転職フェアは意味がない?参加するメリット・デメリット・活用法を解説
転職フェアに参加したものの、企業説明を聞いただけで終わったり、「希望職種と関係ないブースばかりだった…」という声もあります。
しかし、マイナビ主催のフェアのように、来場者限定の特典が用意されている場合もあります。
本記事では、転職フェアに参加する際のメリット、デメリット、向いている人の特徴、ポイントなどを解説します。
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転職フェアは転職希望者向けの合同説明会
転職フェアとは、転職希望者を対象とした合同企業説明会のことです。
求職者は自由にブースを訪問し、企業の採用担当者から直接、事業内容や仕事内容、社風などについて説明を聞けます。
また、単なる情報収集の場にとどまらず、採用担当者に自分をアピールし、選考につなげる良い機会にもできます。
転職フェアは意味がないと言われる理由
転職フェアには多くのメリットがあるものの「参加しても意味がない」と感じる人がいるのも事実です。
理由はさまざまですが、「話を聞きにくい」「希望に合う企業を見つけにくい」などがあげられます。
ネガティブな意見が生まれる背景にはどのようなものがあるのか、以下より詳しく解説します。
人が多く話を聞きにくい
転職フェアの会場は、多くの参加者で混雑することが少なくありません。
とくに、知名度の高い企業や人気企業のブースには長い列ができ、話を聞くまでに長時間待つ傾向があります。
周りの声で担当者の話が聞き取りにくかったり、他の参加者が気になって落ち着いて質問できなかったりする場面もあります。
限られた時間の中でじっくりと話を聞くことが難しい点が、不満につながりやすいです。
参加するだけでは成果を得にくい
転職フェアは、目的なく参加しパンフレットを集めるだけでは大きな成果を得られません。
「どの企業の話を聞きたいのか」「どんな情報を得たいのか」といった明確な目的がなければ、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
その結果、どの企業も同じように見え「参加した意味がなかった」と感じやすくなります。
事前に興味のある企業を絞り、聞きたいことを準備しておくことで、限られた時間でも実りある情報収集が可能です。
ネットでも手に入る情報が多い
転職フェアで得られる情報は、ネット上で得られるものがあることも事実です。
企業の公式Webサイトや転職サイト、社員の口コミサイトなど、インターネット上にあらゆる情報があふれています。
企業の基本的な情報や求人内容は、転職フェアの会場に足を運ばなくても、自宅のパソコンやスマートフォンで手軽に収集可能です。
ネットで見た情報と同じ内容の説明しか聞けなかった場合、意味がなかったと感じやすくなります。
自社の良い面についてばかり話す
転職フェアに参加する企業の採用担当者は、自社の魅力を伝え、一人でも多くの優秀な人材に応募してもらうのが仕事です。
そのため企業ブースでの説明は、事業の成長性や福利厚生の充実度、やりがいのある仕事内容など、ポジティブな側面に偏りやすくなります。
求職者が本当に知りたい残業時間の実態や人間関係、仕事の厳しい側面といったネガティブな情報については、なかなか触れられない傾向です。
転職フェアに参加しても企業の実態を正確に把握できなければ、求職者の不安や不信感を強める結果になりかねません。
希望に合う企業を見つけにくい
転職フェアに出展するのは、IT・メーカー・金融・サービス業など、幅広い業界の企業です。
選択肢が多いというメリットがある反面、自分の希望する業界や職種が明確な人にとっては、関係のない企業が多すぎると感じます。
自分のキャリアプランに合わない企業ブースばかりが目に入ると、参加したメリットを感じにくくなります。
すでに希望する業界や職種が決まっている場合、転職フェアよりも転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェントであれば、綿密なヒアリングをもとに、あなたの希望条件に合う求人をピンポイントで紹介してくれます。
的確な求人提案を受けたい人は、転職エージェントを使ってみてください。
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各転職エージェントの評判については、以下の記事で解説しています。
転職フェアに参加するメリット
転職フェアには、Webサイトでの情報収集だけでは得られない大きなメリットが存在します。
目的を持って臨めば、転職活動を有利に進めるための貴重な情報を得られます。
転職フェアの具体的なメリットについて、以下より見ていきましょう。
転職フェアに参加するメリット
