旧リクルートコミュニケーションズへの転職|面接難易度や年収をプロが解説
「リクルートコミュニケーションズに転職してみたいけど実際どうなの?」といったお悩みを、今回は解決していきます。
私はリクルートの中途採用面接官の経験もあり、その立場から今回は解説をしていきます!
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株式会社リクルートコミュニケーションズは、組織再編により2021年4月以降、株式会社リクルートとなっております。
旧リクルートコミュニケーションズへの転職難易度
というのも、旧リクルートコミュニケーションズに転職するにあたっては、多くの場合でプロジェクトマネジメントや事業企画・商品企画の経験が求められるんです。
実際にリクルートコミュニケーションズでは新商品やサービスのPR活動の企画やリクルート全ブランドのPR戦略を立案するような業務をおこなうので、このような経験が求められるんですね。
また、旧リクルートコミュニケーションズは、他のリクルートグループの企業と同様に。書類選考よりも面接を重視される会社です。
「なんで?なんで?」と人生の価値観レベルに深掘りしてきたり、腹を割って本音を話せるかなど、人物レベルに対して求めるレベルが高いですし、他の会社の面接とは大きく異る視点でジャッジ・評価をしているのです。
したがってきちんとした対策をしないと、本当にもったいないですが、優秀な人であってもお見送りになってしまう可能性があります。
そこでおすすめなのがすべらないキャリアエージェントを利用することです。弊社のようなリクルートへの転職サポートが手厚い転職エージェントですと、非公開求人を紹介できるだけでなく、リクルートの中でも、応募する部署に合わせた対策ができるんです。
未経験の人でも転職できるノウハウをお伝えすることもできるので、転職に迷ったらぜひお気軽にご相談ください!
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旧リクルートコミュニケーションズの会社概要
会社名 | 株式会社リクルートコミュニケーションズ |
---|---|
本社所在地 | 東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ |
設立 | 1971年5月 |
資本金 | 1億円 |
代表取締役社長 | 清水淳 |
従業員数 | 1071名(社員:774名 専門社員:145名 契約社員:131名 アルバイト:21名 /2018年4月) |
事業内容 | リクルートグループにおいて、クライアントの集客ソリューションから、Webマーケティング、メディアの制作・流通・宣伝、カスタマーサポートまでを担当します。 |
旧リクルートコミュニケーションズの売上推移
売上業績 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 |
---|---|---|---|
2017年3月期 | 非公表 | 非公表 | ▲7330万円 |
2018年3月期 | 非公表 | 非公表 | 3億4939万円 |
2019年3月期 | 非公表 | 非公表 | 2億3653万円 |
2020年3月期 | 非公表 | 非公表 | 3億7149万円 |
旧リクルートコミュニケーションズの選考フロー
世の中的には高いレベルを求めていますが、リクルートでは経験やスキルはそこまで重視しておらず、代わりに人物面を高い目線で選考しています。
そのため、旧リクルートコミュニケーションズの選考の中では、面接が何よりも重視されています。
旧リクルートコミュニケーションズにエントリー後の流れは、以下の通りになります。
- 書類選考
- SPI・筆記試験
- 一次面接(人事もしくは現場マネージャー)
- 最終面接(部長もしくは役員)
基本的に面接は二次までありますが、エンジニアの場合は専門職のため、三次面接まであることもあります。
選考についての詳しいポイントは、以下の記事に詳しく書いてありますので参考にしてみてください。
旧リクルートコミュニケーションズの面接で多い質問例
まず、リクルートは一般的な企業の面接と少し違い、志望動機を聞かれることはありません。
面接官は、面接を通して転職者の価値観を知りたいと思っています。そのため自分軸をしっかりと持って、質問に答えていくことが大切です。
実際に、旧リクルートコミュニケーションズの面接で多い質問例をいくつかご紹介します。
- 今までで1番印象に残っている出来事・頑張ったと思えることはなんですか?
- 今まで取り組んできたことで、自分なりに工夫し、成果に繋げた経験があれば教えてください。
- 入社して未経験の仕事をされる中で、壁にぶちあたった際、どのように対応しますか?なぜそう考えるのですか?
