転職エージェントは複数併用OK?掛け持ちのメリット・デメリットと使い分けを解説
転職エージェントは複数登録・掛け持ちが可能なのか解説していきます。
他にも複数併用するメリット・デメリットや、転職エージェントを併用していることの伝え方、おすすめする掛け持ちの組み合わせも紹介します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
転職エージェントの複数利用・掛け持ちはOK!
転職エージェントの複数登録・掛け持ちは問題ありません。
むしろ、転職を成功させたいのなら、転職エージェントは複数登録するのがおすすめですよ。

末永

転職エージェントごとに、サービス内容や質、キャリアアドバイザーのスキルや相性は異なります。
特にキャリアアドバイザーとの相性は、些細なコミュニケーションや対応のズレから転職活動のモチベーションにも影響を与えており、転職成功のカギを握ることも多いです。転職を成功させている人はエージェントとの相性が良く気さくに話せるような関係性というのはよくあることですね。
だからこそ、自分と相性の合うキャリアアドバイザーと出会うために、最初の段階で複数登録することをおすすめします。
転職エージェントを併用する際は、リクルートエージェント・マイナビエージェント・dodaなどの多種多様な求人を網羅している、大手の転職エージェントに1社は登録することがおすすめです。
大手転職エージェントは求人の数と網羅性が強みであるため、転職の選択肢を大幅に増やせるからです。
大手の転職エージェントと自分の転職希望に特化した転職エージェントの掛け持ちがおすすめですよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
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20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
転職エージェントを複数利用・掛け持ちするメリット
キャリアアドバイザーとの相性を見極める以外にも、複数登録のメリットは多くあります。
転職エージェントを複数利用・掛け持ちするメリット
ここからは、上記4つの理由について、さらに詳しく解説していきますね。
業界や職種ごとの強みに応じて使い分けができる
厚生労働省の公開した「職業紹介事業報告書の集計結果(令和5年度)」によると日本には29,171社もの転職エージェントがあります。ただ、一口に「転職エージェント」といっても、それぞれ得意とする業界や職種、強みはさまざまです。
たとえば、「幅広い業界・職種の求人を保有している」「特定の業界に特化し専門性が高い」「面接対策や書類添削が充実している」など特徴や強みは異なるので、複数のエージェントに登録して比較することが、自分に合ったエージェントを見つけるためのポイントです。
一方で、1社だけに登録してしまうと、他社との比較ができず、「希望する求人が紹介されない」「サポート内容が物足りない」といった不満が出やすくなります。
自分にピッタリ合った転職エージェントを見つけるためにも、まずは複数のエージェントに登録し、使い勝手を比較してみることをおすすめします。
複数のエージェントを比較検討する際は、以下の記事も参考にしてくださいね。
自分に合うエージェントや担当者が見つかりやすい
「自分に合ったキャリアアドバイザーかどうか」は、実際に面談をしてみないと分かりません。
どんなにスキルが高く、サポート実績が豊富で、評判の良いキャリアアドバイザーだったとしても、転職活動がスムーズに進まないこともあります。また、信頼できる相手でなければ、本音を打ち明けるのは難しいですよね。
本当に信頼できて、相性の良いキャリアアドバイザーと出会うためには、複数の転職エージェントに登録して比較することが重要です。
「今のキャリアアドバイザー、なんだか合わないかも…」と感じている方は、以下の記事も併せてチェックしてください。
また、本当に信頼できる転職エージェントを選ぶためには、実際の利用者の声も参考になります。
下の記事で各社の評判や口コミをチェックし、自分に合ったエージェントを見つけましょう。
より多くの求人情報を比較・検討できる
転職エージェントが保有している求人は、基本的に各転職エージェントが企業に営業をかけて、独自のコネクションから集めたものです。そのため、転職エージェントによって保有している求人情報が異なります。
また、転職エージェントが扱う求人の約7~8割は「非公開求人」と呼ばれるもので、求人サイトや企業の公式サイトには掲載されていません。
つまり、転職エージェントに登録していなければ、そもそも存在を知ることすらできないのです。
さらに、非公開求人の中には「独占求人」といって、特定の転職エージェントだけが取り扱っているレアな求人もあります。
1社だけに登録していると、せっかくの好条件の求人を見逃してしまう可能性もあります。
貴重なチャンスを逃さないためにも、複数の転職エージェントに登録して、各社が保有している求人を比較することが大切ですよ。
実際にどれだけの違いがあるのか、一覧にまとめてみました。
サービス名 | 公開求人数 | 非公開求人数 |
---|---|---|
