
転職の直接応募とエージェント経由の違いは?採用者視点でメリットやデメリットを解説
転職の際、エージェントを利用するか直接応募するか、どっちが受かりやすいのかをキャリアのプロが徹底解説します。
それぞれのメリットやデメリット、直接応募の際のメール例や内定獲得のポイントについても説明します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
転職の直接応募はエージェント経由より受かりやすい?
直接応募と転職エージェント経由のどちらが受かりやすいのかを、採用人事の視点で解説します。
実は応募方法そのものより、採用担当者が見ているのは応募者の中身です。結論と理由を順に紹介します。
結論:多くの場合エージェント経由のほうが通過率は高い
エージェント経由のほうが通過率が上がる理由は、以下の3つです。
エージェント経由のほうが通過率が高い3つの理由
企業ごとの選考傾向に合わせて、書類添削や面接対策をしてもらえる
書類だけでは伝わらない人柄や経験を、担当者が企業に補足してくれる
面接後の評価補足や、不採用時の再考依頼まで進めてくれる
直接応募ではこうした第三者の補足が一切入らないので、書類の中身と面接の受け答えだけで合否が決まります。書類や面接の伝え方に自信がある人以外は、まずエージェント経由を検討するのが進めやすいです。
採用コストの安さは内定の決め手にならない
採用コストの差を理由に、直接応募のほうが有利と言われることがあります。
採用コストだけで見れば、応募方法ごとに以下のような差があるのは事実です。
| 応募方法 | 企業の採用コスト |
|---|---|
| 直接応募(企業ホームページなど) | 0円 |
| 求人サイト掲載型 | 約40万〜100万円 |
| 求人サイト成果報酬型 | 媒体・契約により変動 |
| 転職エージェント | 採用後年収の30〜35%が一般的 |
ただし企業はコストだけで合否を決めません。コストをかけてでも採用したい人材かどうかで決まります。
採用コストよりも、入社後に活躍できる人かどうかを優先して採用するからです。
エージェントの裏側にある成功報酬の仕組みは、以下の記事で詳しく解説しています。
「コストが安いから受かりやすい」は気にせず、書類の中身と面接対策に力を入れるのがおすすめです。
過去の成果と入社後の活躍イメージを伝えられれば、直接応募でも十分に選考を通過できます。
採用担当者は応募方法より人材の中身を見ている
採用担当者が見ているのは応募方法ではなく、自社で活躍できる人材かどうかです。
採用責任者にとっては、エージェントが事前に絞り込んだ候補者を紹介してくれたほうが、選考にかける時間を減らせます。
直接応募の場合は、書類や面接で「自社で活躍できるか」を採用担当者が直接判断します。
結局は応募方法より、スキルや経験が企業の求める人材像とどれだけ合うかで決まります。
採用担当者の本音は「優秀な人なら応募方法はどちらでもいい」ですね。
ただ書類選考でうまくいかないなら、エージェント経由のほうが通過しやすいです。
転職エージェント選びで迷っているなら、まずは大手3社の特徴を比較してから登録するのが進めやすいです。
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転職で直接応募が向いている4つのケース
直接応募が向いているかは、企業の採用スタイルによって変わります。
エージェント経由よりも直接応募のほうが進めやすいケースを4つ紹介します。自分の応募予定の企業がどれに当てはまるか確認してみてください。
公的機関・NPO法人など非営利の団体
以下のような非営利・公的な組織を狙うなら、直接応募が中心になります。
あてはまる団体の例
NPO・NGO
学校法人・財団法人
JICAなどの公的機関
非営利団体や公的機関は予算が限られていて、エージェントの紹介手数料を払えません。
求人は自社ホームページやJICAキャリアサイトなど公式ページに直接出ます。希望団体の採用ページを定期的にチェックして応募しましょう。
公的機関は「なぜその団体か」を具体的に書けると、書類選考に通りやすくなります。
団体の活動内容と自分の経験を絡めて伝えると、評価されやすいですよ。
外資IT・専門職などリクルーター内製の企業
以下のような社内採用が中心の企業を狙うなら、直接応募や企業からスカウトが届くサービスがメインになります。
あてはまる企業の例
GAFA(Amazonを除く)など外資系IT企業の一部
社内にリクルーターを持つ企業
外資系コンサル・専門職
採用はエージェントを使わず、LinkedInなどのスカウト経由が中心です。
