人間関係を理由に転職する前にすべきことは4つある!

人間関係を理由に転職する前にすべきことは4つある!

    この記事では、人間関係が原因で転職しても良いのかどうか解説しています。

    会社を辞める前にやるべき事や行動したけど、それでもダメだった場合の対処法などについてご紹介していきます。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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人間関係を理由に転職する人は多い

2018年にエン・ジャパン株式会社が転職経験のある1万776人におこなった職場での人間関係についてのアンケート「人間関係が転職のきっかけになった事がある」と答えたのは53%だったそうです。

また「今の職場で人間関係に難しさを感じた事がある」と回答したのは83%でした。つまり、日頃から多くの人が職場の人間関係に頭を抱えているということが分かりますね。

同時に人間関係の悩みが大きな転職のきっかけになっていることも分かります。

人間関係を理由に転職する前にやるべきこと

人間関係の悪さを理由に転職をすることは「アリ」です

ただ、転職は最終手段として考えるべきであり、まずは今の職場で人間関係のストレスを解消する方法を考えるのが良いです。

なぜなら、人間関係の問題はどの会社であっても起きる可能性があり、解決する方法を身に付けないと安易に転職を繰り返してしまう可能性があるからです。

ここでは、今まで転職に関する多くの相談を受けてきた私が、人間関係が原因で転職をする前にやるべき4つのことを紹介します。

1. 本人と話す

人間関係に悩んでいる対象が上司だと躊躇してしまうかもしれませんが、本人と直接対話して相互理解の時間を取ることをおすすめします。

あなたが悩んでいるという事実はもちろん、悩んでいる理由も相手は知らないかもしれません。相手に正直に伝えることで、行動を改めてもらえる可能性があります。

また、相手の行動の意図を聞くことで、自分の解釈と異なるポイントが見つかるかもしれません。

このようにお互いの感情や意図を理解することで、人間関係の悩みを解決する糸口になることもあります。

相手と対話する際は感情的に話すのではなく、建設的に問題を解決したい、相互理解をしたいというスタンスで臨むほうが良いですね。

2. 人事に相談する

人間関係に悩んでいる相手と直接話すのが難しい場合、異動を希望したり、人間関係が上手くいっていない事実を人事に相談してみるのも一つの手です。

転職をしなくても、部署やプロジェクトを変えることで人間関係の悩みを解決できるかもしれません。会社の制度が関係しているので難しいところもありますが、1度は人事に相談してみることをおすすめします。

異動が難しくても、人事に対して人間関係が上手くいっていない事実を相談してみることで、関係性が改善に向かうよう何かしらの働きかけをしてくれる可能性もあります。

その際は今の課題と、それに対してどう対処したいかの希望の2点をしっかり説明できると良いでしょう。

また、人事にも相談しにくい場合は、会社で提携している外部の相談サービスを利用したり、個人でも利用できるココナラのようなサービスを利用するのも良いですね。

3. 転職エージェントに相談する

1人で悩んで結論を出してしまうのではなく、周囲の信頼できる人に相談するのが良いです。そこで、転職エージェントに相談するのも手段の一つです。

転職エージェントは転職希望者の悩みを気軽に相談できるパートナーなので、今の人間関係に関する悩みも解決できるかもしれません。

また、そもそも転職するべきかという判断についても相談できるので、転職に関して気軽に相談してみるのがおすすめです。

エージェントによって保有求人や強みとしている業界・職種が異なりますし、担当アドバイザーと馬が合うかも相談においては重要になるので、複数登録してみて比較検討することをオススメします。

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4. 自分の考え方を変える

人間関係の悩みを根本的に解決出来るのが理想ですが、難しい場合は自分自身の考え方を変えることで快適に働けるようにするのも手段の一つです。

仕事だと割り切って同僚との関係性を深く考えすぎないようにしたり、相手の悪い部分だけでなく良い部分も見るようにするなど、自分自身のマインドを変えることで影響を少なくするという方法です。

とはいえ、これは根本的な課題解決にはならないので、まずは本人と対話したり異動の相談をしてみるのが良いですね。

転職先の人間関係を見極める方法

人間関係を理由にした転職は多いです。しかしその反面、転職先でもまた人間関係に悩み、転職を繰り返してしまうというケースも残念ながら少なくありません。

転職先でまた人間関係で悩む可能性を減らすために、気をつけたいポイントをご紹介します。

社内のコミュニケーション・交流に関する質問をする

社内で良好な人間関係を構築するポイントとして、コミュニケーションの取り方や頻度、他部署の人との交流をしているかについて面接時に質問してみましょう。

人間関係を構築することが出来そうか判断するために、以下のようなポイントについて質問すると良いです。

  • 普段社員同士の会話は多めなのか
  • 上司との面談の頻度(週1で1on1がある等)
  • 何人くらいのチームで動いているのか
  • 社内で意見・相談がある際はどのように伝えているのか
  • 部署外の人との交流はしているのか
  • 社内での交流は行われているのか

