薬剤師のおすすめ転職エージェントをプロが徹底比較!上手な使い方も解説
この記事では、薬剤師おすすめの大手転職エージェント3社を紹介します。
転職エージェントに使われないようにするための注意点や選び方のコツも解説するので転職したい薬剤師の人はぜひ読んでください。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
転職を考える薬剤師のみなさんからは「転職エージェントは使わないほうがいいの?」「30台未経験でも大丈夫ですか?」「キャリアアップはどうすればいい?」など様々な不安の声をよく耳にします。
そこで、10年以上転職エージェントとして転職サポートをしてきた私が、転職エージェントに使われる失敗例からメリット・選び方まで正直にお話したいと思います。
転職を考える薬剤師のあなたに、この記事を通して少しでもお力添えができれば幸いです。
薬剤師向け転職エージェントおすすめ3社
薬剤師におすすめの転職エージェントは、とくに利用者が多い大手3社のマイナビ薬剤師・ファルマスタッフ・薬キャリエージェントです。
これから大手3社の解説をしていきますが、まずは各々の特徴が一目でわかる早見表を以下にまとめたのでご覧ください。
特徴 | 求人数 | |
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求人数が多い 利用満足度トップクラス |
43,921件 |
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派遣求人に強い 調剤薬局に強い |
48,513件 |
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高収入求人 病院転職に強い |
39,671件 |
リクナビ薬剤師 | 認知度NO.1 | 19,756件 |
2023年11月6日時点※非公開求人は除く |
表を見る限り、どのエージェントも利用価値があってどこに絞ればいいか迷うところだと思いますが、結論から言うと、おすすめの利用法は3社を複数登録することです。
なぜなら、自分と相性の合う転職エージェントを見つけるには自ら比較検討する必要があるからです。複数登録については、のちほど詳しく解説します。
それでは、大手3社の薬剤師エージェントについて、オススメ利用者・求人数・特徴・デメリット・口コミを以下でご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
薬剤師向け大手転職エージェント
マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師の魅力は、転職決定実績が豊富なエージェントが多数在籍していることです。
マイナビ薬剤師は大手人材会社のマイナビが運営しているので、転職サポートはかなり充実しています。転職難易度が高い求人にも安心して挑むことができるでしょう。
また、マイナビ薬剤師では全国14地域の拠点に在籍しているエージェントが、かかりつけアドバイザーとして求人先に訪問して職場情報を収集しているので、広範囲エリアで内部情報を得ることができます。
ハローワークや転職サイトの募集要項だけではわからない職場の雰囲気やスタッフの経歴、評価基準なども把握。転職後に起こりがちなミスマッチを防ぐのに重要ですので、ぜひ入社前に確認してください。
おすすめの人 |
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保有求人数 |
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特徴 |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
2023年6月時点 |
一方で、マイナビ薬剤師には以下のデメリットがあります。
- 紹介される求人数が多すぎる
- 面談予約は電話でする必要がある
マイナビ薬剤師は保有求人数が多いので紹介してもらえる求人数も多くなります。選択肢が増えることはメリットでもありますが、人によってはどこの求人に応募すれば良いのかが分からなくなり、転職活動が長期化してしまうリスクがあります。