マネージャー以上はヘッドハンターから声がかかり、若手は公募や社員紹介で採用されるケースが多いです。
エージェント経由の求人がほぼ出てこないので、興味のある企業の採用ページを定期的にチェックし、LinkedInなどビジネスSNSのプロフィールも整えておきましょう。
ただし技術職や専門職の場合、ピンポイントで人材を探す目的でエージェントを併用する企業もあります。その場合はエージェントにも登録しておくのが進めやすいです。
外資IT・専門職は職務経歴書を英文で求められる企業もあるので、英文レジュメの添削まで対応してくれるエージェントを使うのがおすすめです。
JACリクルートメントのような外資に強いエージェントが選択肢に入ります。
外資・ハイクラス志向なら、企業から直接スカウトが届くサービスを併用するのもおすすめです。
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ベンチャー・地方中小など採用予算の限られる企業
従業員30名以下のベンチャー企業や、地方の中小企業は、採用コストを抑えるため自社サイトでの直接応募が中心です。
ベンチャー企業は事業がまだ軌道に乗っていない段階だと、エージェントの紹介手数料を捻出するのが難しいですし、地方の中小企業はエージェントを使う文化があまり浸透していません。
Wantedlyやリファラル、企業の採用ページからの応募が一般的です。地方中小企業ならハローワークでも地元企業の求人を探してみるのが進めやすいです。
ベンチャー転職に強いサービスやハローワーク活用法は、以下の記事も参考になります。
ベンチャーは「とりあえず会ってみましょう」のスタンスが多いので、直接応募から早めに面談につながるケースが多いです。
地方中小は社長や役員が直接面接するケースが多いので、「なぜこの会社か」を具体的に話せると評価されやすいです。
事務職・大量採用の求人を狙う場合
事務職や、飲食・小売・美容など大量採用がある業界の求人は、求人サイトや自社採用ページで募集が出るケースが多いです。
1人あたりに払う紹介手数料を抑えるためで、採用人数が多いほど自社の採用ページや求人サイトでの募集が中心になります。
具体的には、リクナビNEXTやdodaの求人サイトで「事務職」と検索すると公募求人が多数出てきます。
ただし経理・人事・財務など専門スキルを問う事務職の場合、エージェントに依頼する企業もあるので、目当ての職種次第で使い分けるのが進めやすいです。
事務職特化のエージェント情報は以下の記事で詳しく解説しています。
転職で直接応募する5つのデメリット
直接応募は自分のペースで進められる反面、転職エージェント経由の応募なら避けられるデメリットがいくつかあります。
書類選考の通過率、給与交渉、ミスマッチなど、後から後悔しやすいポイントを6つに分けて紹介します。
直接応募の主なデメリット
複数社の選考スケジュールを自力で調整する負担
複数社に直接応募すると、面接日程の調整や面接結果の連絡を全て自分でこなす必要があります。
内定の回答期限は3日〜1週間が一般的です。
他社の選考が間に合わないと、本命の結果を待たずに承諾か辞退かを決めないといけなくなります。
在職中なら、現職と並行でメール返信や日程調整を全社分こなすのは負担が大きいです。
エージェント経由なら、担当者が複数社の選考スケジュールを揃えてくれるので、複数の内定を見比べてから決められます。
内定の回答期限が来ても、企業側に「他社選考もあるので延長してほしい」と伝えると数日待ってもらえるケースもあります。
ただし長くても1〜2週間が限度なので、どの企業にいつ応募するかは事前に決めておくのがおすすめです。
給与・配属の交渉を1人で進めにくい
入社条件の交渉は、これから働く相手と直接やり取りするので心理的に切り出しにくくなります。
直接応募で内定を取ると、年収や配属に「もう少し上げてほしい」「希望部署に配属してほしい」と自分から言い出しにくく、企業から提示された条件で承諾しがちです。
結果、入社後の年収や役職が相場より低く設定されるケースが起きます。
給与交渉のコツは以下の記事でも詳しく解説しています。
転職エージェントが第三者として入ると、相場感を踏まえた給与交渉や配属の希望を企業に通しやすくなります。
1人で交渉に不安があるなら、エージェント経由のほうが条件を取りに行きやすいですよ。
不採用の理由・フィードバックがもらえない
直接応募で不採用になっても、なぜ落ちたのか企業からのフィードバックは基本的にもらえません。
採用担当者は応募者全員に不採用理由を伝える時間がないので、書類落ちなら無回答、面接後でも定型文の不採用通知だけというのが一般的です。
書類や面接の改善点がわからないまま応募を続けることになり、不採用が続いてしまいます。
