空白期間(ブランク)があっても転職を成功させる方法!ケース別回答例付き!

    転職者の中には、数ヶ月の空白期間がある人もいるかと思います。そのような人は、やはり離職している空白期間が転職にどの程度影響してしまうのか気になりますよね。また、人によって前職からどれくらいの空白期間があるのかはまちまちだと思います。

    そこで今回は、離職の空白期間は何ヶ月あると不利になるのかや、転職にどのように影響してくるのかを解説していきます。

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

離職期間が3ヶ月以上になると不利になりやすい

一般的に、転職活動の期間は3ヶ月程度と言われています。転職活動が長引いてしまい、正社員として雇用されていない期間が、3ヶ月をすぎると転職するのは不利になってしまいます。

3ヶ月という期間から時間が経つにつれ、転職の難易度はどんどん上がってきてしまいます。書類選考で落とされてしまったり、受かったとしても次の面接で離職期間について細かく質問されるようになってしまいます。

空白期間が長いことで不利になる理由

なぜ空白期間が長いことで不利になるのか?その理由を以下から解説していきます。

無計画に転職活動していると思われる

離職期間が長いとなぜ計画性がないと思われてしまうのかというと、一般的に転職は収入のない時期や離職期間をなくすように、在職中に終わらせるようにするものです。

つまり、空白期間が長い人というのは、そういったことを予測せずに、無計画に転職活動をおこなっていると思われてしまう可能性があります。こういった人は計画性のない、いい加減な人という印象を与えてしまう可能性があります。

長い離職期間は企業から良く思われない

すでにいくつかの企業に応募はしているけど、なかなか受からない人も多いのではないでしょうか?単純に、自分に合う企業と出会えていないという人もいると思いますが、離職期間が長いということは、企業からの第一印象はあまり良いものにはなりません。

離職期間が長いことで企業が心配になるポイント

次に、離職期間が長いことで、企業はその応募者のどういった点が心配に感じるか紹介していきます。

仕事に対する意欲

離職期間が長い人に対して、企業側は「長期間離職していたけど、仕事へのモチベーションはあるの?」と、仕事に対しての心構えの部分で心配に思われてしまうことがあります。

やはり、長い間仕事から離れていると良い意味での毒気が抜けてしまうと言いますか、どうしても少しだらけた心構えになってしまいますよね。

結局、採用してからまた仕事に対しての熱意が戻ってくるまでに、結構な時間を要してしまうのでは?と心配されてしまうわけです。また、採用担当者によっては、そもそも労働意欲自体を疑われてしまう可能性があります。

職務能力

先ほど紹介した「転職者自身に問題があるのではと懸念される」に繋がる内容ですが、転職者自身の職務能力が不足しているのではないかと疑われる可能性があります。

ここで言う「能力」はビジネス感覚や職種ならではの専門的な知識・技能などのビジネススキルはもちろん、どのような職種においても必要とされる社会人スキルも含まれます。

企業は転職活動に対する姿勢を通して「物事を判断する際の柔軟性」「計画性」「リスク管理能力」「自分を客観的に評価する力」も測っています。

もちろん、健康上の理由があるのか知りたいだけで深い意図がない場合もあります。しかし、長期間の離職期間があっても転職活動を成功させるには、これらの懸念を払拭した上で面接官が納得できるような回答をする必要があります。

離職期間や面接に自信がない人へ

以下では、離職期間について、面接で聞かれた際に答えるべきポイントをお伝えしますが、恐らく本記事を読んだ後も「実際に面接の場で言う事ができるだろうか?」と懸念は残るでしょう。

そこで転職エージェントを活用すれば、電話や模擬面接などで面接対策ができます。その上、エージェントが採用担当に直接あなたの離職期間について前向きに説明したり、好意的な面を推薦してくれます。

転職エージェントに相談することで、空白期間に限らず、様々な就職・転職における悩みを解決できると思います。

空白期間のある人におすすめのエージェント

空白期間がある人であれば、数年間の空白期間がある人の転職実績が多数あるUZUZがおすすめです。

ここのキャリアアドバイザーは全員新卒入社した会社を早期離職した経験があり、離職期間がある転職の難しさや不安などに共感して寄り添ってくれるだけでなく、本人の実体験に基づく的確なアドバイスも得られます。

