大企業・中小企業どっちがいい?違いを転職のプロが解説!
転職活動をする際に頻繁に聞く「大企業と中小企業の違い」について、なんとなく把握していませんか?
そこで今回はどっちがいいかを選ぶ基準を、大企業と中小企業という観点から、キャリア選択の際に必ず役立つ情報をまとめてみました!
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大企業と中小企業の定義
そもそも、大企業と中小企業はどう違うのでしょうか?
まず、大企業には法律で定められた定義はありません。
一般的に大企業は中小企業の基準を超える企業のことを指します。
では、中小企業の基準はどういったものでしょうか?
中小企業の判断基準は、業種別に、資本金・出資の総額と常時使用する従業員数で定められています。
詳しくは下記のリンクにてご確認ください。
中小企業庁:「中小企業・小規模企業者の定義」大企業と中小企業の違い
大企業と中小企業は社会への影響力や社員への待遇、個人の裁量に大きな違いがあります。
大企業は中小企業に比べてビジネスの規模が大きく、給与や福利厚生が整っているという特徴があります。
一方で中小企業は大企業と比べて社員数が少ないので個人の裁量が大きく、自分の意思が反映されやすいという特徴があります。
詳しくは以下の大企業のメリット・デメリット、中小企業のメリット・デメリットで説明しています。
大企業のメリット
大企業のメリットについて、5つピックアップしました。
大企業の5つのメリット
1.福利厚生が充実している
社宅や家賃補助などの住宅補助関係から年金・保険制度までの福利厚生が充実している企業がほとんどです。また、企業によっては資格支援や教育制度があるところまであります。
2.ネームバリュー
大企業だとほとんどが有名企業であるため、社会的にも個人的にも信頼度が高く、転職する際にも有利になったりもします。例えば、ローンが組みやすくなるなど、社会的信用度に関連してくることが大きいです。
3.安定
大企業=規模が大きい(体力がある)企業という意味合いがあり、
中小企業では直ぐに潰れてしまうような赤字(数千億円)を出したとしても会社を維持することができるため、倒産しにくいという意味で、安定しています。
※最近は必ずしも「大企業=規模が大きい(体力がある)」が成立する時代ではなくなってきているので、大企業でも経営状態が芳しくない(利益率が低い、PLシートでの負債割合が高い)場合があります。
4.給与(ボーナス・昇給)
業界や企業によって異なりますが、ボーナスや各種手当も含め、一般的なサラリーマンの平均給与と比較して、高い給与がもらえる可能性が高いのが大企業のメリットの一つでもあります。
また、定年時の退職金があることも多く、長期的に働く人にとっては大きな違いになってきます。
「年功序列」であるがゆえ、年齢が高いほど給料が高くなるため、長期的に給与アップが見込めます。
逆に、「年功序列」「終身雇用」が前提のため、長く勤めた人しか、これらの恩恵を受けられないということにもなります。
5.ビジネスの規模(社会的影響力)が大きい
中小企業や個人ではできないような大きな規模のプロジェクトに携われるチャンスがあり、そもそも自身のやりたいことが大きい規模のビジネスである場合には大きなメリットになってくるでしょう。
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大企業のデメリット
次は、大企業のデメリットについて、5つピックアップしました。
大企業の5つのメリット
1.人間関係
大企業では、人事異動が多く所属する部署の中で気の合わない仲間とも共に働かなければいけないことも大企業にはあります。
また、中小企業と比較して、大企業では個人よりも組織が優先されることが多いため、上司に気に入られないと出世しづらいなど、人間関係に悩まされることも増えてきます。
2.経営陣や経営との距離が遠い
大企業は組織が大きいため、経営陣との距離が遠く、経営陣の考え方が見えにくくなります。
そのため、経営陣と同じ視点を持つことができないので、経営については学べません。また、裁量権とも共通しますが、一社員の意見が会社の経営に反映されることも難点となってきます。
3.裁量が少なく歯車チック
大企業では新入社員の人数も多いため、誰がやってもある程度同じようなパフォーマンスを生み出せる業務フロー(=業務の細分化)が整備されています。
そのため、一人一人の業務の幅が狭くなり、自分で考える余地がないという点から、歯車感を感じてしまう人もいます。
それにより、自身の裁量権がほとんどなく、上司の指示で仕事をしていくイメージになります。そういう日々の中で、企業の歯車となっている感は否めないでしょう。そういった点もデメリットと感じることが多いと思います。
4.人事制度
大企業では、ライバルが多く、出世競争が激しいために一人一人の社員が中々評価されにくい点も挙げられます。
銀行など大量採用する業界はとくにこの傾向が強いです。
