30代向けおすすめ転職サイト・エージェント!プロが属性別に選び方も解説!
30代向けの転職エージェント・転職サイトをキャリアのプロが厳選比較!属性別の選び方はもちろんのこと、特徴やおすすめの人、求人数をまとめて紹介!
また、サービスを活用するコツや転職をする際の注意点、未経験の難易度なども徹底解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
30代におすすめ転職サイト・エージェントの組み合わせ
30代は他の年代と比較して、転職理由が幅広いです。そのため、利用すべき転職エージェント・転職サイトは異なります。
30代にぴったりな転職エージェント・転職サイトを迷わずに見つけられるように、属性・性別・職種別で選び方のポイントやおすすめの組み合わせを説明していきます。
とりあえず転職したい30代
おすすめの組み合わせ | |
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転職エージェント |
リクルートエージェント doda マイナビエージェント |
転職サイト | ビズリーチ |
とりあえず転職したい30代におすすめなのは大手総合型転職エージェントと、転職サイトとしては大手のビズリーチです。
ビズリーチは経歴に興味をもったヘッドハンターや企業の人事からスカウトが届く転職サイトなので、利用すれば思いもよらない会社と出会えるかもしれません。
キャリアアップ・年収アップしたい30代
30代でさらなるキャリアアップ・年収アップを考えているのなら、非公開求人が多い転職エージェントを選ぶと良いです。ハイクラスやミドル、年収600万円以上に特化したJACリクルートメントがおすすめです。
ただ、大手転職エージェントと比較すると求人はやや少ないので、選択肢を増やす意味でもリクルートエージェント・doda・ビズリーチも利用すると良いでしょう。
おすすめの組み合わせ | |
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転職エージェント |
リクルートエージェント マイナビエージェント JACリクルートメント |
転職サイト | ビズリーチ |
これらが30代でキャリアアップ・年収アップをしたい人が押さえておくべき転職エージェント・転職サイトですが、さらに業界・職種に専門特化した中小・中堅規模の転職エージェントを選ぶのも良いでしょう。
30代未経験・フリーター向け
30代でまったく職歴がないのか、それとも一定職歴があった上で未経験分野への転職を考えているかで、選ぶ転職エージェント・転職サイトは大きく異なります。
30代前半であれば未経験可の案件も扱うリクルートエージェント・dodaを選ぶようにしましょう。
おすすめの組み合わせ | |
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転職エージェント |
リクルートエージェント doda |
転職サイト | リクナビNEXT |
30代後半でまったく職歴がないと転職難易度は高くなり、選べる職種も年齢や経験を問わない案件に偏りやすくなります。
具体的には介護、物流、タクシー、計便、土木建設の施工管理、飲食業界、インフラエンジニアなどが候補になるので、これら業界・職種に特化した転職エージェントや媒体を選ぶのがおすすめです。
30代エンジニア・デザイナー
エンジニアやデザイナーなどのIT系専門職の場合は、営業職などの他の職種以上に自分の希望に合う案件をどれだけ多く持っているかが選ぶ際の目安になります。
なぜならIT系専門職は経験する案件やプロジェクトで、その人のスキルセットや将来のキャリアがある程度決まってしまうからです。
おすすめの組み合わせ | |
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転職エージェント |
マイナビIT AGENT リクルートエージェント(IT) ウィルオブテック Geekly(ギークリー) |
転職サイト | ビズリーチ |
エンジニアといってもネットワークエンジニアやフロントエンドエンジニアなど、同じエンジニアでも多岐に渡り、それぞれで求められるスキルは異なります。
どんなエンジニア案件を多く持っていて、業務に対する深い理解があるのかを確認した上で転職エージェント・転職サイトを選ぶと良いです。
30代女性向け
30代女性の転職では、女性向けの求人に強かったり、女性に人気のある事務系や販売サービス系の求人を多く取り扱っている転職エージェント・転職サイトがおすすめです。
大手転職エージェントのリクルートエージェントはワークライフバランスを保った働き方をしたい30代女性、バリキャリ志向の30代女性にもおすすめです。
おすすめの組み合わせ | |
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転職エージェント |
リクルートエージェント パソナキャリア マイナビエージェント |
転職サイト | リクナビNEXT |
女性向けの転職エージェントであれば、女性のキャリアアドバイザーが多く在籍しているため、30代女性ならではの転職の悩みを相談することができます。
産休・育休に関する相談や仕事と家庭の両立、将来のキャリアアップなど、30代女性に多い悩みに関するノウハウを持っており、女性目線でのアドバイスをしてもらえます。
実際に転職を経験したキャリアアドバイザーもいるので親身なサポートを受けられます。
医療系職種向け
看護師や薬剤師などの医療従事者の場合は、それぞれに専門特化した転職エージェント・転職サイトを選ぶようにしましょう。
専門特化しているため、医療機関別に様々な求人を取り扱っています。また、看護師や薬剤師の転職に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、医療専門職ならではの悩みを相談することも可能です。
おすすめの組み合わせ | |
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看護師 |
看護roo!転職 レバウェル看護(旧:看護のお仕事) 看護師ワーカー |
薬剤師 |
マイナビ薬剤師 ファルマスタッフ 薬キャリエージェント |
新型コロナウイルスの感染拡大により、看護師や薬剤師など医療従事者(エッセンシャルワーカー)の働き方への考えは大きく変わりました。
もっと働きやすい職場へ転職したい、夜勤のない職場で働きたいなど、医療専門職への深い理解を持つ転職エージェント・転職サイトかを確認してから利用するのが良いですね。
30代におすすめ転職エージェントと選び方
30代が転職エージェントを使って転職を成功させたいのなら、自分と相性の合う転職エージェントを見つけることが大切です。
転職エージェントはたくさんあって「正直どれが自分に合うのかわからない」「そもそもどう違うの?」と思う30代は多いですよね。
ぶっちゃけですが、転職エージェントが提供するサービス自体に大きな違いはありません。違うのは得意な領域・業界・職種の違いのみと言って良いでしょう。
