【プロが教える転職必勝法】自己分析のやり方やシートの使い方を解説
【転職成功する自己分析のやり方】プロが厳選した転職活動を成功に導く自己分析をするための5つの問いを紹介。他にも転職活動では自己分析をしないと大失敗する理由や、シートを使ったやり方をプロが徹底解説。
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そもそも自己分析とは?
末永
「自分らしさって何だろう…」とか「自分はどんな状態だと幸せになれるのだろうか…」という曖昧なことを探求するものではなく、自分の強みや弱み・やりがいや苦痛を明確にすることで、ブレない転職活動ができるようにおこないます。
そのため就活時に自己分析をしたという人も改めて転職活動をするにあたって自己分析をおこなう必要があります。
それでは就活と転職の自己分析の違いについて、これから解説していきます。
就活時と転職時の自己分析との違い
末永
転職と就活における自己分析は大きく異なります。
就活の際は、自分の20年ほどの人生を振り返り、部活動、アルバイトや勉強などさまざまな経験から自分の強みや特徴を見つけ出していきます。
なぜなら日本の新卒採用というのは基本的にポテンシャル採用であるため、今あるスキルよりもどのような人柄かということが重要視されるからです。
一方で、転職の際の自己分析というのはもう既に働いた経験があるので、基本的には現職までの仕事での経験を振り返り、言語化し、転職理由を洗い出していく作業になります。
そのため、就活時に自己分析をしたという人でも改めて転職活動をするにあたって自己分析をおこなう必要があります。
そして、就活と転職活動では自己分析の目的も異なります。就活ではポテンシャル採用中心であるため自分の強みや価値観中心の自己分析をおこないます。
一方、転職は即戦力採用が基本であるため、自己分析では自分が持つスキルや経験を中心に自己分析が必要です。
就職活動 | 転職活動 | |
---|---|---|
採用方針 | ポテンシャル採用 | 即戦力採用中心 |
自己分析の目的 | Willを明確にする ・何がしたいのか ・何が向いてるのか |
Canを明確にする ・何ができるのか |
やり方 | 1,学生時代の経験を洗い出す 2,自分の強みや興味・関心を言語化する 3,今後どうなりたいのかを明確にする 4,会社を選ぶ軸に落とし込む |
1,これまでのスキルや経験を洗い出す 2,今後どうなりたいのかを明確にする 3,現状と理想のキャリアのギャップを見つける 4,ギャップを埋めるにはどんな会社や仕事があっているかを考える |
末永
転職を成功させるための自己分析をおこなうなら、キャリアコーチングサービスマジキャリがおすすめです。
マジキャリではプロのキャリアコーチと一緒に幼少期の頃の経験から徹底的に自己分析をするため、自分一人では気づけなかった本当の自分に気づくことができます。
自分のことをよく理解した上で面接に臨むため、面接の際の受け答えがスムーズになり面接を通過する確率が上がります。
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20代・30代特化のキャリア相談先
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転職活動は自己分析しないと大失敗する
:転職活動で自己分析をやる必要はありますか?
