
空白期間(ブランク)は転職で不利になる?【ケース別回答例付き】
空白期間(ブランク)が長いと転職するとき不利になりやすい理由をはじめ、企業側がどんな不安や懸念を抱くのか解説しています。
また、ケース別に面接で空白期間(ブランク)について聞かれた場合の回答例もご紹介!
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空白期間(ブランク)が3ヶ月を過ぎると不利になりやすい
退職してから就職するまでの空白期間(ブランク)が長いと不利になりやすいです。その目安としては、一般的に「3ヶ月」だと言われています。
3ヶ月というのはあくまでも目安ですが、離職期間が長いと良い印象を持たれず、面接の際にも空白期間(ブランク)について質問されることになります。
実際にWORKPORTの「採用担当者のホンネ調査」を見てみると、職務経歴におけるブランク期間があると不利になりますか?という質問に対し、約9割が不利になると回答しています。
その中でも約半数の採用担当者が「最低半年以上のブランクがあると不利になる」と答えています。中には「空白期間(ブランク)中に何をしていたのかで判断する」という意見も見られました。
もちろん特別な理由がある場合は別です。資格取得や留学・家庭の事情など特別な理由がある場合は、空白期間(ブランク)に何をしていたのかしっかりと説明できれば、一概に不利になるとは限りません。
コロナウイルスの影響で空白期間(ブランク)が長い人が増えている
現在では新型コロナウイルスの影響により、空白期間(ブランク)の長い人が増えてきています。
実際のところどのくらい増加しているのか、厚生労働省が公表している「新型コロナウイルス感染症に起因する雇用への影響に関する情報について(令和3年7月9日現在集計分)」を参考に、東京都と大阪府の数字をまとめてみました。
| 解雇等見込み労働者数 | |
|---|---|
| 東京都 | 23,579人 |
| 大阪府 | 10,224人 |
東京都と大阪府だけでも、これだけの人が解雇されてしまっているのがわかります。新型コロナウイルスの影響で再就職が難しく、その結果空白期間(ブランク)の長い人が増えてきてしまっているんですね。
空白期間(ブランク)に対する企業の反応
空白期間(ブランク)が長いと不利になるとお話しましたが、実際に空白期間(ブランク)が長い転職者に対して、企業がどのような部分を不安に感じているのか、以下に2つ挙げてみました。
- 仕事に対する意欲があるか心配
- 職務能力があるのか不安
空白期間(ブランク)が長い人に対して、企業は採用してからまた仕事に対しての熱意が戻ってくるまでに、結構な時間を要してしまうのでは?と懸念を抱くことがあります。
採用担当者によっては「そもそも労働意欲自体あるの?」と疑いの目で見られてしまう可能性もありますね。
さらに、ビジネス感覚や職種ならではの専門的な知識・技能などが不足していないかどうか不安に思われてしまうことがあります。とくに空白期間(ブランク)が長いと「計画性がないのでは?」と疑わることもあるんです。
なぜなら、一般的に転職は空白期間(ブランク)をなくすよう、在職中に終わらせるようにするものだからなんです。だからこそ、空白期間(ブランク)が長い人は先を予測せず無計画に転職活動をおこなっていると思われてしまう可能性があります。
空白期間(ブランク)の理由を伝えるときのコツ
空白期間(ブランク)の理由を面接で伝える際に、どのようにすれば企業側が抱いてしまう懸念点を払拭できるのか不安な人もいますよね。
そこで、企業側に懸念を抱かれないようにするために、空白期間(ブランク)をどのように伝えたら良いのか、ポイントを3つ以下にまとめてみました。
上記に挙げた3つのポイントについて、次でそれぞれ詳しくお伝えしていきたいと思います。
空白期間(ブランク)中の行動を正直に伝える
1つ目のポイントは空白期間(ブランク)中の行動を正直に伝えることです。
空白期間(ブランク)は自分に必要な時間だったと肯定的に考えて、嘘などつかずにありのまま胸を張って伝えることをおすすめします。
というのも、中途採用をおこなう面接官は現場の中間管理職が担当するケースが多いんですよね。転職者が自分の部下になる可能性が高いため、面接官はまず一緒に働いていきたいたいと思える人物かどうかを見極めます。