得意な領域とは、その転職エージェントが保有する求人数や選考対策に影響を及ぼします。違う領域に強い転職エージェントを利用したところで、希望にマッチする求人を見つけられません。
そこで30代におすすめの転職エージェントを探している人向けに、特徴やおすすめが簡単に分かる早見表を用意してみました。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
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大手総合型 全業界・職種 メーカー/IT 求人が豊富 未経験可 |
714,940件 |
◦転職したいすべての30代 | ||
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大手総合型 全業界・職種 IT/商社/人材 求人が豊富 未経験歓迎 |
242,950件 |
◦転職したいすべての30代 | ||
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大手総合型 全業界・職種 メーカー/Web 手厚いサポート |
求人多数 |
◦転職したいすべての30代 | ||
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ハイクラス 金融/コンサル 外資系 高年収 |
15,000件 |
◦キャリアアップや年収を増やしたい30代 | ||
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IT・Web特化 経験者向け 手厚いサポート |
求人多数 |
◦ITエンジニア・デザイナーの実務経験がある30代 | ||
![]() |
IT・Web特化 求人が豊富 未経験可 |
190,780件 |
◦ITエンジニアになりたい30代 | ||
![]() |
IT・Web業界 手厚いサポート 経験者向け |
2,130件 |
◦エンジニア経験者で年収や技術力を上げたい30代 | ||
![]() |
IT・Web業界 手厚いサポート 経験者向け 未経験OK |
18,730件 |
◦未経験でIT業界へ転職したい30代 | ||
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ハイクラス メーカー/IT 手厚いサポート 女性に強み |
50,000件以上 |
◦キャリアアップや年収を増やしたい30代 | ||
2023年8月時点の求人数 |
30代は20代と比較すると転職理由は多岐に渡りますが、とくに将来を見据えた転職が多くなります。
「年収600万以上を目指したい」「管理職にチャレンジしたい」「家族のためにワークライフバランスを重視したい」「次の転職で最後にして安定した職場を見つけたい」など、このように様々です。
年収やマネジメントポジションを狙うのであれば、ハイクラス向けの転職エージェントを利用したほうがレアな案件や専門性の高いサポートを受けられます。
逆に様々な候補の中から転職先を探したいのなら求人が豊富にある大手総合型転職エージェントを利用したほうが良いです。
これらを踏まえながら30代におすすめの転職エージェントの特徴などについて、さらに詳しく解説していきます。
【30代全般】リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手の株式会社リクルートが運営する総合型転職エージェントです。
全業界・職種の求人を保有しており、転職者の約8割が利用する定番の大手転職エージェントです。幅広い年代の転職支援実績が豊富にあり、今後のキャリアを意識した30代の転職におすすめです。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
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求人数 |
公開求人数:414,230件 休日120日以上:565,444件 |
2023年8月時点の求人数 |
リクルートエージェントでは一般公開されている公開求人の他に、10万件以上の非公開求人も保有しています。独占求人が豊富にあるので、たくさんの案件の中から自分の希望に合う求人を選べます。
こんな人におすすめ
- ●属性や目的に関係なくすべての30代におすすめ
- ●初めて転職エージェントを使う30代
- ●様々な求人から選びたい30代
- ●独占求人を紹介してほしい30代
【30代全般】doda

dodaはパーソルキャリアが提供しており、1度の登録で転職エージェントと転職サイトが利用できる転職支援サービスです。
転職エージェントでは専任のキャリアアドバイザーが利用者の希望を丁寧にヒアリングし、条件に合う求人をある程度まで絞り込んでくれます。
求人をたくさん紹介されても、自分で上手く絞り込めない30代におすすめです。
運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://doda.jp/ |
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求人数 |
公開求人数:203,710件 休日120日以上:158,260件 |
2023年8月時点の求人数 |
dodaは顧客満足度がNo.1(2023年オリコン顧客満足度調査 転職エージェント 20代 第1位)で、30代向けの求人も多く取り扱っています。
たくさんの求人を紹介してくれるだけでなく、丁寧なサポートを受けたい30代は利用してみましょう。
こんな人におすすめ
●たくさん紹介して欲しいが選びやすいように絞り込んで欲しい30代
●面接対策や職務経歴書の実践的なアドバイスが欲しい30代
●年収査定ツールなどの便利な機能を利用したい30代
【30代全般】マイナビエージェント

マイナビエージェントはマイナビグルーブが運営している大手総合型転職エージェントです。20代~30代の若手層の転職サポートを得意としているため、とくに30代前半の人におすすめです。
若手層の転職支援が豊富にあるので、30代が転職活動で陥りやすい悩みに対して的確なアドバイスをしてもらえます。また、将来のキャリアを見据えて、キャリアアドバイザーが求人を絞り込んで提案をしてくれます。
運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
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主な専任領域 | 不動産・建築業、IT・Webエンジニア、ものづくり・メーカー、販売・サービス、金融業、MR・メディカル、営業、管理部門、クリエイティブ職 |
マイナビエージェントは面接対策が徹底しており、質問への受け答えから話す速度など、面接が苦手な30代に対して様々なアドバイスをおこなっています。
こんな人におすすめ