自己分析をしなくても転職活動はできますが、やらないと大失敗する可能性が高いです。
というのも自己分析をやることで、ブレない転職活動ができるようになり、入社後に「転職して良かった」という結果が得られるようになるからです。
自己分析とは自分探しではなく「将来的に自分のありたい姿」と「面接で自分が面接官に話す志望動機」までを通しておこなうものです。この2つを通しておこなうことで、ブレない転職活動が可能になります。
自己分析をせずに転職活動をすると、自分の向き不向きがわからずやりたいことも曖昧なまま転職先を選んでしまい、結果としてミスマッチにつながる可能性が高いです。
また、転職の軸を定めることができず周りの人の意見に流されることがあります。このことから、転職活動では自己分析が重要といえるのです。
転職に強いキャリア相談先
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転職活動で自己分析をする4つのメリット
ここでは、転職活動で自己分析をするメリットを詳しく解説していきます。
「転職活動で自己分析がなんとなく必要と言われているのは知っているけど、具体的にどのようなメリットがあるかわからない」
「転職活動を始めたけど、全然面接が通らない」
という人向けに解説していきます。
メリット1:仕事の適性がわかる
自己分析をおこなうことで、「自分がどんな仕事が向いているのか」がわかります。
なぜなら、自己分析をすることであなたの強みがわかるので、自己分析で見えてきた強みを活かせる仕事=適性のある仕事となります。
まだ社会人経験のない大学生が自己分析をせずに就職活動をおこない、「今の仕事が向いてない」と嘆く20代をたくさんみてきました。
例えば、ずっと考え続けられる思考力が強みの人は、コミュニケーション力で周りを巻き込む力を求められる営業職はなかなか仕事の適性を感じにくいと思います。
自己分析から見えてくる強みをもとに適性のある仕事を選ぶことで、成長スピードも早い上、業務の中で苦痛に感じるポイントが少ないので仕事いやりがい・おもしろさを感じやすくなります。
仕事の適性がわかると、成果が出しやすくなるので昇進・昇給も夢ではなくなります。
マジキャリの自己分析ワークであなたの強み・弱み・やりがい・苦痛の言語化をし、それらをもとにどんな企業や仕事内容であればあなたの強みを発揮しやすいかを一緒に考えてくれます。
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適性のある仕事に出会う自己分析
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「自分に向いてる仕事がわからない原因は?対処法や適職の診断ツールも紹介!」では、「向いてる仕事がわからない」と悩む人向けに、悩みの原因や対処法を解説しています。あわせて読んでみてください。
メリット2:面接で説得力のある回答ができる
自己分析をすることで、キャリアプランを立てることができ、面接で説得力のある回答をすることができます。
面接官は、「この会社で長く働いてくれそうか?」「この会社で活躍してくれそうか?」というポイントを見ています。
一方、自己分析をせずに転職活動を始めてしまったら、そもそも面接はおろか、書類選考さえ苦戦します。
きちんと自己分析ができていないと面接の際に回答に一貫性がなかったり、自分の言葉で話すことができず、結果的にお見送りとなってしまいます。
なぜなら中途採用の面接官というのはあなたのこれまでの経験をどう自分自身で振り返っているかというところに興味があり、面接の場では自分自身の経験についてきちんと言語化し伝える必要があるからです。
中途採用の面接でキャリアプランを答える際は以下の項目を交えながら答えると定着性と継続的活躍性をアピールすることができ、企業側もミスマッチを防ぐことができます。
- 転職してどのような経験を積んでいきたいか(業務内容・扱いたい商材・ポジションなど)
- 現職でキャリアプランを実現できないのはなぜか
- 転職では自分の強みをどのように活かしたいか
- 今後、10年後の間にどのようなスキルを身に付けたいか
また、ここで大事になるのが「なぜそう思うのか」という過去の原体験の情報をセットにして回答することです。
なぜなら過去や現在についての質問であればそのまま事実を情報として語ればいいですが、キャリアプランのような未来のことには事実はないからです。
そのため、面接官側としてはどうしても抽象的かつ一般的に聞こえてしまうので、自分の想いを証明するために、そう思う理由や根拠を過去の原体験を交えながら、あなたオリジナルのキャリアプランを伝える必要があります。
末永
とは言っても、1人でキャリアについて考え、キャリアプランを作成するのは心細いですよね。
キャリアが多様化・複雑化した現代においてキャリアの正解を見つけるのは極めて難しくなっています。
だからと言って、家族に相談しようにも、終身雇用の会社で働いていて転職活動を経験したことがなかったり、コロナ禍の生活によって周りとの関係が希薄になり、なかなかキャリアについての相談相手がいないという人も多いのではないでしょうか?
