ワークライフバランスを重視した業界・職種ランキング!企業一覧も紹介

ワークライフバランス 転職

    ワークライフバランスを重視して転職したい人向けに、ワークライフバランスが取りやすい業界・職種ランキングや企業一覧を紹介!

    他にも気になるメリット、注意点、求人の探し方などもわかりやすく解説しています。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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ワークライフバランスが取りやすい業界・企業ランキング

ワークライフバランスが取りやすい業界・企業ランキングについてご紹介したいと思います。

今回は働きがい研究所 by openworkが公開している「残業と有休10年の変化」の情報を参考に、残業時間の少なさの順位を算出してみました。

結果は以下の通りとなっています。

総合順位 平均残業時間
1位 13.5時間
ファッション・アパレル・繊維業界
ワコールホールディングス
2位 16.1時間
旅行・ホテル・旅館・レジャー業界
帝国ホテル
3位 17.5時間
小売業界(百貨店・専門・CVS・量販店)
イケア・ジャパンニトリ
4位 18.4時間
コールセンター ・業務請負業界
セレブリックス
5位 18.6時間
日用品・化粧品業界
ライオン花王
6位 19.8時間
航空・鉄道・運輸・倉庫業界
JALANA
7位 21.1時間
化学・石油・ガラス・セラミック業界
三井化学帝人(TEIJIN)
8位 21.5時間
銀行(都市・信託・政府系)・信金業界
みずほ銀行
9位 22.4時間
生命保険・損保保険業界
メットライフ生命ほけんの窓口
10位 22.6時間
食品・飲料業界
森永乳業カルビースターバックス

結果を見てみると「ファッション・アパレル・繊維」「旅行・ホテル・旅館・レジャー」は残業時間が少ないことがわかります。とくにファッション・アパレル業界は女性が多いため、産前産後休暇が取得しやすい傾向が見られますね。

一般的に利益率が高く収益が安定している、かつ大手企業のようにある程度業務が仕組み化されている企業は、ワークライフバランスや福利厚生が充実しています。

さらに、従業員数の多い大手企業であればあるほど、1人1人の業務が仕組み化・細分化されているため、イレギュラーな業務が発生しづらく、業務時間内で仕事が収まる傾向が高いです。

上記のような背景を考えると、事務系だけではなくメーカーやメディカル業界もワークライフバランスが取りやすい企業としてランクインするのも頷けますよね。

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いまのあなたはワークライフバランスの取れない企業に入社してしまい、次こそは私生活にゆとりを持って豊かにできる働き方の企業に入社したいとお考えでしょう。

しかしそのためには、前職を決めた時とは違う基準や転職軸を再設定して企業選びをしなければ、また同じようにワークライフバランスのない企業に転職するかもしれません。


そんな事態を防ぐ転職活動にしたいなら、転職エージェントのサポートを受けることをおすすめします。

転職軸を再設定するとはいえ、仕事のやりがいや成長速度とワークライフバランスは両方満点に手に入らないことがほとんどです。

それぞれどこまでをボーダーにするかは個人での判断は難しく、線引きを間違えるとまたワークライフバランスのない企業に転職したり、ワークライフバランスはあっても全くやりがいの感じられない仕事でまた転職を考えたり、といった事態を繰り返します。

転職エージェントはあなたへのヒアリングを通じて、前回どのような基準で企業選びをして失敗したのか今回はどのような基準でやりがいとワークライフバランスの優先順位をつけるか、などの判断基準をまとめてくれます。

そしてその判断軸にのっとって、ワークライフバランスを獲得できる企業探しのやり方を教えてくれます。

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なかでもリクルートエージェントは転職者支援実績が・dodaは顧客満足度がそれぞれNo.1です。


過去と同じ判断でまた同じ失敗をしたくない人は、あなたの働き方にベストな企業探し基準や方法を教えてもらいましょう。

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ちなみに転職サイトのビズリーチはスカウト型の転職サイトです。

現職にも働きがいや給与などのメリットはあるけど、ワークライフバランスだけは不満…。など転職を決断するかとなると踏み切れない人は、現職の条件も満たしつつワークライフバランスも両立している企業からのスカウトを現職で働きながら待つのもいいですね。

