【プロが教える転職必勝法】自己分析のやり方やシートの使い方を解説
【転職成功する自己分析のやり方】プロが厳選した転職活動を成功に導く自己分析をするための5つの問いを紹介。他にも転職活動では自己分析をしないと大失敗する理由や、シートを使ったやり方をプロが徹底解説。
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転職活動は自己分析しないと大失敗する
:転職活動で自己分析をやる必要はありますか?
自己分析をしなくても転職活動はできますが、やらないと大失敗する可能性が高いです。
というのも自己分析をやることで、ブレない転職活動ができるようになり、入社後に「転職して良かった」という結果が得られるようになるからです。
自己分析とは自分探しではなく「将来的に自分のありたい姿」と「面接で自分が面接官に話す志望動機」までを通しておこなうものです。この2つを通しておこなうことで、ブレない転職活動が可能になります。
ここから、転職活動における自己分析の重要性について解説していきます。
書類選考・面接に通過しない
自己分析をせずに転職活動を始めてしまったら、そもそも面接はおろか、書類選考さえ苦戦します。
きちんと自己分析ができていないと面接の際に回答に一貫性がなかったり、自分の言葉で話すことができず、結果的にお見送りとなってしまいます。
なぜなら中途採用の面接官というのはあなたのこれまでの経験をどう自分自身で振り返っているかというところに興味があり、面接の場では自分自身の経験についてきちんと言語化し伝える必要があるからです。
面接の場で伝えること
- 今までどのような経験をしてきたのか?
- 転職したらどのようなスキルを身に付けたいのか?
- どのようなキャリアビジョンを描いているのか?
- 転職者が目指す方向と企業が目指す方向は同じか?
上記を面接でアピールするには、きっちり自己分析をおこない、自分が会社でやりたいことは何かを言語化する必要があります。
しかし、一人で自己分析をやろうとすると「自分はこういう人間だ」「自分はこれが苦手」という先入観が入ってしまい、正しい自己分析をすることができません。
正しい自己分析ができないと面接官を納得させられるキャリアプランを立てられず、選考で不利になってしまいます。
末永
キャリアコーチングサービスとは、コーチとマンツーマンで自己分析や転職の悩みヒアリングを通じて、キャリアプランの設計や転職サポートをしてくれるキャリア相談サービスです。
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企業選択を間違え、入社後のミスマッチに苦しむ
自己分析を疎かにすると、入社後にミスマッチを感じ仕事が苦痛に感じたり、また転職したいと思うようになってしまいます。
自己分析をすることで、以下のように自分の過去と未来を理解することができます。
自己分析でわかること
逆にこれらを理解していない状態で入社すると、「自分が何を頑張りたいか」をわかってないまま仕事をすることになるので、「会社の雰囲気が合わない」「思っていた業務ではないので楽しくない」といった状態に陥ってしまいます。
末永
今の会社にミスマッチを感じ、もう一度自己分析をおこないたいという人はマジキャリがおすすめです。
末永
マジキャリは、「給与が良い」「福利厚生が良い」といった条件面で良い企業ではなく 「適性のある仕事」の求人マッチングにこだわっています。
マジキャリは、キャリアコーチがマンツーマンで自己分析をサポートしてくれるので、客観的で正しい自己分析をおこないます。
さらに、正しい自己分析から見つかった強みや得意なことを活かせる仕事は何かを提案してくれるので、向いてる仕事は何かを知ることができます。
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そもそも自己分析とは?
