実は転職エージェントにもブラックリストってあるんですよ!その理由を解説
転職エージェントにもブラックリストが存在しているのか?について、現役エージェントが徹底解説します。
リストに載る8つのNG行為や載らないための予防策を解説します。合わせて、転職エージェントだけではなく企業側にもブラックリストが存在する可能性について紹介します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
この記事をこれから読もうと思っている人の中には「転職エージェントにブラックリストってあるの?」「これまでの経歴で借金債務があるけど、バレたらサポート中断されてしまうの?」という人もいると思います。
また「経歴に自信がなくて嘘をついてもバレなきゃ大丈夫だよね」なんて考えている人も結構多くいるのではないでしょうか。
そこで今回は現役の転職エージェントがプロの視点で「転職エージェントにも金融機関のようなブラックリストが存在するのか」「どのようなケースがブラックリストに該当するのか」「ブラックリストに載ってしまった後の対処法」などについて解説していきます。
転職エージェントの中にはブラックリストのようなものが存在する
転職エージェントによってはブラックリストは存在する可能性があります。ただし「ブラックリスト」という名称ではなく、データベースとしてエージェント内だけで保存・記録をしているリストのようなものです。
金融機関や各社同士で転職者情報を共有するようなブラックリストのデータベース化は、法律で禁止されているため存在しません。ですので、きちんと法律・規約を守っている転職エージェントにはブラックリストがありません。
転職エージェントがブラックリストのデータベース化できない理由は、以下の2つが挙げられます。
有料職業紹介免許の規約で禁止されている
転職エージェントは、厚生労働省から有料職業紹介免許を取得して、事業運営をおこなっており、免許の規約で個人情報の利用が禁止されています。
有料職業紹介事業者は、求職を受理する際には、当該求職者の能力に応じた職業を紹介するため必要な範囲で、求職者の個人情報(以下「個人情報」という。)を収集することとし、次に掲げる個人情報を収集してはならない。
ただし、特別な業務上の必要性が存在することその他業務の目的の達成に必要不可欠であって、収集目的を示して本人から収集する場合はこの限りではない。
a.人種、民族、社会的身分、門地、本籍、出生地、その他社会的差別の原因となるおそれのある事項
b.思想及び信条
c.労働組合の加入状況
個人情報の保管又は使用は、収集目的の範囲に限られる。ただし、他の保管若しくは使用の目的を示して本人の同意を得た場合又は他の法律に定めのある場合は、この限りではない。
厚生労働省「職業紹介事業の業務運営要領」
免許の規約には採用時や選考に直接関わらない両親の職業・出身など、個人情報をヒアリングすることが禁じられています。また、そういった情報を選考の判断に利用することも禁止されています。
そのため、転職エージェントは金融機関などと同じように外部から借金・債務といった取引情報は取得できないのです。
個人情報保護法で禁止されている
人材紹介会社・転職エージェント同士が、業界共通で転職者のブラックリストなどの個人情報を流通・共有することは、個人情報保護法で禁止されています。
個人関連情報取扱事業者は、第三者が個人関連情報(個人関連情報データベース等を構成するものに限る。以下この章及び第六章において同じ。)を個人データとして取得することが想定されるときは、第二十七条第一項各号に掲げる場合を除くほか、次に掲げる事項について、あらかじめ個人情報保護委員会規則で定めるところにより確認することをしないで、当該個人関連情報を当該第三者に提供してはならない。
一.当該第三者が個人関連情報取扱事業者から個人関連情報の提供を受けて本人が識別される個人データとして取得することを認める旨の当該本人の同意が得られていること。
二.外国にある第三者への提供にあっては、前号の本人の同意を得ようとする場合において、個人情報保護委員会規則で定めるところにより、あらかじめ、当該外国における個人情報の保護に関する制度、当該第三者が講ずる個人情報の保護のための措置その他当該本人に参考となるべき情報が当該本人に提供されていること。
個人情報の保護に関する法律
もし、その個人情報を流通や共有していた場合は、免許剥奪となり事業停止処分となります。
転職エージェントからすれば、免許を剥奪されて事業停止処分になることは非常にリスクが高いため、エージェント同士が情報を共有しているケースは基本的にはありません。