企業との相性を事前に見極められる
転職フェアへの参加は、応募前に企業の「現場の声」を聞けることが大きなメリットです。
公式サイトの文章や写真だけではわかりにくい、社員の雰囲気や社風を肌で感じられるためです。
採用担当者と直接話すことで、企業の文化や価値観が自分に合っているか、判断する材料が得られます。
また、企業のリアルな姿を事前に知ることで、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。
選考に進みたい企業にアピールできる
応募したい企業が出展しているなら、転職フェアは絶好のアピールの場です。
採用担当者に自分の経歴やスキル、仕事への熱意を直接伝えることで、顔と名前を覚えてもらえる可能性があります。
熱心に質問する姿から意欲が高いと評価され、他の応募者より一歩リードすることも期待できます。
転職フェアは情報収集だけでなく、選考を有利に進めるためにも活用しましょう。
短時間に多くの企業から情報を得られる
転職フェアでは、複数の企業が同じ場所に集まっているため、一日で多くの企業の情報に効率よく触れられます。
一社一社説明会に申し込む手間を考えると、移動時間なくさまざまな企業の話を聞けるのは効率的です。
また、これまで視野に入れていなかった優良企業と思いがけず出会えるチャンスもあります。
応募に結び付かなかったとしても、転職活動に役立つ情報を得られるのはメリットの1つです。
目指す業界の全体像や業務内容がわかる
すでに転職したい業界が決まっている場合、転職フェアはその業界を深く理解する良い機会になります。
同業他社のブースをいくつか回ることで、各社の強みや弱み、事業戦略の違いが見えてくるためです。
また、業界全体のトレンドや求められるスキルの把握、今後の展望の比較検討にも役立ちます。
目指す業界の全体像を把握することで、自分のキャリアプランを具体的に思い描くことが可能です。
自分のキャリアや仕事への考え方を整理できる
転職フェアに参加し、さまざまな企業の担当者と話すプロセスは、自分自身と向き合うきっかけにもなります。
担当者からの質問に答えたり、他社と比較したりする中で、自分が仕事に何を求めているのかが明確になるためです。
さらに、自分の強みや弱み、今後のキャリアで実現したいことなど、自己分析を深めることにも役立ちます。
転職の軸が定まることで、その後の転職活動をスムーズに進められます。
転職フェアに参加するデメリット
参加するメリットが多い転職フェアですが、いくつかのデメリットも存在します。
デメリットについても事前に把握しておくことで、転職フェアを有意義に過ごすための対策を立てたり、そもそも参加すべきかを判断したりできます。
どのようなデメリットがあるのか、この機会に理解を深めておきましょう。
転職フェアに参加するデメリット
転職したい企業に出会えるとは限らない
転職フェアは多数開催されていますが、自分が転職したいと考えている企業が出展しているとは限りません。
転職フェアの出展企業は、主催者や開催時期によって異なるためです。
とくにニッチな業界や特定の職種に絞って転職活動をしている場合、希望に合う企業が全く出展していないおそれもあります。
「期待していったものの収穫がゼロだった」という人も少なくありません。
転職フェアにいって「良い求人がなかった」とがっかりしたくない人は、転職エージェントの利用がおすすめです。
最初から転職者の希望条件に合う求人「だけ」を紹介してくれるため、収穫ゼロで終わる可能性が低いです。
良い求人に出会えず空振りに終わるのを避けたいなら、転職エージェントに相談してみましょう。
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人気企業は待ち時間が長く回りきれない
転職フェアに参加するデメリットの一つとして、人気企業は待ち時間が長く回りきれないことが挙げられます。
有名企業や成長が著しい人気企業のブースには、多くの求職者が殺到するためです。
説明を聞くために1時間以上待つことも珍しくなく、待機だけで時間を消費するおそれがあります。
事前に興味のある企業を絞り込んでおいたり、人気企業に固執せずブースを回ったりすることがおすすめです。
ライバルが多い
転職フェアの会場には、あなたと同じように意欲の高い転職希望者が多く集まっていることもデメリットになりえます。
人によっては、他の参加者が採用担当者と熱心に話している姿を目の当たりにし、気後れしてしまうおそれがあるためです。
また、同じ企業を目指すライバルの存在を意識することで、プレッシャーを感じてしまう人もいます。
転職フェアでは、周りの雰囲気にのまれない強い意志が求められる場面も多いです。
