リクルートエージェントの利用の流れ!元社員が使い方のコツを大公開
リクルートエージェントを活用した転職の流れやキャリアカウンセラーとの面談の流れについて元社員が詳しく解説しています。
また、リクルートエージェントを利用するメリットや賢い使い方、利用する際の注意点についても紹介しているのでリクルートエージェントに登録するか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
リクルートエージェントの基本情報 | |
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運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
業種 | 全業種 |
求人数 | 726,880件(2024年11月時点) |
対応地域 | 全国 |
登録免許 | 有料職業紹介:13-ユ-313011 |
リクルートエージェントを活用した転職の流れ
はじめに、リクルートエージェントの利用申し込みから、内定を獲得して入社するまでの流れについて詳しく説明していきます。
末永
STEP1|転職支援サービスの申し込み
リクルートエージェントの利用を開始するためには、申し込みフォーム内の必須事項を入力します。
必須項目
- 転職希望時期
- 希望勤務地
- 直近で所属した会社の業種
- 直近で経験した職種
- 直近の年収
- メールアドレス
必須項目をすべて入力したら、リクルートエージェントの転職支援サービスの利用規約とプライバシーポリシーを確認して、内容を確認したら「同意して次へ」のボタンを押します。
また、リクルートエージェントの会員登録時には申し込みの最後に「リクナビNEXT」が提供しているスカウトサービスへの同時登録が選択できるため、スカウトサービスを利用したい場合はチェックをつけておきましょう。
その後、登録したアドレスに登録完了のメールが届くので、ログインをしてリクルートエージェントへの登録が完了します。
末永
リクルートエージェントに登録したい人は以下の「申込みフォーム」のボタンから公式サイトの登録ページに飛べますよ。
アプリ版リクルートエージェントの使い方
リクルートエージェントにはアプリも用意されており、スマホでも転職活動ができるため、パソコンをあまり使わない人はアプリの活用がおすすめです。
また、リクルートエージェントのアプリでは主に下記の4つの機能が利用できます。
- 求人の絞り込み検索(非公開求人を含む)
- 検索した求人への応募
- 履歴書と職務経歴書の作成・添削
- 選考状況の確認(書類・面接)
リクルートエージェントのアプリを使う流れに関しては非常にシンプルなので、隙間時間に求人をチェックしたい人も活用していくと良いでしょう。
- リクルートエージェントアプリをダウンロード
- リクルートエージェントにログイン
- 登録していない場合は新規登録で手続き
リクルートエージェントのアプリはあらかじめリクルートエージェントに会員登録をしておくとすぐに利用できるので、公式のリクルートエージェントのWebサイトへ登録してからアプリを併せて活用することをおすすめします。
リクルートエージェントのアプリの使い方や流れなどについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。気になる人は合わせてご覧ください!
STEP2|プロフィールへの情報入力・面談予約
リクルートエージェントに登録した後にはマイページへプロフィールを入力したり、職務経歴書をアップするなどの対応をした後には求人紹介や転職支援を受けるためにキャリアアドバイザーとの面談の予約をしましょう。
キャリアアドバイザーとの面談の予約はマイページからおこなうことができますが、登録して2日〜7日程度しても予約がなければ、リクルートエージェントからメールか電話が来て転職状況の確認や面談予約の調整をしてくれます。
プロフィールに情報を入力していなかったり、職務経歴書を登録していない場合にもリクルートエージェントから希望転職時期やスキルや転職の希望など簡単な情報の確認の連絡がくることもあります。
また、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーとの面談は「対面面談」「電話面談」「オンライン面談」の3種類があるので、希望の面談方法と日時で予約をしていきましょう。
末永
キャリアアドバイザーとの面談を実施しないと、リクルートエージェントで求人の紹介を受けることはできません。
なので、転職活動を本格的に進めていきたい人はリクルートエージェントに登録したらすぐにキャリアアドバイザーとの面談を予約するようにしましょう。