リクルートエージェント | 583,400件 | 268,780件 |
doda | 247,640件 | 271,600件 (公開求人を含む) |
マイナビエージェント | 求人多数 | 求人多数 |
ビズリーチ | 127,000件 | 330,050件 (公開求人を含む) |
JACリクルートメント | 21,250件 | − |
パソナキャリア | 47,250件 | 50,000件以上 |
UZUZ | 非公開 (取引社数は3,000社以上) |
非公開 (取引社数は3,000社以上) |
マイナビジョブ20's | 6,190件 | なし |
ハタラクティブ | 5,160件 | なし |
キャリアスタート | 非公開 | 非公開 |
マイナビIT AGENT | 求人多数 | 求人多数 |
ウィルオブテック | 5,400件 | − |
Geekly(ギークリー) | 37,000件以上 (非公開求人を含む) ※2025年2月時点 |
-件 |
レバテックキャリア | 41,400件 | なし |
2025年5月時点の求人数 |
比較的大規模な採用をしている人気企業・有名企業などは、利用者が多い大手のリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントに求人を依頼しているケースが多いです。
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一方で規模の小さいベンチャー企業や少数だけど優秀な人材を採用したい企業は、信頼のおける転職エージェント・ヘッドハンターへ独自の採用を依頼していることがあります。
転職エージェントによって保有している求人が異なるので、何社かに複数登録してさまざまな領域の案件も網羅すると選択肢の幅を広げられます。
非公開求人についてさらに詳しく知りたい人は下の記事も併せてご覧くださいね。
キャリアの選択肢や視野が広がる
複数の転職エージェントに登録・併用することで、さまざまな視点からキャリアの提案・アドバイスを受けることができます。
1人のアドバイザーだけでは見えなかった選択肢や、自分では想像していなかった業界・職種との出会いがあるかもしれません。
- 今まで気に留めていなかった業界・職種で、自分のスキルが活かせると分かった
- 自分の強みや適性について、第三者の視点から新たな気づきを得られた
- 自分にあった社風や働き方が具体的に把握できた
- 自宅から通える範囲で、より好条件の求人があることを知った
- フルリモート・副業OK・フレックス勤務など、柔軟な働き方の選択肢を得られた
- 将来的な独立やキャリアチェンジも含めて中長期的なキャリアプランのアドバイスがもらえた
複数の転職エージェントのキャリアアドバイザーと面談をすることで視野が広がり、より納得感のあるキャリアを選択できるようになります。
自分でも気づいていなかった「可能性」を見つけられるのは、転職エージェントを複数登録・掛け持ちする大きなメリットですね。
転職エージェントを複数利用・掛け持ちするデメリットと注意点
転職エージェントを複数利用・掛け持ちすることには多くのメリットがある一方で、気を付けるべきデメリットと注意点があります。
転職活動のスタート段階では複数サービスの併用をおすすめしていますが、選考が進んだ段階では登録する転職エージェントは1社のみに絞ったほうが良いです。
ここでは、なぜ1社に絞る必要があるのか、以下で4つの理由を説明します。
連絡や面談のスケジュール調整が煩雑になる
複数の転職エージェントに登録すると、転職活動にかける時間や手間が増え、スケジュールが煩雑になることがあります。
- 複数のアドバイザーとの面談日程の調整
- 求人紹介に対するメールや電話のやりとり
- それぞれのエージェントごとの情報整理や対応
本来、転職エージェントは転職活動を効率的に進めるための手段ですが、登録先が多すぎると、かえって負担が増えてしまう恐れがあります。
また、キャリアアドバイザーは、連絡への反応が早く、転職に前向きな求職者への対応を優先する傾向にあります。対応が遅れがちになると、サポートの優先順位が下がってしまう可能性もあるため、注意しましょう。
こうした事態を防ぐためには、まず複数のエージェントに登録し、初回面談を通じて相性や求人の内容を確認したうえで、利用するサービスを数社に絞り込むのが有効です。
並行して複数のエージェントを活用する場合でも、連絡への迅速な対応とスケジュール管理を心がけることが、スムーズな転職活動につながりますよ。
なお、下記の記事では、転職エージェントとの初回面談で確認すべきポイントや事前準備について詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
情報が多すぎて混乱しやすい
複数の転職エージェントに登録すると、それぞれ異なるキャリアアドバイザーとやり取りをすることになります。
同じ希望を伝えていたとしても、紹介される求人やキャリアの方向性・転職時期の提案などがエージェントごとに異なり、混乱を招くケースも少なくありません。
転職活動に関する情報が増えること自体は決して悪いことではありませんが、あまりに多くの意見を受け取ると、かえって判断に迷い、転職の軸がぶれてしまうこともあります。