末永
そもそも自己分析とは、「将来的に自分のありたい姿」と「面接で自分が面接官に話す志望動機」を見つける分析作業です。
「自分らしさって何だろう…」とか「自分はどんな状態だと幸せになれるのだろうか…」という曖昧なことを探求するものではなく、自分の強みや弱み・やりがいや苦痛を明確にすることで、ブレない転職活動ができるようにおこないます。
そのため就活時に自己分析をしたという人も改めて転職活動をするにあたって自己分析をおこなう必要があります。
それでは就活と転職の自己分析の違いについて、これから解説していきます。
就活時と転職時の自己分析との違い
末永
転職と就活における自己分析は大きく異なります。
就活の際は、自分の20年ほどの人生を振り返り、部活動、アルバイトや勉強などさまざまな経験から自分の強みや特徴を見つけ出していきます。
なぜなら日本の新卒採用というのは基本的にポテンシャル採用であるため、今あるスキルよりもどのような人柄かということが重要視されるからです。
一方で、転職の際の自己分析というのはもう既に働いた経験があるので、基本的には現職までの仕事での経験を振り返り、言語化し、転職理由を洗い出していく作業になります。
そのため、就活時に自己分析をしたという人でも改めて転職活動をするにあたって自己分析をおこなう必要があります。
末永
転職を成功させるための自己分析をおこなうなら、キャリアコーチングサービスマジキャリがおすすめです。
マジキャリではプロのキャリアコーチと一緒に幼少期の頃の経験から徹底的に自己分析をするため、自分一人では気づけなかった本当の自分に気づくことができます。
自分のことをよく理解した上で面接に臨むため、面接の際の受け答えがスムーズになり面接を通過する確率が上がります。
現在、初回無料相談をおこなっているので是非一度相談してみてください。
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転職活動で自己分析をするメリット
ここでは、転職活動で自己分析をするメリットを詳しく解説していきます。
「転職活動で自己分析がなんとなく必要と言われているのは知っているけど、具体的にどのようなメリットがあるかわからない」
「転職活動を始めたけど、全然面接が通らない」
という人向けに解説していきます。
メリット1:仕事の適性がわかる
自己分析をおこなうことで、「自分がどんな仕事が向いているのか」がわかります。
なぜなら、自己分析をすることであなたの強みがわかるので、自己分析で見えてきた強みを活かせる仕事=適性のある仕事となります。
まだ社会人経験のない大学生が自己分析をせずに就職活動をおこない、「今の仕事が向いてない」と嘆く20代をたくさんみてきました。
例えば、ずっと考え続けられる思考力が強みの人は、コミュニケーション力で周りを巻き込む力を求められる営業職はなかなか仕事の適性を感じにくいと思います。
自己分析から見えてくる強みをもとに適性のある仕事を選ぶことで、成長スピードも早い上、業務の中で苦痛に感じるポイントが少ないので仕事いやりがい・おもしろさを感じやすくなります。
仕事の適性がわかると、成果が出しやすくなるので昇進・昇給も夢ではなくなります。
マジキャリの自己分析ワークであなたの強み・弱み・やりがい・苦痛の言語化をし、それらをもとにどんな企業や仕事内容であればあなたの強みを発揮しやすいかを一緒に考えてくれます。
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適性のある仕事に出会う自己分析
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「自分に向いてる仕事がわからない原因は?対処法や適職の診断ツールも紹介!」では、「向いてる仕事がわからない」と悩む人向けに、悩みの原因や対処法を解説しています。あわせて読んでみてください。
メリット2:面接で説得力のある回答ができる
自己分析をすることで、キャリアプランを立てることができ、面接で説得力のある回答をすることができます。
面接官は、「この会社で長く働いてくれそうか?」「この会社で活躍してくれそうか?」というポイントを見ています。
なので中途採用の面接でキャリアプランを答える際は以下の項目を交えながら答えると定着性と継続的活躍性をアピールすることができ、企業側もミスマッチを防ぐことができます。
- 転職してどのような経験を積んでいきたいか(業務内容・扱いたい商材・ポジションなど)
- 現職でキャリアプランを実現できないのはなぜか
- 転職では自分の強みをどのように活かしたいか
- 今後、10年後の間にどのようなスキルを身に付けたいか
また、ここで大事になるのが「なぜそう思うのか」という過去の原体験の情報をセットにして回答することです。
なぜなら過去や現在についての質問であればそのまま事実を情報として語ればいいですが、キャリアプランのような未来のことには事実はないからです。
そのため、面接官側としてはどうしても抽象的かつ一般的に聞こえてしまうので、自分の想いを証明するために、そう思う理由や根拠を過去の原体験を交えながら、あなたオリジナルのキャリアプランを伝える必要があります。
末永
とは言っても、1人でキャリアについて考え、キャリアプランを作成するのは心細いですよね。
キャリアが多様化・複雑化した現代においてキャリアの正解を見つけるのは極めて難しくなっています。
だからと言って、家族に相談しようにも、終身雇用の会社で働いていて転職活動を経験したことがなかったり、コロナ禍の生活によって周りとの関係が希薄になり、なかなかキャリアについての相談相手がいないという人も多いのではないでしょうか?
