【永久保存版】転職活動で行う企業研究のやり方をプロが徹底解説!
転職活動で企業研究をするやり方や目的、さらには業界研究との違いについて詳しく解説しています。
企業研究に役立つ3C分析のやり方についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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転職活動における企業研究とは
転職活動するにあたって企業研究は欠かせないものです。
そもそも、企業研究をする理由は大きく2つあります。
企業研究をすべき理由
- 選考通過率を上げるた
- 入社後のミスマッチを防ぐため
選考の前に企業研究をすることで、転職理由や志望動機が考えやすくなるだけでなく、面接に生かすことができます。
反対に、企業研究が不足していると、面接時に「なぜ入社したいかわからない」「入社意欲が低い」といった印象を与えてしまいお見送りになるケースが多いです。
末永
とくにONE CAREER PLUSやOpenwork、エンライトハウスなどの口コミサイトや会社見学、OB訪問などがおすすめです。
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ただ、口コミサイトにはその企業を辞めた人が投稿していることが多く、ネガティブな口コミが多いので、鵜呑みにせず3割程度で受け止めるのが良いでしょう。
【タイミング別】正しい企業研究のやり方
そもそも、企業研究のやり方だけではなく、どこまでやればいいのか分からない人も多いと思います。
それぞれ選考の段階別に選考前と内定獲得後に分けて解説します。
選考前
選考前の段階では業界研究を行ってから企業研究が一般的な流れとなります。
とくに、面接の際は企業研究が特に大事とされており、ある程度時間をかけて行いましょう。企業研究と業界研究の違いを以下にまとめてみたので、参考にしてみてください。
業界研究 | ◆特定の企業を選ぶ前におこなうもの ・どの業界がいいか迷っている人向け ・自分の方向性を選択する際に重要 →四季報や業界紙などで市場規模や代表的な企業など、業界全体の構造を大まかに把握する |
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企業研究 | ◆特定の企業を選んだ後におこなうもの ・書類選考や面接対策をしたい人向け ・入社後の定着や活躍をイメージしやすくする →コーポレートサイトやIR情報などで事業内容や経営理念など、企業の詳細な情報を把握する |
新卒時と異なるのは、中途採用の転職活動における企業研究は「=職種研究」と言えます。
なぜなら、中途採用は基本的に経験者採用であり、即戦力が求められるため職種研究をおこなうことで未経験の企業でも定着・活躍を面接官にアピールできます。
末永
とはいえ、企業研究に時間をかけたくないし、何をやったらいいのかわからない人は、転職エージェントを活用しましょう。
というのも、転職エージェントを利用すると、意外と時間のかかる企業研究や求人を自分で探すという手間を省くことができるのです。
キャリアアドバイザーが企業とあなたの双方のことを深く理解しているので、数ある求人の中からあなたの条件にあった求人を紹介してくれるのです。
末永
仕事で忙しくても、企業研究を後回しにしてしまうと書類選考や面接で志望度が伝わらず、お見送りになってしまう可能性が高いです。
そこで失敗してしまう可能性を未然に防ぐためにも、プロにアドバイスをもらいながら効率的に進めるのが一番です。
転職エージェントによって得意領域や、保有している求人が異なるので、2〜3社複数登録をして利用する転職エージェントを決めるのがベストですね。
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内定獲得後
内定獲得後のタイミングでも企業研究をおこないましょう。
内定が出た会社の働き方や職場の雰囲気など、入社後のミスマッチを防ぐために情報を集めます。
本当にこの会社に意思決定してもいいのかという点を判断するために、多くの情報を集めておきましょう。
とはいえ、実際に入社してみないと企業の実態は見えないので、実際に働いていた人の口コミなどを参考にするのがおすすめですよ。
とくにONE CAREER PLUSやOpenwork、エンライトハウスなどの口コミサイトや会社見学、OB訪問などがおすすめです。
企業研究には3C分析もおすすめ
企業研究シートや企業研究ノートは、新卒の就活で活用するケースが多く見られます。
ただ、転職では企業研究シート・企業研究ノートよりも3C分析がもっともメジャーな手法なので転職の際は3C分析で企業研究をすることをおすすめします。
また、3C分析のやり方がわからないという方はそれぞれ調べる内容を以下にまとめてみたので、ぜひ参考に企業研究をしてみてください。
調べる内容 | |
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CompanyのC (自社) |
・設立年月日 ・社員数 ・全国の営業所の数 ・売上、利益 ・どのように売上を出しているのか ・どういう価値提供をしてお金をもらっているのか |