転職エージェント同士の情報共有で考えられるのは、個人エージェントと呼ばれる人達がたまたま親しい関係性だった場合です。
具体的には、情報を交換して同一の転職者に対応していることが双方に伝わってしまったケースが挙げられます。
ただし、転職者の許可なく外部の第三者に対して情報共有、もしくは開示することは個人情報保護規定により禁止されているので、法令違反にあたります。
この場合は、直ちにそのエージェントのサポートを断り、連絡を断つのが良いでしょう。
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転職エージェントのブラックリストに載る人の特徴
冒頭でも説明したように、転職エージェントにはブラックリストという名称ではないものの、ブラックリストに似たようなものが存在します。
転職エージェントのブラックリストに入れられてしまうと、サポートを断られてしまう可能性もあります。ブラックリストに入れられないためにも、自分が該当するかどうかを事前に判断しておくと良いでしょう。
そこでリストに掲載されてしまう対象となるケースを、以下に8つまとめて挙げてみました。
キャリアアドバイザーに対して高圧的な態度を取る
キャリアアドバイザーに対して高圧的な態度を取るとブラックリストに入れられてしまう可能性があります。
実際に、ごくまれにキャリアアドバイザーに対して、無理な要求をしたり、相手を貶めたりと、非常に高圧的な態度で接する転職者を見かけたります。
転職エージェントは無料で転職支援をしてくれますが慈善事業ではなく、転職者に対して何かの借りがあるわけでもないですよね。それにもかかわらず、過度に高圧的な態度や対応をとる人に対してはサポートを中断し、その後も対応NGとする可能性が高まります。
キャリアアドバイザーの感情論というよりは、信頼関係のある大事な取引先の求人企業に対し、責任を持ってそのような態度や対応をとる人を紹介できない、という理由が大きいですね。
反社会的勢力との関係や取引がある
反社会的勢力との関係や取引があると判断された場合にもブラックリストのようなものに載る可能性が高いと言えます。
これは転職エージェントだけに限った話ではありません。反社会的勢力と関係があったり取引したりしている人は、クレジットカードや銀行ローン、ショッピングローンなども審査が通らないようになっています。
基本的に反社会的勢力の関係者や、それに準ずるような組織との関係性を示唆する人は避けられてしまうのは転職エージェントも一緒です。サポート中にそれが発覚した際にはサポートを中断されてしまう場合もありますね。
犯罪歴や自己破産歴がある
過去に罪を犯して犯罪歴があったり、自己破産歴があることがわかるとブラックリストのようなものに記載されてしまいます。
エージェント同士で個人情報の交換などはおこなわれていませんが、そのような情報は公にされているため、キャリアアドバイザーに伝わる可能性はあります。
なぜかというと、応募先企業が転職者について調査をおこなうケースがあるからなのです。というのも、犯罪歴があるからという理由で企業側が内定取り消しをすることはできないからです。だからこそ、事前に調査をするケースがあります。
また、自己破産の情報は政府発行の機関紙である官報に掲載されます。官報は誰でも入手が可能なので、そこから知られてしまう恐れがあります。
何かのきっかけでキャリアアドバイザーが犯罪歴または自己破産などの情報を知った場合、サポートを中断されてしまうケースがありますね。
虚偽の情報など選考における重要事項を隠す
虚偽の情報など選考における重要事項を意図的に隠してしまうとブラックリストに掲載されてしまう可能性があります。転職エージェントや選考を受ける企業に対して、虚偽の職務経歴書や経験、前職の年収情報を伝えるのはNGです。
自分をよく見せようとしてしまう気持ちもわかりますが、転職活動でミスマッチを防ぐという意味でも嘘や虚偽の情報を伝えるのはよくありません。
もしキャリアアドバイザーに転職活動に不都合なことをしゃべってしまったとしても、キャリアアドバイザーは聞いた通りに全てそのまま企業に伝わるというわけではありません。しっかり必要な情報のみ企業と情報共有してくれます。
もし心配なら誰に対してどこまでの情報をどのように開示するのか否か、一緒に決めることをおすすめします。
キャリアアドバイザーは基本的に転職者の味方です。ですので、嘘をつかず素直に伝えるようにしましょう。
万が一、虚偽情報や嘘、重要事項の秘匿などが発覚した際には大きなトラブルが生じることになります。そうなった場合「故意や悪意がある」「嘘つき」「信頼がない」とみなされて、サポートを中断しブラックリストのような扱いになってしまいます。
