元リク面接官が教える!リクルート面接の頻出質問と対策法

元リクルート面接官が頻出質問14選と深掘り対策を徹底解説。
落ちる人の共通点、1次・最終面接の違いなど、内定獲得に必要な情報を網羅しています。
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リクルート面接トレーニング
質問をタップして、
深掘りに答えられるか確認しましょう
1
転職理由
なぜ転職活動を始めようと思いましたか?
なぜ転職活動を始めようと思いましたか?
まず30秒で回答を考えてみてください
なんとなく転職したくなりました
現職で3年間法人営業を経験し、より大きな裁量で挑戦したいと考えました
「今の会社の不満」ではなく「次に何を実現したいか」を語れるかが勝負です。転職理由と志望動機が一本の線で繋がっているかを見ています。
2
実績・強み
自分なりに工夫して成果を出した経験は?
自分なりに工夫して成果を出した経験は?
まず30秒で回答を考えてみてください
チームで協力して目標を達成しました
提案資料を業界特化型に変更し、成約率を15%から28%に改善しました
「チームで」「みんなで」は禁句。あなた個人が何を考え、何をしたかを聞いています。当事者意識の有無がここで見極められます。
3
キャリアビジョン
入社したらどんなことをやりたいですか?
入社したらどんなことをやりたいですか?
まず30秒で回答を考えてみてください
与えられた仕事を一生懸命頑張りたいです
HR領域で中小企業の採用課題を解決し、3年後にはチームリーダーとして事業拡大に貢献したいです
「頑張ります」は回答ではありません。何を、どうやって、どこまでやるのか。具体的なWILLを語れる人が評価されます。
4
課題対応力
壁にぶつかったらどう対応しますか?
壁にぶつかったらどう対応しますか?
まず30秒で回答を考えてみてください
諦めずに全力で頑張ります
まず原因を分解して特定し、仮説を立てて検証します。前職でも〇〇の施策が失敗した際、△△に変更して成果を出しました
「頑張る」「諦めない」は誰でも言えます。壁を乗り越えた実体験と、再現性のある方法論を語れるかがポイントです。
5
志望動機
なぜリクルートを志望するのですか?
なぜリクルートを志望するのですか?
まず30秒で回答を考えてみてください
業界最大手で成長できると思ったからです
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という理念に共感し、当事者意識を持って挑戦できる環境だと感じました
最終面接で最も聞かれる質問です。「なぜリクルートか」を競合比較を含めて語れないと、6割が落ちる最終面接は突破できません。
リクルート面接の頻出質問14選
まず、リクルート面接で必ず聞かれる質問を紹介します。
すべての質問に「なぜ」で3回深掘りされても答えられるよう準備してください。
転職理由・キャリアに関する質問
Q1. なぜ転職活動を開始しようと思ったのですか?
Q2. 新卒の就活で1社目を選んだ理由は?
Q3. 前職を退職し現職に転職した理由は?
Q4. 企業を選ぶ基準は何ですか?
Q5. 転職先選びの観点を3つ挙げるなら?
転職理由は「なぜ今の会社ではダメなのか」を深掘りされます。
ネガティブな理由だけでなく、ポジティブな目的を語れるよう準備しましょう。
自己PRに関する質問
Q6. 今までで1番印象に残っている経験は?
Q7. 周囲からどんな人と言われますか?強みと課題は?
Q8. 自分なりに工夫して成果を出した経験は?
「チームで達成しました」ではなく、あなた個人の役割と工夫を具体的に話してください。
入社後の意欲に関する質問
Q9. 入社したらどんなことをやりたいですか?
Q10. 壁にぶつかったらどう対応しますか?
Q11. 1〜3年後のゴールは何ですか?
Q12. 3年後、次に何にチャレンジしたいですか?
Q13. 活かせるスキル・経験・考え方は?
Q14. 早期に成果を出すために必要なことは?