STEP3|キャリアアドバイザーとの面談・相談
リクルートエージェントとのキャリアアドバイザーとの面談は主に以下の流れで進めていきます。
- お互いの自己紹介
- 職務経歴・スキルなどのヒアリング
- 自身の強みやアピールポイントの掘り下げ
- 転職理由やキャリアビジョンの共有
- 希望職種や希望条件・年収などのヒアリング
- 提案可能な求人の紹介
- 今後の進め方などの相談
詳しくは「リクルートエージェントの面談の流れ」で紹介していきますが、面談では確認されることは決まっているため、あらかじめ簡単にまとめておくとスムーズに進むのでおすすめです。
また、キャリアアドバイザーとの面談では転職やキャリアに関する相談もできるので、転職活動や今後のキャリアに関して気になることがあれば面談のタイミングで聞いてみると良いでしょう。
末永
キャリアカウンセラーとの面談の際には、限られた時間でしっかりと希望を伝えられるように情報の精査もしておきましょう。
特に、求人紹介において希望条件は最適な求人を紹介していくためにも重要なので、優先順位や詳細までしっかりと決めておくことが大切です。
STEP4|求人紹介・書類添削・応募
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーとの面談で転職の希望や条件を確認した上で求人紹介をしていきます。
リクルートエージェントでは、幅広い選択肢の中から希望にマッチする求人を選んでもらえるように希望に近い求人があれば紹介してくれるため気になる求人があれば応募を進めていきましょう。
そして、書類選考を進める際には履歴書や職務経歴書が重要なので、応募する前に一度キャリアアドバイザーに添削してもらうことで書類選考の通過率を上げることにつながります。
求人紹介では、リクルートエージェントでも公募していない非公開求人を紹介してもらえるため、転職サイトよりも求人探しの幅を広げることができるでしょう。
末永
STEP5|書類選考・面接対策・面接
気になった求人に応募した後には書類選考があり、書類選考を通過することができたら面接の日程調整をして面接を実施していきます。
また、面接対策の際には企業担当のエージェントから企業の基本情報から、よくされる質問などの面接に関する情報を共有をしてもらうことができますし、必要に応じて模擬面談を実施してアドバイスもしてくれます。
末永
応募企業に関する基本情報は調べればわかりますが、企業の内情やよくされる質問、採用した人材の傾向などは支援しているエージェントしか知らない情報です。
他にも気になる情報があれば確認することで、有益な情報を教えてもらえて面接対策に役立つかもしれませんよ。
末永
書類選考から面接前後の企業担当者との連絡は基本的にリクルートエージェントのキャリアアドバイザーが代行してくれるため、求職者は選考に集中しやすいのもエージェントサービスを活用するメリットと言えるでしょう。
STEP6|内定・退職交渉・入社
面談後に無事に内定をもらえた際には内定条件の確認や交渉を進めていき、内定を承諾した後には入社に向けた手続きや現職を円満に退社する方法についてアドバイスもらえるので不安な人は相談してみることをおすすめします。
特に、内定条件の確認や交渉はキャリアアドバイザーが仲介してくれて、交渉時には第三者の視点で条件に関するアドバイスをくれるので、初めての転職でも心強いです。
また、退職に関するスケジュールに関する相談や退職手続きの進め方のポイントについても、数多くの求職者を支援してきたノウハウをもとにアドバイスしてくれるでしょう。
末永
キャリアアドバイザーによっては家族から転職を反対された場合の対処法についてもアドバイスしてもらえますよ。
必要であれば求職者とその家族、担当キャリアアドバイザーとの3者面談をして、一緒に説得してくれることもあります。
リクルートエージェントの評判・口コミについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
リクルートエージェントの面談の流れ
リクルートエージェントでは求人の紹介や転職支援を受けるためにはキャリアアドバイザーとの面談を実施する必要がありますが、面談は求人紹介をするための条件を確認したり転職に関する相談をする場となっています。
そして、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーとの面談は基本的に以下の流れで面談を進めていくことになるので詳しくみていきましょう。
末永
キャリアアドバイザーは転職活動を成功させるために必要な相手なため、面談では誤魔化したりせずにキャリアアドバイザーと良好な関係を築けるように対応していきましょう。