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面談を無断キャンセルする
登録後にキャリアアドバイザーと面談を無断キャンセルするとブラックリストのような扱いを受ける可能性があります。面談の無断キャンセルだけでなく、その後の連絡が取れなくなってしまう人も該当します。
仕事をしながら転職活動をするのは大変ですし、連絡するのを忘れてしまったという場合もあるかと思います。
しかし、だからといってその後の連絡を絶ってしまうのは、キャリアアドバイザーに対してだけにではなく、社会人としても非常識な行為にあたります。そのようにした結果「あのとき無断キャンセルしてしまったけど、やっぱり転職したい」と思って、再度同じ転職エージェントに登録、またはキャリアアドバイザーに連絡を入れてもサポートを断られる可能性が高くなります。
ただし、きちんと真摯にお詫びをして、なぜ面談を無断でキャンセルしたのか具体的な理由や事情を伝えることができれば、リストから解除してもらえるケースもあります。
内定承諾後に辞退をした
企業の内定を1度承諾したにもかかわらず、内定承諾後に辞退をした場合もブラックリスト入りに該当してしまいます。
通常転職活動では、企業が内定通知を出した後、一定の回答期限以内に転職者が内定受諾・意思決定をして、正式に入社決定となります。この内定承諾は労働契約の一種です。
しかし、この内定受諾後に突然何の理由もなく、辞退連絡をメールでしてくる転職者がいます。
理由もなく内定受諾を辞退されてしまうと、大きな迷惑をかけることになります。というのも、企業は社会保険の加入や配属・研修など、受け入れ準備を進めており、そのコストや手間がかかっているからです。
また、無断で契約を反故にするのと一緒の意味になるため、転職エージェント側も企業から信用を失うことにもなります。だからこそ、辞退した人が再度登録受付できたとしてもサポートしてもらえる可能性は低いですね。
とはいえ、特別な理由など何か止むを得ない事情により内定受諾後に辞退を申し出なければならない場合もあると思います。
その場合は、できるだけ早く誠意をもって、その旨を電話でキャリアアドバイザーに伝えるのが1番です。
内定受諾後でも止むを得ず断らなければならない場合、どのように連絡を入れるべきなのか、転職エージェントの断り方については以下の記事で詳しく解説しています。
本名のSNSアカウントで過激な発言をしている
本名のSNSアカウントで過激な発言をしていることがわかってしまうと、ブラックリストに記載されてしまう可能性を高めます。
これは転職エージェントに限った話ではなく、企業の採用担当者や面接官がSNSで応募者の名前を調べてチェックしている可能性があるからです。
差別的な発言、過激な投稿などをしていないか、誹謗中傷などをコメントしていないかなどをSNSをみて、リスク管理をしているのです。
そのため、本名や自分の写真でアカウントで過激な発言をしていると、転職エージェントでのサポートは中断に至らなかったとしても、内定をもらった企業との間でトラブルを起こしてしまうケースがあります。
TwitterやInstagram、FacebookやLinkedInなど、個人のアカウントを持っている人が多いと思いますが、本人だと特定できるようなアカウントで過激な発言をしている人は削除しておきましょう
本名を使う場合は誰が見ても恥ずかしくないようにある程度節度ある言動をする、もしくはSNSは匿名で利用するのが良いと言えますね。
エージェントから情報を引き出したあと別のルートで選考を進める
エージェントから情報を引き出したあと別のルートで選考を進めるとブラックリストに載ってしまいます。
希望する企業求人についてのノウハウや情報をキャリアアドバイザーから教えてもらった後に、別の転職エージェント、または知人経由で企業にエントリーする人がまれにいますがNGです。
意図的にそのようなことをすると、キャリアアドバイザーとしても良い気持ちではありませんよね。転職エージェントは慈善事業ではないため、その後のサポートを断られたり、登録受付NGとなったりするケースもあります。
もし特定企業や業界職種について転職相談したい、もしくは情報をキャリアアドバイザーから教えてもらってサポートを受けたい場合は、転職エージェント経由で転職活動を進めるのが望ましいですね。
転職活動をするなら、転職エージェントを複数登録して自分に合ったところを利用すると効率よく進めることができますよ。というのも、キャリアアドバイザーは転職ノウハウや、あなたが希望する企業の詳細情報を持っているため、内定獲得率を高められるからです。
以下におすすめの転職エージェントをまとめてみましたので、ぜひ比較をして活用してみてくださいね!
