【元リク解説】リクルートの面接対策!特徴や頻出質問は?
元リクルートの社員であり、リクルートで面接官をおこなっていた末永が、リクルートの面接の裏側を徹底解説します!
リクルートの面接通過率が知りたい人やリクルートの面接対策がしたい人、リクルートへの転職を迷っている人はぜひ読んでみてください。
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この記事を読んでもらいたい人
リクルートへの転職を考えている人
リクルートの選考対策をしたい人
営業でのキャリアアップを目指している人
リクルート中途面接の通過率と対策方法
リクルート選考は以下のフローで進みます。
- 書類選考
- SPI
- 録画面接(契約社員採用のみ)
- 1次面接
- 最終面接
※正社員の企画職・エンジニア職などの特殊職種はこの限りではないケースがあります。
ここでは、リクルートの1次面接と最終面接における通過率と選考対策方法を解説します。
1次面接
リクルートの1次面接の通過率は約20%ほどです。
リクルートの1次面接には以下のような特徴があります。
- 担当
- 雰囲気
- 特徴
- 対策方法
人事担当かマネージャー社員のどちらかが出てくることが多いです。
雰囲気は割と穏やかで、リラックスして話せるという人が多いです。
「カルチャーマッチしているか?」「成長意欲はあるか?」「やりたいことは明確か?」の人物像が重視されます。具体的には、「学生時代や現職の経験」や「将来的にどうなりたいか」を中心に聞かれます。
自己分析を通して、過去の経験の棚卸しや自分の理想の将来像を中心に言語化していきましょう。
最終面接
リクルートの最終面接の通過率は約40%となっています。
リクルートの最終面接には以下のような特徴があります。
- 担当
- 雰囲気
- 特徴
- 対策方法
マネージャー、もしくは部長クラスの社員が担当することが多いです。
1次面接とは打って変わって、非常にドライな雰囲気で進みます。人によっては、怖いと思うこともあるほど冷たいこともあるようです。
最終面接は一次面接とは違って、「リクルートを選んだ理由」や「入社後の覚悟」を中心に聞かれます。具体的には、「なぜリクルートなのか?」「リクルートじゃないとできないことなのか?」がひたすら深堀されていく感じです。
企業研究を通して、「なぜリクルートなのか?」「リクルートじゃないとできないことなのか?」などの志望動機に関する部分を対策しておきましょう。また、1次面接の答えとの相違も確認されている可能性があるので、1次面接で答えたことをまとめておくと良いです。

末永

リクルートの1次面接と最終面接では、重視される点や対策方法が異なりますが、一人で対策するのは難しいですよね。
弊社では、リクルートに特化した転職エージェントを運営しており、面接対策には独自で作成したリクルート選考対策プログラムを利用しています。
興味のある人は、ぜひ弊社のすべらないキャリアエージェントをご利用ください。
リクルートの面接を突破するために知っておくべきこと
リクルートへの転職支援をする中で、多くの転職者が独特なリクルートの面接対策に苦戦していました。
ここでは、リクルートの面接突破のために知っておくべきリクルート面接の特徴を解説します。
志望動機の重要度が低い
リクルートは志望動機の重要度が低いです。
一般的な企業では、「会社に対するロイヤリティがあるのか?」「長く働いてくれるのか?」を志望動機を通して見ており、特にこの点を重視する企業も多いです。
一方で、リクルートの面接では以下の2点を確認するために志望動機を聞いています。
- 志望する背景を論理的に説明できるか
- 志望動機から入社後の活躍が想像できるか

