50代におすすめ転職サイト・転職エージェントをプロが徹底比較!【2024年最新】
【2024年最新】50代におすすめの転職サイト・転職エージェントをタイプ別にプロが紹介します。
ミドル・シニア向けの求人情報やおすすめポイント、転職活動を成功させる活用方法なども徹底解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
【転職する50代が増加】
終身雇用制度が絶対ではなくなり、転職を考える50代が増加しています。
- ●経験を活かして新たな領域への挑戦
- ●転職によって仕事にやりがいを感じたい
- ●本当にやりたい仕事に就きたい など
50代の転職理由はさまざまです。人生100年時代、転職でもう一花咲かせたい人は転職エージェント・転職サイトを積極的に利用することをおすすめします。
50代は転職サイトと転職エージェントどちらを使うべき?
結論から言うと、転職サイト・転職エージェント共に一長一短があるため、それぞれの特徴を理解した上で使い分けるのがおすすめです。
そこでまずは、転職サイトと転職エージェントの違いを以下にまとめました。
転職サイト | 転職エージェント | |
---|---|---|
求人数 |
◯ 普通 |
◎ 多い |
転職サポート |
× なし |
◯ あり |
スカウト |
◯ 一部あり |
× なし |
末永
ただし、ご自身の経歴に自信がある方は、企業から直接スカウトが届くビズリーチのような転職サイトを利用したほうがいい場合もあるので、迷っている50代は両方登録しておくのが無難でしょう。
50代におすすめの転職エージェント
50代におすすめの転職エージェントは「大手総合型」「年収アップ・ハイクラス特化型」の2種類に大きく分かれています。そのため、ご自身のキャリアやスキルに合わせて選ぶのが良いでしょう。
そこで50代におすすめの転職エージェントの特徴を以下の早見表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
JACリクルートメント |
ハイクラス特化 年収アップ |
常時15,000件以上 |
◦役職経験・専門スキルのある50代 | ||
リクルートエージェント |
大手総合型 コンサル IT・Web 消費財 |
726,880件 |
◦すべての50代におすすめ | ||
doda |
大手総合型 IT・Web 医療・製薬 |
291,630件 |
◦すべての50代におすすめ | ||
2024年11月時点の求人数 |
上記以外の転職エージェントについては、「もっと見る」にまとめてあります。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
パソナキャリア |
大手総合型 メーカー/IT ハイクラス女性 |
50,000件以上 |
◦役職・専門スキルのある50代 | ||
ランスタッド |
ハイクラス特化 コンサル 医療・製薬 IT・Web |
5,700件 |
◦役職・専門スキルのある50代 | ||
エンワールド・ジャパン |
ハイクラス特化 IT・Web |
1,240件 |
◦役職・専門スキルのある50代 | ||
レバテックキャリア |
IT特化 フリーランス ハイクラス |
30,660件 |
◦専門スキルのある50代 | ||
2024年11月時点の求人数 |
リクルートエージェント・dodaといった大手総合型は求人数が非常に多いため、幅広く検討したい50代に向いています。一方、JACリクルートメントといったハイクラス特化型はより専門性を高めたい50代に向いていると言えるでしょう。
末永
ただし、どの転職エージェントを選んでも担当者の相性次第な部分もあるため、まずは2〜3社複数登録してから面談し、最終的に1社に絞り込むのがおすすめです。
【年収アップ】JACリクルートメント
運営会社 公式サイト |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ |
---|---|
求人数 | ハイクラス求人が常時15,000件 |
求人数は2024年11月時点 |
JACリクルートメントの魅力
- エージェント1人当たりの求職者担当数が5人のため、時間をかけたサポートを受けられる
- 企業の情報収集担当と求職者サポート担当が同じのため、ディープな情報も知ることができる
JACリクルートメントは管理職や専門職に特化したミドル・ハイクラス向けの転職エージェントです。
高年収求人領域では国内No.1の求人を誇っており、転職支援実績が豊富にあります。転職によって年収を下げたくない50代はぜひ安心して利用を検討してみてください。
JACリクルートメントが取り扱う求人はハイレイヤー層に近い案件が多く、他の転職エージェントでは取り扱っていません。このような求人は登録しないと案件の詳細を把握できないようになっています。
末永
リクルートエージェントなどの大手エージェントは担当者一人が抱える転職者が多いために、年収アップに向けたサポートが薄くなりがちなことも多いのですが、JACリクルートメントは担当者一人が抱える転職者を5人までとしています。
応募企業との連携も時間をかけて密に取りながら、1人1人の転職者を徹底サポートしてくれるのです。
企業の情報収集担当と求職者サポート担当が同じであることのメリットは、企業の生の情報が入ってくることです。「自分の経歴でこの企業は目指せるか」「この専門スキルで年収アップは目指せるか」など、応募企業の本音や内情を詳しく知りたい方にもおすすめです。
こんな人におすすめ
●年収をさらに増やしたい50代
●スペシャリストを目指したい専門職の50代
●役職経験のある50代
実際にJACリクルートメントを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
JACを利用してみて良かった点は、求人の質が高いところです。普通に探すだけではこんなに条件が良いところはないだろうというような求人がありました。
また、担当者が親身になって私の希望する求人を探してくれ、その求人へのアプローチも早かったです。違うなと思ったときもなぜかを聞くことなく私の気持ちを尊重してくれる感じでした。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
他の大手転職サービスとは一線を画す求人案件の質・量と、細かな転職支援が挙げられます。とくに語学を活かした転職はニッチな市場となるので、そこに対応可能な点は非常に高評価です。
評判・口コミ
30代・女性
満足度4:☆☆☆☆
私の意見や考えは尊重し、気持ちを理解した上で的確な求人を紹介してもらえました。
また、場合によっては企業側に私自身のことを売り込んでくれたり、向きあってもらえたとは思います。ただ、JACだけの転職活動というよりも他のエージェントとJACを併用することで活かせるのではないかな、というように感じました。