では、転職エージェントとしておすすめするワークライフバランスが取りやすい業界をご紹介したいと思います。

SaaS業界

1つ目はSaaS業界です。SaaSはクラウド上でソフトウェアの機能を利用できるので、インターネット環境があればどんな場所でも、どんなデバイスでも使用できます。

SaaS業界は福利厚生が充実していたり働き方も柔軟だったり、ワークライフバランスが取りやすいように変化してきています。また、フレックス制を導入して個人のワークライフバランスを重視できる勤務制度を設けている企業も数多く見られるようになってきていますね。

ちなみに、新型コロナウイルスの拡大により、テレワークやリモートワークが増加した影響で、SaaS業界の国内市場は近年右肩上がりで成長しています。未経験社向けの求人も多いので、挑戦しやすいと言えますね。

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その中でもChatwork株式会社は特徴的で、ランチ代やセミナー費だけではなく帰省や海外旅行費などを支給する制度があります。


働き方をはじめ、ワークライフバランスを配慮している点が評価されています。

IT系業界

2つ目はIT系業界ですね。IT系業界も現在ではzoomやslackといったタスク共有チャットを導入している企業が増えてきており、テレワーク化が進んでいます。

そのため、テレワークやリモートワークが可能な企業であれば、ワークライフバランスが取りやすいと言えますね。もちろん、業務量や残業時間はその企業によって異なりますが、近年ではIT系業界でもフレックスタイム制を導入している企業が増えてきています。

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その中でもIBMでは社員のワークライフバランスに注力しています。


在宅勤務ができる制度や出産・介護といった理由で長時間働けない社員に向けた短時間勤務制度など、社員制度が設けられていますよ。

メーカー営業

3つ目はメーカー営業です。日系大手企業のメーカー営業はワークライフバランスが取りやすくなっています。というのも、業務が細分化されているケースが多く、1人あたりの業務量も比較的に少ない傾向が見られるからなんですね。

また、メーカー系は残業が少なく休日が多い傾向があります。とくに法人営業メインの業界の場合は、業務時間内に法人対応を済ませることが多いため、早く帰宅できるケースも多いですね。

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その中でも旭硝子(AGC)は在宅勤務制度やフレックスタイム制、兼職(副業)許可制度が導入され、社員の働きやすさを考慮しています。


さらに、時間単位の年次有給休暇制度もあり、年間最大5日分について1時間単位でも取得できるのが魅力です。

上記以外で働きやすくなった業界

実はここ10年間で残業時間が減少した業界があります。それは建築・コンサル・放送・広告代理店・不動産の5業界なんです。残業時間が減少した理由は、2013年に過労死が世界的な問題として取り上げられ、国連が長時間労働や過労死の是正を求めたからです。

さらに、2014年には過労死等防止対策推進法が制定され、そして2019年に働き方改革が施行されたおかげで、従来よりも働き方が大きく変わりました。

そこで、働きがい研究所 by openworkが公開している「残業と有休10年の変化」の情報を元に、各業界の月間平均残業時間の推移の図表をご用意しました。

業界の月間平均残業時間の図表

上図を見てみると10年間で大きく残業時間が減少したのは建築・土木であり、次いでコンサル、放送、広告代理店、不動産となっているのがわかりますよね。

10年前はどの業界も平均残業時間が60時間を超えていたものの、この10年間で30時間以上も減少しています。

各業界の転職事情については、以下の記事で詳しく解説しています。

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とはいえワークライフバランスをマストでおさえた転職をしたくても、ほとんどの場合あらかじめ「この会社に入ればワークライフバランスは安心」とわかりきって転職することは不可能です。

ワークライフバランスのとれた転職を叶えるには、企業探しはもちろんですがワークライフバランスを叶えたい根拠とそれを転職後あなたが叶えたいキャリアビジョンに落とし込んで、そもそもワークライフバランスの取れる企業の内定を勝ち取れる対策をすることことが重要です。

