2019.12.06

現役の転職エージェントが裏事情を大暴露!成果報酬の実態について

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

今回は新卒でリクルートへ入社し、今も現役で転職者のサポートを続けている筆者が転職エージェントの裏事情を暴露します。

ご存知の方も多いと思いますが、転職エージェントは無料で利用できます。でも、無料なのに「なんで転職をサポートしてくれるの?」「本当に親身になって相談に乗ってくれるの?」って不安になる人も多いのではないでしょうか。

今回はそう言う人向けに、転職エージェントの報酬形態を含めた裏事情を教えちゃいますね。他にも気になるアレコレを大暴露しているので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!

転職エージェントの裏事情を知る前に

転職エージェントの説明転職サイトの説明

転職エージェントの裏事情を話す前に、まず知っておきたいのは「転職サイト」と「転職エージェント」の違いです。

正直な話、転職サイトと転職エージェントの違いって分かりますか?

両方とも転職者のためにあるサービスなのですが、内容はまったく違います。その詳細について、表を使ってご紹介していきますね。ぜひ、見比べてみてください!

転職エージェント 転職サイト
料金 無料 無料
求人数・情報量 サイト上に掲載されている求人の他に、非公開求人がある。企業の特徴・傾向など、キャリアアドバイザーを通して知ることが可 サイト上に掲載されている求人のみ。企業の特徴・傾向は自身で調べる
キャリアアドバイザー 転職支援のプロが在籍。電話・対面でのカウンセリング、サポートが受けられる。 なし
転職相談 担当アドバイザーにキャリアプラン・未経験からの転職などの相談が可能。転職における悩み相談もできる。 なし
書類添削 応募企業に合わせて書類の書き方を指導してもらえる。自分の強みを見つけ出し、アドバイスが受けられる。 なし
日程調整 複数企業への同時応募の際、面接の日程調整・入社日など。全てアドバイザーに調整してもらえる。 全て自分で調整を行う。
面接対策 キャリアアドバイザーからアドバイスがもらえる。模擬面接などを行い、本番に備えられる。 なし

上の表のように、転職エージェントでは転職活動で不安に思うことが多い応募書類の添削やアドバイス、模擬面接などのサポートをしてくれます。

一方で転職サイトは気軽に利用できるものの、選考の準備・調整や面接対策などをすべて自分でやらないといけないので、転職活動に余裕を持てなくなりがちです。

落ち着いて選考に集中したいのなら、断然転職エージェントの利用をおすすめしますね。

転職エージェントと転職サイトの違いについて、さらに詳しく知りたい人のために、おすすめの記事を集めてみました。それぞれの特徴などを解説しているので、気になる人は目を通してみてください。

転職エージェントに使われるな!成功のための3つのテクニック
【2019年最新】おすすめの転職サイト紹介!成功の秘訣教えます!

現役エージェントが転職エージェントの裏事情を大暴露!!

転職エージェントの裏事情について、とくに気になることを5つに分けて詳しく説明していきます。

なんで無料で利用できるのか、求人企業が高い報酬を払ってまで転職エージェントを利用するのかなど、ぶっちゃけでご紹介していきたいと思っています。

裏事情①:転職エージェントのビジネスモデル

転職エージェントはもちろんのこと、リクナビNEXTなどの転職サイトも無料で利用できます。

とくにいろいろなサポートをしてくれる転職エージェントが無料で使える理由って分かりますか?

転職エージェントはボランティアで転職のサポートをしているわけではなく、ビジネスとしておこなっているので、当然ですが利益を出す必要があります。

どこから報酬を得ているのか、そのビジネスモデルについて詳しく説明しますね。

  1. 人材を必要としている企業から求人をもらう。当然、その際に求める人物像や能力などをヒアリングする。
  2. 転職希望者と面談や連絡を取って、要望や能力をヒアリングする。
  3. 企業が求める人物と転職希望者が求める企業とを適切な形でマッチングする。この際、どちらにも満足いくようなマッチングをしている。
  4. 企業の担当者は、転職エージェントに紹介された人に関する資料や、エージェントの評価をもとにその人と面談をするかどうかを決める。
  5. 面談後、双方が了承すれば転職希望者は企業と雇用契約を結ぶ。

⑤の雇用契約が結ばれて、初めて転職エージェントに紹介手数料として利益が発生します。

雇用契約が結ばれない限り、転職エージェントには利益が発生しません。

そのため、転職エージェントは企業と雇用契約が結ばれるよう、適切なマッチング・親身な対応をするのです。

つまり、転職エージェントは転職希望者から報酬を得るのではなく、企業から報酬を得ているのです。

無料で転職者の相談に乗ったり、サポートをしているとボランティアや世話好きな飲み屋のおじさんだと思われることも多いのですが、実は違うのですよね(笑)

転職エージェントの紹介手数料ってどのくらいなの?

