転職エージェントとの面談は本音で話す?準備しておくものを解説
転職エージェントと面談をする目的をはじめ、当日の流れや内容などについて解説します。
また、事前に準備しておきたいものや面談は本音で話すべきなのかなど、よくある質問に回答していきます。他にも印象が良くなるポイントも紹介します。
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転職エージェントとの面談は本音で話すべき?
転職エージェントとの面談は本音で話すべきです。その理由としては、本音で話さないと自分が損するだけで決して得はしないから単純にもったいない話と言えます。
私がお伝えした本音(エージェント側が聞きたいこと)としては、例えば以下のようなことになります。
- 「自分はこういうところで働いてみたい」という希望
- 「自分はこういうことを不安に思っている」という相談
- 「他にこういうエージェントにも登録し、こういう企業にもアプローチしている」という現状
こういったことを「あなたには教えられない」という態度で接してしまう人がいます。
けれども、エージェントはあなたを助けたいと思っているのに、希望も不安も現状もわからなければ、そもそも助けようがないのです。
自分の心を開かない2つのタイプ
自己開示しない人には2パターンあります。
転職エージェントに猜疑心を抱いている人
1つは、転職エージェントに猜疑心を抱いている人です。
「洗いざらい話をさせて都合よくコントロールしようとしているのではないか?」と思っているかもしれませんが、情報は良い戦略を立てるために必要なのです。
さらに言えば、エージェントに複数登録し、面談をしてもらう中で疑わなくても良い信頼できる相手をまず探すべきなのです。
末永
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転職エージェントに悪いと思っている
もう1つは、転職エージェントに悪いと思っている人です。
過去には「せっかく薦めてくれているんだから、他で進めていると伝えたら悪いな」という気持ちでエントリーしてしまい、面接も進み内定まで行ってしまったという人がいました。ここまできて初めて「やっぱり自分の希望とは違うので辞退したいです」と自己開示されても「今までの時間や手間はなんだったのか・・・」と全員が徒労感に襲われてしまいます。
そして「別の企業にあらためてエントリーしたい」と願ったところでエージェントの方から「ごめんなさい」と言われてしまう可能性もあります。
末永
照れ屋や引っ込み思案であったとしても、それは脇に置いてください。
自分の思いはその都度しっかり伝えるべきなのです。もちろん担当によっては言いにくい雰囲気を作ってしまっているので、エージェントの責任も大きいと思っています。
まとめ
転職エージェントの見方を変えて現状や希望など本音を伝えた方が良い転職ができる。
自分の心を開かない行為は百害あって一利なし!
転職エージェントと面談をする目的
そもそも、転職エージェントとの面談は必要ないと感じている人も多いでしょう。しかし、納得がいく転職をする上で面談はなくてはならないものなんです。
なぜなら、その後の転職を大きく左右する大切な時間になるからです。またもう1つの理由としては、面談を通して求職者が「どういう人でどのような志向性を持っているのか」「転職で何を実現したいのか」という2点を把握したいことが挙げられますね。
さらに、求職者本人が気づいていない希望や不満を言語化して、潜在的なニーズにマッチした最適な求人を紹介することも理由として挙げられます。
転職エージェントとの面談内容
転職エージェントとの面談ですが、具体的には以下のような流れで進んでいくケースが多いです。
ただ、面談内容や順番については転職エージェントによって入れ替わる場合もありますので、参考程度に見て頂けますと幸いです!
