20代で転職を検討されている方へ


悪い印象を与えない転職エージェントへの断り方

転職活動には「まさか」がつきものです。労働市場がこれだけ流動化すると、思わぬことが起きます。

転職エージェントを利用して転職活動をしているときでも「まさか」や「思わぬこと」が起きます。そのとき、支援を受けていた転職エージェントを断らなければならないシチュエーションが生まれます。

そのとき求職者は、転職エージェントをどのように断ったらいいのでしょうか。

メールを送って終わらせることは「大人の対応として」問題があるのでしょうか。

転職エージェントに断りを入れる5つのシチュエーション

まずは転職エージェントを断るシチュエーションを考えてみましょう。

どのような事態に陥ると、求職者は転職エージェントを断らざるをえなくなるのでしょうか。

①転職エージェント利用自体を断る

ひとつめの「断らざるを得ない状況」は、転職エージェント自体を断るときです。
例えば親が経営している会社に入社するときなど、転職活動を完全にやめるときは、転職エージェントの支援が不要になります。

もしくは、「留学が決まらなければ働かなければならない」と決めていた人が転職活動を始めたものの、留学が決まって転職活動を中断する、というケースも考えられます。

この場合、どうしたらいいでしょうか。

②紹介された求人を断る

転職エージェントは複数の企業を紹介してくれるはずです。

しかし可能性としては、どの会社も気に入らない、ということも起こり得ます。

このとき求職者は「自分のために懸命に求人を探してくれているのに、断ってばかりで申し訳ない」という気持ちになるでしょう。

それでもなお「自分が行きたい会社はそこではない」と思ってしまったら、どのように断ったらいいでしょうか。

③選考中に断りを入れる

転職エージェントから紹介された企業に応募書類を送ったところ、書類審査が通って採用面接の日程が決まったとします。

または、1次面接が通過して2次面接の日程が決まったとします。

これらの段階で、その会社に入社することができない事情が現れたとします。転職エージェントにどのように伝えたらいいでしょうか。

④他で内定が決まったので断る

転職エージェントから紹介された企業の選考が進んでいるときに、別ルートで接触した企業から内定をもらったら、どのように対応したらいいでしょうか。

「内定した会社に入りたいが、転職エージェントに紹介してもらった会社も決して悪いわけではない」という場合、どうしたらいいのでしょうか。

⑤入社を控えて内定を辞退する

転職エージェントに紹介してもらった会社の採用選考をすべてパスし、内定が出て、本人もその内定を受諾して、あとは入社日にその会社に行くだけ、という段階になって、入社を断らなければならなくなることもあります。

例えば父親が急に倒れて実家の農家を継がなければならなくなる、といったケースが考えられます。

もしくは入社日前日、原因不明の不安に襲われて、「あの会社に入りたくない」と思ってしまったら、その会社と転職エージェントにどのように伝えたらいいでしょうか。

 

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転職活動始めてみたはいいものの、なんだかうまくいかない・・・
この記事に辿り着いた方は、転職エージェントの利用に対して悩みを抱えているのではないでしょうか。

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転職エージェント利用の断り方

転職支援サービスを受けてきた転職エージェントを断る方法を紹介します。

転職エージェント利用停止には三つの方法がある

転職エージェントの利用を停止するにはおもに3通りあります。

①サイトでの退会手続き

転職エージェントの利用は、転職エージェントのサイトに個人情報を入力して登録するところから始めたはずです。これが入会手続きになります。

そのため転職エージェント企業によっては、同じサイトに退会手続きを設定していることがあります。

サイト上の手続きにのっとって入力していけば、キャンセルの内容が転職エージェントの担当者に届き、利用を停止することができます。

②メールで断る

転職エージェントを断る場合、本来は会って事情を説明したうえで利用キャンセルを伝えたほうがいいのですが、面談どころか電話をする勇気も出てこないとき、せめて丁重なメールは送りましょう。

転職エージェントを断るときのメールの文章例を紹介します。

〇〇様(転職エージェントの名前)