転職希望者から報酬を得ていないのは分かったものの、企業からはどれだけの紹介手数料を得ているのか気になりますよね。

転職エージェントは転職希望者と企業が雇用契約を結ばなければ利益が発生しないため、成果が何よりも大切になってきます。転職希望者の一人一人に対して相当な時間を割く必要があります。

転職希望者が選考に突破できるように、何度も模擬面接などを丁寧に行なうのが転職エージェントの仕事なのです。

そこまで手間暇をかけるのであれば、「紹介手数料がすごく高いんでしょ?」「実は相当利益が高いんでしょ?」って疑問に思う人も多いと思います。

ぶっちゃけて言いますが、紹介手数料は高いです。

転職エージェントの報酬に決まりはありませんが、基本的には転職者の年収3割〜3.5割と言われています。

転職者の転職先での年収が…

500万円であれば報酬は150万〜175万円

1000万であれば300万〜350万円

基本的な報酬はこのような感じですが、特例として大規模採用を行なう場合は、人数あたりの報酬形態になることもあります。景気によって報酬は大きく左右されますが、現在の景気であれば高いと言えますね。

景気が良い時期は採用活動が活発に行われ、また企業が採用に対して予算もかけられるので、転職エージェントも高報酬を得られる仕組みになっています。

逆に景気が悪いと、企業は採用に対して予算をかけられないので、転職エージェントは企業からの報酬が少なくなってしまいます。

とはいえ、人材紹介業は原価がかからないので、利益率はとても良いのですけどね。

裏事情②:高い報酬を払ってでも企業が転職エージェントを利用する理由

例えば、年収500万円の人を採用すると、企業は報酬として150万〜175万円のお金を転職エージェントに支払う必要があります。

「こんなに高い報酬を払ってまで、なぜ企業は転職エージェントを利用するのか?」って疑問に思ってきませんか?

筆者もよく疑問をぶつけられるので、その理由をぶっちゃけでお答えしますね。

通常の金銭感覚だと企業が1人を採用するのに、数百万円もかけるのは高いと思います。正直な話、普通に求人を出したほうが安く済むのでは?と考える人もいますよね。

ところが求人サイトに求人を載せるのも、実は高くつくんですよ。

タダで利用していると分からないことですが、求人サイトに求人を掲載するだけで週に数十万円もかかります。

しかも、求人サイトを利用する企業はごまんとあるので、高いお金を払って掲載したのに応募が来ない可能性もあります。

逆に求人サイトに載せたことで応募が殺到してしまい、人事の仕事が増えてしまって、結局余計なコストがかかってしまうことも。人件費や工数を考えると、転職エージェントを利用したほうが有益な場合が多いのです。

応募が殺到する人気企業ほど転職エージェントを利用している

特に人気のある企業ほど応募者が殺到しやすいので、人事の仕事が増えるだけでなく、優秀な転職希望者が他の人に埋もれてしまいます。

そうならないために、企業は高い報酬を支払う必要があっても、転職エージェントを利用するのです。

そのため、日系大手や人気企業への転職を検討されている方は、業界大手の転職エージェントの利用をオススメします。

というのも、上記企業は一部上場をしている信頼のおけるエージェントとしか契約していないことが多いからです。下記でオススメを紹介します。

必ず一社は登録したい大手エージェント

裏事情③:キャリアアドバイザーの評価にも関わる!?

転職エージェントのビジネスモデルの裏事情についてご紹介しましたが、次はもっと踏み込んだ「キャリアアドバイザーの裏事情」についてご紹介していきます。

他の職種と同様に、転職エージェント内にもキャリアアドバイザーの個人の営業成績があります。

実はキャリアアドバイザーにもノルマが課せられており、少しでも多くの転職者のサポートをし、転職成功へと導いて行く必要があります。

どのぐらい紹介したら評価が上がる、という具体的な数値は残念ながら明らかになっていません。

ただ、自分が担当している企業にA〜Cまで、難易度・優先度が設定してあります。

中には「●●までに、この求人を決める」といった細かい目標も掲げられていることもあります。

営業要素の強い会社では、ノルマ進捗管理表でしっかり管理され、毎週の申し込み・入社が決まった人数などが細かく管理されています。

目標達成できない場合、賞与が出ない降格されることがあります。

もちろん、すべての転職エージェントがこれに該当するというわけではありませんが、「求人を無理に紹介されるのではないか」「無理に転職させられそう」と不安になる方は多いかと思います。

しかし、転職エージェントを上手に利用すれば、自分1人では手が届かないような企業への転職ができるというメリットがあります。

志望企業に特化した書類選考・面接対策を入念にしてくれますし、「この人はオススメです」と採用担当者に直接プッシュしてくれるケースがあるからです。

裏事情④:転職者はエージェント内でランク付けされている!?