人によって聞かれることは違うので、必ずしも上記の事項が聞かれるわけではありませんが、参考にしてみてください。
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旧リクルートコミュニケーションズに対する口コミ
実際に、旧リクルートコミュニケーションズへ正社員として転職した人に、旧リクルートコミュニケーションズの仕事についてインタビューしてみました。
旧リクルートコミュニケーションズで実際に働いている人たちの声を聞くと、仕事に関して意識の高い人が多く「成長」することを重視して働いているようですね。
年齢はあまり関係なく、どんな人にも成長を与えてくれる会社です。社内はフランクな感じで、上司部下関係なくコミュニケーションが取れます。
ただ、仕事が大好きな人の集まりなのでオーバーワークになり気味な気はしますね…。仕事量が多いとすぐに疲れてしまうという人には、ツラく感じてしまうかもしれません。
学生サークルっぽいノリで、和気あいあいとした雰囲気です。仕事に対して意識の高い人が多いので、仕事をサボっているような人も見当たらないです。
自分がこなしたミッションを、まるで自分のことのようにみんなが喜んで祝福してくれるので、また仕事を頑張ろう!みんなのために仕事をやり遂げよう!と強く思える会社です。
仕事の難易度と成果達成率で給与が決まるので、とてもやりがいがあります。働いている人は男性より女性が多く、産休や育休もしっかりと取れます。
ただ、正社員は転勤することがあるかもしれないので、今後のビジョンをしっかりと考えながら働く必要があります。
「成長」を常に意識する会社です。自分から提案し、意識高く仕事に取り組んで、どんどん成長していかないと、取り残されていってしまう感じがします。
意思表明をしっかりとしないと、自分はこんな仕事がしたいんじゃない!と思ってしまうかもしれませんね。仕事に対して提案力のある人の人が、どんどん成長しています。
旧リクルートコミュニケーションズに転職後のキャリア形成
旧リクルートコミュニケーションズを転職したあとは、大手広告代理店や、マーケティングコンサル会社、デジタルマーケティング代理店などが挙げられます。
転職先 | |
---|---|
大手広告代理店 | 電通、博報堂など |
マーケティングコンサル会社 | デロイト、アクセンチュアなど |
デジタルマーケティング代理店 | サイバーエージェント、アイレップなど |
エンジニアの場合は本人の志向に応じて、技術を極めたスペシャリストになるか、サービス企画を担うゼネラリストになるか、キャリアプランを選ぶことができます。
事業分野が様々な会社ですから「自分は何をやりたいのか、どのように成長したいのか」を常に意識することが重要です。
以下の記事でリクルートに転職した後のキャリアについて詳しく書いていますので、あわせて参考にしてください。
旧リクルートコミュニケーションズの仕事内容・職種
旧リクルートコミュニケーションズは、リクルートの宣伝・流通・業務設計・デジタルマーケティング・カスタマーサポートを一手に担っている会社で、リクルートの広告代理店とも言えるでしょう。
リクルート全体で、顧客とのコミュニケーションをデザインし、リクルートを支えています。
リクルートには、人材・美容・食・旅行・結婚・住宅など、様々な分野の事業会社がありますが、横断的にリクルート全体の事業に関わっています。
旧リクルートコミュニケーションズの職種は大きく分けて4つあります。
- ディレクター
- プロダクトマネジメント
- 企画統括
- 事業戦略
ディレクター
ディレクターは顧客ごとに解決すべき課題を設定し、コミュニケーションプランニングの企画・実行指揮により、広報戦略やブランド形成を支援します。
クライアントの抱える課題を踏まえて、マッチングすべきターゲットは誰か、何を伝えるべきか、どうやって伝えるべきかをあらゆる角度から考え、コミュニケーションプランを形にしていきます。
また、ブレーンと呼ばれるコピーライター・デザイナー・撮影スタッフは、社外の専門家と具体的な制作物を作成していく役割があります。
プロダクトマネジメント
プロダクトマネジメントは、メディア制作フロー設計・組織構築・運用支援をし、商品企画~営業~制作まで、一連の流れがスムーズになるように業務を組み立てていきます。
こんなメディアをつくりたい、もっと効果を向上させたいといった要望に対して、仕組みや業務の設計・構築を通して改善していきます。メディア設計では、コストは適性なのか?など、様々なケースを考え、最善の方法を提案します。