また、面談をする際には事前に自身の職務経歴や転職の希望条件を整理しておくと円滑に進めていくことができるのでしっかりと準備をして臨みましょう。
1.お互いの自己紹介
まずは面談を担当するキャリアアドバイザーの簡単な経歴について紹介を受けて簡単に自己紹介をしていきます。
初めの自己紹介では基本的に求職者の緊張をほぐすためのアイスブレイクも兼ねているため、必要に応じて世間話をすることもあるでしょう。
末永
また、この段階でリクルートエージェントのサービスの紹介をすることも多いです。
2.職務経歴・スキルなどのヒアリング
自己紹介をした後には、求職者の職務経歴やスキルについてヒアリングしていきます。
職務経歴やスキルは求人を紹介するために重要なポイントなので、キャリアアドバイザーも気になることがあれば深掘りして確認してくることもあるため、事前に話す内容は考えておくと良いでしょう。
末永
職務経歴やスキルについて話す際には実績や仕事で工夫してきたことも併せて話すとアピールにつながります。
3.自身の強みやアピールポイントの掘り下げ
職務経歴やスキルについて確認したら、求職者の強みやアピールポイントについて確認していき、もしも深掘りができていなかった場合には必要に応じて自己分析のサポートをしていきます。
強みやアピールポイントは履歴書や職務経歴書を作成する際には必要な要素で、求人に応募した後の書類選考や面接でも重要な情報なので、どれだけ求職者が自身のことを理解できているのかの確認も兼ねています。
末永
自己分析をせずに転職活動を進めていると、選考の通過率が下がってしまうだけではなく、ミスマッチが発生してしまうリスクもあるため注意しましょう。
自己分析の方法について詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
4.転職理由やキャリアビジョンの共有
次に、求職者が転職を考えた理由や将来のキャリアビジョンについて確認していきます。
転職理由やキャリアビジョンは転職の軸にも関わってくる内容のため、求職者がどれだけ自己認識できているのかを確認するために深掘りして詳細まで確認していくことも多いです。
末永
転職理由によっては転職支援の方針を変える必要もあるためキャリアアドバイザーは掘り下げて確認してきますが、適切な転職支援を受けるために嘘はつかずに正直に話すことが大切です。
また、現在の状況や将来のキャリアプランを考慮した際に、転職理由によっては現在の仕事を頑張ったほうが良いケースもあるため、客観的な意見をもらうためにも状況は正確に話すと良いでしょう。
5.希望職種や希望条件・年収などのヒアリング
希望職種や希望条件・年収などは希望に合う求人を紹介するためにも重要な情報なので、キャリアアドバイザーも優先順位や条件の詳細まで確認していきます。
なので、希望条件に関してはあらかじめ「必須条件」「希望条件」「最低条件」でカテゴリを分けて、優先順位と条件の詳細を整理しておくとより円滑に話を進めることができるでしょう。
末永
希望条件や希望年収によっては求人紹介が難しいケースもあるため、希望を伝える際には併せて今の条件でも紹介は可能かどうかも確認していきましょう。
6.提案可能な求人の紹介
希望条件について確認した後には、面談の場で提案可能な求人を紹介して、希望条件の擦り合わせをしていきます。
面談で紹介される求人の中には希望にマッチするもの以外にも、一部しか条件がマッチしていない求人が紹介されることもあるので、希望条件を擦り合わせしてミスマッチを防ぐためにも所感はしっかりと伝えておきましょう。
末永
提案可能な求人を紹介された際に希望と異なる要素があれば擦り合わせのためにしっかりと希望を伝え直していくことが大切です。
7.今後の進め方などの相談
面談が終わった後には本格的に転職活動を進めていくことになるため、事前に連絡方法や希望する時間帯、今後の転職活動の進め方などについてのすり合わせをしていきます。
また、必要に応じて転職やキャリアに関する相談に乗ったり、転職活動に関する疑問や質問に答えたりして、求職者が転職活動を進める上で感じる不安を解消できるように話を聞いていきます。
末永
面談で全て伝え切らなくても後で伝えることができるので問題ありませんが、不安なことや疑問点があれば早い段階で確認して相談して解消しておきましょう。
転職エージェントとの面談について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も読んでみてくださいね。
リクルートエージェントが提供しているサービスと使い方
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーによる転職サポートの他にも、企業スカウトサービスの提供や転職イベント・セミナーの実施もしています。