また、エージェントとの面談予約は電話でおこなう必要があり、少々面倒くさいと感じる利用者もいるようです。
以下は、マイナビ薬剤師を実際に利用した薬剤師の声です。
リクナビ薬剤師とマイナビ薬剤師に登録しましたが、マイナビ薬剤師のエージェントにサポートしてもらったところ第一志望の企業に転職することができました。面接対策や書類作成を親身にサポートしてくれたので、自信を持って面接に挑めました。
完全週休2日制(土日休み)を条件に伝えたところ、担当エージェントの方が年間休日日数の多い求人に特化してピックアップしてくれました。年収に関しても、全ての求人が希望の下限ラインを上回っていたので非常に満足でした。
マイナビ薬剤師のサービスの特徴や評判について以下の記事で詳しく解説しています。
ファルマスタッフ

ファルマスタッフの魅力は、調剤薬局への転職と派遣求人に強みを持っていることです。
ファルマスタッフは日本調剤グループが運営しているので、調剤薬局業界に強い権威性を持っています。
また、保有している派遣求人数も多いうえ、正社員になることを前提に働ける紹介予定派遣にも強いです。
おすすめの人 |
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保有求人数 |
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特徴 |
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運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
2023年6月時点 |
一方で、ファルマスタッフには以下のようなデメリットがあります。
- 転職活動に時間がかかる
- 担当エージェントの対応にバラツキがある
ファルマスタッフの強みでもある寄り添い型サポートが合わない人も中にはいます。求人紹介だけでなく、「なぜ転職したいのか」「薬剤師として何を実現したいのか」の自己分析から親身に寄り添ってもらえる分、意思決定までに時間がかかるようです。
また、自己分析やヒアリングのサポート方法に正解がないため、担当エージェントによって質が異なります。従って、利用者との相性が合わない場合は、デメリットと感じられる人も多いようです。
求人数は過去利用した転職エージェントの中で最多でした。30件以上の求人を一つ一つ詳しく紹介してくれ、むしろ悩んでしまうほどでした。
日本薬局学会主催のファーマシーセミナーを無料で受講できる環境が整っていて、他にも薬局探訪や薬剤師クイズなど勉強になるコンテンツがたくさんありました。
ファルマスタッフのサービスの特徴や評判について以下の記事で詳しく解説しています。
薬キャリエージェント

薬キャリエージェントの魅力は、高年収求人と出会う確率が高く、病院転職に手厚いことです。
年収600万円以上の求人保有割合を見ると、他大手エージェントが1~2割であるのに対し、薬キャリエージェントは4割を占めています。他エージェントよりも給与アップにつながる求人と出会える可能性が高いと言えますね。
また、薬キャリエージェントの運営会社であるエムスリーグループは、長年にわたって医療機関のコンサルティングを実施しており、日本最大級の医療情報サイトを運営しています。したがって、医療機関からの信頼・知名度があり病院求人に長けているのです。
薬キャリエージェントにおすすめの人 |
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保有求人数 |
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特徴 |
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運営会社 | エムスリーキャリア株式会社 |
2023年6月時点 |
※エムスリーキャリア調べ
一方で、薬キャリエージェントには以下のデメリットがあります。
- コンサルタントとの対面面談がない
- 転職サポートがやや強引