エージェント経由なら、担当者が企業から合否の理由を聞いてくれるケースが多く、次の選考で何を直せばいいかわかりやすくなります。
フィードバックの内容は「志望動機が弱い」「自社の事業理解が浅い」など具体的な指摘が多いです。
次の応募で書類や面接の修正に活かせるので、直接応募より対策しやすくなります。
企業理解が浅いまま入社しミスマッチが起きやすい
直接応募だと企業が表に出すアピール情報しか手に入らず、入社後にミスマッチが起きやすいです。
求人ページや採用サイトには「成長中の組織」「新しいチャレンジができる」など抽象的な情報も多く、社風や人間関係の中身まではわかりにくい場合があります。
事業の収益の仕組みや社内の人間関係、実際の業務内容まで自分で調べるのは時間がかかります。
結果、年収などの条件だけで判断して入社し、入社後3〜6ヶ月で「思っていた仕事と違う」と後悔するケースが起きます。
転職活動でミスマッチを起こしやすい失敗事例は、以下の記事も参考になります。
転職エージェントは複数の転職者を支援しているなかで、企業の社風や離職率の傾向を把握しています。
直接応募の場合は、口コミサイトや現役社員のカジュアル面談で内部情報を補うとミスマッチを減らせます。
知らない優良企業との出会いが減る
直接応募は自分が知っている企業の中だけで応募先を選ぶことになり、業界内の知られていない優良企業に出会う機会が減ります。
求人サイトや採用ページを見る範囲だと、自分が知っている企業しか候補に挙がりません。新興企業や中堅BtoB企業、地方の優良中小企業は知名度が低く、自分から探さないと出会えません。
エージェントは業界横断で求人を持っているので、希望条件を伝えると候補に思いつかなかった企業を紹介してくれます。
「希望業界以外でも条件に合えば提案してください」と担当者に伝えると、思いつかなかった優良企業を紹介してもらえます。
転職で直接応募するやり方を例文つきで解説
直接応募の方法は「企業の採用ページ」「転職サイト」「メール・電話」の3パターンです。それぞれのやり方と、応募時のメール例文を順に解説します。
企業の採用ページから応募フォームで送る場合
企業の公式採用ページから応募する場合の流れは以下の通りです。
採用ページから応募する流れ
応募フォームに名前・連絡先・志望動機などを入力する
履歴書・職務経歴書のPDFを添付する
送信後、自動返信メールが届くか確認する
応募前に履歴書と職務経歴書をPDFで準備しておき、ファイル名は「氏名_書類名_日付」の形式にすると採用担当者が管理しやすくなります。
志望動機の入力欄がある場合は、文字数制限を確認してから、自社サイトを読んで分かった事業内容・自分の経験との接点を200〜400字程度で書くのがおすすめです。
応募完了後、自動返信メールが届かない場合は問い合わせフォームから確認の連絡を入れてください。
古い会社だと採用ページがそのまま放置されているケースもあります。
気になる求人があれば、応募前に電話やメールで募集の継続を確認すると安心ですよ。
転職サイト経由で直接応募する場合
リクナビNEXTやdodaなどの転職サイトに登録して、自分で求人検索して応募する方法です。
転職サイトは「企業から直接スカウトが届く機能」「気になるボタンで企業側に興味を伝える機能」が付いているサービスが多いです。
プロフィール欄に職務経歴書とスキルシートを設定しておくと、登録時点で企業から声がかかるケースもあります。
転職サイトの企業ページには「社員インタビュー」「募集背景」が書いてあることが多いです。
応募前に目を通しておくと、志望動機が書きやすくなります。
メール・電話で問い合わせるときの例文
採用ページが見つからない場合や、応募前に求人状況を確認したい場合は、企業の問い合わせ先にメールか電話で連絡します。
メールで問い合わせる場合の例文は以下の通りです。
応募メールの例文
件名:◯◯職への応募のお願い(氏名)
◯◯株式会社 採用ご担当者様
お世話になっております。氏名と申します。
貴社の採用ページにて◯◯職の募集を拝見し、応募させていただきたくご連絡いたしました。
私は◯◯大学卒業後、◯◯株式会社にて△年間、××業務に従事してまいりました。これまでの経験を活かして貴社に貢献したいと考えております。
履歴書と職務経歴書を添付いたしますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
電話の場合は「氏名」「採用ページを見て応募したい職種」「現在も募集を継続しているかの確認」「以降の選考フローを教えてほしいという依頼」の4点を伝えれば十分です。
応募メールは200〜400字程度が読みやすい文字数です。
