
リクルート用語の「お前はどうしたい?」は本当?元リク社員の実体験をご紹介!
リクルート用語である「お前はどうしたい?」が実際に社内で使われるのかどうかを元リクルート社員がぶっちゃけで語ります。
また「お前はどうしたい?」に含まれる意図、実体験やリクルートの企業文化なども併せてご紹介します。
リクルートでは「お前はどうしたい?」と本当に聞かれるか
結論、実際には「お前はどうしたい?」という直接的な表現が使われるケースはごく稀です。
ただし「どうなりたい?」「どうしたいの?」という問いかけは上司の口癖となっており、自律的な思考を促す文化の核心として根づいています。
相談に来た部下に直接答えを示すのではなく、「それでどうしたいの?」と問い返すことで本人に考えさせます。
この積み重ねが、無意識に「自分はどうしたいのか」を思考する習慣につながります。答えをもらうのではなく、自分で考えることが当たり前になる環境がリクルートの最大の特徴です。

リクルートの「お前はどうしたいの?」の文化は一見ストイックに感じますが、裏を返せばそれだけ個々人のキャリアや意志に向き合う組織だということです。
リクルートへの転職では「自分はどうしたいのか」を明確に語れることが、選考突破の鍵になります。
リクルートで「お前はどうしたい?」と聞く意図
リクルートが面接で「お前はどうしたいの?」の問いかけを繰り返す背景には、3つの明確な意図があります。
選考対策では聞かれる意図を理解して準備することが大切です。まずはなぜ聞かれるのかを把握するところから始めましょう。
当事者意識の醸成
リクルートが仕事で最も重視するのは、「圧倒的な当事者意識」です。社会に存在する「不」(不満・不便・不安)を解消するために、全社員が当事者として業務に取り組むことが求められます。
会議でも発言しない者は次回から出席不要という慣例があり、全員が主体的に関わることで当事者意識が育まれます。
リクルートでの「お前はどうしたいの?」という問いかけは、この当事者意識を日常の会話の中で鍛え続けるための仕掛けです。
社会への貢献…私たちは、すべての企業活動を通じて、持続可能で豊かな社会に貢献する。一人ひとりが当事者として、社会の不に向き合い、より良い未来に向けて行動しよう。
株式会社リクルート
起業家精神の醸成
リクルートは創業期から「社員皆経営者主義」を掲げ、独立を奨励してきました。一定の条件を満たせば100万円の退職金が得られる制度もあり、起業の資金として活用できます。
「お前はどうしたいの?」という問いかけは、創業者の江副浩正氏が始めた習慣です。自発的に物事を考える癖づけが、経営者思考を持つ人材の育成につながっています。
江副は自分を含めた社員に対して「こうしろ」とは言わない。社員が常々、不満を持っている事業や、自分が「やってみたい」とか「変えなければいけない」を思っている事柄について「君はどうしたいの?」と問いかけるのだ。
大西 康之著 東洋経済新報社 起業の天才! 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男
自発的に考え自己選択する力の育成
リクルートのビジョンは「1人ひとりが、自分に素直に、自分で決める、自分らしい人生を歩める世界」の実現です。
新規事業提案制度「Ring」では新入社員でも自由に参加でき、「ゼクシィ」や「スタディサプリ」もこの制度から生まれています。2023年度には636件の新規事業提案があり、採用された提案は事業化される権利を得られます。
「どうしたいのか」を問い続けることで自己選択できる人材を育てるのが、リクルートの一貫した姿勢です。