薬キャリエージェントは転職エージェントとの対面面談がなく、基本は電話やメールでの対応になります。現職が忙しく気軽に転職活動を進めたい人にはおすすめですが、リアルコミュニケーションで丁寧なサポートを受けたい人には物足りないかもしれません。
また、担当エージェントによっては対応スタンスがやや強引なことがあるようなので、自分のペースで慎重に転職活動を進めたい人にとっては不安要素になるかもしれません。したがって、エージェントとの相性を見極める必要があります。
以下は、薬キャリエージェントを実際に利用した薬剤師の声です。
薬キャリエージェントの求人数は他社と比較して少ないですが、病院の求人数は多かったです。病院勤務を希望している人には、薬キャリエージェントはぜひおすすめしたいです。
正社員で年収600万以上という条件を最初にはっきりとお伝えしたので、高年収求人に実績のある転職エージェントについていただけました。転職活動をする上でとても役に立つノウハウを聞くことができましたよ。
薬キャリエージェントのサービスの特徴や評判について以下の記事で詳しく解説しています。
薬剤師向け転職エージェントの選び方
つづいて、薬剤師転職エージェントの選び方について解説していきます。
冒頭でもお伝えしましたが、薬剤師向け転職エージェントを利用するならまずは大手2~3社に複数登録することをおすすめします。
なぜなら、相性の良いキャリアアドバイザーと出会うための効果的な手段だからです。
というのも、ご紹介した大手3社は職場ごとの強みや求人数に特徴はあれど、提供するサービスはほとんど同じです。
したがって、転職活動の命運はキャリアアドバイザーとあなたとの相性にかかっていると言っても過言ではなく、そのための有効な手段こそが、自ら相性を見極められる複数登録なのです。
転職エージェントとの相性は登録後の面談で確かめ、最終的にはもっとも信頼できる1社に絞り込みます。
ですから、複数登録はあくまでも相性を確認する機会を増やすための手段であり、転職活動中も複数のエージェントを並行して使う必要はありません。
転職エージェントの選び方についてもっと詳しく知りたい人は、私が解説した以下の記事も合わせてご覧ください。
ちなみに、登録の手間は希望職場や勤務地、氏名住所など基本情報を入力するだけ1分ほどでサクッと完了します。
薬剤師におすすめの転職エージェント
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マイナビ薬剤師
人材業界大手のマイナビが運営。手厚いフォローに定評アリ! -
ファルマスタッフ
東証プライム上場の日本調剤グループが運営!20年以上の実績と信頼 -
薬キャリ AGENT
薬剤師の登録者数No.1*!医療業界専門のエムスリーグループが運営 *エムスリーキャリア調べ
薬剤師が抱える転職エージェントへの不満
ところで、薬剤師のみなさんは、転職エージェントに対してあまり良いウワサを聞かないのではありませんか?
強引なサポートや無理な求人紹介といった話を聞いたことがあるかもしれませんね。
残念ながら、上記のウワサはあながち間違いではありません。なぜなら、転職エージェント会社は、転職者を企業にお繋ぎすることで得られる紹介料が利益源だからです。
したがって、利益重視で転職者に向きあえていない転職エージェントも中にはいることでしょう。
使いこなせればあなたの強力な武器として頼もしい存在になってくれる転職エージェントですが、逆に利用されてしまうとあなたの転職活動は円滑に進みません。
そこで、実際に転職エージェントを利用した薬剤師のみなさんに不満についてインタビューをしました。不満ごとに打ち手・活用法を解説しているので、これから利用しようと思っている人はぜひ参考にしてください。
求人を大量に紹介してくる転職エージェント
利用者の希望に関わらず大量の求人情報を紹介する転職エージェントには注意が必要です。
冒頭でお伝えした通り、成果報酬型の転職エージェントは利用者の転職成功で企業からの報酬を受けとります。したがって、比較的転職サポートがしやすい薬剤師に大量の求人を紹介し、一件でも多く転職可能性を高めようとするケースが見られます。
あなたの希望に合っているのなら紹介求人数が多くても大丈夫です。しかし、「とりあえず30件は応募しましょう」と希望条件に関わらず目先の内定獲得が目的になっているエージェントには注意をしてください。
