リクルートエージェントは費用がかからない?料金が無料な仕組みを徹底解説
リクルートエージェントは転職をする際に利用する人も多いサービスで無料で利用できますが、そもそも転職エージェントはなぜ費用がかからないのでしょうか?
本記事では、リクルートエージェントが無料で利用できる仕組みやリクルートエージェントのサービスの内容などについて元社員が徹底解説していきます。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
リクルートエージェントの基本情報 | |
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運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
業種 | 全業種 |
求人数 | 695,830件(2024年9月時点) |
対応地域 | 全国 |
登録免許 | 有料職業紹介:13-ユ-313011 |
リクルートエージェントは完全無料で利用できる
リクルートエージェントは求職者が転職する際に活用される転職エージェントサービスですが、求職者が利用する際には利用料金はかからず完全無料で利用することができます。
というのも、リクルートエージェントをはじめとした有料職業紹介事業者は「職業安定法の第三十二条の三」により、求職者から手数料を徴収してはいけないと定められています。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
職業安定法の第三十二条の三
末永
ですが、転職エージェントも無料でサービスを提供しているだけではサービスとして成り立ちません。
では、転職エージェントはなぜ無料で利用できるのでしょうか?
求職者がリクルートエージェントを無料で利用できる仕組み
求職者が無料でリクルートエージェントを利用できるのは、求人企業がリクルートエージェントに成功報酬を支払う仕組みになっているからです。
上記の画像のように、リクルートエージェントは転職したい人と人材を採用したい企業をマッチングして、企業の採用が成功した際に企業からリクルートエージェントへ成功報酬を手数料として支払う仕組みで成り立っています。
職業紹介が成功した場合における当該求職者の年間賃金の35%とします。
事業許可内容について
そして、求人企業はリクルートエージェント経由で求職者を採用した場合、年収の35%を成功報酬として支払いますが、年収が400万円なら140万円が成功報酬として支払われる計算となります。
求職者の中には「利用料金が無料だと転職支援が適当なのでは?」と不安に感じる方もいると思いますが、自分の転職が成功すればそれだけの成功報酬が支払われると考えれば手厚いサポートが受けられるのも納得できると思います。
そして、紹介される求人もできる限り企業と求職者双方の希望にマッチする求人を紹介することを心がけているため、転職エージェントを活用することで希望にマッチした求人を効率的に探すことができるのです。
末永
求人企業が興味を持たない人材を紹介しても採用には結びつかないですし、サポートに手を抜いて利用者が減ることは問題なのでリクルートエージェントも丁寧なサポートを心がけていますよ。
リクルートエージェントをはじめとした転職エージェントの費用に関して、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてくださいね。
企業が高い費用を払ってでもリクルートエージェントを利用する理由
職業紹介が成功した場合における当該求職者の年間賃金の35%とします。
事業許可内容について
リクルートエージェントを利用している求人企業はリクルートエージェント経由で求職者を採用した場合は、年収の35%を成功報酬として支払う必要がありますが、求人企業はなぜ高い費用を払ってでもリクルートエージェントを利用するのでしょうか?
