人ネットワーク」を使いたおすことです。
初回の面談では「自分に合いそうな求人を、ひととおり見せて欲しい」と伝えてみてください。
これは、情報の出し渋りをなくし、大手ならではのメリットを確実に引き出すためです。
こんな既卒におすすめ
- 多くの求人を見たい人
- 地方で就職したい人
- 大手の安心感が欲しい人
| マイナビジョブ20'sの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
| 公式サイト | https://mynavi-job20s.jp/ |
| 求人数 |
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| 業界・職種 |
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| オンライン面談 | Web面談・電話で可能 |
| 内定獲得期間 | 最短2週間 |
| 対応エリア 拠点 |
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| 2025年11月時点の求人数 | |
マイナビジョブ20'sの評判や口コミについては下の記事にまとめています。
【ブラック企業排除の軸】ハタラクティブ
ハタラクティブは、ブラック企業を排除排除しているエージェントです。「変な会社に入りたくない」という恐怖心が強い人は、「量」を軸として選ぶとよいです。
また、未経験OKの求人が4,000件以上あるだけでなく、求人企業へ取材をして、どんな会社なのか詳しく調べています。
この「量×安心」の仕組みにより、内定率も80.4%という実績があります。
ハタラクティブの使い方は、キャリアアドバイザーが持っている「リアルな潜入情報」を聞き出すことです。
「実際にオフィスに行って、どんな雰囲気でしたか?」と聞いてみてください。
求人票からはわからない「生の情報」を確認することで、ブラック企業への入社リスクを限りなくゼロに近づけることができます。
こんな既卒におすすめ
- 多くの求人から選びたい人
- ブラック企業がとにかく怖い人
- 確実に正社員になりたい人
| ハタラクティブの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
| 公式サイト | https://hataractive.jp/ |
| 求人数 |
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| 業界・職種 |
|
| オンライン面談 | オンライン面談可能 |
| 内定獲得期間 | 最短2週間 |
| 対応エリア 拠点 |
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| 2025年11月時点の求人数 | |
ハタラクティブの評判や口コミについては下の記事にまとめています。
【研修・面接会の軸】JAIC
ジェイックは、上場企業が運営しており、社会人としての基礎を学べる「無料研修」があることで有名なエージェントです。社会人経験がなくて不安な人は「量」の軸として選んでください。
取引企業数108,657社というパイプから、未経験採用にポジティブな企業と出会いやすいです。5日間の研修「就職カレッジ」でビジネスマナーを身につければ、書類選考なしで約20社と一気に会える「集団面接会」に参加できます。
この「圧倒的なコネクション」と「選考パス」の仕組みがあるため、経歴にハンデがある人でも最短ルートで正社員を目指せます。
ジェイックは、「就活の学校」に入学するつもりで、社会人としての自信をつけるために使うとよいです。
「いきなり面接を受けるのは怖い」「何から始めればいいかわからない」という人こそ、まずは研修に参加してみてください。
あいさつや名刺交換といった「社会人の型」をプロに教わることで、自信を持って面接会に進めるようになります。
こんな既卒におすすめ
- 社会人経験がなく不安な人
- 大学中退などの経歴がある人
- 書類選考で落ちてしまう人
| JAICの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジェイック |
| 公式サイト | https://www.jaic-college.jp/sales/ |
| 求人数 | 非公開 |
| 業界・職種 | メーカー/商社/IT・通信/不動産・建設/広告/医療/人材 |
| オンライン面談 | オンライン面談可能 |
| 内定獲得期間 | 最短2週間 |
| 対応エリア 拠点 |
|
| 2025年11月時点の求人数 | |
ジェイックの評判や口コミについては下の記事にまとめています。
【手厚さの軸】UZUZ
UZUZ(ウズキャリ)は、他社の10倍以上もの時間をかけてサポートする手厚いエージェントです。「じっくり相談に乗ってほしい」「自分に合う仕事がわからない」という人は「質」の軸として選ぶのがおすすめです。
おすすめする理由は、1人あたり「平均20時間」のサポートです。ただ求人を渡すのではなく、キャリアカウンセリングや面接対策にしっかりと時間を使ってくれます。
このサポートが「定着率96%」という数字に表れており、入社してよかったと思える会社に出会える確率がグッと高まります。