●30代の支援実績が豊富なところに相談したい人
●求人を絞り込んで提案して欲しい30代
【高年収・ハイクラス】JACリクルートメント

JACリクルートメントは高年収・ハイクラスに特化した転職エージェントです。30代で年収600万円以上や管理職を目指している人におすすめです。
ハイクラスに強いので、大手総合型転職エージェントでも取り扱っていない高年収案件を保有しているのが特徴です。
また、外資系企業やコンサルの求人も取り扱っているので、これらの企業への転職を考えている30代は相談してみると良いですね。
運営会社 公式サイト |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ |
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求人数 | ハイクラス求人が常時15,000件 |
2023年8月時点の求人数 |
JACリクルートメントは年収600万~1,500万円の高年収な非公開求人が豊富にあります。高年収や管理職など、ポジションが限られている求人は非公開求人となっていることが多いです。
というのも経営に近いポジションほど、どのような人材を求めているのかを外部に把握されないように求人を非公開にしているのです。
このような希少性の高い求人を逃さないためにも、ハイクラス転職を考えている30代はJACリクルートメントを利用してみましょう。
こんな人におすすめ
●専門スキルやマネジメント経験がある30代
●上のポジションを目指している30代
●外資系企業へ転職を考えている30代
【エンジニア】マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTはマイナビグループが提供するIT・Web業界に特化した転職エージェントです。
基本的にエンジニア経験者向けの支援サービスなので、20代~30代前半でキャリアアップやキャリアチェンジを考えている30代エンジニアは相談してみるといいでしょう。
運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
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職種例 | ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー、システムエンジニア、プログラマー、ネットワークエンジニア、社内SEなど |
大手転職エージェントのマイナビIT AGENTは全体的に案件が少ない社内SEや企画から開発・設計、運用保守まで一貫で携われる求人が豊富にあります。
また、大手であるがゆえにITエンジニアやデザイナー以外の職種も多いです。他の職種も選択肢に入れたい30代は、ぜひ利用してみるといいですね。
こんな人におすすめ
●初めて転職エージェントを利用する30代
●業界大手のマイナビにしかない求人を紹介してほしい30代
【エンジニア】リクルートエージェント(IT)

リクルートエージェント(IT)はリクルートグループが運営するIT・Web業界に強いサービスです。
業界最大手の転職エージェントなので、他社では取り扱っていないような求人が豊富にあります。とくに非公開求人はエンジニア職種にもよりますが、公開求人の3倍~4倍もあります。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
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求人数 |
公開求人数:101,580件 非公開求人数:89,200件 休日120日以上:188,004件 600万円以上:149,028件 未経験でも可:7,485件 管理職:5,238件 |
2023年8月時点の求人数 |
リクルートエージェント(IT)はIT・Web業界で人気のある企業や大手企業の独占求人も豊富にあるので、レアな求人を逃さないためにも登録することをおすすめします。
こんな人におすすめ
●IT業界へ未経験チャレンジをしたい30代
●初めて転職エージェントを利用する30代
●業界大手のリクルートにしかない求人を紹介してほしい30代
【エンジニア】ウィルオブテック

ウィルオブテックはITエンジニアに特化した転職エージェントです。基本的には経験者向けの求人が多いです。
エンジニアの転職に強いウィルオブテックは有名な外資系IT企業からゲーム会社、コンサルティングファームまで幅広い求人があります。
エンジニアの経験を活かした転職や、PMや経営企画などへのキャリアアップがしたい30代は相談してみると良いでしょう。
運営会社 公式サイト |
株式会社ウィルオブ・ワーク https://willof.jp/techcareer/ |
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求人数 |
公開求人数:2,130件 非公開求人数:常時数千件 開発系:743件 インフラ系:273件 社内SE:64件 ゲーム関連:25件 |
2023年8月時点の求人数 |
転職エージェントでは1人の求職者に対して1人のキャリアアドバイザーがつくのですが、ウィルオブテックは専属アドバイザーが2人つくのでより専門性の高いサポートが受けられます。
こんな人におすすめ
●技術力を活かした転職がしたい30代
●2名体制での手厚いサポートを受けたい30代
Geekly(ギークリー)

Geekly(ギークリー)はゲーム業界やIT・Web領域に特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーの専門性が高く、特定企業に対する交渉力が強いのが特徴です。
一般的に内定獲得まで平均で2ヶ月ほどかかると言われていますが、高い交渉力から内定獲得期間は平均1ヶ月ほどと早いです。その結果、88%の利用者が現職に在籍しながら転職を成功させています。
Geekly(ギークリー)は高いマッチング力で転職後の年収アップ率は77%となっており、今よりも収入を増やしたいITエンジニアにおすすめです。
運営会社 公式サイト |
株式会社Geekly(ギークリー) https://www.geekly.co.jp/ |
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業界・職種 | IT・Web・ゲーム |
求人数 |
公開求人数:17,480件 システムエンジニア:6,000件 サーバーエンジニア:1,730件 ゲーム関連:1,230件 デザイナー:510件 社内SE:1,710件 システムコンサルタント:960件 マーケティング:1,070件 |
求人数は2023年9月時点 |
おすすめの人
●応募したい求人がイマイチ見つからない人
●各職種のプロに相談したい人
●書類作成から選考管理までサポートしてほしい人
ギークリーが提供しているサービスをはじめ、評判や口コミ・体験談などを知りたい人はこちらも合わせてご覧ください!