ちなみに、転職エージェントとの面談回数ですが、対面やWebを使ったオンライン面談なら2〜3回、電話面談であれば少なくとも10回前後はすることになります。
必ずしもこの回数ではなく転職の進み具合や、担当のキャリアアドバイザーによっても変わってきます。そのため、どのくらいの時間を確保すれば良いのか目安にしてみてくださいね。
自己紹介・転職活動状況・職務経歴の確認
初回面談なので、キャリアアドバイザーの略歴や得意分野などの自己紹介から始まります。その後は、現在の転職活動の状況、他の転職エージェントの利用状況、求人のエントリーや選考状況の確認へと移ります。
今の状況と何に困っているのかを把握し、さらに紹介する求人が被らないか確認するために面談をおこないます。そのため、嘘はつかずに本音で話すようにしましょう。
末永
職務経歴やプロフィールの詳細確認では時系列順に確認されるので、事実ベースで具体的に伝えると良いですよ。
この際にどのくらいの成果や実績を出せたのか、数字を元に説明できるとベストですね。
希望の業界・職種等や志向性の確認
転職を希望している業界や職種がすでに明確な人は、この段階でキャリアアドバイザーに申し出るのがベストです。
もし転職したい業界や職種が定まっていない場合は、転職先に何を求めているのか伝えるようにしましょう。どのような点にこだわっているのか、志向性や方向性についても具体的に伝えられるようにしておくのが無難ですね。
末永
また、希望年収がある人は最低ラインを伝えておくと条件に合う求人だけを絞り込んでもらえます。ですので、無駄な求人やミスマッチを防ぐことに繋げられますよ。
キャリアアドバイザーとの相性によって転職活動をスムーズにおこなえるかどうか左右されるので、ぜひ比較した上で利用を検討してみてください。
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転職市場の相場観についての共有
転職時期によっても状況が大きく変わってくるため、現在の転職市場がどうなっているのかという情報を共有してもらえます。他にも今後の動向についてや、転職活動に必要な情報も教えてもらえます。
希望する業界や職種が明確になっている人は、志向性の確認をする際にその分野・領域の動向や相場について、知りたい旨を伝えると良いでしょう。そうすることで必要な情報をまとめて共有してもらえますよ。
末永
転職エージェントではキャリアアドバイザーが、一般的な年収アップの相場やあなたの市場価値がどのくらいであるのかについて、より詳細に教えてくれますよ。
今後の進め方や連絡手段の確認
一通りのヒアリングを済ませたら、今後の進め方や流れの説明に入っていきます。一般的には履歴書・職務経歴書などのレジュメの用意、求人の選定、エントリーについてのスケジュール確認をおこないます。
また、転職希望者は働きながら転職活動をしているケースが多いです。だからこそ、電話のほうが連絡がつきやすいのか、それともメールのほうが良いのかといった連絡手段も確認します。
末永
もし確認作業がなかった場合は、自分にとって都合の良い連絡手段を伝えておくとスムーズにやり取りがおこなえますよ。
求人情報の紹介
求人紹介では希望条件や志向性などを考慮した上で、最適な案件を提案してもらえます。転職エージェントの規模や希望する職種によって、紹介される求人数が異なります。
しかし、多くの求人の中から選びたい場合は20〜30件、ある程度絞り込んでもらいたいのであれば10件以下になりやすいですね。希望条件をどのくらい具体的に伝えているのかによって、キャリアアドバイザーの絞り込みも変わってきます。
末永
求人をしっかりと絞り込んでもらいたい場合は、事前に要望を具体的かつ明確に伝えることをおすすめします。
履歴書・職務経歴書の添削
面談前に履歴書・職務経歴書を作成しておけば、キャリアアドバイザーがその内容を添削してくれます。作成できていない場合は、どのように書いたら良いのか具体的にアドバイスしてもらえますよ。
キャリアアドバイザーに気になる点をフィードバックしてもらい、自分の魅力を最大限にアピールできる応募書類を用意しましょう。
末永
転職エージェントはこれまで多くの転職者をサポートしてきているため、人事の目に留まりやすい履歴書・職務経歴書のポイントを把握しています。
ですので、他の転職手段よりも書類選考の通過率が高い傾向にあります。
実際にどのくらい書類選考の通過率が違うのか、詳しく知りたい人はこちらの記事も合わせて読んでみてくださいね!