企画統括
企画統括は、組織が掲げている事業目標達成に向けた各種戦略を立案・運用することが役目です。
部門の業績推移判断のために指標を定めたり、組織として新たな価値を発揮できるよう、半期や年間単位でテーマ設定や管理をおこないます。組織運営の方針を固めながら、経営に対して提言・起案できる機会もあります。
事業戦略
事業戦略では、リクルートの事業会社と二人三脚となり、クライアントとカスタマーのマッチングを生み出す最適な仕組みを設計していく役割があります。
リクルートのビジネスにおける「未来の基盤」を創り出すポジションとして活躍できます。電話やメールのみの非対面の営業モデルや、その他サービス提供内容・領域は様々です。
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旧リクルートコミュニケーションズの平均年収
旧リクルートコミュニケーションズに中途で入社すると、約540万円からスタートします。
入社後、活躍していくと約600〜700万円くらいに上がります。
マネージャーに昇格すると、約1000万〜1200万円ほどになります。
旧リクルートコミュニケーションズだけでなく、リクルート全体の年収をまとめたので、参考にしてみてください。
旧リクルートコミュニケーションズの労働環境
旧リクルートコミュニケーションズの労働環境についてまとめてみました。
- 社風
- 残業時間
- 福利厚生
社風
リクルートは大手企業でベンチャー的な社風なので、どこの企業へ行っても馴染みやすいです。
上下関係があまりなく、学生サークルのようなノリで、皆さんが思っているよりもフラットな組織です。
一般企業と比較して、リクルートは特殊なカルチャー・社風と言われています。
残業時間
広告代理業ということもあり、開発・制作物があるため、リクルートの中では忙しくなりがちな業態ではあります。
納期前後はとくに忙しいですが、家に帰れないということはなく、22時頃には帰宅できる感覚です。
福利厚生
雇用形態によって福利厚生は異なりますが、旧リクルートコミュニケーションズには、一般的な企業とは少し違う福利厚生があります。
- サンクス休暇
- 産休・育休制度
- 在宅勤務制度
- 育児・介護短時間勤務制度
- 事業内保育園
- 子育てサポート制度
- 女性活躍推進制度
サンクス休暇
サンクス休暇は、従業員本人や家族の誕生日、結婚記念日に年1回休暇を取得でき、サンクスファミリーギフトという手当を支給してもらえます。
産休・育休制度
仕事と育児を両方充実させながら、安心して出産・育児ができるよう休暇・休職制度があります。
産前6週間〜産後8週間の産前産後休暇はもちろん、子どもが1歳になる月まで育児休職を取得することができます。
在宅勤務制度
仕事と育児・介護を両立させたいと考える社員を応援するため、在宅勤務制度を用意しています。
育児中の社員を中心に、多様な働き方が増えています。
育児・介護短時間勤務制度
育児や介護をしながらも、仕事を充実させたいと考える従業員を支援するために、短時間で勤務できる制度を用意しています。
事業内保育園
高い成長意欲を持ちながらも、保育環境が整っていない社員が安心して職場復帰をおこなえるよう、本社のグラントウキョウサウスタワー内には事業内保育園を併設しております。
子育てサポート制度
厚生労働省が制定している、次世代育成支援対策推進法に基づく認定制度です。
行動計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たしていると認定された会社が使用を許可されている「くるみん」マークを取得しています。
女性活躍推進制度
厚生労働省が制定している、女性活躍推進法に基づく認定制度です。
一定の基準を満たし、女性の活躍推進に関する実施状況等が優良な企業が認定される「えるぼし」にて、最高ランクの「3段階目」の認定を受けています。
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リクルートの選考では、考え方や価値観・スタンス・意欲など人物面を大切にしています。そのため、面接を重視する会社なので、転職難易度が高いことをお伝えしました。
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旧リクルートコミュニケーションズは、選考難易度が高いことで知られています。