大切なのは、最終的に判断・決断をするのは自分自身であるという意識を持つことです。キャリアアドバイザーからの全てのアドバイスを受け入れる必要はなく、自分にとって本当に必要な情報を見極めながら、取捨選択する姿勢が大切ですよ。
納得できるキャリア選択のためにも、冷静に情報を整理し、自分の価値観や希望に沿った判断をすることが重要です。
転職エージェントを活用するメリット・デメリットのバランスについては、以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご覧ください。
同じ求人に重複応募するリスクがある
転職エージェントや転職サイトを利用して求人に応募する場合、同じ求人に複数の経路から応募することは禁止されています。
仮に、複数の転職エージェントから、うっかり同じ求人に重複して応募してしまうと、応募企業から「重複応募」の連絡が各エージェントに届きます。
企業やエージェントの双方に手間をかけてしまうだけでなく、求職者への信頼が損なわれる可能性もあるので、くれぐれも注意が必要ですよ。
特に、複数の転職エージェントを利用していることを伝えていなかった場合には、情報共有の不備としてマイナスの印象を与える恐れがあります。
今後、他のエージェントから応募しようとしても受付を断られる可能性があるので、気を付けましょう。
転職エージェントのブラックリストや注意点については下の記事で詳しく解説しています。後々のトラブルに合わないためにも、しっかりとチェックしておきましょう。
優先してサポートしてもらえない可能性がある
転職エージェントは、求職者が紹介先企業へ入社することで報酬を得る成果報酬で運営されています。
そのため、アドバイザー側としては、自社のサービスを通じて転職が決定する見込みがある求職者を優先的にサポートを行う傾向があります。
対して、複数の転職エージェントを同時利用している求職者に対して「自社経由で転職を決めてくれない可能性がある」と判断されやすくなります。
キャリアアドバイザーは限られた時間の中で複数の求職者を担当しています。より売上を上げるためにも、複数登録を申告している求職者のサポートの優先順位が、相対的に下がってしまうリスクがありますね。
こうした背景を理解した上で、必要な情報やサポートをしっかり受け取るためにも、信頼できる転職エージェントに絞って活用することが有効です。
優先してサポートしてもらえない可能性についてさらに詳しく知りたい人は下の記事を併せてチェックしてみてくださいね。
転職エージェントは何社登録・併用すべきか?
転職エージェントを複数登録・併用すべきとはいえ、具体的に何社に登録するのが良いのでしょうか?ここでは、転職者の実際のデータも紹介しながら、詳しく解説します。
最初は5〜6社登録するのが理想
現役の転職エージェントとしてサポートを続けている末永の本音としては、5~6社がおすすめです。
実際に、業界最大級の大手転職サイトであるリクナビNEXTの「転職エージェント(人材紹介会社)を使った転職活動ガイド」によると、転職エージェントを使って転職を成功させた人の利用社数は平均4.2社でした。
転職エージェントを使った転職活動ガイド
- 転職決定者:平均4.2社
- 全体:平均2.1社
上記の通り、5~6社は決して多いわけではなく、転職を成功させた人の平均登録社数と近い数であることが分かります。
各社が保有している求人やアドバイザーの特徴・得意分野は異なるので、転職エージェントを併用することで、幅広い情報を得られ、自身に合った選択肢を見極めやすくなりますよ。
転職エージェントの初回面談を通じてアドバイザーとの相性や提案内容を比較することで、自分に合ったサポートを見つけやすくなります。
登録数を増やすことで視野が広がるので、より納得感のある転職活動につながりますね。
最終的に1〜2社に絞るのがベスト
転職活動を進めるなかで、自分の希望条件やキャリアの方向性が少しずつ明確になってきます。この段階で、利用する転職エージェントを1〜2社に絞り込むことがおすすめです。
複数の転職エージェントとのやり取りを続けると、時間的にも精神的にも負担が大きくなりやすい傾向にあります。特に、面接が始まる時期には、日程調整やフィードバック、対策のやり取りが増え、エージェントとの連絡頻度も高まるため、負担はかなり大きいです。
スムーズに対応するには、信頼できるエージェントを厳選し、集中してやり取りを行える体制を整えることが重要ですよ。
利用する転職エージェントを絞り込む際は、希望業界・職種に強いか、担当アドバイザーとの相性が良いか、サポートの質が高いかを判断材料にしましょう。
自分の強みを理解し、的確な提案をしてくれるアドバイザーに出会えると、転職成功の可能性が大きく高まりますね。
どの転職エージェントを選ぶべき?選び方・使い分け方を解説
転職エージェントに複数登録する際には、やみくもに登録するのではなく、その特徴に合わせて利用するところを選ぶようにすると良いです。
転職エージェントは大きく大手総合型、中小・特化型の2つに分類され、特化型はさらに特定の業界・職種に専門特化したものと、年代・属性に特化したものに分かれています。
大手総合型転職エージェントの中から2〜3社、特定の業界・職種に専門特化した転職エージェントの中から2〜3社、年代・属性に特化した転職エージェントの中から1〜2社ほど、合計5〜6社に複数登録するのがおすすめですよ。