面接対策・個別質問
面談は面接ではありませんが、転職やキャリアに関する質問をするという意味では擬似的な面接の場でもあります。また、面談での受け答えに関して、キャリアアドバイザーが感じたことを第三者の印象としてフィードバックされることも多いですね。
末永
面接対策は初回面談ではおこないません。面接対策は求人に応募をして面接日程が確定したタイミングで、電話もしくはオンラインを通して実施されます。
転職をする上で気になることがある際は、個別で質問することも可能です。例えば、将来的に育休を取得したいと考えている人もいると思います。その場合は、求人企業の取得率がどのくらいなのか、他にも復職後の活躍など聞きにくいことや細かい部分も質問できます。
末永
初回面談から内定を獲得するまでの期間は人によって異なりますが、平均で60〜70日ほどです。
順調に進んでいて早い場合であれば30〜40日、遅い場合は90〜120日ほどかかることもありますね。
転職エージェントとの面談の流れ
転職エージェントに登録をして、実際に面談するまでの流れと面談の流れ、面談後の流れについてご紹介したいと思います。
リクルートエージェントのような大手総合型からUZUZのような特化型まで様々な転職エージェントがあるものの、基本的にはどこも同じような流れで進んでいくので、参考程度に見てみてくださいね。
面談前の流れ
その転職エージェントによって異なりますが、会員登録後だいたい2〜7日以内に電話もしくはメールで連絡が来ます。
登録の際に職務経歴を記載していなかった場合は、電話やメールで詳細確認されることになります。また、事前に登録者の職務経歴を把握しておくことで、希望する業界・職種を得意としているキャリアアドバイザーを割り当ててもらえます。
末永
もし同性のキャリアアドバイザーに担当してもらいたいなどの要望があれば、この段階で申し出るのが良いでしょう。
面談の流れ
面談はまずお互いの自己紹介から始まり、職務経歴やスキルなどのヒアリングへと進んでいきます。自身の強みやアピールポイントがわからないという人でも、キャリアアドバイザーが一緒に見つけてくれるので安心感がありますよ。
その後、あなたの希望職種や条件、年収などをしっかりとヒアリングした上で、ぴったりの求人をいくつか提案してもらえます。希望条件が明確に決められない場合は、1番何を優先したいのか優先度をつけると良いでしょう。
末永
自身の強みやアピールポイントの掘り下げをする際に自己分析をおこなうことが多いです。これは自身のスキルや経験だけではなく、将来は何をしたいのか、そのためにはどうすれば良いのか明確にする必要があるからなんですね。
慎重に転職を検討するためにも、自己分析をするときには中長期的なキャリア形成についても考えるようにすると良いでしょう。
面談後の流れ
初回面談で求人を紹介してもらえる場合もありますが、面談後に求人を紹介してもらえるケースもあります。そこから自分が希望する条件を満たした求人企業に応募し、書類作成へと進んでいきます。
面接対策はあなたが応募した企業に合わせた練習・対策をしてもらえます。転職エージェントのキャリアアドバイザーは面接官目線を理解しているため、想定される質問に対してどんな答え方をすれば良いのか一緒に考えてくれますよ。
末永
応募の際には履歴書・職務経歴書が求められることが多いので、事前にある程度準備しておくと良いでしょう。
また、現職と面接の日程調整が難しいケースが多く、有給をとったり、現職の繁忙期を避けるなどの対策も必要になりますね。
転職エージェントを利用した転職活動の流れ・スケジュールについては、こちらの記事を参考にしてみてくださいね!
コロナ禍によりオンライン面談が主流
転職エージェントとの面談はこれまで対面でおこなうのが基本でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、キャリアアドバイザーとの面談は対面からリモート(電話・オンライン)でおこなわれるようになってきています。
求人情報の紹介をはじめ、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などのサポートも電話やオンライン、メールで実施されます。そのため、1度も転職エージェントの拠点へ行かなくても転職活動を完結できるようになっています。
末永
とはいえ、中には対面での面談を実施している転職エージェントもあります。
転職者が安心して相談できるように、確実に電話面談もしくはWeb面談をおこなっている転職エージェントを紹介しますね。
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電話面談についてさらに詳しく知りたい人、コロナ禍で転職活動がどのように変わったのか知りたい人は、こちらの記事もご覧ください!
転職エージェントとの面談で必要なもの
転職エージェントとの面談までに用意しておきたいのは、履歴書と職務経歴書の2点です。時間がない場合は、過去の仕事での経験や経験年数、成果や実績などを書き出しておくと面談がスムーズに進みます。
意外と重要なのは前年度(今年度)の給与がどれくらいなのかですね。すぐに答えられるように源泉徴収票などを事前に見て把握しておきましょう。
給与は希望年収などの参考にするため、額面で給与がいくらなのか各種手当を入れるとどうなるのか、詳細に答えられるように準備するのが無難です。
末永
例えば、現在の年収が400万円で希望年収を420万円にしたとします。希望通りの金額で内定は出たものの、改めて源泉徴収票を見たら450万円だったから、さらに上げてほしいと言っても通りません。
後から企業に伝えると不信感を抱かれて、内定取消しになってしまう可能性もあります。
また、忘れがちなのが筆記用具です。メモが取れるようにしっかりと用意しておきましょう。
というのも人は聞いたことの7割を翌日には忘れてしまうと言われているからなんですね。1時間ほどの面談でキャリアアドバイザーは転職に必要な様々な情報を教えてくれます。
末永
実際に転職した人の中で、面談中にメモを取っていた人と取っていなかった人だと、メモを取っていた人のほうが転職を成功させやすい傾向にありますね。
今回は面談をする前に準備しておきたいチェックシートをご用意しましたので、ぜひ活用してみてくださいね!