企業がリクルートエージェントを使う理由
- 採用効率を上げて総合的なコストを下げることができる
- 希望にマッチする人材を紹介してくれるから
- 登録者数が多く優秀な人材も多数登録しているから
転職サイトで採用活動をする際の費用には広告掲載費用だけではなく、求職者探し、求職者との連絡・管理、人事や面接官の人件費など総合的に費用がかかってしまう反面、応募してくる人が優秀な人材とは限りません。
ですが、リクルートエージェントを活用することでエージェントが求職者を厳選して紹介してくれるため、求職者探しのリソースを他に回すこともできますし、固定費として広告掲載費がかかることもありません。
末永
採用コストを抑えて雇った人材が早期に活躍して、売上や利益を出せなければ固定費だけが増えてしまいます。
また、採用した人がすぐに辞めてしまうと採用費用が無駄になってしまうので、返金制度があるリクルートエージェントを利用した方が安心なんですね。
上記のような背景から、採用コストとリスク回避を総合的に考えた時に結果的にコストパフォーマンスが良いと考える企業が多いため、企業は高い成功報酬を支払ってでもリクルートエージェントを利用しているのです。
末永
その他にも、リクルートエージェントは業界最大級の転職エージェントで優秀な人材も多く登録しているため、転職サイトを利用するよりも優秀な人材を確保できる確率を上げることができるという背景もあるんです。
転職エージェントのビジネスモデルや料金体系、成功報酬といった裏事情についてもっと詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
【完全無料】リクルートエージェントに登録する方法
リクルートエージェントの利用を開始するためには、まず申し込みフォームに情報を入力してサービスに登録する必要があります。
必須項目
- 転職希望時期
- 希望勤務地
- 直近で所属した会社の業種
- 直近で経験した職種
- 直近の年収
- メールアドレス
登録する際には、上記の申し込みフォーム内の必須項目をすべて記入して、リクルートエージェントの転職支援サービスの利用規約とプライバシーポリシーを確認します。
末永
利用規約とプライバシーポリシーにはリクルートエージェントを利用する上での重要事項が記載されているので読み飛ばさずにしっかりと確認してくださいね。
利用規約の内容を確認できたら「同意して次へ」のボタンを押して登録申請が完了します。
また、リクルートエージェントの会員登録時には申し込みの最後に「リクナビNEXT」が提供しているスカウトサービスへの同時登録が選択できるため、スカウトサービスを利用したい場合はチェックをつけておきましょう。
その後、登録したアドレスに登録完了のメールが届くので、ログインをしてリクルートエージェントへの登録が完了します。
末永
リクルートエージェントに登録したい方は以下の「申込みフォーム」のボタンから公式サイトの登録ページに飛べますよ。
無料のリクルートエージェントの利用の流れやリクナビNEXTのスカウトについては、下記の記事で詳しく解説しています。
リクルートエージェントを使うメリット
リクルートエージェントは業界最大級の転職エージェントサービスですが、利用するメリットにはどのようなものが挙げられるのでしょうか?
リクルートエージェントを使うメリット
- 全国の全業界・業種の求人を探せる
- 独自の非公開求人を紹介してもらえる
- 手厚い転職支援を受けることができる
- 丁寧なカウンセリングを受けられる
リクルートエージェントは業界最大級の457,300件の公開求人を取り扱っており、全国の全業界・業種の求人を探すことができ、非公開求人も238,530件取り扱っているためリクルート独自の非公開求人も多数保有しています。
また、リクルートエージェントは130万以上の登録者がおり転職支援実績も豊富でノウハウも充実しているため、自己分析・書類添削・面接対策など過去のデータやノウハウに基づいて的確なアドバイスをしてくれます。
末永
実際にリクルートエージェントを利用した人の中にも、サポート体制が手厚くて熱心にアドバイス・フォローをしてもらえたという声が多く見受けられますね。
その他にも、リクルートエージェントでは希望に沿った求人を紹介するために丁寧なカウンセリングを心がけており、転職背景から希望条件までしっかりとヒアリングして、求職者の希望を汲んだ求人を選定して紹介してもらうことができます。
末永
リクルートエージェントでは求職者の選択肢を増やして納得のいく転職を実現するために様々な求人を紹介してその中から厳選していく形をとっています。
ですので、できる限り多くの求人を比較したい人やキャリアアドバイザーに転職支援をして欲しい人にはおすすめの転職エージェントと言えるでしょう。
無料で受けられるリクルートエージェントのサービス
リクルートエージェントは完全無料で転職活動に関係するサポートをしてくれますが、利用する際には具体的にどのようなサービスを受けることができるのでしょうか?