【総合型】リクルートエージェント
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
---|---|
求人数 | 公開求人:485,900件 非公開求人:240,980件 管理職:28,645件 ブランク:7,329件 50代:1,625件 |
求人数は2024年11月時点 |
リクルートエージェントは人材業界最大手のリクルートグループが運営する総合型転職エージェントで、転職者の約8割が利用しています。50代向けの求人も数多く取り扱っているため押さえておきたいおすすめ転職エージェントの1つです。
リクルートエージェントでは約48万件の公開求人の他に、24万件以上の非公開求人を取り揃えています。求人数は業界の中ではトップクラスです。
また、転職成功実績が国内No.1で、過去の50代の転職成功パターンなどもすべて熟知しているため、転職活動に不安を抱えている方や転職を成功させたいという方はぜひ一度登録してみてください。
こんな人におすすめ
●就業経験のあるすべての50代
●初めて転職エージェントを使う50代
●様々な求人の中から選びたい50代
実際にリクルートエージェントを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
40代・男性
満足度4:☆☆☆☆
私は専門職の転職でしたが、その職種に精通したキャリアコンサルタントにサポートしてもらえました。細かい情報を把握しており、私の希望を確認した上で納得のいく転職先を紹介してもらえたと思っています。
評判・口コミ
40代・女性
満足度5:☆☆☆☆☆
初めての転職で不安な中、知人にリクルートエージェントが良いと教えてもらい利用してみました。この歳で初めての転職で心配だったのですが、担当者さんに親切に対応してもらえたので、不安は少しずつ払拭されました。履歴書・職務経歴書の書き方も丁寧に教えてもらえ、なんとか無事に内定をいただけました。ありがとうございます。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
同僚がリクルートエージェントを使って転職したと教えてもらったのがきっかけです。とても親切丁寧に支援してくださったので、希望通りの求人を紹介してもらえました。また、実戦を意識した模擬面接は大変役に経ちました。
【総合型】doda
運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://doda.jp/ |
---|---|
求人数 | 公開求人数:260,660件 公開求人数+非公開求人数:291,630件 管理職・マネージャー:5,944件 ブランクOK:950件 50代:1,872件 |
求人数は2024年11月時点 |
dodaは業界大手の転職エージェントで50代向けの求人も豊富に取り扱っているため、必ず押さえておきたい転職サービスです。
また、dodaは転職エージェントと転職サイトが一体となっているため、自分で求人を検索してキャリアアドバイザーに相談することもできます。保有求人数が多いので、安定して働ける大手・優良企業を中心に様々な業種の案件を検討することが可能です。
転職サイトのみ利用する場合は求人の検索から応募まで自分自身でやらないといけないのですが、転職エージェントを利用した場合は求人の紹介から応募、選考対策までおこなってもらえます。
自分自身で求人を探す必要がない上に応募企業に合わせた選考対策や企業との交渉をおこなってくれるので、転職活動に不安のある50代、給与交渉が不安な50代はdodaを検討してみてください。
こんな人におすすめ
●就業経験のあるすべての50代
●たくさんの求人を閲覧したい50代
●面接確約オファーで必ず面接を受けたい50代
実際にdodaを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
50代・女性
満足度4:☆☆☆☆
求人数はとくに多かったと思います。私は転職エージェントのほうも利用しましたが、初回の面談では15社ほどの案件を紹介してもらいました。年齢的にも応募できそうな求人が多いと思っていなかったので、想像以上でした。キャリアアドバイザーの印象もよく、利用してよかったと思っています。
評判・口コミ
40代・男性
満足度4:☆☆☆☆
これまで転職サイト、転職エージェントともに色々なところを利用してきましたが、思うような結果が出ず、思い切って有名なサービスを使ってみたのが始まりです。担当キャリアアドバイザーはさまざまな情報を思っており、質問すれば業界や転職市場の最新動向などを教えてもらえました。自信のなかった職務経歴書も添削とアドバイスをもらえたおかげで書類選考も通過することも多くなったと思います。サポート体制はしっかりしていると思います。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
全国規模でサービスを展開しているとのことで、物は試しとdodaを利用してみました。首都圏以外の求人数も非常に多く、それだけでも利用してよかったと思っています。求人が多いということはそれだけ選択肢が増えるということもあるので、たくさんの求人の中から選びたい人にはピッタリなサービスです。
【総合型】パソナキャリア
運営会社 公式サイト |
株式会社パソナ https://www.pasonacareer.jp/ |
---|---|
求人数 | 公開求人数+非公開求人数:50,000件以上 管理職・マネージャー:9,559件 50代:1,731件 |
求人数は2024年11月時点 |
パソナキャリアは大手転職エージェントの中でも利用者満足度が高いのが特徴です。事実、2019年〜2022年のオリコン顧客満足度調査で、4年連続1位に選出されています。
時間をかけた親身なサポートが特徴で、今のご自身の状況や志向を考慮した上で求人を提案してもらえるので、安心感があると言えるでしょう。
パソナキャリアは大手と比べると求人が少ないため、さまざまな業界・職種の求人を取り扱うリクルートエージェント・dodaも併用することをおすすめします。大手は女性の転職支援実績も豊富にあるので、とくに経歴に自信がある50代女性で、さらにキャリアを磨きたいと考えている人は利用してみると良いでしょう。
こんな人におすすめ
●丁寧な転職支援を受けたい50代
●管理部門経験のある50代
●50代女性ならではの相談をしたい
実際にパソナキャリアを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
40代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ハイクラス向けの転職エージェントで、これらの求人が多いです。これまでの経験に縛られるのではなく、活かせる職種を紹介してもらえます。40代以降の求人もあったので、50代にもおすすめだと思います。