上記の質問をすることで、人間関係を構築しやすい環境かどうかをある程度判断することが出来ます。

また、コミュニケーションのスタイルが自分に合っているかどうかも分かります。

これらの質問をする際の注意点として、事業部内の人間関係など、個別の人間性を見抜こうとするのはあまり意味がありません。

なぜなら、後から別の人が入社してきたり、他の部署から人が異動してくることは頻繁に起こるため、周りの人をコントロールすることはほぼ不可能だからです。

社風が把握できる質問をする

前提として、上司や周りの人の個別の人間性を全て見抜くのは難しく、異動等によって相性が悪い人と働くケースは少なくありません。

チーム内での人間関係で悩んでいるときは環境や周りの人に救われることが意外と多いため、会社全体の社風が自分にあっているかは非常に大切です。

社風を把握する際に重要なのが、先ほどのコミュニケーションスタイルはもちろん、評価制度・意思決定の基準を知ることです。

評価制度は会社の考え方そのものであり、社員に何を期待しているのか分かります。成果に対する評価はもちろんですが、定性的な評価として何が含まれているのかを確認するのが良いですね。

また、個人・組織の意思決定の基準にも会社の考え方が反映されています。

どんな基準で意思決定しているのかを知ることで、自分自身の考え方と合っている会社なのか判断する材料になるんです。

具体的には以下の質問をしてみるのが良いでしょう。

  • 社員の評価をどうやっているか
  • レポートラインはどうなっているか
  • 決裁は通りやすいか?どれくらい時間がかかるか
  • 代表や上長からの共有・伝達はどれぐらいの頻度か
  • 直属の上司とはコミュニケーションとりやすいか

社風を質問する際の注意点として、「どんな社風ですか?」という抽象的な質問をしてしまうと、抽象的な回答しかもらえず参考にならないので気をつけましょう。

実際に働いた人の声を参考にする

実際に働いた人の体験談を聞いて判断材料にするのも手段の一つであり、多くの人が思いつく方法でしょう。

興味ある会社で働いていた友人に相談してみる、社員口コミサイトを参考にするといった方法がメインになります。

口コミサイトを利用する場合は注意が必要で、退職者による偏った口コミが多く、部署・職種もバラバラなため参考にならないケースがほとんどです。

口コミサイトはあくまでも主観的な感想が分かるだけであり、会社全体の客観的な情報を把握することは難しいため、鵜呑みにしすぎないようにしてください。

とはいえ、人間関係に関するマイナスな口コミがあまりにも多い会社は注意した方が良いかもしれません。

転職先の人間関係を把握するには、上述しているコミュニケーションスタイル・社風について面接で質問するのがベストな方法になります。

人間関係が理由で転職する際の退職理由

人間関係が理由で転職する場合、「人間関係が悪いため、転職したい」という内容だけでは、入社してもまた人間関係を理由に退職するリスクがあると判断され、マイナス印象になりがちなので注意が必要です。

そのため、人間関係に関する質問を受けた場合や転職理由を述べる場合には、ポジティブに感じられる内容を伝えましょう。

具体例

  • 不満に思っている部分ではなく、これまでの社内の人間関係でプラスに捉えられる要素を述べる
  • 自分が仕事上コミュニケーションを円滑に取れるように、周囲の人との関わりで工夫したことなどを述べる
  • 今後さらに期待したい内容として「社内での連携でより大きな成果をあげる仕事に挑戦したい」など人間関係が良好な環境で働きたいポジティブな理由を述べる

人間関係で転職を繰り返す人と思われないよう、伝え方を工夫しましょう。

以下の記事で、転職理由・退職理由の考え方やポイントなどについて解説しています。こちらも合わせてご覧になってみてくださいね!

転職先で良好な人間関係を築くコツ

転職先で良好な人間関係を築くコツは、新人と呼ばれているうちに自己開示することです。

例えば、チームメンバー以外にも関係を作り、できるだけ話せる人を多く作っておくことですね。

他にも入社時からしっかりと挨拶をするようにし、誰とでも笑顔で接するよう意識するのも良いことです。また、柔軟な対応も心がけると良いですよ。

また「前職ではこうだったんですけど…」と伝える際には、誤解されないよう工夫をして伝えるのがベストです。なぜなら、「あなたはもうこっちの人間なんだから、こっちの会社に染まって欲しい」と考えている人もいるからなんです。

人間関係を転職理由として伝える際は注意が必要

人間関係が原因で転職をする場合、面接官に「人間関係で転職を繰り返す人」だと思われないようにすることが大事です。

「この人が入社したら人間関係がきっかけで短期離職してしまうのではないか?」と採用する企業側も不安になってしまうのは想像できますよね。

そのためには、転職理由の伝え方を工夫する必要があります。ですが、自分一人で転職理由を考えたり、適切な答え方を見つけるのは難しいですよね。

そういう時こそ、転職エージェントに相談するべきです。

また、転職理由をどのように伝えるべきか丁寧にアドバイスをしてくれます。面接でどのように伝えると効果的なのか、しっかりと面接対策も壁打ちしてくれるので、安心感を得ることができます。

やりとり3万字以上の丁寧なカウンセリングを重視して、キャリアゴールから逆算した転職支援を受けたい人は、すべらないキャリアエージェントに相談してみるのがおすすめです。

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