末永
もちろん1人でもキャリアプランを立てることはできますが「キャリアプランの立て方がわからない」「転職活動で通過率が上がるキャリアプランを立てたい」という人はマジキャリへの相談をおすすめします。
マジキャリは、専任のキャリアコーチが一緒に幼少期〜現在まで一緒に振り返ってくれます。
あなたの過去を一つ一つ深掘りをおこなうことで、あなたの人生を網羅的に、かつ徹底的に振り返ることができます。
末永
そのため、転職で求められているキャリアプランを自分の言葉で語ることができるだけではなく、自分のことをよく理解した上で面接に臨むことができるため、面接の通過率が格段に上がります。
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キャリアプランがわからない人におすすめ
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メリット3:意思決定をする際の軸が見える
自己分析をすることで、自分軸がわかるので、ブレずに意思決定をすることができます。
過去を徹底的に振り返る自己分析をすることで、あなたが今までどのような価値観を大事にしてきたかがわかります。
自分軸があると世間や他人の声に惑わされず、企業選定や内定承諾などでブレずに意思決定をすることができます。
しかし、自分軸がないと周りに影響されやすく、意思を持てなかったりと流されやすい人になってしまい、結局自分が何がしたいのかよくわからないと感じてしまうでしょう。
例えば、本当は20代のうちはスキルや経験を身に付けたいと考えているのに、家族や友人が「大手に入って安定を手に入れた方が良い」という価値観を持っていて、その声に引っ張られてしまい、「自分らしい意思決定ができなかった」「入社後の仕事がつまらない」という転職者をよく見ます。
自分軸ではなく他人軸で意思決定をしてしまうと、他責思考になってしまったり、入社後にギャップを感じてしまいます。
後悔のない転職をするなら
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メリット4:入社後にミスマッチになる可能性を防げる
自己分析をおこなうことで、入社後にミスマッチになる可能性を防ぐことができます。
自己分析をすることで、以下のように自分の過去と未来を理解することができます。
自己分析でわかること
一方で、自己分析を疎かにすると、入社後にミスマッチを感じ仕事が苦痛に感じたり、また転職したいと思うようになってしまいます。
「自分が何をか頑張りたいのか」がわからないまま仕事をすることになるため、「会社の雰囲気が合わない」「思っていた業務と違い楽しくない」といった状態に陥ってしまう可能性が高いのです。
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今の会社にミスマッチを感じ、もう一度自己分析をおこないたいという人はマジキャリがおすすめです。
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さらに、正しい自己分析から見つかった強みや得意なことを活かせる仕事は何かを提案してくれるので、向いてる仕事は何かを知ることができます。
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【3STEP】転職活動で使える自己分析の正しい進め方
ここでは、転職活動で自己分析を正しく進める方法について、3つのステップに分けて解説していきます。
転職活動で使える自己分析では、自分の強み・提供したい価値・自分に合った環境の3つを明確にする必要があります。
それぞれをどのように言語化していくかについては、以下で説明していきます。
ステップ1:自分の強みを明確にする
自己分析でまず始めにやるべきことは、あなた自身の強みを明確にすることです。
あなた自身の強みが理解できているからこそ、志望動機や自己PRであなたを採用担当者に最大限アピールできますし、転職後の職場でも早くから活躍することができます。
強みは専門的なスキルだけではない
強みには資格や専門知識、技術などの専門的なスキル以外にも、社交性や粘り強さ、責任感などの人としての特性、情報収集能力や問題解決能力などの汎用性が高いスキルがあります。
専門的なスキルのことばかり考え「自分にはスキルがない…」と思っている人は多いです。
しかし、責任感の強さや問題解決能力の高さなど専門的なスキル以外にもアピールできる強みは必ずあります。
自己分析をしっかりとおこない、面接でアピールしたり転職後早くから活躍したりできるような強みを見つけてください。
末永
ここで、自己分析で注意すべきポイントを一つ紹介します。
自己分析を自分一人でおこなうとバイアスが掛かり本当の強みを見つけることができない可能性があります。自己認知と他者から見たあなたにはギャップがあるからです。
本当の強みを見つけるためには他者から見たあなたを知らなければなりません。自己分析をおこなうときは第三者の視点を積極的に取り入れてください。
ステップ2:提供したい価値を考える
あなた自身の強みを明確にすることができたら、その強みをどのような形で転職先の企業で活かしたいのかを考えてください。
自分の強みをどのように転職先で活かしていくのか考えていくことは難しいですが、最も重要なことです。強みをどのように活かしていくのかがわからなければ、あなたの強みを最大限発揮できない可能性があるからです。
強みをどのように活かすのか考える方法
強みをどのように活かすのか考えるときは、「誰に対して」「何を」「どのように」の3点で考えると、より具体的にイメージできるようになります。
転職先であなたの強みを最大限発揮するためにも、自己分析をしっかりとおこない強みを転職後どのように活かしたいのかをはっきりさせてください。
ステップ3:自分に合った環境を言語化する
あなたの強みをどのように活かしていくのかがはっきりしたら、あなたに合った環境を言語化してください。
人には強みを発揮するために適した環境があります。これは人それぞれであり、適した環境でなければ強みを最大限発揮することはできません。
環境にはどのようなものがある?
