【元リクが解説】リクルートに転職するには?転職難易度や面接対策も解説!
リクルートグループに転職するコツをリクルート出身で現役の転職エージェントである私末永が詳しく解説します。
記事内では、中途採用の転職難易度や求人情報、書類選考通過率のほか、リクルートの企業文化や面接の質問集、キャリアパスも紹介しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
リクルートはどんな会社?
リクルートは、「まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに。」という企業理念のもと、テクノロジーの力で「働く」の進化をリードするグローバルテックカンパニーです。
創業は1960年で、当初は大学新聞広告社としてスタートし、求人情報から事業を拡大してきました。
リクルートホールディングスの事業は大きく「HRテクノロジー事業」「人材派遣事業」「マーケティング&ソリューション事業」の3つに分けられ、有名なサービスとして「Indeed」「リクルートエージェント」「リクルートスタッフィング」「ホットペッパービューティー」等が挙げられます。
リクルートの平均年収は?
リクルートホールディングスの平均年収は2024年3月時点の有価証券報告書によると、1119万円となっています。
ただ雇用形態や役職によって様々で、CV職(契約社員)は約400万円、SE職(地域限定社員)は約460万円、マネージャー・リーダークラスになると1,000万円を超えます。
リクルートに転職するためのポイントは?
リクルートに転職するためポイントは、リクルートに入社することを目的にするのではなく入社後にどうなっていきたいのかをアピールすることです。
今後のキャリアプランの中で、「なぜリクルートに入社する必要があるのか?」「リクルートで何を成し遂げたいのか?」「顧客や会社にどのように価値貢献したいのか?」を徹底的に言語化しておくことが重要です。
リクルートの転職難易度
結論、リクルートの転職難易度は高いです。
難易度が高い主な理由は下記の2点です。
リクルートの転職難易度が高い理由
- 競争する相手がとても優秀
- 面接内容が他社と比べて独特
まず、リクルートは転職市場で屈指の人気企業であり、2024年に東洋経済オンラインが実施した「入社が難しい有名企業ランキング」で110位にランクインしています。
リクルートは「成長環境」「待遇」「年収」などすべての面において日本企業でも屈指の環境が整っており、多くの優秀な人材が応募してくるのが1つ目の理由です。
次に、面接が非常に独特なこともリクルートの転職難易度が高い理由です。
リクルートに特化した面接対策をしていない転職者は、どれだけ優秀でも回答に詰まってしまうことが多く「準備不足」「論理的思考力が足りない」と判断されて不合格になります。
これらの理由により中途採用における転職難易度は非常に高くなっています。
リクルートの転職難易度は高いと紹介しましたが、実際の難易度は応募職種の形態によって異なります。
以下で「正社員に転職する場合」「契約社員に転職する場合」に分けて、それぞれの転職難易度を解説していきます。
正社員に転職する場合
リクルートは中途採用の転職難易度が高いとお伝えしましたが、特に正社員に転職する場合は高いです。
基本的に、リクルートの中途採用倍率は高く、経歴・スキル的にも優秀な人が多いためです。
このような理由から、優秀なライバルと差をつけるにあたって、経歴ばかりをアピールしてもあまり効果がありません。
リクルートの中途採用の求人に応募する人は優秀なので成果をある程度出してきている人が多く、よほど大きな成果でなければ差別化ポイントにならないからです。
そこで工夫するべきなのは面接での受け答えです。
のちほど詳しく解説しますが、リクルートの中途採用面接では「なぜ?」の深堀りに答えられているどうかを見られ、加えて「成長意欲」「論理的思考力」「素直さ」がチェックされています。
これらのポイントを踏まえて、深掘り質問を想定した面接練習を繰り返すことが転職のカギです。
ただ、地域と職種が限定された正社員であるSE職であれば、転職難易度は易しい印象ですね。SE色に関しては、以下の記事でも解説しているので気になった人はご覧ください。
契約社員に転職する場合
リクルートの契約社員に転職する場合だと、正社員に比べて転職難易度は易しいです。
リクルートの契約社員(KS職/旧CV職)とは
3年間限定でリクルートで働くことができる社員のこと
リクルートの契約社員は正社員とほとんど待遇が変わらないのに、経歴も学歴も不問で採用が受けられるんです。