CompetitorsのC (競合) |
・競合他社 ・自社と競合の強み ・どんなことに特化しているのか |
CustomerのC (顧客) |
・企業の顧客はどんな人なのか ・誰をターゲットにしているのか ・なぜお客がこの企業を選ぶのか |
「Company(自社)」「Competitors(競合)」「Customer(顧客)」の3つを調べてそれぞれ深堀することを3C分析と言います。
3C分析で重要なのは、この企業がどのようにして売り上げをあげているか調べることです。なぜなら、それを調べることで今後その企業が成長していけるのか、数年後数十年後どんな会社に成長するか予測できるからです。
また、この会社の競合は何社くらいあるのか、どんな会社なのかを洗い出しましょう。
さらに、他社と比べて差別化しているポイントを考えます。もちろん、こんな感じじゃないかな?程度で大丈夫ですよ。
他にも、消費者が企業のサービスを選ぶ理由を考えると、顧客目線から競合他社との違いに気づけますよ。
上記を踏まえて企業のコーポレートサイトを読み込んで、情報を調べることを繰り返すと企業のことが立体的にわかってくるはずです。
末永
そのため3C分析ができると、「事前に会社のことをよく調べてきているな」と面接の際に説得力があがり面接官に好印象を持たれます。転職活動の際に非常に有利になるので、ぜひやってみてください。
【テンプレ付き】企業研究を活かした志望動機
企業研究を通して得た様々な情報を元に転職理由や志望動機に紐づけることで面接対応に生かすことができます。
志望動機の作成ポイント
企業研究を活かした志望動機の作成ポイントをテンプレ化したので企業研究をどう面接に活用するか、わからないという方は以下を参考にしてみてください。
- 結論から述べる。
そして、「詳細申し上げます」と言い、下記を伝えていく。 - 御社であれば、〇〇の理由で転職目的が叶うと考えました。
- こちらの仕事は〇〇という業務を通して、〇〇といったクライアントへの貢献ができそうと考えています。
- ただ、〇〇のあたりは本当に大変だと思います。しかし、そこも覚悟をして、頑張りたいと思っています。
- その上で、これまでの〇〇の経験を、御社の〇〇などの場面で活かして、成果を出したいと思っています。
- 会社独自の理念など共感できるところを、自分の考えとともに話す。
上記の作成ポイントの手順を踏まえて自己分析と企業研究の情報を元に、記載したテンプレの流れで作成していくと以下の文章となります。
人材派遣業界の場合
私の転職目的と御社の経営方針に共感した部分が多くあり、御社を強く志望しております。
詳細を申し上げます。
私は、人材不足で困っている全てのお客様の力になりたいと考えているのですが、現職では社員数1,000名以上の大手企業としか取引しない方針になってしまいました。
御社は人材不足でお困りの全てのお客様にとって必要とされる会社でありたいという理念を掲げており、企業規模で区別することもなく、御社であれば私の思いを叶えられる会社であり転職目的が叶うと考えました。
こちらの仕事は各種書類作成やマッチング、派遣社員のフォロー業務などを通して、中小企業の人材派遣といった御社のクライアントへの貢献ができそうと考えています。
ただ、お客様の様々な採用課題をどのように解決に導けるかどう行動することで解決するかまだ足りないスキルがあり、これから身に着けるのは本当に大変だと思います。しかし、そこも覚悟をして、頑張りたいと思っています。
その上で、これまでの大企業向けの人材派遣の経験を、御社の中小企業の派遣業務などの場面で活かして、成果を出したいと思っています。
めんどくさい人向け!転職活動での企業研究を効率的にする方法
「企業研究をするのがめんどくさい!自分だけでは全部調べられない!」という方は転職エージェントを活用するのがおすすめです。
なぜなら転職エージェントは、企業の採用担当から直接求める人材像をヒアリングしていたり、その業界にいる人でないと知り得ないような密度の濃い情報を保有しているからです。
さらに、今のキャリアだとどのような業界・職種で活躍できるのかアドバイスをもらえますので、相談してみて損はないです。
また、企業研究のやり方がわからないという人も、キャリアアドバイザーが「この部分は調べておきましょう」と、調べておくと良いポイントを教えてくれます。初めて転職する人でも大きな安心感があるので、おすすめですね。
ただ、転職エージェントによって得意領域や、保有している求人が異なるので、2〜3社複数登録をして利用する転職エージェントを決めるのがベストですね。
以下に末永雄大オススメの転職エージェントをご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
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他にも企業研究をして、入社前に会社の雰囲気や働き方、仕事内容を知っておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
入社後のミスマッチが原因で早期退職に繋がらないように、以下のような口コミサイトで事前に企業情報をしっかりとおさえておきましょう。