- 社風や職場の雰囲気
- コミュニケーション(論理性重視なのか気持ち重視なのか)
- 社員の年齢層
- 業務スタイル
例えば、一人で業務をおこなうことで強みを発揮できる人が、チームで業務を進めるような仕事へ転職しても強みを発揮することは難しいです。
このような人は、一人で業務をおこなうことができる仕事へ転職することで、強みを最大限発揮することができます。
末永
あなたと環境がマッチする業界や職種を見つけるためには、業界や職種の知識のほか企業の風土を分析する力が必要です。
キャリアコーチングや転職エージェントなどのキャリアのプロにはこれらのノウハウが豊富にあります。
自己分析をおこなうときはキャリアのプロに相談しサポートしてもらうことがおすすめです。
自己分析に使えるフレームワーク5選
ここでは、自己分析で使えるフレームワークを5つ紹介します。
自己分析シートを活用する
自己分析はなんとなくやれば良いのではなく、自己分析シートを活用して、正しい手順でやることが大切になってきます。
そこで、この記事では弊社アクシスが運営する転職エージェントで10年以上も転職支援の現場で使用している自己分析シートを参考にどうやって自分を深掘りしていくのかを解説します。
末永
自己分析シートを使った自己分析のやり方はとても簡単です。まずは上記の5つの質問に対する自分自身の答えをノートなどに書き出しましょう。
その際に大切なのは各質問の回答に対して、さらに「なんで?なんで?」「具体的に言うと?」を最低3回は繰り返して深掘りしていくことです。
以下の時系列順で深掘りしていったほうが記憶と感情を整理することができます。
- なぜ現職・前職を選んだのか。その際にはどういった基準で企業を選んだのか
- 今回なぜ転職活動を開始しようと思ったのか
- 今回の転職で実現したいことはなにか
- 転職先の選定要件を3点あげるとしたら、それはなにか。またその理由
- 転職先を選ぶ上で、どういった観点・方向性で企業・仕事を探しているのか。その理由
末永
自己分析シートを使って自己分析をする際には「2→1→5→4→3」の順番できちんと流れに沿って、振り返りや反省をおこなうことがポイントです。
そして改善点を次に活かすにはどうすれば良いのかを考え、その姿勢を面接で示せるようにしましょう。
これがしっかりできれば今後の転職活動でつまづくことはなく、面接官からも評価を得られます。
転職の面接でよく聞かれる質問や面接官に刺さる志望動機は以下の記事も参考にしてみてください。
キャリアビジョンから考える
自己分析シートの1〜5の質問を深掘りすることで、転職における自分自身の想いが書き出されたと思います。この書き出した回答を次は「キャリアビジョンの構造図」を使って整理していきます。
キャリアビジョンの構造図とは、以下の4つの質問から自分のありたい姿を具体的にイメージしていくことです。
キャリアビジョンの構造図
- 今後どんな仕事をしていたいのか。例えばどんな1週間の過ごし方をしていたいのか。そうなりたい理由。また、それにはどんなハッシュタグを集める必要があるのか
- 現状持っているハッシュタグはどんなものか
- 今後のありたい姿になるために、自分に足りないハッシュタグは何か
- 足りないハッシュタグを手に入れるためには、どのような環境で働けば良いと思うか
ハッシュタグとは
自分の持つ知識や技能などのスキルのこと。
例えば……
- 販売・営業
- マーケティング
- 責任者など
自己分析シート1〜5の質問項目にしたがって自分の想いを書き出したあとは、上記の「キャリアビジョンの構造図」のA〜Dに落とし込む形で整理をすると良いですね。
このような手順で整理をすると、どこにでもある回答ではなく、自分だけの言葉で受け答えできるようになります。
末永
キャリアビジョンの構造図に落とし込む際には、なるべく細かく書き出すのがポイントです。
例えば「お客様に喜ばれるとき」のような答え方ではなく「お客様に自分の工夫したプレゼンが刺さったとき」のようにイメージしやすいようにするのが良いです。
5W1Hで深掘りをしていく
自己分析は、面接での質問を意識して「5W1H」で答えられるように言語化を進めていきましょう。というのも企業によっては面接で5W1Hを深く掘り下げてくることもあるからです。
5W1Hとは
- Who(誰が)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
自己分析では、この5W1Hを意識しておかないと、深掘りをされた際に自分なりの答えを言えなくなってしまいます。
上記の5W1Hを意識した上で、自己分析でとくに言語化しておきたいことが3つあります。
自己分析で言語化すること
- 自分の強み・弱み
- 将来のありたい姿・やりたいこと
- 現職を辞めようと思っている理由
これらは面接で質問される内容なので、しっかりと自己分析をしておくようにしましょう。
