【元リクが解説】リクルートの福利厚生は充実してる!制度の特徴と詳細を解説!

リクルートの福利厚生は整っている?元リクが充実した福利厚生制度を紹介!

    リクルートは、年間平均週休3日制度など福利厚生が非常に充実している企業です。

    今回はリクルート出身の私末永雄大が、リクルートの福利厚生制度の特徴と詳細を解説します!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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【重要】リクルートの福利厚生一覧と特徴

リクルートは福利厚生が充実している企業ランキングにランクインしているほど、さまざまな福利厚生が用意されています。

まずはどのような制度が存在するのか、福利厚生一覧で見てみましょう。

休暇制度 STEP休暇
ストック休暇
アニバーサリー手当
出産育児休暇
ケア休暇
産前産後休暇
介護休暇
公傷休暇
F休暇(生理休暇)
慶弔休暇(結婚式や葬儀のための休暇)
裁判員休暇
転勤休暇
海外出張調整休暇
母性健康管理休暇
育児休暇
介護休職
労災休職
傷病休暇
特命休暇
働き方 リモートワーク
短時間勤務制度
パラレルワーク
その他 ディズニー・ホテルの割引
ナレッジ・情報共有の取り組み
イベント・セミナーの開催
部活動
退職一時金
持株会
ジム
マッサージ
社員食堂
リクルート健康保険組合
LGBTQ相談窓口
末永雄大

末永

メガホン リクルートの福利厚生の特徴

リクルートの福利厚生は、社員の成長と自立性を重視する「休暇制度」と「働き方の自由度」が特徴的な点です。


この記事では、その「休暇制度」と「働き方の自由度」を解説していますので、ぜひ読んでみてください。

リクルートの休暇に関する福利厚生

リクルートの福利厚生には、従業員の働き方をサポートする制度が多いのですが、中でもリクルートの休暇制度は、他社にはないユニークな制度として従業員からも人気です。

ここでは、リクルートにしかない休暇制度について紹介していきます。

STEP休暇

STEP休暇は在籍年数3年ごとに14日〜28日の範囲で取得できる、リクルート独自の休暇制度です。

従業員がリフレッシュして生産性高く働けるように提供される休暇のため、プライベートでの旅行や自己成長のための学びの機会など、使い道は自由です。

ストック休暇

のストック休暇は、年次有給休暇の未消化分を上限40⽇まで積⽴できる福利厚生制度です。

ストック休暇を利用すれば、本来2年で消える未消化の有給休暇を無駄にせず、急ぎで休みを取る必要がある時に活かせます。

ストック休暇は病気・育児・不妊治療・介護・慶弔・ボランティアなどに限定した取得要件がある点が、自由に利用できるSTEP休暇と異なります。

アニバーサリー手当

アニバーサリー手当とは、4月1日時点で在籍1年以上の社員を対象に、年次有給休暇を連続4日以上利用することで5万円が支給される制度です。

アニバーサリー手当は、1年度で1回、毎年度利用することができ、5万円が支給されるため有給の利用率が高水準に保たれています。

有給とるだけで手当が出るため、リクルートでは4日以上の有給休暇を取得する人も多いです。

週休3日制

リクルートは、暦上の休日や有給休暇とは別に「フレキシブル休日」として、取得する日を自分で決められる休日を設けています。

この「フレキシブル休日」を含めて、年間の休日は合計で145日になります。そのため、リクルートでは平均すると週2.8日(約3日)が休みとなります。

週休3日制の詳細はこちらの記事で解説しています。

リクルートの働き方に関する福利厚生

リクルートは会社として「個の尊重」を重視しており、従業員の「こうしたい」「こうありたい」といった自律性を会社が引き出しつつ、互いに応援・尊重し合える風土熟成に力を入れています。

リクルートならではの風土を用意しつつ、誰もがメリハリをつけて働けるように働き方に関する福利厚生も整えています。

リモートワーク

リクルートでは、理由や回数を問わずリモートワークが認められています。

リクルートホームページによるとリクルートの出社比率は、2023年時点で44%となっています。

末永雄大

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メガホン リモートワークのメリット

リクルートでは、リモートワークを推奨し始めてからIターン・Uターンで地方へ移住する人も増えました。


また、リモートワーク制度のおかげで単身赴任をする必要がなくなった社員の事例もリクルートホームページで紹介されています。


実際に名古屋に配属された社員が東京でリモートワークを行い、週1で名古屋まで新幹線で行くという働き方もあるようです。

短時間勤務制度

リクルートは従業員が育児・介護のために、勤務時間を短縮できる短時間勤務制度を設けています。

この制度を利用することで、出産・育児・介護のために退職やパート勤務を余儀なくされていた人も、リクルートで働くことを継続できます。

リクルートホームページによると、2023年時点で、848人がこの制度を利用しています。

末永雄大

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メガホン 短時間勤務のメリット

リクルートの短時間勤務制度を利用すれば、ライフイベントを理由にキャリアを諦める必要がなく、仕事を続けることができます。


つまり、育児と仕事を両立して働きたい女性にとって、リクルートは働きやすい会社です。

パラレルワーク(=副業)

