2019.09.13

【事例付】既卒の就活は厳しいとは限らない!注意すべき5つのポイント

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

こんにちは、自立型人材の転職・キャリア支援に特化した転職エージェント、アクシス代表の末永 雄大(すえなが ゆうた)です。

転職エージェントが語る「すべらない転職」では、主に20代~30代前半のビジネスパーソンを対象に、転職者に向けて転職のプロがぶっちゃけで転職やキャリア形成ノウハウをお伝えしています。

この記事を読んでいるということは、現在、既卒で就職活動をしているのだと思います。懸命に就職活動をしているにもかかわらず、全く内定がもらえない…と悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

今回はそんな悩みを抱える既卒者に向けて、「既卒での就活は厳しいの?」「既卒の就活、応募・面接の前にやっておくべきこと」「既卒の面接で注意すべきことは?」など。
あなたが抱える悩みを解決できるよう、詳しく解説していきたいと思います。

既卒での就活は厳しいの?

既卒での就活は、会社を選ばなければ就職することは可能です。ですが、新卒者よりは厳しいものになります。

既卒者の中には、「なかなか内定をもらえない」「自分に合う会社がない」と悩んでいる方がいると思います。

既卒者の就職を難しくしている要因として、「目線が高くなっている」「求めすぎている」ことが挙げられます。

例えば、有名企業や人気企業しか応募していない、そもそも自分のスキルや経験がないと難しい企業を受けてしまっているなど…。もう1つ、条件を全て満たす企業を探そうとしていることも、難しくしている要因です。

実際、既卒者は転職市場において、就業意欲が低いと思われてしまうケースが多かったり、夢見がちで行動が合致していなかったり。危機感や社会性が低いという印象を持たれがちです。

なぜなら、リスクを取った割には努力できていない、意気込みをしっかり語れる人が少ないことが挙げられます。もちろん、既卒者が全員そうだとは言いません。

しかし、20代の若手であれば年齢が若い分、挽回のチャンスや可能性を見てもらえます。
そのためには、過去に対してしっかり反省を示して、未来への努力や覚悟を示す必要があります。

既卒の就活、応募・面接の前にやっておくべきこと

まず始めに大切なのは、「なぜ自分が既卒になっているのか」という点を考えることです。それに対して、どのように反省をし、変えていきたいと思っているのか考えてみましょう。

また、就活にあたり、自分を受け入れて変わる覚悟や心構えも必要になります。

なぜなら、面接でマインドセットを見られるからです。自分を客観的に捉え他責せず、自分の今の現状を受け入れて変わる覚悟が面接で見られます。

この部分をきちんと伝えられるかどうかで、合否に大きく影響してきます。

既卒から就職できた事例をご紹介!

末永

ご相談者は23歳の男性で、通信業界の新規開拓営業を1年されていました。

1年目で退職されているため経験がなく、職歴書に書ける内容が少なかったですが、事実ベースでやってきたことを明確にし具体的に記載して頂きました。

面接対策では、強引に良く見せようとするのではなく、事実ベースでやってきたことを明示し、1社目を自分で選んだ中で、なぜ退職することになったのか。その原因究明をしっかりと行いました。

きちんと向き合うようなコーチングを行う中で、歪みのない姿勢・スタンスに改善した結果、リクルートCVへの就職に成功しました。

一足跳びにキラキラのキャリアを手に入れるのは難しいことです。

ですが、たとえ短期的にはしゃがんだとしても、その後きちんと市場価値としてリターンを獲得できるようなキャリアプランを描くこと。

そして、必要なスキルや経験を身につけることで、ちゃんとあなたが行きたい企業へ行けますし、年収も上げられますよ。

まずは、自分なりの軸・ゴールを設定し、場当たり的なキャリアや転職を繰り返さないようにしましょう。

「やりたいコト」ではなく「ありたい姿」を定義することが大切です。

どんな業界や職種への就職がオススメ?

既卒の場合、就職するのにオススメなのは「無形商材の法人営業」ですね。

無形商材とは、形のない商材・サービスを扱う職種の事です。

無形商材を扱う業界としては、IT・Webやコンサル、金融、広告、人材が挙げられます。

ただ、営業と聞くと「やりたくない…」と思う方も結構いると思いますが、営業職はビジネスパーソンとしてだけではなく、あなた自身も成長させてくれる職種なのです。

マーケティングや企画、人事などの専門職種は、一定の営業経験を必要とされる場合が多いのです。そういった職種につくためにも、営業職は経験しておくべきだと言えます。

なぜ無形商材の法人営業が未経験者に向いているのか、具体的にどのような営業職の転職があるのか。未経験から営業職に関する情報を詳しく解説している記事がありますので、ぜひご覧になってみてくださいね!

未経験でも営業職に転職できる?転職のプロがぴったりな業界を大公開

既卒の面接で落ちてしまったときにチェックすること5個

既卒者の中には、「どうして面接に落ちてしまったのかわからない」「どうして受からないんだろう…」といった悩みを抱えている方もいると思います。

面接に落ちてしまう既卒者には、ある特徴があります。もし、下記の特徴に該当する部分がある方は、考え方や意識を少しずつでも良いので、変えていきましょう!

就職しなかった事に対して、何の罪悪感や反省もない

「就職をしなかったことに対して、何の罪悪感や反省もない」、これに該当する方はいませんか?

