転職エージェントから連絡がこない理由は?ケース別の対策や例文を紹介
「すぐにでも転職したい」と思っている時期なら、転職エージェントから連絡が1日でも遅れると焦りがつのります。
しかし、焦って次の行動を間違えるとチャンスを逃す可能性も。
そうならないよう、本記事では連絡がこない原因を整理し、適切な対処法を詳しく解説していきます。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
【登録後】転職エージェントから連絡がこない理由と対策
転職エージェントに登録をしたのに連絡がこないと「無視されているのでは?」と不安になってしまうかもしれません。
登録後に転職エージェントから連絡がこない理由としては、以下に挙げた6つが考えられます。
上記に挙げた6つと、それに対する対策法について詳しく解説します。
登録が完了していない
転職エージェントから連絡がこない理由の1つ目は、登録時の入力やインターネットの接続状態の不備などで、きちんと登録が完了していないケースです。
登録が完了していれば自分宛に登録完了メールが届くはずなので、まずはメールが届いていないか確認してください。
届いていなければ登録が完了していない可能性が高いため、再度登録フォームから情報を入力して登録を完了させましょう。
登録漏れを防ぐための対策
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登録完了メールが届いているか確認する
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迷惑メールフォルダに受信していないか確認する
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再度、登録フォームから登録する
応募書類に記入漏れがある
転職エージェントから連絡がこない理由の2つ目として、応募書類への記入漏れが考えられます。
職務経歴やスキル、希望条件などの項目で記入漏れがあると、エージェントは求職者の適性を判断できません。
特にエンジニアやデザイナーといった、実務経験が重視されるクリエイティブ職で記入漏れがあると、適性判断が難しくなります。
そのため、紹介できる求人がなくなり、連絡が遅くなることがあります。
なかなか転職エージェントから連絡がこないなら、応募書類の記入漏れを疑ってみましょう。
応募書類への記入漏れをなくすための対策
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作成後、記入漏れがないか再度確認する
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応募書類に問題がないか転職エージェントへ確認する
エージェントが連絡を忘れている
転職エージェントから連絡がこない理由の3つ目として、連絡を忘れている可能性が挙げられます。
登録完了や応募書類の記入はできているものの、転職エージェント側が大量の登録者や業務で忙殺しており、見逃しているかもしれません。
電話番号がわかるのであれば直接電話をしたり、再度メールを送ったりするのがおすすめです。そこで対応の可否や今後の対応の流れをはじめ、スケジュールを確認しておきましょう。
しかし、折り返しの連絡がなかったり、キャリアアドバイザーの態度があまり変わらなかったりするケースもあります。
その際には、別の転職エージェントに登録し、サポートしてもらいましょう。
エージェントが連絡を忘れている場合の対策
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直接、電話やメールを送り確認する
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連絡を早めてもらうようお願いする
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返信ペースが変わらないなら、他の転職エージェントの利用を検討する
最新のおすすめ転職エージェントを以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
紹介できる求人がない
転職エージェントから連絡がこない4つ目の理由は、登録した転職エージェントがあなたの希望する求人を扱っておらず、サービス対象外だからです。
例えば、40代の管理職経験者がハイクラス求人を希望しているのに、20代に特化した転職エージェントに登録してしまうと、紹介できる求人が見つからないことがあります。。
そのため、登録後に連絡がこない場合は、メールでの問い合わせと並行して別の転職エージェントにも登録しておくのがおすすめです。
紹介してもらえる求人がない場合の対策
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希望条件を見直す
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メールや電話で求人の紹介が可能か確認する
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別の転職エージェントに登録する
なお、以下の3社は国内最大手の転職エージェントで、ほぼ全ての業界・職種に対応しています。
なかでも20代の人は、20代の支持率が最も高いマイナビエージェントは外さないようにしましょう。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
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顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