その際には転職の軸を明確にする必要がありますが、それは自己分析も行う必要があり自分1人の視点では難しいです。

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そこでおすすめなのが転職エージェントの第三者の視点から転職の軸やキャリアビジョンを指南してもらうことです。

現職での残業過多だったり家庭との両立であったり、理由はさまざまだと思いますがワークライフバランスを重視する際はただ希望条件を伝えるだけでは説得力に欠け、お見送りになってしまうことが多くなります。

転職の軸やキャリアビジョンを明確にするためのサポートとして、転職エージェントがあなたへのヒアリングを通じてあなたのやりがいや将来的に叶えたいキャリアビジョンなどの棚卸しを行ってくれます。

それと叶えたいワークライフバランスの条件を紐づけて、ワークライフバランスの手段としての転職ではなく、キャリア実現のためにワークライフバランスの取れた転職を叶える、というロジックで企業からの評価を得ることができるのです。

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なかでもリクルートエージェントは転職者支援実績が・dodaは顧客満足度がそれぞれNo.1です。 そのノウハウを活かして、自己分析からあなたのやりがい・転職の軸を引き出してくれます。


あなたのやりがいやキャリアビジョンに合致して長期的に活躍できつつ、ワークライフバランスの取れた企業の求人紹介もしてもらえるので登録をおすすめしますよ。

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ワークライフバランスが取りやすい職種ランキング

次にワークライフバランスが取りやすい職種の平均残業時間について見ていきましょう。

こちらは求人サイトのdodaが公表している「平均残業時間の少ない仕事・多い仕事は? 90職種別の残業時間ランキング」を元に、各職種の月間平均残業時間の推移の図表と順位をご用意しました。

結果は以下の通りとなっています。

職種の月間平均残業時間の図表

月間の平均残業時間の少なさで見ると10職種のうち、7つが「事務・アシスタント系」の職種になっており、ワークライフバランスを取れている傾向が見られますね。

続いて、月間の平均残業時間が少ない職種の順位を紹介していきます。

総合順位 平均残業時間
1位 10.5時間
秘書・受付
2位 10.5時間
医療事務アシスタント
3位 11.1時間
営業事務アシスタント
4位 11.4時間
金融業界の代理店営業
5位 11.8時間
一般事務アシスタント
6位 12.3時間
金融事務アシスタント
7位 12.5時間
経理・財務事務アシスタント
8位 12.6時間
薬事
9位 13.4時間
金融業界の個人営業
10位 13.7時間
MR

事務・アシスタント系が上位を占めているのは、新型コロナウイルス拡大により緊急事態宣言がされ、テレワークやリモートワークなどの普及による働き方へ変わり、残業時間の減少に繋がったことが理由として考えられます。

以上のことから、事務・アシスタント系の職種などはワークライフバランスが取りやすい職種であることがわかります。

そこで転職エージェントとしておすすめするワークライフバランスが取りやすい業界・企業をご紹介したいと思います。

経理・労務人事職などのコーポレート職種

1つ目は経理・労務人事職などのコーポレート職種です。月末月初や決算前などはどうしても忙しくなりがちではあるものの、繁忙期以外は基本的に顧客折衝などが生じにくいです。

とくにコーポレート周りの場合は顧客折衝が生じにくいため、自分でスケジュール管理しやすいので、早く帰宅することができます。繁忙期以外であれば、あらかじめ自分の業務計画やプライベートの予定も立てやすいため、ワークライフバランスとの両立もしやすくなります。

また、経理や人事職の場合はシステム化や外注化が進んでおり、会計システムには仕分け機能があるものまであります。だからこそ、自分の裁量でスケジュールを組み、できた時間で資格の勉強をしたり、家事に時間を回したりしやすくなります。

以下の記事では、未経験から人事に転職する難易度や求められるスキル・経験についてご紹介していますので、参考にしてみてください!