メールは応募の意思と簡単な経歴を伝えるだけにして、自己アピールは職務経歴書で詳しく書くのがおすすめです。
応募前にチェックしたい5項目
直接応募の前に、以下の5項目をチェックしておくといいです。
応募前の確認リスト
事業内容・主力サービスを採用ページで確認したか
募集職種の役割と求めるスキルがわかったか
履歴書・職務経歴書の誤字脱字を最終チェックしたか
志望動機が「なぜこの企業か」を具体的に書けているか
連絡先が現職にバレない設定になっているか
特に志望動機は「業界1位だから」「成長したいから」など他社でも当てはまる文面だと差別化できないので、その会社固有の事業や強みを志望理由に組み込むのがおすすめです。
書類を送る前に、家族や友人に1度読んでもらうと誤字脱字や読みづらい箇所に気づきやすくなります。
時間がなければChatGPTなどに「採用担当者目線で違和感のある表現を指摘してほしい」と聞くだけでも参考になりますよ。
転職活動の選択肢を広げたいなら、企業からスカウトが届くサービスも併用しておくと声がかかりやすくなります。
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転職エージェントに書類で落ちた後の直接応募はできる?
転職エージェント経由で書類選考に落ちた企業に、自分で直接応募を試したい人もいると思います。
同じ求人への再応募ができるのか、別の応募方法を取れる場合の注意点を順に説明します。
同じ求人にエージェント経由→直接応募は原則不可
同じ求人にエージェント経由で応募して書類落ちした場合、その後すぐに自分で直接応募しても通る可能性はほとんどありません。
採用担当者の側ではすでに同じ応募者の書類を確認して不採用にしているので、応募方法を変えても結果は変わりません。
エージェント経由の応募記録は企業側に残るため、直接応募し直しても新規の応募として扱われません。
直接応募の側で再応募するメリットはほぼないと考えてください。
書類で落ちたなら、まず担当エージェントに「不採用理由を企業に確認してほしい」と聞いてみるのが進めやすい流れです。
理由が「経験不足」なら、スキルアップや実績を作ってから1年後に再応募するほうが通る可能性が高いです。
別求人なら期間を空けて再挑戦できる
同じ会社でも別の求人なら、応募方法を変えて再挑戦できるケースがあります。
たとえばエージェント経由で営業職に応募して書類落ちした後、別職種(マーケティング職など)の直接応募は可能です。
ただし応募から1〜3ヶ月以上の期間を空け、前回の経験と新しい応募職種の関連性をまとめてから進めるのがおすすめです。
エージェントを利用したまま直接応募も並行する場合は、担当エージェントに「他職種で直接応募を検討している」と伝えておくと安全です。後でトラブルになるのを防げます。
別職種への再応募は、最初の応募から3〜6ヶ月は期間を空けるのが安全です。
短期間だと「前回も応募してきた人」と見られて印象が下がりやすいです。
書類落ちの原因をエージェント担当に聞いてから進める
エージェント経由で書類落ちした場合、次の応募に進む前に担当者から不採用の理由を聞いておくのがおすすめです。
エージェント担当は企業の人事と直接やりとりをしているので、書類落ちの理由を一部でも聞けることがあります。
経験不足が理由なら別求人や別エージェントへの切り替え、書類の見せ方が原因なら職務経歴書の修正、と次にすべきことが決まります。
理由を聞かずに自己流で直接応募を続けると、同じ原因で別企業でも書類落ちが続く可能性があります。
担当エージェントによっては「企業のNGコメントは伝えない」スタンスのケースもあります。
理由を聞いて納得感がないなら、別のエージェントに登録して書類添削を受けてみるのも進めやすいですよ。
転職エージェントを使いながら直接応募する進め方
転職エージェントと直接応募は併用できますが、同じ企業に重複応募すると選考停止や応募方法の確認が入ることがあります。
二重応募を避けるための原則と、エージェントへの伝え方を順に紹介します。
エージェントの併用方法については、以下の記事も参考になります。
同じ企業への二重応募は無効になる場合が多い
同じ企業に「エージェント経由」と「直接応募」の両方で応募すると、後から応募したほうは無効になるケースがほとんどです。
採用コストを二重に払わないため、企業は先に応募があったほうを有効として扱う契約をエージェントと結んでいます。
後から直接応募した場合、その応募はエージェント経由の応募として処理され、選考が並行で進むことはありません。
エージェントに紹介された企業を、後から直接応募し直す意味はないので、応募方法は最初に決めておきましょう。