そのため、リクルートの契約社員の転職難易度は比較的易しいといえます。ただ、それ故人気のポジションでもあるので、リクルート特化の選考対策をおこない準備しておく必要はあります。
契約社員というと構えてしまう人が多いのですが、リクルートの実践的なビジネスの場に身を置けるだけでなく、退職時にはキャリアアップ支援金として100万円の退職金が支払われるんです。
もちろん、そのままリクルートに正社員として登用される人も多いです。契約社員から地域限定社員(SE職)に上がる人が多いですね。

末永

ここまでリクルートへの転職難易度をご紹介してきましたが、結論、正社員も契約社員もどちらもリクルートに転職するのは簡単ではないということです。そのためリクルートの内定を勝ち取りたい人は転職エージェントを活用するのがおすすめです。
具体的にお伝えすると、とにかく大量の幅広い求人の中から選びたいという人はマイナビエージェントなどの大手の総合型エージェント、「リクルートに特化した対策がしたい」「希望に合う求人を厳選して紹介してほしい」と考えている人はすべらないキャリアエージェントのような中小特化型エージェントがおすすめです。
弊社すべらないキャリアエージェントは私末永がリクルート出身というのもあり、リクルートに特化した選考対策プログラムをご用意させていただいています。
リクルートに特化した選考対策プログラムについて
元リク社員で中途採用の面接官を務めていた私末永が独自に作成したオリジナルの質問シートを利用して選考対策を実施させていただきます。
この質問シートは、リクルートへ多数の紹介決定実績があり、リクルートの中途採用面接官の経験もある著者自身が、面接で質問されることが多い内容をまとめたものです。
質問シートは、弊社に相談いただいた方のみお渡ししていますので、弊社の転職支援に興味がありましたら下記よりお問い合わせください。
また、リクルートをはじめとした人材・成長企業の転職支援も強みとしています。
「リクルートに転職したい!」「未経験からの転職にチャレンジしたい!」と考えている人は、ぜひ一度ご相談ください。
弊社エージェントのポイント
- 元リクのリクルート徹底対策が受けられる
- 希望に合う求人を厳選してご提案
- ご納得いただけるまで選考対策
すべらないキャリアエージェントの評判や特徴など、より詳細な情報を知りたい人はぜひ一度以下の記事をご覧ください!
リクルートの第二新卒の転職難易度
リクルートは第二新卒の人でも転職できるチャンスがあります。しかし、その際の転職難易度は職種や応募方法によって大きく異なるものの、全体としては高いです。
そもそもリクルートが人気企業のため競争率が高いこと、成果への強いコミットメントと自律性が求められる文化、そしてポテンシャルだけでなく早期から戦力として期待されていることから難易度は高いです。
第二新卒の人は新卒枠・中途枠どちらでも応募できますが、社会人経験を活かした具体的な貢献意欲や即戦力としての素養が厳しく問われ、経験豊富な中途採用者との比較でスキル・実績不足がネックになることもあります。
ちなみに、リクルートでは入社時に30歳以下であれば新卒採用枠に応募可能です。新卒採用枠に応募すると新卒の人たちと同じ土俵で、中途採用枠で応募すると中途者と同じ土俵で戦います。
第二新卒でリクルートへの転職を希望する人は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
リクルートに転職しやすい人の特徴
リクルートに転職しやすい人の特徴は、全職種で共通している点と、各職種で求められる点に分かれます。
ここでは、リクルートで共通して求められる要素・特徴を以下にまとめました。
- 明るくてガッツがあり、エネルギーレベルの高い人
- 当事者意識が高い人、他責や環境依存的ではなく自責性が強い人
- ロジカル・論理的・合理的な人、わかりやすく、論理的なコミュニケーションがとれる人
- 自分の根源欲求を言語化できる人、自分を正当に客観評価できる人、メタ認知力の高い人
- 自分のありたい姿が明確な人
- 本気度の高い人、口だけでなく自らアクションできる人
- 素直で柔軟な人、本音で腹を割って話せる人
- チームワークを大事にする人
上記に挙げたそれぞれの特徴は、面接の際だけではなく入社後でも高いレベルで求められることになります。
そのため、リクルートの社員は上記の要素を持ち合わせた人が多いです。成長環境を求めている人や上昇志向の強い人には適した会社だと言えますね。
もちろん中にはリクルートへの転職に向かない人もいます。自分が該当しないかどうかは、以下の記事をご覧になって確認してみてください。
リクルートの中途採用の選考フロー
リクルートの中途採用の選考フローは、正社員・契約社員どちらも基本的には以下の流れで進んでいきます。