【30代全般】パソナキャリア

パソナキャリアは総合型転職エージェントですが、ハイクラス転職も得意としています。
とくに経理・人事・法務などの管理部門を専門としたチームがあり、元人事といった管理部門経験のキャリアアドバイザーが在籍しています。
管理部門でさらなるキャリアアップを考えている人はパソナキャリアに相談してみると良いでしょう。
運営会社 公式サイト |
株式会社パソナ https://www.pasonacareer.jp/ |
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求人数 |
公開求人数+非公開求人数:50,000件以上 600万円以上:23,251件 |
2023年8月時点の求人数 |
また、ハイクラス転職だけでなく、女性の転職にも強みを持っています。
女性が活躍できる企業の紹介はもちろんのこと、女性の転職サポートを専門におこなってきたキャリアアドバイザーが担当してくれるので、リアルな情報を知ることができます。
さらに、パソナキャリアは転職者を第一に考えた丁寧なサポートで、利用者満足度が非常に高いです。2019年~2022年のオリコン顧客満足度調査で4年連続1位に選ばれている実績があります。
こんな人におすすめ
- ●ハイクラス転職も考えている30代
- ●管理部門でキャリアアップしたい30代
- ●時間をかけた丁寧なサポートを受けたい30代
- ●女性に人気の職種へ転職したい30代
その他の特化型転職エージェント一覧
特定の分野・職種・業界への転職がすでに明確になっている30代向けに、上記では紹介しきれなかった特化型転職エージェントを一覧にしてみました。
大手総合型のリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントを押さえた上で、合いそうな転職エージェントがあれば利用してみてください。
エンジニア デザイナー |
▶レバテックキャリア ▶ワークポート |
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ハイクラス コンサル 外資系 |
▶ランスタッド ▶ロバート・ウォルターズ ▶Spring転職エージェント ▶エンワールド・ジャパン ▶アクシスコンサルティング |
転職エージェントについて詳細を知りたい人は以下の記事もおすすめです。
30代におすすめ転職サイトと選び方
30代で転職サイト(求人サイト)を利用して転職を成功させたいのなら、転職エージェントと同様に自分にとって1番良いと思える転職サイト(求人サイト)を選ぶのが大切です。
なぜなら、転職サイトも得意な領域が異なるからです。希望する業界・職種に強い転職サイトであれば、他の転職サイト(求人サイト)にはない独占求人と出会える可能性はあります。
この際に転職サイト(求人サイト)だけでなく、転職エージェントも併用すると求人を探しながらプロに様々なアドバイスを受けることが可能です。
求人票の見方や選考対策のコツなども教えてもらえるので内定を獲得しやすいです。
30代向けのおすすめ転職サイト(求人サイト)の特徴などを以下の早見表にまとめてみました。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
![]() |
ハイクラス IT・Web/製造 求人が豊富 高年収 |
127,000件 |
◦就業年数が長い人やハイクラス層 | ||
![]() |
ハイクラス コンサル 求人が豊富 高年収 |
215,850件 |
◦キャリアアップや年収を増やしたい30代 | ||
![]() |
大手総合型 全業界・職種 未経験歓迎 |
101,140件 |
◦未経験転職を考えている30代 | ||
![]() |
オファー型 20代・30代 手厚いサポート 未経験向け |
非公開 |
◦転職したいすべての30代 | ||
2023年8月時点の求人数 |
転職サイト(求人サイト)だけでも転職をすることができますが、30代の転職は今後のキャリアに大きく影響します。
転職サイトは転職活動そのものをサポートしてくれるサービスではないので、転職エージェントに相談しながら転職をしたほうが思い描くキャリアを実現しやすいです。
これらを踏まえながら30代におすすめの転職サイト(求人サイト)をについて詳しく解説していきます。
【30代全般】ビズリーチ

ビズリーチはハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サイトです。年収600万円~1,500万円の求人を主に取り扱っているので、年収をさらにあげたい30代におすすめです。
マネージャー職などの管理職の求人も多く、これらのポジションを狙っている30代は利用してみると良いでしょう。
運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp/ |
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求人数 |
公開求人数:127,000件 外資系:2,987件 |
ヘッドハンター数 | 5,200人(2023年5月時点) |
2023年8月時点の求人数 |
また、転職をまだ考えていない30代にもおすすめの転職サイトです。登録された経歴をみた人事やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みになっており、オファーのあった年収やポジションから自分の市場価値が把握できます。
転職は考えてないけど、条件の良いスカウトがあれば転職したい30代にもおすすめです。
こんな人におすすめ
●キャリアや年収アップしたい30代
●年収500万円以上の30代
●自分の市場価値を知りたい30代
【ハイクラス】リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトはリクルートグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトです。