40代でハイクラス求人を探している人は、ビズリーチなどのスカウト型の転職サイトへの登録もおすすめです。
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
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ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く -
JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有
エージェントの対応が漏れている
転職エージェントから連絡がこない5つ目の理由は、エージェントの対応が漏れているケースです。
大手や仕組みが整っていないベンチャー企業などで多く該当します。
また、転職エージェントが求人を探すことに時間がかかっており、結果的に連絡が遅れてしまうことも多い傾向です。
登録してから3日経過しても連絡がこない場合は、放置するのではなく転職エージェントに問い合わせてみましょう。
エージェントの対応が漏れている場合の対策
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転職エージェントに問い合わせて確認する
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別の転職エージェントを利用する
優先順位が低いと判断されている
転職エージェントから連絡がこない6つ目の理由は、優先順位が低いと判断されていることです。
転職エージェントは、早期の転職を目指す求職者への対応を優先します。
そのため、転職は検討段階だと伝えていると、転職エージェント側の優先順位が下がる傾向にあります。
また、転職時期について曖昧に伝えると「転職を急いでいない」と判断され、対応の優先順位が落ちてしまうことも考えられます。
転職希望時期は2〜3ヶ月以内と伝えると、意欲が高いと判断されやすいです。
優先順位が低いと判断されないよう、転職時期は明確に伝えましょう。
優先順位が低いと判断されないための対策
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早期転職を目指し転職活動を進める
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転職エージェントとこまめに連絡を取り、意欲をアピールする
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転職希望時期を2〜3ヶ月以内と伝える
【面談後】転職エージェントから連絡がこない理由と対策
転職エージェント登録後にキャリアアドバイザーと面談を実施したにもかかわらず、その後まったく音沙汰がないケースもあります。
面談後に連絡がこない理由としては、主に以下の3つが原因として挙げられます。
それぞれ順番に詳しく解説していきます。
紹介できる求人がない
転職エージェントから連絡がこない1つ目の理由は、紹介できる求人がなくサービス対象外だったパターンです。
これは、実際に面談をしてみた結果、あなたの経歴やキャリア、希望する方向性が取り扱っている求人とマッチしなかった場合です。
面談時にその旨を率直に伝えられればトラブルにならなかったのですが、キャリアアドバイザーも1人の人間です。
わざわざ時間を作ってもらったのに、その場ですぐに「求人紹介やサービス提供ができません」と伝えるのは気が引けてしまいます。
そのため、どのタイミングで伝えるべきなのかと悩み、連絡がなかなかこない場合があります。
紹介してもらえる求人がない場合の対策
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転職エージェントに直接聞いてみる
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希望条件にマッチする他の転職エージェントを探す
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転職エージェント以外のサービスも検討する(転職サイト、キャリアコーチングなど)
なお、転職エージェントの利用が向いていないケースもあります。
以下の記事では、エージェントを使わないほうがうまくいく人の特徴を紹介しているため、参考にしてみてください。
面談前後での対応が非常識だった
転職エージェントから連絡がこない2つ目の理由は、面談前後での対応があまりにも非常識だった場合が挙げられます。
例えば、連絡もなく大幅に面談に遅刻したり、志望動機などが見当違いであったり、理由もなくキャリアアドバイザーに高圧的な態度をとったりした場合です。
社会人として非常識な対応や行動をとってしまうと、キャリアアドバイザーが嫌に感じてしまい連絡をしてこない可能性があります。
仮に転職サポートを進めてもトラブルになり、取引先企業にも迷惑をかけてしまうリスクを考えて、サポート自体を断りたいと考えられてしまいます。
いつ、誰が相手であろうとも、最低限のマナーを意識した言動や対応を心がけるようにしましょう。
しっかりと礼儀正しい言動や態度を意識しておけば、結果的に自分にとっても得になりますよ。
面談前後での対応が非常識と思われないための対策
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社会人として最低限のマナーを意識した言動、対応を心がける
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感謝の気持ちを持って転職エージェントを利用する
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エージェントに非常識と思われたら謝罪する
