初めての転職 やり方

初めての転職は何から始める?やり方と流れを解説

    初めての転職は「何から始めればいいの?」と不安になって当然です。周りに相談できる人が少なく、進め方もやり方もわからないまま立ち止まってしまう人は少なくありません。

    この記事では、新卒の就活との違いから、転職活動の流れとスケジュール、失敗しないコツまで、初めての転職で押さえるべきポイントをキャリアのプロが順を追って解説します。読み終えたときに、迷わず一歩を踏み出せる状態を目指しましょう。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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初めての転職で不安になるのは当然|まず知ってほしいこと

初めての転職で強い不安を感じるのは、ごく自然なことです。周りに同じ立場の人が少なく、正解が見えないまま動き出すからです。

初めての転職でよくある8つの不安

初めての転職で多くの人がつまずくポイントは、実はある程度共通しています。私たちキャリアアドバイザーが日々相談を受けるなかで、特によく挙がるのが次の8つの不安です。

自分に当てはまるものがないか、確認してみてください。

初めての転職でよくある8つの不安

  • そもそもどう活動を進めればいいか分からない

  • 自己分析ができている気がしない

  • 面接対策の仕方が分からない

  • そもそも自分が評価されるのか不安

  • 自分に合う仕事が分からない

  • 会社の探し方や内部事情が分からない

  • 退職交渉の進め方が分からない

  • 活動する時間を作れない

大切なのは、これらの不安は情報と準備でほとんど解消できるものだと知ることです。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

不安が多いのは、それだけ真剣にキャリアと向き合っている証拠です。8つ全部に当てはまっても心配いりません。


まずは書籍やYouTubeで中途市場の感覚をつかんだり、転職した知人に話を聞いたりするだけでも、不安はぐっと小さくなりますよ。

「転職活動」と「転職」は違う|まず動いて情報を得ることから

覚えておいてほしいのは、転職活動を始めることと実際に転職することはまったく別だという点です。活動を始めても、必ず転職しなければならないわけではありません。求人を見て、エージェントに相談して、それでも今の会社がいいと判断すれば、残る選択も立派な結論です。

初めての転職では、この心理的なハードルの高さが最初の壁になります。まずは情報を集めて自分の市場価値を知るだけでも、大きな一歩です。動いて情報を得ることで、辞めるべきかという漠然とした悩みが、具体的な判断材料に変わっていきます。

【ここが新卒と違う】初めての転職で最初に知るべき3つの違い

初めての転職で最もつまずきやすいのが、新卒の就活の感覚のまま活動を進めてしまうことです。中途採用は新卒とルールが大きく異なり、ここを理解しないまま進めると空回りしてしまいます。

まずは押さえておきたい3つの違いから解説します。

比較項目 新卒の就活 初めての転職(中途)
採用の見られ方 ポテンシャル重視 即戦力性を重視
選ぶ軸 業界から考える 職種を主軸に考える
内定の回答期限 長め・調整しやすい 2〜3日〜1週間と短い
競争相手 同じ新卒 経験1年〜10年超の経験者

中途は「即戦力性」で見られる

1つ目の違いは、中途採用では一定の即戦力性が急に求められる点です。新卒はポテンシャル採用ですが、中途は「今すぐ何ができるか」を問われます

さらに、競争相手が経験者になるのも大きな変化です。1つの椅子を、経験1年の人から10年以上のベテランまで、多様な人と奪い合うことになります。だからこそ、自分がこれまでの仕事で培った力を具体的に語れるかどうかが勝負を分けることになります。

実績が少なくても、業務で工夫したことや学んだ姿勢は立派な武器になるので、経歴に自信がなくても悲観する必要はありません。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

即戦力といっても、完璧なスキルが必要なわけではありません。企業は「入社後に活躍してくれそうか」を見ています。


今の仕事での経験を、応募先でどう活かせるかを伝えることができれば、経験が浅くても十分に評価されますよ。

新卒は「業界選び」、中途は「職種」が主軸

2つ目の違いは、選び方の軸です。新卒の就活は「どの業界に入るか」から考える人が多いですが、中途の転職は「どの職種で力を発揮するか」を主軸にするとシンプルに考えられます。

なぜなら、中途採用は職種単位で募集され、これまでの経験と結びつけて評価されるからです。

「営業として成果を出してきたから、次も営業の力を活かせる環境を選ぶ」というように、職種を軸に据えると、迷いが一気に減ります。業界はそのあとで絞り込めば十分です。自分の経験を職種の言葉で棚卸ししておくと、求人選びも面接での受け答えもぐっと楽になります。