ハイクラス人材を専門としたヘッドハンターが在籍しているので、30代だけでなく40代以降のキャリア相談もできます。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://directscout.recruit.co.jp/ |
---|---|
求人数 |
公開求人数:192,320件 年収800万円以上:112,011件 リモート・在宅勤務可:24,362件 外資系企業:8,689件 管理職・マネージャー:11,339件 副業・複業可:4,30098件 |
ヘッドハンター数 | 4,300名以上(2022年5月時点) |
2023年8月時点の求人数 |
リクルートダイレクトスカウトは登録したレジュメを見たヘッドハンターからスカウトが届く転職支援サービスで、求人を自分で探す必要はありません。
ヘッドハンターが代わりに仕事を探して提案をしてくれるため、考えてもいなかったような企業の求人と出会える可能性があります。
ただ、同じヘッドハンティング型転職サイトのビズリーチと比較するとヘッドハンターの数や求人数が少なく、レアな求人を見逃してしまう恐れがあります。条件の良いレアな求人を逃さないためには併用するのが良いでしょう。
こんな人におすすめ
●短期集中で期限を決めて転職をしたい30代
●複業顧問を考えている30代
【30代全般】リクナビNEXT

リクナビNEXTはリクルートエージェントの提供もしているリクルートグループが運営する転職サイト(求人サイト)です。業界最大手の転職サイト(求人サイト)ということもあり、掲載している求人数は国内最大級です。
高年収やハイクラス向けの求人はもちろんのこと、ワークライフバランスを保って働ける求人など、様々な業界・職種の案件を掲載しています。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://next.rikunabi.com/ |
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求人数 |
公開求人数:101,140件 休日120日以上:73,990件 |
2023年8月時点の求人数 |
リクナビNEXTは独自サービスのグッドポイント診断は選択式で質問に答えるだけで、自分にどのような強みがあるのかを知ることができます。
さらにこの診断結果は応募時に添付できるため、企業へのアピールのアシストにもなります。
このグッドポイント診断はリクナビNEXTに登録すれば無料で使えるので、自分の強みを知りたい人は利用してみましょう。
こんな人におすすめ
●初めて転職サイトを使う30代
●どこの転職サイトを使えば良いのか迷っている30代
●自分で決めたい30代
【30代未経験】ペースボックス

ペースボックスは自分の経歴や希望条件を登録すれば、あとは企業からの連絡を待つだけのオファー型転職サイトです。
未経験向けの求人も充実しているだけでなく、20代・30代の転職支援を得意としています。
オファー型転職サイトの特徴は、求人探しに時間をかける必要はなく、自分のペースで転職活動ができる点です。
転職活動に時間をかけられない30代は登録だけでもしておくと良いでしょう。
運営会社 公式サイト |
株式会社pacebox https://pacebox.jp/ |
---|---|
求人数 | 非公開 |
2023年8月時点の求人数 |
ペースボックスは転職支援のプロであるキャリアアドバイザーも在籍しているので、キャリアを実現するにはどうすれば良いのかといった30代に多い相談をすることも可能です。
ただ、求人数で見るとビズリーチのほうが豊富なため、より幅広く求人を調べてみたい方はビズリーチと併せて活用することをおすすめします。
こんな人におすすめ
●自分のタイミングで転職活動がしたい30代
●未経験で転職したい30代
●困った時は転職支援のプロに相談したい30代
30代が転職サイト・エージェントを上手に活用するコツ
普通に転職エージェントや転職サイト(求人サイト)を使っても転職することはできますが、さらに上手く活用すれば転職活動を成功させられる可能性を高められます。
現役の転職エージェントとして多くの転職者をサポートしてきた筆者が上手く活用するコツを3つ紹介します。
転職エージェント・転職サイトは併用する
利用するのは転職エージェントだけ、もしくは転職サイト(求人サイト)だけだと思い込んでいる30代は多いのですが、そのような決まりはありません。むしろ積極的に転職エージェントと転職サイトは併用したほうがいいです。
それぞれでサービス内容が異なるからです。自分で転職サイトのほうが良いと思っていたとしても実際は転職エージェントのほうが良い場合もあります。どちらが良いかは実際に利用してみないとわかりません。
自分がどちらのサービスと相性が良いのかを把握する意味で、併用することをおすすめします。
中でも転職サイト(求人サイト)は基本的にプロのサポートが受けられず、求人選びから応募、企業との日程調整、履歴書・職務経歴書の作成、面接対策、雇用条件交渉などを自分でおこなう必要があります。
働きながら転職に必要な準備・対策を完璧におこなうのは大変なものです。実際、思うように時間が取れず、徹底的な対策ができなくてお見送りが続いてしまう30代から相談を受けることがよくあります。
その点、転職エージェントは転職に必要なことをすべてサポートしてもらえるため、万全の状態で面接に臨めるようになります。
また、30代の転職でよくある失敗を回避するためにも転職エージェントは有効です。
とくに漠然とした不安や焦りから転職を考えている人は、転職後に「会社の雰囲気が合わなかった」「思ったように活躍できない」「業界の先行きが不安」といった理由からまた転職を繰り返してしまうことが多いです。
転職を繰り返してしまうとキャリアに傷がつき、さらに転職が難しくなる負の連鎖が続いてしまいます。
そうならないためにも転職エージェントを利用し、プロに相談しながら「自分がなぜ転職したいのか」を明確にすると、納得のいく転職がしやすいです。
優先順位を明確にする
転職ではこだわりに優先順位をつけ、明確にした上で求人を探すことが大切です。
年収を増やしたいけど、残業はしたくないからワークライフバランスが整った会社が良いといった条件に合う求人はなかなかありません。