事務職・カスタマーサポート系

2つ目は事務職・カスタマーサポート系の職種ですね。事務職・カスタマーサポート系は異動や転勤がとても少ないので、安定して同じ場所で働き続けることができます。

また、ノルマが設けられているケースが低い傾向にあり、残業や休日出勤も少ないのが特徴ですね。正直、給与はそこまで高くはないものの基本的に定時であがることができます。

そのため、ワークライフバランスがとりやすくプライベートとの両立もしやすくなっています。

事務系職種への転職については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。

社内SE

3つ目は社内SEが挙げられます。社内SEはプロジェクト案件のミッションさえ実行していれば、自分でスケジュールを組むことができます。PC1つあればどこでも仕事をすることができるので、ワークライフバランスを整えやすいですね。

それだけではなく、社内SEはシステム開発企業と比較して残業も少ない傾向にあるので、肉体的にも精神的にも負担が小さいです。実際にワークライフバランスを求めて社内SEへ転職する人が多いため、倍率も高くなっています。

ただし、完全未経験から社内SEに転職することは難しいので、まずはサポートポジションなどからスタートしてスキルを習得する必要があります。

社内SEの転職難易度や転職する方法について、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせてご覧ください!

ワークライフバランス優先で転職するメリット

ワークライフバランスを優先にして転職したいと考えている人の中には、もっと詳しくどんなメリットがあるのか知りたいと思う人もいると思うんですよね。

転職エージェント末永 末永

そもそも定義にもよりますが「ワークライフバランスを優先する」=「働く時間を制御してコントロールできる働き方である」と定義するなら、仕事以外の時間はプライベートに充てられるので、結果的に人生全体の幸福度が上がりますね。

それを踏まえた上でどんなメリットがあるのか、以下に5つ挙げてみました。

仕事の生産性が上がる

1つ目のメリットは「仕事の生産性が上がる」ことです。残業が少なくなることで生活水準が向上していき、睡眠時間がきちんと取れることで健康的な生活が送れるようになります。

生活水準が向上されることで仕事の生産性も上がっていくので、以前よりも効率化を図ることができます。また、どんなふうに業務をこなしていけばさらに効率化できるのか考えられることにも繋がりますよ。

定時までに仕事を終わらせるためにはどうすれば良いのか、という逆算できる能力も徐々に高めていけるのでスキルアップができ、結果自分の市場価値も高められます。

スキルアップや資格取得に時間を回せる

2つ目のメリットは「スキルアップや資格取得に時間を回せる」ことですね。上記でもお話した通り、効率化を考えたり逆算したりすることでスキルアップに繋げられます。

それだけではなく、さらにスキルアップを狙うために書籍を読み込んだり、オンライン講座で資格取得の勉強をしたりと資格取得を目指すこともできます。今の仕事で取得しておくと良い資格をとる、もしくは取得の必要がある資格をとるための時間として活用することもできます。

近年では企業によって資格手当が支給されるケースもあるので、資格手当のために資格をとるというのもアリですね。

家族との時間を増やせる

3つ目のメリットは「家族との時間を増やせる」ことです。ワークライフバランスを整えることで家族との時間を増やせるため、みんなで一緒に食事をしたり休日には遊びに行ったりすることができます。

共働きで子育てしている家庭も近年では多い傾向にあるため、残業時間が長くなってしまうと家族との関係性にも影響が出てしまいますよね。

しかし、ワークライフバランスがとれれば一緒に過ごせる時間が増えるので、良好な関係を築きつつ、前向きな気持ちで仕事をすることもできるため、幸福度を高められます。

趣味に時間を回せる

4つ目のメリットは「趣味に時間を回せる」ことですね。残業が少なく定時で上がれるようになれば、自分の趣味の時間を作って楽しめるようになります。

趣味や自分の好きなことに時間を費やせるようになることで、プライベートの満足度が上がっていきます。プライベートの満足度が高まっていけば、仕事に対するモチベーションも上がりやすくなり、しっかりと成果や結果を残すことに繋がります。

さらに、自分の趣味に時間を回すことでリフレッシュができれば、仕事に対する意欲が強まったり、仕事にメリハリをつけたり、より効率的に仕事をこなせるようになるでしょう。

副業することができる

5つ目のメリットは「副業することができる」ことです。ワークライフバランスが整っていれば自分の事情に合わせた柔軟な働き方ができるようになります。そのため、今現在の仕事とは別分野の副業に挑戦して稼ぐことも可能です。