リクルートは従業員の副業・兼業をパラレルワークスタイルとして認めています。

リクルート公式ブログでも、パラレルワークスタイルを利用して活躍する社員へのインタビューをおこなっています。

末永雄大

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メガホン パラレルワークのメリット

パラレルワークをすることで、リクルートの内外双方に挑戦の機会を持つことができます。


会社の外で得たものを内に還元することも期待でき、社内外で活躍する人材を応援する社風のあるリクルートらしい福利厚生です。

ここで紹介した以外にもさらに働き方について書いてますのでこちらもぜひご確認ください。

生活を豊かにする福利厚生(ディズニー・ジム)

リクルートは、休暇・働き方に関する福利厚生に加え、従業員の日々の生活を豊かにする福利厚生も充実しています。

ここではその中でも特に人気のある2つの福利厚生を紹介します。

ディズニー・ジムの福利厚生

  1. ディズニー・ホテル等の割引
  2. リクルートが加入している健康保険組合を通じて、東京ディズニーリゾートのチケット割引や、提携しているホテル・宿泊施設を優待価格で利用することができます。この制度を通じて休日に家族とディズニーに行く社員も多く、ワークライフバランスを充実させています。


  3. ジム・フィットネスクラブの利用補助
  4. リクルートの健康保険組合に入っている人は、特定のフィットネスクラブを法人会員料金で利用することができます。お得にジムに通って運動すれば健康を保てるため、バリバリ働くリクルート社員にとっては非常にありがたいです。

リクルートのライフイベントを支援する福利厚生

リクルートでは、育児や介護など大きなライフイベントに左右されない働き方を支援するための福利厚生を提供しています。

妊娠・出産・育児期のサポート

リクルートでは手厚い出産・育児支援が提供されています。

妊娠・出産・育児期のサポート

  1. 出産育児休暇
    男性も利用可能な妊娠〜育児期間の様々なシーンで活⽤できる休暇

  2. 保活のミカタ
    保育園入園活動(保活)をサポートする制度

  3. 提携保育園
    企業主導型保育施設と提携し、企業枠での入園も可能

  4. ベビーシッター利用支援
    就労時のベビーシッター利用料に対する補助制度

  5. 病児保育利用サポート
    子ども1人あたり1日1万円、年10回を上限に実費相当分を補助する非常に手厚い制度

  6. 産婦人科/小児科オンライン
    医師や助産師に24時間いつでもオンラインで気軽に相談できるサービス

このような手厚い支援により、リクルートでは子育てと自分のキャリアを両立できます。

家族の介護サポート

まだ先のことと思いがちな介護についてもリクルートは手厚い支援を提供しています。

家族の介護サポート

  1. 介護ハンドブック・セミナー
    介護の基礎知識や初動について学べる機会を提供

  2. 介護両立支援サービス
    遠隔見守りサービスやケア代行サービスとの法人契約

  3. ケア休暇
    介護認定不要で、ペットのケアにも利用できる柔軟な休暇制度

このような支援のおかげでリクルート社員はいざという時も安心して仕事を続けることができます。

【注意】家賃補助と退職金

リクルートには家賃補助・住宅手当・寮の制度は一切ありません。

「その分給料が良いから」とわりきっている人も多いですが、それは正社員(GE職)の話で、契約社員などは給料がすごく高いわけではないため不満がある人は多いです。

また、以前は充実していた退職金ですが、今では他の大企業と比べて特別手厚いとは言えません。

以前は他の日系企業と同じく、在籍年数に応じて退職金を支給していましたが、現在は一定年数以上在籍した人にのみ一律100万円という制度になっています。

これらの制度の背景には「パフォーマンスの対価として給与で還元し使い道は自由」という思想があるからです。

リクルートの福利厚生に対する社員の口コミ

リクルートの福利厚生について、実際にリクルートで働いている社員の声を知りたい人もいると思います。

ここでは、エンゲージ 会社の評判(旧ライトハウス)を引用して、リクルートの福利厚生に対する社員の声を掲載します。ぜひ参考にしてください。

リクルートの福利厚生に対する良い口コミ

評判・口コミ

女性・営業・中途

女性・営業・中途

年間休日145日とお休みが非常に取りやすい環境でした。また、半期ごとに7日間のフレックス休暇が認められており、必ず消化しなければいけない休暇のため、非常に休みは取りやすいと思います。

エンゲージ 会社の評判
男性・営業・中途

男性・営業・中途

年間145日あるのは非常に良い制度。有給などを取る際、周りや、上司の反応を気にしたことは一度もない。 全社的にもむしろ休みとってという雰囲気はある。

エンゲージ 会社の評判
男性・営業・中途

男性・営業・中途

休みに対しての福利厚生がとにかく充実で、ペット含む身内の体調不良時に使えるケア休暇や、連続で休みを取るとお金を支給される、アニバーサリー休暇などとにかく休みが充実。