それぞれの違いについて、以下で一覧にまとめてみました。
大手総合型 | 中小・特化型 | |
---|---|---|
求人数 | ◎ | △ |
体制 | 分業型の傾向 | 両面型の傾向 |
担当求職者数 | 50名前後 | 10〜20名程度 |
ここでは、総合型エージェント、特化型エージェントについて、それぞれ詳しく解説します。
幅広い選択肢とサポートが魅力の【総合型エージェント】
総合型エージェントは、業界や職種を問わず幅広い求人を取り扱うのが特徴です。リクルートエージェント、doda、マイナビエージェントなどが代表例で、多くの企業と提携しているため求人数が豊富です。
転職市場の全体像を把握したい方や、複数の業界・職種を検討している方に向いていますよ。
総合型エージェントは、一度の登録でさまざまな選択肢を得られるのが大きな特徴です。特に転職初心者にとっては、キャリアカウンセリングを通じて自分の強みや市場価値を客観的に知れる点も魅力ですね。また、面接対策や履歴書添削など基本的なサポートが充実していることも特徴的です。
転職の方向性がまだ定まっていない人や、幅広く可能性を探りたい人、初めての転職で手厚いサポートを求める人におすすめです。
ただし、担当者が多くの求職者を抱えているため、一人ひとりへの対応が薄くなる可能性もあります。より手厚いサポートを期待するのであれば、自分から積極的に連絡を取ったり、特化型エージェントを併用しましょう。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
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顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
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20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
専門性の高いサポートを求めるなら【特化型エージェント】
特化型エージェントは、特定の業界や職種に特化したサービスを提供しています。たとえば、IT業界であればマイナビIT AGENT、レバテックキャリア、ハイクラス求人であればJACリクルートメント、ビズリーチなど、専門分野ごとに強みを持つエージェントが存在します。
特化型エージェントは、業界や職種に関する深い知識と人脈を持っている点が最大の強みです。担当者が業界動向や求められるスキル、年収相場などに精通しているため、的確なアドバイスを受けられますよ。
また、一般公開されていない非公開求人を多く保有していることも魅力です。特定企業の社風や内部情報にも詳しいため、応募前にリアルな内部情報を確認しておくことで、ミスマッチを防ぐことができますね。
すでに転職の方向性が明確で、専門性の高い職種を目指している方や、キャリアアップを重視している方におすすめです。
特に、経験者としてより良い条件を求める場合は、業界に特化したエージェントのほうが高い年収や好条件の求人を紹介してもらえる可能性が高くなります。
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
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国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有 -
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
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未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント -
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平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
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大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
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入社後定着率92%!転居サポートや転職交流会など選考対策以外のサポートも充実
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
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ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート -
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国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
