【2024年最新】人事・総務・労務に強いおすすめ転職サイト・エージェント比較9選!

人事・総務・労務におすすめ転職サイト・エージェント比較9選!選び方も解説【2024年最新】

    2024年2月時点で人事・総務・労務に強いおすすめ転職エージェント・転職サイトを厳選比較します。それぞれの特徴や求人情報などをわかりやすく紹介!

    さらに選び方や求められるスキル、未経験から転職する方法なども徹底解説します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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人事・総務・労務に強い転職エージェント早見表

人事・総務・労務職の転職を成功させる上では転職エージェントを積極的に利用しましょう

なぜなら、人事・総務・労務の求人は、公開求人よりも転職エージェントに登録した人のみが応募できる非公開求人で扱われることが多いからです。

エージェントを利用すべき理由

  • 行きたい企業の非公開求人も含め幅広く求人提案をしてくれる
  • 面談を通じて自分が活躍できる業界/企業の提案をしてくれる
  • 応募する企業が決定した後も転職終了まで支援し続けてくれる

転職エージェントでは、今までの支援実績をもとに「あなたが転職したい」と思えるような企業選びから選考準備まで全て手伝ってくれます。

転職エージェント末永 末永

人事・総務・労務職への転職では、管理部門への転職に強みを持つMS-Japanや求人数を網羅しているリクルートエージェントdodaに登録することでスムーズに転職活動ができますよ。

迷ったらこれ!人事職におすすめの転職エージェント

転職エージェント末永 末永

ただ、もっと色々な転職エージェントを比較してから利用したいという人もいると思います。


そこで人事・総務・労務職におすすめの転職エージェントを筆者が厳選して早見表にまとめてみました。

特徴 求人数
MS-JapanMS-Japan

公式サイト

▶︎経験者の転職に◎
・特化型
・管理部門に強い
・9割が非公開求人
10,060件
リクルートエージェントリクルート
エージェント

公式サイト

▶︎初めての転職に◎
・求人数最多
・大手総合型
・全業界に精通
・未経験OK
606,460件
dodadoda

公式サイト

▶︎第二新卒歓迎
・大手総合型
・全業界に強い
・求人が豊富
280,600件
マイナビエージェントマイナビ
エージェント

公式サイト

▶︎手厚いサポート
・大手総合型
・全業界に強い
・未経験OK
求人多数
JACリクルートメントJAC
リクルートメント

公式サイト

▶︎高年収を目指せる
・ハイクラス向け
・CXO求人もあり
15,000件
以上
パソナキャリアパソナキャリア

詳細はこちら

▶︎女性に強み
・手厚いサポート
50,000件
以上
アサインアサイン

詳細はこちら

▶︎管理部門に強い
・手厚いサポート
・ハイクラス
非公開
2024年3月時点の求人数

人事・総務・労務に強い転職エージェント7選

人事・総務・労務と言えど、職種経験がない人からマネジメント経験があるハイキャリア層まで様々です。

そこで、早見表で紹介した転職エージェントの強みや特徴を詳しく解説していきます。

MS-Japan

MS-Japan

MS-Japanは管理部門・士業に専門特化した転職エージェントです。とくに人事・経理・財務・法務などの管理部門に特化しているのが特徴です。

非公開求人が9割を占めており、面談を通じてあなたにマッチする求人紹介を含め、管理部門に精通したアドバイザーがサポートしてくれます。

求人の質やサポート実績から専門性の高い支援を受けられると評判です。

得意領域 大手上場企業、外資系企業、優良ベンチャー企業の管理部門

MS-Japanには人事(労務)や総務の転職支援実績が豊富にあります。実績に裏付けされたノウハウをもとに面接官に刺さる履歴書・職務経歴書の書き方、面接での受け答えなどをアドバイスしてもらえます。

管理部門に特化した転職エージェントを利用したい人はMS-Japanに登録してみると良いでしょう。

運営会社
公式サイト
株式会社MS-Japan
https://www.jmsc.co.jp/
求人数 公開求人数:10,060件
対応エリア
拠点
関東・東海・関西の主要都市中心
東京/神奈川/愛知/大阪
2024年3月時点の求人数

転職エージェント末永 末永

登録自体は5分ほどで完了できます。あとは面談申し込みフォームから日程を調整して転職に関する相談をしてみましょう!