まだ若いしきっと平気だと考えているもいるかもしれませんが、この考え方は変えていくべきです。

「どうして就職活動をしなかったのか」「これからどうしていくべきなのか」について、しっかり考えていくのが大事です。

フリーターは正社員とは異なり自由な働き方が可能ではありますが、長期的なスパンで見たときに、やはり収入も立場も不安定ですよね。

「このままじゃまずい!」と思えるようになるためには、自分の過去について振り返り、きちんと反省する必要があります。

アドバイス

きちんと反省することで、これから自分がどんな風に活動していくべきなのか、少しずつ見えてきます。過去を振り返って自分の行動などについて考え、原因分析をしていく必要があります。 これがしっかりできれば、面接で自分自身でフォローし、面接でもうまくいくはずです!

就職しなかった理由を環境や他人のせいにしがち

就職しなかった理由や原因を自分の課題として捉えず、環境や他責してしまっている方はいませんか?

例えば、希望通りの会社に就職ができず、「仕方がないからフリーター」「自分のせいじゃなく会社の方が悪い」といった考えをしてしまっている方もいると思います。

自分が希望する会社に就職ができないというのは、悲しいことですしモチベーションも下がってしまいますよね。

ですが、そこで環境や他責してしまうのはよくありません。就職しなかった理由が何なのか、その原因は何であるのか。そして、それらを自分の課題として考えていけば、自分が今なぜ既卒者であるのか分析ができます。

アドバイス

「就職をしない」と自分で決めた理由が何だったのか、どういう目的で既卒になることを選んだのか。また、どうしてその選択をしたのか。 就職しなかった理由や原因と向き合えば、あの頃見えてこなかった部分が見えて、今後どうしたら良いのか考えられるようになりますよ。

やりたい事が見つからない=仕事をしなくても良いと思いがち

自分のやりたい仕事じゃないとモチベーションが上がらずやる気が出ない、その気持ちも十分わかります。仕事をするからには好きなことを仕事にしたいと思うものです。

しかし、だからと言って「やりたい仕事が見つからない=仕事をしなくても良い」というわけではないのです。

実際、社会に出て働いている方々が全員、自分の好きな仕事・やりたい仕事をしているというわけではありませんよね。中には、本当は別の職業に就きたいと考えながらも別の職種で頑張っている方も多くいます。

自分のやりたい仕事が見つからなくても、妥協をして就職すればそこで社会人としての経験が積めますし、お給料もきちんともらえます。

確かに興味がない仕事は魅力を感じにくいかもしれませんが、それが後に活かせる可能性も大いにあります。

アドバイス

自分がやりたいと思う領域だけを目指すのではなく、視野を広げて前向きにやってみる事が大切です。 そう言われても考え方をいきなり変えるのは難しいと思います。ですので、少しずつでも良いので他の分野にも目を向けてみましょう。

大学の学費を出してもらっていることを当たり前と思っている

大学の学費を出してもらった親への感謝や罪悪感がなく、それが当たり前になってしまっている方はいませんか?

高校を卒業して大学へ進学するという選択肢は、自分自身で決めたことだと思います。中には親に言われて強引に進学したという方もいるとは思いますが…。

学費を出してもらい、実家暮らしをしている場合は生活費も親が負担してくれていますよね。それに対しての感謝の気持ちや罪悪感がなく当たり前に思ってしまっている方は、考え方や意識をガラッと変えてしまいましょう!

その考え方が自立という意識を低くしてしまっているのです。

アドバイス

大学の学費や生活費を出してもらっていることに感謝して、自立できるよう少しずつ意識を持ちましょう。現状について親がどう感じているのか尋ねてみるのも良いことだと思います。 自分だけではなく、親が率直にどう感じているのか聞いてみて、就職活動を再スタートしてみてはどうでしょうか?

消去法的に就職しますというスタンス

これは、会計士・司法試験・プロスポーツチャレンジ・留学・アルバイトなどが理由で既卒になってしまったケースの方が該当すると思います。

例えば、会計士を目指すべく就職活動はせず、独学で毎日勉強する日々を送っていたが、結果生活などが乱れて会計士になれず、フリーターのままになってしまっているなどといったパターンが挙げられます。


目標を持って頑張ることはとても素晴らしいことですし、良いことだと思います。

しかし、これまでの努力や方向性をスイッチする事に対して特段な意志がなく、なんとなく諦めたので消去法的に就職しますというスタンスはNGです。

アドバイス

「意思を持って取り組んだのか?」「自分との約束を守れず、きっぱり諦めてシフトチェンジしたのか?」について、よく考えてみてください。 どれだけの意識があって既卒であったのか、この部分をきちんと語れるかどうかで、合否が大きく分かれてきます。受け身な姿勢では、面接官に伝わってしまい、不採用に繋がってしまうので注意しましょう!

既卒の方が就職を成功させるには?

ここまで読んでいただいた方の中には、「なるほどキャリアアップするには無形商材の法人営業が良いのか」「既卒が転職を成功させるためには、キチンと反省することや言動を振り返ることが大事みたいだ

といったことがわかったかと思います。

この記事をご覧の方の中には、「よっしゃこれから頑張るぞ!」と気持ちを切り替えて、行動できる方もいるかもしれませんが、「1人だと不安だなぁ..」「結局、何をすれば良いのか分からない..」と不安になる方はいるかと思います。

そんな方は、既卒の就職に強いプロに相談してみてはいかがでしょうか?

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