また、企業スカウトや転職イベント・セミナーは会員登録をすれば無料で利用できるので、気になる人はぜひ活用してみてください。
スカウトサービス(企業スカウト)
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーが匿名で求職者のキャリアシートを送って推薦した上で、企業担当者から「会って話してみたい」と興味を持ってもらえた場合に送られるオファーです。
リクルートエージェントのスカウトには「応募歓迎スカウト」と「面接確約スカウト」の2種類があり、応募歓迎スカウトも求人とのマッチ度が高い人に向けて送られているため書類選考率が通常応募の4倍となっています。
スカウトサービスは少しでも求職者の転職成功率を上げるためのサービスではありますが、もし企業に許可なくキャリアシートが送られるのを避けたい場合には担当のキャリアアドバイザーにあらかじめ伝えておきましょう。
末永
転職活動をしていることがバレるのを避けたい場合には、特定の企業に紹介しないように設定もできますし、基本的に匿名なのでバレる心配はありませんよ。
また、リクルートエージェントの企業スカウトについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
転職イベント・セミナー
リクルートエージェントでは求職者向けに以下のような様々な転職イベント・セミナーを定期的に開催しています。
- 自己分析セミナー
- 職務経歴書の書き方セミナー
- 求人・企業の選び方セミアー
- 自己PRと志望動機作成セミナー
- 面接力向上セミナー
- キャリアデザインセミナー etc..
セミナーには上記のように転職活動で必要なノウハウを詰め込んだセミナーを実施しているため、転職が初めての人や不安を感じることがある人は積極的に活用していきましょう。
また、リクルートエージェントのセミナーではオンラインでも参加できるようにLIVE配信や見逃した人向けにアーカイブ配信をしているため、現地に赴けない人や予定が合わない人でも気軽に視聴することも可能です。
リクルートエージェントを利用するメリット
リクルートエージェントは業界最大級の転職エージェントサービスですが、具体的に利用するメリットにはどのようなものが挙げられるのでしょうか?
リクルートエージェントを利用するメリット
- 職務経歴書エディターで応募書類が作れる
- 丁寧なカウンセリングを受けられる
- 手厚い転職支援を受けることができる
- 全国の全業界・業種の求人を探せる
- 独自の非公開求人を紹介してもらえる
- 転職活動を効率的に進めることができる
リクルートエージェントでは職務経歴書が簡単に作成できる職務経歴書エディターを提供しており、作成した職務経歴書をキャリアアドバイザーに添削してもらうこともできるため、上手く活用することで選考の通過率を上げることにもつながります。
また、リクルートエージェントでは希望に沿った求人を紹介するために丁寧なカウンセリングをしており、転職背景や希望条件までしっかりとヒアリングして、求職者の希望に合う求人を紹介してもらうことが可能です。
その他にも、リクルートエージェントは130万以上の登録者がいて転職支援実績も豊富でノウハウも充実しているため、自己分析・書類添削・面接対策など過去のデータやノウハウに基づいて的確なアドバイスをしてくれます。
実際にリクルートエージェントを利用した人の中にも、サポート体制が手厚くて的確なアドバイスやフォローをしてもらえたという声も多く見受けられました。
そして、リクルートエージェントの求人数は業界最大級の48万件以上を誇っていて全国の全業界・業種の求人が紹介できるだけではなく、非公開求人も24万件以上あるためリクルートエージェントでしか取り扱っていない求人を探すこともできるでしょう。
末永
リクルートエージェントでは求職者の選択肢を増やして納得のいく転職を実現するために様々な求人を紹介してその中から厳選していく形をとっています。
その上で求職者が最適なキャリア選択や納得のできる転職を実現できるようにサポートをしてくれるため、効率的に転職活動を進めていくことができるでしょう。
リクルートエージェントはこんな人におすすめ
リクルートエージェントは基本的に転職を考えている全ての求職者におすすめしたいサービスですが、特に以下の特徴に当てはまる人はリクルートエージェントを優先的に活用していくと良いでしょう。
リクルートエージェントがおすすめな人
- 豊富な求人の中から希望にマッチする求人を探したい人
- 他のエージェントにはない非公開求人を紹介して欲しい人
- 転職相談やアドバイスなど手厚い転職サポートを希望する人
リクルートエージェントは業界最大級の転職エージェントとして、全国・全業界・全職種の求人を取り扱っているため、豊富な求人の中から希望にマッチする求人を探しやすいのが特徴です。