ライバルの存在を意識したくないなら、対面ではなくネット上で転職活動を進められる転職エージェントのほうが適しています。
転職フェアが向いている人の特徴
転職フェアへの参加が有益になるのは、特定の状況にある人たちだといえます。
具体的には、「気になっている企業が出展している」「多くの企業から情報を集めたい」人などです。
以下の特徴に当てはまるなら、ぜひ転職フェアへの参加を検討してみましょう。
気になっている企業が出展している
以前から興味を抱いていた企業が転職フェアに出展するなら、迷わず参加しましょう。
採用担当者と直接話し情報を得たり、あなた自身をアピールしたりする絶好の機会となるためです。
転職フェアによっては、Webサイトだけではわからない社内の雰囲気を感じ取れたり、自分の熱意をアピールすることで、選考を有利に進められたりする可能性があります。
転職フェアで得た情報や気づきを、今後の転職活動に活かしましょう。
多くの企業から話を聞きたい
「転職したいけど、まだ具体的な業界や職種は決まっていない」という人にとって、転職フェアは視野を広げる良い機会です。
さまざまな企業の話を聞くことで、これまで知らなかった仕事の魅力に気づいたり、自分の意外な適性を発見したりできるためです。
自分一人で情報収集をしていると、過去の経験や既存の知識という枠の中でしか企業を探せません。
しかし転職フェアに参加し話を聞くことで、あなたが今まで選択肢になかった職種との出会いが期待できます。
「まずは幅広く情報収集をしたい」という、転職活動の初期段階にいる人にも転職フェアはおすすめです。
転職活動の意欲を高めたい
転職フェアへの参加は、転職活動のモチベーションを高める効果が期待できます。
転職フェアの会場に足を運ぶと、多くの企業担当者や転職希望者の熱気に触れられるためです。
転職フェアの雰囲気から刺激を受けることで、「自分も頑張ろう」という気持ちになれます。
転職活動の意欲を高めたい人にとって、転職フェアへの参加は良い刺激につながります。
ネットだけではわからない具体的な情報を得たい
転職フェアが向いている人の特徴として、ネットだけではわからない具体的な情報を得たい人が挙げられます。
転職フェアでは採用担当者との対話をとおして、リアルな情報を引き出せるためです。
「実際の残業時間はどのくらいですか?」「若手でも意見を言いやすい雰囲気ですか?」といった具体的な質問をすることで、企業の本当の姿が見えてきます。
社風や人間関係など、求人からは把握しづらい情報を知りたい人におすすめです。
大手が開催しているおすすめの転職フェア
日本全国でさまざまな転職フェアが開催されていますが、参加するなら出展企業数や運営実績が豊富な大手企業が主催するフェアがおすすめです。
多くの企業が参加しており、転職活動における情報収集や比較検討に役立ちます。
以下より、代表的な3つの転職フェアを紹介します。
マイナビ転職フェア

出典:マイナビ転職フェア
マイナビエージェントが主催する転職フェアは日本最大級の転職イベントの一つで、50ヵ所以上のエリアで年間100回以上開催されています。
来場者アンケートでは、「応募したい企業が見つかった」が18%、「面接の予約をした」が9%という結果も出ており、その場で行動に移す求職者が一定数いることがわかります。
また来場者の83%が、フェア参加後に転職活動の前進を実感しており、多くの人が満足していることが伺えます。
転職活動をサポートする講演や、キャリア相談コーナーで応募書類へのアドバイスもおこなわれているため、参加するメリットが大きいです。
doda転職フェア

出典:doda(デューダ)
dodaが主催する転職フェアは、来場者の過半数を20代後半~30代前半の大卒以上の若手中堅層が占める点が特徴です。
そのため、若手層の採用に困難を感じている企業はもちろん、「即戦力となる人材を求める企業」や「将来の幹部候補を確保したい企業」が参加しています。
「ITエンジニアのためのdoda転職フェア オンライン」のような、業界・業種特化型の転職フェアも開催しており、特定の業界・業種を目指す人にも適しています。
また、相性が良ければそのまま選考に進めることもあるため、転職スピードを重視する人にもおすすめです。
リクルートエージェント転職フェア

出典:リクルートエージェント
リクルートエージェントが主催する転職フェアは、自己分析・企業選び・面接など、転職活動のフェーズごとに役立つセミナー・イベント・フェアが多数用意されているのが特徴です。
参加者の約85%が「非常に満足」もしくは「満足」と回答しており、転職活動に役立つ情報を得られる可能性が高いといえます。

出典:リクルートエージェント
なお、オンラインでも積極的に開催されているため、ネットがつながる場所であればどこからでも参加可能です。