お世話になっております。

本日メールをしたのは転職活動の件ではありません。

実はこの度、〇〇することになり、転職活動を中断することに決めました。

そこで転職エージェントサービスの利用を停止していただきたいのです。

本来はお会いして事情をお伝えしなければならないところですが、これまで受けた〇〇様の支援のことを考えると、切り出しにくかったので、メールで事情をお伝えした次第です。

転職エージェントサービスの利用中断に必要な手続きがありましたら、ご教示いただければ幸いです。

〇〇(本人のフルネーム)

③直接会って断るか、または電話で断る

もし電話をする勇気がわいたら、やはりメールを送るより電話をしたほうがいいでしょう。

そして転職エージェントに直接会って断る場合も、まずは電話を入れましょう。

その際、次のように切り出してみてはいかがでしょうか。

もしもし、〇〇です、お世話になっております。

今日電話をしたのは転職活動の相談ではないのです。実は〇〇することになりまして、転職活動を中止することになったのです。

それでもしお時間をつくってくださるなら、直接会って〇〇するに至った経緯について説明させていただきたいのです。

もちろん〇〇さんはお忙しいと思いますので、この電話でサービスの終了となっても異存はございません。

紹介された求人を断る

転職エージェントから紹介された求人を断るとき、「なぜその会社ではダメなのか」ということを、しっかり担当者に伝えたほうがいいでしょう。

なぜ、その求人が違ったか明確にしましょう

例えば、求職者が転職エージェントからの求人紹介を立て続けに3回断ったら、申し訳ない気持ちが募って「ここの転職エージェントの利用を中止して、他社のサービスに切り替えようかな」と考えるかもしれません。

しかし、転職エージェントは、紹介した求人を断られることを気にしていません。

むしろ、「必ずこの利用者さんにマッチする企業を探し出す」と意気込むでしょう。

ただ求職者は、転職エージェントが紹介した求人を断るときは、「なぜこの求人票ではダメなのか」をしっかり伝えてあげてください。

給料、通勤時間、業務内容、通勤時間、勤務場所など、どの条件が引っかかったのかを伝えることで、転職エージェントは求職者の情報を集積することができます。

紹介された求人を断るのが気まずいから転職エージェント企業自体を変えてしまうことは、担当者にとっても損ですし、何より求職者自身が損をします。

転職エージェント企業を代えることは、現在の担当者との間にできた信頼関係を崩すことであり、なおかつ、同じ信頼関係を次の転職エージェント企業の担当者といちから築いていかなければなりません。

それは転職活動の時間を浪費することにほかなりません。

やはり「メール、電話、会って」断ろう

紹介された求人の断り方も

  1. メール
  2. 電話
  3. 直接会って伝える

の3つがあります。

紹介を受けた求人を断るだけで、同じ転職エージェントに引き続き支援を依頼するのであれば、メールや電話で断っても礼を失することにならないでしょう。

選考中に断りを入れる

転職エージェントが紹介してくれた企業へのアプローチがスタートした後に、転職活動を中断しなければならなくなったときの断り方を紹介します。

一次選考

求職者が、書類選考がとおり、1次選考(初回の採用面接)の日程が決まった後に面接を受けないことを決めたとします。

求職者がそれを転職エージェントに伝えると、転職エージェントから「1次選考はせめて受けてください」と懇願されるかもしれません。

それは転職エージェントには「企業との付き合い」があるからです。

転職エージェントは、求人を出してくれる企業との信頼関係を大切にしています。

そのため「1次選考をすっぽかすような人」を企業に紹介したことになると、転職エージェントの信頼に傷がつきます。

求職者のほうでも1次選考を辞退するのは「それなりの理由」があるからでしょう。

しかしここは転職エージェントの「顔を立てる」意味でも、1次面選考に臨んでみてはいかがでしょうか。

面接を受けてみたらその会社のよさがわかるかもしれません。

二次・最終選考

求職者が、2次選考(面接)や最終選考(面接)の日程が決まった後に断ることは、遠慮しなくていいでしょう。

なぜなら1次選考を受けてその会社に入社したくないと判断したわけなので、「自分の目でみた結果」だからです。

事実をそのまま転職エージェントに伝えてください。

例えば以下の理由であれば、そのまま転職エージェントに伝えても問題ありません。

  • 採用担当者が横柄だった
  • 人事担当者から業務内容を詳しく聞いてみて、事前にイメージしていたこととかけ離れていた
  • もう少し転職活動を続けてほかの企業をみたい