入社後のビジョンは、WILL-CAN-MUSTのフレームワークで整理すると論理的に話せます。
リクルート面接の通過率【1次・最終】
リクルートの面接通過率は、1次面接が約20%、最終面接が約40%です。
書類・SPIは比較的通りやすく、勝負は面接です。
1次面接の通過率が低い理由は、カルチャーマッチを厳しく見ているからです。
スキルだけでなく「この人と働きたいか」が判断基準になります。
面接官時代、スキルが高くても当事者意識が感じられない人はお見送りでした。
「自分ごと」として仕事に向き合えるかが最重要ポイントです。
自信がない人は、リクルートの面接対策に特化したプロの転職エージェントに見てもらいましょう。
リクルート面接で落ちる人の共通点
面接官として多くの候補者を見てきた経験から、よくある失敗パターンを紹介します。
この3つのうち、特に「当事者意識」は最も重視されます。
「チームで達成しました」のような他責的な表現は避け、自分が主体的に動いたエピソードを用意しましょう。
落ちる人の多くは自己分析が足りていません。
準備なしで突破できるほど甘くないので、徹底した準備が必要です。
リクルートの深掘り質問を突破する方法
リクルート面接で最も難しいのが深掘り対応です。
3つのパターンと突破法を解説します。
深掘り回答のフレームワーク
以下の順序で答えると論理的に話せます。
深掘り対策は一人では難しい部分です。
転職エージェントの模擬面接で第三者のフィードバックをもらうのがおすすめです。
自己分析のやり方を詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
リクルートの1次面接・最終面接の違いと対策
1次と最終では、見られるポイントが大きく異なります。
最終で落ちる人の多くは「なぜリクルートか」の深掘りに耐えられません。
そのため、リクルートでなければならない理由を言語化しておきましょう。
一人でやりきる自信がない人は、リクルートの対策に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。
リクルートの面接の特徴について詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
リクルート面接の3つの特徴
リクルートの面接は一般企業と大きく異なります。
この特徴を理解しないと的外れな準備をしてしまいます。
①志望動機より人柄・価値観を見る
一般企業では志望動機で「長く働くか」を判断します。
リクルートは「踏み台にして成長したい」人も歓迎する文化があります。
志望動機で見ていること
- 論理的に説明できるか
- 入社後の活躍が想像できるか
②「なぜ」の深掘りが3〜5回続く
1つの回答に対して「なぜ」「具体的には」「他の選択肢は」と追加質問が続きます。
カルチャーフィットと論理的思考力を見極めています。
③WILL-CAN-MUSTで将来像を確認
リクルートでは「WILL-CAN-MUST」で目標設定をおこないます。
WILL-CAN-MUSTとは
- WILL:将来どうありたいか
- CAN:今できること
- MUST:WILLに必要なこと
入社後も半年ごとに使うフレームワークなので、面接段階で言語化できていると評価が高まります。
リクルートの逆質問で評価を上げる方法
「何か質問は?」と聞かれる逆質問もアピールのチャンスです。
NGな逆質問
避けるべき質問
- 調べればわかること(福利厚生など)
- 待遇だけに偏る質問
- 貢献意欲が見えない質問
評価が上がる逆質問
「共に課題解決を考える姿勢」を見せましょう。
おすすめの質問例
- 「今後最も注力する課題は何ですか?」
- 「入社前に準備しておくべきことは?」
- 「〇〇さんが成長を実感した経験を教えてください」
リクルートで当事者意識をアピールする方法
リクルートが最も重視する「当事者意識」のアピール例です。
回答例(営業職)
私の強みは、自ら起点となって行動する「当事者意識」です。
前職で担当エリアの売上が頭打ちになった際、既存手法では限界だと感じました。
自ら市場を調査し、反対する上司をデータで説得。開発部門も巻き込んで新プランを企画しました。
結果、新規の大型契約を獲得し、社内に新しい成功事例を作れました。
「自分から行動」「周囲を巻き込む」「成果を出す」の流れで構成すると伝わります。
リクルートの企業・事業理解
自己分析と並行して、企業理解も深めましょう。
ビジネスモデルを理解する
リクルートは「マッチングプラットフォーマー」です。
リクナビ、SUUMO、ホットペッパー、じゃらんなど多領域で展開しています。
志望する事業領域の特徴と競合との違いを理解しておきましょう。
読んでおくべき情報
おすすめ情報源
- IR情報(投資家向け情報)
- 中期経営計画
- 統合報告書
- 社員インタビュー記事
リクルートの事業内容について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
リクルート面接のよくある質問FAQ
リクルートの面接は何回ありますか?
基本は2回(1次・最終)です。エンジニアなど専門職は3回の場合も。契約社員は1回で終了することがほとんどです。
面接時間はどれくらい?
約1時間です。一般的な面接(30分程度)より長く、深掘り質問が多いため時間がかかります。
服装はどうすればいい?
ビジネスカジュアルでOK。リクルートはカジュアルな社風で、面接官もスーツでないことが多いです。
結果はいつ届く?
1〜2週間程度。スピード感があり、内定までのリードタイムは短めです。
最終面接で落ちることはある?
あります。最終の通過率は約40%なので、6割は不合格です。「なぜリクルートか」を徹底準備しましょう。
リクルート面接対策なら
リクルートの面接は一般企業と異なる対策が必要です。
独力での対策が難しい人は、リクルート転職に強いエージェント活用をおすすめします。
弊社のすべらないキャリアエージェントは、リクルート転職に特化しています。
私自身がリクルート出身で面接官経験もあり、何を見ているか熟知しています。
独自のリクルート選考対策プログラムで、多くの転職者をお繋ぎしてきました。
リクルートをはじめとする人材業界に特化した転職エージェント
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回答を丸暗記するのではなく、自分の価値観を言語化しておくことが重要です。
そうすれば、どんな角度から深掘りされても一貫した回答ができます。