2019.12.06
既卒必読!履歴書と職務経歴書の書き方をプロが伝授!【例文付き】
今回は、既卒者向けに履歴書の書き方を紹介していきたいと思います。これから企業に応募する履歴書を書こうと思っている人は、是非参考にしてみてください。
既卒の履歴書の書き方例

既卒者の履歴書の書き方を紹介します。基本的な書き方は新卒と同じですが、職歴や志望動機など書き方のコツはあります。
実際にどんなコツがあるのか、以下から具体的に紹介していきますね。
職歴はアルバイト歴を含めて書く

職歴を書く際、応募する企業にとって有益であるのなら、アルバイト歴を含めて書いて良いです。
新卒では職歴にアルバイトは含まないと教えられますが、すでに学校を卒業している既卒者には、新卒のルールは適用されません。
アルバイト歴でも、応募した企業にとって有益と判断できるなら、アピール材料にもなるのでむしろ書くべきです。
履歴書にアルバイト歴を書く時は、「株式会社〇〇 入社(アルバイト)」のように、入社の後に()をつけて記入してください。
履歴書を書くときのポイントやマナー、採用担当者が見ているポイントについて解説している記事があります。こちらも合わせてご覧ください!
志望動機は企業の下調べをしてから書くべき

まず、履歴書に志望動機を書く時は、応募した企業がおこなっている業務やどのような企業理念を持っているのかを、企業の公式HPやコーポレートサイトを確認してから書くようにしましょう。
一般的に見たらよく書けている志望動機でも、応募した企業の業務内容や経営理念とズレがあると、「うちの会社ではやっていけないな」と判断されてしまうので、事前にしっかり確認する必要があるのです。
企業の情報と、自分の価値観や仕事する上でのスタンスを、上手く繋ぎ合わせて書くことで、どうしてその企業を志望したのかが伝わりやすくなります。
以下の記事で、志望動機で面接官が知りたいこと、面接官に刺さる志望動機の書き方などについて解説しています。こちらもぜひ読んでみてください!
上手くアピールできる自己PRのコツ【例文付き】
履歴書の自己PRを、上手く面接官にアピールできる書き方のコツをケース別に紹介します。これから履歴書に自己PRを書く人は、参考にしてみてください。
卒業したばかりでも在学中に就活してたかで書く内容が変わる
学校を卒業したばかりの既卒者でも、学生時代に就活していたが内定をもらえなかった人は「過去の反省とそれをどう改善していくか」、就活していなかった人は「なぜしなかったのか」のように、就活していた人と、していなかった人で書く内容が変わります。
学生時代に就活していた人としていなかった人で共通してることは、当たり前のことですが敬語の使い方や誤字脱字を無くすなど、常識から外れないように気を付けることです。
在学中に内定をもらえなかった
在学中に就職活動をおこなっておりましたが、なかなか内定を頂けず現在に至ります。
同期の学友達は大半が就職先を決めている中、なぜ自分は決まらないのかと、在学中は不思議でしたが、思い返してみると、私はとにかく就職することしか考えておらず、どういった仕事がしたいのかを全く考えていませんでした。
大学を卒業してから少し考える時間があり、昔から人と接することが好きで、それが出来ることを仕事にしたいと思うようになりました。
とにかく他人といる時間が多く、初対面の方でも気兼ねなく話すことが出来るので、コミュニケーション能力には自信があります。貴社とご縁がありましたら、持ち前のコミュニケーション能力を生かして、存分に活躍していきたいと考えています。
卒業してから就活を始めた
大学時代からアルバイトしていた飲食店でバイトリーダーになり、給与面でも他のアルバイトよりも頂いていたことから、就職しないでも生きていけると思い、在学中は就職活動せずに過ごしていました。
ですが、同期の学友達と話し、仕事での成果などを聞いているうちに、次第に焦りを感じはじめました。もちろん、大変だったことも聞くのですが、社会人を経験している分、考え方もどんどん成長しているのを見る度、私がいまいち成長していないと感じます。
今では、学友達に1日でも早く追い付きたい気持ちでいっぱいです。未熟ではありますが、貴社とご一緒に仕事をさせて頂けましたら、1日でも早く戦力になれるように、精進していきたいと考えています。
アルバイトしていた人は仕事での行動と成果をアピールする
学校を卒業してからしばらくアルバイトしていた人は、アルバイト先で「どう意識して仕事に取り組み、どんな成果を上げた」のかを意識して書きましょう。
既卒者には、面接官も実績やキャリアは求めていません。それよりも、アルバイトをしていたなら、どう仕事に取り組んでいたのかが重要になってきます。
アルバイトしていた人の例文
大学を卒業してからの2年間、アパレルの販売スタッフとして勤めてまいりました。
お客様からしたら、正社員とアルバイトも変わらないサービスを求められていると感じ、常にレベルの高い接客をできるように心がけておりました。その成果で、1ヶ月のノルマだった●万円を上回る、●万円を売り上げることできました。
貴社で仕事をさせて頂ける事になりましたら、お客様にレベルの高い接客を提供するというスタンスは変えずに、少しでも早く戦力になれるように精進してまいります。
ニートの人はなぜ正社員で働こうと思ったのかを明確にする
一度も働いたことがない人は、まず学校を卒業してから数年経ち、現在まで何をしていたのかをしっかりと伝えましょう。それから、なぜ正社員を目指しているのかを明確すべきです。
企業が空白期間について質問するのかというと、「仕事への意欲がないのでは?」や「入社してもちゃんと働いてくれるのか」という点に不安を持っているからです。
企業の不安を払拭するためにも、誤魔化したりせず空白期間はしっかりと説明し、仕事への意欲を伝えるために、正社員になりたい理由も明確に提示しましょう。
ニートから正社員になりたい人
日本各地を周り、様々なものを見て、自分は何がしたいのかを探し続けていました。その時に、旅先で知り合った人や助けてもらった人を思い出し、自分も困っている人に手を差し伸べられる存在になりたいと思うようになり、人に幸せを与えらる仕事がしたいと考えるようになりました。
貴社で仕事をさせて頂けましたら、旅先で得たコミュケーション能力を存分に発揮し、貢献していきたいと考えています。
履歴書の書き方に不安がある人へ
ネットやノウハウ本で履歴書の書き方を調べることはできますが、自分で作成した書類が希望する企業の選考を通過できるか、不安に感じることも多いと思います。
書類選考に不安を感じている人は、就職支援サービスを利用することがオススメします。就職支援のアドバイザーは、何百人もの書類選考をサポートをしているので、選考を通過する書類の書き方のコツをアドバイスしてくれます。
就職支援サービスの中でも特にオススメなのが、既卒やフリーターの就職支援に特化しているエージェントです。
特化型エージェントには、経歴よりも人柄を重視して採用してくれる求人が多く保有しており、エージェントには早期離職した経験を持った人もいるので、サポートがとても充実しています。
履歴書の選び方は自己PR欄が長いものを選ぶ
履歴書は、自己PR欄が長いものがおすすめです。ネットに落ちている履歴書のフォーマットで、自己PR欄が長いものを選びプリントアウトして使用しましょう。
既卒者は職歴がないので、コンビニなど市販で売っているような、職務経歴が長くて自己PR欄が短い履歴書ではアピールしにくいためです。
また、大学を卒業したばかりの既卒者は、大学指定の履歴書は使わない方が良いです。採用担当者によっては、大学に在籍しているわけでもないのに、大学指定の履歴書を使うのに違和感を感じる人もいるため、大学指定の履歴書は使わないのが無難です。
次からは、職務経歴書について解説していきますね。
職務経歴書の書き方例