おすすめの人

●人事・労務・総務の実務経験がある人
●今の経験を活かして年収アップやキャリアアップしたい人
●支援実績が多く、専門性の高いサポートを受けたい人

無料登録はこちら
(公式サイト)

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントはリクルートグループが運営する業界最大手の転職エージェントです。そのため、全業界の人事・総務・労務の求人を取り扱っています。

転職エージェント末永 末永

希望する業界は何であれ、より多くの求人を見れる点から人事・総務・労務の求人が豊富にあるリクルートエージェント必ず利用することをおすすめします。

特に非公開求人はリクルートエージェントに登録しなければ紹介してもらえません。1件でも多くの求人に応募するためにもぜひ利用しましょう。

運営会社
公式サイト
株式会社リクルート
https://www.r-agent.com/
求人数 公開求人数:379,810件
非公開求人数:226,650件
対応エリア
拠点
全国・海外
東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
2024年3月時点の求人数

おすすめの人

●人事・総務・労務へ転職したいすべての人
●未経験から人事・総務・労務へ転職したい人
●初めて転職エージェントを使う人
●充実した求人の中から選択したい人

無料登録はこちら
(公式サイト)

doda

doda

dodaはリクルートの次に求人を保有する大手総合型転職エージェントです。非公開求人数は公表されていませんが、リクルートエージェントと同程度あると考えて良いでしょう。

転職エージェント末永 末永

こちらも全業界の求人に精通しているので、人事・総務・労務の求人を網羅するためにもdodaも必ず利用しておきたいエージェントです。

運営会社
公式サイト
パーソルキャリア株式会社
https://doda.jp/
求人数 公開求人数:239,850件
対応エリア
拠点
全国・海外
東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
2024年3月時点の求人数

おすすめの人

●人事・総務・労務へ転職したいすべての人
●人事・総務・労務を希望する第二新卒者
●未経験から人事・総務・労務職へ転職したい人
●1度に転職エージェントと転職サイトに登録したい人
●面接確約オファーで必ず面接を受けたい人

無料登録はこちら
(公式サイト)

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントは新卒領域に強みを持つマイナビグループが運営する転職エージェントです。

新卒領域を得意としているマイナビグループは20代を積極的に採用している企業とのコネクションがあります。そのため、20代後半〜30代前半の求人を多く取り扱っています。

得意領域 IT、インターネット・広告業界・ゲーム、メーカー・製造業、金融機関、不動産・建設、人材など

マイナビエージェントは大手総合型転職エージェントの中ではサポートが手厚いと口コミで評判です。

初めて転職する20代を多く支援してきたことから、若手がつまづきやすい点に関するノウハウを保有しています。そのノウハウに基づいてアドバイスをしてもらえるため、選考対策を万全の状態にできるのです。

運営会社
公式サイト
株式会社マイナビ
https://mynavi-agent.jp/
求人数 求人多数
対応エリア
拠点
全国・海外
東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
2024年3月時点の求人数

おすすめの人

●人事・総務・労務へ転職したいすべての人
●20代で転職を考えている人
●漠然と転職したい人
●業界大手で手厚いサポートが受けたい人

無料登録はこちら
(公式サイト)

JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメントはハイクラス・エグゼクティブ向けの転職エージェントです。

人事・総務・労務経験者を対象とした求人を取り扱っています。ハイクラス向けなので年収帯は600万円〜1,500万円以上となっており、今よりも年収をあげたい人におすすめです。

得意領域 EMC、コンサルティング、IT・通信、Web、サービス、建設・不動産、メディカル・バイオ、消費財など

転職エージェント末永 末永

JACリクルートメントは外資系企業との取引もあるので、内資企業だけでなく外資系企業の管理部門も選択肢に入れたい人は利用してみると良いですね。

運営会社
公式サイト
株式会社ジェイエイシーリクルートメント
https://www.jac-recruitment.jp/
求人数 公開求人数+非公開求人数:15,000件以上
対応エリア
拠点
全国・海外
東京/北関東/横浜/名古屋/静岡/大阪/京都/神戸/中国
2024年3月時点の求人数

おすすめの人

●年収500万円以上の収入を目指したい人
●マネジメント経験があり、キャリアアップしたい人
●一定の専門スキルがあり、キャリアアップしたい人
●外資系企業などグローバル転職を考えている人

無料登録はこちら
(公式サイト)

パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは総合型転職エージェントですが、ハイクラス向けの転職支援を得意としています。