なお、転職エージェントの中には自分たちの利益優先で動くところもあります。
転職エージェントに使われないための対策は、以下の記事を参考にしてみてください。
転職意欲の低さが伝わった
転職エージェントから連絡がこない3つ目の理由は、あなたの転職意欲が低いと伝わった可能性が挙げられます。
転職意欲が感じられず、なぜ面談を希望したのかが不明な状態だと、本当に転職を望んでいるとは判断されません。
そのため、転職活動をやり遂げる意志が弱いと見なされ、連絡を控えられてしまう場合もあります。
転職意欲の低さが伝わった場合の対策
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転職希望時期や希望条件を明確にして伝える
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面談の機会を増やし、進捗報告・転職活動の相談をする
「そもそも転職するか迷っている」「漠然とした仕事やキャリアの悩みを解決したい」と考えている人は転職意欲が低いと思われてしまいます。
しかし、転職の前段階で悩んでいる人にはキャリアコーチングサービスがおすすめです。
キャリアコーチングサービスは転職を前提にしていないため、しっかりと相談者に向き合い、今の仕事や将来に関する悩みを解決してくれます。
また、以下の画像のように転職エージェントとキャリアコーチングではビジネスモデルが違います。

転職エージェントは、提携企業に送客して報酬をもらうtoBのビジネスモデルですが、キャリアコーチングは顧客から直接報酬をもらうtoCのサービスです。
転職エージェントは送客して売り上げを作るので、あなたに向いている求人ではなく転職できそうな(売上に繋がる)求人を紹介をされるケースが多めです。
一方、キャリアコーチングは顧客から報酬を受け取っているからこそ100%顧客に向き合えるので「本当にあなたに向いている仕事」を見つけ、適性のある仕事に転職が可能です。
「本当に向いている仕事を知りたい」「そもそも転職するかどうかから相談したい」人はマジキャリがおすすめです。
マジキャリは徹底的な自己分析で「適性のある仕事」「活躍できる環境」を言語化し、転職サポートをおこないます。
今なら無料相談キャンペーンを実施しており、キャリアコーチング1回を無料でお試しできるので、ぜひご相談してみてください。
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転職のプロがマンツーマンであなたのキャリアの悩み相談に乗ります
有料のキャリアコーチングサービスをさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事にも目を通してみてください。
【選考後】転職エージェントから連絡がこない理由と対策
転職エージェント経由で企業に応募後、書類選考や面接の合否連絡がこないと転職活動を続けるかの判断ができません。
企業の選考終了後に合否連絡がこない理由ですが、以下に挙げた3つが考えられます。
上記3つの理由について、次で詳しく解説していきます。
選考を受けた企業から連絡が来ていない
選考を受けた企業側から連絡が来ていない場合は、担当のキャリアアドバイザーに確認をして、企業側にコンタクトを取ってもらうのがおすすめです。
企業側から転職エージェントに連絡がこない理由としてよくあるのは以下のようなケースです。
- 面接担当者が面接結果を人事に報告していない
- 結論が出ていない
- 意図的に保留にしている
面接担当者が面接結果を人事に報告していない、もしくは忘れてしまっているために人事が把握できていない場合があります。
また、上長やチーム内で選考結果をどうするのか結論が出ていないケースもあります。意図的に保留にしているのは、他の候補者の面接を待ってから結果を出したいからだと考えられます。
選考を受けた企業から連絡が来ていない場合の対策
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選考が長引いている可能性を考慮し待ってみる
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担当のキャリアアドバイザーに状況を確認してもらう
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ほかの企業の選考を進める
担当者が多忙で忘れている
転職エージェントのキャリアアドバイザーは複数名の求職者を同時並行してサポートしているため、連絡漏れはまれに発生してしまいます。
とくに最終面接ではなく1次面接を受ける場合、そこまで優先順位が高くないと判断されてしまうケースがあります。
後回しにするうちに、見落とされているパターンも考えられます。
できるだけコミュニケーションの頻度を高めて、担当者に忘れられないようにするのがおすすめです。
担当者が多忙で忘れている場合の対策
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担当者の状況を考慮し数日待ってみる
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担当アドバイザーに直接問い合わせる
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選考に落ちた可能性を考え、別の企業の選考に進む
担当者が辞めている
転職エージェントの担当キャリアアドバイザーが退職していることも、可能性として考えられます。
本来であれば退職に伴い、サポート業務や求職者の情報の引き継ぎをおこなう必要があります。
しかし、引き継ぎ作業が不十分で、対応が抜け漏れたり放置状態になっているかもしれません。