末永
もちろん1人でもキャリアプランを立てることはできますが「キャリアプランの立て方がわからない」「転職活動で通過率が上がるキャリアプランを立てたい」という人はマジキャリへの相談をおすすめします。
マジキャリは、専任のキャリアコーチが一緒に幼少期〜現在まで一緒に振り返ってくれます。
あなたの過去を一つ一つ深掘りをおこなうことで、あなたの人生を網羅的に、かつ徹底的に振り返ることができます。
末永
そのため、転職で求められているキャリアプランを自分の言葉で語ることができるだけではなく、自分のことをよく理解した上で面接に臨むことができるため、面接の通過率が格段に上がります。
今ならマジキャリで、無料相談をおこなっているのでぜひ一度相談してみてください。
キャリアプランがわからない人におすすめ
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メリット3:意思決定をする際の軸が見える
自己分析をすることで、自分軸がわかるので、ブレずに意思決定をすることができます。
過去を徹底的に振り返る自己分析をすることで、あなたが今までどのような価値観を大事にしてきたかがわかります。
自分軸があると世間や他人の声に惑わされず、企業選定や内定承諾などでブレずに意思決定をすることができます。
しかし、自分軸がないと周りに影響されやすく、意思を持てなかったりと流されやすい人になってしまい、結局自分が何がしたいのかよくわからないと感じてしまうでしょう。
例えば、本当は20代のうちはスキルや経験を身に付けたいと考えているのに、家族や友人が「大手に入って安定を手に入れた方が良い」という価値観を持っていて、その声に引っ張られてしまい、「自分らしい意思決定ができなかった」「入社後の仕事がつまらない」という転職者をよく見ます。
自分軸ではなく他人軸で意思決定をしてしまうと、他責思考になってしまったり、入社後にギャップを感じてしまいます。
後悔のない転職をするなら
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自己分析は、シートを使って正しい手順でやろう
自己分析はなんとなくやれば良いのではなく、自己分析シートを活用して、正しい手順でやることが大切になってきます。
なぜなら自己分析シートとは、これまでの意思決定の経緯を把握し反省と改善ができているのか、それを踏まえて今回の転職の方向性を定めているのかを整理・チェックするためのツールなのです。
面倒で自己分析をしなかったり、シートを使わずになんとなくでやると口で言っていることと、実際に思っていることにブレが生じてしまいます。このブレに気づかないと自ら改善ができず、転職したとしてもまた同じようなプロセスで同じような会社を選んでしまいます。
結果として転職はしたものの課題は解決できないので、早期に不満を抱えて退職してしまうリスクが高まります。
これは転職者自身だけでなく、面接官から見ても「うちに入社したとしても、またすぐに同じような不満を抱えて辞めてしまいそう」だと思われてしまい、お見送りになってしまいます。
末永
そこで現役の転職エージェントである私がアクシス独自のフレームワークをもとに自己分析のやり方を以下の3つに分けて解説していきます。
自己分析のやり方
自己分析のやり方①自己分析シートを活用
自己分析をおこなう上で大切なのは、自己分析シートを活用して自分を深掘りすることです。
書店には自己分析関連の本が数多く並んでおり、ぶっちゃけどれが良いのか分からないと思います。
そこでこの記事では弊社アクシスが運営する転職エージェントで10年以上も転職支援の現場で使用している自己分析シートを参考にどうやって自分を深掘りしていくのかを解説します。
アクシス独自の自己分析シート
弊社独自の自己分析シート「想定質問集」は年間3000名以上の転職者が利用して、自己分析と面接対策をおこなっている実績のあるものです。
末永
実際に利用して転職を成功させた人も多いので、アクシス独自のフレームワークを利用してみてください。
- 今回なぜ転職活動を開始しようと思ったのか
- なぜ現職・前職を選んだのか。その際にはどういった基準で企業を選んだのか
- 転職先を選ぶ上で、どういった観点・方向性で企業・仕事を探しているのか。その理由