また、電話やメールの返信が非常に速く、なるべくスムーズに転職活動を進めたい人には良い転職エージェントです。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ネットで調べてみたら応募書類添削や面接サポートなどのサポート体制がしっかりしていると見たので、万全の準備ができるのではと思い利用しました。評判に違わず、サポート面は充実していました。オリコン満足度が1位なのも納得でした。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
パソナキャリアは、自分が希望する案件の条件に応えてくれるという印象を受けました。希望の収入や休日日数、福利厚生といった条件の難しい中でも、私に合った求人を紹介してくれました。
また、家から近隣の場所も絞っていただき、転職活動をサポートしていただきました。他の転職サービスよりも良い対応をして頂いたため、友人にも紹介しました。
【特化型】ランスタッド
運営会社 公式サイト |
ランスタッド株式会社 https://www.randstad.co.jp/ |
---|---|
求人数 | 公開求人:5,700件 年収600万円以上:5,432件 管理職:398件 50代:15件 |
求人数は2024年11月時点 |
ランスタッドは1960年にオランダで設立され、39の国と地域に4,700以上の拠点を持つ、世界規模の転職エージェントです。日本国内では主に年収1,000万〜2,000万円のハイクラス層向けの転職支援サービスをおこなっています。
得意領域はIT業界とライフサイエンス業界(製薬や医療機器など)なので、これらの業種での勤務経験があるハイキャリアの人は、転職でさらなる年収アップを見込める可能性があります。
とくにIT領域ではエンジニア、デジタル系営業、マーケティング事業、コンサルティングファーム出身者への転職支援を得意としており、おすすめです。
こんな人におすすめ
●年収1000万円以上を目指している50代
●IT業界やライフサイエンス業界へ転職したい50代
●外資系企業への転職を考えている50代
実際にランスタッドを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
40代・女性
満足度4:☆☆☆☆
登録システムがシンプルで利用しやすかったです。自分のライフスタイルに合わせて働ける案件を紹介してもらえたのも良い点です。非公開求人もいくつか紹介してもらえたり、ランスタッドにしかない独占求人も多かったのも利点です。
評判・口コミ
50代男性
満足度4:☆☆☆☆
自分の力だけで仕事を探していたのですが、年齢もあり思うような転職先を見つけられませんでした。そんな中、ランスタッドを利用したのですが、自分が思っている以上の条件で求人を紹介してもらえて満足しています。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
転職活動中は複数のエージェントを利用していました。こちらの希望条件に合わないものも関係なく連絡してくるエージェントが多いなか、ランスタッドの担当者は、こちらの希望に合うものをしっかり厳選して紹介してくれました。遠地であったため、電話連絡のみで転職活動を進めていましたが、不安や不満を感じることはありませんでした。
【特化型】エンワールド・ジャパン
運営会社 公式サイト |
エンワールド・ジャパン株式会社 https://www.enworld.com/ |
---|---|
求人数 | 公開求人:1,240件 50代:63件 正社員:1,184件 派遣社員:40件 契約社員:12件 |
求人数は2024年11月時点 |
エンワールド・ジャパンはとくにグローバル人材に特化した転職エージェントです。
とくに外資系企業や日系グローバル企業の管理職・経営幹部など、ハイクラスなポジションの転職支援に強みを持っているので、経験と一定の年収がある50代におすすめの転職エージェントです。
また、取り扱っている求人は正社員だけではありません。転職者の多様なライフスタイルに合わせ、派遣・契約型のスペシャリストサービスも展開しています。
ただ、登録年収によっては紹介できる求人がない場合もあります。さらに紹介できる求人が都市部が中心となっているので、地方に住んでいる人は求人数の多いリクルートエージェントも合わせて利用すると良いでしょう。
こんな人におすすめ
●キャリアアップを志望するプロフェッショナル人材
●正社員以外の雇用形態も考えている50代
●グローバル企業へ転職したい50代
実際にエンワールド・ジャパンを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
40代・女性
満足度4:☆☆☆☆
これまでいくつもの転職支援サービスを利用しましたが、エンワールドはその中でも対応が迅速です。対応が迅速だけでなく、サポートも充実しているのもよかったです。
年齢的に求人の幅が狭くなることを予測していましたが、これまでのキャリアを考慮した職場を紹介してくれました。
評判・口コミ
40代・男性
満足度4:☆☆☆☆
担当してくれたキャリアアドバイザーの対応が非常に良く、好印象でした。紹介していただいた仕事は十分に満足していますし、今現在も勤務しています。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
キャリアアドバイザーとの相性がよかったので転職活動がスムーズに進みました。質問や連絡のレスポンスも迅速でした。面接で聞かれるであろう質問集を事前に共有いただけたので、それに対して相談することもできました。
ヒアリングも丁寧におこなってもらえたので、納得できる求人を紹介してもらえたのもよかったです。結果、年収も上がったので転職は成功したと自信を持って言えます。
【特化型】レバテックキャリア
運営会社 公式サイト |
レバテック株式会社 https://career.levtech.jp/ |
---|---|
求人数 | 公開求人数:30,660件 管理職・マネージャー:560件 50代:492件 |
求人数は2024年11月時点 |
現在ITエンジニア・デザイナーで転職を考えている50代にはITエンジニア・デザイナーに特化したレバテックキャリアがおすすめです。
Webエンジニアから社内SE、セールスエンジニア、品質管理など、これまでの勤務で培った技術を活かせるIT・Web業界の求人を取り扱っており、元エンジニアのキャリアアドバイザーがサポートを担当してくれるため、自分だけでは得られないリアルな情報を手に入れることが可能です。
ただ、IT系以外の求人は多くないので、IT系と合わせて他の業界・職種の求人も検討したい人はリクルートエージェント・dodaと合わせて登録することをおすすめします。
こんな人におすすめ
●現在ITエンジニア、デザイナーで転職したい50代