退職時に引き継ぎがおこなわれていない転職エージェントは、個人情報の管理もずさんな可能性が高く、あまりおすすめできません。
遅れて返信がきた場合は、無視せず最低限の対応をしつつ、他の転職エージェントの利用を検討すべきです。
選考終了後に、合否連絡が3日ほどこない場合は、まず担当のキャリアアドバイザーに連絡してみると良いです。
担当者が辞めている場合の対策
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転職エージェントに問い合わせ、状況を確認する
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選考状況を再確認する(中断していないか、選考結果の連絡時期など)
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ほかの転職エージェントに乗り換える
ほかの転職エージェントに乗り換えるなら、以下の大手エージェントがおすすめです。
キャリアアドバイザーの対応が丁寧であるとの口コミが多く、転職サポートの手厚さも期待できるため、あなたの転職活動における強い味方となってくれます。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
すぐ使える!連絡を催促するメールの例文集
ここからは、転職エージェントから3日以上連絡がこない人向けに、私が作成した問い合わせメールの例文を掲載します。
よくある4つのタイミングに合わせて例文を掲載しているので、自分のケースに合わせて使ってみましょう。電話で問い合わせるときも、同じようなニュアンスでの伝え方がおすすめです。
※直接のコピーは出来ない仕様ですが、スクリーンショットをしてからテキスト認識すればコピーできます。
サービス登録後に連絡がこないときの例文
件名:【自分の名前】サービス登録後のご連絡について
【会社名】
【転職エージェント名】
ご担当者さま
お世話になります。
○月○日に登録手続きをおこなった【自分の名前】と申します。
登録手続きは完了いたしましたが、その後担当者さまからご連絡をいただけていない状態です。
可能であれば、3ヶ月以内に転職先を決めたいと考えております。ご多忙の中大変恐縮ですが、折り返しご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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自分の名前
住所
電話番号
メールアドレス
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面談後に連絡がこないときの例文
件名:【自分の名前】面談後の状況について
【会社名】
【転職エージェント名】
【担当者の名前】さま
お世話になっております。
転職サポートをお願いしている【自分の名前】と申します。
先日の面談後ご連絡をいただけていないのですが、状況はいかがでしょうか。
可能であれば、3ヶ月以内に転職先を決めたいと考えております。ご多忙の中大変恐縮ですが、折り返しご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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自分の名前
住所
電話番号
メールアドレス
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書類選考結果の連絡がこないときの例文
件名:【自分の名前】選考の結果について
【会社名】
【転職エージェント名】
【担当者の名前】さま
お世話になっております。
転職サポートをお願いしている【自分の名前】と申します。
【選考を受けた企業名】さまの選考結果についてご連絡をいただけていないのですが、状況はいかがでしょうか。
もし結果が残念ながら不採用であれば、また別の企業さまに応募をしたいと考えております。ご多忙の中大変恐縮ですが、結果が分かり次第ご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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自分の名前
住所
電話番号
メールアドレス
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面接の合否の連絡がこないときの例文
件名:【自分の名前】面接結果について
【会社名】
【転職エージェント名】
ご担当者さま
お世話になっております。
先日、貴社の○○職に応募し、○月○日に面接を受けさせていただきました、【自分の名前】と申します。
この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
面接後、結果のご連絡をお待ちしておりますが、現在までご連絡をいただいていないため、進捗状況をご確認させていただけますでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご対応いただけますと幸いです。
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自分の名前
住所
電話番号
メールアドレス
---------------
転職エージェント宛のメールでも、企業宛に送る時と同じようにきちんとした文面で送るようにしましょう。
マナーとしてはもちろんですが、転職エージェントは採用をおこなっている企業との信頼関係がとても強いです。
転職エージェントへの対応が悪い転職者は、企業にもプッシュしてもらえなくなる可能性が高いので注意しましょう。