メールでの断り方

企業の選考中に、転職エージェントにメールで断る意向を伝えるときの文章例を紹介します。

○○会社、〇〇様

お世話になっております。

3日後に△△株式会社様の最終面接が控えているのですが、この企業への転職を断念しようと思うに至りました。

こちらの企業への仲介では〇〇様には大変ご尽力いただいたのですが、先だっての2次面接で人事部長からお話を聞いたときに、「その労働条件では働きにくい」と感じたのです。

気になった労働条件は□□です。また、やはり通勤時間の長さが気になります。

率直に申し上げますと、仮に最終面接にパスして内定をもらっても、お断りする可能性が高まりました。

まずは〇〇様にお伝えしてから、対応を検討したいと思いました。

ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

〇〇(本人のフルネーム)

他で内定が決まってしまった

転職活動では、求職者が転職エージェントの支援を受けながら、それとは別に独自ルートで転職先を探すことは珍しくありません。

求職者が独自ルートで採用面接を受けた企業から内定をもらい、転職エージェントの支援がもう必要なくなったら、どのように断ったらいいでしょうか。

特に、独自ルートのことを転職エージェントの担当者に黙っていた場合、事実を告白する勇気が出ずに、「いい加減な嘘をついて転職エージェントサービスを中断してもらおう」という誘惑に駆られるかもしれませんが、それはやめたほうがいいでしょう。

なぜなら転職活動も立派なビジネスだからです。ビジネスで嘘はご法度です。ビジネスの嘘は「いつかバレます」

他で内定が決まった状況で、なぜそちらを優先したかを伝えよう

他のルートで内定が決まったら、そのまますべてを転職エージェントに伝えてください。

なぜならそれが「転職エージェントのためになる」からです。

先ほどのケースでいえば、転職エージェントは、求職者の独自ルートに負けたわけです。

求職者が独自ルートで探した企業より魅力的な企業を紹介できなかったのは、転職エージェントの力量不足かもしれないのです。

また、求職者が独自ルートを使ったということは、転職エージェントを100%信頼できなかった証拠です。

したがって、他で内定が決まったことを伝えると、転職エージェントは一時的には落ち込むかもしれませんが、しかしそれが次の仕事の糧(かて)になるのです。

メールでの断り方

もし他のルートで内定を得たことを、電話や直接会って伝えることがしにくかったら、メールを送ってみてください。文章例を紹介します。

〇〇様

お世話になっております。

今日は別件でメールさせていただきました。

実は〇〇様には黙っていたのですが、今回の転職活動では、父親や友人たちにも「いい就職先があったら紹介してほしい」とお願いしていました。

〇〇様に嘘をつくつもりでそのことを話さなかったのではなく、父親も友人も「探してはみるけど期待しないでほしい」と言っていたのです。

私としては、〇〇様から支援してもらって転職することになるだろうと思っていました。

ところが父親が、取引先の会社が求人していることを聞きつけ、しかもコネクションを使って内定の段取りをつけてくれたのです。

私もその会社について調べましたが、「自分に合っているかもしれない」と感じました。

そこで〇〇様からの支援を終了させていただきたいのです。

サービスの停止に必要な手続きなどをご指導ください。

〇〇(本人の名前)