リクルートのこの3つの意図は、単なる社内教育の話にとどまりません。
転職市場でも「自分はどうしたいのか」を明確に語れる人は圧倒的に強いのです。
その力を本格的に磨きたいなら、プロのキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
リクルートが求める「当事者意識」や「自己選択力」を自分が持っているかどうかを確かめるなら、元リクルート社員が在籍しており、さらにリクルートへの転職支援実績が豊富なすべらないキャリアエージェントに相談してみてください。
リクルート時代の「お前はどうしたい?」にまつわる体験談
実際にリクルートで働いた著者(末永)の体験から、この問いかけがどのように機能するかを2つのエピソードで紹介します。
元リクルート社員だから語れる体験談です。ぜひ参考にしてみてください。
新人時代の体験談
著者は新人時代、ベンチャー企業の経営者サポートばかりを優先し、大手企業の人事担当者へのサポートを避ける傾向がありました。
ある日、上司からこう言われます。「お前はどうなりたいんだ?プロというのはいつ何時も、どのお客様に対しても高い価値を届けられるものだ」
この一言で、自分の行動が目指すべきプロ像と矛盾していることに気づかされました。リクルートの問いかけは、行動と理想のギャップを本人に直視させる力を持っています。
転勤の際の体験談
東京配属を希望していたにもかかわらず京都への転勤を命じられ、上司に不満を打ち明けた際のことです。
上司はこう返しました。「じゃあ、お前はどうしたかったんだ?そのために具体的にどんな行動をした?決裁者はエスパーじゃない。お前がどうしたいかも曖昧なのに、先回りして認知できない」
さらに「俺はお前の過去には一切興味がない。お前の未来や未来にどうするかにしか興味がない」とも言われました。結果ではなく行動の責任を本人に問い返すのが、リクルート流の向き合い方です。

この2つの体験談に共通するのは、リクルートでは「不満を言う前に自分がどう動いたか」が常に問われるということです。
リクルートに転職したいなら、こうした文化に自分がフィットするか事前に確認することが重要です。
合う人には最高の環境ですが、合わない場合は入社後につらくなることもあります。
リクルート独自の社風・企業文化
「お前はどうしたい?」という問いかけを生んだリクルートの社風は、いくつかの具体的な文化として社内に根づいています。
ここではリクルート独自の社風。企業文化について解説していきます。
なんでなんで思考
リクルートでは「なんでそう思うの?」「なんでそうなるの?」と問い合う文化が浸透しています。「なぜ?」を何度も深掘りすることで物事の本質にたどり着き、論理的思考力が自然に身につきます。
「このようなことをやりたい」と言えば、必ず「なんで?」と複数回問われます。思考の深さと本気度を測る仕組みです。
トヨタの「なぜなぜ分析」と同じ発想をベースにしており、リーディングカンパニーに共通する思考法といえます。
社員のスタンス・マインドに徹底的に向き合う
新人研修のJDP(Junior Development Program)では360度評価を実施し、上司や同僚からの評価をもとに、自己認知と他者認知のギャップを確認します。
「よもやま」と呼ばれる文化では、上司と1on1で雑談をおこないます。新しい発見や悩みの解決を通じて人間的成長を促す仕組みです。
雑談専用チャットルームを設けるチームもあり、バックグラウンドを共有することで相互理解を深め、個人の成長を組織全体でサポートします。
社員皆経営者主義
創業期から掲げられた「社員皆経営者主義」では、会社は社員全員のものという基本方針のもと、全員が経営者のつもりで高い視座を持ちます。
チーム目標達成のために自分ができることを考えて実行し、タイムリミットまで走り続ける姿勢が求められます。
創業者の江副浩正氏は「社員一人ひとりの仕事は自己決定と自己責任のもとで個人の自己実現を伴ってなされるべき」と述べており、創立60年以上経った今も、この精神は変わらず受け継がれています。