転職以外でも経験があると思いますが、絞り込み検索をたくさんした結果、思ったような商品や物件に出会えなかった人は多いですよね。
転職でも同じことが言えるので、自分が1番重視しているのは何かを明確にした上で転職エージェントや転職サイト(求人サイト)を利用してみましょう。
優先順位をつけた結果、これまで除外されていた求人が転職先の候補として残ることがあります。選択肢を増やす意味でも優先順位をつけることは大切です。
自分で優先順位をつけられない人は転職エージェントに相談すれば一緒に明確にしてもらえるだけでなく、希望にマッチする求人を紹介してもらえます。
キャリアアドバイザーを味方にする
転職エージェントを利用する場合は、キャリアアドバイザーを味方にできるかが重要です。
なぜなら、味方にすることで優先してサポートをしてもらえる可能性があるからです。
というのも転職エージェントは求職者からではなく、求人企業から成果報酬を得て運営しています。そのため、企業が採用したい求職者は利益を生みやすいので優先してサポートしてもらえるというわけです。
キャリアアドバイザーを味方につけるためには「自分は転職活動に意欲的だ」と印象付けるようにすると良いでしょう。実際に以下の4つのポイントを意識してみてください。
- 連絡はこまめに返す
- 転職活動期間は3ヶ月以内に定める
- 転職理由など全て正直に話して相談する
- 選考対策などのフィードバックは素直に受け取る
転職エージェントの具体的なビジネスモデルやおすすめの活用法については、以下の記事もご参照ください。
30代が転職サイト・エージェントを利用する際の注意点
転職サイト・転職エージェントは30代の転職に役立つサービスですが、万能ではありません。利用する際には注意しておきたい点もあります。
転職を成功させるためにも注意すべきポイントを3つ紹介します。
必ず転職できるわけではない
転職エージェント・転職サイト(求人サイト)を利用すれば「必ず転職できる!」と思い込んでいる30代求職者もいるのですが、絶対というサービスはありません。
わかりやすく例えるのなら、予備校に通えば必ず志望校へ合格できるわけではなく、あくまでも合格する確率が高まるといった感覚に近いです。
転職エージェント・転職サイト(求人サイト)を利用しているからと慢心せず、選考対策などはしっかりおこなうようにすることが大切だと言えます。
未経験向けのサービスは20代までが対象
未経験向けの転職エージェント・転職サイトは基本的に20代が対象のため、30代は利用を断られることがあります。
とくに転職エージェントは正社員としての就労経験のある求職者を対象としているため、サポートを断られてしまうケースはあります。
ただ、30代前半や正社員としての就労経験がある人はサポートしてもらえる可能性があるので、大手転職エージェントのリクルートエージェント・マイナビエージェントに1度相談してみると良いですね。
それ以外の30代は未経験でも採用してくれるところをリクナビNEXTで地道に探したほうが転職先を見つけやすいです。
口コミサイトなども利用して情報収集する
転職エージェント・転職サイトを使って内定をもらえ、いざ入社してみたら社風や職場環境が想像と違うといったミスマッチを感じるケースは多いです。
自分が入社する会社のリアルな情報は転職エージェントで教えてもらえますが、よりリアルな情報は口コミサイトを使うと得られます。とくにおすすめなのがワンキャリアプラスで、その企業に勤める現役社員や元社員が投稿した口コミが掲載されています。
確認できる項目には「転職体験談」「選考対策」「口コミ」「年収・給与」があり、組織体制・企業文化、働きがい、ワークライフバランスなどの評価・口コミをチェックできるようになっています。
なかなか知ることができないリアルなレビューが多いため、職場の雰囲気が知れて安心できたり企業選びの参考になります。
転職サイト・エージェントの利用の流れ
転職エージェントと転職サイト(求人サイト)では利用の流れが異なります。事前にそれぞれの流れを把握しておくと利用するときにスムーズです。
ここでは転職エージェントと転職サイト(求人サイト)に分けて、それぞれの基本的な利用の流れを紹介していきます。
転職エージェントの利用の流れ

転職エージェントの場合は、大手総合型・特化型でも提供しているサービスがほぼ変わらないので、基本的な流れはどこを利用しても同じです。
- 利用申し込み
- 面談(カウンセリング)
- 求人紹介・応募書類添削
- 書類選考・面接
- 内定・年収交渉
- 意思決定
- 入社
転職エージェントは登録後に担当キャリアアドバイザーと初回面談を30分~1時間ほどおこないます。
その際にこれまでの経歴や転職理由、希望する業界・職種、30代以降のキャリアプランをヒアリングしていきます。
ヒアリングの内容をもとに求人の選定がおこなわれるので、正直に話すことが大切です。見栄を張って嘘をついてしまうと、自分の希望に合う求人や会社を紹介してもらえません。
嘘をつかずに正直に話すことは、信頼関係を構築する上でも重要なポイントです。キャリアアドバイザーを味方にする意味でも正直に話すようにしましょう。
転職エージェントの利用の流れや面談については、以下の記事でも解説しています。
転職サイトの利用の流れ

転職サイトの場合はスカウト型転職サイトなのか、一般転職者向け転職サイトなのかで、登録後の流れが多少変わってきます。
変わるのは求人検索の部分で、スカウト型転職サイトの場合はヘッドハンターからのスカウトに返答する形で進んでいきます。
一般転職者向け転職サイトは自分で求人を検索し、希望にマッチングする案件を探していきます。
- 会員登録
- 求人検索(スカウトに返答)
- 応募書類作成~応募
- 書類選考・面接
- 内定・意思決定
- 入社
スカウト型転職サイトはヘッドハンターが希望をヒアリングし、マッチする案件を紹介してくれます。
基本的には求人の紹介と企業との調整をおこなってくれますが、履歴書・職務経歴書や面接対策のアドバイスは自分から申し出ないと手厚いサポートをしてもらえない傾向にあります。