本項では、無料で受けられるリクルートエージェントのサービスについて転職の流れに沿って具体的に解説していくので参考にしてみてください。
キャリアカウンセリング(ヒアリング)
リクルートエージェントに登録した後に求人紹介や転職支援を受けるためにはキャリアカウンセリング(ヒアリング)の実施が必須となっています。
キャリアカウンセリングでは主に求職者の「転職理由や背景」「転職希望時期」「転職先の希望条件」「職務経歴の詳細」「強みとなる分野」「保有スキル」「目指しているキャリア」についてヒアリングしていきます。
また、キャリアカウンセリングでは今後転職支援を進めていくために必要なことの共有や必要に応じて求職者の疑問・不安に感じていることについてヒアリングして早めに解消できるようにアドバイスをすることもあります。
末永
リクルートエージェントを利用する上でキャリアカウンセリングの時間は、求職者のニーズを洗い出して最適な提案を行うためにも大切な時間です。
そのため、キャリアカウンセリングを受ける際には事前に情報整理をして、希望をしっかりと希望を伝えられるように準備しておきましょう。
リクルートエージェントの電話面談の流れについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も読んでみてくださいね。
自己分析のサポート
転職活動を進めていく際には、希望条件を決めたりキャリアプランを立てて転職の軸を決めていくために、自己分析をして希望のキャリアについて明確にしていく必要があります。
ですが、実際に自己分析をしてみると簡単な情報しか整理できなくて、いまいち自分の強みや最適なキャリアの方向性が見つからないと感じてしまう方も案外多いです。
そのため、リクルートエージェントではキャリアカウンセリングや求職者から相談があった際には自己分析のサポートをして、客観的にみた求職者の強みやキャリアパスの方向性に関するアドバイスをすることもあります。
末永
自己分析をする際には客観的な視点も必要なため、もしも1人だと上手くできないと感じた方はキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
キャリアアドバイザーは他の求職者の経歴やスキルを見てきており転職市場で求められるスキルなども把握しているので、相対的に見た市場価値や客観的に見た求職者の強みなどについてアドバイスがもらえるかもしれませんよ。
履歴書・職務経歴書の作成のアドバイスと添削
リクルートエージェントにとっても職務経歴書の内容は転職成功に関わる重要なものとして考えているため、キャリアアドバイザーも応募した企業の書類選考が通過しやすいように、履歴書や職務経歴書の添削も行っています。
履歴書や職務経歴書の書き方や工夫するポイントなどは業界・職種によって変わってくるため、自分の主観だけではなく客観的な意見も聞いた方が良く、しっかりとした応募書類を作ることができれば書類選考を通過しやすくなります。
書類選考の通過率を上げることで相対的に内定を獲得できる確率を上げることにもつながり、ひいては転職の成功にもつながるため転職活動を進める際には一度はキャリアアドバイザーに添削してもらうようにしましょう。
末永
キャリアアドバイザーは日頃から求人企業の採用担当者とやりとりをしているため、企業担当者が重視しているポイントやどのように作成をすれば目に留まりやすいのかも教えてくれますよ。
希望にマッチする求人の紹介
リクルートエージェントでは、キャリアカウンセリングの際に確認した希望条件をもとに、保有している公開求人・非公開求人の695,830件の中から、求職者の希望にマッチする求人を探して紹介してもらうことができます。
リクルートエージェントでは、他の転職エージェントでは取り扱っていない独自の非公開求人も多数保有しており、ヒアリングをもとにリクルートエージェントが保有する求人の中から希望に合う案件を紹介してくれます。
そのため、自分で求人を探す手間が省けるため転職活動を効率的に進めていくことができて、働きながら転職活動をしている人でも問題なく転職活動を進めていくことができるでしょう。
末永
非公開求人は公開すると応募が殺到してしまう人気企業から高年収の優良求人、リーダーやマネージャーから経営層までのハイクラス向け求人までありますよ。
選考中の企業との仲介・面接の日程調整
リクルートエージェントを活用して転職活動を進めていく場合には、基本的にキャリアアドバイザーや企業担当のエージェントが企業の採用担当者と連絡をとって選考を進めていくことになります。
そのため、求人に応募した場合にはキャリアアドバイザーが企業との連絡を仲介してくれて、選考結果の共有や面接時の日程調整などもしてくれます。
転職サイトを活用する場合には基本的に自分で対応しなければいけないことなので、選考中の企業との連絡や面談の日程調整の仲介はリクルートエージェントを活用するメリットの一つと言えるでしょう。
面接企業情報の共有・面接対策のフォロー
書類選考に通過した後には面接を実施していきますが、リクルートエージェントでは求職者が万全の状態で面接に臨めるように、必要に応じて面接企業の情報共有や面接対策のフォローも行っています。
面接企業の情報共有は企業担当のエージェントから電話がくるケースが多く、共有される内容は「企業の基本的な情報」「面接でよくされる質問」「面接中に意識しておくこと」などが多いです。
また、面接対策では想定質問に対する回答の相談や模擬面接を行ってくれて、面接が苦手な人には上手に話すコツや当日の流れに沿ったマナーについてもアドバイスをもらえるため、希望がある人は事前にフォローして欲しいことを伝えておきましょう。
末永
企業によって面接の雰囲気や想定質問の内容は変わってくるため、企業ごとにしっかりと面接対策はしていきましょう。