転職活動における5W1Hに関しては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
モチベーショングラフを書く
モチベーショングラフとは、幼少期から現在までのモチベーションの変化をグラフとして見える化するもので、自己分析でよく用いられる手法です。
過去の出来事とその時の感情を振り返り、グラフとして見える化することであなたの価値観や性格、強みを明確にすることができます。
モチベーショングラフを書くことで、モチベーションが上がるきっかけを知ることができるほか、どのような価値観を持って行動していたのかを把握することができます。
あなた自身の価値観や強みを把握することができるため、面接での志望動機や自己PRで説得力のある回答ができるほか、転職の軸を定めることができるため、転職後のミスマッチを防ぐことが可能です。
モチベーショングラフの作り方
- 縦軸にモチベーションの高さ、横軸に年齢を書く
- モチベーションの高低をグラフにする
- 時期ごとの出来事を記入する
- そのときの感情や行動を振り返る
- 感情や思考の共通点を見つける
マインドマップを活用する
マインドマップとは、あなたの思考やアイデアを書き出し見返すことで思考を整理する手法です。
マインドマップはアイデアを生み出すときや、感情を整理したいときに適した手法です。転職活動の際は、あなたの考えを書き出し整理することで、自己PRや転職の軸をつくるときに役立てることができます。
マインドマップを書くことで、あなた自身の思考を整理することができるほか、一つのテーマを深掘りすることができるため、それまで気づかなかった価値観に気づくきっかけとなります。
転職を成功させるためには深掘りした自己分析が必要です。マインドマップは一つのテーマについて深掘りできるため、自己分析にはぴったりの手法です。
マインドマップの作り方
- テーマを中心に書き出す
- テーマからキーワードを派生させる
- なぜなぜを繰り返し深掘りする
転職活動の自己分析で役立つツール
弊社アクシスで使っている自己分析シートの他にも、自己分析をおこなう際に役立つツールやサイトはあります。
これらのツールはサイトで質問に答えるだけで簡単に診断してくれるので時間のない忙しい社会人の人におすすめです。
第三者に相談する前に自分だけでとりあえず自己分析をやってみたい人には、サイトへの登録やアプリのインストールなしで無料でできるので一度やってみてください。
キャリアタイプ診断
さまざまな転職エージェントがある中でdodaは無料で利用できる診断ツールが豊富にあります。
その中でも自己分析に役立つのはキャリアタイプ診断です。120問の設問が用意され、質問に答えていくと以下の5つの項目がわかるようになっています。
- 性格・気質傾向
- 能力傾向
- 行動基準
- 自分に向いている仕事スタイル
- 自分に向いている企業風土
約10分で診断ができるので、とりあえず気軽にやってみたい人にはdodaのキャリアタイプ診断はおすすめです。
グッドポイント診断
グッドポイント診断は人材業界最大手のリクルートグループが運営するリクナビNEXTが提供するサービスです。
リクルートグループのキャリア開発のノウハウが詰まった本格診断サービスです。設問は約300問と多く、所要時間は30分ほどかかってしまいますが、細かく自分の志向性を分析できます。
18種類の強みの中から5つを診断してくれ、さらに自己PRでも使える具体的なアドバイスも記載されています。
自己分析だけではなく自己PRも悩んでいる人は、ぜひ「グッドポイント診断」を活用してみてください。
適職診断
リクナビNEXTはグッドポイント診断の他に「適職診断」もあります。
テストA、テストBの2つに分かれており、合計22問に答えると仕事選びの価値観や隠れた性格を分析することができます。5分もあればすべての質問に答えられるので、気軽に利用できます。
空いた時間に自分に合う仕事を知りたい人は「適職診断」を活用してみてください。
他にもおすすめの転職に役立つPCでできる自己分析ツールやスマホでできる自己分析アプリについては「転職活動におすすめの自己分析ツール7選【2024年最新版】」で紹介しています。
末永
ただ、適職診断ツールを利用する時は診断結果を鵜呑みにしないよう注意してください。
末永
仕事の適性というのは個人の特性や経歴などから見えるものであり、傾向値で測れるものではありません。
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そこで、精度の高い仕事の適性を見極めて、自分が向いてる仕事や環境に転職したいと考える人はマジキャリがおすすめです。
マジキャリは、キャリアコーチがマンツーマンで自己分析をおこない、あなたが活躍しやすい仕事内容や企業の特徴を言語化してくれます。
