転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことは?本音で徹底解説!
「転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと」を実際に面談を実施している現役転職エージェントが徹底解説します。
キャリアカウンセリングで印象が悪くなると転職活動は不利になることもあります。印象が良くなる方法やよくやってしまう失敗談も紹介します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
転職エージェントの面談でやってはいけないこと
転職エージェントとの面談でやってはいけないことがあります。
実際に筆者である末永雄大が多くの求職者をサポートしてきた中で、以下のことはやってほしくないと感じました。
項目が多いですが、少し意識すれば避けることができます。対応によっては転職活動が不利になってしまうこともあるので、自分が損をしないためにもぜひ一読してみてください。
本音を隠してしまう
転職エージェントとの面談で本音を隠して、取り繕った意見を言うのは面談で避けたほうが良いです。
転職エージェントは、面談を通じて求職者の希望条件やキャリアビジョンなどを知りたいと考えています。面談で得た情報をもとに、求職者と企業のマッチングをおこなっていきます。
実は、キャリアアドバイザーに話した考えや意見がそのまま企業に伝わると思い、取り繕った考えを言ってしまう人も少なくありません。そこが大きな誤解で、キャリアアドバイザーは求職者の味方です。求職者に不利になることを企業には言わないです。
キャリアアドバイザーに希望条件やキャリアビジョンなどを本音を隠して伝えると求人のミスマッチにつながるので、思い切って本音を伝えてみてください。
末永
転職エージェントに本音で伝えたほうが良い理由について、もっと詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
経歴詐称・嘘をつく
転職エージェントとの面談で経歴詐称・嘘をつく行為はやってはいけないことです。
経歴詐称・嘘は転職エージェントや採用担当者・面接官にいずれバレてしまいます。経歴詐称・嘘でどんなに取り繕っても、話す内容に一貫性がなくなってしまい、辻褄が合わなくなるのです。そうなると、真実を伝えてもそれを信用してもらえなくなる可能性があります。
キャリアアドバイザーも経歴詐称・嘘をつく人を企業に推薦することができないため、転職支援を断られる可能性を高めます。経歴詐称・嘘をつく行為は避けるようにしてください。
無断で遅刻・ドタキャン
転職エージェントとの面談を無断で遅刻・ドタキャンしないようにしてください。
キャリアアドバイザーも面談の時間を空けて事前準備をしています。求人を事前に選定しておいたり、履歴書・職務経歴書の添削をしていたり、求職者の転職成功のために、さまざまな準備をしてから面談をしているのです。
それを考えずに無断で遅刻・ドタキャンしてしまうと、基本的なビジネスマナーがない、思慮深さがない人材と思われ企業に推薦ができなくなってしまいます。
もし遅刻しそうならその旨をしっかり連絡すること、10分以上遅刻するならキャリアアドバイザーと相談してリスケしてもらうように連絡してください。
もし初回面談を受けてみて、継続してサポートをして欲しくない場合は利用を取りやめることも可能です。転職エージェントとの面談を断りたいのなら、以下の記事をみて連絡取るようにしてくださいね。
過度な要求をする
転職エージェントへ過度な要求をすることも止めてください。
転職成功に向けて必死なことはわかりますが、要求が多くなりすぎると他力本願な人柄と捉えられます。その結果、企業への推薦ができなくなり、転職支援を打ち切られることもあります。
実際に求職者を支援してきた中で、以下のような過度な要求がありました。
キャリアアドバイザーへの過度な要求例
- 志望動機を良い感じで作ってほしい
- 自分の職歴書を全部作ってほしい
- 英語のレジュメを書いて欲しい
- 転職理由を考えてほしい
- 面接の1時間前に電話で起こして欲しい
転職するのはキャリアアドバイザーではないので、丸投げしないでなるべく自分の力でやってみてください。
もちろんアドバイスを求めること、キャリアアドバイザーと相談することは問題ありません。
服装がラフすぎる
ジャージ、スウェット、アロハシャツなど服装がラフすぎることも避けてください。
転職エージェントとの面談とはいえ、ビジネスマナーに欠けた服装は基本NGとなります。それは対面やオンライン面談でも変わりません。もしラフな服装で面談に臨んでしまうと、転職エージェントも転職支援を断られる可能性があります。