転職エージェントからの連絡を放置するのはNG
結論、転職エージェントのキャリアアドバイザーからの連絡を放置するのはやめるべきです。
連絡を放置するとキャリアアドバイザーからの信用を失うだけでなく、企業側に迷惑をかけるおそれがあります。
求人に応募すると、あなたの情報がエントリー先の企業側に履歴として残ります。
そのため「エントリーしたけど連絡がなかった人」という情報が企業に残ってしまい、再度期間を空けて応募した際に印象が悪くなる恐れがあります。
転職エージェントからの連絡を放置してしまった場合は、まず連絡できなかった・連絡をしなかった理由を率直に転職エージェントのキャリアアドバイザーへ説明しましょう。
改めて転職したい旨を伝えるようにすれば、転職確認の面談を実施してもらえます。
利用再開する場合には申し訳ないという気持ちをしっかりと伝えつつ、転職活動に前向きな旨を伝えるべきです。
また、連絡が遅いとキャリアアドバイザーの印象が悪くなってしまうため、できるだけ頻度が低くならないように頻繁に連絡しあうのがおすすめですね。
【要注意】今の転職エージェントを変えるべきサイン
残念ながら、不信感を抱かれてしまうような転職エージェントも一部存在します。
信用できない転職エージェントを利用し続けても、転職活動はうまくいきませんし、逆に失敗につながるおそれもあります。
それを防ぐには、どのような転職エージェントは避けたほうが良いのか知っておくことが大切です。
ここからは、今の転職エージェントを変えるべきサインについて解説します。
連絡がつかないことが多い
転職エージェントとの連絡がスムーズにいかない場合、利用を続けるべきか検討が必要です。
迅速な情報共有や相談ができなければ、転職活動が滞ってしまいます。
また、連絡がつきにくい転職エージェントは、不安になることが多く、信頼してサービスを受けるのが難しいでしょう。
スムーズなコミュニケーションは、転職成功への重要な要素です。
何度連絡しても返信がない、または返信が遅すぎる場合は、担当変更や他のエージェントへの乗り換えを検討すべきです。
担当変更をすることで、dodaを退会せず利用し続けられる場合もあります。
転職エージェントの担当変更について詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
求人を大量に紹介してくる
今の転職エージェントを変えるべきサイン2つ目は、求人を大量に紹介してくる場合です。
大量の求人紹介は、一見選択肢が増え、良いことのように思えますが、全ての求人が希望に合っているとは限りません。
もし的外れな求人も多いと感じるなら、エージェントがあなたの希望を十分に理解していないおそれがあります。
希望に合わない求人が多い場合は、再度希望条件を明確に伝えることが重要です。
それでも紹介される求人に変化が見られなければ、ほかの転職エージェントの利用も考えるべきです。
アドバイザーが求人に勝手に応募している
転職エージェントのアドバイザーが、求職者の許可なく勝手に求人に応募しているケースもあります。
これは求職者の意思を無視しており、信頼を損なう行為です。
また、企業への印象を悪くするおそれもあるため、決して許容してはいけません。
まずは、アドバイザーに理由を確認し、改善を求めましょう。
それでも改善が見られない場合は、担当変更や他のエージェントへの乗り換えの検討が必要です。
信用できない転職エージェントの特徴について、以下記事で解説しているため、参考にしてみてください。
自分に合った転職エージェントの選び方
どの転職エージェントを選ぶかは、転職活動を有利に進める上で重要です。
転職エージェントによって特徴が異なりますし、評判の良い転職エージェントでも、自分との相性がよくない場合もあります。
そのため、どの転職エージェントを選ぶかは慎重に検討することが必要です。
以下より、どのように転職エージェントを選ぶべきかを解説します。
求人数が多いところを選ぶ
転職エージェントは、求人数が多いところを選ぶのが大切です。
求人数が多いほど、希望に合った求人を見つけられる可能性が高まるためです。
逆に求人数が少ないエージェントでは、紹介される求人が限られてしまい、選択肢が狭まってしまうことがあります。
転職エージェントの公式サイトや口コミサイトでは、各転職エージェントの求人数が掲載されています。
それらを参考に求人数を比較し、掲載数の多いところを選ぶのがおすすめです。
大手か特化型かで選ぶ
転職エージェントを選ぶ基準として、大手か特化型かが挙げられます。
大手と特化型には、それぞれ異なる強みがあります。
まず大手は、幅広い業界や職種の求人を扱っており、選択肢が豊富です。
一方、特化型は求人数では大手に劣るものの、特定の業界や職種に特化しているため、専門的な知識や情報を持っています。
どちらを選ぶと良いかは、求職者の状況や希望によって異なります。
例えばIT業界への転職を希望するなら、IT業界に特化したエージェントを選ぶと良いですよ。
なお、大手と特化型は、両方登録し併用して転職活動を進めるのもおすすめです。詳しくは後述します。
とはいえ、どの転職エージェントを選べば良いか、どのように使っていけば良いかわからない人もいるでしょう。転職エージェント選びや使い方に迷う場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
相性の良いキャリアアドバイザーがいるところを選ぶ
転職エージェントは、相性の良いキャリアアドバイザーがいるところを選ぶのがおすすめです。
転職活動を成功させるためには、相性の良いキャリアアドバイザーを見つけることが重要なためです。
相性の良いキャリアアドバイザーは、求職者の希望やスキルを理解し、最適な求人を紹介してくれます。
しかし、相性が悪いキャリアアドバイザーだと、なかなか希望する求人が見つからなかったり、サポートが十分に受けられないおそれがあります。