中には副業制度を設けている企業もあります。その場合は普段こなしている業務の他に興味関心のある業務にチャレンジすることもできるでしょう。そうした経験は自身の成長に繋げられるため、とてもプラスになるはずですよ。

副業を検討している場合は、自分が気になっている企業へ応募する前に副業・兼業が可能なのかどうか事前にチェックしておくことをおすすめします。

ワークライフバランスを転職理由にしない

転職者

ワークライフバランスを転職理由にしても良いのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

結論から申しますと、ワークライフバランスを転職理由にするのはNGですね。


なぜなら、ワークライフバランスというキーワードは、本来ワークとライフの両面に触れているものの、印象としてはライフ=プライベートを重視していると捉えられがちだからなんです。

とはいえ「ワークを充実させるため」というニュアンスであれば必ずしもNGではありませんよ。どのように伝えるべきなのか以下に例文をご用意いたしましたので、ぜひ参考にしてください。

転職理由の例文

自分のスキルを磨きながらきちんと会社に貢献していきたいと考えて営業職に就職したにもかかわらず、前職では普段から業務量が非常に多く、月の残業時間が60時間を超えることが常態化しておりました。


このことが原因で毎年多くの退職者が出てしまっている状況です。そこで少しでも退職者や残業時間を減少させるために、業務の効率化を図ったり自ら改善策を考え提案を出したものの、変化を好まない社風が強く受け入れてもらうことができませんでした。


そんなときに御社の求人情報を拝見しました。平均残業時間が10時間程度とのことでしたので、ワークライフバランスを整えてしっかりと成果や結果を残し、御社に貢献していくことができる、と考えております。


これまでに培ってきた経験を活かしながら、さらに磨きをかけて働き、戦力として活躍できるように尽力いたします。

転職エージェント末永 末永

このように、あくまでも仕事の質を向上させるためにワークライフバランスを保ちたい、というスタンスであれば問題ありません。


とはいえ、企業によってこうした部分への考え方は様々ですので、迷う場合は慎重に判断して伝えるのが良いでしょう。


面接での転職理由の伝え方について詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせてご覧ください!

自分自身で転職理由を考えるのが難しい場合は、転職エージェントに相談をしながら転職理由を考えるのがおすすめです。おすすめの転職エージェントを以下に挙げましたので、ぜひ活用してみてくださいね。

おすすめの大手総合型転職エージェント

ワークライフバランスが取れる企業の探し方

ワークライフバランスが取れる企業へ転職したいと思っていても、どのように探したら良いのかわからない人も多いと思うんですよね。

そこで、ワークライフバランスが取れる企業を探す方法について、以下に5つ挙げてみました。

では、上記に挙げた5つの探し方についてそれぞれ詳しくお伝えしていきますね。

転職エージェントを活用する

1つ目は転職エージェントを活用することです。転職エージェントを活用すれば、あなたに合ったワークライフバランスの整っている企業を紹介してもらえますし、表には出回っていない非公開求人も紹介してもらえる可能性があります。

あなたが興味を持った企業がワークライフバランスに取り組んでいるのかどうか、社内環境がどうなっているのかなど、業界や職種のリアルな情報を教えてもらえるため、ミスマッチも起こりにくいというメリットもあります。

それだけではなく「この企業はスキルを重視しているので、面接ではこれまでの経験や実績を詳しくアピールしましょう」というような、具体的な面接対策までしてもらえるので安心感がありますよ。

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また、転職エージェントでは、企業へ応募する際に「応募者の人柄・意欲」「アピールポイント」を推薦状にまとめて、事前に企業側に推薦してくれます。


ですので、書類選考の通過率も上がりやすい傾向にありますね。

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

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  3. リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い

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  3. IT業界・Web業界の求人を数多く保有
※登録後、キャリアアドバイザーが電話にてご状況をヒアリングさせて頂きます

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転職エージェントのメリットやデメリットについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。利用を検討している人は、ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね。