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IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
総合型と特化型エージェントの使い分け方
効率的に転職活動を進めるには、総合型と特化型エージェントを目的に応じて使い分けることが重要です。
基本的には、転職活動の初期段階では総合型エージェントを活用し、方向性が定まってきたら特化型エージェントを追加するという流れがおすすめですよ。
転職活動をスタートする際は、まず2~3社の総合型エージェントに登録して市場の全体像を把握しましょう。キャリアカウンセリングを通じて自分の市場価値や可能性のある方向性について意見をもらうことで、転職の軸を明確にできます。
その後、興味のある業界や職種が決まってきたら、その分野に特化したエージェント2~3社を追加登録するのが効果的です。
ただ、あまりに多くのエージェントを同時に利用すると連絡対応だけで疲弊してしまいます。最終的には相性の良い総合型1社と特化型1社程度に絞り込むことで、質の高いサポートを受けながら効率よく転職活動を進められますよ。
転職エージェントを複数利用・掛け持ちする際のポイント
転職エージェントを複数利用・掛け持ちする際のポイントを紹介します。
複数利用していることは必ず伝える
転職エージェントのキャリアアドバイザーには複数の転職サービスを併用している旨を伝えてください。
併用・掛け持ちを伝えるメリット
- 他エージェントにはない求人を紹介してくれる
- 他社の状況を踏まえて選考スピードを調整してくれる
- お互いが相談しやすい関係を作れる
転職エージェントは求職者の転職を成功に導くことを目的に仕事をしています。希望条件や転職希望時期だけでなく、他社選考状況など情報量が多いほうが、キャリアアドバイザーからのサポートやアドバイスの質は良くなりますよ。
実際、求職者から他のエージェントで選考に進んでいると聞いた後に、事情を求人企業に伝えた上で合否の有無を早く確認するなど、状況を知っていれば求職者にとって有利に動いてくれる場合もありますよ。
転職エージェントとの面談でどこまで本音で話せば良いのかわからない人は下の記事も併せてご覧くださいね。
スケジュール調整をしっかり管理する
複数の転職エージェントを同時に利用する場合、特に気をつけたいのがスケジュール管理です。キャリア面談や企業面接、フィードバックなどの予定が重なりやすく、調整に手間取ることで転職活動そのものに集中しにくくなる可能性があります。
特に、面接が本格化してくると日程の調整が煩雑になり、時間のやりくりに追われるケースも少なくありません。
こうした事態を防ぐためには、スケジュールを一元的に管理することが重要です。たとえば、Googleカレンダーやスケジュールアプリを活用し、エージェントごとに色分けするなど、視覚的に把握しやすい工夫を取り入れましょう。
また、移動や準備の時間も見込んで、余裕を持ったスケジューリングを心がけることがポイントですよ。
なお、エージェントには他社と並行して活動している旨をあらかじめ伝えておくと、日程調整がスムーズに進みやすくなります。
どのエージェントを利用しているかまで伝える必要はありませんが、「他にもやり取りしている会社がある」と共有しておくと安心です。
サポートの内容や質を比較し、選別する
複数の転職エージェントを利用する大きなメリットのひとつは、各社のサポート内容や質を比較できる点です。最初は複数のエージェントに登録して情報を集めつつ、転職活動が進む中で、より自分に合ったエージェントへと絞り込んでいくのが効率的な進め方ですよ。
比較する際のポイントとしては、まず紹介される求人の「質」と「量」に注目しましょう。自身のキャリアやスキルに適した求人を、どれだけ的確に紹介してくれるかを確認します。
また、担当者の対応も重要な判断材料です。問い合わせへのレスポンスの速さや、面接後のフィードバックの丁寧さなどから、信頼できるかどうかを見極めることができますね。
さらに、履歴書・職務経歴書の添削内容、面接対策の具体性、条件交渉のサポート力なども含めて、総合的に比較していきましょう。
最終的に1〜2社に絞ることで、エージェントとの関係性も深まり、よりきめ細かな支援を受けられるようになりますよ。
【例文付き】転職エージェントの複数利用をどう伝える?伝え方・断り方を解説
転職エージェントを複数登録・掛け持ちしていることは、初回の面談時に必ず担当のキャリアアドバイザーに伝えましょう。
ここでは、複数登録の伝え方を例文付きで紹介するとともに、別の転職エージェントで内定が出た際の断り方など、どうしてもサポートを断らなければならない場合の断り方を紹介していきます。
複数利用していることの伝え方
転職活動では、複数の転職エージェントを並行して利用するのは珍しいことではありません。ただ、エージェントとの信頼関係を保つためには、複数のエージェントを複数登録・掛け持ちで利用していることは正直に伝えましょう。
このとき、率直かつ丁寧な伝え方を心がけるのがポイントです。具体的な社名を出す必要はなく、「他にも並行して活動している会社がある」という程度の伝え方で十分ですよ。
複数利用していることの伝え方