エージェントに使われない対策方法
「速やかに転職エージェントの変更を依頼する」
転職先企業との関係によっては、選考が進むにつれて担当エージェントの変更が難しくなる場合があります。ですから、あなたの担当エージェントが最初の段階で大量の求人を紹介してくるようであれば、担当を変えてもらうことをおすすめします。
内定後の意思決定を急かす転職エージェント
転職エージェントによっては、利用者が複数の内定を持っている場合、いくつかの内定先を悪く評価することで利用者の意思決定を催促してくることがあります。
また、企業の要望で転職エージェントが利用者の意思決定を急かしている場合もあります。採用側はなるべく早く新しい人員を確保したいからです。
エージェントに使われない対策方法
「あなたが転職後に必ず実現したいことを明確にしてその意志をエージェントに伝える」
転職はあなたのベターライフを実現する手段でしかありません。内定をとることが目的になっているとエージェントの催促に振り回されかねません。あなたが転職先に求める希望条件は何ですか?転職を繰り返さないためにも、転職後にありたい姿を明確にし、エージェントを使い倒す主体性を意識しましょう。
連絡がしつこい転職エージェント
転職エージェントを利用する薬剤師の中には、連絡がしつこい担当エージェントとの付き合い方に悩んでしまう人がいます。
多くの利用者が現役で仕事をされているにも関わらず、日中に担当エージェントから電話がかかってくる場合もあるようです。
転職活動と今の仕事を並行させることは容易ではありませんが、だからこそ転職者の負担を少しでも軽減させる存在こそが転職エージェントの然るべき姿です。エージェントがあなたの仕事を阻害しているのであれば本末転倒です。
エージェントに使われない対策方法
「やり取りが可能な時間帯をエージェントにはっきり伝える」
転職エージェントは利用者が抱える不安を解消できるよう親身にサポートをおこないますので、連絡頻度が増えることもあります。決まった時間に連絡を取ってほしいのであれば、仕事終わりの平日遅い時間や休日対応が可能なことが多いですから遠慮せずに伝えましょう。
薬剤師が転職エージェントを使うメリット
上記で転職エージェントを利用するリスクについてお伝えしたところですが、それでも私は薬剤師のみなさんに転職エージェントの利用を検討いただきたいです。
その理由は、転職エージェントを使えば得られる以下のメリットにあります。
一つずつ詳しく解説していきましょう。
転職後のミスマッチを防ぐことができる
転職者によくある失敗として、転職したものの職場の雰囲気に馴染むことができず転職を繰り返してしまうことが挙げられます。
しかし、転職エージェントを使えば、転職前に職場の雰囲気や福利厚生の内部情報を詳しく知ることができます。
はじめに紹介したマイナビ薬剤師や薬キャリエージェントは全国に拠点を構えており、各地の転職エージェントが求人先に足を運ぶことでより具体的な情報を入手しています。
そのため、転職エージェントを使うことであなたの希望により近い求人情報を紹介しやすく、転職後のミスマッチを事前に防ぐことができます。
内定確率アップの選考対策を無料でしてもらえる
転職エージェントを利用する大きな魅力が、以下のようなプロクオリティの転職サポートを無料で受けられることです。
- 履歴書の書類添削
- 企業の傾向を踏まえた面接対策
転職者の中には、せっかく魅力があるのにアピールが上手くできずお見送りになってしまう人や面接に苦手意識を持つ人がいます。
実践練習を一人でおこなうよりも、プロのアドバイザーを相手に的確なフィードバックをもらうほうが身になるはずです。
また、薬剤師は比較的転職しやすい職業だと言われますが、人気で高倍率の求人だと厳しい選考を通る必要がありますし、日中の仕事が忙しいなら転職活動に充てる時間も限られることでしょう。
転職エージェントを利用すれば、効率よく密度濃い選考対策が可能になるので内定獲得率アップを見込めますよ。
給与条件・退職交渉のサポートに入ってもらえる
みなさんは、求人紹介と選考対策だけが転職エージェントのサポートだと思っていませんか?