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転職活動の自己分析で役立つ本
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第三者に相談する前に自分だけでとりあえず自己分析をやってみたい人には、以下の本も参考にしてみてください。
成功する転職面接
出典:Amazon「成功する転職面接 成否の9割は「準備」の質で決まる」
自己分析に役立つ本でおすすめしたいのは、手前味噌で恐縮ですが筆者の著書である「成功する転職面接」です。
この記事で紹介した自己分析のやり方について、イラストを交えて詳しく説明しています。
また、自己分析だけでなく、面接で上手にアピールするためのコツなどについても解説しています。この1冊で転職活動、そして面接対策まで網羅する内容になっていると自負しています。
内定を獲得するためにも、しっかりと対策や準備をしておきたいと考えている人は、ぜひ「成功する転職面接」をご覧になってみてくださいね。
ストレングス・ファインダー2.0
筆者の著作の他に「ストレングス・ファインダー2.0」も自己分析に役立つ本です。
これは、故ドン・クリフトンの考え方である「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」に基づいて開発されたものです。
全177個の質問に答えると自分の強みトップ5の資質を知ることができます。「自分にはこんな強みがあったのか」と診断を通して気づけるので、自己肯定感が得られます。
「ストレングス・ファインダー2.0」を利用するには、アクセスコード付きの本を購入するか、Webでアクセスコードを購入する、またはアプリをダウンロードするという3つの方法があります。
他にも自己分析の本について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
自己分析を転職活動に活かす3つのコツ
自己分析は順番通りにやることで自分の想いや感情を言語化できるのですが、さらに転職活動を効率よく進められるコツがあります。
そのコツを3つにまとめて以下で詳しく解説していきます。
原体験に紐付けるようにする
自己分析をおこなう際には、自分の原体験と紐付けるようにしましょう。なぜなら、原体験とセットにすることで、志望動機などがより具体的になるからです。また、自分だけでなく面接官の納得感も上がり、受かりやすくなります。
例えば、自分の実家が地方にあって旅館などの自営業をしていて、将来的に継ぐ可能性があり、その際に集客が重要になるので知見やノウハウを高めておきたいから広告業界へいきたい!というような感じですね。
ただ、実際にこの原体験がないと嘘をつくことになってしまうので注意しましょう。自分ならではの原体験を上手に持ち出して考えてみてください。
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マジキャリ独自の自己分析ワークでは、幼少期〜現在の出来事を振り返ります。
徹底的な自己分析をおこなうので、表面上の強みではなく、原体験に基づいた強み・弱みの発見やキャリアプランの作成ができますよ。
その場しのぎのようなキャリアプランではなく、原体験に基づいたキャリアプランを言語化できるので、面接官を納得させることができます。
転職に強いマジキャリは、「安心転職コース」の受講生の内定率100%の実績(22年4月〜10月の間に転職活動をおこない5社以上に応募したお客様が対象)もあるので、面接がなかなか通過しないと悩んでいる人におすすめです。
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自分自身を客観視できる工夫をする
自分の分析をするため、どうしても主観が入ってしまいます。なるべく主観が入らないように自分自身を客観視できる工夫は大切です。というのも自分では気づけない部分があるからです。
工夫の方法としては、自己分析の結果を友人や家族に話してみると良いです。友人や家族に話すことで、自分の分析結果と他の人の自分に対する印象がズレていないかを確認することができます。
ズレているようなら、もう1度時間をかけてじっくりと自己分析をおこなってみましょう。
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そんな時はマジキャリの利用をおすすめします。マジキャリであればキャリアのプロが親身になってあなたの自己分析をお手伝いしてくれますよ。
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1度でやらず細かく何回もやる
自己分析をやるぞ!と1度に集中してやってしまう人もいますが、細かく何回もやることが大切です。なぜなら、人間は感情的でそのときの感情によって、思考が左右されてしまう生き物だからです。