現在、他のエージェントとも並行して活動を進めております。それぞれのご提案内容を比較しながら、自分に合った方向性を見極めたいと考えておりますので、引き続きご支援いただけますと幸いです。
複数利用で片方の転職エージェントの利用を止める場合の断り方
転職活動を進める中で、特定のエージェントとの相性や提供されるサービスの質に違いを感じ、一部のエージェントの利用を中止したい場合があります。その際は、誠実かつ明確に伝えることが重要です。
一方的な連絡の遮断は避け、丁寧で感謝の気持ちを込めた伝え方を心がけましょう。
利用を止める場合の断り方
このたびは、さまざまなご提案・ご支援をいただき誠にありがとうございました。 現在、他社の紹介案件にて選考が進んでおり、今後はそちらを軸に転職活動を進めていくことにいたしました。今後また機会がありましたら、ぜひご相談させていただければと思っております。今までのご対応に心より感謝申し上げます。
【パターン別】おすすめの転職エージェント
複数登録する転職エージェントに悩んでいる人向けに、おすすめの転職エージェントを特徴を交えて詳しく紹介していきます。
転職パターンごとに解説するので、ぜひ参考にしてください。
転職エージェントのタイプ別分類
以下で、それぞれの特徴とおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
全業界・業種の求人を保有する大手総合型転職エージェント
【1位】 リクルートエージェント |
【2位】 マイナビエージェント |
【3位】 doda |
|
---|---|---|---|
総合おすすめ度 | 4.8点 | 4.7点 | 4.7点 |
利用者満足度 | 4.5点 | 4.5点 | 4.3点 |
求人数 | 852,180件 | 求人多数 | 271,600件 |
特徴 |
求人が豊富 全世代 全業界・職種 |
第二新卒 全業界・職種 手厚いサポート |
求人が豊富 全世代 全業界・職種 |
おすすめ | 全年代 | 20代〜30代 | 全年代 |
2025年5月時点の求人数 |
大手総合型転職エージェントには、全業界・業種の求人が集まっています。大手企業や人気企業の非公開求人を多数保有しているのもこれら大手エージェントです。
複数検討する上では、大手総合型転職エージェントは2〜3社は押さえておくべきですね。
「まだいきたい業界・職種が絞り切れていない」「多くの求人の中から比較検討したい」という転職者にもおすすめです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
各大手総合型転職エージェントの評判・口コミは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
ハイレイヤー層に強い特化型エージェント
【1位】 JACリクルートメント |
【2位】 LHH転職エージェント |
【3位】 ビズリーチ |
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---|---|---|---|
総合おすすめ度 | 4.7点 | 3.8点 | 4.7点 |
利用者満足度 | 4.2点 | 3.4点 | 3.6点 |
求人数 | 常時15,000件以上 | 63,340件 | 330,050件 |
特徴 |
ハイクラス・ミドルクラス 外資系 手厚いサポート |
ハイクラス・ミドルクラス 全業界・職種 手厚いサポート |
全年代 求人が豊富 ハイクラス・ミドルクラス |
2025年5月時点の求人数 |
ハイクラス・エグゼクティブ向けの求人は全体的に限られており、対応する転職サービスも少ないのが現状です。
というのも経営層に近いポジションほど、特定の転職エージェントやヘッドハンターが求人を持っていることが多く、転職市場に出回らないからです。
そのため、リーダー・マネージャーといった企業の中核ポジションや管理職、マーケティングなどの専門スキルを生かして年収アップしたい人には、ハイクラス求人を扱う特化型の転職エージェントがおすすめですね。
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
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JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有 -
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く
ハイクラス転職向けの転職サービスの評判・口コミについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
40代〜50代向けや外資系企業、金融企業の求人、英語力を活かせる求人を探している人は下記の記事も参考にしてみてください。
20代フリーター・既卒・第二新卒に強い特化型エージェント
【1位】 マイナビジョブ20's |
【2位】 UZUZ |
【3位】 ハタラクティブ |
|
---|---|---|---|
総合おすすめ度 | 4.7点 | 4.3点 | 4.3点 |
利用者満足度 | 4.3点 | 4.0点 | 4.0点 |