以前までは筆記試験もあったのですが、2023年時点ではなくなっています。SPIの合格基準については契約社員よりも正社員のほうが高くなっています。
また、正社員の中でも企画職・エンジニアなど特殊な職種や上位レンジの採用だと、この限りではないケースもあります。
さらに、サポート職の契約社員など選考ポジションによっては、まれに1回で選考が終わる場合もあります。
ここでは、最も一般的な中途採用の選考フローについて解説します。
書類選考
リクルートの書類選考の通過率は比較的高いです。なぜなら、リクルートは面接での選考を重視しており、ネガティブチェックの側面が強いためです。
ネガティブチェックとは
- 候補者のマイナスとなりうる要因や、入社後に問題を引き起こすリスクを事前に見極めるための確認作業のこと。
学歴や職務経歴を書類選考の段階で詳しく見ることはないので、そこまで気構えなくても問題ありません。
ただし、面接の段階で、提出した履歴書・職務経歴書を確認しながらの面接になりますので、面接に備えて職務経歴書の実績や自己PRの欄はしっかりと詳細を記載しておいた方が良いでしょう。
また、コーポレート職やテクノロジー職などの専門職は、書類選考の段階でも「専門性」を厳しく見ることがあります。
ビジネス職以外の上記職種を検討する人は、しっかりと職務経歴書の磨き込んでいくのが良いでしょう。
少しでもリクルートの書類選考通過率を高めたい人は、以下の記事でリクルートの志望動機の書き方のコツを解説していますので、ぜひご覧ください。
SPI
リクルートはSPIの受験が必須です。
難易度は採用枠によって異なっており、契約社員採用の場合、大卒以上の人にとってはきちんと対策をした上で受験すればほぼ通過する選考難易度です。
総合職については、より通過難易度が高く、言語・非言語で7~8割の正答率を出す必要がありますね。
ネットが繋がっていればスマートフォンでも受験可能ですが、パソコンから受けるほうが確実なのでおすすめですね。
次にSPIの内容ですが、一般的なSPI試験の内容です。言語・非言語と性格診断なので、中途採用のためのSPI参考書を一通りやってみるのが良いでしょう。
最近は、SPI問題集のアプリもありますが、解説等は充実していないため、参考書で解き方を学び、練習としてアプリを活用すると確実です!
ちなみに、SPIの採用試験の合格ラインはポジションによって大きく変動します。一概には言えませんが、契約社員よりも正社員、正社員よりもマネジメントクラスや企画系という順番で転職難易度は高まっていきます。
携わる職種やサービスによって、能力検査以外に「性格検査」も強く見られるので、言語非言語は良くても性格的に合わないと判断されてしまうケースもあります。
リクルートの中途採用のSPIについては、以下の記事で詳しく解説しているので気になる人はご覧ください。
録画面接(契約社員採用のみ)
録画面接は、契約社員採用のみに適応されているので、契約社員以外を検討されている方は、この項目は飛ばしても問題ございません。
さて、録画面接の内容ですが、2022年現在では、下記の6つの質問が出題されます。各質問1つずつ、60秒で話すように指示されますので、事前に下記内容を整理して、60秒前後で話せるように準備することをおすすめします。
ただし、自己紹介と転職理由をセットで話すように指示される時もあるので、自己分析と転職理由をセットに話せるようにできると確実になるでしょう。
録画面接の質問内容
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望動機
- 自身の強み・弱み
- 希望ポジション
- 希望エリア
録画面接では、PCやスマホのカメラを通じて撮影しますので、スーツを着るなどの身だしなみを整えて挑むと良いでしょう。ハキハキ話す、しっかり目線をカメラに向けて話すなど、印象がよく写るように撮影しましょう。
一次面接
リクルートの一次面接の面接官は、人事か、マネージャークラスの人が出てくる傾向は多いです。
見ているポイントとしては、「リクルートの求める人物像に当てはまるか」「リクルートで活躍できるような経験をしているか」「リクルートになぜ入社したいのか」が問われます。
一次面接では、「リクルートへの志望度」はそこまで強く求められません。代わりに「リクルートで活躍できるか?」という観点を強く見られます。
「現職の経験」や「今までどんな人生を歩んできたか?」を中心に聞かれるため、自己分析で自分の今までの過去の棚卸しや、今後の人生でどうなっていきたいか、を中心に言語化していくことをおすすめします。
質問内容の詳細に関しては、下記の項の「リクルートの面接でよく聞かれる質問」で解説しておりますので、そちらを見て対策をより深めてください!