追記、

お電話する勇気が出ず、メールで失礼させていただきました。

入社を控えて内定を辞退する

転職エージェントが紹介してくれた会社への入社日が決まった段階で「辞退しなければならない事情」が発生したら、どのようにしたらいいでしょうか。

この行為は、どれほど丁重に謝罪しても、転職エージェントの顔に泥を塗ることになりますし、何より入社予定企業に多大な迷惑がかかります。

繰り返しになりますが、職探しから入社までの転職活動は立派なビジネスです。つまり入社を控えての内定辞退は、「ひとつのビジネスを破綻させるようなもの」と理解して、覚悟を決める必要があります。

入社拒否を表明する前に、今一度、「本当にその会社を蹴ってしまっていいのか」「それが最良の選択なのか」と自問してみてください。

それでもなお「いまここでこの会社の入社を辞退しないと一生後悔する」と判断できたら、次の章で紹介する対応を実行してください

断る際に必要なこと

ビジネスである以上、誰かが得をして誰かが損をすることは仕方がないことです。

企業がぜひ入社してもらいたかった内定者を失う損失も、顔に泥を塗られた転職エージェントの損失も、「仕方がないこと」です。

したがって、求職者が内定を応諾した会社への入社を拒否することも、「仕方がないこと」です。「仕方がないこと」なので、罰則もペナルティもありません。

ただ、入社を断る準備はしっかり進めてください。

自分での基準が明確にできる

内定後に入社を断るには、自分の基準を明確にすることが欠かせません。

例えば、内定をもらったときは「この会社でいいや」と思ったものの、入社日が近づくにつれて「もっと大きな会社に入りたくなった」結果、入社を辞退する場合、それはビジネス界では単なるわがままと認識されます。

したがってこの求職者は、「二度とこのようなことはしない」と心しなければなりません。

関係者に多大な迷惑をかけたことを想像し、その損失を償うことはいまの自分にはできないことを肝に銘じる必要があります。

このような反省を通じて、ビジネスパーソンとしての「軸」ができあがるでしょう。それこそが「自分の基準」です。

つまり、内定受諾後に入社を断るという「ビジネス上の失態」を演じてしまった後に「自分の基準」を再構築することで、次の仕事で活躍できる道が拓けるのです。

新たな気づきがある

求職者は転職エージェントにしっかりお詫びをして、なぜこのような事態に陥ったのか説明しましょう。

ただ、実は転職エージェントは、いわゆる「ドタキャン」リスクを常に想定しています。自分が担当する求職者が内定内諾後に入社拒否したのは、恐らく初めてではないはずです。

そのため転職エージェントのほうでも、求職者が入社を拒否することを見抜けなかったことを悔やんでいるはずです。

だから転職エージェントは、求職者から入社拒否に至った経緯を聴きたいのです。

そして転職エージェントはその求職者に、ビジネスマナーや人と人との信頼関係の重要性についてフィードバックしてくれることでしょう。

そのフィードバックもやはり、求職者が「新たな自分の基準」を築き上げるのに有効になるはずです。

今のエージェントは断るけど、転職活動は続けたい!という方へ

いかがでしたでしょうか。

皆さんの中には、ある程度エージェントの方とやりとりをした上で、「担当アドバイザーとソリが合わなくて・・」という悩みから、エージェント利用を断ろうと考えている方もいるのではないでしょうか。こういう悩みを感じた方なら、アドバイザーの質の重要性を自分の肌で感じた方も多いと思います。

今のエージェントは断るけど、転職活動を続けたい!という方は、新たに別のエージェントに登録して、自分に合うアドバイザーを探すことをおすすめします。

個社名によらず、各エージェントの質には差があるため、合わないエージェントにマッチする、ということは珍しいことではないです。だからこそ、自分に合うエージェントを探すためには、1社のみの利用では足りないことが多いのです。

定番の大手エージェントの中から2〜3社、特化型のエージェントを1社程度、
まずは登録して実際にキャリアコンサルタントに直接会ってみた上で、実際にサポートを進めてもらうエージェントを比較検討してみましょう。

※以下の各転職エージェントのリンクから各社の登録サイトに直接飛べるので、そちらから早速会員登録をしてみましょう。

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