空白期間(ブランク)について嘘をついてしまうと、その後ろめたさから無意識に表情が暗くなってしまうこともありますよね。その様子から「信頼性に欠ける」「自分に自信がない」と思われてしまう可能性があります。
だからこそ、嘘をつかずに正直に伝えるのがベストだと言えます。空白期間(ブランク)について正直に伝えることで素直な人だと判断され、人間性での印象が良くなることもあります。
空白期間(ブランク)に学んだことや目的を明らかにする
2つ目のポイントは空白期間(ブランク)に学んだことや目的を明らかにすることです。
空白期間(ブランク)の間に何かのスクールに通ったり資格取得の勉強をしたりしていた人もいると思います。面接の際にスクールに通っていた・資格の勉強をしていたという行動自体を伝えがちですが、それだけでは説明として不十分なんです。
なぜなら、面接官が知りたいのは、あなたの行動目的や動機、そこから学んだことを通して転職者の人柄を知りたいと思っているからです。
例えば「前職で自分には財務の知識が足りないと痛感して、会計士の勉強を始めた」など、行動目的や動機・学んだこともすべてセットにして話すのが良いでしょう。
そう伝えることで空白期間(ブランク)も時間を無駄にせず、有意義に活用していたことをアピールできます。
その際には、資格や資料など証拠を提示して伝えると効果的ですよ。英語の勉強をしていたのであれば「語学留学に行った結果、TOEICのスコアが○○点伸びた」という感じで伝えてみましょう。
入社後の活躍イメージを伝える
3つ目のポイントは入社後の活躍イメージを伝えることです。
空白期間(ブランク)の間に身につけた知識やスキルが、その企業でどのように活かせるのか明確に伝えることが大切です。例えば「海外旅行で培った視野の広さを海外支社との共同プロジェクトで活かしたい」という感じですね。
ただし、注意したいのは空白期間(ブランク)に取り組んできたことが業務と関連性があることを示すようにすることです。なぜなら、関連性がないと面接官を納得させることができないからなんです。
また、仕事に対する意欲の高さも合わせてアピールすると効果的だと言えますね。具体的には、長期間ビジネスから離れていたことによるハンデをどのような方法で挽回するつもりなのかを話しましょう。
とは言っても1人で空白期間(ブランク)の説明や選考対策をおこなうことは不安だと思うんです。そんな人には転職エージェントの活用をおすすめします。
空白期間(ブランク)について、どのように伝えたら良いか一緒に考えてもらえますし、あなたの実体験に基づく的確なアドバイスも得られますよ。
ブランク期間の説明を戦略的に整理しながら、中長期のキャリア設計も一緒に考えたいなら、プロへの相談がおすすめです。
【ケース別】面接で空白期間(ブランク)について聞かれた場合の回答例
空白期間(ブランク)について質問された際に、具体的にどのように答えるのが適切なのか、悩んでいる人も多いかと思います。
そこで今回はケース別に分けて回答例をご紹介していきたいと思います。理由は各々異なるので、あくまでも参考程度に見ていただけたら幸いです。
上記に挙げた7つのケースに分けて、次でそれぞれ詳しく回答例をご紹介していきますね。
転職活動の期間が長くなってしまった場合
転職活動の期間が長くなってしまったと言っても、さらにパターンが分かれてきますよね。今回は、以下に挙げた2つのパターンについて、それぞれ回答例とアドバイスをご紹介したいと思います。
マッチングが難しかった場合
上記のように、なぜ企業とのマッチングが難しかったのか、その理由を具体的にわかりやすく語れるようにしておくと、面接官を納得させることができますよ。
自己探求をする期間が長くなった場合
転職活動を始めたばかりの頃、自分の軸が弱いがゆえに周囲の意見に振り回され、一貫した考えのもとで転職活動がおこなえず、転職活動が長引いてしまいました。
しかし、転職活動を通じて自分を徹底的に見つめ直した上でキャリアを描くことができ、この仕事に対する自らの情熱を思い出せました。
ブランクを経たことで、よりひたむきに仕事と向き合うことができるようになったので、自分にとってこのブランクは必要不可欠なものだったと思っています。
少しでも自身の目標へ近づくために、どんなピンチにも負けない情熱で仕事に打ち込みたいと考えております。
空白期間(ブランク)が自分にとっては必要なものであったことをしっかりと伝えましょう。