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【ケース別】こんなことをしたら転職エージェントのブラックリストに載るのかを解説
今度は転職エージェントとのやりとりの中で、こんなことをしたらブラックリストに載るというのをケース別に紹介していきます。
社会人としてのマナーを守っていれば、ブラックリストに載ることはありませんが、以下のような行動は転職エージェントの信用を失い、ブラックリストに載る可能性を高めます。
喧嘩をしたら
キャリアアドバイザーと喧嘩をしてしまうと、転職エージェントのブラックリストに載ってしまう可能性が高いです。
「勝手に落とす」「連絡が遅い」「転職を急かす」など、キャリアアドバイザーの不手際やスピード感に不満が出てしまうのもわかります。
しかし、喧嘩してしまうということは感情的に動いてしまうということになり、冷静さ協調性を求められる社会人として褒められた行動になりません。また、それらの能力がないとして信用を失ってしまい、今度のサポートを断られ、ブラックリストに載る可能性まであります。
もし、キャリアアドバイザーに不服があるなら丁寧に要望を出すだけにとどめ、高圧的な態度で喧嘩をしないようにしてください。
内定先を伝えたくない
転職エージェントに内定先を伝えたくないという頑なな態度をとってしまうとブラックリストに載ってしまう恐れがあります。
どういうことかというと、転職エージェントは以下のような理由から求職者の内定先を聞こうとしています。
エージェントが内定先を聞く理由
- 自社で紹介した求人と被っていないか確認するため
- 同じ企業の案件を紹介しないため
- 求職者の条件を再確認するため
転職エージェントを利用する上でのNG行為の1つに、エージェントが紹介してくれた求人にエージェント経由で応募せずに、他の媒体や転職エージェントから応募することです。その確認の意味を込めて内定先・就職先を聞くことはよくあります。
もちろん、回答することは義務ではありませんが、社名を言いたくないのであれば、「職種」「会社規模」など伝えてエージェントが安心できるように回答してあげるのがおすすめです。
連絡を無視してフェードアウト
キャリアアドバイザーからの連絡を無視してフェードアウトしてしまうと、今後同じ転職エージェントを利用したいと思ってもブラックリストに掲載されてしまい、利用を断られる可能性があります。
転職エージェントからの連絡は、基本的には以下の内容がメインです。
エージェントからの連絡内容
- 求人案内
- 面接日程に関する連絡
- 企業からの確認事項
- 面接後の感想・フィードバック
- 内定に関する連絡 など
求人案内に関しては、「興味があれば返信をお願いします」という形で返信を求めないこともありますが、他の連絡に関しては返信を求めています。
とくにエージェントからの電話連絡は急ぎのものが多いので、無視はしないようにしてください。
緊急連絡の対応ができないと「転職活動に積極的ではない」と思われるだけでなく、社会人としてのマナーがないと思われます。転職エージェントとしても社会人としてのマナーがない人を企業に紹介することができないのです。
残業や休日などの関係で連絡がどうしてもできない場合もあると思いますので、なるべく24時間以内に連絡するようにしてくださいね。