また、最近ではオンライン面接を導入する企業も増えているため、オンライン面接における注意点なども事前に聞いておくことをお勧めします。
内定時の交渉や手続きの代行
面接に無事合格して内定をもらえた際にもキャリアアドバイザーが仲介となって内定条件の確認と必要に応じた交渉の手続きを進めてくれます。
内定条件の共有は基本的に応募時や面接時の情報をもとに策定されて提示されますが、場合によってはまだ貢献しているわけではないという理由から希望年収よりも低い金額を提示されることも多いです。
ですが、転職に慣れていないと内定のために妥協してしまったり、希望条件にこだわりすぎて交渉がこじれてしまうこともあるため、お互いに納得できる条件で転職できるようにサポートしてくれます。
末永
内定条件の交渉をする際には、先方が提示してきた条件の理由を確認することと、自分が希望する条件が妥当なのかどうかもしっかりと確認しておきましょう。
キャリアアドバイザーが交渉に慣れていても、無理な交渉を進めようとすると内定が取り消しになってしまうリスクもあるため慎重に進めていくことが大切です。
退職交渉の助言・入社フォロー
リクルートエージェントのサポートは、内定を獲得したら終わりではなく、内定を承諾した後も無事に入社するまでサポートをしてもらえます。
特に、働きながら転職活動をしていた人には、退職に関する助言を行っており、円満退職するためのポイントについて詳しく教えてもらえるので、気になる人は積極的に相談していくと良いでしょう。
また、退職を申し出てから退職日まで1ヶ月〜3ヶ月かかることもあるため、転職活動中に退職のタイミングと退職までの期間を短縮する方法がないか確認してみるのもお勧めです。
末永
その他にも、キャリアアドバイザーによっては家族から転職を反対された場合の対処法についてもアドバイスしてもらえますよ。
必要であれば求職者とその家族、担当キャリアアドバイザーとの3者面談をして、一緒に説得してくれることもあります。
リクルートエージェントはこんな人におすすめ
ここまでリクルートエージェントの流れや使い方について解説してきましたが、自分がサービスを使うのに向いているのかどうか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
本項では、リクルートエージェントを使うのがおすすめな人がどんな人なのかについて紹介していくので参考にしてみてください。
リクルートエージェントがおすすめな人
- 豊富な求人の中から希望にマッチする求人を探したい人
- 他のエージェントにはない非公開求人を紹介して欲しい人
- 転職相談やアドバイスなど手厚い転職サポートを希望する人
リクルートエージェントは業界最大級の転職サービスで、公開求人数・非公開求人数ともに業界最大級を誇っており、転職支援実績も豊富なため手厚い転職サポートを受けることができます。
そして、求人も全国の全業界・業種の求人を取り扱っていて「年収アップ」「キャリアアップ」「未経験転職」「ミドルクラス・ハイクラス転職」など様々なニーズに応えられる求人の紹介が可能です。
そのため、幅広い選択肢から求人を紹介して欲しい人、他社エージェントで希望する求人を紹介してもらえなかった人、相談しながら転職活動を進めたい人などはぜひ登録してみることをおすすめします。
リクルートエージェントを利用する際の注意点
無料で利用できて様々な転職サポートを受けることができるリクルートエージェントですが、利用する際に注意しておいて欲しいことがあります。
本項では、リクルートエージェントを利用する中で気を付けておいて欲しい点について解説していくので参考にしてみてください。
ミスマッチな求人を紹介されることもある
リクルートエージェントでは求職者の希望に沿ってマッチする求人を紹介してくれますが、幅広い選択肢の中から希望の求人を選んでもらうことも重点を置いているため、初めは希望から少し逸れるような求人を紹介されることがあるかもしれません。
特に、リクルートエージェントでは求職者への求人紹介の速さも重要視しているため、初めは希望する条件の中で必須条件にだけ絞って求人をピックアップして送信した上で、求職者の所感を確認しながら求人を絞っていくことも多いです。
また、マッチする求人が多ければ希望に合う求人をまとめて紹介してくれますが、希望条件に合う求人が少ない場合には、希望条件からずれても許容範囲であれば少しでも選択肢を増やすために希望にマッチ度の低い求人を紹介してくることもあります。
末永
基本的には紹介された求人へ所感を返して認識を擦り合わせていけば、厳選して紹介してくれることも多いです。
ですが、キャリアアドバイザーのレベルが低かったり、情報の擦り合わせが不足している場合には希望から外れた求人を紹介されることもあるため注意しましょう。
希望通りのサポートを受けられないこともある
リクルートエージェントではできる限り求職者に寄り添った転職支援を心がけていますが、場合によっては求職者の希望通りにサポートが受けられないこともあるので注意しておきましょう。
キャリアアドバイザーも求職者の転職が成功するようにサポートしていきますが、求職者の相談やサポートを希望する頻度が多い場合には希望通りのサポートをしてもらえないと不満に感じる方もいるかもしれません。
もちろん、キャリアアドバイザーの質が低いからというケースもありますが、キャリアアドバイザーにも「転職できる確率が高い人のサポートを優先したい」という心理が働くことも多いです。
ですが、キャリアアドバイザーも複数の求職者の支援をしているため1人にかけられる時間が限られているので、どうしても相談の頻度が多いと希望通りに対応できないこともあるということは覚えておいてください。
末永
エージェントサービスは無料で利用できてもやはりビジネスなので、求職者への対応の優先度というのは存在します。