また「自分を見つめ直す時間を経たことで、仕事に対する條辺つを思い出せた」と伝えることで、入社後のモチベーションの高さもアピールすることができますよ
資格の勉強をしていた場合
空白期間(ブランク)の間は、ITストラテジストの資格勉強に打ち込んでおりました。
前職はエンジニアとして業務に携わっていましたが、その経験を通じてシステム開発工程の中でも、より上流工程に携わりたいと考えるようになったことが受験勉強を始めたきっかけです。
綿密なスケジュールを立てて勉強した結果、無事に資格取得することができました。
資格勉強を通じて習得した知識や精神力を活かし、結果にきちんとコミットするITコンサルタントとして、御社で活躍し貢献したいと考えています。
また、ビジネスの場から離れていたブランクを埋めるため、入社後も自発的に勉強会を開催するなどして、自己研鑽を続けていきたいと考えています。
そもそもなぜ資格を取得しようと思ったのか、そのきっかけについて語れるようにしておきましょう。
また合わせて、資格勉強を通じて得たことを入社後、どのように活かすことができるのか話すと良いでしょう。
さらに、ブランクを埋めるためにどんなことをしていくのか、この点もセットで話せるようにしておくと、良い印象を与えることができますよ。
家族の介護をしていた場合
空白期間(ブランク)は母親の介護をしていました。いずれは広告業界に復帰したいと考えておりましたので、家事や介護をしながら隙間時間を活用して勉強し、色彩検定の資格を取得しました。
色彩検定を受験したいと思った理由は、商品のイメージや売上アップをしっかり狙っていき、消費者の目を引くカラーを提案できる人材として活躍していきたいと強く思ったからです。
現在は母親が入居できる施設が見つかりましたので、今後は全力で仕事に向き合いたいと思っています。
色彩検定の勉強で身につけた知識を存分に活かして、ユーザーの目線に立った広告提案をしたいと考えております。
カラーコーディネーターなど他にも色彩に関する資格がある中で、なぜ色彩検定を選んで資格取得したのかという理由を伝えましょう。
それだけで終わらせずに、入社後の業務にどのような影響があるのかまで説明できると良いですね。
また、介護に集中していた期間もスキルアップのために取り組んでいたことなどを、より具体的に伝えられるとベストですよ。
海外へ滞在していた場合
海外へ滞在していた場合と言っても、留学していたのか、それともボランティアや旅行していたのかパターンが分かれてきますよね。
今回は、以下に挙げた2つのパターンについて、それぞれ回答例とアドバイスをご紹介したいと思います。
留学をしていた場合
マーケティングの知識獲得を語学力向上のために、海外のビジネススクールに短期留学しました。
この留学を経て苦手分野も基礎から学び直し、しっかりと学んだ結果、TOEICのスコアが○○点上がりました。
ディスカッションやロールプレイングを通して、培ったプレゼン力や交渉力を多様な経歴・国籍、年齢の人たち多く働いている御社で、留学経験を活かして自分も一緒に働きたいと考えています。
留学している間にどのようなことをしていたのか、またその経験によってどのような結果を得ることができたのか、しっかりと伝えましょう。
実際にTOEICなどを受験した人は、過去に受験したスコアとどのくらい成果を出すことができたのか、合わせて伝えるとより効果的ですよ。
自己探求をする期間が長くなった場合
前職でイスラム圏でのビジネスに可能性を感じ、西アジアの国を巡る旅行をしていました。
仕事を中断して礼拝をおこなうなどの文化を目の当たりにし、イスラム教の教えに対する理解を深めることができました。
この旅行で得られた経験を活かすことで、今後御社が注力されようとしているイスラム圏の事業拡大にもお役に立てると思っております。
旅行した経験がある場合には、どのようなきっかけで海外へ旅行することを決めたのか説明できるようにしておくと良いです。
上記のように、海外ならではの経験も言及できるとベストだと言えますね。
怪我や病気を患っていた場合
前職では長期間労働と緊張が続いたのが原因でストレス過多の状態になり、○ヶ月間の休業期間を経て、最終的には退職しました。
退職から○ヶ月経過し、医師から「就業に問題ない」と言われ現在は完治しておりますので、入社後の勤務にも全く影響はありません。もし必要でしたら、いつでも診断書の提出も可能です。