また、リクルートエージェントは業界最大級の公開求人数・非公開求人数を誇っているため、他のエージェントにはない非公開求人を紹介して欲しいと考えている人にもおすすめです。
その他にも、リクルートエージェントでは様々な求職者の転職を支援してきた実績があり、ノウハウをもとに的確なアドバイスをしてもらえるため手厚い転職サポートを希望する人にもおすすめしたいサービスとなっています。
末永
求人紹介・自己分析のサポート・職務経歴書の添削・面接対策・内定交渉などリクルートエージェントで受けられるサービスはたくさんあります。
そして、転職活動を進める際には転職のプロにサポートしてもらうほうが転職の成功率が上がるため、効率的に転職活動を進めていきたい人や転職の成功率を少しでも上げたい人にもリクルートエージェントはおすすめです。
リクルートエージェントに登録するか迷ったら登録だけでもOK
転職活動を進めていく際にリクルートエージェントに登録するか迷った場合には登録だけしておくだけでもOKです。
実際にリクルートエージェントに登録だけしておいて本格的に転職活動を進めたい、リクルートエージェントを利用していきたいと思った際に活用している人も多いため、先に登録しておくと後々登録する手間が省けます。
また、転職に関する相談だけしたい人やリクルートエージェントで提供されているセミナーやイベントに興味がある人も、利用登録さえしておけば参加できるので、気軽に登録してみると良いでしょう。
末永
リクルートエージェントは登録だけしておいて、必要に応じてキャリアカウンセラーとの面談をしておけば本格的に転職活動を進める際に面談をする手間が省けます。
ですが、面談や紹介はまだ必要ない場合には、登録後にキャリアアドバイザーから電話が来たら、現時点ではサポートは必要ない旨を伝えないと連絡がしつこくなる可能性もあるため注意しましょう。
リクルートエージェントの賢い使い方
リクルートエージェントを活用して転職を成功させるためには、リクルートエージェントの特徴・仕組みを理解した上で賢く使いこなすことが大切です。
そこで、本校ではリクルートエージェントを賢く使いこなすための使い方について紹介していくので、参考にしてみてください。
積極的に転職支援を受ける
リクルートエージェントでは「転職相談」「求人紹介」「自己分析のサポート」「職務経歴書ビルダー」「職務経歴書の添削」「面接対策のフォロー」「模擬面接」「セミナー・イベント」など様々な転職支援を提供しています。
ですが、ただ転職活動をしているだけだと求人紹介を受けて面接対策のフォローをしてもらえるだけなので、転職相談や自己分析のサポート、職務経歴書の添削、面接対策、模擬面接、セミナー・イベントへの参加は自主的に行動する必要があります。
特に、職務経歴書の添削や面接対策は選考を円滑に進めていくためにも重要なもので、転職支援を受けたかどうかで転職の成功率も変わってくるため、積極的にサポートしてもらえるようにこちらからアクションをしていきましょう。
末永
キャリアアドバイザーにはサポートの優先順位があるので、忙しいとこちらからアクションをしないとサポートをしてもらえないこともあります。
ですが、こちらからサポートを希望すれば対応はしてくれるので、転職の成功率を上げるためにキャリアアドバイザーの転職ノウハウを有効活用していくことをおすすめします。
ネガティブなことでも素直に話してアドバイスをもらう
転職活動を進めていく中で転職理由を聞かれることは多く、キャリアアドバイザーとの面談でもなぜ転職を考えたのか、転職を考えたきっかけや背景はどのようなものがあるのかを確認されます。
その際に、印象を悪くしないために曖昧な表現をしたり、情報を伏せてしまう人もいますが、キャリアアドバイザーは何百名、何千名もの求職者と面談をしてきているため話を聞いていればすぐ濁している・嘘をついているというのはわかります。
そして、曖昧にしたり情報を伏せていそうな場合には紹介しても大丈夫なのか見極めるために転職理由を深掘りして確認される可能性も高く、嘘をついていたことがわかれば信頼関係を築くことが難しくなってしまうので注意しましょう。
末永
ですが、ネガティブなことでも素直に話して相談することで、逆にアドバイスをもらうことができる可能性も高いです。
たとえ自己都合でもよほどの理由がない限りリクルートエージェントではサポートをしてくれるので、早めにネガティブな要素をなくすために相談していきましょう。
ニーズによってサービスを使い分ける
リクルートではリクルートエージェント以外にも「リクナビNEXT」「リクルートダイレクトスカウト」「リクルートエージェント(IT)」といった転職サービスを提供しています。
リクルートの転職サービス