繰り返しになりますが服装や身だしなみは社会人として最低限のビジネスマナーです。転職エージェントとの面談といえどもオフィシャルな場になるので、ふさわしい服装で面談に臨むようにしてください。
転職エージェントとの面談時の服装について、もっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
不満や愚痴に終始する
転職エージェントとの面談で話がしやすいからといって不満や愚痴に終始しないように注意してください。
とくに現職や前職に不満を持って退職している人に多いですが、愚痴だけをずっと漏らして面談が終わる人もいます。
キャリアアドバイザーは、求職者の転職を支援する存在なので、転職活動で大切な面談の時間をそんなふうに潰してしまうと、転職活動もスムーズにすすめることができなくなります。
そればかりか不満や愚痴ばかりになると不平不満が多い人材だと思われ、次に転職したときも上手くいかないだろうと、企業への推薦を控えられてしまうことになりかねません。
不平不満は伝えてもらっても大丈夫ですが、それに終始しないようにしてください。
企業の応募履歴を隠す
企業の応募履歴をキャリアアドバイザーに隠さないようにしてください。
自分が過去に応募した求人、他の転職エージェントや転職サイトで応募した求人を紹介されることもあります。
それを転職エージェントに隠してしまうと、状況を知らないまま担当キャリアアドバイザーが応募や推薦手続きを開始してしまいます。これにより短期間の再応募・重複応募となり、企業から「管理能力がない」と評価されてしまう恐れがあるのです。
もしキャリアアドバイザーに紹介された企業に応募履歴があれば、「いつ」「どこ経由で」「どのような選考結果だったか」を共有するようにしてください。
末永
企業は求職者の応募記録を残してあるので重複応募や再応募はすぐにわかります。基本的に企業の再応募は1年以上期間が空いていないと再応募することができないケースが多いです。
1年以上間が空いていたとしても企業によって再応募できる期間が決まっているので、再応募する場合には1度転職エージェントに応募の可否を相談するようにしてください。
もっとも注意したいのが、他の転職エージェントまたは転職サイトから既に応募しているケースです。その場合、どちらかの応募を辞退というかたちになるので、そうなると転職エージェントとのトラブルになります。転職エージェントとのトラブルになるとブラックリスト入りを免れないので注意するようにしてください。
転職エージェントのブラックリストについて、もっと詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
言葉遣いが悪い・タメ口
転職エージェントとの面談で言葉遣いが悪い、タメ口で話すようなことはしないでください。
よくあるケースとしては、キャリアアドバイザーが自分よりも年下だった場合や、キャリアアドバイザーが親しみやすい人だと、言葉遣いが悪くなったり、タメ口で話すようになりやすいです。なかには態度が横柄になる人もいます。
いくらキャリアアドバイザーが若い、距離感が近いといっても部下・友達ではありません。
言葉遣いが悪かったり、タメ口で話すような人をキャリアアドバイザーは会社に推薦することができないので、求人を紹介してもらえなかったり、転職支援を断られるリスクにつながります。
転職エージェントとの面談でも言葉遣いには充分注意しながら話すようにしてください。
大切な共有事項を隠す
転職エージェントに、転職活動において大切な共有事項を隠すこともしないようにしてください。
転職活動に影響する共有事項として例えば以下のような内容があります。
転職活動で大切な共有事項
- 直近で転居の可能性
- 直近で結婚の可能性
- 子供の保育園・幼稚園入園状況 など
自分のプライベートなこと、個人的な情報だと思いキャリアアドバイザーに隠してしまう人もいます。
これらの情報を隠してしまうことで折角内定をもらっても、後々から条件にマッチしていなかったということになりかねません。
これらの情報は求人選び、企業の求める条件にマッチしているかに影響を及ぼすので、事前にキャリアアドバイザーに共有しておいたほうが良いです。
末永
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことは、基本的なことばかりです。社会人としてのビジネスマナーがあれば、キャリアアドバイザーの印象が悪くなることもありません。
特別難しいことではないので、上記で紹介した9つを意識して実際に転職エージェントへ相談をしてみると良いです。下記で紹介する3社はサポートの質が安定している大手転職エージェントです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
