リクルート卒業後のキャリア形成とは?なぜ成功する人が多いの?
こんにちは!すべらない転職の末永です。
「リクルートを退職した人たちが世間で活躍しているって聞くけど、リクルート卒業後のキャリアってどうなってるの?」といったお悩みを、今回は解決していきます。
私末永はリクルート出身であり、その立場から今回は解説をしていきます!
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株式会社リクルートは、組織再編により2021年4月以降、一部グループ会社を吸収合併しております。
リクルートの卒業制度
リクルートへの転職を検討している人の中にはリクルートの卒業制度に魅力を感じている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、リクルートの二つの卒業制度について解説します。最近改訂された制度もあるので、最新情報が気になる人はコーポレートサイトをご覧ください。
退職金制度
リクルートは、他の企業と比べて早期退職者が多く、定年まで勤め上げるという文化がありません。むしろ、独立や転職などのキャリアアップを奨励しています。
そのための支援も豊富なんです。その代表格がご紹介する退職金制度です。
2021年のグループ統合を機に一部改変されましたが、現在は下記のような体系で退職金が支払われているようです。
勤続年数 | 退職金 |
---|---|
6ヶ月以上〜1年6ヶ月未満 | 20万円 |
1年6ヶ月以上〜3年6ヶ月未満 | 40万円 |
3年6ヶ月以上〜 | 100万円 |
過去の上限金額をご存知の人であれば少なく感じるかもしれませんが、勤続半年で退職金が発生するのはとても珍しいですよね。
フロンティア制度・ニューフロンティア制度
フロンティア制度・ニューフロンティア制度は2021年の統合を機に廃止になってしまった制度ですが、リクルートの文化をよく表していたのでご紹介します。
フロンティア制度は、新卒入社勤続6年以上の社員(中途入社は5年以上)に対して、年収1年分が退職金として支給されていた制度です。
ニューフロンティア制度は、一定の年齢に達した人に退職金を上乗せするという制度で、35歳から、3年ごとに退職金が750万〜1500万円の幅で加算されるという仕組みでした。年齢的な節目で転職を後押しする狙いがあったようです。
リクルートの退職金制度は改悪された?
リクルートの卒業制度や退職金について調べていると、「改悪」という言葉が目に入ります。上記でご紹介した通り、支給される金額が減ってしまったのは事実なので改悪されたと感じる人がいてもおかしくありません。
ですがリクルートには退職金制度以上の魅力があります。ビジネスのスキルを磨くための成長環境が整っている会社なので、意欲やチャレンジ精神があれば、過去に実績がない人でもその後のキャリアの選択肢を広げることができるんです。
そういった人に特におすすめなのが3年限定契約社員としてリクルートに転職することです。
末永
また、多くの人が「改悪された」と感じていた退職金ですが、契約社員なら契約満了時に誰でもキャリアアップ支援として100万円が支給されるんです。これは正社員の退職金の上限額です。
ここまでお読みいただいて、リクルートの正社員・契約社員への転職に少しでも興味がある人は、ぜひ弊社のすべらないキャリアエージェントにご相談ください。
他社のエージェントとは違い、転職の決意が決まっていなくてもご利用いただけますし、何よりリクルートなどのキャリアアップに有利な求人を多数ご紹介できます。
元リクのキャリアアドバイザーが多数在籍しているので、下記からご登録ください。
弊社エージェントのポイント
❐業界・企業別の徹底した選考対策が可能
❐書類通過率は大手の6倍、内定率は4倍
リクルートの教育制度
リクルートではいまでも若手社員が「ボトムアップが基本のチャレンジさせてくれる会社」と評価しています。その他にも、次のような声がリクルート社員から挙がってきます。
- 個人の裁量が大きく、結果を残せば評価してくれた
- 営業の基本「自分で考える」「人に聞く」「提案する」を身につけることができる
- 組織の運営手法、キックオフ、目標設定から接待に至るまで学ぶことができる