加えて、1人あたり平均20時間の手厚い転職サポートにより、自己分析・面接対策などをしっかりとやってくれますよ。

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離職期間の理由を伝えるときのコツ

離職期間について質問されたときは、以下のようにして理由を伝えると有効な自己PRになったり、面接官によって納得いくものになりやすいです。

離職期間中の行動を正直に伝える

これは意外かもしれませんが、離職期間を素直に伝えてしまうのも方法の1つです。離職期間を自分にとって必要な時間だったと肯定的に考え、離職期間中の行動をありのまま胸を張って伝えましょう。

中途採用の面接官は現場の中間管理職が担当することが多いです。求職者が自分の部下になる可能性が高いので、面接官はまず、一緒に働いていきたいと思える人物かどうかを見極めています。

そのときに、離職期間について取り繕った回答をしてしまい、無意識に顔が暗くなったりしてしまったら「信頼性に欠ける」「自分に自信がない」と思われてしまう可能性があります。

面接官に、離職期間を後ろめたく感じていることがバレてしまい、いまいち信用できないと判断されてしまうことがあります。逆に、離職期間について正直に伝えることで、素直な人だと判断され、人間性での印象が良くなることもあります。

離職期間に学んだこと・目的・動機を明らかにする

離職期間中に何かしらのスクールに通っていて、資格の勉強などをしていた人は、離職期間を説明するときにスクールに通っていたということだけ伝えがちです。実は、これだけでは説明としては不十分なのです。

面接官は行動自体ではなく、行動の目的や動機、そこから学んだことを通して求職者の人柄を知りたいと思っているからです。

「海外に通用するマーケティング知識を身につけたかった」「前の職場で自分には財務の知識が足りないと痛感し、会計士の勉強を始めた」など、行動の目的や動機、学んだことも含めて話すことで「離職期間も時間を無駄にせず、有意義に活用していたことをアピールできます。

学んだことを話す際は証拠も提示する

離職期間中の取り組みについて話す際は、資格や資料など証拠を提示して説得力を持たせましょう。例えば英語を勉強していたなら「語学留学に行った結果、TOIECの点数が○○点伸びた」などです。

入社後の活躍イメージを伝える

「海外旅行で培った視野の広さを海外支社との共同プロジェクトで活かしたい」という風に、離職期間中に身につけた知識やスキルがその企業でどのように活かせるのか、きちんと伝えましょう。

結局のところ、離職期間中に取り組んでいたことが、業務と関連性があることを示さなければいけません。そうしないと、面接官は納得してくれない場合があります。

また、長期間ビジネスから離れていたことによるハンデをどのような方法で挽回するつもりなのかを話すことで、仕事に対する意欲の高さをアピールできます。

【ケース別】空白期間の回答例

「離職期間中に何をしていましたか?」という質問に対する回答例をケース別に紹介します。

転職活動の長期化(特別な理由がない場合)

特別な理由はないが転職活動の長期化した場合についての答え方を紹介します。

マッチングが難しかった

転職活動に注力していました。前職では営業目標の達成を第一にした行動が求められ、自分が担当していたクライアントに不快な思いをさせてしまったため、Webコンサルタントとしての経験を活かすことができる業界の中で、顧客志向が現場に根付いている会社に絶対行きたいと考えていました。

なかなか自分の理想とする社風を持つ企業に出会えず、転職活動が長期となってしまいましたが、社員ひとりひとりが顧客を第一にして働いている御社に出会うために必要な時間だったと考えます。

工夫ポイント

なぜ企業とのマッチングが難しかったのか、説明しましょう。

自己探求に使った

転職活動に注力していました。転職活動を始めたばかりの頃に、周りの意見に振り回され、一貫した考えのもとで転職活動をおこなうことができなかったために転職活動が長引いてしまいました。

しかし、転職活動を通して、自分を徹底的に見つめ直した上でキャリア像を描くことができ、この仕事に対する自らの情熱を思い出しました。ブランクを経たことでよりひたむきに仕事に向き合うことができるようなったので、自分にとってこのブランクは不可欠なものだったと思っています。