UZUZ(ウズキャリ)を使うのであれば、担当者に「面接練習を自信がつくまで何度もやってほしい」とお願いしてみましょう。
UZUZは時間をかけることを嫌がりません。だからこそ、とことん練習に付き合ってもらってください。
ここで面接力を鍛えてから本番に挑むのが、一番の近道です。
こんな既卒におすすめ
- じっくり相談に乗ってほしい人
- 自分に向いている仕事を知りたい人
- 面接が苦手で練習したい人
| ウズウズの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社UZUZ |
| 公式サイト | https://uzuz.jp/ |
| 求人数 | 非公開 |
| 業界・職種 |
|
| オンライン面談 | ビデオ通話・電話で可能 |
| 内定獲得期間 | 最短1週間、平均1ヶ月程度 |
| 対応エリア 拠点 |
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| 2025年11月時点の求人数 | |
ウズウズの評判や口コミについては下の記事にまとめています。
【スピード内定の軸】第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは、内定までのスピードがとにかく早いエージェントです。すぐにでも就職したい人は、「質」の軸として選んでください。
内定まで「平均26日、最短2日」というスピードがあります。これだけ早いと入社してからが心配と思うかもしれませんが、内定者向けの「入社前研修」まで用意されています。
ビジネスマナーや社会人の心構えをしっかり学んでから入社できるため、スピード重視でも安心して社会人デビューができるのです。
第二新卒エージェントneoを使うなら、担当者に「いつまでに入社したいか」という期限をハッキリ伝えることです。
「貯金が厳しいので、1ヶ月以内に決めたいです」など正直に言ってみてください。
そうすれば、担当者もスピード優先で動いてくれて、最短ルートで入社できる企業をすぐに紹介してくれますよ。
こんな既卒におすすめ
- いますぐ働きたい人
- 離職期間が長引くのが怖い人
- 早く安心感を手に入れたい人
| 第二新卒エージェントneoの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
| 公式サイト | https://www.daini-agent.jp/ |
| 求人数 | 公開求人数:688件 ※未経験歓迎の求人多数 |
| 業界・職種 |
|
| オンライン面談 | Web面談・電話で可能 |
| 内定獲得期間 | 最短2週間 |
| 対応エリア 拠点 |
|
| 2025年11月時点の情報 | |
第二新卒エージェントneoの評判や口コミについては下の記事にまとめています。
【若手フォローの軸】キャリアスタート
キャリアスタートは、就活中の孤独や住まいまでケアしてくれる、若手専門の伴走型エージェントです。「一人で就活するのが心細い」「上京したい」と考えている人は「質」の軸として選んでください。
おすすめポイントは、独自の「転職交流会」と「転居サポート」などのサービスにあります。毎月の交流会では、就活生や内定者そして就職した先輩が集まり、悩みを共有できる仲間が見つかります。
さらに、寮付き求人の紹介や初期費用のかからない住居の提案など、仕事だけでなく「住む場所」までサポートしてくれるので、ゼロからのスタートでも安心です。
キャリアスタートを使うなら、担当者を頼りながら、こういった独自のイベントもうまく併用していきましょう。
ベースは担当者と二人三脚で進め、面接のリアルな情報は「交流会」で仕入れます。
プロの伴走と生の情報を掛け合わせて使うのが、かしこい使い方です。
こんな既卒におすすめ
- 一人での就活が寂しく不安な人
- 同じ境遇の仲間とつながりたい人
- 地方から上京して働きたい人
| キャリアスタートの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | キャリアスタート株式会社 |
| 公式サイト | https://careerstart.co.jp/ |
| 求人数 | 未経験応募可能求人:1,000件以上 |
| 業界・職種 |
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| オンライン面談 | Web面談・電話で可能 |
| 内定獲得期間 | 最短2〜3週間 |
| 対応エリア | 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/愛知/福岡/北海道 |
| 2025年11月時点の情報 | |
キャリアスタートの評判や口コミについては下の記事にまとめています。
既卒がエージェントを使う流れ
ここからは既卒がエージェントに登録してから内定を獲得するまでの流れを一緒に見ていきましょう。
このパートを読めば、エージェント活用の「全体感」と「各ステップでやるべきこと」が明確になり、迷わず就活を進められるようになります。
登録から内定までの5ステップ
Step1:気になった2〜3社に登録する
まず、気になったエージェントに2〜3社登録するところから就活をはじめます。
併用する理由は、先ほど説明した併用戦略の通り、「担当ガチャ」の失敗を避けるためです。