相性の良いキャリアアドバイザーを見つけるには、複数のエージェントに登録し、実際にキャリアアドバイザーと話してみるのが有効です。
気になる転職エージェントには積極的に登録し、キャリアアドバイザーと面談してみましょう。
正しい転職エージェントの選び方については、以下の記事をご一読ください。
転職エージェントの有効な活用法
転職エージェントは、登録すれば転職活動がうまくいくわけではありません。
転職活動を有利に進めるには、転職エージェントのサービスをフル活用することが重要です。
転職エージェントではさまざまなサポートを受けられるため、積極的に活用し内定獲得率を高めましょう。
以下より、転職エージェントの有効な活用法について解説します。
応募書類の添削、面接対策を依頼する
転職エージェントに、応募書類の添削や面接対策を依頼しましょう。
転職のプロの視点でアドバイスをもらうことで、選考通過率を高める効果が期待できます。
例として、なかなか書類選考を通過できない場合、内容に問題があることが考えられます。
転職エージェントに添削してもらうことで、改善箇所を指摘してもらえ、企業への効果的なアピールが可能となります。
また、面接対策も、想定される質問への回答を練習したり、企業が求める人物像に合わせたアピール方法を学べるため有効です。
自信を持って選考に臨むために、これらのサポートを最大限に活用するのがおすすめです。
応募書類の添削、面接対策を依頼するメリット
- 選考通過率が高まる
- 面接本番を想定した対策を立てられる
- 思ってもみなかった改善点に気づける場合がある
企業側のフィードバックを教えてもらう
選考結果が出た後、転職エージェントから企業側のフィードバックを教えてもらうのがおすすめです。
不採用理由を知ることで改善点を見つけ、次の選考に活かせるためです。
仮に面接での受け答えが良くなかったのであれば、次の選考から転職エージェントと重点的に面接対策をしたり、質問内容を想定して回答を準備しておくなどの行動につなげられます。
このように、フィードバックを参考に自己分析を深めることで、内定獲得率が高まります。
複数の転職エージェントを併用する
転職を成功させたいなら、転職エージェントを複数併用しながら転職活動を進めるのが有効です。
下記のメリットを得ることができ、転職成功の可能性を高められます。
複数の転職エージェントを併用するメリット
- 豊富な求人情報にアクセスできる
- 多角的なアドバイスが得られる
- ミスマッチのリスクを軽減できる
多くの求人に触れたり複数人のキャリアアドバイザーからのアドバイスを受けることで、視野が広がり自分に合った企業を見つけやすくなります。
以下におすすめしたい転職エージェントをまとめましたので、ぜひ比較検討してみてくださいね。どのエージェントもサポートが手厚いため、内定獲得までスムーズに進められます。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
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多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。
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※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
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外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)
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年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト
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- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
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- 保有求人7000件以上の約8割が年収600万円以上のハイクラスIT求人
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転職エージェントに放置された、無視されたといったような対応に不満を感じていたり、転職できるのかといった不安を抱えている場合は、キャリアコーチングサービス「マジキャリ」の利用も検討してみてください。
転職エージェントとは異なり、キャリアコーチングサービスは有料となっているため、あなたの悩みや不安を理解した上できちんと向き合ってくれます。
そのため、心から納得のいく転職活動の実現だけではなく内定から入社後の定着・活躍、そして将来のありたい姿までをトータルで考えて実現できます。
「転職を考えているけれど明確にやりたい仕事が決まっていない」「納得がいく転職をしたい」などの悩みを抱えている人にぴったりのサービスとなっています。
しかし、現在マジキャリには問い合わせが殺到しており、対応できる人数には限りがあります。
そこでここまでこの記事を読んでくれた本気で転職を成功させたい人限定で優先的に初回無料面談を受け付けます。
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転職エージェント関連のよくある質問
転職エージェント関連のよくある質問をまとめました。
転職エージェントから連絡がなくなったらどうしたらいいですか?