- 転職先の選定要件を3点あげるとしたら、それはなにか。またその理由
- 今回の転職で実現したいことはなにか
この自己分析シートの使い方は次で詳しく解説します。
自己分析シートの使い方
自己分析シートを使った自己分析のやり方はとても簡単です。まずは上記の5つの質問に対する自分自身の答えをノートなどに書き出しましょう。
その際に大切なのは各質問の回答に対して、さらに「なんで?なんで?」「具体的に言うと?」を最低3回は繰り返して深掘りしていくことです。
以下の時系列順で深掘りしていったほうが記憶と感情を整理することができます。
- なぜ現職・前職を選んだのか。その際にはどういった基準で企業を選んだのか
- 今回なぜ転職活動を開始しようと思ったのか
- 今回の転職で実現したいことはなにか
- 転職先の選定要件を3点あげるとしたら、それはなにか。またその理由
- 転職先を選ぶ上で、どういった観点・方向性で企業・仕事を探しているのか。その理由
この5つの質問は個別で回答しても意味がありません。というのもこの5つの質問は地続きで回答できているのか、PDCAサイクルを回せているのかをチェックするためのものだからです。
つまり、1つの質問に対して、それらしく聞こえるように模範回答をすれば良いというわけではないのです。面接官は面接を通して以下の3つのポイントを確認しています。
- 質問に対するさまざまな回答が独立した点ではなく、線としてしっかりつながっているか
- 自分の意思決定や選択に責任を持っているか
- 失敗を他責にせず、自らの選択ミスの問題と受け止め、原因追求をして次にきちんと活かそうといているか
末永
自己分析シートを使って自己分析をする際には「2→1→5→4→3」の順番できちんと流れに沿って、振り返りや反省をおこなうことがポイントです。
そして改善点を次に活かすにはどうすれば良いのかを考え、その姿勢を面接で示せるようにしましょう。
これがしっかりできれば今後の転職活動でつまづくことはなく、面接官からも評価を得られます。
転職の面接でよく聞かれる質問や面接官に刺さる志望動機は以下の記事も参考にしてみてください。
自己分析のやり方②キャリアビジョンの構造図で整理
自己分析シートの1〜5の質問を深掘りすることで、転職における自分自身の想いが書き出されたと思います。この書き出した回答を次は「キャリアビジョンの構造図」を使って整理していきます。
キャリアビジョンの構造図とは、以下の4つの質問から自分のありたい姿を具体的にイメージしていくことです。
キャリアビジョンの構造図
- 今後どんな仕事をしていたいのか。例えばどんな1週間の過ごし方をしていたいのか。そうなりたい理由。また、それにはどんなハッシュタグを集める必要があるのか
- 現状持っているハッシュタグはどんなものか
- 今後のありたい姿になるために、自分に足りないハッシュタグは何か
- 足りないハッシュタグを手に入れるためには、どのような環境で働けば良いと思うか
ハッシュタグとは
自分の持つ知識や技能などのスキルのこと。
例えば……
- 販売・営業
- マーケティング
- 責任者など
自己分析シート1〜5の質問項目にしたがって自分の想いを書き出したあとは、上記の「キャリアビジョンの構造図」のA〜Dに落とし込む形で整理をすると良いですね。
このような手順で整理をすると、どこにでもある回答ではなく、自分だけの言葉で受け答えできるようになります。
末永
キャリアビジョンの構造図に落とし込む際には、なるべく細かく書き出すのがポイントです。
例えば「お客様に喜ばれるとき」のような答え方ではなく「お客様に自分の工夫したプレゼンが刺さったとき」のようにイメージしやすいようにするのが良いです。
【応用編】定着して活躍できる会社を見つけるコツ
自己分析シートとキャリアビジョンの構造図の2つを活用すれば、転職の成功率は高まります。
しかし、ここで解説する応用編も押さえておくと、入社後に定着して活躍できる会社を見つけられるようになります。
末永
実は仕事を選択する際には、定着では「やりがいと苦痛」、活躍では「適性と志向性」を言語化し、それらを仕事選びに紐づけてマッチ度を高めることが大切になってきます。
定着
定着で重要なのは、自分自身のやりがいと苦痛を把握することです。