最初から1社だけに決め打ちすると、もし担当者が合わなかった場合に行き詰まります。2〜3社登録して面談し、相性のよかった1社に決めるのがおすすめの使い方です。
Step2:面談で「希望」と「不安(空白期間)」を正直に話す
登録・日程調整が終わると、エージェントとの面談がはじまります。面談では、希望と不安(とくに、空白期間をどう過ごしていたか)を正直に話すようにしてください。
なぜなら、エージェントは敵ではなく、転職活動を一緒に進める味方だからです。「こんな不安を話したら不利になるかも」と隠してしまうのはもったいないです。ミスマッチな求人紹介につながってしまうからです。
また、本音を自己開示すると、「その不安ならこうやって企業にアピールしましょう」という書類の書き方を教えてくれます。不安を話しても不利になりません。むしろ内定への武器を作るために必ずやっておきましょう。
Step3:求人紹介・応募
面談が終わると、エージェントから求人を紹介してもらえます。
もし紹介された求人がイメージと違ったら、必ず「なぜこの求人を自分に提案したのか」という意図を確認してください。
「社会人経験不問」の正社員求人は、そもそも行ける職種や業界がかなり限られてしまいます。既卒が「こういうところに行きたい」と願う希望と、エージェントが提示する「現実の求人」との間にズレがある可能性が高いからです。
もし紹介された求人が希望と違っても、その仕事のイメージだけで「ナシ」と判断しないでください。
イメージと実際の業務内容は異なるケースも多いです。まずは「具体的にどんな仕事なのか」をエージェントに聞いてみるとよいですよ。
Step4:【最重要】面接対策で「空白期間の正解の答え方」を作る
求人に応募したら、つぎは面接対策です。ここが、既卒の就活でエージェントを使う最大のメリットです。
「空白期間の伝え方」のパートで解説した既卒ならではの不安を、転職のプロと「面接官に響く武器」に変える重要なステップになります。
面接官の「この人は本当に正社員としてやっていけるのか?」という不安をとっぱらう答えを一緒に作ってみてください。
Step5:内定獲得と入社
内定が出たら、最後にもう2つエージェントを活用する大切なシーンが残っています。
1つ目は「年収や入社日」といった条件交渉です。自分では伝えにくいことも、プロに任せることで少しでも良い年収にしてもらえたり、現在のアルバイト事情を考慮した入社日を調整してくれます。
2つ目は「入社後のフォロー」です。この記事で紹介したエージェントであれば、今の職場への退職の伝え方や入社後にギャップを感じたときの相談も快く引き受けてくれる可能性が高いです。
既卒の就活は「入社すること」がゴールではなく、「入社後の不安」まで解消しきることが本当のゴールです。
すべての不安を解消したら、あとは自信を持って新しいキャリアをはじめてくださいね。
既卒の就活についてよくある質問
ブラック企業を紹介されないか不安
地方でも既卒が応募できる求人はある?
地方で既卒が応募できる求人も、もちろんあります。
ただ、未経験採用にポジティブな企業は都市圏に集中しているため、正直なところ求人数は東京・大阪と比べると少なくなります。
地方での就職を希望する場合は、「マイナビジョブ20's」など大手企業が運営し全国対応のエージェントを選ぶのが絶対条件です。
営業や接客の仕事ばかり?
既卒・未経験OKの求人は、営業職や接客・販売職の割合が高くなってしまいます。
なぜなら、営業や販売は、何かのスキルや経験よりも、「人柄」や「意欲」「コミュニケーション能力」といったポテンシャルそのものが成果に直結する仕事だからです。
ちなみに、「営業」といっても、新規の飛び込み営業ばかりではありません。既存の顧客を回る「ルート営業」や、問い合わせに対応する「反響営業」、企業向けの「法人営業」など様々です。
イメージだけで決めつけず、「誰に」「何を」「どのように」する仕事なのかエージェントに確認し、食わず嫌いをなくすのが就活を失敗させないポイントですよ。
既卒とは?何歳まで?
既卒とは、一般的に「大学や専門学校などを卒業後、一度も正社員として就職していない人」を指します。
「何歳まで」という法律上の明確な定義はありませんが、多くの既卒向けエージェントでは「卒業後1〜3年以内」または「20代」を主な対象としています。
年齢に不安がある場合も、まずは「自分の年齢でも応募できるか」エージェントに直接確認してみるのがおすすめです。
既卒と第二新卒・フリーターの違いは?
既卒と第二新卒フリーターの1番の違いは、正社員としての職歴があるかどうかです。
第二新卒は一度正社員になった人(卒業後1〜3年以内)、フリーターはアルバイトで生計を立てる人を指すため、どちらも既卒とは区別されています。
担当アドバイザーと合わなかったらどうすればいい?
担当アドバイザーと合わないと感じたら、「何が、どう合わないのか」を具体的に伝え、「どうしてほしいか」までを要求してください。
もし、担当者にフィードバックしても改善が見られない場合、担当者の変更を申し出るか、別のエージェントに切り替えましょう。
最初から1社に決めるのは、こうした時にリスクがあります。2〜3社に複数登録して面談し、1番合うアドバイザーと就職活動を進めるのがおすすめです。










2〜3つのエージェントを併用するメリットはただ多くの求人に出会えるだけではありません。
「担当者ガチャ」という運任せをなくし、就活を守るための保険となるのです。