ここから推測できるのは、リクルートの教育方針はOJT(仕事をしながら教育する)と言えます。言い換えると「現場が教室」という考え方です。リクルート社員は、日々教育、日々訓練のようです。
リクルート出身者が卒業後も活躍する理由
リクルート卒業者が様々な業界で活躍している理由は、仕事に取り組む中で関わるビジネスに精通していくからです。
リクルートは総合情報企業という位置付けで幅広いビジネス領域をカバーしています。
具体的には以下のようなものです。
- 仕事
- 住宅
- ビジネス支援
- 結婚
- 進学・教育
- 自動車
- 旅行
- グルメ
- 美容
- 生活・地域
リクルートは、上記のような複数の事業を展開することで、リクルートのグループ会社がシナジーを生み、事業を軌道に乗せることができています。
リクルートの社員は、これらの分野の情報を集め、成果を上げることで自分のスキルや経験を高めています。
結果的にリクルート卒業者は様々なビジネスに転身しても活躍することができるのです。
そのため、将来起業をしたい、後の企業からも重宝されるスキルを身に付けたい、市場価値を高めたいといった自己成長意欲の高い人は、リクルートの社風が合っているでしょう。
ただ、リクルートは社員一人一人に対し、高いレベルでのアウトプットを求めます。
そのため、リクルートへの転職難易度が高いです。
末永
確かに、難易度は高いと言われている中で、選考突破できるか不安になりますよね。
しかし、ここまで記事を読まれたなかで、本当にリクルートに転職したいと考えておられるなら、すべらないキャリアエージェントは最適です!
わたし末永自身が、新卒リクルート入社であり、転職エージェントとしてリクルートに対しても数百人単位でご紹介をしてきた実績があります。
また弊社は、リクルートグループの人事から150社の中で直近連続でベストエージェント表彰をいただいています。
末永
逆に言えば、リクルートも視野に入れて転職したいくらいの温度感の方だと、弊社のマニアックな選考対策は、転職活動においてリクルートに時間を割き過ぎてしまう可能性があるため、お役に立ちづらいかもしれません。
その分、リクルートに特化したマニアックな面接対策は、リクルートの元社員であり、さらにリクルートの人事担当から面接に関するフィードバックを何度も聞く機会のある弊社は、リクルートへのご紹介・選考サポートに手厚く、かなり強いと自負があります。
リクルートの内部事情に詳しいアドバイザーも多く在籍しているため、一歩踏み出せないから話を聞いてみたい方は、ぜひご登録してください!
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リクルートを卒業した出身者(元リク社員)
経済新聞やマスコミに出ているリクルートOB(元リク)は実業家だけでなく、政治家・評論家・教育家など様々な業界に数多くいます。そこでリクルートのOB・OGのほんの一部ですが、ご紹介をします。
くらたまなぶ-創刊男の異名
リクルートOBの中でもっとも有名なのは、くらたまなぶ氏ではないでしょうか。
アルバイトとしてリクルートの前身の会社に入り、「とらばーゆ」「じゃらん」の創刊に携わりました。新規事業開発室長に出世してからも「ゼクシィ」「ダヴィンチ」といったヒット雑誌の発刊に一役買っています。
在籍20年間に、14もの情報誌創刊に携わったため『創刊男』の異名を取っています。現在は、経営コンサルタントして活躍しています。
藤原和博-東京都初の民間人校長
藤原和博氏は東京大学卒業後、1978年に日本リクルートセンター(現リクルート)入社。東京営業統括部長を歴任したのちに、東京都初の中学校の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務めました。
同校では世の中について学習する「よのなか科」の創設や、有料の課外授業「夜スペ」などユニークな取り組みが注目され、新聞掲載やテレビ出演もするなど教育者として有名な方です。
村井満-5代目Jリーグチェアマン