またリクルートの面接攻略法について、より深く知りたい人は以下の記事で詳細を解説していますのでぜひご覧ください!
最終面接
リクルートの最終面接では、マネージャー、もしくは事業部長クラスの人が出てくる傾向が非常に強いです。
最終面接では「リクルートへの志望度」や「入社への覚悟感」が求められます。
一次面接では、「リクルートという環境で活躍できるか?」を見られた分、「リクルートでどうなりたいか」「キャリアプランをどう考えているか」を強く求められます。そのため、将来のことをしっかりと自己分析で詰め切ることをおすすめします。
また、最終面接は、非常にドライで淡々としているので、人によっては「怖い」と思ってしまうような雰囲気です。本来の力を出せない人多くいらっしゃいます。
しかし、あくまで演じているだけのケースが多く、リクルートという厳しい環境で、やりきれるか?という一環で、ストレス耐性を見る一環として行っていることが大半です。
あくまで怖気付かず、用意してきたことをしっかりアウトプットすれば必ず内定を勝ち取ることができます!
リクルートの中途採用の面接対策
リクルートの中途採用の面接対策について、以下の2つの切り口でそれぞれ詳しく解説していきます。
リクルートの面接の特徴
リクルートの中途面接で特徴的なのは、「WILL/CAN/MUST」と「深堀りスタイルの面接」であることで、準備していないと答えられない質問が多いです。
「WILL/CAN/MUST」とは、一言で言えば、「将来どんな人になりたくて、そのためにはどのような成長が必要か」という点をしっかりと言語化できていることです。
「WILL=ありたい姿」があった上で、そのために、今自分にはどんな「CAN=できること」があり、将来ありたい姿に近づくためにはどんな「MUST=必要なスキル」が必要か、をしっかり言語化してくことが大切です。
どの選考を通じても、必ず「WILL/CAN/MUST」が求められます。内定に近づくにつれ、面接官の深堀りが鋭くなっていくので、面接のフィードバックを通じてしっかりと対策していくことをおすすめします。
また、「深堀スタイルの面接」に関してですが、リクルートの面接は、非常に「なぜ?」が多いです。
例えば、「どうして営業を志望しているのか」という質問に対して、「成長したいからです」と受け答えした場合、 「なぜ成長したいのか」「あなたにとっての成長とはなんなのか」「どうして営業だと成長できると思うのか」という追加質問が浮かんできます。
自分が答えた質問に、さらに2〜3回は深く掘り下げられる可能性がある、と予測して、さらに内容を考えておく必要があります。
リクルートの面接でよく聞かれる質問
リクルートの面接ではあなたの価値観がもっとも重視される傾向にあります。
だからこそ、自分の軸をしっかりと持った上で、質問に答えていくことが大切です。実際にどのようなことを質問されるのか以下に挙げてみました。
質問内容は人によって変わってくる部分もありますが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 今回なぜ転職活動を開始されようと思ったのですか?
- なぜ、新卒で就職活動された際に、1社目を選ばれたのでしょうか?
- なぜ前職を退職され、現職に転職されたのでしょうか?
- どういった基準で企業を選定されたのでしょうか?
- 転職先を選ぶ上で、どういった観点・方向性で企業・仕事を探しているのですか?それはなぜですか?選定要件を3点あげるとしたら、それはなんですか?
リクルートはいくつかグループ会社があるものの、面接内容や質問内容に大きな違いは生じません。

末永

ここまでお読みいただいてわかるように、リクルートの面接は徹底的な自己分析と深掘りが必要不可欠です。転職者の価値観を重視しているために、そもそも転職者自身が自分の価値観をよく理解していないといけません。
ですが「徹底的な」自己分析というのは、自分一人でおこなうのが難しいんです。客観的な視点が足りなかったり、深掘りするポイントが偏ってしまうためです。
そこで、「リーディングエージェント」として、リクルートの契約エージェント200社以上から、最も手厚い支援をしていると評価を受けた、すべらないキャリアエージェントの利用がおすすめです。
実際に、これまで自社ホームページや大手エージェント経由で応募をして、リクルートの選考対策が正しくできず、受かるはずの人が面接でお見送りになってしまったケースをたくさん見てきました。
そういった失敗を起こさないためにも、リクルートへの転職を知り尽くした弊社にご相談いただければと思います。
弊社エージェントのポイント
- リクルートのような人気企業の求人を保有
- 内部事情に詳しいキャリアアドバイザーが在籍
- 書類通過率は大手の6倍・内定率は4倍
リクルートの面接でよくある質問について、さらに詳しく知りたい人は以下もご確認ください!