内定の回答期限が短く、延長しにくい

3つ目の違いは、内定の回答期限が新卒より短いことです。中途採用では、内定から回答まで2〜3日から1週間程度が一般的です。

新卒の感覚で「他社の結果が出揃うまで1ヶ月待ってほしい」と希望しても、企業目線に立てていない要望として通りにくいのが実情です。中途市場では、複数社の選考スケジュールを自分で近づける工夫が必要になります。応募のタイミングをそろえ、面接の日程をまとめて組むことで、複数の内定を比較しやすくなります。市場のスケジュールに自分を合わせる意識を持っておきましょう。

こうした中途市場のルールは、一人で調べているとなかなか実感がわかないものです。自分の経験が中途市場でどう見られるのか、職種の軸をどう定めればいいのかは、市場を熟知したプロと壁打ちしながら整理するのが近道です。

中途市場での自分の立ち位置を客観的に知りたい人は、エージェントの無料面談から始めてみてください。

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初めての転職は何から始める?最初にやるべき準備

初めての転職で最初にやるべきなのは、いきなり求人に応募することではなく、自分の軸と現状を整理する準備です。ここを飛ばすと、応募先選びも面接もぶれてしまいます。

準備の4つのステップを順に見ていきましょう。

転職の目的(軸)を言語化する

最初のステップは、なぜ転職したいのかという目的を言葉にすることです。ここが曖昧だと、求人を見ても選べず、面接でも説得力が出ません。

ポイントは、現状への不満だけで終わらせず、どうなりたいかまで踏み込むことです。たとえば残業が多いのが嫌で止めず、家族との時間を確保しながら成果で評価される環境で働きたい、というところまで言語化します。逃げたい理由と、目指したい状態の両方を書き出すと、転職の軸がはっきりします。この軸が、このあとの企業選びや面接の一貫した判断基準になります。

キャリアの棚卸しで強み・弱みを整理する

次に、これまでの仕事を棚卸しして、自分の強みと弱みを整理します。中途採用では経験が評価の中心になるため、この作業が土台になります。

やり方はシンプルで、担当した業務、工夫したこと、成果、そこで身につけた力を時系列で書き出していきます。数字で語れる成果があれば具体的に、なければ「どう取り組んだか」というプロセスを丁寧に振り返ります。自己分析の進め方に迷ったら、体系的な手順を解説した記事も参考にしてください。

希望条件に優先順位をつける

3つ目は、希望条件に優先順位をつけることです。年収、勤務地、仕事内容、働き方など、すべてを満たす会社はまず存在しないため、譲れない条件と妥協できる条件を分けておく必要があります。

おすすめは、条件を3つ程度の「絶対に外せないもの」に絞ることです。優先順位が明確だと、求人を効率よく取捨選択でき、内定が出たときの判断も早くなります。逆にすべてを求めると、いつまでも決められず活動が長期化してしまいます。

最初から完璧な会社を探さない

意外と大切なのが、最初から完璧な会社を探そうとしないことです。準備の段階で情報を集めすぎると、選択肢が多すぎて疲れてしまい、かえって判断が鈍ってしまいます。

初めての転職では、まず数社の選考を進めながら、自分の希望や基準を少しずつ具体化していくほうが精度が上がります。実際に面接で話してみて初めて「自分はこういう環境が合う」と気づくことも多いものです。

準備は8割で動き出し、残りは活動しながら整えるくらいの気持ちがちょうどよいです。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

完璧な準備を目指すほど、動けなくなってしまう人をよく見かけます。情報は集めすぎると、かえって迷いのもとになります。


自己分析も一人で抱え込まず、壁打ちの相手を見つけるのが近道です。人に話すなかで、自分でも気づかなかった強みが見えてきますよ。

初めての転職活動の流れとスケジュール

初めての転職活動は、全体の流れとスケジュールを先に把握しておくと、迷わず進められます。

転職活動は準備から入社まで大きく6つの段階に分かれ、在職中なら3ヶ月から半年ほどが1つの目安です。ここでは全体像と、最初の1ヶ月の動き方を具体的に解説します。

転職活動の全体像(準備から入社まで)

転職活動は、次の流れで進みます。まず全体像をつかんでおきましょう。

転職活動の全体像

  1. 準備(自己分析・キャリアの棚卸し・軸の言語化)
  2. 情報収集(求人チェック・エージェント登録)
  3. 応募・書類選考(履歴書・職務経歴書の作成)
  4. 面接(複数回・日程調整)
  5. 内定・条件確認(回答期限への対応)
  6. 退職交渉・引き継ぎ・入社