リクルートエージェントのセミナーがどのようなものか知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。
転職フェアを有効に活用するためのポイント
転職フェアで得られる成果を最大限高めるためには、「多くの企業ブースを回る」「転職フェアでしか得られない情報を集めることを意識する」など、いくつかのポイントがあります。
具体的にどのようなポイントがあるのか、以下より詳しく解説します。
事前に業界・企業が求める人材に関する情報を集める
転職フェア参加前に出展企業リストに目をとおし、話を聞きたい企業の公式Webサイトや求人情報から、事業内容や求める人材像を把握しておきましょう。
事前に知識を入れておくことで、当日に具体的な質問ができるようになり、採用担当者に良い印象を与えられます。
たとえば、新規事業についての情報を得ているなら「事業の詳細」や「どのようなスキルを持つ人が活躍しているか」など、一歩踏み込んだ質問が可能です。
真剣に企業研究をおこなったことを伝えられれば、意欲的な候補者として採用担当者の記憶に強く残ります。
できる限り多くの企業ブースを回る
目的の企業だけでなく、少しでも興味をひかれた企業のブースには、積極的に足を運ぶようにしましょう。
思いがけない優良企業との出会いや、新しいキャリアの可能性を発見できるチャンスがあるためです。
視野を狭めず多くの選択肢に触れることが、転職フェアを有効活用するために重要となります。
限られた時間で効率よく回るため、会場マップを事前に確認し、回る順番を大まかに決めておくとスムーズです。
Webやパンフレットでは得られない情報を集める
採用担当者と直接話せる貴重な機会を活かし、Webサイトやパンフレットには載っていない情報を引きだすことを意識しましょう。
転職フェアでしか得られない情報を集めることで、今後の転職活動に活かしていけます。
たとえば、「評価制度はどのように運用されていますか?」「入社後に活躍している人はどのような特徴がありますか?」など、具体的な質問を用意しておくのが有効です。
企業のリアルな姿が見えてくることで、どのような企業に応募するべきか比較検討できます。
転職フェア後にお礼のメールを送る
転職フェアで対応してもらった採用担当者に対して、当日か翌日中にお礼のメールを送りましょう。
丁寧なアフターフォローは、あなたの熱意と誠実さを伝え、他の候補者との差別化につながります。
時間を割いてもらったことへの感謝を伝えた上で、「フェアでとくに印象に残った点」や「興味が深まった点」を具体的に伝えると好印象です。
今後の転職活動につなげるためにも、お礼のメールを送るのがおすすめです。
転職フェア参加前に主催の転職エージェントに登録しておくのがおすすめ
転職フェアへの参加を有意義にするため、主催の転職エージェントに登録しておくのが有効です。
事前に登録することで、以下のようなメリットがあります。
転職フェア参加前にエージェントに登録するメリット
- 受付での手続きがスムーズ
- 採用担当者との個別面談ブースを利用できる場合に備えて、面談練習を実施しておける
- エントリーシートの提出を求められた際、エージェントと事前に作成したものをすぐに提出できる
とくにマイナビエージェントが主催の転職フェアなら、「イベント特別スカウト」という、来場者を対象にしたサービスを受けられます。
フェア当日、事前に登録した職務経歴書やプロフィールに興味を持つ企業から、面談希望の特別スカウトメールが届くサービスです。
出展企業の採用担当者が職務経歴やプロフィールをもとにスカウトするため、経験を活かせる企業や思いもよらなかった企業との新たな出会いが期待できます。
マイナビ転職フェアに参加する場合は、事前にマイナビエージェントに登録しておきましょう。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
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国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
転職フェアに関するよくある質問
ここまで解説した内容以外にも、転職フェアについて気になっていることがあるかと思います。
ここからは、転職フェアに関するよくある質問に回答していきます。
転職フェアに履歴書は不要?
多くの転職フェアでは、履歴書や職務経歴書は不要です。
しかし、一部の企業では、その場で選考に進み応募書類の提出を求められることがあります。
また応募書類を持参していると、採用担当者に経歴を説明する際にスムーズです。
基本的には不要ですが、念の為用意しておくと安心です。
転職フェアにはどんな服装で参加すれば良い?