また、転職エージェントの良い評判を見つけたい、おすすめの転職エージェントランキングを知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
転職エージェントの面談で印象悪くなると不利になる理由
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことをしてしまうと、転職エージェントの面談で印象が悪くなり、結果としてはマイナスなことにしかなりません。その理由を以下にまとめました。
企業への後押しが弱くなる
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことをしてしまうと、転職エージェントは企業への積極的な推薦・後押しが弱くなります。
転職エージェントは求職者を企業に推薦するにあたり、履歴書や職務経歴書では把握できない人柄や強みを共有し、企業への後押しをしてくれる存在です。
採用担当者も複数いる候補者の中から書類選考をしていくときに、キャリアアドバイザーからの情報を材料にして合否を出しています。
しかし、この後押しは企業に推薦して申し分ない人材にしかおこないません。
末永
つまり、転職エージェントの印象が悪くなるということは、ビジネスマナーがない人材だと判断され、この後押しが弱くなり、折角のチャンスを逃すことにもつながります。
求人を紹介してもらえなくなる
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことをしてしまうと、キャリアアドバイザーから求人を紹介してもらえなくなります。
転職エージェントは、企業と求職者の間に立ち、マッチングをおこなう役割を担っています。求職者にも条件があるように、企業側にも求職者に求める条件があります。
企業が求める条件は会社ごとに異なりますが、共通しているのが最低限のビジネスマナーを守ることです。
末永
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことのなかでも、とくにビジネスマナーを疑われるようなことを面談でしてしまうと、どの会社にも推薦できないと転職エージェントに見捨てられてしまう可能性を高めるのです。
推薦理由が浅くなる
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことをしてキャリアアドバイザーに悪い印象を与えてしまうと、企業への推薦理由が浅くなる可能性が高くなります。
キャリアアドバイザーは、求職者を企業に推薦する際「推薦状」を作成し、履歴書と職務経歴書と一緒に企業に送付しています。推薦状には、キャリアアドバイザーから見た求職者の推薦ポイントをまとめているので、履歴書と職務経歴書に書かれていない人柄面を知る上で企業側も大きなヒントにしています。
末永
キャリアアドバイザーの印象が悪くなってしまうと、キャリアアドバイザーも推薦ポイントをまとめることができなくなってしまうので、この「推薦状」のコメントがありきたりになります。
転職支援も手厚くなくなる
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことをしてしまうと、転職支援が手厚くなくなり、今後の対応が雑になる可能性も高くなります。
転職エージェントは、求職者の入社が決まると企業から成功報酬をもらうビジネスモデルであるため、求職者の転職支援は無料で手厚くおこなっています。
つまり転職支援もビジネスであるため、複数いる求職者のなかでも、当然転職の可能性が高い人材ほど優先順位を上げて対応し、良い求人を紹介したり、手厚く転職支援をしてくれるというわけです。
末永
しかし、ビジネスマナーを欠いてキャリアアドバイザーの印象を悪くしてしまうと、「ビジネスマナーがないので転職が難しい」と判断され、良い求人を紹介してもらえなかったり、転職支援が雑になる可能性を高めます。
転職エージェントの仕組み・ビジネスモデルについて、詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
転職エージェントとの面談で印象よくする方法
転職エージェントとの面談で印象をよくする方法を紹介します。
経歴やスキル関係なく、転職エージェントとの面談で印象よくすると以下のようなメリットがあり、転職活動も有利にすすめやすくなるのです。
転職エージェントの印象が良くなるメリット
- キャリアアドバイザーが積極的に支援してくれる
- 企業へ強くプッシュしてくれる
- 優良求人を積極的に紹介してくれる
これらのメリットを得るためにも、以下のような姿勢で転職エージェントとの面談に臨んでみてください。
前向きな姿勢で臨む
転職エージェントとの面談では、転職活動に積極的であることをアピールするために前向きな姿勢で臨んでみてください。