転職エージェントからの連絡を無視したらどうなるのか?については下記の記事で詳しく解説しています。
LINEをブロックする
転職エージェントとLINEでやりとりしている場合、LINEをブロックしてしまうこともブラックリストへ載る危険性を高めます。
LINEをブロックすることは先述した連絡を無視することと同等のNG行為です。
普段利用しているLINEでの連絡は便利である反面、煩わしいと感じやすくなるのも頷けます。だからと言って事前の連絡もなしにLINEをブロックしてしまうと、マナー違反となり転職エージェントからの支援を今後受けられなくなる可能性が高いです。
もし、転職エージェントを今後使う予定がなくなってしまったら、きちんとした手続きを踏んで退会するようにしてください。
転職エージェントの退会方法は基本的にどこも同じです。さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
企業側にも応募者のブラックリストが存在する可能性がある
企業側にも転職エージェントと同じようにブラックリストのようなものが存在する可能性があります。
企業がどのように転職者を管理しているかですが、主に以下の2つが考えられます。
採用管理システム
企業が候補者の情報管理として用いている採用管理システムがそれに該当します。
採用管理システムは、いわゆるHRテックとして注目されているシステムで、個人情報をデータベース化して蓄積していけます。過去応募や選考を受けた転職者情報を社内で簡単に検索できます。
1度選考を受けてお見送りになった、もしくは辞退した場合は最低1年間再応募することはできません。例えば「Aさんは1年前の◯月◯日にエージェント経由でエントリーされ、1次面接で◯◯と言う理由でお見送りになっている」というように細かなデータが企業に残っています。
ブラックリストというわけではありませんが、落ちてしまった企業に別のルートから何度も応募しても、過去に応募したことがわかるため、書類選考もなく「重複応募」として選考してもらうことができないのです。
ただし、例外もあり応募から1年経過していれば再度応募することが可能なケースもあります。企業によってになりますが基本的に1年以内ではそこまで大きく変化や成長はしないであろうという考えがありあすが、逆に1年以上経過していれば経験もアップデートされているため、選考してもらえる可能性が高くなるのです。
ちなみに、企業によってはお見送りでも面接ではなく書類・筆記試験くらいだったら再チャレンジが可能な場合もあります。また、辞退の場合は再チャレンジ可能というケースもありますね。
その企業が再チャレンジ可能なのかどうか、確認したり問い合わせてみたりするのが良いでしょう。
もし、過去に応募した経緯のある企業に応募したいなら、転職エージェントを活用してみてください。
転職エージェントは、企業側と太いパイプで繋がっているので、直接相手の人事担当者にプッシュしてくれそのまま再チャレンジ可能になるケースも多々あるからです。
だからと言って軽く見てはいけません。1度プッシュしてくれることはあっても2回目はないため、キャリアアドバイザーとしっかり選考の対策を万全にしてから挑むようにしましょう!