やりがいと苦痛の分析なんて今更やらなくても良いでしょ、と思う人もいると思います。しかし、自分が思っている以上に、自分自身のことを把握できていない人は多いものです。
具体的にどういうことなのか以下で説明しますね。
やりがい | 他人には重要ではないけど、自分にとっては仕事で強く動機付けを得られること |
---|---|
苦痛 | 他人には苦ではなくても、自分はツラく感じてしまうこと |
末永
このやりがいと苦痛の分析はキャリアを選択する上で、実はとても大切なことです。なぜならやりがいと苦痛からキャリアを考えていくと、どういう仕事を選べば良いのかわかってくるからです。
末永
やりがいと苦痛を把握する方法は、基本的に現職・前職をヒントに取り組むのがおすすめです。
以下の2つの質問から分析すると良いですね。
- 今の仕事で1番やりがいに感じるのはなにか
- 今の仕事で1番苦痛に感じるのはなにか
分析をする際に大切なのは冷静に振り返ることです。どんな仕事でもやりがいを感じたポイントは存在するので、それをノートに書き出しましょう。
書き出す際のポイントは因数分解を徹底的におこない、自分にとって何が重要なのかを特定することが大事です。また、ベストとワーストを絞り込むようにすると良いです。
適性・志向性
入社後に活躍できる会社であるかを把握するために大切なのは「適性」「志向性」の2つです。
適性と志向性とは何か以下にまとめてみました。
適性 | その人の特質によってうまくできること |
---|---|
志向性 | その人がキャリアや仕事に求める方向性と、所属する会社や仕事の方向性が合致しているか。その人独自の未来に向けた価値観とも言える |
自分の適性に合った会社や仕事を選べれば、早期にキャッチアップして成果を出せるようになります。また、志向性が会社や仕事の方向性と合致していれば、より早く成長して社内で活躍できるようになります。
末永
このように適性と志向性を自ら把握した上で、会社や仕事を選択できれば、入社後に活躍し続けられる可能性は高まるのです。
末永
適性と志向性の分析方法は、定着の分析と同じように前職・現職の仕事をヒントに絞り込むのがおすすめです。
例えば「営業の成績は常に上位だったので営業が向いている」としたとします。しかし、成果をあげるプロセスで具体的に何が得意だったのかまで深掘りすることが大切です。さらに「なぜ自分はそれが得意なのか」という理由まで分析しておくと、ここで言語化した適性を活かせる仕事を選べるようになります。
志向性の分析では「その仕事をする上で何が自分にとっての動機になるか」を言語化すると良いでしょう。仕事というよりかは、自分にとって人生レベルで印象深かった経験を洗い出し、その要因まで深掘りして共通事項を探していくのがポイントです。
末永
適性と志向性を見極めるには、「マジキャリ」がおすすめです。
適性は自分自身では意識せずとも得意に感じることのため自分では適性に気づいていない場合も多いです。
そのため自分の適性を知るためにはプロのキャリアコーチに相談することをおすすめします。
末永
また志向性があっているかを確認するには会社や仕事などキャリアに関する知識が必要になります。
その点もマジキャリのコーチは転職エージェント経験者のためキャリアに関する知識が豊富にあるためおすすめです。
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自分に合った"適職"を知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
自己分析を転職活動に活かす3つのコツ
自己分析は順番通りにやることで自分の想いや感情を言語化できるのですが、さらに転職活動を効率よく進められるコツがあります。
そのコツを3つにまとめて以下で詳しく解説していきます。
原体験に紐付けるようにする
自己分析をおこなう際には、自分の原体験と紐付けるようにしましょう。なぜなら、原体験とセットにすることで、志望動機などがより具体的になるからです。また、自分だけでなく面接官の納得感も上がり、受かりやすくなります。
例えば、自分の実家が地方にあって旅館などの自営業をしていて、将来的に継ぐ可能性があり、その際に集客が重要になるので知見やノウハウを高めておきたいから広告業界へいきたい!というような感じですね。