末永

リクルートでは「リクルートを踏み台にして成長したい!」と考える人を好む傾向にあります。
そのため、ロイヤリティよりも活躍できる人(=論理的思考力があり、活躍する姿が想像できる人)を求めているのです。
もちろん踏み台にしたいという気持ちがなくても、何かしら強い想いやビジョンがあれば好印象を与えられます。
人柄・価値観重視
リクルートの面接では志望動機は重視されない一方で、人柄や価値観が重視されます。
特に、面接の中で見られているのは、当事者意識(=何事も自分ごとと考えて物事に取り組む意識)があるかないかです。
リクルートの社内用語にも「圧倒的当事者意識」と呼ばれる考え方があり、面接でもこれが重視されます。
「圧倒的当事者意識」の面接でのアピール例
例文(営業職)
私の強みは、現状を打破するために自ら起点となって行動する「当事者意識の高さ」です。
前職で担当エリアの売上が頭打ちになった際、私は既存手法の延長では限界だと感じ、未開拓だった業界へのアプローチを決意しました。
自ら市場を調査、反対する上司をデータで説得し、開発部門も巻き込んで新プランを企画・提案しました。結果、新規の大型契約を獲得し、社内に新しい成功事例を作ることができました。
徹底的な深掘り
転職者の人柄や考え方、価値観を知るために、面接では1つの回答に対して何度も深掘りされます。
深堀を通してリクルートが見ているのは、以下の2点です。
- リクルートのスタンスにフィットするか
- 想定外の質問に対して論理的に返せる思考力があるか
1つの質問に対する回答からさらに3回の質問が追加されることもあるようです。
ここでは、深堀がどのように行われるかの例を紹介します。
- どの職種で働きたいですか?
- 前職で培ったスキルで何が活かせそうですか?
①どうして○○職を志望しているのですか?
②適性が感じられるエピソードはありますか?
③もし仕事内容が想像と違った場合、どうしますか?
①そのスキルはどのように培いましたか?
②これまでの手法がリクルートでも転用できると思う理由は?
③これまでのやり方で思ったような成果が出なかったり、目標が未達に終わったらどうしますか?
これらの質問は、リクルートの人間でも事前準備なしに答えることはかなり難しいですが、これらの質問に論理的に矛盾なく答えることがリクルートに入社するためには必須と思ってください。
リクルート面接の頻出質問集
リクルートの面接は独特で難しいですが、頻出質問を知っておくことで対策がしやすくなります。
ちなみに、リクルートでは様々な応募先がありますが、聞かれる質問はそこまで変わらないので、リクルートの面接に挑む全員が参考にできると思います。
- なぜ転職活動を開始されようと思ったのですか?
- なぜ、新卒で就職活動された際に、1社目を選ばれたのでしょうか?
- なぜ前職を退職され、現職に転職されたのでしょうか?
- どういった基準で企業を選定されたのでしょうか?
- 転職先を選ぶ上で、どういった観点・方向性で企業・仕事を探しているのですか?それはなぜですか?選定要件を3点あげるとしたら、それはなんですか?
- 今までで1番印象に残っている出来事・頑張ったと思えることはなんですか?
- 周りのご友人など、近しい人からどんな人と言われますか?強みや良い点、逆に課題だと指摘される点はどんなことですか?
- 今まで取り組んできたことで、自分なりに工夫し、成果に繋げた経験があれば教えてください。
- 結果ご縁があり、入社された場合は、どんなことをやっていきたいですか?それはなぜですか?
- 入社して、未経験の仕事をされる中で、壁にぶちあたった際、どのように対応しますか?なぜそう考えるのですか?
- 直近1~3年間で何を得たい、何をゴールとして考えていますか?それを実現するために、入社後、具体的にどういったことをする必要があると思いますか?
- 仮に3年後求めていた成果が実現できたとして、次に何にチャレンジしようと考えていますか?
- 弊社の仕事で、ご自身で活かせると考えるスキル・経験・考え方等があれば、教えてください。それは、なぜそう思うのですか?
- 入社後、早期に成果を出したり、実力を身につけるために、どんなことが必要と考えていますか?どのように行動していこうと考えていますか?
リクルートの面接体験談
評判・口コミ