●業界の最新情報も合わせて知りたい50代
●フリーランスも検討している50代
実際にレバテックキャリアを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
30代・女性
満足度4:☆☆☆☆
レバテックキャリアはIT・Web業界特化なので、自分の転職背景や希望する環境について話がよく通じたと思います。オンライン面談をしたのですが、じっくり話を聞いていただき、希望に沿った求人を提案してくれました。
他のエージェントも併用していたのでレバテックキャリアで内定に至ったわけではありませんが、登録をして損はない転職エージェントだと思います。
評判・口コミ
20代・男性
満足度4:☆☆☆☆
最初の面談でしっかりと話を聞いてもらい、面接や履歴書のサポートをしていただきました。
中には希望に合っていない求人も多くて煩わしさを感じましたが「希望に合っていない」と伝えると、担当者も理解してくれました。ただ、理解してもらい希望に合った求人を紹介してもらうまでに1ヶ月程かかりました。
評判・口コミ
20代・女性
満足度4:☆☆☆☆
自分の今後のキャリアに関して「結婚をしても仕事を続けたい」というような、ぼんやりとした考えを持っていたのですが、キャリアアドバイザーが「今後どのようなキャリアを築きたいか?」を明確にするサポートをしてくれたので助かりました。
【特化型】その他一覧
上記以外の特化型転職エージェントは、以下のような職種や業界に特化したものもあります。
即戦力として活躍できるだけの経験・スキルの他に、若手の教育もできるエンジニアや看護師、薬剤師は以下の転職エージェントもおすすめです。
看護師や薬剤師など、特定の職種の場合は、その職種に特化した転職エージェントがおすすめです。とくに看護師といった専門職は、その職種に特化した転職エージェントのほうが求人を多く掲載しているので自分の希望に合った求人を見つけやすいです。
エンジニア | ▶マイナビIT AGENT ▶Geekly(ギークリー) |
---|---|
看護師 | ▶看護師ワーカー ▶ナース専科 転職(旧ナース人材バンク) ▶ジョブメドレー ▶レバウェル看護(旧:看護のお仕事) |
薬剤師 | ▶薬キャリ AGENT ▶ファルマスタッフ ▶マイナビ薬剤師 |
転職エージェントの評判や比較ランキングについては、以下の記事も参考にしてみてください。
50代におすすめの転職サイト
転職サイトにはハイクラス向けの「スカウト型転職サイト」とすべての人向けの「総合型転職サイト」の2種類があります。
そこで50代におすすめの転職サイトの特徴を以下の早見表にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
ビズリーチ |
スカウト IT・Web/製造 求人が豊富 高年収 |
305,500件 |
◦就業年数が長い人やハイクラス層 | ||
リクナビNEXT |
総合型 全業界・職種 商社/コンサル 未経験歓迎 |
232,780件 |
◦すべての50代におすすめ | ||
リクルートダイレクトスカウト |
スカウト コンサル/製造 求人が豊富 高年収 |
434,981件 |
◦ハイクラス層向け | ||
2024年11月時点の求人数 |
末永
スカウト型転職サイトは企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く機能が付いた転職サイトで、役職や専門性の高いスキル・知識のある50代におすすめです。
これらに属する50代はハイクラス・エグゼクティブ・ミドルを専門とした特化型の転職サイトビズリーチが特におすすめです。
また、50代からの転職でとりあえず求人情報を幅広く確認したい人は総合型転職サイトのリクナビNEXTも合わせて登録するといいでしょう。
業界大手のリクルートが運営している転職サイトということもあり掲載求人数が多く、ハイクラス層や一般社員に関係なく、すべての50代が押さえておきたい転職サイトです。
【スカウト型】ビズリーチ
運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp/ |
---|---|
求人数 | 公開求人数:305,500件 |
ヘッドハンター数 | 7,800名以上(2024年7月末時点) |
求人数は2024年11月時点 |
ビズリーチはハイクラス・エグゼクティブ向けの求人を多く取り扱うヘッドハンティング型転職サイトです。年収500万円以上や、管理職などの役職についている50代におすすめです。
企業のCEOやCFO、COOなどの経営層に近いエグゼクティブ求人はポジションが少ないことから案件は多くないのが実情です。しかし、ビズリーチはハイクラス転職に強みを持っているため、他の転職サイトよりも高年収帯の求人が充実しています。
また、積極的な転職を考えていない50代にもビズリーチはおすすめです。登録されたプロフィールを見た人事やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みになっているため、自分から動かなくても希望条件に近いスカウトが届く可能性があるからです。
スカウトの内容によっては自分の市場価値を把握できるため、登録だけしてみるというのもおすすめの使い方です。
こんな人におすすめ
●管理職経験者、専門性の高いスキルを持っている50代
●現在の年収が500万円以上の50代
●自分の市場価値を知りたい50代
実際にビズリーチを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
50代・女性
満足度5:☆☆☆☆☆
さまざまな相談に乗ってくれ、私に合う求人をたくさん紹介してもらえました。ヘッドハンターはこちらから聞けばいろいろとアドバイスをしてもらえるので、そのつもりで利用するとより必要な情報を多く得ることができます。
評判・口コミ
30代・女性
満足度4:☆☆☆☆
自分の今までの経歴を見た、いろいろな企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。企業から面接確約のスカウトが届いたときは、自分の価値を認められているようで嬉しかったです。
書類選考の段階を踏む必要がないので、応募する手間がないのも良いと思います。自分のキャリアに一貫性のある人は使いやすい転職サイトだと思います。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ビズリーチの最大のメリットは「書類選考が免除される」ところだと思います。自分で求人を探さなくても職務経歴書に興味を持ったヘッドハンターや企業からスカウトが届きます。
スカウトの種類によってはそのまま面接まで進めるので、トントン拍子で話が進みました。あとは条件の良いスカウトが多くて、そこもよかったポイントです。
【総合型】リクナビNEXT