自身の目標へ近づくために、どんなピンチにも負けない情熱で仕事に打ち込みたいと思います。

工夫ポイント1

このブランクが自分には必要なものであったことを伝えましょう。

工夫ポイント2

「自分を見つめ直す時間を経たことで、仕事に対する情熱を思い出した」と言うことで入社後のモチベーションの高さをアピールしましょう。

資格勉強

ITストラテジストの資格の勉強に打ち込んでいました。前職のエンジニアのとしての経験を通じて、システム開発工程の中でもより上流の工程に携わりたいと考えるようになり、受験を決意しました。

綿密なスケジュールを立てて勉強した結果、無事、資格を取得することができました。資格勉強を通じて身につけた知識や精神力を生かし、結果にきちんとコミットするITコンサルタントとして御社で活躍したいと考えています。

また、ビジネスの場から離れていたブランクを埋めるため、入社後も自発的に勉強会を開催するなどして、自己研鑽を続けていきたいと考えています。

工夫ポイント1

資格勉強を通じて得たことを入社後どのように活かすのかを述べましょう。

介護

母親の介護をしていました。いずれは広告業界に復帰したいと考えていたので、家事や介護をしながら隙間時間で勉強し、色彩検定の資格を取得しました。

母が入居できる施設が見つかったため、今後は全力で仕事に向き合いたいと思います。色彩検定の勉強で身につけた知識を活かして、ユーザーの目線に立った広告提案をしたいと考えます。

工夫ポイント1

入社後の業務に影響があるかどうかを説明しましょう。

工夫ポイント2

介護に集中していた期間もスキルアップのために取り組んでいたことが言えるとGood!

海外への滞在

海外へ滞在していて、空白期間がある場合の回答例について紹介します。

留学

マーケティングの知識獲得と語学力向上のために海外のビジネススクールに短期留学しました。この留学を経てTOIECの点数が○○点上がりました。

ディスカッションやロールプレイングを通して培ったプレゼン力や交渉力を多様な経歴、国籍、年齢の人が一緒に働く御社で活かしたいと考えています。

旅行

前職でイスラム圏でのビジネスに可能性を感じ、西アジアの国を巡る旅行をしていました。仕事を中断して礼拝をおこなうなどの文化を目の当たりにし、イスラム教の教えに対する理解を深めることができました。

この旅行で得た経験を活かすことで、御社が今後注力する予定であるイスラム圏の事業拡大にもお役に立てると思います。

工夫ポイント

海外ならではの経験にも言及できるとGood!

怪我や病気

足を骨折してしまい、その治療に専念しておりました。現在は完治していますので、入社後の勤務にも影響は全くありません。入院していた間もクライアントのニーズの変化に対応できるよう、書籍やネットを通じてツールのアップデート情報をチェックしていました。

工夫ポイント1

治療が勤務に影響を与えるのかどうか説明しましょう。

工夫ポイント2

治療期間にもスキルアップのために取り組んでいたことが言えるとGood!

フリーランス

前職で培ったWeb制作技術を活用して、フリーランスのWebデザイナーとして活動していました。個人病院のサイト制作を2年間で30件ほど経験し、デザインの技術だけでなく、交渉能力やスケジュール管理能力も鍛えることができました。

Webサイトの企画から分析まで経験がありますので、御社が目指す一気通貫型サービスの提供にも貢献できると考えています。

前職の職場では5~10名ほどのチームの一員として、大規模ECサイトの制作を経験したことがあり、チームワークが求められる環境で働くことに抵抗はありません。

工夫ポイント

チームで取り組んだ経験があれば言及し、チームワークを意識して働けることをアピールしましょう

転職で空白期間でお悩みの人へ

離職期間のある人はどうしても書類選考で落ちてしまう確率が、一般の人よりも高いです。

ですが、転職エージェントを利用することで、あなたの人柄や、面談した時の印象を踏まえて、応募企業に対して、あなたを好意的に紹介してくれるので、選考が通りやすくなります。

とくに、相性の良いキャリアアドバイザーに当たることができれば、より細かな提案力と企業への交渉力で、自分の期待以上にいい転職ができるかもしれません。

ただ、アドバイザーの経験やスキルは正直ピンキリなので、相性の良いアドバイザーに当たるためには複数の転職エージェントに登録をおすすめします。

登録後、直接会ってみた上で、実際にサポートを進めてもらうアドバイザーを比較検討してみることをおすすめします。

※以下の各転職エージェントのリンクから各社の登録サイトに直接飛べるので、そちらから早速会員登録をしてみましょう。

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