法人営業 HRサービスDivision
・印象に残ったこと
カジュアルな会話ベースであるが質問が鋭く自己分析が疎かな場合、一貫性を持った解答ができない。
・選考でアピールしたこと
過去の経験がリクルートのカルチャーに合っている行動であることを話した。
・選考前に行ったこと
徹底的に自己分析・理想の自身の姿を言語化すること・リクルートのカルチャーを理解する・質問に対する答えで全て自責思考であるか考えること

法人営業 HR事業
・印象に残ったこと
内定通知後の面談で面接での評価を教示してくれたが、自己課題と合致していたので「人材」のプロだと改めて感じた。
・選考でアピールしたこと
論理的思考力や仕事における情熱さをアピールした。定量的な目標だけではなく、自分ならではのリーダーシップをアピールすることで今後マネジメント領域にも関与していきたいという意思表示を行うため。
・選考前に行ったこと
現職の内容に対して、なぜその目標を設定し、どのような観点から・視点からリーダーシップを発揮したのかを言語化する必要がある。また、リクルートの文化である何故の深堀りを自分自身でも行って事前に予習しておくのがおすすめ。

法人営業 HRdivision 市場開発部
・印象に残ったこと
モチベーションの源泉について深掘りがあった印象。どんな時に頑張れるのかが自身の価値観と一貫性があるか見られていた。
・選考でアピールしたこと
仕事や学生時代の部活動において、なぜ頑張ろうと思ったのか、その結果何を感じたのか、今後にどう生かしてきたのかの一貫性をアピールしました。スキルや経験だけでなく、目標にしっかりとコミットして働くことができる再現性をわかりやすく表現することを特に意識しました。
・選考前に行ったこと
自己分析を徹底して行うべきかと思います。モチベーションの源泉が価値観や現体験と一致しているかを見極めようとする姿勢を感じました。今までどんな場面で頑張り、コミットしてきたか、またそのモチベーションが転職後再現性を持って発揮できるのかを示すことが重要だと考えます。
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末永

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Hさん
25歳・女性・大手損害保険企業勤務
前職は事故対応がメインで、お客様にポジティブな価値を提供できないことに悩んでいました。やりがいを求めて転職を決意しましたが、未経験の職種へ挑戦することや、安定した大手を辞めることに不安を感じていました。
担当の方に親身に寄り添っていただき、自己分析を徹底的に手伝ってもらったことで、本当に自分がやりたいことを見つけることができました。
結果、希望していたリクルートグループへの転職を成功させることができ、今は毎日成長を実感しながら働けています。
アクシス株式会社HP上記の想いをもって選考に臨んだHさんでしたが、転職にあたって以下の課題がありました。
転職成功までの課題
- やりたいことが明確になっておらず、キャリアの方向性に悩んでいた
- 営業未経験であり、選考でアピールできる強みや経験を自分自身で整理できていなかった
- 第一志望の最終選考で不合格となり、転職活動への自信を失っていた
そんなHさんでしたが、下記対策をメインにおこなったことで、見事内定を獲得し、納得のいくキャリアチェンジを成功させることができました。
弊社がおこなった対策
- 徹底した自己分析で「将来どうありたいか」を言語化し、ご自身が心から納得できるキャリアの軸を一緒に見つけ出した
- 前職の経験だけでなく学生時代の原体験まで深掘りし、未経験でも営業職に求められる「目標達成意欲」や「タフさ」を定量的にアピールできるエピソードを発掘した
- 夜遅くまで面接の壁打ちを行うなど、技術面・精神面の両方からサポートし、自信を持って転職活動に臨めるよう伴走した
リクルートの面接に関するQ&A
リクルートの面接で効果的な志望動機をつくるには?
・応募ポジションとマッチした志望動機を作る
・なぜリクルートなのかを明確にする
・自分の言葉で言語化する
詳しい志望動機の作り方はこちらの記事で解説しています。