また評価制度では、一つのプロジェクトに関わる人数が多くなるからこそ、一人一人の貢献度が見えにくく、自分の生産性が適切に評価されない(役職や給料に反映されない)という点もデメリットと捉えられます。
5.意思決定スピードが遅い
経営陣との距離が遠いため、一つの提案に対して多数のプロセスを経て意思決定されるため、ベンチャー企業や中小企業よりもどうしても意思決定スピードが遅くなってしまいます。
その影響により、従業員の成長スピードが遅くなったり、PDCAを完結できない、最先端技術に食い込めないことなどが懸念されます。
大企業に向いてる人
以上の大企業のメリット・デメリットを踏まえて大企業に向いてる人は以下のような特徴があります。
人間関係の構築が得意な人
大企業では中小企業と比べて人間関係でのストレスが大きくなる傾向がありますが、人間関係の構築が得意な人は大企業でもうまく立ち回って働くことができます。
大企業では人事異動や転勤が多く、その度に人間関係を構築しなければなりません。
また、出世のために上司とうまく関係を構築していく必要もあります。
他者との人間関係構築が上手い人であれば上記のような場合でも上手に切り抜けることができるでしょう。
社会的ステータスが欲しい人
社会的ステータスが欲しい人には有名企業が多い大企業で働くことが向いています。
先ほども説明しましたが大企業のほとんどは有名企業で、社会的にも個人的にも信頼度が高いので他人からの評価が高くなりがちですしローンを組んだりするのも容易になります。
世間体や周りの目を気にするのであれば大企業は最適な職場です。
長期間安定した生活を求める人
大企業では平均収入が高く、福利厚生も充実しているので長期間安定した生活を求める人に向いてます。
大企業は中小企業よりも会社が倒産するリスクがかなり低いですし、給料も変動しにくいです。
長期間同じ企業で安定的に働き続けたい人には大企業は魅力的です。
末永
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中小企業のメリット
中小企業のメリットについて、5つピックアップしました。
中小企業の5つのメリット
1.経営者との距離が近い
大手企業であれば経営者、経営陣と一緒に仕事をすることは難しくなってくる一方で、中小企業であれば経営者と近距離で仕事をすることができます。そのため、会社の事業を自分ごとのように考えることができます。
仕事の不満などもすぐに伝えられる環境がほとんどです。これはやりがい・働きやすさという観点でメリットになってくるでしょう。
2.個人の裁量が大きい
大企業では業務が細分化されていて、自身の裁量は小さくなっていく傾向にありますが、中小企業では業務も自分のやり方が通せることが多いです。
自分の頭で考え、決定できる余地があるため、自分の意思決定・施策の結果を自分で評価できます。(PDCAを完結できる)そのため、豊富な業務経験が得られ、自身の成長に繋がりやすいと言えるでしょう。
3.出世・昇級しやすい
大企業に比べ、ライバルも少なく、成長機会が多いため、成果をあげた際に出世しやすい傾向にあります。
4.アットホームな人間関係
大企業と比較して社員数が少ないため、コミュニケーションが取りやすく、良くも悪くもアットホームな空気感で仕事に望めます。
こちらは自身の働きやすさに焦点を当てて、メリットと感じるかデメリットと感じるかを考えることがベストだと思います。
5.意思決定スピードが速い
中小企業では役職がフラットな点から、大企業に比べ、意思決定スピードが速い傾向にあります。
経営陣との距離が近いため、意思決定スピードも速くなるため、従業員個人の業務効率も上がります。
転職するなら、中小企業の中でもベンチャー企業がおすすめです。
一般的な中小企業にあるような年功序列の制度がないことが多く、実力主義の風潮があります。成長したい若手にはおすすめの転職先です。
中小企業のデメリット
次は中小企業のデメリットについて、5つピックアップしました。
中小企業の5つのデメリット
1.福利厚生が乏しい
大企業と比較すると、中小企業では手当や退職金といった福利厚生が整備されていない企業が多いです。
また、教育制度も大手には社員が資格を取得する際の補助金が出る場合がありますが、中小企業では基本的にそういった制度がないことがほとんどです。
2.ビジネスの規模が小さい
大企業は大きな金額や大掛かりなプロジェクトに携わることができる機会が多くあるのに比べ、中小企業では大手の下請けだったり、一度に取引できる金額が小さいため、大きい規模の仕事に携わることができないことがほとんどです。
ただ、中には中小企業でも大きな仕事をしているケースもあるため、情報収集は必須となってくるでしょう。
3.ネームバリューがない
大企業に比べ中小企業は名前が売れていないことがほとんどです。営業に行く際も何をしている会社かわかりにくいという点で、信用度が低くなり、営業先での対応が乱雑になるケースもあります。
また、大企業と比較して社会的信用の面で、ローンを組むことが困難な場合もあります。
4.不安定