例えば、ネガティブな感情のときに自己分析をすると、本来の自分を見失ってしまいズレた分析結果になってしまいます。
正確な分析をするためには、1度だけではなく何回かに分けて自己分析をおこなうのがベストです。
回数を分けると時間がかかってしまい、面倒に感じるかもしれませんが、自分の人生を左右する転職活動に必要なことなので、丁寧にやることを心がけてみてください。
【応用編】定着して活躍できる会社を見つけるコツ
自己分析シートとキャリアビジョンの構造図の2つを活用すれば、転職の成功率は高まります。
しかし、ここで解説する応用編も押さえておくと、入社後に定着して活躍できる会社を見つけられるようになります。
末永
実は仕事を選択する際には、定着では「やりがいと苦痛」、活躍では「適性と志向性」を言語化し、それらを仕事選びに紐づけてマッチ度を高めることが大切になってきます。
定着
定着で重要なのは、自分自身のやりがいと苦痛を把握することです。
やりがいと苦痛の分析なんて今更やらなくても良いでしょ、と思う人もいると思います。しかし、自分が思っている以上に、自分自身のことを把握できていない人は多いものです。
具体的にどういうことなのか以下で説明しますね。
やりがい | 他人には重要ではないけど、自分にとっては仕事で強く動機付けを得られること |
---|---|
苦痛 | 他人には苦ではなくても、自分はツラく感じてしまうこと |
末永
このやりがいと苦痛の分析はキャリアを選択する上で、実はとても大切なことです。なぜならやりがいと苦痛からキャリアを考えていくと、どういう仕事を選べば良いのかわかってくるからです。
末永
やりがいと苦痛を把握する方法は、基本的に現職・前職をヒントに取り組むのがおすすめです。
以下の2つの質問から分析すると良いですね。
- 今の仕事で1番やりがいに感じるのはなにか
- 今の仕事で1番苦痛に感じるのはなにか
分析をする際に大切なのは冷静に振り返ることです。どんな仕事でもやりがいを感じたポイントは存在するので、それをノートに書き出しましょう。
書き出す際のポイントは因数分解を徹底的におこない、自分にとって何が重要なのかを特定することが大事です。また、ベストとワーストを絞り込むようにすると良いです。
適性・志向性
入社後に活躍できる会社であるかを把握するために大切なのは「適性」「志向性」の2つです。
適性と志向性とは何か以下にまとめてみました。
適性 | その人の特質によってうまくできること |
---|---|
志向性 | その人がキャリアや仕事に求める方向性と、所属する会社や仕事の方向性が合致しているか。その人独自の未来に向けた価値観とも言える |
自分の適性に合った会社や仕事を選べれば、早期にキャッチアップして成果を出せるようになります。また、志向性が会社や仕事の方向性と合致していれば、より早く成長して社内で活躍できるようになります。
末永
このように適性と志向性を自ら把握した上で、会社や仕事を選択できれば、入社後に活躍し続けられる可能性は高まるのです。
末永
適性と志向性の分析方法は、定着の分析と同じように前職・現職の仕事をヒントに絞り込むのがおすすめです。
例えば「営業の成績は常に上位だったので営業が向いている」としたとします。しかし、成果をあげるプロセスで具体的に何が得意だったのかまで深掘りすることが大切です。さらに「なぜ自分はそれが得意なのか」という理由まで分析しておくと、ここで言語化した適性を活かせる仕事を選べるようになります。
志向性の分析では「その仕事をする上で何が自分にとっての動機になるか」を言語化すると良いでしょう。仕事というよりかは、自分にとって人生レベルで印象深かった経験を洗い出し、その要因まで深掘りして共通事項を探していくのがポイントです。
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適性と志向性を見極めるには、「マジキャリ」がおすすめです。
適性は自分自身では意識せずとも得意に感じることのため自分では適性に気づいていない場合も多いです。
そのため自分の適性を知るためにはプロのキャリアコーチに相談することをおすすめします。
末永
また志向性があっているかを確認するには会社や仕事などキャリアに関する知識が必要になります。
その点もマジキャリのコーチは転職エージェント経験者のためキャリアに関する知識が豊富にあるためおすすめです。
やりたいことがわからないと悩むあなたへ
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マジキャリ
自己分析を通してキャリアのプロがあなたの適性や志向性を見つけ出します。
自分に合った"適職"を知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