一方で一般向け転職サイトは求人検索から履歴書・職務経歴書の作成、面接対策、企業とのやりとりまですべて自分でおこなわなければなりません。
忙しく転職活動に時間が取れない、専門家のアドバイスを受けながら転職活動を進めたい30代求職者は転職エージェントを利用したほうが良いでしょう。
30代の転職事情
30代が転職をする上で知っておいたほうが良い情報をまとめました。
とくに30代前半と30代後半では転職難易度が大きく異なるので、事前に把握した上で転職活動に臨むようにしましょう。
30代前半と30代後半では転職難易度が異なる
30代は30代前半と30代後半で転職難易度が大きく異なります。というのも数年で企業が求めるスキルが細かく変動するからです。
求人企業は求職者に「年齢相応の経験値」を求めています。そのため、同じ30代でも30代前半で求められるスキル、30代後半で求められるスキルが違います。
年齢相応の経験値 | |
---|---|
27歳~29歳 | 前提として職種経験を求められ、業界経験も一定以上求められる。 |
30歳~33歳 | 業界・職種経験はあって当たり前、できればマネジメント経験もあると良い。 |
34歳~36歳 | 業界・職種経験はあって当たり前で、さらにマネジメント経験があることも当然になる。 |
37歳以上 | よほどの専門スキルやマネジメントの高い実績がないと転職が難しい。 |
企業はこのように年齢に応じた経験値を求めているため、30歳を超えると人柄やポテンシャルだけでは採用が難しくなり、結果として転職難易度は一気に上がります。
ただ、30代前半は企業にもよりますが、20代に年齢が近いため人柄やポテンシャルで採用してもらえる可能性はあります。
しかし、30代半ば~後半は年齢に比例した専門スキルがなければ転職を成功させられません。市場価値の高い専門性のあるスキルがなければ、転職で年収を増やすのも難しいです。
実際に30代前半と30代後半でどれだけ転職難易度が異なるのかをグラフで示してみました。

dodaの「転職成功者の年齢調査(2022年)」によると、30代前半の23.3%、30代後半が12.5%となっています。前半と後半だけで10.8%もの違いがあります。
転職難易度は年齢を重ねれば重ねるほど高くなっていくものです。30代後半より30代前半のほうが採用目線は易しいので、30代で転職を考えている人は早めに行動するようにしましょう。
30代を採用する企業の目線
30代は前半と後半で企業の採用目線が異なります。そもそもですが、転職市場における30代は即戦力採用です。
20代の頃は経験がなくても熱意や意欲を評価して採用をおこなっている企業も多いのですが、30代はそれよりも具体的な経験・実績が重視されてきます。
30代を採用する企業は20代よりも会社に貢献できるのか、活躍できる人材なのかを重視しています。
そのため、職務経歴書や面接では自分を雇うことで企業にどのようなメリットがあるのかを具体例を示しながらアピールすることが大切です。
自分の経験・実績をどのようにアピールすれば良いのか分からない人は転職エージェントに相談すると、採用担当に刺さるアピール方法を教えてもらえます。
30代の転職で失敗する人の特徴を動画で解説しているので、こちらも参考にしてみてくださいね。
30代の年収事情・給与アップする方法
30代の3割以上が「給与が低い・昇給が見込めない」といった理由で転職を考えています。実際、30代の転職理由でもっとも多いのが年収アップです。
ここでは30代の年収事情や転職で給与を増やす方法について解説していきます。
30代の平均年収
dodaの「平均年収ランキング(2022年版)」によると30代全体の平均年収は437万円です。
ちなみに30代の年齢別・男女別の平均年収は以下のようになっています。
全体 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|
30歳 | 407万円 | 435万円 | 365万円 |
31歳 | 416万円 | 447万円 | 369万円 |
32歳 | 425万円 | 457万円 | 373万円 |
33歳 | 433万円 | 469万円 | 374万円 |
34歳 | 441万円 | 478万円 | 378万円 |
35歳 | 450万円 | 488万円 | 387万円 |
36歳 | 463万円 | 505万円 | 395万円 |
37歳 | 465万円 | 509万円 | 394万円 |
38歳 | 471万円 | 518万円 | 395万円 |
39歳 | 474万円 | 528万円 | 390万円 |
厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査(令和3年分)」によると日本全体の平均年収は490.7万円となっており、30代は全体平均を下回る結果となりました。
ただ、これまでの経験を活かせる業種に絞って転職活動をすれば、日本全国の平均年収を上回ることも可能です。
30代の平均年収について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
年収・給与アップする方法
30代が転職で年収を増やすには以下の4つの方法があります。
- 同業界・同職種へ転職する
- 需要が大きい市場の企業へ転職する
- 利益が残りやすいビジネスモデルの企業へ転職する
- 転職時に年収交渉をする
もっとも年収が上がりやすいのは、これまでの経験を活かせる同業界の同職種へ転職する方法です。これまでの経験を活かし、即戦力として活躍してもらえると判断されるため、年収は上がりやすいです。
また、企業から支払われる給料はそのときの業績に大きく影響を受けます。転職をする際に需要が大きな市場を選べば、年収がアップする可能性はあります。
他にも原価があまりかからず、利益が残りやすいビジネスモデルは従業員の給料へ反映されやすいため、年収が上がりやすいと言えます。在庫を持たないコンサルティングファームなどが該当します。
さらに転職時に年収交渉をすることで給与が上がることもあります。
ただ、年収交渉は言い方によっては印象が悪くなってしまうことがあるので、転職市場を熟知している転職エージェントを利用して対応を依頼したほうが成功させやすいです。