人事・総務・労務としての実務経験があり、今よりもキャリアアップしたい人や年収を増やしたい人にはおすすめの転職エージェントです。

得意領域 製造業・メーカー、IT、流通・小売・サービス、コンサルティング、金融・保険、人材、不動産・建設、商社など

パソナキャリアは女性の転職支援も得意です。希望すれば同性のキャリアアドバイザーにサポートしてもらえるだけでなく、結婚や子育てを踏まえたキャリアプランの相談をすることも可能です。

人事・総務・労務でのキャリアアップを希望する女性は利用しておきたい転職エージェントの1つです。

運営会社
公式サイト
株式会社パソナ
https://www.pasonacareer.jp/
求人数 公開求人数+非公開求人数:50,000件以上
対応エリア
拠点
全国・海外
2024年3月時点の求人数

おすすめの人

●時間をかけた丁寧なサポートを受けたい人
●今よりも年収やキャリアアップをしたい人
●時短勤務など育児と仕事を両立させたい人
●女性ならではの相談をしたい人

アサイン

アサイン

アサインは20代〜30代で人事職や経理職への転職に強い転職エージェントです。

幅広い業界・職種の求人を保有していますが、創業メンバー全員がコンサルティングファーム出身ということもあり、外資系企業やコンサル業界の人事職求人も豊富に取り扱っています。

得意領域 IT・インターネット・ゲーム、広告・出版・マスコミ、コンサルティングなど

アサインは他の転職エージェントよりも2〜3倍の時間をかけて選考対策をおこなっているため、ハイクラスの人事職や経理職への選考対策にも定評があり、実際に転職成功時の平均年収は850万円を超えています。

運営会社
公式サイト
株式会社アサイン
https://assign-inc.com/
紹介実績 大手SlerのPM→外資系戦略ファーム
専門商社の営業→大手総合系ファーム
Slerのインフラエンジニア→デロイト・トーマツ
対応エリア 全国

こんな人におすすめ

●人事職へ転職したい20代〜30代

●時間をかけて転職支援を受けたい人

●中長期なキャリア相談がしたい人

●入社後も気軽に相談したい人

転職エージェント末永 末永

ワンポイントアドバイスとして、転職活動ではキャリアアドバイザーとの相性も重要になってきます。まずは複数登録して相性の良い1社に絞るのがおすすめの方法です。


アサインと一緒に管理部門に強いMS-Japan・求人数の多いリクルートエージェントを登録するといいですよ。

リクルートエージェントはこちら
(公式サイト)

その他転職エージェント一覧

上記以外にも人事・総務・労務に強い転職エージェントはあります。

人事・総務・労務は全体的に求人が少ないだけでなく、転職者に人気がある職種です。そのため、1件でも多くの求人と出会えるかが転職を成功させるカギになります。

転職エージェント末永 末永

求人が豊富にあるリクルートエージェントdodaの2つは押さえた上で、さらに気になるところにも複数登録しましょう。

上記で紹介した転職エージェントに登録してみたものの、しっくりこない場合は以下で紹介するエージェントの利用も検討したほうが効率的です。

  • Spring転職エージェント
  • 人事の転職

人事・総務・労務と同じ管理部門の経理に強い転職エージェントやおすすめ転職エージェントのランキングについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

人事・総務・労務に強い転職サイト2選

転職サイト(求人サイト)も人事・総務・労務の求人を取り扱っており、転職で役に立つサービスです。しかし、利用する際には転職エージェントも併せて使ったほうが良いです。

というのも基本的に転職サイト(求人サイト)は求人情報のみの提供をおこなっているからです。スカウト型のサービスであればヘッドハンターがアドバイスをしてくれますが、求人企業の人事からのオファーなら自力で選考対策をしなければなりません。

転職エージェント末永 末永

転職エージェントと転職サイト(求人サイト)を併用すれば、プロのアドバイスも受けられるので万全の体制で転職活動を進められます。

そこで人事・総務・労務に強いおすすめの転職エージェントと同様に、転職サイト(求人サイト)も厳選してみました。それぞれの特徴と公開求人数を以下の早見表にまとめています。