逆に「直接応募してから後でエージェント経由に切り替え」も基本できません。
エージェント経由のサポートを受けたいなら、求人応募の段階からエージェントを通して応募してください。
エージェント経由の応募から先に進める
複数のエージェントと直接応募を併用するなら、まずエージェント経由の応募から進めて、エージェントが扱わない求人だけ直接応募に回すのがおすすめです。
エージェントは選考対策のアドバイス・書類添削・面接後のフォローなど、書類通過率と内定率を上げるサポートを無料で受けられます。
同じ企業を狙えるなら、エージェント経由のほうが内定獲得まで進みやすいからです。
直接応募は「エージェントの求人にない企業」「公的機関やベンチャーなど直接応募が中心の組織」に絞ると、両方の良いところを使い分けられます。
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直接応募した企業はエージェントに伝える
エージェントと直接応募を併用するときは、直接応募で動いた企業をエージェント担当に共有しておきましょう。
エージェントが知らないまま同じ企業を紹介してくると、二重応募扱いで企業との関係が悪化する可能性があります。
担当者に「自分で◯◯社に応募しているので、紹介の対象から外してほしい」と一言伝えておけば、トラブルを避けられます。
直接応募で選考が進んでいる企業の状況も、必要に応じて担当者に共有しておくと、他社の選考スケジュールの調整に役立ちます。
エージェント利用全体のメリット・デメリットは、以下の記事で詳しく解説しています。
エージェントとの併用に不安があるなら、まずは正社員経験が少ない人向けの相談先からチェックしてみるのもおすすめです。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
転職の直接応募で内定を取るためのコツ5選
基本的には転職エージェント経由の応募がおすすめですが、直接応募で内定を取りたい場合は自分で書類・面接対策を進める必要があります。
書類選考の通過率と内定率を上げるためのコツを5つに分けて紹介します。
自己分析を済ませてから進める
直接応募の前に、自分の強み・経験・転職で大事にしたいことを自己分析で言語化しておいてください。
自己分析が不十分だと、志望動機や自己PRが「成長したい」「貴社に貢献したい」など抽象的になり、書類選考で他の応募者と差別化できません。
過去の業務でどんな成果を出したか、なぜ転職を考えているか、転職先で何を実現したいかを自分の言葉で書き出しましょう。
自己分析の具体的なやり方は、以下の記事で詳しく解説しています。
自己分析シートを使うと考えがまとめやすいです。
1人で煮詰まったら、エージェントの初回面談を活用して第三者の視点で詳しく聞いてもらうのも進めやすいですよ。
企業研究で「自分ごとの志望動機」を作る
企業研究で集めた情報を、自分の経験や転職で大事にしたいことにつなげて志望動機を作成しましょう。
採用担当者は応募者の志望動機を見て「自社のことを理解した上で応募しているか」を判断しています。
会社概要、事業内容、ターゲット顧客、業界内の立ち位置を最低限押さえた上で、自分の現職での経験のうち、その企業で活かせる部分を明示しましょう。
企業研究のやり方をさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考になります。
志望動機は「業界1位だから」「成長したいから」など他社でも使えてしまう文面はNGです。
その会社の事業や強みのうち、自分が共感したポイントを1つ深く書くと熱量が伝わりやすいですよ。
面接対策で頻出質問を押さえる
直接応募の面接では、面接官から「自社で長く活躍してくれそうか」を見極める質問が中心になります。
直接応募の面接でよく聞かれる4つの質問
自分のやりたいこと(キャリアの方向性)
退職理由(前向きに整理できているか)
転職先の選定基準(応募企業を選んだ理由)
自分の強みと実績(数字・エピソードで裏付け)
それぞれに対して過去の経験・数字・具体的なエピソードを準備しておきましょう。
直接応募の場合、面接前に練習相手が見つかりにくいので、声に出して答える練習や録音して聞き直す練習を1人で繰り返してください。
面接質問の答え方をさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
回答は1問あたり90秒〜2分を目安にしましょう。
長すぎる回答は面接官の集中力を切らせるので、結論ファーストで簡潔に答える練習をしておくのが進めやすいですよ。
現役社員にカジュアル面談で話を聞く