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リクナビNEXT
-リクルートが運営する転職サイトでスカウトサービスも提供している -
リクルートダイレクトスカウト
-リクルートが運営するハイクラス向けヘッドハンティングサービス -
リクルートエージェント(IT)
-リクルートエージェントの中でもIT業界やエンジニア転職に特化したサービス
求職者といっても「転職を検討している段階の人」「本格的に転職活動を進めていきたい人」「自分のペースで転職活動をしたい人」「良い求人があれば転職したい人」「相談しながら転職活動を進めたい人」などそれぞれニーズが異なります。
そのため、どんな求人があるのかみたいだけ・自分のペースで転職活動を進めたい場合にはリクナビNEXT、良い求人があったら転職したい・年収アップやキャリアアップを目指したい場合にはリクルートダイレクトスカウトの活用がおすすめです。
また、本格的に転職活動を進めていきたい人・相談しながら転職活動を進めていきたい人はリクルートエージェント、IT業界の職種やエンジニアとして転職がしたい場合にはリクルートエージェント(IT)を活用していくと良いでしょう。
リクルートエージェントを利用する際の注意点
リクルートエージェントを利用する際にはミスマッチやトラブルを防ぐためにもいくつか注意しておいて欲しい点があります。
本項では、リクルートエージェントを利用する際の注意点について詳しくお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください。
応募求人の情報収集はしっかりとおこなう
リクルートエージェントで転職活動する際には紹介された求人には応募前にしっかりと企業情報や評判・口コミを確認した上で問題がないと判断してから応募することが大切です。
というのも、求人情報やキャリアアドバイザーから共有される情報はあくまで求職者に魅力を感じてもらい応募を促すための情報が多く、実際に働いている従業員にしかわからない内情もあります。
そのため、求人に応募する際には企業で実際に働いている人の評判や口コミも確認して、求人情報とのギャップや企業が公開していない情報やキャリアアドバイザーが共有してくれない情報もみて応募するか判断していきましょう。
末永
例えば、現役社員・元社員が評判や口コミを投稿できるONE CAREER PLUSで情報収集をするのもありですよ。
希望にマッチしない求人を紹介されることもある
リクルートエージェントではキャリアアドバイザーとの面談で希望条件のヒアリングをされますが、いざ求人紹介が始まると希望に合わない合わない求人を紹介されてしまうこともあります。
特に、リクルートエージェントでは求職者が幅広い選択肢の中から希望の求人を見つけてもらうことに重きを置いているため、求人紹介の間口を広げるために希望条件に近ければ多少ずれていても紹介することがあります。
ですが、求職者の中には数は少なくてもいいからまずは希望にマッチする求人だけ紹介して欲しいと考える人もいるため、もしも自分の希望とミスマッチな案件を紹介された場合は、まずはなぜこの求人を提案したのか理由を確認しましょう。
もし説明された理由に納得できない場合には、自分の希望をより明確かつ具体的に伝えることで、希望にマッチする求人を厳選して紹介してもらうこともできるでしょう。
担当者と合わない場合は担当変更を申し出る
「担当者からの電話がしつこい」「希望と違う求人を紹介してくる」「興味がない求人への応募や面接を勧めてくる」というキャリアアドバイザーがいた場合には担当変更も検討しましょう。
もちろん、担当変更にも正当性のある理由が必要なので、まずはこちらの要望を伝えて改善できないか試みることも大切ですが、要望を伝えても改善しない場合には早めに担当変更を申し出たほうが良い時もあります。
リクルートエージェントでは、キャリアアドバイザーと合わないと感じたら担当を変更できるように「担当変更」の機能があり「変更して欲しい理由」「どのようなキャリアアドバイザーにサポートして欲しいのか」を入力して問い合わせることで対応してもらうことができます。
末永
キャリアアドバイザーの行動に問題がある場合やコミュニケーションが上手くいかずに、このままだと転職活動に支障が出る場合には早い段階で担当変更することも大切なので、必要に応じて検討していきましょう。
担当変更を申し出る際の伝え方などについては、例文と合わせて解説している下記の記事を参考にしてみてくださいね。
複数の転職サービスから同じ求人には応募できない
意外と知られていないのですが、転職サービスでは重複応募禁止のルールが設けられているため同じ求人には複数の転職サービスから応募できません。