この流れのなかで初めての人がつまずきやすいのは、準備と退職交渉です。準備を丁寧に行い、内定後の動きまで最初にイメージしておくと、あとの工程がスムーズになります。

最初の1ヶ月の動き方

在職しながら進める場合、最初の1ヶ月は週ごとに区切って動くと無理なく進められます。エージェントが相談者にお伝えしている、現実的な進め方が次のとおりです。

時期 やること
1週目 キャリアの棚卸しをして、職務経歴書を作成する
2週目 自己分析を3〜5日ほどで進め、並行して求人を見てエージェントに登録する
3週目 エージェントと2〜3社面談し、職務経歴書を修正、応募企業を選び、面接対策の全体像をつかむ
4週目 応募をスタートする(面接対策は応募後に都度進めてよい)

あわせて、現職の繁忙期や退職規約、引越しの有無なども早めに確認しておくと、後半で慌てずに済みます。応募は準備が完璧になってからではなく、8割の状態で始め、進捗があるごとに残っている部分を詰めていくようにしましょう。

転職活動にかかる期間の目安

転職活動にかかる期間は、在職中で3ヶ月から半年ほどが目安です。ただし、これはあくまで平均的な感覚で、人によって差があります。

希望条件が明確で職種の軸が定まっている人ほど短くなり、方向性を探りながら進める人は長くなる傾向があります。焦って短期間で決めると後悔につながりやすく、逆に長引かせすぎると現職への集中力が落ちてしまいます。

逆算でスケジュールを組む考え方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

末永雄大

末永

メガホン スケジュールで意識したいこと

期間はあくまで目安です。焦って決めても、ずるずると長引かせても後悔につながりやすいものです。


だからこそ、自分なりの区切りを決めて動くことを意識してみてください。ゴールの時期を先に置くと、日々の動きに迷いがなくなりますよ。

【ステップ別】初めての転職を成功させる進め方のコツ

準備と流れをつかんだら、次は各ステップを成功させるコツです。情報収集から退職まで、初めての人が押さえておきたいポイントを段階ごとに解説します。

気になるステップから確認してみてください。

情報収集・求人の探し方

情報収集では、転職サイトと転職エージェントを使い分けるのがコツです。自分のペースで幅広く求人を見たいなら転職サイト、非公開求人の紹介や選考対策までサポートしてほしいならエージェントが向いています。

初めての転職では、両方を併用して視野を広げるのがおすすめです。求人票を読むときは、給与や勤務地だけでなく、仕事内容や求められる経験まで具体的に確認しましょう。ここを読み込んでおくと、入社後の「思っていた仕事と違う」というギャップを防ぎやすくなります。どうしても分からないときには、担当のキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

履歴書・職務経歴書の書き方

書類選考を通過する鍵は、職務経歴書に定量的な成果と具体例を盛り込むことです。中途採用では、経歴を通じて即戦力性を判断されるため、抽象的な自己PRだけでは伝わりません。

よくある失敗が、感情に寄せてエモく書いてしまうことと、長すぎたり短すぎたりする分量です。「何を担当し、どう工夫し、どんな成果が出たか」を、数字を交えて簡潔にまとめるのが基本です。

書き方の詳しい手順は、職務要約の書き方や、履歴書と職務経歴書の違いを解説した記事も参考にしてください。

面接対策

面接では、転職理由と志望動機に一貫性を持たせることが最も大切です。「なぜ辞めるのか」と「なぜこの会社か」がつながっていると、説得力が生まれます。

逆質問も評価されるポイントなので、企業研究をもとに具体的な質問を3つほど用意しておきましょう。

面接で気をつけたいこと

面接の当日キャンセルは、病気などやむ負えない場合を除き、信頼を大きく損なうため厳禁です。

日程は無理のない範囲で組み、体調管理も含めて誠実に臨むことが、初めての転職では特に効いてきます。

内定後の条件確認と回答期限への対応

内定が出たら、条件をしっかり確認してから回答するようにしましょう。ここで詰めが甘いと、入社後に給与や勤務条件の齟齬が生まれてしまいます。

給与、残業、勤務地、仕事内容などは、口頭ではなく書面で確認するのが安心です。前述のとおり中途の回答期限は短いため、複数社を比較したいなら、応募のタイミングをそろえて選考の足並みを近づけておく工夫が効きます。迷ったら、条件を整理して優先順位に照らして判断しましょう。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