特徴 求人数
ビズリーチビズリーチ

公式サイト

▶︎ハイクラス向け
・求人が豊富
・高年収求人
127,000件
リクルートダイレクトスカウトリクルート
ダイレクトスカウト

公式サイト

▶︎ハイクラス向け
・求人が豊富
・高年収求人
305,350件
2024年3月時点の求人数

ビズリーチ

ビズリーチ

ビズリーチはすべての転職者向けの転職サイトで、中でもスカウトサービスがおすすめです。実はビズリーチ利用者の約8割がスカウトで転職を成功させているのです。

このスカウトは登録されている経歴や希望を求人企業の人事もしくはヘッドハンターが見て、ぜひ会って話したいと思った人材にオファーを送る仕組みです。

得意領域 IT・インターネット、メーカー、サービス、コンサルティング、メディカル、流通・小売、金融、マスコミ・メディアなど

スカウトメールには年収やポジションが記載されているので、今の自分の市場価値を把握するのにも役立ちます。

転職エージェント末永 末永

転職に積極的でない場合にもビズリーチは良いサービスです。登録したら必ず利用する必要はなく、良い条件でスカウトがくるまで待つという使い方も可能です。

運営会社
公式サイト
株式会社ビズリーチ
https://www.bizreach.jp/
求人数 公開求人数+非公開求人数:127,000件
2024年3月時点の求人数

おすすめの人

●管理職経験者、専門性の高いスキルを持っている人
●中長期的に転職を考えている人
●現在の年収が500万円以上の人
●自分の市場価値を知りたい人

無料登録はこちら
(公式サイト)

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトはリクルートグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトです。

スカウト型の転職サイトで、ハイクラス・エグゼクティブ転職を専門としたヘッドハンターが人事・総務・労務の経験を活かしたキャリアなどの相談に乗ってくれます。

得意領域 IT・インターネット、メーカー、流通・小売・サービス、コンサルティング、建設・不動産、人材、メディカル、金融、商社、マスコミ.・メディアなど

リクルートダイレクトスカウトではハイクラス向けの求人として、800万円〜2,000万円の高年収案件を取り扱っています。人事・総務・労務の経験を活かし、年収をあげたい人におすすめです。

運営会社
公式サイト
株式会社リクルート
https://directscout.recruit.co.jp/
求人数 公開求人数:305,350件
2024年3月時点の求人数

おすすめの人

●ハイクラスやエグゼクティブ転職をしたい人
●短期集中で期限を決めて転職をしたい人
●複業顧問を考えている人
●年収やキャリアアップしたい人

無料登録はこちら
(公式サイト)

その他転職サイト一覧

上記では紹介しきれなかった転職サイト(求人)を一覧にまとめてみました。

転職を成功させるためには、自分に合うサービスを見つけるのが1番です。先ほど紹介した転職サイトに登録した上で、以下の転職サイトの利用も検討してみると良いでしょう。

  • 人事転職.comトップ
  • イーキャリア
  • 人事転職ナビ

おすすめ転職サイトのランキングについては、以下の記事でも紹介しています。

未経験から人事へ転職するには

未経験から人事へ転職する方法ですが、人材業界の営業経験があれば可能性はあります。

人事(労務・総務)は業務上、数値を追いかけるのが仕事になるからです。例えば、人材採用のポジションであれば、採用戦略や社員育成制度を立てる際には数値をもとにして考えるからです。

転職エージェント末永 末永

このように数値を追っていく必要があるため、人材業界の法人営業で高い実績を出せは、その次の転職で人事へチャレンジできるようになります。


人材業界の法人営業の経験がない場合は、せめて個人営業の経験があれば受けられる求人が増えます。

未経験から人事を目指す場合は、まずは人材業界での営業経験を積むようにしましょう。営業職への転職に強いエージェントは以下で紹介しています。

人事へ転職する際の注意点

未経験から人事へ転職する際に大切なのは、自分が人事の中でどの仕事をやりたいかを明確にすることです。合わせて応募する会社の人事がどのような仕事を担当しているのかをしっかり理解しましょう。

人事の仕事は会社によって異なり、人材採用の他に労務や総務も兼任することがあります。

仕事内容をしっかり把握できていないと「やりたかった仕事ではない」「イメージと違った」といったミスマッチを感じ、短期離職につながります。

とはいえ、応募する企業の人事がどのような仕事を担当しているのかを自分で把握するのは難しいものです。そこでおすすめしたいのが転職エージェントの活用です。

転職エージェントは普段から求人企業の人事とやりとりをしているので、利用すれば詳細な仕事内容を教えてもらえます。自分で調べるよりも正確な情報が得られるので、ぜひ転職エージェントを利用しましょう。