リクルートの社風は「自律・自己責任・当事者意識」の3本柱で成り立っています。
この文化が合う人にとっては、キャリアを大きく伸ばせる環境です。
ただ、入社後に「想像と違った」とならないよう、転職前にリクルート出身者から実態を聞いておくことをおすすめします。
リクルートの実情を詳しく知りたい人は、すべらないキャリアエージェントにご相談ください。
過去200名以上のリクルートグループ転職を支援した実績をもとに、選考対策や入社後のイメージ共有まで丁寧にサポートします。
リクルートが求めている人物像
リクルートが求める人物像を理解しておくことも選考対策を進めていく上で重要です。
なぜなら、リクルートは一緒に会社を成長させられる人材を求めているからです。つまり、求める人物像にマッチしていなければ、どんなに優秀な人材でも内定を獲得することはできません。
また、求職者側もミスマッチが生じてしまい、早期離職につながってしまいます。自分の経歴を傷つけないためにも求める人物像は確認しておくと良いです。
大きな2つのポイントについてそれぞれ解説します。
自己選択できる人
リクルートの採用ホームページによると、キャリア採用で求める要件として「自己を律し、自身の責任で、自己選択する」があります。
指示されたことを実行するだけではなく、自分なりの考えを常に持ち自律的にかつ主体的に選択して行動できる人がリクルートでは必要とされています。
一般企業では、先輩社員の意見を聞き、上長の判断を待つことが通常の流れとされています。
「出る杭は打たれる」の言葉のように自分なりの考えを主張すると否定されることもよくあります。新入社員が自分のアイデアを提案し、それが採用されるのは現実的に見てまれです。前例を踏まえるとか、例外は認めないという点も多いのが日本企業の現状と言えます。

ところが、リクルートではキャリア採用入社後3日目であっても「あなたならどうする?」と問われます。
「新しい目で見てこのチームの弱点は?」などと意見を求められることもあるのです。
自分ならどのようにするか常に考えて、自己選択できる人が求められます。
しかもリクルートには楽しみながら自己選択している人が集まっています。
成長に貪欲な人
リクルートは成長に貪欲で、変化に対応しながら進化していける人材を求めています。
リクルートは成果主義の会社なので、仕事に対する熱量が高く向上心のある人が活躍しやすい環境です。
そのためリクルートは若いうちから責任ある大きな仕事を与えて成長させようという文化があり、いくつかの成長を促す仕組み・制度が整っています。
その仕組み・制度について以下の3つを紹介しましょう。
成長を促す仕組み
- Will-Can-Mustシート
- 人材開発委員会
- 各種研修制度
「Will-Can-Mustシート」はミッションシートの一種です。これを元に定期的に上司と面談をしながら、自律的に取り組んでいきます。
「人材開発委員会」は、年に2回各部署の部長と課長で、課員一人ひとりの成長プランを議論し、次の経験やポストについて議論するものです。個人について最適配置なども検討します。
「各種研修制度」としては、マネジメント研修・トランジション研修・RBCオンライン(オンライン動画コンテンツ)・オンボーディング研修・ITブートキャンプ研修などの多くの研修制度があります。
成長に貪欲な人は、熱意を持って仕事に打ち込み、価値を創造することでリクルートに貢献していきます。
リクルートに転職するには
リクルートの社風や企業文化に魅力を感じ、転職を検討しているならすべらないキャリアエージェントをご活用ください。

すべらないキャリアエージェントは元リクルート社員が在籍しており、リクルートの転職支援に特に強みを持っています。
どのようなスタンスでどの部分をアピールするとリクルートから内定をもらえるのかを熟知しています。
また、すべらないキャリアエージェントは「リーディングエージェント」として、リクルートが契約している転職エージェント200社以上から最も手厚い支援をしていると評価を受けています。さらに紹介した転職者の転職後の活躍も評価されています。
すべらないキャリアエージェントの強み
- 志望企業向けにカスタマイズされた面接練習・履歴書添削
- 転職サイトに載っていない優良求人をご紹介
- 転職者の長期的なキャリア設計のコンサルティング
これらの強みを活かして、リクルートへの転職を支援するだけでなく、転職後も「ありたい自分」になるためのキャリア支援をおこなっています。

リクルートは「自律・当事者意識・成長への貪欲さ」を持つ人が最も活躍できる環境です。
転職を検討しているなら、まず元リクルート社員のいるエージェントに相談して、自分との相性を確認することをおすすめします。
リクルートへの転職支援が得意なエージェント
弊社は、会社に依存せず、自分の実力や専門スキルでキャリアを築いていける人材のキャリア支援を提唱しています。
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