そのため、もしもサポートを希望しても対応してくれない場合には担当変更を申し出たり、他の転職エージェントの利用も検討していきましょう。
しつこく応募を勧めてくることがある
リクルートエージェントは無料で利用できてもボランティアで転職支援をしているわけではなく、求人企業からの成功報酬を得て成り立っているビジネスなので売上を上げるための営業活動は必要です。
そのため、スキルレベルが高かったり、経験が豊富で実績もあるような紹介すれば内定をもらえる可能性の高い求職者に対しては積極的にアプローチしてくることも多いです。
また、キャリアアドバイザーには「キャリアカウンセリング数」「求人応募数」「成約数」などの目標があるため、目標を達成するために面談や応募をしつこく勧めてくることもあるので注意しましょう。
末永
リクルートエージェント側の都合は求職者には関係ないため、もししつこく面談や応募を進められた場合には、まず理由を確認してみてください。
理由を聞いても納得できなければ予約や応募する必要はありませんし、その後もしつこく求人への応募などを進められるなら、担当キャリアアドバイザーの変更を申し出ることも可能ですよ。
担当キャリアアドバイザーへの変更を希望しても対応してもらえなかったり、担当者が変わっても対応が変わらない場合には他の転職エージェントの活用も検討していきましょう。
転職エージェントの中には保有求人数は大手に比べて少ないけれども、求職者に親身に寄り添ってくれる転職エージェントもあるので、気になるサービスがあれば複数の転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーの質を比較してみてください。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
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リクルートエージェントを無料で使いこなすコツ
リクルートエージェントを利用する際には以下のポイントを意識していくと、より円滑に転職活動を進めていくことにつながります。
リクルートエージェントの仕組みや性質を理解する
リクルートエージェントを利用する際にはサービスの仕組みやエージェントとしての性質を理解することで最大限エージェントサービスを活用していくことができます。
特に、転職活動において身近でサポートしてくれるのがキャリアアドバイザーなので「キャリアアドバイザーを味方できるかどうか」「キャリアアドバイザーがサポートしたいと思ってくれるか」が転職成功率にも影響してきます。
末永
キャリアアドバイザーが提供してくれるサービスに大きな違いはありませんが、リクルートエージェントもビジネスとして転職支援を行なっているのでキャリアアドバイザーの中にはサポートの優先順位があります。
なので、転職エージェントでは「スキルが高い」「経験が豊富」「実績がある」といった自社の利益に直結しそうな転職者から優先的にサポートするということは覚えておきましょう。
そして、このようなリクルートエージェントの事情を把握した上で、担当キャリアアドバイザーに「内定獲得ができそう」「確実に転職してくれそう」と思わせられるかが重要になってきます。
そのため、転職活動を進める際には企業の採用担当者だけではなくキャリアアドバイザーにも「優秀な人材」「転職意欲が高い」と思ってもらえるようにアピールしていくと、他の利用者よりも力を入れてサポートしてもらえる可能性が上がるでしょう。
キャリアアドバイザーに頼って転職の成功率を上げる
転職の成功率を上げたい場合には「履歴書・職務経歴書の添削」「自己分析のサポート」「面接対策」「転職相談」などリクルートエージェントで利用できるサポートは積極的に利用していきましょう。
特に、職務経歴書は書類選考の際には合否に直結する書類なので、自身の魅力を最大限に伝えられるようにキャリアアドバイザーからプロの目線で客観的な意見を聞くことは重要です。
また、面接対策でもどうしても面接に不安がある場合には、模擬面接ができないか相談してみること対応してくれて、基本的な面接の態度やマナーなどのアドバイスをもらうこともできます。
選考は求職者が企業を評価するだけではなく、企業が求職者を評価するものなので、できる限り客観的で両者の視点に立ってアドバイスができるキャリアアドバイザーは積極的に頼っていくことがリクルートエージェントを賢く使うコツです。
積極的にコンタクトを取って信頼関係を築く
リクルートエージェントを活用する上で、スキルなどの実利的な要素以外にもキャリアアドバイザーからサポートしてあげたいと思ってもらうためには「キャリアアドバイザーとの信頼関係が築けているか」も重要な要素になります。
信頼関係を築くためには求職者から積極的にコンタクトを取って頼ったり、相談をしていくことで徐々に醸成されるためものですが、信頼関係を築くことでキャリアアドバイザーからより良いサポートを受けることができるでしょう。
また、キャリアアドバイザーを信頼関係を築くことで応募者を厳選している人気求人を紹介してもらえたり、面接でお見送りになったとしてもチャンスがありそうなら人事に対して「もう1度チャンスが欲しい」と直談判して、再度面接の機会を用意してもらえることもあります。
末永
キャリアアドバイザーはあくまでビジネスとして利益のために動いていますが、信頼関係を築くことでより良いサポートを受けることもできます。
そのため、キャリアアドバイザーが求人を紹介してくれたり、サポートしてくれることを当たり前と思わずにしっかりと感謝を伝えるなど基本的な礼儀やマナーを意識してコミュニケーションを取るようにしましょう。
リクルートにはエージェント以外にも転職サービスがある
リクルートエージェントは株式会社リクルートホールディングスが提供している転職エージェントサービスですが、リクルートでは他にも以下の転職サービスを提供しています。