転職エージェントの仕組みについて先ほども紹介しましたが、転職エージェントは求職者に転職成功をしてもらうことで企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルです。
そのため、転職活動にネガティブだったり後ろ向きである人よりは、転職活動に前向きに取り組んでいける人材、熱意がある人を手厚く支援したり、良い求人を紹介する傾向にあります。
とくに未経験求人を探している人は、この熱意ある姿勢を大切にしてみてください。
末永
転職活動に積極的である姿勢を見せるために、以下のように面談で対応してみてください。
- 「いつまでに転職したい」などスケジュールを共有する
- 転職活動の軸を明確に持っている
- 転職活動の不安や疑問を積極的に話す
- アドバイスを積極的に求める
キャリアアドバイザーに積極的にアドバイスを求めたり、転職活動のゴールを持っている人は転職活動に前向きで熱意があることがアピールしやすいです。
「転職活動に前向きです」と言葉で伝えるのではなく、このように前向きな態度で面談してみてくださいね。
丁寧な口調・態度を心がける
転職エージェントとの面談で印象をよくするには、丁寧な口調・態度を心がけるようにしてください。
丁寧な口調・態度は転職エージェントだけに限らず、相手の印象をよくするものです。そういう人は採用担当者や面接官にも良い印象を与えることができるので、企業に推薦しても恥ずかしくない人材として紹介してもらう求人数を増やせます。
また、企業への推薦の後押しもしっかりしてくれるので、転職活動をスムーズに進めることもできるようになります。
末永
丁寧な口調・態度は何か特別なことをする必要もありません。
社会人としてマナーを守った態度、敬語をしっかり使えば転職エージェントの印象も良くなります。
そこに転職エージェントや企業を配慮していくと、より丁寧な口調や態度になりますよ。
身だしなみは清潔感を意識する
転職エージェントとの面談でも、身だしなみや服装は清潔感を意識するようにしてください。
第一印象は出会ってわずか3秒〜5秒、顔を合わせて挨拶するくらいの短い時間で形成されると言われています。この短い時間帯のうちに相手は、初対面の人の見た目や言葉遣いなどを踏まえて第一印象を決定するのです。
これは「初頭効果」という心理が働いており、はじめに得られた情報が後の情報にも大きく影響を及ぼす人間の心理を表しています。
それは転職エージェントとの面談でも同じです。対面面談・オンライン面談のいずれの場合でも第一印象が大切になります。
末永
転職エージェントとの面談でふさわしい服装は、ずばりオフィスカジュアルです。
ジャケットを忘れずに、全体的にベーシックカラーで揃えると清潔的な印象を与えることができます。
実際にどのような服装が適切か迷っている人は以下の記事に詳しい服装を紹介しているので、参考にしてみてください。
質問には簡潔に答える
転職エージェントとの面談では、転職エージェントの質問の意図を把握し、答えは簡潔に答えられるようにしてください。
転職エージェントとの面談はだいたい60分〜90分間おこなわれますが、どの時間のなかで求職者の「経歴・スキルの確認」だけでなく、「条件のヒアリング」や「転職市場の共有」などがおこなわれます。
その短い時間のなかで質問に簡潔に答えるようにするだけで、面談がスムーズに進みコミュニケーション力があると判断され転職エージェントから好印象を抱かれやすいのです。
その他にも、質問に簡潔に答えることは以下のようなメリットも期待できます。
質問に簡潔に答えるメリット
- 自分の答えを強くアピールできる
- 答えに説得力をつけられる
転職エージェントから好印象を抱かれる要素が多いので、質問には簡潔に答えられるように準備しておいてくださいね。
末永
質問に簡潔に答えるためには、「結論」から話すこと、その後に「その根拠となるエピソード」を話すようにしてください。また、以下のことに注意することで質問に対し簡潔に答えられるようになります。
- 要点をまとめて話す
- 「はい」「いいえ」で答えられる内容にも根拠を話す
- 長くても1分〜2分にまとめるつもりで話す
簡潔に答えるからといって「はい」「いいえ」だけに留まらず、しっかり根拠を述べるようにしてください。また、ダラダラと根拠やエピソードを話さないことも重要です。
ネガティブなことも正直に話す
実は、転職エージェントにネガティブなことも正直に話すほうが、好印象を与えやすいです。
実際に筆者末永雄大が支援した求職者にもいたのですが、ポジティブなことだけを話してくれたのですが、ポジティブなことなのにどうも本心が見えずに、聞き手が不安になってしまうこともあります。