求人数 | 6,190件 | 非公開(取引社数は3,000社以上) | 5,160件 |
特徴 |
20代 求人が豊富 手厚いサポート |
20代 手厚いサポート IT・Web |
20代 手厚いサポート メーカー・人材 |
対象世代 | 18〜29歳 | 18〜29歳 | 20代〜30代前半 |
2025年5月時点の求人数 |
第二新卒のように正社員経験が少ない人や、既卒・フリーター・ニートのような未経験からチャレンジしたい場合は、未経験歓迎の非公開求人を多数保有しているUZUZ・ハタラクティブなどの20代の若手社会人向けの就職エージェントがおすすめです。
履歴書・職務経歴書の書き方アドバイスや添削、企業ごとの面接対策を丁寧にサポートしてもらえます。
また、UZUZは未経験からチャレンジできるエンジニア求人やWeb業界の求人も保有しているので、他のサービスでなかなか求人が見つからなかった場合も希望通りの求人に出会えるチャンスがありますね。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
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UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20's
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント
正社員経験が少ない人におすすめの転職エージェントの評判・口コミについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
第二新卒や既卒、フリーターにおすすめの転職エージェントを知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
エンジニア・デザイナー経験者向け特化型エージェント
【1位】 Geekly(ギークリー) |
【2位】 マイナビIT AGENT |
【3位】 ウィルオブテック |
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---|---|---|---|
総合おすすめ度 | 4.7点 | 4.7点 | 4.4点 |
利用者満足度 | 4.0点 | 4.1点 | 4.1点 |
求人数 | 非公開求人数も含む求人数: 37,000件以上 ※2025年2月時点 |
求人多数 | 5,400件 |
特徴 |
IT・Web・ゲーム 即戦力・経験者 ハイクラス |
エンジニア経験者 SIerで働く方にオススメ 年収アップ案件あり リモート可の案件あり |
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エンジニア特化の転職エージェントの評判・口コミについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
転職エージェントに複数登録・掛け持ちする上でよくある質問
転職エージェントの複数登録・併用について、よくある質問をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
転職エージェントは複数使うべき?
転職エージェントは複数併用することで、紹介される求人の幅が広がり、自分に合ったキャリアアドバイザーとも出会いやすくなります。特に転職活動の初期段階では、情報収集や比較のために複数利用するのがおすすめですね。転職活動を進める上で「転職の軸」が明確になってきたら、最終的には1~2社に絞ることで、やりとりの手間を減らしていくと、効率よく転職エージェントを活用できます。
なお、もし相性の良いアドバイザーに出会えたなら、無理に掛け持ちをする必要はありません。転職エージェントの活用方法については、以下で詳しく解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
転職エージェントを登録しすぎるとどうなりますか?何社がベスト?
転職エージェントに登録しすぎても問題はありませんが、それぞれの担当者とのやりとりや面談、求人チェックに時間がかかり、かえって負担になることもあります。
最初は情報を広く得るために5~6社に登録し、サービスや担当者との相性を見ながら、最終的に1~2社に絞り込むのが効率的ですね。信頼できるアドバイザーと連携しやすくなるので、転職活動もスムーズに進みますよ。
転職エージェントを活用して年収アップを狙う方法は?
転職エージェントを使って年収アップを狙うには、複数の転職エージェントに登録して、自分に合った案件を幅広く探すことが有効です。複数の転職エージェントを併用することで、より多くの選択肢を得られるので、年収アップのチャンスも広がりますよ。
また、転職エージェントごとに異なる求人情報を保有しているので、紹介された求人の条件や待遇を比較して、最適な提案を受けることが可能になります。複数登録をうまく活用し、最終的に年収アップを実現しましょう。
転職エージェントを複数併用しても問題ありませんか?
最初に登録した転職エージェントだけでなく、いろんな転職エージェントを利用してみたいのですが、1社のみに絞って利用するほうがいいですか?