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://next.rikunabi.com/ |
---|---|
求人数 | 公開求人数:232,780件 中高年:8,603件 ブランクOK:1,067件 管理職・マネジメント経験歓迎:52,121件 50代 活躍中:125,911件 |
求人数は2024年11月時点 |
リクナビNEXTは人材業界最大手のリクルートグループが運営しており、すべての50代におすすめの転職サイトです。取引企業が非常に多く、取り扱っている求人数は日本最大規模です。
様々な業界・職種の求人を取り扱っているため、他の年代と比較すると求人がやや少ない傾向にある50代向けの案件も充実しています。
リクナビNEXTは一般社員向け・ハイクラス向けの求人も多く保有しているので、50代で一定の就業経験がある方は登録すると良いでしょう。
こんな人におすすめ
●就業経験のあるすべての50代
●初めて転職サイトを使う50代
●良い企業からアプローチがあれば転職を考えてもいい50代
実際にリクナビNEXTを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
業界最大手の転職サイトという評判のとおり、魅力的な求人が多いです。更新も週に2回あるので、ざっと新着求人をチェックするだけでも転職市場の様子をある程度把握することができます。私はそれだけでも利用する価値があると思っています。
転職エージェントのような手厚いサポートはありませんが、履歴書・職務経歴書のひな型をダウンロードできたり、書き方のサンプルもあり、1人だけでも転職活動ができるようになっています。
評判・口コミ
40代・女性
満足度4:☆☆☆☆
リクナビネクストは求人数が豊富です。未経験でも応募できる求人があるので、新しいことにチャレンジしたい人には良い転職サイトだと思います。
求人検索の他にスカウト機能もあり、たくさんの業種からオファーをいただけました。年齢的に厳しいと思っていたのですが、やる気や前向きな思考も出てきました。
評判・口コミ
30代・女性
満足度4:☆☆☆☆
専用のアプリもある、見やすく使いやすいです。新着の求人が多いので、鮮度が高い求人をすぐに見つけられました。スカウトでより自分に合う求人もたくさん提案してもらうことができて、サポート体制も充実していると思いました。
【スカウト型】リクルートダイレクトスカウト
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://directscout.recruit.co.jp/ |
---|---|
求人数 | 公開求人:434,981件 年収800万円以上:130,028件 |
ヘッドハンター数 | 5,000名以上(2024年10月時点) |
求人数は2024年11月時点 |
リクルートダイレクトスカウトはリクルートグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトです。
リクルートダイレクトスカウトは登録したレジュメを見たヘッドハンターからスカウトが届く転職サイトです。ヘッドハンターが代わりに案件を探して提案をしてくれるため、想定していなかった高待遇な企業の求人と出会える可能性があります。
ただ、ビズリーチと比較してヘッドハンターの数が少なめなので、レアな求人を見逃してしまう恐れがあります。条件の良いレアな求人を逃さないためにはビズリーチも一緒に利用するのがおすすめです。
こんな人におすすめ
●ハイクラス・エグゼクティブ層の50代
●短期集中で期限を決めて転職をしたい50代
●複業顧問を考えている50代
実際にリクルートダイレクトスカウトを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
50代男性
満足度4:☆☆☆☆
職務経歴書などの登録が、他のサイトに比べとてもシンプルでやりやすかったです。TVのCMにもあったように登録後はただ待っているだけで好条件なスカウトが届いてよかったです。もちろん、待つだけでなく気になった案件は自分から積極的に問い合わせできるようにファームも用意されています。
評判・口コミ
50代・女性
満足度5:☆☆☆☆☆
スカウトが届くか心配していましたが、届かない場合の対処法も記載されていて安心して利用することができました。スカウトの案件は自分が思った以上の年収やポジションが提示されており、改めて自分の市場価値を知ることができました。
評判・口コミ
40代・男性
満足度4:☆☆☆☆
スカウトはバンバンたくさんくるというわけではないのですが、1件1件の質が高いので問題にはならなかったです。好条件なスカウトに反応するだけでも良い転職ができると思います。
その他の転職サイト一覧
上記では紹介しきれなかった50代向けの転職サイトを一覧にまとめました。
主婦・主夫などで勤務経験が浅い50代の場合は、年齢的にも正社員として採用されるのは難しいです。正社員にはこだわらず、派遣社員・パート・アルバイトといった非正規雇用の求人も多く取り扱っている50代向けの転職サイトを利用すると良いですね。
正社員以外 | ▶マイナビミドルシニア ▶FROM40 |
---|---|
女性向け | ▶女の転職type |
転職サイトのランキングや50代女性向けの転職サイトについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。
転職サイト以外で50代が転職する方法
ここまで50代におすすめの転職サイトを紹介してきましたが、それ以外で転職する方法も合わせてお伝えしていきます。
転職サイトを使わずに50代が転職する方法としては、以下の3つが挙げられます。
ハローワーク
厚生労働省が運営しているハローワーク(公共職業安定所)は、就職や転職を目的とした求職者に向けて求人紹介や職業相談といった支援をおこなっています。
ハローワークの特徴は「地元の求人を豊富に取り扱っている」「全国47都道府県の500箇所以上に拠点があるため相談に行きやすい」などがあります。
ですがハローワークにはデメリットもあります。末永個人の主観ではありますが、求人掲載にコストがかからないため、大量採用・大量離職の傾向があるブラック企業の求人が集まりやすいのです。
そのため、50代で転職サイトではなくハローワークを利用しようと考えているのであれば、ハローワークのデメリットも考慮した上で使うのをおすすめします。
ハローワークについては以下の記事でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
直接応募
転職サイトやハローワークのような転職サービスを使わずに、企業のコーポレートサイトから直接応募する方法もあります。
とくに知名度の低い企業の場合は応募自体が少ないため、面接や採用がとんとん拍子で進む可能性があります。