社会人として経験を積んでいくなかで不満や不安は誰しも抱くものです。それが見えないと本音を隠していると思い、どのように支援していくべきか逆に迷ってしまいました。
転職エージェントを信用してネガティブなことも話してくれたほうが、実は好感が持てるのでぜひネガティブなことも正直に話してみてください。
転職エージェントとの面談の目的
転職エージェントとの面談は、転職エージェント側にも明確な目的がありますが、実は求職者側も以下の目的を持って面談に臨むことができます。
求職者側とエージェント側の目的をそれぞれまとめました。
転職エージェント | 求職者 |
---|---|
・経歴とスキルの確認 ・人柄の確認 ・キャリアプランを確認 ・の条件の確認 ・信頼関係の構築 |
・転職エージェントが自分に合っているか確認 ・希望条件を伝える ・転職相談に乗ってもらう ・価値観や仕事観の共有 ・情報収集 |
求職者側は転職エージェントが自分にマッチしているかを確認する場として面談を利用することができます。
もし少しでも自分と相性の良い転職エージェントに出会いたいなら、転職エージェントを複数登録してキャリアアドバイザーの対応を比較してみるのもおすすめです。
末永
以下でご紹介する転職エージェントは、きめ細かいサポートに定評があり、面談も親切におこなってくれます。
転職エージェントを複数登録してみて、自分に合うキャリアアドバイザーと出会えるように積極的に動いてみてくださいね。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
転職エージェントとの面談の流れ
転職エージェントとの面談は、転職エージェントによっても異なりますが基本的には上記の流れで進んでいきます。
自己紹介から雑談を交えながら面談を実施していくので、リラックスしながら話すこともできます。
面談の所要時間などの概要も表でまとめました。転職エージェントによっても異なりますが、以下も参考にしてみてください。
面談概要 | |
---|---|
面談所要時間 | 60分〜90分 |
面談方法 | ●対面面談 ●Web面談 ●電話面談 |
面接可能日時 | 平日・土日含めた転職エージェントの営業時間内 |
転職エージェントとの面談前に準備すること
転職エージェントとの面談前に準備すべきことを4つ紹介します。
限られた時間の中で転職エージェントとの面談を価値あるものにするために、以下の準備を事前にしておいてくださいね。
履歴書と職務経歴書の提出
転職エージェントとの面談前に、履歴書と職務経歴書を準備し事前に提出しておくのがおすすめです。
面談前に履歴書と職務経歴書を送っておけば、履歴書と職務経歴書の添削を早めにしてくれるので、求人を紹介してもらったらすぐに応募をすることができます。
もし準備が間に合わなかったら、簡単に紙に書き出しておくこと、アップデート前の既存の履歴書・職務経歴書を送ることでも問題ありません。
とくにオンライン面談を実施する場合には、キャリアアドバイザーに直接手渡しができないので、面談前に事前に送っておくようにしてください。
希望条件を書き出しておく
転職エージェントとの面談前に、希望条件をスムーズに伝えられるよう条件を書き出しておくことも大切です。
当日思いついたまま希望条件を使えることも間違いではありませんが、面談で伝える希望条件はキャリアアドバイザーが求人を探す上での指標になるので、しっかり事前に自分の今後のキャリアと照らし合わせて決めたほうがミスマッチも少なくなります。
面談前に希望条件を整理して紙などにメモして書き出しておくようにしてください。
また、希望条件が複数ある場合には優先順位をつけて伝えられるように準備しておくのがおすすめです。
相談内容を書き出しておく
転職エージェントとの面談前に相談内容を事前に準備しておいてください。
キャリアアドバイザーと面談するにあたり、転職活動で不安なことや聞いておきたいことなどがあると思います。しかし、転職エージェントとの1時間以上の面談をしていくなかで「聞きたいことを忘れてしまった」という人も実は結構多いです。
もちろん、面談後に個別にキャリアアドバイザーに連絡を取り質問することも可能ですが、転職活動に積極的である姿勢を示すためにも面談時に聞いておくほうが良いです。
面談時間の関係から、相談内容・質問内容は3つくらいまで準備しておくようにしてください。
転職スケジュールの目安を立てておく
転職エージェントとの面談前に転職活動のスケジュールを目安で良いので立てておくようにしてください。
キャリアアドバイザーとの面談で「現在の転職活動の状況」「転職活動終了目安時期」を聞かれます。
キャリアアドバイザーはこのスケジュールに沿って応募求人やスピードなどを調整してくれるので、転職スケジュールは事前に立てておくようにしてください。