まずはメールや電話でエージェントに再度コンタクトを取りましょう。
自分の状況や進捗について確認したい旨を伝えれば返信がくる可能性は上がります。
連絡が来ないからといってそのまま放置は避けましょう。
転職エージェントから連絡が来るまで何日くらいかかりますか?
営業日でカウントして1~3日程度が一般的ですが、転職エージェントが忙しい時期であったり、選考などの状況によっては返信がくるまで1週間以上かかる場合もあります。
3日経っても連絡がない場合は問い合わせをしてみるのがおすすめです。
原因があって連絡が遅くなっているケースが多いですが、忘れられている可能性もあるため確認は重要です。
転職エージェントから選考結果が来ないときはどうしたらいいですか?
転職エージェントから選考結果の連絡がなかなかこない場合、まずエージェントに確認の連絡を入れてみましょう。
企業側の都合で遅れている可能性も十分にあるため、あくまで確認をしたい旨の連絡をするのがおすすめです。
選考の結果、内定となれば他の転職活動を調整する必要もあるため、連絡の頻度を増やすように心がけましょう。
評判の良い転職エージェントを知りたいです
おすすめなのは、業界大手で利用者の満足度が非常に高いリクルートエージェント・dodaなどの転職エージェントです。
数多くの転職成功実績を持つ信頼のエージェントであり、あなたのキャリアアップを全力で後押しします。
若手の転職であれば、柔軟なサポートと豊富な求人情報を誇るマイナビエージェントもおすすめです。
各エージェントの強みを活かして、自分に最適な転職先を見つけるための一歩を踏み出しましょう!
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
そもそも転職エージェントを利用するとどれぐらいで転職できますか?
転職エージェントを利用した場合、転職までの期間は平均して1~3ヶ月です。
求人情報は3ヶ月を目安に入れ替わるケースが多く、その前に転職が決まるケースが多めです。
転職エージェントを利用する際は、3ヶ月以内に内定を取り、入社すると決意して転職活動をおこなうのがおすすめです。
転職エージェントの利用の流れを知りたいです
転職エージェントを利用する大まかな流れは以下のようになっています。
- 転職エージェントに登録
- アドバイザーとの面談
- 面談結果に基づいた求人紹介
- 求人選定・エントリー
- 各求人企業の選考(書類・面接)
- 内定・意思決定
- 退職交渉
- 入社
どうしても、ある程度時間はかかってしまうため、キャリアアドバイザーと相談しながら計画的に進めていくのがおすすめです。
転職エージェントに見捨てられることはありますか?
転職エージェントに「この人はうちではサポートできなさそう」と判断されると、見捨てられるケースはあります。
意図的に見捨てるというよりは、エージェント側の事情や求職者の状況によって、優先順位が下がってしまうことが主な理由です。
特に多いのは転職意欲が低いと判断されたり、希望条件が厳しすぎたりする場合です。
また、エージェントが抱える求人数と、求職者のスキルや経験が合致しない場合も、紹介できる求人がなくなり、結果的に連絡が途絶えてしまうことがあります。
さらに詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことはなんですか?
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことは、本音を隠す、経歴詐称や嘘をつく、不満や愚痴ばかり話すなどです。
信頼関係を損なうのはもちろんのこと、仮に内定を獲得した場合、十分に業務をこなせずトラブルに発展するおそれもあります。
エージェントも人間ですので、誠実な態度で接し、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
また、転職エージェントは転職活動における味方です。
面談では、嘘をついたり本音を隠したりせず正直に話し、相手を不快にさせない真摯な態度を心がけましょう。
転職エージェントから連絡がくるまで何日くらいかかりますか?
転職エージェントからの連絡は、営業日で約3〜5日ほどです。
しかし、転職エージェントからの連絡のペースは、選考段階によっても変わってきます。
例として書類選考の目安は5〜10日ほどで、早い企業は2〜3日で連絡がきます。
面接に進んでいる場合、合否連絡は1週間程度が目安です。
選考段階を問わず、10日以上経っても連絡がないなら、キャリアアドバイザーに確認をとりましょう。
受診設定によっては、迷惑メールフォルダに振り分けられてしまい受け取れていない可能性もあります。
そのため、メールの受信設定も合わせてチェックしておくのがおすすめです。