そのため、もし他の転職サービスで応募した求人をリクルートエージェントで紹介された場合には、正直に他の求人で応募したことを伝えましょう。
もしリクルートエージェントで他社で応募したことを伝えずに放置してしまうと、「希望に合う求人を紹介しているのに反応がないのはなぜだろう?」と感じて電話をかけて来たり、転職意欲がなくなっていると判断されて紹介される求人数が少なくなる可能性もあるため注意しましょう。
末永
応募してから重複応募してしまったことに気づいた場合は、その時点で担当のキャリアアドバイザーにその旨を伝えるようにしてくださいね。
また、応募に関しては先に応募した転職サービスを優先することがマナーなので、後から応募した企業のほうが良かったとしても判断は慎重におこないましょう。
リクルートエージェントをはじめとした転職エージェントを利用する際の注意点は、下記の記事でも詳しく解説しています。
転職活動を進める際には複数の転職サービスを併用するのがおすすめ
転職活動を進めていく際には、リクルートエージェントだけではなく複数の転職サービスに登録して、求人探しの幅を広げていくことも希望の求人を効率的に見つけるために必要です。
特に、転職エージェントではそのエージェントでしか取り扱っていない非公開求人もあるため、リクルートエージェントを活用しても見つからない求人もあるということは覚えておいてください。
また、転職サービスを併用していく際には、気になる転職サービスを3社〜5社程度登録してみてから、良いと思ったサービスを2社〜3社程度に絞っていくのがおすすめです。
末永
特に、特化型転職エージェントはリクルートエージェントにはない求人を取り扱っていることも多いため、求人紹介の幅を広げたい人は積極的に併用していくと良いでしょう。
リクルートエージェント以外におすすめの転職サービス
リクルートエージェント以外にも転職サービスはたくさんあるので、以下の中で興味のある転職サービスがあれば登録してみましょう。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
年収500万円以上の転職を目指す人向け
エンジニア・デザイナーの転職に特化した転職エージェント
末永
また、それぞれの転職サービスの詳細に関しては以下で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
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CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
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- 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
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- エンジニアがスキルアップできる求人多数
- 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
- 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ
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国内最大級の定番エージェント
おすすめポイント
- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
- プログラマーや品質管理、社内SE、テクニカルサポートなど人気の職種を網羅
- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
おすすめポイント
- 保有求人7000件以上の約8割が年収600万円以上のハイクラスIT求人
- 大手IT系・Web系企業からスタートアップまで幅広く網羅
- WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応
転職エージェントについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
リクルートエージェントを使うときによくある質問
リクルートエージェントを使うときによくある悩みや質問をいくつかまとめてみました。
リクルートエージェントを使って転職したい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
リクルートエージェントは無料で使えますか
転職者
リクルートエージェントは無料で使えますか?違約金とかもないですか?