リクルートの転職サービス
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リクナビNEXT
-リクルートが運営する転職サイトでスカウトサービスも提供している -
リクルートダイレクトスカウト
-リクルートが運営するハイクラス向けヘッドハンティングサービス -
リクルートエージェント(IT)
-リクルートエージェントの中でもIT業界やエンジニア転職に特化したサービス
リクナビNEXTはリクルートが運営する転職サイトで幅広い業界の求人を取り扱っており、スカウトサービスも提供しているため自分のペースで転職活動を進めたい方にはおすすめのサービスです。
また、リクルートダイレクトスカウトはハイクラス求人を取り扱っているヘッドハンティングサービスで年収アップやキャリアアップ目的で転職を目指す方におすすめしたいサービスになります。
そして、リクルートエージェント(IT)は、リクルートエージェントの中でもIT業界やエンジニア転職に特化したサービスで、IT業界やエンジニア転職に特化したキャリアアドバイザーのサポートを受けることができます。
末永
リクルートでは様々な転職サービスを提供していますが、利用する場合にはエージェントからのサポートを受けられるリクルートエージェントやリクルートエージェント(IT)を活用していきましょう。
また、自身の市場価値を知りたい方やエージェントではなくヘッドハンティングサービスが取り扱っている求人を紹介してもらいたいと考えている場合にはリクルートダイレクトスカウトの活用がおすすめです。
リクルートが運営する転職支援サービス
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
リクナビNEXT
求人数最大級の就職サイト!未経験歓迎の求人も多数掲載 -
リクルートダイレクトスカウト
転職後の平均年収950万円!リクルートが運営するハイレイヤー向けスカウトサービス -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有
また、リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてく浅い。
リクルートエージェント以外で無料で利用できる転職エージェント
リクルートエージェントだけでなく、基本的にどの転職エージェントも無料で利用できますが、無料だとどの転職エージェントを利用すれば良いのか判断できず悩んでしまう人も多いと思います。
そこで、現役の転職エージェントとしておすすめの転職エージェントを厳選してみました。どのサービスも総合的に安定しており、利用すれば一定レベルのサポートが受けられますよ。
末永
ですが、転職エージェントもそれぞれ得意分野や領域が異なるので、比較するために2〜3社に複数登録することをおすすめします。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
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- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
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- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
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多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
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- 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
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- エンジニアがスキルアップできる求人多数
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エンジニアの求人も豊富に保有している
国内最大級の定番エージェント
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- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
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- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
おすすめポイント
- 保有求人7000件以上の約8割が年収600万円以上のハイクラスIT求人
- 大手IT系・Web系企業からスタートアップまで幅広く網羅
- WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応
転職エージェントについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
リクルートエージェントの費用に関するよくある質問
リクルートエージェントを使うときによくある悩みや質問をいくつかまとめてみました。
リクルートエージェントを使って転職したい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
リクルートエージェントを利用する場合に費用はかかりますか
転職者
リクルートエージェントを利用する場合に費用はかかりますか?