転職フェアの服装に明確な決まりはありませんが、ビジネスシーンにふさわしい格好を心がけるのが基本です。
アパレルやIT業界など、比較的自由な社風の企業が多いフェアでは、オフィスカジュアル(ジャケット着用など)でも問題ありません。
判断がつかないようなら、リクルートスーツを選ぶと確実です。
いずれの業界でも清潔感を第一に考え、企業の採用担当者に失礼のない服装を選びましょう。
転職フェアに必要な持ち物は?
転職フェア当日に持っていくべきものは複数あります。
具体的には「A4サイズの資料を折らずに収納できるカバン」や「担当者の話を書き留める筆記用具とメモ帳」、「資料をきれいに整理するためのクリアファイル」などです。
また、その場で企業情報を確認したりメモを取ったりする際に、スマートフォンも役立ちます。
転職フェアは予約が必要?
参加方法は、転職フェアごとに異なっています。
なかには予約不要で自由に参加できるものもありますが、会場の規模が限られているため、事前予約が必要なイベントがほとんどです。
また事前予約をしておくと、当日の入場がスムーズです。
参加したいフェアが決まったら、早めに公式サイトを確認し、必要に応じて予約をおこないましょう。
大手が開催しているおすすめの転職フェア
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転職フェアは途中退室できる?
転職フェアは自分の都合に合わせて、いつでも途中入場・途中退室が可能です。
仕事の都合で参加できる時間が限られている場合でも、短時間だけ立ち寄り、目的の企業のブースだけを回ることもできます。
また、一度退室しても、開催時間内であれば再入場できる場合が多いため、入退場自由で参加可能です。
転職フェアで内定を取れることがある?
転職フェアのその場で内定が出ることは、基本的にありません。
しかし採用担当者は、転職フェアの面談においても、募集職種とのマッチングをはかり、自社に合う優秀な人材を見極めています。
企業によっては、その場で面接の確約や内定を出すこともあり、転職フェアへの参加が内定獲得の近道になることも期待できます。
参加に費用はかかりますか?
転職フェアへの参加に費用はかかりません。
求職者は無料で入場し、各企業のブースを訪問できます。
転職フェアの運営費用は、出展企業が支払う出展料でまかなわれているため、参加者は無料となっています。
ただし、会場までの交通費は自己負担です。
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その場で面接を受けることはありますか?
転職フェアの当日に、正式な面接がおこなわれることはほとんどありません。
しかし転職フェアでは、あなたの質問内容や受け答え、熱意はすべて評価の対象となります。
そのため、採用担当者との会話そのものが「実質的な選考の第一歩」と考えるべきです。
ブースでの会話で好印象を与えられれば、選考を有利に進められる可能性があります。
参加するメリット・デメリットは何ですか?
転職フェアに参加する大きなメリットは、Webサイトだけではわからない企業の雰囲気や社員の生の声に直接触れられることです。
短時間で多くの企業を比較検討できる「効率の良さ」も魅力といえます。
一方デメリットは、必ずしも自分の希望に合う企業が出展しているとは限らないことです。
また、人気企業ブースの混雑により、思うように話を聞けないおそれもあります。
事前に出展企業を調べ、目的意識をもつと、転職フェアのデメリットを補いメリットを最大化できます。
転職を急いでいない人でも参加していいですか?
転職フェアには、転職を急いでいない人でも積極的に参加することをおすすめします。
すぐに転職するつもりがなくても、情報収集の場として有益なためです。
さまざまな業界や企業の話を聞くことで、自身のキャリアを見つめ直す良いきっかけにもなります。
また、自分の市場価値を客観的に把握したり、将来のキャリアパスの選択肢を広げたりすることも可能です。
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何社くらいの企業から話を聞けばいいですか?
訪問する社数に明確な決まりはないですが、5社〜10社程度を目安にしましょう。
本命の企業を2〜3社に絞り、次に関心のある同業他社や関連業界の企業を数社訪問するのが効率的です。
時間に余裕があれば、これまで視野に入っていなかった業界の企業にも立ち寄ってみましょう。
数をこなすより、一社一社から深い情報を引き出す意識が、転職フェア参加の満足度を高めます。
転職フェアは新卒向けの合同説明会と異なり、参加者は社会人経験を持っていることを前提とします。
そのため、実践的かつ具体的な質疑応答がおこなわれる傾向です。