一方で、知名度の高い企業の場合は応募が殺到するため、採用担当者が捌ききれずに放置されたり、もしくはあまり吟味されずに落とされるといったリスクが考えられます。
その点、転職エージェントを利用すればキャリアアドバイザーが人事に推薦をしてくれるため、書類選考の通過率が上がる可能性もあります。
直接応募については以下の記事でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
縁故
縁故とは、コネや知人紹介などと言われる採用です。最近では「リファーラル」とも呼ばれます。
転職採用においては、昔も今もこの縁故採用が複数のチャネルの中でもっとも大きな比重を占めていると言われています。
とくに50代で他社との付き合いも長くある方は、誘いを一度や二度受けたこともあるかもしれません。
縁故採用は内定の可能性が高く、話が早いメリットがありますが、逆にその分他社を検討しないで意思決定するケースが多いので、入社後にミスマッチを感じる可能性もあります。
転職サイト・転職エージェントの利用の流れ
転職サイトと転職エージェントではサービスに違いがあるので、利用の流れは異なってきます。実際の流れを事前に把握しておくことで転職活動をよりスムーズに進められます。
そこで会員登録後の流れについて、転職サイトと転職エージェントに分けて説明していきます。
転職サイトの利用の流れ
転職サイトの場合はスカウト型転職サイトなのか、通常の転職サイトなのかで、登録後の流れが多少変わってきます。
変わるのは求人検索の部分で、スカウト型転職サイトの場合はヘッドハンターからのスカウトに返信する形で進んでいきます。通常の転職サイトは自分で求人を検索し、希望にマッチする案件を探していきます。
転職サイトの利用の流れ
- 会員登録
- 求人検索(スカウトに返信)
- 応募書類作成〜応募
- 書類選考・面接
- 内定・意思決定
- 入社
スカウト型転職サイトはヘッドハンターが希望をヒアリングし、マッチする案件を紹介してくれます。基本的には求人の紹介と企業との日程調整をおこなってくれますが、履歴書・職務経歴書や面接対策のアドバイスは自分から申し出ないと手厚い対応をしてもらえない傾向にあります。
一方で通常の転職サイトは求人検索から履歴書・職務経歴書の作成、面接対策、企業とのやりとりまですべて自分でおこなわなければなりません。
50代で転職サイトがおすすめなのは以下の特徴に当てはまる人です。
- 良いスカウトがあれば転職したい
- とりあえず求人だけ見たい
- 自分のペースで転職活動を進めたい
- これまでの経歴や自分のスキルに自信がある
末永
忙しくて転職活動に時間が割けない、専門家のアドバイスを受けながら転職活動を進めたい50代は転職エージェントを利用したほうが良いでしょう。
転職エージェントの利用の流れ
転職エージェントの場合は、大手総合型・特化型でも提供しているサービスがほぼ変わらないので、基本的な流れはどこを利用しても同じです。
転職エージェントの利用の流れ
- 利用申し込み
- 面談
- 求人紹介・応募書類添削・書き方アドバイス
- 書類選考・面接対策・面接
- 内定・年収交渉
- 意思決定
- 入社
転職エージェントは登録後に担当キャリアアドバイザーと初回面談を30分〜1時間ほどおこないます。その際にこれまでの経歴や転職理由、希望する業界・職種をヒアリングしていきます。
ヒアリングの内容をもとに求人の選定がおこなわれるので、正直に話すことが大切です。見栄を張って嘘をついてしまうと、自分の希望に合う求人や会社を紹介してもらえません。
嘘をつかずに正直に話すことは、信頼関係を構築する上でも重要なポイントです。キャリアアドバイザーを味方にする意味でも正直に話すようにしましょう。
50代で転職エージェントがおすすめなのは以下の特徴に当てはまる人です。
- 初めて転職する50代
- 1人で転職活動を進められるか不安
- 今後伸びる業界へ転職したい
- 定年まで一花咲かせられる企業を紹介してもらいたい
末永
転職エージェントは転職の専門家として、今どこの業界が伸びており、50代がこれまでの経験を活かすにはどこの企業が良いのかを把握しています。
自分の希望と50代の転職市場に合う企業を紹介してもらえます。
転職エージェントの詳しい使い方や使い倒すコツ、キャリアアドバイザーとの面談については、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
50代が転職サイト・転職エージェントを利用する際の注意点
転職サイトや転職エージェントを50代が利用する際の注意点は大きく3つあります。
流動性の激しい20代や30代と比較し、50代の転職は慎重におこなう必要があると言えるため、失敗しないためにも事前に転職サイト・転職エージェントを利用する際に気を付けるべきことを把握しておくようにしましょう。
自分に合った転職サイト・転職エージェントを選ぶ
末永
50代が利用できる転職支援サービスは複数ありますが、自分に合った転職サイト・転職エージェントを利用したほうが転職を成功させやすいです。
転職エージェント | 転職サイト | |
---|---|---|
役職・専門スキルあり |
◎ ハイクラス向け |
◎ スカウト型 |
役職なし・一般社員 |
◎ 大手総合型 |
◯ 一般向け |
就業経験が浅い50代 | × |
◯ 一般向け |
部長や課長といった役職がついている50代もいれば、専門性の高いスキル・知識を有している50代もいます。これらの特徴に当てはまる人はハイクラスやエグゼクティブ向けの案件を多く取り扱っている転職サイト・転職エージェントを利用したほうが希望に合う案件を見つけやすいのです。
逆に役職のない一般社員の方はハイクラス・エグゼクティブ向けのサービスではなく、一般転職者向けの転職サイト・転職エージェントがおすすめです。
女性などで就業経験が浅い50代の場合は転職エージェントでは紹介できる求人がないという理由でサポートを断られてしまう可能性もあるため、ハローワークもしくは正社員以外の求人を扱っている転職サイトで地道に探すようにしましょう。
年齢を理由に断られることがある
末永
転職エージェントは求人紹介を前提としたサービスなので、紹介できる案件がないことからサポートを断られることがあります。
日本では65歳までの雇用確保を義務付けていますが、求人企業としては定年間近な50代を採用しても10年後には退職してしまう、20代や30代若手のような伸び代を期待できないといった理由で積極的に採用をおこなっていないことがよくあります。
そのため、サポートを断られたら別の転職エージェントを利用するか、全年代が利用できるリクナビNEXTのような転職サイトやハローワークに絞って転職活動を進めていくことになります。
50代で転職エージェントを利用する場合は、断られる可能性があることも把握した上で利用するようにしましょう。
キャリアアドバイザーを味方につける
末永