末永
リクルートエージェントのような有料職業紹介事業者は法律で求職者から費用を請求してはならないと定められているので、もちろん料金は発生せずに無料で使えますよ。
末永
また、リクルートエージェントを退会することになっても違約金などの料金は一切発生しませんので、その点も安心してください。
リクルートエージェントがなぜ無料で利用できるのかについて、仕組みをさらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
転職するかわからなくても登録できますか
転職者
まだ転職をするかわからないのですが、それでもリクルートエージェントに登録できますか?
末永
転職希望期間が未定でもリクルートエージェントに登録することは可能です。
キャリア相談をしてみて、すぐに転職したほうが良いと感じた場合はそのままサポートを依頼すると良いでしょう。
リクルートエージェントは登録だけでも利用できる理由について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もおすすめです。
リクルートエージェントで転職するときの流れはどうなっていますか
転職者
リクルートエージェントで転職するときの流れはどうなっていますか?
末永
リクルートエージェントを利用して転職する際には、サービス登録面談 < 求人紹介 < 応募 < 選考 < 内定の流れで進めていきます。
基本的に転職エージェントを活用して転職活動をする際の流れは一緒ですが、リクルートエージェントを利用した転職の流れについて知りたい人は「リクルートエージェントを活用した転職の流れ」も参考にしてみてください。
リクルートエージェントの面談では何をするんですか
転職者
リクルートエージェントの面談ではどんなことをするのでしょうか?
末永
リクルートエージェントの面談では求職者の転職背景や希望条件の確認のために職務経歴の詳細・強み・キャリアビジョンなど転職活動に必要な情報のヒアリングを行っていきます。
そして、ヒアリング後には提案可能な求人の紹介や今後の転職活動の進め方に関する話し合いなどを行っていくのが一般的ですね。
リクルートエージェントの面談の流れについては「リクルートエージェントの面談の流れ」でも詳しく紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
リクルートエージェントの面談は平日の夜や土日でもできますか
転職者
リクルートエージェントの面談は平日の夜や土日でもできますか?
末永
リクルートエージェントでは平日日中の面談が難しい人のために平日の夜や土日でも面談の予約ができるようになっています。
また、希望する日時で予約ができるかどうかはマイページから面談の予約画面できますよ。
リクルートエージェントの面談は電話やオンラインでもできますか
転職者
リクルートエージェントの面談は電話やオンラインでもできますか?
末永
リクルートエージェントでは電話面談やオンライン面談の実施も可能となっています。
面談方法の選択は予約時に選択できるので、希望の面談方法で予約すると良いでしょう。
末永
また、リクルートエージェントの電話面談の流れについて詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
リクルートエージェントを使っても会社にバレませんか
転職者
リクルートエージェントを使って転職活動をしても会社にバレませんか?
末永
リクルートエージェントでは紹介NGの企業を伝えておけば紹介されることも、職務経歴書を公開することもないのでバレる心配はありません。
また、スカウトサービスを利用する場合には「非公開設定」で特定の企業を対象から外しておけば、バレないので安心して利用できますよ。
リクルートエージェントを退会するにはどうすればいいですか
転職者
リクルートエージェントは無料で使えますか?違約金とかもないですか?
末永
末永
また、リクルートエージェントの退会方法に関しては、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
リクルートエージェントを実際に利用した人の評判や口コミってどうなんですか
転職者
リクルートエージェントを実際に利用した人の評判や口コミってどうなんですか?
末永
リクルートエージェントを利用した人の評判・口コミを知りたい人向けに徹底解説した記事を用意しています。
実際の口コミも掲載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
本項ではリクルートエージェントを利用する場合の細かい手順やそれぞれのフェーズでどのようなサポートをしているかについても紹介していくので参考にしてみてくださいね。