また、すでに選考が進んでいる求人があれば、進捗を共有することも忘れずにおこなってくださいね。
末永
転職エージェントとの面談は、日程を調整するために電話もしくはメールでやりとりをしていきます。
その過程で、初めての転職で何を準備すれば良いのか分からない場合は、事前に準備するものを教えてもらえます。
とくに下記で紹介する3社は大手総合型転職エージェントで、幅広い業界・職種・属性向けの求人を取り扱っています。また、地方の求人も取り扱っているので、都市部以外に住んでいる人でも利用しやすいです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
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転職エージェントとの面談でやってしまった失敗談
実際に転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことをしてしまい転職活動が失敗してしまった求職者の体験談を紹介します。
人の失敗から学び、転職エージェントとの面談で良い印象を残すようにしてくださいね。
失敗体験
20代・女性
結婚を機にワークライフバランスが取れる環境へ転職をするために転職エージェントを利用しました。
結婚相手が公務員なので転勤の可能性があったのですが、プライベートなことだし結婚相手の転勤も先のことだろうと思い、情報を伝えずに転職活動をスタートさせ、自分の条件に合う会社を見つけ無事内定までもらうことができました。
しかし安心したのも束の間、内定承諾をした翌日に結婚相手の県外への転勤が決定してしまったのです。すぐにキャリアアドバイザーに連絡して事情を話し、内定承諾をしたが辞退させてもらうことになりました。
内定承諾後ということもあり、企業・転職エージェントからの印象がかなり悪くなってしまい、転職エージェントから「転居の可能性をはじめに言って欲しかった」と言われてしまいました。もう今回お願いした転職エージェントは使えないと思います。
失敗体験
30代・男性
転職エージェントと転職サイトを利用して忙しい仕事の合間を塗ってゆっくり転職活動を進めていました。
そんななか3ヶ月前に転職エージェントA社で紹介され一次面接不合格になった求人を、転職エージェントB社で同じく紹介されたのです。
自分としては行きたい企業だったし、3ヶ月もたって同じポジションで募集しているということは、候補者がいないのだろうと思い、転職エージェントに黙って再度応募をすることにしました。
しかし、その応募の3日後に「応募を受け付けられない」という企業から連絡があったことをキャリアアドバイザー経由で教えてもらいました。再応募であることが企業にバレて、ついでに黙っていたことを転職エージェントにもバレてしまったのです。
「応募していたことを忘れていた」と言い訳をしましたが、その後転職エージェントから新たに求人を紹介してもらえることはありませんでした。
失敗体験
30代・男性
担当のキャリアアドバイザーは相性も良いだけでなく、人柄もよく親しみやすい人でした。雑談混じりの面談で盛り上がり、ついタメ口になってしまいました。
良い時間となった面談だったのですが、再度キャリアアドバイザーの方にも「面接ではタメ口辞めてくださいね」と釘を刺されてしまいました。
いざ選考が進み企業の面接を受けることになったのですが、面接官もかなりフレンドリーな方で話やすく、最初は言葉遣いを意識していましたが、話が盛り上がりついついタメ口混じりで話してしまったのです。
もちろん面接結果はタメ口を理由にお見送りになりました。またそれだけでなく、信頼していたキャリアアドバイザーも担当変更になり、その後、思うように転職活動が進まなくなったのです。
面談や面接でも緊張感を持つべきだと感じました。
良い転職エージェントを見極めるポイント
転職エージェントとの面談は、求職者側も良い転職エージェントを見極める機会になります。
60分〜90分の短い時間で良い転職エージェントを見極めるポイントを紹介します。
たくさん質問してくれるか
転職エージェントとの面談で、キャリアアドバイザーがたくさん質問してくれるかに注目してみてください。
良い転職エージェントは、積極的に求職者の情報を得てセールスポイントを見つけようとしてくれるので、色々なことを積極的に訪ねてくれる傾向にあります。
また、キャリアアドバイザーがたくさん質問してくれることで、求職者は自己分析を深めることにもなります。キャリアアドバイザーは自己分析の精度を高める意味でも求職者にたくさん質問をしてくれることもあるのです。
面談では求職者が話しやすい雰囲気も作ってくれるので、キャリアアドバイザーがどのような雰囲気を作ってくれているかも見ておくようにしてください。
業界・職種・転職市場の知識は豊富か