企業の口コミを見てみる

2つ目は企業の口コミを見てみることですね。ワークライフバランスが整っているのか判断するための方法として、口コミサイトをチェックするのもおすすめです。具体的には、ONE CAREER PLUSをはじめ、Openworkや転職会議などですね。

口コミサイトを見る際には、平均残業時間や有給取得率・消化率などを確認しましょう。平均残業時間が少ない、有休消化率が高い、産休育休制度の取得率が高い企業であれば、ワークライフバランスが取れていると判断してもOKですよ。

ただし、投稿しているのは退職している人が多いため、どうしても一定数ネガティブな口コミもあります。ですので、できるだけ複数の口コミを見て見極めるのが良いと言えますね。

福利厚生を確認する

3つ目は福利厚生を確認することです。福利厚生は「法定福利厚生」「法定外福利厚生」の2つがあります。後者の法定外福利厚生は必ず導入しなくてはならないものではなく、企業が任意で導入するものとなっています。

つまり、ワークライフバランスが整っているのかどうかチェックする際には、この法定外福利厚生が充実しているのかどうかを確認するのが良いと言えます。例えば、産前産後休暇・育児休暇を始め、リフレッシュ休暇や在宅勤務手当の有無などですね。

口コミサイトなどを使って自分で調べるのは難しい部分なので、探してもわからない場合は転職エージェントに登録をして、より詳しく教えてもらうことをおすすめします。

福利厚生については以下の記事でより詳しく解説していますので、こちらも合わせてご覧ください!

時短などが可能かどうか確認する

4つ目は時短などが可能かどうか確認することですね。この先結婚や出産・育児などを考えている人や、今現在子どもを抱えていて仕事と両立させたいと考えている人は、短時間勤務が可能なのかどうか確認しましょう。

そもそも時短勤務制度は少子高齢化への対応が目的で実施された制度です。近年ではワークライフバランスの実現の重要性が高まっており、導入を検討する企業が増えてきています。

時短勤務制度が導入されているのかどうか調べるには、Openworkの「ワーク・ライフ・バランス」、Lighthouseの「女性の口コミ」という項目を参考にするのが良いでしょう。他にも、企業の公式ホームページを見てみると、女性の働き方についての比率を掲載しているケースもあるので参考になりますよ。

認定マーク取得の有無を確認する

5つ目は認定マーク取得の有無を確認することです。ワークライフバランスの中でもとくに子育てと仕事の両立を希望する場合は、認定マークの取得有無をチェックすると良いでしょう。

くるみん認定やえるぼし認定などを取得している企業であれば、子育てを考えている人または子育てをしている男女にとって働きやすいと言えますね。以下に認定マークをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

くるみん認定 仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組んでいる企業を認定する制度。
プラチナくるみん認定 「くるみん認定」よりもさらに両立支援の取り組みが進んでいる企業が特例認定される制度。
トライくるみん認定 認定基準は「くるみん認定」と同じだが、男性の育児休業等取得率は7%以上となっている。(くるみんは10%以上)
えるぼし認定 女性の活躍を推進している企業を認定する制度。「女性活躍推進法」という法律に基づいて厚生労働省が実施。
プラチナえるぼし認定 「えるぼし認定」企業のうち、取り組みの実施状況がとくに優良であるなど、一定要件を満たした企業が取得できる。

もちろん上記のすべてを取得している必要はありません。どれか1つでも認定マークを取得している企業であれば、従業員の働き方を考えてくれていると判断して良いでしょう。

どの企業が認定マークを取得しているのかについては「ホワイト企業ランキングTOP100 2021年1月更新」から確認できますよ。

ワークライフバランス優先で転職するときの注意点

ワークライフバランスを優先して転職するとなった場合、気をつけておきたい注意点がいくつかあります。

それは以下に挙げた3つなんです。

  • 他の情報収集もおこなう
  • 業界や職種をよく確認する
  • 条件面を確認する

ワークライフバランスを優先して転職する際には、まず企業の公式ホームページにアクセスしたり口コミサイトを見たりするのが良いです。しかし、それだけではなく、業務内容や社内環境などについての情報収集をおこなうのも大事なポイントです。