昨今では、大企業でさえも潰れるというケースがありますが、中小企業では、大企業に比べ、事業数や自己資産も少ないがために主力事業が倒れてしまうと倒産してしまうというリスクも高く、不景気の影響も受けやすいです。
5.給与が低い
大企業に比べ、やはり中小企業の給与水準はボーナスも含め、低くなる傾向にあります。
しかし、転職直後は短期的に給与が下がるケースがほとんどですが、成果次第では大企業よりも給料が高くなるケースもあります。
また、個人の成果・貢献度が見えやすいため、出世のしやすさという意味で給与アップに繋がることも多いです。
中小企業に向いてる人
以上の中小企業のメリット・デメリットを踏まえて中小企業に向いている人の特徴を紹介します。
裁量権が欲しい人
若いうちから裁量権が欲しい人にとっては中小企業はとても働きがいのある場所です。
中小企業では大企業に比べて個人の裁量が大きい傾向があり、自分のやり方を通せる場合が多いです。
裁量が大きく、成長速度が速い場所で働きたい人には中小企業はおすすめの職場です。
アットホームな環境で働きたい人
中小企業は人数が少ないため、社員同士の交流が活発でアットホームな雰囲気があります。
勤続年数や役職が異なってもコミュニケーションが多く、社員同士で仲良くなりやすいです。
アットホームな環境は人間関係への苦労が減るのでストレス緩和につながります。
転勤したくない人
中小企業では大企業と比べて転勤の可能性がとても低いです。
大企業の場合全国または世界中に支社や支店を持っている場合が多く、転勤する可能性の高い企業が多いです。
しかし規模の小さい中小企業は本社やその工場がある地域に集中した事業を行っている場合が多く、転勤のない企業が多いです。
中小企業から大手企業へ転職できる可能性
新卒で中小企業に入社をし、大企業でも働いてみたいという人もたくさんいらっしゃいます。
結論から言うと、第二新卒など、転職する際にはもちろん現職(前職)の企業を見るなど、あなたの履歴で判断されることが多いです。しかし、中小から大手に転職できるポイントもあります。
1.同業界・同職種での転職
同業界での転職において、自身の経験値をアピールし、企業とマッチすれば採用される可能性も高まります。
中でも、IT業界やエンジニアなどは即戦力になりやすく採用されるケースは多いです。
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2.ポテンシャルでアピール
こちらは、第二新卒が前提となりますが、人材の流動性が高い会社(業務)へ転職しても問題ない人でしたら十分に可能性があります。
激務に耐え抜き、ライバルとの競争に勝ち抜くこともその後のスキルの一つになってきます。
大手企業から中小企業へ転職するリスクと魅力
大企業から中小企業への転職を考えられている人も多くいらっしゃいますので、大手から中小へ転職する際に気をつけるべき点と中小企業の魅力についてご紹介したいと思います。
転職された人の中では、上手くいかなかったという声も聞きますが、気をつけるべき点と魅力の両方を深く理解した上で、自分のキャリアにより良い選択をすることがポイントです。
■気をつけるべき点
・給与が低くなる可能性がある
→高くなる場合もあるため、評価制度をチェックしましょう。
・福利厚生が整っていない可能性がある
・ネームバリューがなくなる
・ブラック企業(残業時間増加、パワハラ)の見極め
・仕事の規模感が小さくなる可能性がある
以上のような点がとくに気をつけるべきポイントです。
事前に情報収集することで得られる情報ばかりなので、やはりリサーチが大事になってきます。
■中小企業(ベンチャー企業)の魅力
・より専門的に自身のやりたい職種に携わりやすくなる
・仕事の幅が広がる(スキルを磨くチャンスを掴める)
・経営(経営陣)に近づく(自身の起業・マネジメント職へのスキルアップ)
・裁量が大きくなる→自身のアイデアを反映できるチャンスが広がる
以上が中小企業の魅力ですが、とくに、本当にやりたい仕事がしたいということで転職するケースが多いです。
転職をお考えの人へ
上記で紹介してきたように、大手企業と中小企業にはそれぞれ特徴があり、向いている人も異なります。
ミスマッチを起こさないためにも、自分がどちらの風土に合っているのかを判断する徹底的な自己分析が重要です。
しかし、どちらの企業が合っているのかを判断するのに、どのような自己分析をすればいいのかわからないと思います。実際、自己分析のやり方を間違えてミスマッチを起こしてしまった転職者もいました。
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ここまでの説明で「もしかしたら大企業に向いてるかも?」と思った人は多いのではないでしょうか。
大企業への転職は中小企業への転職と比べて難易度が高いですがきちんとした対策を行えば十分転職の可能性はあります。
具体的には転職したい大企業で求められるスキルや経験を磨いたり、自分の現在持っているスキルや経験が活かせる企業を選ぶといった方法が考えられます。