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リファレンスチェック
企業によっては選考の一環としてリファレンスチェックを取り入れています。
リファレンスチェックとは、前職の上司や同僚に内定先の人事が電話をして、前職での職務態度や実績、活躍に間違いはないかどうかなどをヒアリングする手法のことです。
このリファレンスチェックは、転職者本人に対して前職の上司に連絡することを伝えた上で連絡をするので、勝手に連絡するということは基本的にありません。
とくに外資系企業や金融機関などの会社がリファレンスチェックをおこなうケースが多く見られます。
リファレンスチェックでは「選考過程で自己PRしていた内容は事実なのか」「前職を円満退職しているのか」「人間関係は良好だったのか」などがチェックされます。
選考中のリファレンスチェックは選考結果に影響しますが、内定後のリファレンスチェックで内定取り消しの可能性はほとんどありません。ただし、結果で経歴の詐称や嘘が明らかになると、内定が取り消されることもあり得ます。
転職エージェントのブラックリストに載らないための予防策
転職エージェントのブラックリストのようなものに、誰だって掲載されたくありませんよね。
リストに載らないようにするためには、以下に挙げた2つのことをしないように気をつける必要があります。
- 初回面談をドタキャンする
- 企業の面接を無断でキャンセルしたあと音信不通になる
上記のようなことをしてしまうとブラックリストのようなものに掲載され、再度お問い合わせがあったとしてもサポートしてもらえません。企業側からも「ビジネスマンとして時間管理・スケジュール管理ができない人」と思われ、悪印象を与えてしまいます。
もし予定していた時間で面談・面接するのが難しい場合は、事前に電話やメールで連絡をするのがベストです。時間を守ることや連絡をマメにすることは社会人としてのマナーなので、ブラックリストのようなものに載りたくない人は徹底しましょう。
評判の良いおすすめの転職エージェント
もし転職エージェントのブラックリストに載らないように転職活動をしていきたいなら、「評判の良い」転職エージェントを選ぶようにしてください。
評判の良い転職エージェントは以下のような特徴があり、自ら社会人マナーに違反した行動をしなければ、ブラックリストの心配をすることなく転職活動に集中することができます。
評判の良い転職エージェントの特徴
- 情報の透明性が高い
- カウンセリングが丁寧
- 求職者や企業とトラブルも少ない
- 個人情報の取り扱いなど法令遵守が徹底されている
- 倫理的な経営に徹底している
評判の良い転職エージェントは、法令遵守が徹底されており、求職者と継続的な信頼関係の構築を大切にしている経営方針をとっていることもあり、ブラックリスト掲載の不安や心配なく転職活動ができます。
実際に、評判の良い転職エージェントの公式サイトを確認するとプライバシーマークを取得していたりと、個人情報を大切にしている姿勢が良くわかります。
また、求職者の意向を優先してくれ、求職者の立場にも理解を示してくれるため、安心して利用することもできます。相談や要望などがあれば耳を傾けてくれるので、ブラックリストに載るような態度を取る前に、しっかり話し合ってみてください。
以下におすすめの転職エージェントをいくつかまとめましたので、2社〜3社複数登録をしてキャリアアドバイザーの質やサポート力、自分との相性を比較した上で活用してみてくださいね!
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転職エージェントの評判やおすすめランキングについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
転職エージェントに関するよくある質問
転職エージェントに関するよくある質問をまとめました。
転職エージェントのブラックリストについて心配な人は、以下の転職エージェントの仕組みや対処法に関しても参考にしてみてくださいね。
転職エージェントに嘘ついたらバレますか?
転職エージェントに嘘をついたらバレる可能性は高いです。
転職エージェントにブラックリストがあるからというよりは、嘘をついてしまうと話に一貫性がなくなり食い違いが出てくるためバレてしまうのです。
嘘がわかってしまうと「信用がない」と思われてしまい、求人の紹介をしてもらえなくなるので、嘘は付かずに真実を伝えるようにしてください。
転職エージェントの1年ルールとは?
転職エージェントの1年ルールとは、過去に応募した企業へは1年以上経過しなければ再応募はできないというルールを指します。
この1年ルールは明確に1年以上と定められているわけではありませんが、企業側が1年以上であれば再応募可能と目安にしているケースが多いため、エージェントも1年を基準にしているのです。
もちろん再応募の可否は企業によって異なるので、過去に応募した経緯のある企業へ再応募したい場合には、転職エージェントに相談してみてください。
転職エージェントに見捨てられたらどうしたら良いですか?
もし転職エージェントに見捨てられてしまったら、他の転職エージェントへ利用変更してみてください。
転職エージェントに見捨てられてしまったとしても、他の転職エージェントに見捨てられた理由や内容が共有されるわけではないので、他の転職エージェントは問題なく利用できます。
ただし、もし見捨てられた原因が明確に分かれば次利用する転職エージェントでは同じ行動は繰り返さないように注意するようにしてください。
このように、中には個人エージェントと呼ばれる人達が情報を共有している可能性もゼロではありません。
そこで、今回せっかくこの記事を読んでくださったあなたに、信頼できる転職エージェントを3つ選んできました。
これらは、国内最大手の転職エージェントであり、サポートの質も間違いないですよ。