履歴書 | |
---|---|
職務経歴書 | |
源泉徴収票など | |
なぜ転職したいのか(転職理由) | |
転職して何をしたいのか (将来のビジョン) |
|
筆記用具 | |
すでに応募している企業の求人票 | |
興味がある求人リスト |
同じ求人には再度応募ができないので、すでに自分や他の転職エージェントから応募している場合は、その求人票も用意しておきましょう。あらかじめ共有しておけば、別の求人を提案してもらうことが可能ですよ。
面談で絶対にやってはいけないこと
転職エージェントとの面談でやってはいけないNGなこともいくつかあります。
具体的には、以下に挙げたようなことをしてしまうと継続的な支援が難しいと判断されてしまいます。キャリアアドバイザー側がサポートを断る可能性があるので注意してくださいね。
- 経歴・職歴詐称、給与詐称
- 高圧的に怒るなど、通常のコミュニケーションが取れないような会話
- 面談時間を超過しているのに終了しようとしない
- キャリアアドバイザーを口説く
見栄を張ろうと経歴・職歴、給与を詐称する人も中にはいますが、やめたほうが良いです。
というのも、適切な求人を紹介できないだけではなく、詐称がバレてしまった際に信用問題に関わるからです。雇用や内定取り消し、最悪の場合は損害賠償に発展するという場合もあります。
末永
また、稀に転職者自身がキャリアアドバイザーを口説くというケースもあります。
魅力的な担当者であったとしても、転職を成功させるために転職エージェントを利用しているので、本来の目的のみで利用するようにしましょう!
エージェントとの面談で印象が良くなるコツ
担当のキャリアアドバイザーがどこまで親身になってくれるのか、それによっても転職活動の進み具合が変わってきます。
そこでサポートを担当してくれるキャリアアドバイザーへの印象が良くなるコツをご紹介します。以下でご紹介する4つを実践して、キャリアアドバイザーを味方につけましょう!
- 笑顔で元気に挨拶
- フラットなコミュニケーション
- 分からないことは聞く
- 本音で話す
キャリアアドバイザーは転職のプロですが普通の人間です。笑顔で元気に挨拶してくれる人に対して、悪い印象を抱くことはありません。
ただし、以下のような態度で転職エージェントを利用すると、対等な関係で支援ができなくなってしまうため注意しましょう。
- 求人紹介業者のように扱う
- 希望する求人だけを送って欲しい
- 過度なサービスを要求する
- 直接応募した求人の対策をして欲しい
- 建前でしか話さない
- 心の底で課題に思っていることを隠して希望を言う
末永
フラットなコミュニケーションが取れる人間関係を築けないと、正直な転職市場の所感が伝えにくくなってしまいます。
その結果として、転職者が欲しいと思う情報を得られないリスクも生じてしまいます。
エージェントとの面談でよくある質問のQ&A
転職エージェントと面談をする理由はわかったけれど、実際にどのように面談を進めていくのか不安な人もいるでしょう。他にも緊張感があったりどんな内容なのか気になったりしている人もいると思います。
そこで、10年以上転職エージェントとして転職者をサポートしてきた筆者が、よくある質問にお答えしていきたいと思います。
では、上記に挙げた質問について順番にお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
初回面談では具体的に何を話すの?
転職者
面談の目的はわかったのですが、初回面談ではどのような話をするのでしょうか?
末永
初回面談では主に転職理由やこれまでの経歴、将来どうなりたいのかといったボジョンを確認します。
他には転職先に求めている条件や、実際にどのような業界・会社に興味があるのかについても聞きますよ。
末永
ちなみに、初回面談の長さは人によって異なりますが、だいたい1時間〜1時間半ほどです。相談内容が少なく短ければ40分、逆に相談内容が多く長い場合は2時間かかることもありますね。
ですので、初回面談の時間は2時間と考えて余裕を持って時間を確保しておけば、じっくりと希望を話すことができますよ。
面談は本音で話さないとダメ?