またすべらない転職ではYouTubeチャンネルも運営しており、私末永が動画でも解説していますので、あわせてご覧ください!
リクルートの転職成功事例
以下では弊社のすべらないキャリアエージェントに転職相談した人で、実際にリクルートへの転職に成功した事例を2つご紹介します。
商社→リクルートの採用領域の法人営業
口コミ(単体)

Aさん
25歳・女性・商社勤務
商社特有の年功序列の環境に息苦しさを感じてしまったので、もっと自由だったり成果次第で評価される環境にいきたく、転職を決意しました。
未経験職種・業界への挑戦だったので、うまく転職できるか不安でしたが、将来的なキャリアプランの設計や過去の原体験の整理などの手厚いサポートを受けることができ、結果的に希望していたリクルートに転職することができました。
アクシス株式会社HP上記の転職理由をもって選考に臨んだAさんでしたが、転職にあたって以下の課題がありました。
転職成功までの課題
- 古い企業なので転職経験者がおらず、そもそものキャリアに関する知識が乏しかった
- 倉庫の在庫管理が中心なので、現職の成果をアピールすることができていなかった
- 未経験職種・業界への転職だったので、自分が本当に向いているのか自信がなかった
そんなAさんでしたが、下記対策をメインにおこなったことで、見事内定を獲得し、年収アップで転職成功を収められました。
弊社がおこなった対策
- 将来ありたい姿を自己分析して言語化して、それに合う企業の選考を受けて、入社後のキャリアプランも詳細に練っていった
- アピールしやすいように業務を整理した結果、「気づいていなかったけど実は成果が出ていたこと」を言語化することができ、定量的に成果を話せるようになった
- 今までの学生時代や現職の経験を言語化して、向いている仕事を丁寧にすり合わせた結果、自信を持って面接や転職活動に臨むことができた
リクルートは男女関係なく活躍できる会社です。リクルートでの女性の活躍の仕方については以下の記事をご覧ください。
大手損保営業→リクルートの法人営業
口コミ(単体)

Hさん
25歳・女性・大手損害保険企業勤務
前職は事故対応がメインで、お客様にポジティブな価値を提供できないことに悩んでいました。やりがいを求めて転職を決意しましたが、未経験の職種へ挑戦することや、安定した大手を辞めることに不安を感じていました。
担当の方に親身に寄り添っていただき、自己分析を徹底的に手伝ってもらったことで、本当に自分がやりたいことを見つけることができました。
結果、希望していたリクルートグループへの転職を成功させることができ、今は毎日成長を実感しながら働けています。
アクシス株式会社HP上記の想いをもって選考に臨んだHさんでしたが、転職にあたって以下の課題がありました。
転職成功までの課題
- やりたいことが明確になっておらず、キャリアの方向性に悩んでいた
- 営業未経験であり、選考でアピールできる強みや経験を自分自身で整理できていなかった
- 第一志望の最終選考で不合格となり、転職活動への自信を失っていた
そんなHさんでしたが、下記対策をメインにおこなったことで、見事内定を獲得し、納得のいくキャリアチェンジを成功させることができました。
弊社がおこなった対策
- 徹底した自己分析で「将来どうありたいか」を言語化し、ご自身が心から納得できるキャリアの軸を一緒に見つけ出した
- 前職の経験だけでなく学生時代の原体験まで深掘りし、未経験でも営業職に求められる「目標達成意欲」や「タフさ」を定量的にアピールできるエピソードを発掘した
- 夜遅くまで面接の壁打ちを行うなど、技術面・精神面の両方からサポートし、自信を持って転職活動に臨めるよう伴走した
リクルート出身者の転職先・キャリアパス
リクルート転職後のキャリアパスは様々ですが、私自身が見てきたリクルート出身者のキャリアパスの傾向としては、以下のようなものがありますね。
- 各業界の大手事業会社の営業や人事採用担当・マネージャー
- 中堅人材会社の役員・営業マネジメント
- ベンチャー企業の役員やマネジメント・新規事業開発担当
- 電通や博報堂など大手広告代理店のアカウントプランナー
- Google・Amazon・facebookジャパンなどの外資ネット大手企業