実は、転職エージェントのサポートは多岐に渡ります。例えば、転職先との給与交渉や内定後の退職交渉など、自分からは動きづらいこともフォローしてくれます。
もちろん、転職活動においては希望の求人に内定をもらうことも重要ですが、現職との関係性や労働条件の交渉といったトラブルの元になる場面に上手く対応していくことも大切です。
スムーズに転職活動を進められるように、プロの力を使い倒したいですね。
非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人とは、企業が優秀な薬剤師を確保するため転職エージェントにのみ公開する求人のことです。一般的な求人サイトには掲載されていないレア求人です。
非公開求人の特徴は、雇用条件の質が高いことです。一般公開されている求人よりも年収が高く、転職後の社内ポジションへの待遇も良いことが多いです。
すでに薬剤師としてのキャリアが長く、調剤経験が豊富なのであれば非公開求人への応募が有利に働くでしょう。
とくに薬キャリエージェントは保有求人のほとんどが非公開求人です。転職エージェントを使うことでしか出会えない魅力的な求人が気になる人は登録してみてはいかがでしょうか。
薬剤師が転職エージェントを最大限活用する方法
それでは、転職エージェントを最大限に活用する方法を解説していきます。ここまでマスターできれば転職のプロを大きく味方につけることができますよ。
転職したい職場を絞りすぎない
突然ですが、あなたは今引っ越しを検討中で不動産会社に相談しているところだと想像してみてください。駅から徒歩〇分以内、〇〇区、家賃〇万円以内など、条件を絞るほど物件の候補が少なくなりますよね。
これは転職エージェントの利用においても同じことが言えます。希望する職場を絞りすぎると、あなたの希望に合った求人を紹介してもらえない、もしくは極端に選択肢が少なくなってしまうかもしれません。
したがって、転職エージェントを利用するときは、希望条件に優先順位を付けましょう。絶対譲りたくない条件なのか、少しは妥協しても良い条件なのか、取捨選択をすることが大事です。
過去の経歴・取得資格を具体的に伝える
あなたの経歴や保有資格を具体的に伝えることで、転職後のミスマッチを防げます。なぜなら、あなたの持つ経験・スキルを最大限に活かせる職場を転職エージェントは紹介してくれるからです。
また、中途採用は基本的に即戦力となる人材を求めているので、具体的な経験と紐づいた経歴・スキルを伝えることは、選考を有利に進めるコツにもなります。
2~3社の転職エージェントに複数登録する
本記事では何度もお伝えしていることですが、複数登録はめんどうに思えて実は一番効率的かつ有効な方法なのです。
なぜなら、転職エージェントは人によってサポートの質が異なるからです。あなたとの相性がより良いエージェントを見つけやすくするためにも、まずは2~3社の転職エージェントに複数登録することをオススメします。
ただ、大手3社のうち、どれが一番良いのかは正直あなた次第ですので、判断軸を持っておくと選びやすいですね。
これはあくまでも一例ですが、スピーディーな対応を重視するのであれば電話・メール相談中心の薬キャリエージェントから使ってみるのが良いかもしれません。逆に、自己分析にじっくり時間をかけ対面サポートを希望するのであればマイナビ薬剤師やファルマスタッフを使うと良いでしょう。
また、利用者限定の無料セミナーを提供しているファルマスタッフのように、独自サービスをもつ転職エージェントもありますから比較検討してみてください。
薬剤師が転職エージェントを使う流れ
ここまでは、転職エージェントを利用するメリットや注意点をお伝えしてきましたが、ここからは転職エージェントを利用する実際の流れを紹介します。

転職エージェントを使うと、上記の図のように流れが進んでいきます。そこで、各サポート段階では実際にどのようなことをするのか詳しく説明していきますね。
登録・面談
登録が済んだら、電話もしくはメールで初回面談の日程調整をします。
新型コロナウイルスの感染拡大以前は対面での面談が中心でしたが、現在は感染予防のためオンライン面談が主流となっているので安心です。
また、性別やサポート実績など担当のキャリアアドバイザーに希望がある場合は事前に要望を伝えると調整してもらえます。
求人紹介・選定
転職エージェントとの初カウンセリングでは、これまでの経験や希望条件をヒアリングされ、必要に応じて自己分析もおこなわれます。