転職者
面談は何でも素直に本音で話さないとダメでしょうか?また、どこまで本音で話せば良いのでしょうか?
末永
自分をさらけ出すのは恥ずかしいですし、転職理由などは言いづらい場合が多いですよね。しかし、包み隠さずにすべて正直に本音で話すようにしましょう。
サポートは面談を軸に進んでいきますし、正直・素直に本音ベースで話すことは信頼関係を築く上でとても大切なことです。素直に本音で話さないと適切な求人紹介や面接対策ができなくなり、いつまで経っても転職できない状態が続いてしまいます。
末永
ただし、すでに退職している前職・現職の不満や愚痴、悪口といったネガティブなことばかり言わないように気をつけましょう。
というのも、他責思考な人だと思われてしまい、サポートの優先順位を下げてしまう可能性があるからなんです。
面談を受ける際の服装は?
転職者
面談当日はどんな服装が望ましいでしょうか?
末永
転職エージェントとの面談は面接ではありませんが、スーツのほうが良い印象を与えられるのでベターだと言えますね。ただ、清潔感のある範囲内でしたら私服でもまったく問題ありませんよ。
また、企業との面接対策のために服装や身だしなみのアドバイスをもらいたい人は、企業との面接で着用しようと思っている服装にするのがおすすめです。
末永
ただ、金融業界など堅めの業界やハイクラス転職を希望する場合には、きちんとした服装で面接を受けたほうが好印象に見えます。というのも、金融業界などは普段からスーツを着ていることがほとんどだからなんです。
転職エージェントとの面談でどんな服装が望ましいのか、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください!
面談の場所はどこですか?
転職者
カフェや喫茶店で面談と言われたのですが、これって当たり前なのでしょうか?信用して良いものか、とても不安になります。
末永
対面での面談では基本的に、転職エージェントのオフィスにある面談ルームでおこなわれることが多いですね。
ただし、小規模または個人で転職エージェントをやっている場合は、転職者の職場近くのカフェやホテルのカフェラウンジで面談がおこなわれるケースもあります。ヘッドハンター事業者も同様ですね。
どうしても周囲が気になるのなら、事前に転職エージェントへ伝えて企業の面談ルームや、人が少ないカフェを選んでもらうようにしましょう。
末永
オンラインでのWeb面談や電話の場合、場所の指定はありませんが可能なら落ち着いて話せる静かな場所が望ましいですね。
自宅に家族がいて相談しづらいのであれば、Wi-Fiが完備されているレンタルオフィスを利用するのがおすすめです。個室利用できるところもあるので、ぜひ検討してみてくださいね!
土日でも面談はできる?
転職者
仕事が終わった後だと時間が遅くなってしまうので、土日に面談をお願いしたいです。これって可能でしょうか?
末永
働きながら転職活動をされている求職者も多いので、平日の夜の時間に面談をおこなっている人も多いですが、もちろん土日でも面談ができるようになっていますよ。
転職エージェントによっても異なりますが、平日なら21時過ぎでもおこなっています。転職者の都合に合わせてもらえるので、まずはお気軽に相談されるのが良いでしょう。
面談の日程変更やキャンセルは可能?
転職者
面談の日程は決まったのですが、都合が悪くなってしまいました。日程の変更やキャンセルはできますか?
末永
結論から申しますとキャンセルできます。ただし、ビジネスパーソンとして1番大切なことなので、都合が悪くなってしまった時点ですぐに連絡しましょう。
確定した日時で面談がおこなえずキャンセルする場合は、以下の3点を伝えるようにしてください。
◉お詫び
◉行けなくなった理由
◉次の面談候補日
転職者
対面での面談予定でしたが、オンラインでのWeb面談へ変更したい場合はどうしたら良いでしょうか?
末永
新型コロナウイルスの感染拡大の懸念などから対面での面談ではなく、電話やWeb面談へ変更したい場合は素直にその旨を伝えて大丈夫ですよ。
断られることはないと思うのですが、もし断られてしまったら、転職者を第一に考えられない転職エージェントである可能性が高いです。ですので、その場合は他のエージェントを利用することをおすすめします。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数 -
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
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遅刻しそうなときはどうしたら良い?
転職者
やむを得ない事情で面談の開始時間に間に合わない場合は、どのように連絡を入れたら良いでしょうか?