エージェントを利用している場合、自社エージェントを通して入社してほしいため、魅力的な口説き文句を使ってきます。

一時の感情に流されず、自分が譲れないものから客観的に判断するか、一緒に整理してもらえるエージェントを頼るようにしましょう。

円満退職・引き継ぎ

最後のステップが、円満退職と引き継ぎです。退職の意向は、遅くとも1ヶ月前までに直属の上司へ伝えるのが基本です。就業規則で申告時期が定められている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

初めての退職交渉では、引き止めにあって弱腰になり、辞められなくなってしまう人もいます。

基本的に会社には引き留める法的根拠はないため、なぜ辞めたいと思ったのかを改めて確認しましょう。その上で後任が困らないよう配慮することは大切です。

ここまで見てきたように、初めての転職は自己分析や書類作成、面接対策など、一人だと市場の基準からずれやすい工程が続きます。プロのキャリアアドバイザーに壁打ち相手になってもらうと、自分の強みが市場でどう評価されるかを正しく把握でき、選考を有利に進められます。

書類や面接を客観的に見てもらいたい人は、無料相談を活用してみてください。

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働きながら?辞めてから?初めての転職は在職中が基本

初めての転職は、在職中に進めるのが基本です。収入が途切れないため経済的な焦りがなく、条件を妥協せずにじっくり選べるからです。

ここでは在職中に進めるメリットと、忙しくても活動を回すコツを解説します。

在職中に進めるメリット

在職中に活動する最大のメリットは、収入の安心感です。給与が入り続けるため、生活の不安から焦って妥協した転職をする、という失敗を避けられます。

また、今の会社に残るという選択肢を持ったまま活動できるのも強みです。他社を見て比較することで、現職の良さに気づくこともあります。心の余裕があると、面接でも落ち着いて自分を表現でき、結果的に良い条件を引き出しやすくなります。

メリット 在職中に転職活動を進めるメリット

  • 収入が途切れず焦らずに選べる
  • 今の会社に残る選択肢を持てる
  • 心に余裕が生まれ好条件を引き出しやすい

忙しくても時間を作る・面接日程を調整するコツ

在職中の悩みは、活動する時間をどう作るかです。ポイントは、まとまった時間を確保しようとせず、スキマ時間を活用することです。

求人チェックや情報収集は通勤時間や昼休みに、書類作成は週末にと、作業を細かく分けると無理なく進みます。面接は、平日夜やオンライン対応の企業を選んだり、有給を半日単位で使ったりすると調整しやすくなります。

エージェントに日程調整を代行してもらうのも、時間のない人には効果的な手段です。

現職に配慮した進め方の注意点

在職中に活動するときは、現職への配慮も忘れないようにしましょう。転職活動が今の会社に伝わると、居心地が悪くなるリスクがあるためです。

具体的には、次の基本を守ることが大切です。

在職中に守りたい注意点

  • 社内で転職の話をしない

  • 会社のパソコンやメールで活動しない

  • 面接のための欠勤を不自然に続けない

あくまで現職の業務をきちんとこなしながら進めることが、円満退職にもつながり、結果的に自分を守ることになります。

初めての転職でやりがちな失敗と後悔しないコツ

初めての転職には、経験者なら避けられる典型的な失敗パターンがあります。まずは代表的な5つの失敗と後悔しないコツを一覧で確認し、そのうち初めての人が特に陥りやすい2つを詳しく見ていきましょう。

よくある失敗 後悔しないコツ
勢いで辞めてから動く 在職中に不満を言語化してから動く
新卒の感覚のまま進める 中途は即戦力・職種軸と理解する
自己分析が浅い・軸がブレる 掘り下げは深く、決めるのは自分軸
1社目の失敗を振り返らない 原因を言語化し次の基準にする
条件確認・退職交渉でつまずく 条件は書面確認・意思は毅然と伝える

勢いで辞めてから動く

最も多い失敗が、勢いで辞めてから転職活動を始めることです。無職の期間ができると経済的に焦り、妥協した会社を選んでしまいがちだからです。

とくに注意したいのが、今が嫌だからという理由だけで動く現実逃避的な転職です。何から逃げているのかを言語化しないまま動くと、次の会社でも同じ不満が再現されやすくなります。まずは在職中に、自分が何に不満を感じているのかを整理してから動き出しましょう。