転職エージェントを利用して転職を成功させたいのなら、キャリアアドバイザーを味方につけることが大切です。味方にすることで優先してサポートしてもらえる可能性があるからです。
というのも転職エージェントは求職者からではなく、求人企業から成果報酬を得て運営されているサービスです。そのため、企業が採用したい求職者は利益を生みやすいので優先してサポートしてもらえるというわけです。
キャリアアドバイザーを味方につけるためには「自分は転職活動に意欲的だ」と印象付けるようにすると良いでしょう。実際に以下の4つのポイントを意識してみてください。
転職エージェントを味方につけるコツ
- 連絡はこまめに返す
- 転職活動期間は3ヶ月以内に定める
- 転職理由など全て正直に話して相談する
- 選考対策などのフィードバックは素直に受け取る
転職エージェントの具体的なビジネスモデルや裏事情については、以下の記事もご参照ください。
50代が転職を成功させるためのポイント
20代や30代と比べると50代の転職は慎重にならざるを得ないと思うので、転職後にミスマッチやギャップを感じず、自分の勤務経験を活かせる転職先を探すには、様々な観点から客観的に判断する必要があります。
これは自分だけで判断するのは難しく、結果として転職後に思ったような活躍ができないと感じたり、なかなか内定がもらえない50代は多いものです。
末永
そこで自分の希望と経験を活かす企業を探すために、客観的な視点で判断してくれる転職エージェントに相談すると納得のいく転職がしやすいです。
また、50代の中にはベンチャー企業の管理職・役員を希望する場合もありますが、ベンチャー企業特有の動きや進め方などは事前に理解していないと活躍が難しいので、転職エージェントに相談して、詳細な情報を得た上で検討したほうが良いでしょう。
50代の転職を成功させるためには、プロに相談すること以外にも次の4つのポイントを留意してみてください。
経験・専門性を活かせる同業種へ転職する
50代からの未経験業界・職種への転職は、正直言ってかなり厳しいため、転職先の候補となるのは、これまでの経験や専門性を十分に活かせる同業界・同職種が基本となります。
転職先の企業を選ぶ際のポイントとしては、同業界・同職種かつ同じような規模の会社を選ぶようにすると良いでしょう。なぜなら会社の規模によって仕事の進め方が変わってくるからです。
同じ規模の会社であれば、仕事の進め方も似てくるのでより活躍できる可能性があります。
他の年代より転職にリスクがある
50代の転職では他の年代以上にリスクがあることは覚悟しましょう。
例えば、50代で平均以上の年収をもらっている方は転職によって年収が下がる可能性があります。多くの企業は在籍年数や長期的な貢献度から年収を算出しているからです。転職でこれらがリセットされるので、今よりも年収が下がる人は実際に多いです。
ですので、自分がなぜ転職したいのか、仕事をする上で何を大切にしたいのかなどをしっかり考えた上で、本当に転職するべきなのかも含めて考えるようにすると良いでしょう。
優先順位を明確にする
転職ではこだわりたい条件に優先順位をつけて明確にすることが大切です。転職先に何を求めるのかを明確にした上で、本当に転職するべきかも合わせて考えてみましょう。
例えば、給与が転職理由の場合、転職市場では下がる人のほうが多いです。そのため、50代で転職するよりも現在の会社に残って、定年まで勤務したほうが良いケースもよくあります。
また、50代の転職は自分だけでなく、家族の生活や老後にも影響が出ます。自分の優先順位によっては転職が一択ではない場合もあるので、自分の可能性も含めて転職エージェントなどの人材紹介会社でキャリア相談に乗ってもらうのも1つの方法です。
50代の転職事情に熟知した専門家に相談すれば、自分では想定もしなかった選択肢を提示してもらえる可能性もあります。
経歴に自信がないのならハローワークを利用する
経歴に自信がない50代で正社員雇用を考えている場合は、転職サイトや転職エージェントではなくハローワークを利用しましょう。
50代の転職では専門性の高いスキルやマネジメント経験が求められるため、転職エージェントではサポートを断られる可能性があり、転職サイトだけで該当する求人を探すのは大変です。
また、50代で未経験業界・職種にチャレンジしたい場合も転職サイトだけでなくハローワークで探すと良いです。ただ、求人が少ないため、時間がかかってしまうのは注意してください。
50代の転職事情・狙い目の業界
一般的に転職市場は年齢が上がるほど転職難易度は高まるため、50代での転職は厳しいのが実情です。なぜなら、採用活動をおこなっている企業は若くて長く働いてくれる人材を求めているからです。
しかし、高齢者雇用安定法では65歳までの雇用確保を義務付けています。さらに令和3年4月に「70歳までの就業機会の確保」に努めるように改正され、定年引き上げなどに努める必要がでてきました。
これにより働いてもらえる期間が長くなり、50代でも転職にチャレンジしやすくなっています。
とはいえ、50代での転職は他の年代と比較すると、難易度が必然的に高くなることもまた事実です。
ここでは50代の転職事情として、よくある転職理由や年収事情、狙い目の業界などを解説していきます。
50代の転職活動の現実
50代の転職理由はさまざまです。実際にどのような転職理由が多いのかを厚生労働省の「雇用動向調査結果の概況(令和4年)」のデータをもとに紹介していきます。
労働時間、休日等の労働条件が悪かった | 9.95% |
---|---|
職場の人間関係が好ましくなかった | 9.35% |
給料等収入が少なかった | 7.2% |
会社の将来が不安だった | 5.75% |
その他(個人的理由) | 22.3% |
その他(定年・会社都合など) | 11.35% |
仕事の内容に興味が持てなかった | 5.2% |
能力・個性・資格を活かせなかった | 4.15% |
結婚 | 0.8% |
出産・育児 | 1.0% |
介護・看護 | 0.65% |
50代に限らず、全年代が感じる人間関係が上位となっています、ただ、人間関係や仕事内容、待遇はどの会社へ転職しても必ず生じるものなので、また同様の不満を抱く可能性があります。
50代で転職に失敗しやすい人の特徴としては、自分のキャリアや転職市場を理解しておらず、現実が見えていない人です。現職では一定のポジションについていたとしても、それは他の会社で通用するとは限りません。
末永
このような方はスカウトの良し悪しで市場価値が測れるビズリーチで自分のキャリアが周りからどのように評価されているのかを確認してみると良いでしょう。
逆に50代の転職市場観は把握できており、年収が下がる可能性があること、経験を活かせない未経験領域へのチャレンジは難しいことを理解している人は転職を成功させられる可能性があります。
50代転職の年収事情
dodaの「年代別・年齢別の平均年収ランキング(2023年)」のデータをもとに50歳〜59歳の平均年収を紹介します。