転職活動で自己分析をおこなう際の注意点
ここでは、転職活動で自己分析をおこなう際の3つの注意点について解説していきます。
自己分析は自分探しではない
転職で必要な自己分析は自分探しではありません。あくまでも、転職してどうなりたいのかを考えるためにおこなうものです。
そのためにも、今どのようなスキルや経験を持っているのか、将来どうなりたいのか、面接でアピールできる強みは何かなどを明確にしてください。
自分探しをしても転職には役立てることができないので注意しましょう。
また自己分析をして満足している人もいますが、自己分析は転職活動に活かせなければやる意味がありません。
自己分析をおこなうだけで満足することなく、「あなたの強み」「強みをどのように活かすのか」「あなたに適した環境は何か」を満たした転職先を見つけることにつなげていきましょう。
具体性のない話はNG
具体性のない話だと説得力を持たせることができません。自己分析をおこなうときは、具体的なエピソードまで深掘りしていきましょう。
自己分析は、「自分のやりたいこととは?」「自分らしさとは?」といったあやふやなことを追求するのではなく、会社や仕事とのマッチ度を高めるための分析作業です。
そのためにも、時間軸に沿ってあなた自身を深掘りし、回答に一貫性を持たせることが大切です。
あやふやで具体性のない回答では、採用担当者にあなたをアピールすることができないほか、転職後のミスマッチの原因となります。
時間軸に沿ってあなた自身を深掘りし、具体的なエピソードとすることが大切です。
第三者からの視点を取り入れる
自己分析には第三者の視点を取り入れてください。
先ほどもお伝えしたように、自己分析を自分一人でおこなうとバイアスが掛かり本当の強みを見つけることができない可能性があります。自己認知と他者から見たあなたにはギャップがあるからです。
本当の強みを見つけるためには他者から見たあなたを知らなければなりません。自己分析をおこなうときは第三者の視点を積極的に取り入れてください。
転職活動の自己分析にお困りのあなたへ
末永
この記事を最後まで読んでくれた20代の人限定で特別なオファーがあります。
ここまでご紹介したとおり転職活動における自己分析というのは非常に重要なものとなります。
なぜなら、自己分析をして自分のことをきちんと理解しておかないと、求人紹介をされても求人を選定できず、面接の際にも質問に対して自分の言葉で一貫した回答ができずに転職活動に苦戦してしまうからです。
また、自己分析をきちんとせずに内定を獲得したとしても、入社しても「何か思ったのと違うな」などとギャップに悩み再度転職を考えるという負のループから抜け出せなくなってしまいます。
末永
このような理由から転職活動における自己分析は重要になってくるのですが、この記事を読んでいる多くの人が正直、自己分析はしたことあるがうまくいかなかったという人がほとんどなのではないでしょうか?
なぜなら巷に溢れる自己分析法のほとんどが転職に特化したものではなく、単純に自分を知るためのものであることがほとんどだからです。
そのため、自己分析をしたとしてもそれをどう転職や今後のキャリアに活かしたらいいかがわからず曖昧なまま終わってしまいます。
末永
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マジキャリは転職エージェントも運営しているアクシスが運営しているため転職に関するノウハウがどのキャリアコーチングサービスよりも豊富にあり、その独自のフレームワークを活用してプロのキャリアコーチと一対一で深く丁寧に自己分析をおこなうことができます。
そのため、転職やキャリアを考えた自己分析をすることができ、心の底から納得のいく転職活動の実現だけでなく入社後の定着・活躍、そして将来のありたい姿までをトータルで考え実現していきます。
転職活動では経験が重要視されるため若ければ若いほどポテンシャルを見てもらえ、自分のやりたいことに近づける転職を成功させる可能性は高まります。
なんとなく仕事にもやもやしているであったり将来のキャリアに不安を抱えているといった若い人におすすめのサービスになっています。
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20代の人であれば企業もポテンシャルで採用してくれるので、就活を失敗してしまった、現職が向いていないといった悩みを抱える人もこれまでのキャリアを変えてありたい姿を実現できるチャンスがまだまだあります。
人生において一番若い日は今日という言葉もあるように、キャリアについて手遅れになる前にお早めに一度無料相談をしてみてください。
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そもそも自己分析とは、「将来的に自分のありたい姿」と「面接で自分が面接官に話す志望動機」を見つける分析作業です。