村井満氏は早稲田大学法学部卒業後、1983年に日本リクルートセンター(現リクルート)に入社。リクルート事件を目の当たりにしながらも、営業職を歩んだのちに人事として活躍し、2004年にリクルートエイブリック(現リクルートキャリア)の社長を務めます。
2014年には5代目のJリーグチェアマンに就任。サッカー界以外の出身者では初めてだったため世間を驚かせました。その後は「Jリーグの経営者」として様々な改革をおこないました。
今村岳司-最年少で西宮市議会議員
リクルートOBには政治家もいます。
今村岳司氏は京都大学法学部を卒業後、リクルートに入社。同社退職後、26歳で兵庫県の西宮市議にトップ当選し、市議を4期務めた後、2014年に西宮市長選に当選します。
ところが新聞記者に暴言を吐いたことが社会問題になり、2018年2月に辞職してしまいました。リクルート出身の政治家では、山形県知事の吉村美栄子氏、参議院議員の伊藤孝恵氏、元衆議院議員で内閣総理大臣補佐官を務めた加藤公一氏がいます。
松永真理-iモード生みの親
リクルート出身のOGでは松永真理氏の活躍が目を引きます。明治大学文学部卒業後、1977年日本リクルートセンター(現リクルート)に入社。リクルート在籍中は編集部に所属し、雑誌編集長を務めたのちにNTTドコモの前身会社に入社します。
松永氏を一躍有名にしたのは、NTTドコモのiモードの企画開発です。iPhoneのはるか以前に携帯とネットをつないだ功績はまさに「イノベーション」の代表格です。日経ウーマン誌の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2000」にも選ばれています。
その後の松永氏は、バンダイ、MS&ADホールディングス、テルモ、ロート製薬、セイコーエプソンといった著名な企業の社外取締役も務めています。
高城幸司氏-伝説のトップセールスマン
高城幸司氏は同志社大学文学部卒業後、1987年にリクルート入社。営業部門で6年間トップセールス賞を受賞。リクルート史に、伝説のトップセールスマンという異名を残した人です。
退社後はコンサルティングを手掛けるセレブレインを設立。自身で3社を立ち上げています。ビジネス書を50冊以上出しており、10万部を超えるベストセラー作家の一面もあります。
近藤麻理恵-世界の片づけコンサルタント
近藤麻理恵氏は東京女子大学卒業後、株式会社リクルートエージェントに入社。その後、独立して片づけコンサルタントとして有名になります。
2010年『人生がときめく片づけの魔法』を出版。2021年時点で世界40か国以上で翻訳出版され、1,300万部を超えるベストセラーとなっています。2015年に米『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出。
田端信太郎-ビジネス系中年YouTuber
田端信太郎氏は慶應義塾大学経済学部卒業後、1999年にNTTデータに入社。2001年にリクルートに転職。社内の新規事業提案制度「RING(リング)」で総合週刊誌『R25』の源流になるプロジェクトを提案し合格しています。
その後、堀江貴文さんが社長時代のライブドア(現LDH)のメディア事業部長。NHN JAPAN(現LINE)の執行役員。前澤友作さんに誘われてスタートトゥデイ(現ZOZO)の広報担当の執行役員を歴任します。
現在は、様々な業種や企業のPR/マーケ顧問をしつつ、ビジネス系中年YouTuberを名乗りながら、オンラインサロン田端大学を主宰しています。
その他の元リク社員
元リクには本を出版されている方が多く、就活攻略本や転職本、営業向けや自己啓発など様々なジャンルで見かけます。リクルートエージェントの第1号フェロー社員となり、多数の著書を出版されている海老原嗣生さんや、労働社会学や働き方評論家の常見陽平さんが有名です。
元リク社員という定義とは少し違うかもしれませんが、スポーツ選手で有名な方も元リクです。以前はリクルートにマラソンクラブが存在しており、名監督・小出義雄さんを率いて、有森裕子さん、高橋尚子さんなどオリンピックメダリストを輩出していました。
俳優の佐藤二朗さんもリクルートに入社したそうですが、1日で退職してしまったそうです。
他にも、リクルートを卒業した有名人やリクルートに独立する人が多い背景など、以下記事にてご紹介をしています!