その後、ヒアリングの結果を元に、転職エージェントが保有する求人、または非公開求人の中から希望に合った求人が提案されます。
ただの求人紹介だけではなく、求人先の労働環境や職場の雰囲気など、実際に働くうえで参考になるような細かい内部情報も共有してもらえます。
また、実際にそこで働いている薬剤師の話を聞きたい場合は、エージェント経由で状況を教えてもらえるので、気になる人は相談してみると良いでしょう。
書類の添削・面接対策
履歴書や職務経歴書の書き方に不安がある人は多いはずです。転職エージェントはアドバイスや添削をおこなってくれます。
また、面接対策では転職エージェントが過去の転職支援をもとに作成した想定質問集に沿って壁打ちすることができます。面接で重要な自己PRや志望動機に関しても、自分の強みを最大限アピールするコツを伝授してもらえますよ。
模擬面接として練習を重ねることで、本番までに不安要素を取りのぞき、万全の体勢で臨むことができます。ちなみに選考対策は一度では終わらず、転職活動が無事に終了するまで継続しておこなわれます。
内定獲得・入社後フォロー
転職エージェントのサポートは入社後のフォローまで続きます。
入社日の調整や雇用条件の交渉もエージェントは代行してくれます。また、退職交渉も間に入ってくれるので言い出しづらい人はぜひ頼ってみてください。
また、転職エージェントは入社後実際に働き始めてからもフォローしてくれる体制になっています。不安や悩みを感じたら気軽に相談してみると良いでしょう。
仮に途中で転職活動を辞めたいと決めたときは退会(登録解除)するのも一つの方法です。その際は担当エージェントにその旨を伝え、個人情報削除の依頼をしましょう。
転職エージェントについてより詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。
薬剤師が転職エージェントを利用する前に
この記事では、薬剤師のみなさんに転職エージェントのイロハをお伝えしてきました。
ぶっちゃけた話、転職エージェントの立場からすれば薬剤師は国家資格ですから、40代や50代といった年齢でも一般企業と比べて転職がしやすい業界です。条件さえ求めなければ無職期間が長かったり、転職回数が多くても再就職可能です。
そのため、悪く利用されるかもしれない転職エージェントをわざわざ使うよりも、知り合いの紹介や自主応募で転職するほうが安心だという気持ちもわかります。
しかし、ホワイト求人やオープニング求人、人気の完全在宅勤務(フルリモートワーク)の求人は採用倍率が非常に高く、すぐに募集終了してしまうため、一人で情報収集・転職活動するのにも限界があるのも事実です。
ですから、これまで解説してきたノウハウであなたが転職エージェントを「使い倒す主体」になれば、他の転職者と差がつき、転職の成功に大きく近づくことができます。
合わないと思えば無理に使う必要はありませんが、私としては、ぜひ転職エージェントを利用して最高の転職を実現していただければと考えています。
担当者との相性を見るためにも、2~3社複数登録して、その上でどの転職エージェントを利用するのか判断していくことが王道ルートです。ぜひ登録してみてください。
薬剤師におすすめの転職エージェント
薬剤師の転職満足度は業界トップクラス!
6万件以上の豊富な求人からベストな職場をご紹介!
おすすめポイント
- 業界最大級の求人数を保有!
- 20代・30代・40代薬剤師の転職支援に強み!
- 登録者には転職サポートブックをお渡し中!
業界No.1の求人数を誇る転職サイト!
豊富な紹介先があることによって薬剤師の転職成功率は90%以上
おすすめポイント
- 東証プライム上場の日本調剤グループが運営
- 一つひとつの紹介先に足を運んでヒヤリングしている
- 紹介先の良いところだけではなく懸念点も正直にお伝えする
薬剤師の登録者数No.1*!
エムスリーグループが運営する薬剤師に特化した転職エージェント! *エムスリーキャリア調べ
おすすめポイント
- 薬剤師を専任でサポートする転職エージェント
- 全国各地で求人紹介が可能!
- コンサルタントの満足度95%! *2014年10月エムスリーキャリア調べ
転職エージェントって、応募したくない求人を紹介されたり、意思決定を急かされたりするんじゃないですか?連絡がうざいから使わないほうがいいって噂も聞きますし…。利用するメリットがあるのはわかるけど、使いこなし方がわかりません。