ただ、実際にこの原体験がないと嘘をつくことになってしまうので注意しましょう。自分ならではの原体験を上手に持ち出して考えてみてください。
末永
原体験に紐づいたキャリアプランを作成したい人はマジキャリがおすすめです。
マジキャリ独自の自己分析ワークでは、幼少期〜現在の出来事を振り返ります。
徹底的な自己分析をおこなうので、表面上の強みではなく、原体験に基づいた強み・弱みの発見やキャリアプランの作成ができますよ。
その場しのぎのようなキャリアプランではなく、原体験に基づいたキャリアプランを言語化できるので、面接官を納得させることができます。
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自分自身を客観視できる工夫をする
自分の分析をするため、どうしても主観が入ってしまいます。なるべく主観が入らないように自分自身を客観視できる工夫は大切です。というのも自分では気づけない部分があるからです。
工夫の方法としては、自己分析の結果を友人や家族に話してみると良いです。友人や家族に話すことで、自分の分析結果と他の人の自分に対する印象がズレていないかを確認することができます。
ズレているようなら、もう1度時間をかけてじっくりと自己分析をおこなってみましょう。
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1度でやらず細かく何回もやる
自己分析をやるぞ!と1度に集中してやってしまう人もいますが、細かく何回もやることが大切です。なぜなら、人間は感情的でそのときの感情によって、思考が左右されてしまう生き物だからです。
例えば、ネガティブな感情のときに自己分析をすると、本来の自分を見失ってしまいズレた分析結果になってしまいます。
正確な分析をするためには、1度だけではなく何回かに分けて自己分析をおこなうのがベストです。
回数を分けると時間がかかってしまい、面倒に感じるかもしれませんが、自分の人生を左右する転職活動に必要なことなので、丁寧にやることを心がけてみてください。
転職活動の自己分析で役立つツール
弊社アクシスで使っている自己分析シートの他にも、自己分析をおこなう際に役立つツールやサイトはあります。
これらのツールはサイトで質問に答えるだけで簡単に診断してくれるので時間のない忙しい社会人の人におすすめです。
第三者に相談する前に自分だけでとりあえず自己分析をやってみたい人には、サイトへの登録やアプリのインストールなしで無料でできるので一度やってみてください。
キャリアタイプ診断
さまざまな転職エージェントがある中でdodaは無料で利用できる診断ツールが豊富にあります。
その中でも自己分析に役立つのはキャリアタイプ診断です。120問の設問が用意され、質問に答えていくと以下の5つの項目がわかるようになっています。
- 性格・気質傾向
- 能力傾向
- 行動基準
- 自分に向いている仕事スタイル
- 自分に向いている企業風土
約10分で診断ができるので、とりあえず気軽にやってみたい人にはdodaのキャリアタイプ診断はおすすめです。
グッドポイント診断
グッドポイント診断は人材業界最大手のリクルートグループが運営するリクナビNEXTが提供するサービスです。
リクルートグループのキャリア開発のノウハウが詰まった本格診断サービスです。設問は約300問と多く、所要時間は30分ほどかかってしまいますが、細かく自分の志向性を分析できます。
18種類の強みの中から5つを診断してくれ、さらに自己PRでも使える具体的なアドバイスも記載されています。
自己分析だけではなく自己PRも悩んでいる人は、ぜひ「グッドポイント診断」を活用してみてください。
適職診断
リクナビNEXTはグッドポイント診断の他に「適職診断」もあります。
テストA、テストBの2つに分かれており、合計22問に答えると仕事選びの価値観や隠れた性格を分析することができます。5分もあればすべての質問に答えられるので、気軽に利用できます。
空いた時間に自分に合う仕事を知りたい人は「適職診断」を活用してみてください。