年収を増やす方法や給与交渉について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。
30代の転職で評価されるスキル
30代の転職ではテクニカルスキルは当然として、ポータブルスキルやマインドセットが身についていると評価されます。
- テクニカルスキル(専門スキル)
- ポータブルスキル(汎用スキル)
- マインドセット(姿勢や考え方)
テクニカルスキルとは、仕事をする上で必要な専門知識などのことです。その業界や職種で必要なもので、例えばエンジニアならIT業界に関する知識やプログラミングスキルが該当します。
ポータブルスキルは特定の業務に紐付かず、どの仕事でも活用できるスキルのことです。例えば、論理的思考力や分析力、企画力などは、どの職種でも活用できるスキルですよね。
マインドセットは仕事をする上での姿勢や考え方です。謙虚であろう、感謝の気持ちを常に持つなど、その人の判断基準となる部分です。
とくにポータブルスキルはどの業務にも活用できるため、市場価値を高める意味でも身につけておくと良いでしょう。
30代の未経験転職を成功させる方法
転職市場では年齢がついてまわるため、30代の未経験転職は難易度が高いです。なぜなら、転職市場では常に2つの人たちと比較され、採用するかしないかの判断がなされます。
1つ目は既存社員との比較です。新卒採用した社員は2~3年経てば社内では立派な経験者になります。
この20代で経験のある既存若手社員と比較し、中途で30代未経験者を採用する理由は企業にありません。
2つ目は他の転職者との比較です。中途採用では実務経験3年~10年以上のベテランがライバルになります。
人気がある有名な優良企業ほど経験豊富で優秀な人材が集まりやすいため、この人たちと比較しても採用する理由は企業にはないのです。
ただ、未経験転職ができないわけではありません。30代でも未経験を採用してくれる企業はあります。
また、職種が同じで未経験業界へ転職する場合も可能性はあります。例えば、前職がIT業界の営業職で、未経験の広告業界の営業職へ転職するケースです。
営業職での経験を活かせるため、採用してくれる企業はあるので比較的転職を成功させやすいです。
このように30代で未経験チャレンジをしたい場合は、前職の知識や経験を活かせる親和性の高い業界を選ぶようにすると良いです。
親和性のある業界を自分で判断できない場合は転職エージェントに相談すると、前職の経験を活かせる求人を紹介してもらえます。
30代の転職でよくある質問
30代の転職でとくによくある質問をまとめ、現役の転職エージェントである筆者がわかりやすく回答していきます。
転職回数が多いと不利になる?
転職回数が多くて、こんな私でも採用してくれる企業があるのか不安です。
転職回数は一般的に年齢の十の位の数が許容範囲の目安になります。30代であれば30代前半で3社まで、30代後半で3~4社までです。
ただ、リストラや倒産など、会社都合の場合は転職回数としてカウントされない傾向にあります。
また、人材業界や不動産業界、飲食業界、建設業界などは採用に転職回数が響かない場合もあります。転職回数が多い30代はこれらの業界に絞って求人を探すのも1つの方法です。
転職回数が採用に影響するか不安な人は以下の記事も参考にしてみてください。
30代でも異業種へ転職できる?
これまでの仕事があってない気がして異業種への転職を考えています。30代でも異業種へ転職できますか?
同業種への転職と比べると難易度は上がりますが不可能ではありません。
この際に気を付けるべきなのは、転職先でまたミスマッチが生じないように自己分析を徹底的におこなうようにするのが大切です。短期で離職を繰り返してしまうと、それだけキャリアが傷つくので転職難易度はどんどん上がってしまいます。
キャリアチェンジをすれば年収は当然下がります。どれぐらいまでなら下がっても良いのか、考えた上で本当に異業種へ転職するべきなのかを考えてみましょう。
異業種への転職についてさらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。
ブランクがあっても転職できる?
前職を辞めてからブランクがあるのですが、不利になりませんか?
退職してから就職するまでの空白期間(ブランク)が長いと不利になります。その期間は一般的に3ヶ月が目安と言われています。
ブランクが長いと、仕事に対する意欲があるのか?計画性がないのでは?を疑われてしまうため、良い印象を持たれません。
実際、面接でも空白期間に何をしていたのかを質問されます。しっかりなにをしていたのかを説明でき、納得できる理由であれば不利にならないケースもあります。
空白期間(ブランク)が長い場合の回答例について詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。
家族が転職に反対する
家族が転職に反対します。どうしたら良いですか?
30代転職者が家族に反対されるのはよくあることです。本人は前々から転職を考え、準備をしてきたと思いますが、家族は告げられたときに初めて考え始めるので、納得するまでに時間がかかってしまいます。
なので、できれば最初の段階から共有するようにしましょう。なぜ転職したいのかをしっかり伝えれば、大抵は応援してくれるはずです。
それでも反対されるようであれば、自分の意見を押し通す覚悟であることを伝えるようにしましょう。上手く伝えられるか不安な場合は、転職エージェントに相談するとアドバイスをしてもらえます。場合によっては家族との間に入って、説得をしてくれることもあります。
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30代の転職に役立つ関連記事
30代の転職に役立つおすすめの記事をいくつかピックアップして紹介します。
とりあえず転職したい30代が転職エージェントを選ぶのなら、幅広い業界・職種、年収水準などの求人を豊富に保有している大手総合型転職エージェントのリクルートエージェント・dodaがおすすめです。
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