末永
リクルートエージェントでは利用料金は一切かかりません。
転職活動をする際には準備や交通費などの諸経費はかかりますが、リクルートエージェントを利用することでの費用はかからないので安心してください。
リクルートエージェントはなんで無料で利用できるの
転職者
リクルートエージェントはなんで無料で利用できるんですか?
末永
リクルートエージェントは求職者を企業へ紹介して採用が決定した際に企業から採用決定者の年収の一定の割合の金額を成功報酬としてもらうビジネスモデルで運営しています。
そのため、リクルートエージェントでは求職者が登録しやすいようにサービスを無料で利用できるようにしているのです。
末永
また、リクルートエージェントをはじめとした転職エージェントがなぜ無料で利用できるのか詳しく知りたい人は以下の関連記事も参考にしてみてください。
リクルートエージェントは登録だけするだけでもいいの
転職者
リクルートエージェントは登録だけするだけでもいいですか?
末永
リクルートエージェントは登録だけしておいて情報収集をしながら、本格的に転職を始めるときに使う形でも問題ありません。
登録後にキャリアアドバイザーから連絡がくることはありますが、登録しただけということを伝えれば連絡がしつこく来ることはないので、もし連絡が来たら最初だけ対応するようにしましょう。
リクルートエージェントで出た内定を辞退したら違約金はかかりますか
転職者
リクルートエージェントで出た内定を辞退したら違約金はかかりますか?
末永
リクルートエージェントで内定が出た際に辞退しても違約金はかからないので安心してください。
ですが、理由次第では求人紹介を受けることが難しくなることもあるため、内定辞退する際にはキャリアアドバイザーに相談した上で決めることが大切です。
リクルートエージェントでは途中で退会したら違約金はかかりますか
転職者
リクルートエージェントでは途中で退会したら違約金はかかりますか?
末永
リクルートエージェントでは退会しても違約金はかかりません。
面談前や面接後など、どのタイミングであってもサポートを終了する際には違約金はかからないので安心してください。
内定した後にすぐに会社をやめてしまったのですが違約金はかかりますか
転職者
リクルートエージェントを利用して内定をもらった企業に入社した後にすぐに会社を辞めてしまったのですが、違約金がかかることはあるのでしょうか?
末永
リクルートエージェントでは紹介した人材が入社後一定期間内に会社を退職してしまった場合には、企業へリクルートエージェントから報酬を一部返還する仕組みをとっています。
そのため、退職した当人に違約金の請求はされないので安心してください。
ただし、離職した理由によってはリクルートエージェントから紹介が受けられなくなることもあるので注意しましょう。
リクルートエージェントの評判って実際のところどうなんですか
転職者
リクルートエージェントを利用した人の評判・口コミを知りたいです。
末永
リクルートエージェントを利用した人の評判・口コミを知りたい人向けに徹底解説した記事を用意しています。
実際の口コミも掲載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そのため、転職する際に求職者は転職エージェントを利用しても費用がかからずに無料で利用できるんですよ。