- DeNA、楽天、サイバーエージェント、Yahooなどのネット業界のメガベンチャー
- プルデンシャル生命・SONY生命などの保険会社の営業
- スポーツチームやリーグ運営会社など、特殊な組織のマネジメント
- クックパッドやアイスタイルなどインターネットメディア企業の広告営業
- 独立・起業
リクルートからのキャリアパスとして、主に営業系や人事採用担当、事業開発やネット系、広告系やベンチャー企業系などに分類されます。
業界問わず人事や経営者であれば誰でも知っている会社なので、転職市場で評価されやすいです。そのため、将来のキャリアパスに困ることはないでしょう。
リクルートは大手企業かつベンチャーのような社風なので、どの企業へ行っても社風に馴染みやすいです。また、様々な事業を経験しているため、活躍できる人が多い傾向にあります。
将来起業したいと考えている人や、どの会社からも重宝される人材になりたい、市場価値を高めたい人にはリクルートがおすすめです。
以下の記事ではリクルートでのキャリアパス卒業制度について、さらに詳しく解説しています。
リクルートへの転職に関するQ&A
リクルートへの転職に関するよくある質問をまとめました!
気になる質問がある人はぜひご覧ください!
リクルートに転職するのに学歴は関係ありますか?
全く関係と言ったら嘘になりますが、中途採用においては新卒採用ほど学歴が重視されるわけではありません。
リクルートが中途採用で最も重視するのは、学歴よりも「個人が何を成し遂げてきたか」という成果と能力、そして当事者意識やポテンシャルです。
面接の中でこれらの項目をアピールすることができれば、リクルートへの転職は十分可能です。また記事内でもご紹介していますが、契約社員であれば学歴不問なので、学歴を気にすることなく選考を受けることが可能です。
参考までにリクルートの採用学歴を紹介します。
リクルートの採用大学
リクルートグループの中でも、転職するうえで特におすすめの部署・職種はありますか?
リクルートグループの中でも、ホットペッパービューティー/ホットペッパーグルメの営業職、またリクルートスタッフィングの人材派遣営業職は特におすすめです。
これらのポジションは基本的に契約社員での募集が主で、契約期間3年での勤務になります。ただ契約社員といっても、正社員と比べて契約期間以外の差分はありません。
同じ待遇・環境で働くことができ、また退職時には100万円を受け取ることができます。整備された成長環境でキャリアアップのきっかけを作りたい人にはぜひおすすめしたいです。
リクルートの中途採用の平均年齢は何歳ですか?
リクルートの中途採用の平均年齢は、24歳~32歳が多いです。もちろん上場企業なので、募集において年齢制限はしていませんが、書類選考を通過していたり内定が出たりしているのは年齢の若い人です。
なぜなら、リクルートは管理職の年齢が比較的に若く、27歳~28歳で課長(ゼネラルマネージャー)になる人もおり、30代で部長や役員も珍しくないからです。
旧リクルートライフスタイルの前社長は38歳という若さでした。筆者の友人でも何名か執行役員や事業部長がおり、平均32歳くらいなんですよ。
とはいえ、年齢が上がれば上がるほど、リクルートの職務と関連する一定の専門的な経験や実績が求められる傾向にありますね。
リクルートの雇用形態にはどんなものがありますか?
リクルートの主な雇用形態は3種類です。
契約期間の定めがない正社員(GE社員)、3年契約で地域限定の契約社員(CV職)、勤務地と職種が限定される正社員(SE職)があります。
GE社員は主に開発や企画職で最難関の雇用形態です。CV職は転勤がなく、SE職は主に営業職で、やむを得ない事情があれば異動を避けることも可能です。
以下に契約社員(CV職)、SE職に関する記事をまとめているので、ご興味ある人はご覧ください。
公式に倍率は公表されていないですが、大手企業の転職倍率は20~30倍といわれており、転職市場で人気のあるリクルートの中途採用ならさらに倍率は高いのは間違いありません。
「リクルートへの転職はすごくない」と言われがちな昨今ですが、今でも「転職できたらすごい」企業の一つですよ。