他にもおすすめの転職に役立つPCでできる自己分析ツールやスマホでできる自己分析アプリについては「転職活動におすすめの自己分析ツール7選【2024年最新版】」で紹介しています。
末永
ただ、適職診断ツールを利用する時は診断結果を鵜呑みにしないよう注意してください。
末永
仕事の適性というのは個人の特性や経歴などから見えるものであり、傾向値で測れるものではありません。
末永
そこで、精度の高い仕事の適性を見極めて、自分が向いてる仕事や環境に転職したいと考える人はマジキャリがおすすめです。
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転職活動の自己分析で役立つ本
弊社アクシスで使っている自己分析シートの他にも、自己分析をおこなう際に役立つ本はあります。
第三者に相談する前に自分だけでとりあえず自己分析をやってみたい人には、以下の本も参考にしてみてください。
成功する転職面接
出典:Amazon「成功する転職面接 成否の9割は「準備」の質で決まる」
自己分析に役立つ本でおすすめしたいのは、手前味噌で恐縮ですが筆者の著書である「成功する転職面接」です。
この記事で紹介した自己分析のやり方について、イラストを交えて詳しく説明しています。
また、自己分析だけでなく、面接で上手にアピールするためのコツなどについても解説しています。この1冊で転職活動、そして面接対策まで網羅する内容になっていると自負しています。
内定を獲得するためにも、しっかりと対策や準備をしておきたいと考えている人は、ぜひ「成功する転職面接」をご覧になってみてくださいね。
ストレングス・ファインダー2.0
筆者の著作の他に「ストレングス・ファインダー2.0」も自己分析に役立つ本です。
これは、故ドン・クリフトンの考え方である「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」に基づいて開発されたものです。
全177個の質問に答えると自分の強みトップ5の資質を知ることができます。「自分にはこんな強みがあったのか」と診断を通して気づけるので、自己肯定感が得られます。
「ストレングス・ファインダー2.0」を利用するには、アクセスコード付きの本を購入するか、Webでアクセスコードを購入する、またはアプリをダウンロードするという3つの方法があります。
他にも自己分析の本について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
転職活動で自己分析をおこなう際の注意点
自己分析をおこなう際に気をつけたいポイントですが、自分探しではないということです。
「自分が本当にやりたいことは何か?」「自分らしさとは?」といったあやふやなことを追求するのではなく、会社や仕事とのマッチ度を高めるための分析作業であると認識しておきましょう。
そのために、時間軸に沿って自分自身を深掘りし、回答に一貫性を持たせることが大切です。
また、面接での質問を意識して「5W1H」で答えられるように言語化を進めていきましょう。というのも企業によっては面接で5W1Hを深く掘り下げてくることもあるからです。
5W1Hとは
- Who(誰が)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
自己分析では、この5W1Hを意識しておかないと、深掘りをされた際に自分なりの答えを言えなくなってしまいます。
上記の5W1Hを意識した上で、自己分析でとくに言語化しておきたいことが3つあります。
これらは面接で質問される内容なので、しっかりと自己分析をしておくようにしましょう。
転職活動における5W1Hに関しては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
1.自分の強み・弱み
自分の強み・弱みとは、得意なこと・苦手なこととも言い換えられます。
仕事をする上で自分にはどんな強み・弱みがあるのかをコミュニケーション能力や目標達成力、チームマネジメント、サポート気質なのかなど、分析しておきましょう。
分析をおこなえば、自分の転職軸がより明確になるので「こんなはずじゃなかった…」という入社後のミスマッチを減らせます。
2.将来のありたい姿・やりたいこと