おすすめの大手総合型転職エージェント

人事・総務・労務に強い転職エージェントを選ぶコツ

人事・総務・労務に強い転職エージェントを選ぶ際に大切なのは、同じタイミングで複数の転職エージェントに登録することです。同じタイミングで登録すれば、それぞれの転職エージェントを比較しやすくなります。

そもそも転職エージェントは基本的なサービスはどこも同じで、違いは得意な領域やサポートの手厚さ、キャリアアドバイザーとの相性だけです。

希望する業界の求人は多いのか、独自の独占求人を紹介してもらえるのか、担当キャリアアドバイザーとの相性は比較対象があればこそ判明するものです。

転職エージェント末永 末永

まずは求人が多い総合型転職エージェントのリクルートエージェントdodaの2社に登録し、さらに気になる1社に登録してみましょう。


その後は実際に面談を受けてみて、良いと思ったところに絞り込むと効率よく納得のいく転職を実現しやすいです。

転職エージェントの選び方や正しい複数利用法については、以下の記事で詳しく解説しています。

人事・総務・労務が転職エージェントを利用するメリット

人事・総務・労務の転職活動で転職エージェントを利用するのには、さまざまなメリットがあります。

実際にどのようなメリットがあるのかを以下にまとめてみました。

エージェントを利用する7つのメリット

  1. 非公開求人も紹介してもらえる
  2. 履歴書・職務経歴書の添削、作成アドバイス
  3. 質の高い面接対策で内定獲得率アップ
  4. 業界・職場のリアルを教えてもらえる
  5. 企業の人事に推薦してくれる
  6. 企業との日程調整・交渉の代行
  7. 年収・給料や雇用条件の交渉代行

人事・総務・労務などの管理部門への転職でエージェントを利用する最大のメリットは非公開求人を紹介してもらえる点です。

というのも人事・総務・労務の求人は非公開求人とされている傾向があるからです。

転職エージェント末永 末永

人事は企業の採用を担うポジションです。今後の企業に大きな影響を与えるため、非公開求人として転職エージェントに依頼している会社は多いです。


そのため、転職エージェントを利用すれば、通常では選択肢に入らなかった案件も候補に入れることが可能です。

また、大企業・有名企業の人事・総務・労務ポジションや条件が良く応募が殺到してしまう求人も非公開求人になっていることが多いです。

これ以外のメリット・デメリットに関しては以下の記事で詳しく解説しています。詳しく知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

人事・総務・労務の転職でエージェントを賢く使うコツ

人事・総務・労務の転職でエージェントを上手に活用するコツですが、サポートを担当するキャリアアドバイザーを自分の味方にすることです。

どのエージェントを利用しても転職のサポートをしてくれるのはキャリアアドバイザーです。利用者からしたら同じ転職者なのだから、平等にサポートしてもらえるだろうと思いがちですが実は違います。

転職エージェントは無料で利用できるサービスですが、それは求職者だからです。求職者の代わりに求人企業が転職エージェントに成功報酬を支払っているのです。

転職エージェント末永 末永

つまり、求人企業が採用しそうな人材を紹介することが転職エージェントでは重要なのです。


このような事情があるので転職意欲が高く、利益に直結しそうな求職者に力を入れたくなってしまうわけです。

この転職エージェントの事情を理解した上で味方にできれば、優先的に良い求人を紹介してもらえたり、選考対策に時間をかけてもらえて納得のいく転職を実現できるでしょう。

転職エージェントを賢く使い倒す方法については以下の記事で詳しく解説しています。

人事・総務・労務の基本情報

人事・労務・総務の求人を探す前に把握しておきたいのは、それぞれの職域です。というのも企業によっては人事・総務・労務と分かれておらず、1つの職種ですべての業務をおこなう場合もあるからです。

転職エージェント末永 末永

具体的には総務であったとしても、給与計算などの労務関係の業務や、採用活動などの人事の業務を兼ねることもあります


人事であったとしても他の業務も兼ねていることが多いので、転職活動を始める前にそれぞれの仕事内容を把握するようにしましょう。

平均年収はdodaの「平均年収ランキング(2022年版)」を参考にしています。

仕事内容と平均年収

人事の仕事内容と平均年収

人事の仕事は主に4つの仕事内容に分かれています。

人事の主な業務

  • 人材採用
  • 教育・研修
  • 労務
  • 人事制度設計・運用

4つの仕事内容の中で「人材採用」「教育・研修」は、会社を発展させていくために必要な人材を採用し、その教育・研修をおこなっていく「攻め」の側面を強く持った業務内容になります。