末永
Web面談や電話で面談をおこなう場合で開始時間に間に合わないときは、以下の2点をすぐに連絡するようにしましょう。
◉なぜ遅れるのか
◉何分後に始められるのか
対面での面談に遅刻をする場合は、以下の3点をしっかり伝えるようにするのが良いです。
◉なぜ遅れるのか
◉今どこにいるのか
◉何分後に着くのか
面談で担当者の印象が悪かったら?
転職者
面談で担当キャリアアドバイザーの印象が悪かったです。このままサポートを任せても良いのでしょうか?
末永
キャリアアドバイザーも人間なので、どうしても相性というものが出てきてしまいます。
話してみて自分と相性が合わないと感じた際には、変更を申し出るのが良いですよ。直接言いづらいときは公式サイトの問い合わせフォームから送るという方法もあります。
変更を申し出るときは「なぜ変更して欲しいのか」という理由を添えるようにしましょう。変更理由の実例を以下にまとめましたので、ご紹介しますね。
- 話を聞いてくれない
- 時間を守らない
- 連絡が遅い
- 希望する業界や職種の理解が乏しい
- 希望条件と違う求人ばかり紹介してくる
- 態度が高圧的
末永
ただ、変更したとしても次が相性の良い人だとは限りませんし、だからと言って何度も変更を申し出るのは悪印象になってしまいます。
そこでおすすめしたいのが5社~6社の転職エージェントに複数登録するという方法なんです。同じタイミングで複数の転職エージェントに登録して、それぞれのキャリアアドバイザーを比較してみてください。
同時に比較できるため、自分にとって1番相性に良いキャリアアドバイザーが選べるようになりますよ。
複数登録のポイント
全業種の求人が豊富な大手エージェントの中から2〜3社、特定の業界・職種に特化したエージェントの中から2〜3社、年代・属性に特化したエージェントの中から1〜2社ほど、計5〜6社に登録するのがおすすめです。
多いと感じてしまう人は大手エージェントの中から1〜2社、特化型エージェントの中から1〜2社、計2〜3社に登録すると良いです。
転職エージェントの担当変更をしたい場合には、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
面談のお礼メールは送ったほうが良い?
転職者
面談が終わったらお礼メールを送るべきなのでしょうか?
末永
面倒に思われるかもしれませんが、面談が終わったらお礼メールは送るようにしましょう。というのも、転職を成功させられるかは担当キャリアアドバイザーとの関係性が大きく作用するからです。
お礼メールをしっかり送る律儀な求職者であれば、大切な取引先企業を紹介しても上手くやってくれるかもしれないと感じ、結果として条件の良い求人を紹介してもらいやすくなります。
末永
キャリアアドバイザーに「サポートしたい!」と思ってもらうためにも、お礼メールは初回面談が終わった後に送るのが良いでしょう。
転職エージェントにお礼メールを送るタイミングや例文について知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
現役のプロが厳選!おすすめの転職エージェント特集
転職エージェントとの面談は基本的にどこも同じような内容・流れで進んでいきます。
大きな違いは担当になるキャリアアドバイザーとの相性です。相性の良いキャリアアドバイザーであれば、どんなに大変な転職活動も一緒に頑張って進められますよね。
末永
自分にとって1番相性の良いキャリアアドバイザーと出会うためには、以下のような複数登録をするのがおすすめです。
◉大手総合型転職エージェント2社〜3社
◉業界・職種に特化した転職エージェント2社〜3社
◉年代・属性に特化した転職エージェント1社〜2社
上記、合計5社〜6社に同時登録して、自分と相性の良いキャリアアドバイザーを比較しながら見つけてみましょう。
以下では、おすすめの転職エージェントをタイプ別に分けて厳選してご紹介しますので、気になるところに登録してみてくださいね!
全業界・業種の求人を保有する大手総合型転職エージェント
末永
大手総合型の転職エージェントには、全業界・業種の求人が集まっています。大手企業や人気企業の非公開求人も多数保有しているのが大きな特徴ですね。
複数検討したい場合は、2社〜3社に登録するのが良いでしょう。まだいきたい業界・職種が絞りきれていない、多くの求人を比較検討したいという転職者にもおすすめですよ。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
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末永
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末永
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末永
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エンジニア・デザイナーの転職に特化した転職エージェント
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