完治したら再びイチから仕事を頑張りたいと思っていましたので、心療内科に通いながらも書籍やネットを通じて、スキルアップ向上に努めておりました。
うつ病や適応障害、パニック障害や自律神経失調症などの精神疾患が原因で退職してしまった人は、嘘をつかず事実を伝えるようにするのがポイントですね。
上記のように、治療が勤務に影響を与えるのかどうか丁寧に説明しましょう。
治療期間にスキルアップのために取り組んでいたことが言えると良いですね。
また、完治した後に派遣社員など働けている人は「先月から派遣社員としてこんな業務をしています」と伝えられると、完治後に問題なく働いているとアピールできるのでベストですよ。
出産・子育てをしていた場合
空白期間(ブランク)の間は育児をしておりました。
育児が落ち着き次第、再び仕事に専念したいと考えておりましたので、育児休暇中は就労感覚を鈍らせないために、資格取得の勉強やパソコンスキルを磨いていました。
現在では育児も落ち着き、子どもが病気などになってしまっても両親からのサポートが得られる状態です。また、夫が子どものお迎えに行ける日は残業することも可能です。
空白期間(ブランク)中に得た知識やスキルだけではなく、前職で得られた経験も十分に活かして、御社で活躍し貢献していきたいと考えております。
まずは育児が一旦落ち着いたことと、しっかりと仕事に専念したいということを伝えましょう。
その後に少しでも空白期間(ブランク)を埋めるためにこれだけの準備をした、またはキャッチアップする努力をしたなどと伝えるのが良いですよ。
その点をしっかり伝えることで企業側が抱く不安を軽減させ、働く意欲をアピールすることができます。
その際には、子育てが仕事に支障をきたさないように、パートナーや家族からの協力体制が得られていることも合わせて伝えるのがベストだと言えますね。
フリーランスとして活動していた場合
前職で培ったWeb制作技術を活用し、フリーランスのWebデザイナーとして活動していました。
個人病院のサイト制作を2年間で30件ほど経験し、デザインの技術だけではなく、交渉能力やスケジュール管理能力も鍛えることができました。
Webサイトの企画から分析までの経験がありますので、御社が目指す一気通貫型サービスの提供にも貢献できると考えています。
前職の職場では5名〜10名ほどのチームの一員として大規模ECサイトの制作を経験したことがありますので、チームワークが求められる環境で働くことに抵抗はありません。
フリーランスをしていた場合は企業側が「組織で働くのは嫌なのでは?」「協調性がないのでは?」と懸念を抱くケースがあります。
そのため、チームで取り組んだ経験があるなら言及して、チームワークを意識して働けることをアピールするのが良いですよ。
上記には記載していませんが「なぜ再び企業で働きたいと思ったのか」と質問されることもあるため、きちんと語れるように回答を用意しておくのがベストですね。
空白期間(ブランク)で転職にお悩みの人へ
冒頭でもお伝えした通り、空白期間(ブランク)は3ヶ月以上だと、企業から長いと判断されてしまいます。
しかし、空白期間(ブランク)の理由をきちんと説明できれば、必ずしも転職が難しいというわけではないんです。
ただ自分1人で空白期間(ブランク)の説明をどうすべきか考えるのは難しいと思います。そんな人は、無料で利用できる転職エージェントに相談してみるのが良いですよ。
あなたの人柄や面談したときの印象を踏まえた上で、応募企業に対してあなたを好意的に紹介してもらえるため、選考通過しやすくなります。
ただ、転職エージェントによって保有求人数やサポートの質に違いがあるため、2社〜3社程度に複数登録した上で、比較検討するのがおすすめですよ。
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前職では営業目標の達成を第一にした行動が求められ、結果を残そうと自分が担当していたクライアント様に不快な思いをさせてしまいました。
そのため、Webコンサルタントとしての経験を活かせる業界の中で、なおかつ顧客志向が現場に根付いている会社へ行きたいと考えていました。
ですが、なかなか自分の理想とする社風を持つ企業に出会えず、転職活動が長期化してしまいました。
長期に及んでしまいましたが、社員ひとりひとりが顧客を第一にして働いている御社と出会うために必要な時間だったのではないかと、今は考えています。