既卒者向けに、職務経歴書の書き方を紹介していきます。恐らく、ほとんどの人は書いた事がないものだと思うので、参考にしてみてください。
ちなみに、ネットで職務経歴書について調べると、色んな形のフォーマットが出てくると思いますが、職務経歴書には決まったフォーマットがないので、どれを使用しても問題ありません。
職務要約は今までの職歴を簡単にまとめる

職務要約は、色々な職務経歴書のフォーマットの1番はじめにある事が多いですが、ここには今までの職務経歴の概要を要約して書きます。
職務要約は、だいたい2行〜3行でまとめると見やすくて良いです。また、誰に対してどんな仕事をしてきたのかもまとめましょう。
ちなみに、職務経歴書のフォーマットによっては「経歴要約」や「職歴要約」などと書かれている事がありますが、職務要約と同じものと考えて問題ありません。
職務経歴書はアルバイトの経験を書く

正社員経験のない既卒者は、アルバイトの経験を職務経歴書に書きましょう。職歴にアルバイト経験を書いて良いのか迷うと思いますが、履歴書同様に企業にとって有益であるなら、アピールポイントになるのでむしろ書くべきです。
職歴を書くときは、会社名、在籍した期間、雇用形態、部署、業務内容、資本金、従業員数、売上高を書くのが一般的です。
自己PRは履歴書と同じ内容にしない

職務経歴書にも、大抵自己PRを書く欄がありますが、伝えたい事は同じでも履歴書で書いた内容と、そっくりそのままな内容にするのは避けるべきです。
全く同じ内容だと、手抜きだと思われる可能性があります。厳密には、書いてある内容自体は同じでも、書き方を変えるだけで良いです。
選考に不安のある既卒の方は、転職エージェントを利用すべし!
就職支援サービスを利用すれば、書類選考に通過しやすいESの添削をしてくれ、志望する企業に合わせた面接対策をおこなっているので、内定獲得率を飛躍的に高めることができます。
実際に、「2018年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査」によると、既卒の就職率は約45%ほどと言われています。しかし、筆者がオススメする就活支援サービスのハタラクティブやUZUZでは、就職成功率80%以上の実績があります。
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