一方で「労務」「人事制度設計・運用」は社会保険料や給与計算、詳細な人事制度設計して運用するので「守り」の側面を強く持っています。

従業員が多く、規模の大きい会社であれば、攻めと守りで職種が独立していますが、中小企業は人事としてすべての業務を担当することもあります。

なお、人事職は平均年収は506万円です。人事職はハイクラス向けのポジションになるため、高年収帯である傾向です。

人事の仕事内容などに関しては、下記の記事でさらに詳しく解説しています。

総務の仕事内容と平均年収

総務は会社の規模によって仕事の範囲が異なってきますが、基本的には会社を経営していく上で必要な業務を受け持っています。

具体的には専門的に受け持つ部署がない、以下のような仕事をおこなっています。

総務の主な業務

  • 書類作成・処理
  • ファイリング
  • 備品管理・発注
  • オフィス・施設管理
  • 株主総会の企画・運営
  • 社内イベントの企画・運営
  • 郵便物の発送・仕分け
  • 電話・メール応対
  • 来客応対
  • トラブル対応

中小企業の場合は、これらの仕事と合わせて人事や労務の仕事を兼ねることもあります。

さらに会社の知的財産の管理、社内規定の作成・更新といった法務や広報の仕事も含まれることもあり、業務内容が多岐に渡るのが特徴です。

総務の平均年収は483万円ですが、利益を生み出さないため300万円台のところもありますね。

以下の記事は営業から総務への転職について書かれていますが、仕事内容などについても詳しく紹介しています。

労務の仕事内容と平均年収

労務は人事の仕事内容に含まれることもありますが、労務だけで募集されていることもあるので、詳しく紹介していきます。

具体的な労務の仕事内容は以下になります。

労務の主な業務

  • 勤怠管理
  • 給与計算
  • 社会保障手続き
  • 年末調整
  • 福利厚生
  • 人事関連規程管理
  • 安全衛生管理

労務は従業員の勤怠管理に付随する仕事をおこないます。毎月の給与計算や社会保険料の手続き、健康診断の手配なども仕事に含まれています。

また、従業員が安心して働ける労働環境の管理も仕事の1つです。

労務の平均年収は詳細なデータがありませんでしたが、人事・労務と併記されていることが多いので同程度と考えて良いでしょう。

人事・総務・労務に求められるスキル

人事・総務・労務に求められるスキルですが、基本的にはコミュニケーション力やスケジュール管理、ホスピタリティが必要です。

これらのスキルが求められる理由ですが、仕事上、あらゆる部署と関わりを持つからです。また、縁の下から会社を支える職種でもあるため、人の役に立ちたい!といったホスピタリティも大切です。

他にも人事・総務・労務別に求められるスキルは以下のものがあります。

人事に求められるスキル

  • 目標達成意欲
  • 守秘義務の遵守
  • 相手の立場に立って物事を考える視点
  • 調整力
  • 企画・戦略立案力
  • 事務処理能力

総務に求められるスキル

  • 協調性
  • 事務処理能力
  • 会社への献身度

労務に求められるスキル

  • 給与計算の仕方
  • 社会保険に関する法律、労働基準法、労働安全法の知識
  • 秘密保持の意識

転職エージェントの利用の流れ

転職エージェントの利用の流れ

基本的にどの転職エージェントを利用しても以下のような流れで進んでいきます。

各過程でキャリアアドバイザーが入り、すべてをサポートしてもらえるので非常に心強い存在だと言えます。

利用の流れ

  • 利用申し込み・会員登録
  • 面談
  • 求人紹介・応募書類添削
  • 応募
  • 模擬面接
  • 書類選考・面接
  • 内定・退職交渉・入社

もちろん不安に感じやすい自己PRや転職理由などの最適な答え方、魅力的に見えるアピール方法なども選考対策ではアドバイスをしてもらえます。

さらに転職エージェントによっては入社後にアフターフォローをしてくれるところもあります。入社後に感じた悩みを相談できるので、不安がある人は事前に対応してもらえるか確認しておくと良いです。

人事・総務・労務の転職に役立つ関連記事

人事・総務・労務の転職に役立つ記事を集めてみました。

転職エージェントについてさらに詳しく説明している記事もあるので見てみてください!

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