全体 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|
50歳 | 546万円 | 624万円 | 422万円 |
51歳 | 559万円 | 636万円 | 424万円 |
52歳 | 581万円 | 659万円 | 440万円 |
53歳 | 588万円 | 668万円 | 432万円 |
54歳 | 613万円 | 699万円 | 426万円 |
55歳 | 615万円 | 686万円 | 431万円 |
56歳 | 634万円 | 706万円 | 434万円 |
57歳 | 643万円 | 712万円 | 432万円 |
58歳 | 675万円 | 727万円 | 476万円 |
59歳 | 727万円 | 771万円 | 493万円 |
50代の平均年収ですが、50代全体・50代男性・50代女性を通して、年功序列で上がっていく傾向にあります。給与は成果の他に年齢や勤続年数も考慮されるため、現職に残れば表のように年収が上がっていく可能性もあります。
先ほど紹介したように50代で給与に不満があって転職する人は21.1%ほどいるのですが、転職すれば必ず年収が上がるわけではありません。
厚生労働省の「令和5年上半期雇用動向調査結果の概要」によると、50代で転職した人の給与の変化は以下のようになっています。
50歳〜54歳 | 55歳〜59歳 | |
---|---|---|
1割以上増加 | 18.6% | 12.7% |
1割未満増加 | 6.8% | 17.5% |
変わらない | 36.3% | 33.2% |
1割以上減少 | 31.1% | 28.8% |
1割未満減少 | 7.0% | 6.9% |
増加した人は27.75%、減少した人は36.95%となっており、約4割の人が年収を減らしている結果となりました。つまり、50代の転職では年収が下がる可能性が高いという意味でもあります。
末永
しかし、50代は子供の進学費用や老後の2000万円問題など、先々のことを考えると年収を減らしたくはないものです。
転職で年収を増やしたいのなら、これまでの経験を活かせる業種へ転職するのをおすすめします。
同業界・同職種でなくても経験を活かせる場合はあるので、転職のプロに相談して納得のいく案件を紹介してもらうのが良いでしょう。
50代の転職で狙い目の業界
50代の転職活動ですが、まったくの未経験での転職は難しいです。この転職市場の前提は把握した上で、転職活動を進めていくことをおすすめします。
末永
しかし、これまでの経験を活かせる親和性の高い業界・職種へのチャレンジをすることは可能です。具体的には人材業界の法人営業から人事への転職などです。
これらを踏まえた上で伸びており、50代の転職で狙い目の業界をまとめてみました。
IT業界 Web業界 |
DX導入支援、ネットワークセキュリティ対策、Web広告運用 |
---|---|
電子部品 半導体業界 |
スマホ・携帯・5G、パソコン・家電、自動車関連 |
エンタメ業界 | ゲーム、動画、漫画、音楽 |
EC業界 | ECプラットフォーム、EC運営代行 |
倉庫 物流業界 |
物流一括受託、IT技術の活用、オートメーション化による作業効率化 |
医療業界 | ヘルスケア、ワクチン関連、オンライン診療 |
フードデリバリーサービス業界 | 軽貨物業者と提携、日用品デリバリーの拡充 |
農業業界 | AIやドローンを駆使したスマート農業 |
これらはコロナ禍で巣ごもり需要や新型コロナウイルス対策、リモートワーク需要により、逆に伸びている業界です。新型コロナウイルスの収束は依然と見えておらず、2024年以降も伸びていくと考えて良いでしょう。
とはいえ、50代は若い世代と比較すると難易度は高いめなので、自分の経歴が活かせる業界を選ぶようにすると良いですね。
スキルを必要とする業界
マネジメント経験や専門性の高いスキルがある場合は、現職の業界と近しい業界を選ぶのがおすすめです。業務内容が近ければ、即戦力として活躍できると採用担当者に判断してもらいやすいです。
経験次第では想定していなかった業界でも評価される可能性があるので、転職の専門家である転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
スキルを必要としない業界
専門性の高いスキルや経験がない場合は、スキルを必要としていない業界が狙い目です。
具体的には物流の倉庫管理や警備員などがあります。激務のイメージがある職種ですが、転職エージェントに相談すればワークライフバランスを保って働ける会社を紹介してもらえます。
50代の転職でよくある質問
50代の転職でとくによくある質問をまとめ、現役の転職エージェントである筆者がわかりやすく回答していきます。
転職サイトで50代向けの求人が少ない理由
転職者
転職サイトで50代向けの求人が少ないと聞きましたが、なぜ少ないのでしょうか?
末永
企業としては若くて柔軟性のある人材を求めているのが大きな理由です。
20代や30代はさまざまなことを吸収するため、成長する速度がミドル層と比べると早いです。また、長期で働いてもらえる可能性もあるので、転職市場では20代や30代向けの求人が多いです。
ブランク(空白期間)がある場合
転職者
前職を退職してからブランクがあるのですが、転職できますか?
末永
退職してから次に就職するまでの空白期間が長いと、転職は不利になりやすいです。離職期間が長いと良い印象は持たれないので、面接の際にもブランク期間について必ず質問されます。
末永
ブランク期間については、嘘をつかず正直に話すことが大切です。どうやって伝えれば良いのかわからない人は転職エージェントにアドバイスをもらうと良いでしょう。
空白期間(ブランク)についてさらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。
未経験の業種へ転職をしたい
転職者
50代でも未経験の業界や職種へ転職できるのでしょうか?
末永
どのレベルの未経験かで転職難易度は変わりますが、50代の場合は業界未経験で、職種経験があれば転職できる可能性はあります。
なぜなら、業界が違ったとしても職種が同じであれば業務内容が近しいため、すぐに活躍してもらえると考えてくれる可能性が高いからです。
50代の転職に役立つ関連記事
上記で50代の転職サイト・転職エージェント事情について説明してきましたが、その他説明しきれなかった50代の転職に役立つ情報を記載した記事をいくつかピックアップしてみました。
どれも転職のノウハウが詰まっているので、気になるものがあればぜひ読んでみてください!
50代での転職はこれまでの経歴やスキルを棚卸し、きちんとアピールできるかが肝になってきます。その点、転職サポートが付いている転職エージェントを利用したほうが安心だと言えるでしょう。
また、転職エージェントは企業から直接依頼を受けている非公開求人を保有しているため、求人の数や質が必然的に高くなる傾向があるのもポイントです。