また合わせて、業界や職種についての確認も必要です。なぜなら、業界や職種によって転職難易度が違うからなんです。自分が気になる企業のワークライフバランスが整っていようとも、その業界や職種が前職・現職とは異なる場合は難易度が上がります。

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もう1つ確認しておきたいのは、給料などの条件面ですね。というのも、働く時間が短くなれば残業代が出ずに、給料がもらえなくなる場合もあるからです。


とくに事務職系では「早く帰れる=定時にあがれる」、しかしその代わりに「給料が低い」というケースも結構多くあるんです。だからこそ、給料などの条件面に関しても事前にしっかりとチェックしておく必要がありますね。

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自分で確認できるか不安な場合は、転職のプロである転職エージェントに相談するのがおすすめです。


ワークライフバランスの中で自分が1番重視している要素を伝えれば、希望に合う求人の紹介などを教えてくれます。無料で相談できるので、登録して話を聞いてみると良いでしょう。

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ワークライフバランスに関するQ&A

ワークライフバランスについてよくある質問をいくつかご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

ワークライフバランスが重視されるようになってきた背景や理由は?

人物 転職者

ワークライフバランスが重視されるようになってきた背景や理由が知りたいです。

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ワークライフバランスが重視されるようになってきた背景は「少子高齢化による労働者不足」や「女性や高齢者が働きにくい社会・企業体制」「多様な働き方の模索」が挙げられますね。


労働者不足になることで社員1人あたりの負担が大きくなってしまいます。長時間労働など労働環境の悪化による健康被害が起きたり、子育てや介護との両立が図れず、出産を機に退職したりするという問題が起きているんですね。

女性の働き方に対する理解の薄さだけではなく、女性が長期的に働き続けられるための各種制度が整えられていないことから、女性を受け入れられる企業体制が確立できていないのも理由の1つとして挙げられます。

だからこそ、多様な働き方を実現させるべく、政府が主体となり働き方改革を推奨しているんですよ。

ワークライフバランスは何を重視・優先させたら良いの?

人物 転職者

ワークライフバランスは何を重視・優先させたら良いのでしょうか?

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ワークライフバランスで何を重視・優先させたら良いのか、それは人によって異なってくる部分なので正解はありません。大事なのは、自分が求めている環境を明確にすることなんです。


例えば、家族との時間や資格取得のための勉強時間を確保したいのであれば、残業時間の少なさを軸にするのが良いでしょう。子育てと両立させたいのであれば、時短勤務制度の導入や産休育休取得率の高さを軸にするのが良いかと思います。

転職軸については以下の記事で詳しく解説しています。自分の軸がわからない人は参考にしてみてください。

男性でもワークライフバランスを考えた転職はできますか?

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男性でもワークライフバランスを考えた転職は可能でしょうか?

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もちろん男性でもワークライフバランスを視野に入れた転職はできます。とくに育児休暇を取得したいからワークライフバランスが取れる転職を視野に入れているという人は、男性の育児休業取得率の高い企業を探すのがおすすめですよ。


育児休業というとどうしてもまだ女性のイメージが強いものの、近年では男性の育児休業取得率100%を目指している企業も増えてきています。

実際に株式会社ワーク・ライフバランスが公表している「男性育休100%宣言」を見てみると、数多くの企業の掲載だけではなく、各企業の取締役社長のこれまでの取り組みと今後に向けた意気込みが綴られています。さらに育休取得率の状況まで掲載してくれていますよ。

30〜40代でもワークライフバランスを理由に転職できる?

人物 転職者

30代〜40代でもワークライフバランスを理由に転職することは可能なのでしょうか?

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結論から申しますと可能です。というのも、業界経験者であれば30代〜40代でも問題なく転職できるからなんですね。


今まで積み上げた経験やスキルが評価されれば「同じ業界内で関わり方を変える=ポジションを変える」ことも可能です。

例えば、営業職から営業企画系または育成担当者、営業事務職などにシフトすることができます。また、業界経験者でしたらワークライフバランスと同時に、高単価で給与をもらうこともできますよ。

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