弊社エージェントのポイント
❐企業別の徹底した選考対策が可能
❐書類通過率は大手の6倍、内定率は4倍
すべらないキャリアエージェントについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
リクルート卒業者の特徴
リクルートの卒業者の特徴を一言で表すと「多彩」ではないでしょうか。
例えば松永真理氏は、事業内容も企業風土も全く違うリクルートとNTTドコモで活躍。その後は下記の企業から経営に対する助言を求められています。
- おもちゃ・エンターテイメント(バンダイ)
- 損保(MS&ADホールディングス)
- 医療機器(テルモ)
- 製薬(ロート製薬)
これだけ多種多様な業界の経営にタッチできる人材は、日本では極めて珍しい存在と言えるでしょう。もちろん、松永氏の器が大きくリクルートの枠に収まりきらなかった、とも言えます。
しかし松永氏ほどの人物から、働く場所として最初に選ばれたのがリクルートだったのです。その他にも、異色の政治家や経営のプロなど、多彩な能力がなければ務まらない仕事に転身している人が目を引きます。
またリクルートには、最初から独立を念頭において入社してくる人が多い、という特徴もあります。「リクルートで鍛えよう」という気持ちで入社しているので、成長スピードも早く、卒業後も活躍できる人が多いです。
リクルートは卒業生からも評価されている
「リクルートという幻想」(中央公論新社)という本を出したリクルートOBの常見陽平氏は、リクルートが日本経済に人材を輩出している企業であるとの世間の見方を懐疑的にとらえています。
その常見氏でも、リクルートには「企業の魅力を引き出す力や企業のブランディング力」があると認めており、底知れぬ魅力がある会社であることは確かなようです。
そんな魅力的なリクルートへの転職方法について、以下にてご紹介しています。
リクルートへ転職したい人へ
上記でお伝えしてきたように、リクルートの転職難易度は高いです。
それでも、「リクルートに転職したい」「リクルートでなくても大手企業へ転職したい」「ベンチャー気質のある企業で成長したい」と思っている方は多いのではないでしょうか。
末永
弊社では独自に作成したオリジナルの質問シート(*1)で選考対策をおこない、これまで多くの転職者様をリクルートへお繋ぎしてきました。
また弊社は、【リーディングエージェント】として、リクルート契約エージェント200社以上から、最も手厚い支援をしていると評価受けており、弊社が紹介した転職者の方の転職後の活躍も評価いただいております。
自分がリクルートで働いても、活躍できないのではないかなどの不安を抱えていらっしゃるなら、ぜひ一度ご相談いただければ、丁寧なサポートで転職成功を支援し、あなたにあった職種やポジションを紹介できる自信があります。
リクルートの内部事情に詳しいアドバイザーも多く在籍しているため、一歩踏み出せないけど話を聞いてみたいという方は、ぜひご登録おねがいします。
リクルートに本気で就職・転職したいと考えている方は、ぜひ1度相談に来てくださいね。
*1:
この質問シートは、リクルートへ多数の紹介決定実績があり、リクルートの中途採用面接官の経験もある著者自身が、面接で質問されることが多い内容をまとめたものです。
質問シートは、弊社にご相談いただいた方のみお渡ししておりますので、弊社の転職支援に興味がありましたら下記よりお問い合わせください。
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リクルートについてさらに詳しく知る
リクルートへ転職を検討している人は、以下の記事もご覧ください。リクルートへの転職を考えている人が欲しい情報をご紹介しています!
というのも、リクルートの契約社員はリクルートにあるビジネスに関するノウハウをたっぷり学ぶことができるからなんです。
実際に、正社員との待遇の差はほとんどなく、学歴や過去の経歴を不問でチャレンジすることができるので、リクルートを卒業した後のキャリアのことを真剣に考えるなら、本当におすすめの職種なんです。