自分が将来どんなふうになっていたいのか、どんなことをしていきたいのかを明確に挙げて、そこに「それはなぜなのか?」という原体験に基づいた理由をセットにするのがベストですね。
その理由と応募した企業との紐付きは何なのか、この点についてもしっかりと伝えられるように準備をしておきましょう。紐付けがきちんとできていると、自分自身の納得度だけではなく、企業側の納得度も上げることができます。
3.現職を辞めようと思っている理由
現在どんなことが原因で辞めようと考えているのか、その理由が何であるのか考えましょう。なぜなら、応募する際には基本的に自責で伝えなければ、採用してもらえない可能性が高いからです。
自責ではなく会社のほうが悪いという他責は、面接官にマイナスの印象を与えてしまい「うちの会社に来ても同じ理由で辞めてしまうのではないか?」と捉えられてしまので、注意が必要ですね。
そのため、本質的な原因は何か、課題を解決するためのアクションを起こしたのかという部分を明確にしておくのが良いでしょう。
退職理由に関しては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
転職活動の自己分析にお困りのあなたへ
末永
この記事を最後まで読んでくれた20代の人限定で特別なオファーがあります。
ここまでご紹介したとおり転職活動における自己分析というのは非常に重要なものとなります。
なぜなら、自己分析をして自分のことをきちんと理解しておかないと、求人紹介をされても求人を選定できず、面接の際にも質問に対して自分の言葉で一貫した回答ができずに転職活動に苦戦してしまうからです。
また、自己分析をきちんとせずに内定を獲得したとしても、入社しても「何か思ったのと違うな」などとギャップに悩み再度転職を考えるという負のループから抜け出せなくなってしまいます。
末永
このような理由から転職活動における自己分析は重要になってくるのですが、この記事を読んでいる多くの人が正直、自己分析はしたことあるがうまくいかなかったという人がほとんどなのではないでしょうか?
なぜなら巷に溢れる自己分析法のほとんどが転職に特化したものではなく、単純に自分を知るためのものであることがほとんどだからです。
そのため、自己分析をしたとしてもそれをどう転職や今後のキャリアに活かしたらいいかがわからず曖昧なまま終わってしまいます。
末永
そこで、転職を絶対に失敗させたくない、成功させたい!という人におすすめしたいのがマジキャリです。
マジキャリは転職エージェントも運営しているアクシスが運営しているため転職に関するノウハウがどのキャリアコーチングサービスよりも豊富にあり、その独自のフレームワークを活用してプロのキャリアコーチと一対一で深く丁寧に自己分析をおこなうことができます。
そのため、転職やキャリアを考えた自己分析をすることができ、心の底から納得のいく転職活動の実現だけでなく入社後の定着・活躍、そして将来のありたい姿までをトータルで考え実現していきます。
転職活動では経験が重要視されるため若ければ若いほどポテンシャルを見てもらえ、自分のやりたいことに近づける転職を成功させる可能性は高まります。
なんとなく仕事にもやもやしているであったり将来のキャリアに不安を抱えているといった若い人におすすめのサービスになっています。
しかし、現在マジキャリへの問い合わせが殺到しており、対応できる人数には限りがあります。
ここまでこの記事を読んでくれた本気で転職を成功させたい・将来のキャリアについて考えたいという20代の人限定で30名様に優先的に初回無料面談の枠を受け付けます。
20代の人であれば企業もポテンシャルで採用してくれるので、就活を失敗してしまった、現職が向いていないといった悩みを抱える人もこれまでのキャリアを変えてありたい姿を実現できるチャンスがまだまだあります。
人生において一番若い日は今日という言葉もあるように、キャリアについて手遅れになる前にお早めに一度無料相談をしてみてください。
転職を前提としないキャリアコーチングサービス
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ポイント
- 徹底した自己分析やキャリアの棚卸し
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