転職エージェントとの面談で、キャリアアドバイザーの業界・職種・転職市場の知識が豊富であるかも見極めるようにしてください。
業界・職種・転職市場の知識は豊富なキャリアアドバイザーは、求職者に的確なアドバイスをくれ、非公開求人を含めた求人も幅広く紹介してくれます。
履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉など細かい支援に関しても、業界・職種・転職市場の知識が必要になるので、これらの知識が豊富なキャリアアドバイザーに支援してもらったほうがスムーズに転職活動が進みます。
転職エージェントとの面談で以下のような質問をして、自分のためになるアドバイスをくれるかどうかを見て、知識が豊富であるかを見てみてくださいね。
キャリアアドバイザーへの質問例
- 転職市場の動向を教えてください
- ○○業界の将来性を教えてください
- ○○職種のキャリアパスにどのようなものがあるか教えてください
紹介求人は的外れでないか
転職エージェントとの面談で紹介してもらった求人が的外れでないかも、良い転職エージェントを見極めるポイントです。
しっかり的を得た求人を紹介してくれるかはキャリアアドバイザーの力量によります。
希望条件にマッチしていない求人を紹介された場合、キャリアアドバイザーの支援実績が浅い可能性があります。もしくは、転職エージェントが保有している求人数が少ない場合も紹介する求人が的外れになりやすいです。
いずれにせよ、希望条件にあった求人を紹介してもらえないと満足のいく転職ができないので、希望条件にあった求人を紹介してくれているかにしっかり注目してください。
自身の価値観に共感してくれるか
転職エージェントとの面談でキャリアアドバイザーが、自身の価値観に共感してくれるかを見るのも大切です。
自分の価値観に共感してくれているということは、同じ目線で転職支援や求人選定をおこなってくれるキャリアアドバイザーであるため、相性が良いと言えます。
相性の良いキャリアアドバイザーが紹介してくれる求人はマッチ度の高くなる傾向にあり、またア
転職活動が成功しやすくなるとも言えるので、自分の価値観に共感するキャリアアドバイザーを見つけてみてください。
末永
キャリアアドバイザーとの相性は転職活動に大きな影響を与えます。良い転職エージェントを見極めるポイントを把握して、相性の良いキャリアアドバイザーに出会えるように積極的に動くことも大切です。
転職エージェントを複数登録して、キャリアアドバイザーを比較して最終的に2〜3社の転職エージェントに絞ってみてくださいね。
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転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことに関するよくある質問
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことに関するよくある質問をまとめました。
転職エージェントとの面談する際の参考にしてみてください。
転職エージェントの面談で泣いてしまったら印象悪くなるのか
転職エージェントとの面談で泣いてしまうことで印象が悪くなることはありません。
ただし、感情的になってしまったあと、落ち着く時間が長引くと面談時間に影響を及ぼしてしまうので、泣くことは極力避けたほうが良いです。
転職エージェントとの面談はスーツにすべきか
転職エージェントとの面談でもスーツを着用するのがおすすめです。
ただし普段スーツを着ていない場合、現職に転職活動がバレてしまう可能性があるので、オフィスカジュアルでも問題ありません。
アクセサリーや化粧などは華美にならないように注意するようにしてください。
転職エージェントの面談でやってはいけないことをしたらどうしたらいいか
転職エージェントの面談でやってはいけないことをしたら、自分の非を認めて素直にお詫びをするようにしてください。
改めて面談する機会をくれる転職エージェントもありますが、そうでない場合には、他の転職エージェントを使うのがおすすめです。
その際は、同じ失敗をしないように心がけてください。
転職エージェントとの面談を遅刻する場合の対処法
転職エージェントとの面談時間に間に合わない場合には、事前に連絡を入れて遅刻することを伝えるようにしてください。
その際に何分くらい遅刻しそうなのかを伝え、キャリアアドバイザーの指示に従います。そのまま遅れて開始する場合もありますが、改めて別の日にリスケになることもあります。
その他にも知らないこと、困っていること、不安に思っていることなども包み隠さず、キャリアアドバイザーに本音で相談してしまうのがおすすめですよ。
そうすることでキャリアアドバイザーと信頼関係を構築することができます。