エンゲージ 会社の評判

末永雄大

末永

メガホン リクルートの良い口コミまとめ

リクルートの福利厚生に対する良い口コミは、年間休日145日や休暇制度に関することが多いようです。


多くのリクルート社員は、リクルートの休暇制度には満足していることがわかります。

リクルートの福利厚生に対する悪い口コミ

評判・口コミ

男性・営業・中途

男性・営業・中途

休みは多いものの住宅補助等はないので、給料が高くてもそれなりに厳しい。退職金もあまり多くはもらえない。

エンゲージ 会社の評判
女性・ICT統括部・中途

女性・ICT統括部・中途

手当はほとんどなく、諸々込みになっていると感じる。交通費の精算は微妙な感じ。

エンゲージ 会社の評判
男性・営業・中途

男性・営業・中途

住宅補助は出ないので、制度はあまりよくない。退職金も最近の制度改正で水準が下がってしまった。

エンゲージ 会社の評判

末永雄大

末永

メガホン リクルートの悪い口コミまとめ

リクルートの福利厚生に対する悪い口コミは、住宅手当がないことに対する口コミが大半でした。


しかし、住宅手当がない分は給料で還元してもらえるので、しょうがないと割り切っている人も多い印象です。

契約社員・リクルートスタッフィングの福利厚生

まず大前提として「リクルート本体の直接雇用である正社員・契約社員」と「派遣会社であるリクルートスタッフィングに登録し、派遣社員として働く」のでは福利厚生制度が根本から異なります。

以下は各雇用形態別の福利厚生についての比較表です。

福利厚生 正社員(GE/SE) 契約社員(KS) 派遣社員
(リクルートスタッフィング)
社会保険
(加入条件あり)
年間休日
(145日)

(145日)

(派遣先次第)
STEP休暇
(勤続3年以上)

(契約期間による)
アニバーサリー手当
(在籍条件による)
家賃補助
退職金
スキルアップ支援
(OJT中心)

(OJT中心)

(eラーニング等充実)
健康診断

正社員と契約社員の福利厚生

上の表からもわかるように、基本的な福利厚生について正社員と契約社員(KS職)で大きな違いはありません。

これは雇用形態に関わらず個を尊重する企業文化が根付いているためです。

ただし報酬や評価には差があるのが一般的で、STEP休暇のような勤続年数が条件となる制度は契約期間によっては対象外となるケースがあります。

リクルートスタッフィングの福利厚生

リクルートスタッフィングに登録し派遣社員として働く場合福利厚生はリクルートスタッフィングから提供されます。

具体的には以下のようなものがあります。

社会保険 雇用保険
健康保険・厚生年金保険
介護保険
研修・支援サービス eラーニング:ELAN
OAセミナー
資格・検定、提携スクール
キャリアコンサルティング
キャリア形成支援
その他 健康診断
歯科健診
育児・介護休業、その他休暇・休職制度
保活支援
ベビーシッター割引サービス
災害時の安否確認体制
障がい者サポート制度
リクルート健康保険組合の優待サービス
リクルートグループ団体保険
スタディサプリENGLISH

さらに特筆すべき点として、リクルート健康保険組合に加入できることが挙げられます。

これにより本社社員と同じような優待サービスが受けられることがあるんです。

リクルートへの転職を成功させる方法

さて、ここまでリクルートの福利厚生制度について説明してきました。

この記事を通して、リクルートの福利厚生は社員一人ひとりの「成長機会」と「働き方の自由」を最大限に尊重するという一貫した哲学に基づいているということがお分かりいただけたと思います。

だからこそ、この価値観に心から共感できるかが転職の際も入社後も大切になってきます。

この記事を通して少しでもリクルートへの転職に興味を感じたなら、リクルートに精通した転職エージェントに相談してみることを強くおすすめします。

末永雄大

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メガホン おすすめの転職エージェント

私たちすべらないキャリアエージェントにはリクルートに精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しています。


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リクルートに関する関連記事

リクルートへの転職を考えている人向けに、役立つ関連記事をまとめました。

リクルートは、事業ごとに会社が分かれていたので気になる記事があればぜひチェックしてみてください。

会社一覧

少し多くなりますが会社ごとに記載をしています。

  • 旧リクルートキャリア
  • 旧リクルートライフスタイル
  • 旧リクルートテクノロジーズ
  • 旧リクルートコミュニケーションズ
  • 旧リクルートジョブズ
  • 旧リクルートマーケティングパートナーズ
  • 旧リクルート住まいカンパニー
  • 株式会社リクルートカーセンサー
  • 株式会社リクルートメディカルキャリア

働き方

雇用形態や働き方についてもこちらで紹介します。

職種

リクルートは、職種も多岐に渡るので職種ごとにも紹介をしています。

  • 営業職
  • エンジニア

すべらないキャリアエージェントについてさらに知りたい人は、こちらの記事もご覧ください!

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