直接応募の前に、応募先企業の現役社員からカジュアル面談で話を聞くと、書類選考に「自分だけの情報」を盛り込めます。
XやFacebookで気になる企業の社員を検索すると、カジュアル面談を受け付けている人が見つかります。
30分〜1時間の面談で、求人ページに載っていない実際の業務内容・チーム構成・社風を聞けると、志望動機に「現場のリアル」を反映できます。
知人や友人にその会社の社員がいる場合は、紹介してもらえないか聞いてみるのも進めやすい流れです。
カジュアル面談で聞いた情報は、面接の逆質問でも使えます。
「先日◯◯さんとお話しして◯◯について興味を持ったのですが、入社後はどう関われそうですか」のように使うと熱意が伝わりやすいですよ。
スケジュールを自分で管理する仕組みを作る
直接応募は応募から日程調整、書類提出、面接準備まで全部自分で進めるので、スケジュール管理の仕組みが必要です。
ExcelやGoogleスプレッドシートで「企業名・応募日・選考フェーズ・次のアクション・回答期限」をまとめておくと、複数社並行でも漏れが出にくくなります。
在職中の人は面接日が現職の業務と重なりやすいので、最低でも2週間先まで予定をブロックしておくと進めやすいです。
初めての転職活動の進め方は、以下の記事もあわせて参考になります。
スマホのカレンダーアプリで「面接前日に準備リマインダー」を設定しておくと、書類の準備や面接対策の見直しを忘れにくくなります。
複数社並行で進めるなら、リマインダーがないと書類提出や面接日を忘れて選考に響くことがあります。
複数社の管理が大変なら、選考スケジュール調整を担当者がしてくれるエージェントの併用もおすすめです。
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転職の直接応募についてよくある質問
直接応募について読者から多く寄せられる質問に、キャリアアドバイザーの視点で順に答えていきます。
直接応募の書類選考通過率はどれくらいですか?
直接応募の書類選考通過率は応募企業や経験で大きく変わります。
大手企業や人気企業ほど通過率が下がる傾向があります。
エージェント経由と比べて書類添削や推薦コメントが入らない分、自分の書類の完成度がそのまま結果に出ます。
書類の完成度に自信がないなら、まずエージェントを1社使って書類添削を受けてから直接応募に切り替える流れが進めやすいですよ。
看護師の転職は直接応募とエージェントどちらがおすすめですか?
直接応募のメール文例で気をつけるポイントは何ですか?
メール文例は「件名で要件と氏名を明示」「冒頭1〜2文で応募意思を伝える」「経歴は履歴書に書く前提でメール本文は簡潔に」の3点を押さえてください。
文字数は200〜400字程度が読みやすい目安です。
件名で要件が分かるようにしておくと、採用担当者の目に留まりやすくなりますよ。
1度落ちた企業に再応募してもいいですか?
同じ企業への再応募は基本的に1年以上の期間を空けてからが目安です。
1年未満で再応募しても、書類選考で落とされるケースが多いです。
前回の応募がいつだったか確認してから進めましょう。
エージェントの担当者を変更してほしいときの伝え方は?
担当者の変更は可能です。
「現在のサポート内容で◯◯が課題なので、より◯◯に詳しい担当者にお願いしたい」と問題と希望を具体的に伝えると、相手を不快にさせず変更できます。
電話や口頭で直接伝えるのが真摯な対応です。
担当者変更について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考になります。
転職の直接応募は自分に合う方法で進めよう
転職の直接応募は公的機関やベンチャーなど一部のケースで進めやすいですが、多くの場合はエージェント経由のほうが選考が通りやすいです。
書類選考や面接対策に自信がない、初めての転職で進め方が分からない、複数社並行で動きたいなら、エージェント経由を主軸にして直接応募を補完する流れがおすすめです。
逆に、応募先がNPOや公的機関、地方の中小企業、外資IT企業など直接応募が中心の組織なら、自分で進めるスタイルが向いてきます。
転職エージェントを比較したい方や、20代向けのおすすめ、エージェントの賢い使い方を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
転職エージェント選びで迷っているなら、まずは大手3社から比較してみるのが進めやすい流れです。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
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