実は転職エージェント内で、転職者はランク付けをしています。

「同じ転職者なのに、なぜランク付けをするの!?」と思う人も多いと思います。ランク付けする理由としては、転職エージェントの利益が転職者の年収によって左右されるからです。

転職者が転職に成功すると、転職エージェントには転職者の転職後の年収3割程度の報酬が入ります。

このように転職者の年収によって、利益が変わってくるため、年収の低い転職者の優先順位が低くなる傾向にあります。

また、キャリアアドバイザーだけが知っている裏スペックも実はあります。求人票には掲載されていないけど、35歳以下が対象・学歴の制限がされているなど。

年齢や性別などで制限することは「雇用対策法」や「男女雇用機会均等法」によって禁止されていますが、転職エージェントが保有している求人は制限が設けられているケースが多いのも事実です。

高い報酬を払うため、少しでも優秀な転職者を求めるのは当然のことではありますが……。

裏事情⑤:書類選考率と内定率のヒミツ

転職活動を長引かせないためにも、少しでも書類選考通過率や内定率が高い方法で進めていきたいものですよね。

ぶっちゃけ、転職エージェントを利用した場合の内定率って気になると思います。参考程度ですが、書類選考通過率と内定率、それぞれの目安をご紹介します。

転職エージェントを利用した場合の書類選考率は約30%です。一方で内定率は約30〜50%となっています。

気になる人気企業・上場企業の内定率ですが、約60%で一般的な企業よりも高くなっています。

一般的な中小企業やベンチャー企業よりも、人気企業・上場企業の内定率が高くなっている理由としては、転職エージェントにだけ求人を載せていることが多いからです。

中小企業などは大企業と比べ、資金力が弱く、同じ求人募集でも転職エージェントだけでなく、転職サイトやハローワークも並行して使っています。

転職エージェント以外の手段もあるので、そこから良い人材が見つかれば、その人を採用しますよね。だから中小企業やベンチャー企業の内定率が低くなっているのです。

ただ、内定率は業界や職種、年齢などによって異なってくるので、この数値は参考程度にしてくださいね。

書類選考通過率について、さらに詳しく説明している記事をご紹介します。書類選考通過率の高める方法も紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

転職での書類選考通過率はどれくらい?成功の秘訣をプロが大公開!
転職に成功する人の特徴!年代別に内定を得るコツ・秘訣を徹底解説

裏事情を知った上でおすすめする転職エージェント10選!

転職エージェントもボランティアではないので、当然利益を追求しますが、だからこそ信頼して頼れるのだと筆者は考えています。

ビジネスだからこそ、信頼して利用してもらえるサービスを提供しなければ、会社の存続ができないので、真剣に積極的に転職に向き合ってくれるのです。

とは言え、実際に転職を考えても「具体的にどうすべきか分からない」「どの業界・職種が自分に向いているのだろう」という方は、転職を始めるか始めないかという二者択一というよりは、まずは転職エージェントに相談をして、転職へのイメージを具体化することから始めてみましょう!

ただ、先ほども述べた通り、キャリアアドバイザーも人によってサポートの質や相性が変わってくるので、大手転職エージェント2社、特化型1社に登録することをおすすめします。

実際にキャリアアドバイザーと面談し、その中から自分と1番相性の良いキャリアアドバイザーと一緒に転職活動を進めていきましょう!

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は必ず登録しておきましょう。

CMでおなじみ!転職者満足度No1!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み

ポイント

  1. リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
  2. 10万件を超える求人から、厳選して紹介を紹介してくれる数少ないエージェント
  3. リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い

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業界No.1!転職者の8割が利用している
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ポイント

  1. 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
  2. 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
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20代の登録者数No.1!
20代・第二新卒向けの非公開求人を多数保有

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  1. 新卒サイトの掲載社数No.1!若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
  2. 20代向けの全業界・職種の求人を網羅
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マイナビエージェントに
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年収500〜600万円以上の転職を目指す方向け

ハイクラス求人は絶対数が少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。

年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト

登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。

ポイント

  1. 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
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国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み

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