1社目の失敗を振り返らず繰り返す

もう一つ見落としがちなのが、1社目でうまくいかなかった原因を振り返らないまま、次を選んでしまう失敗です。原因が曖昧なままだと、同じミスマッチを繰り返してしまいます。

とくに2社目こそ慎重に選ぶことが大切です。1社目が短期離職で、2社目もすぐ辞めると、定着性を疑われて選考が一気に不利になります。前職で何が合わなかったのかを具体的に言語化し、それを次の会社選びの基準に反映させましょう。なお、新卒との違いや自己分析、条件確認や退職交渉のコツは、前の章でも触れたポイントが土台になります。

見落としがちな「転職後」の不安と乗り越え方

初めての転職では、内定がゴールだと思いがちですが、本当の勝負は入社後です。転職後の立ち上がりに不安を感じるのは自然なことで、あらかじめ心構えを持っておくと、スムーズに新しい環境に馴染めます。

入社直後は、前職とのやり方の違いに戸惑うのが普通です。最初の3ヶ月は成果を焦らず、まずは新しい会社の進め方やルールを吸収する期間だと捉えましょう。分からないことは早めに質問し、小さな信頼を積み重ねることが、立ち上がりを早めます。

もし「思っていた仕事と違う」と感じても、すぐに転職を考える前に、その原因を整理することが大切です。入社前の情報収集や条件確認を丁寧に行っておけば、こうしたギャップは大きく減らせます。転職後の不安まで見据えて準備することが、本当の意味で「すべらない転職」につながります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

転職後に多少のギャップを感じるのは、誰にでもあることです。大事なのは、それを一人で抱え込まないことです。


入社前に仕事内容や条件をしっかり確認しておけば、大きなミスマッチはほとんど防げます。準備の段階から、入社後の姿までイメージしておきましょう。

初めての転職に関するよくある質問

初めての転職でよく寄せられる質問をまとめました。

初めての転職は何から始めればいい?

まずは転職の目的を言語化し、キャリアの棚卸しで強みと弱みを整理することから始めます。いきなり応募せず、自己分析と情報収集で土台を作るのが失敗しないコツです。

初めての転職にかかる期間の目安は?

在職中に進める場合、3ヶ月から半年ほどが目安です。ただし人によって差があり、職種の軸が定まっている人ほど短くなる傾向があります。

焦らず自分のペースで進めましょう。

初めての転職と新卒の就活は何が違う?

中途は即戦力性で見られ、職種を主軸に選ぶ点が新卒と大きく異なります。内定の回答期限も2〜3日から1週間と短く、新卒の感覚のままだとズレが生じやすいです。

未経験の業種・職種に転職できる?

可能です。ただし中途は経験が評価の中心になるため、これまでの仕事で培った力を、応募先でどう活かせるかを言語化できるかが鍵になります。20代なら挑戦の余地は広がります。

転職活動は会社にバレる?

基本的な配慮を守れば、まず問題ありません。社内で転職の話をしない、会社のパソコンやメールを使わない、面接の欠勤を不自然に続けないことを徹底しましょう。

働きながら?辞めてから?どちらがいい?

初めての転職は在職中が基本です。収入が途切れないため焦らず選べて、妥協した転職を防げます。今の会社に残る選択肢を持ったまま活動できるのも強みです。

転職サイトと転職エージェントはどう使い分ける?

自分のペースで幅広く求人を見たいなら転職サイト、非公開求人の紹介や選考対策まで受けたいならエージェントが向いています。初めてなら両方の併用がおすすめです。

初めての転職が怖い・不安なときは?

不安は情報と準備で軽減することができます。書籍やYouTubeで中途市場の感覚をつかんだり、転職した知人やプロに相談したりすることから始めてみましょう。

内定が出たら何日以内に回答すればいい?

中途採用では2〜3日から1週間程度が一般的です。複数社を比較したい場合は、応募のタイミングをそろえて選考の足並みを近づけておくと、落ち着いて判断できます。

退職はいつ・どう伝える?

遅くとも1ヶ月前までに直属の上司へ伝えるのが基本です。就業規則で申告時期が決まっている場合もあるため、事前に確認しましょう。感謝を伝えつつ意思は毅然と示すことがポイントです。

初めての転職のまとめ

初めての転職で不安になるのは当然ですが、その多くは正しい情報と準備で解消できます。まずは新卒との違いを理解し、転職の軸を言語化して、流れとスケジュールに沿って一歩ずつ進めれば、迷いは具体的な行動に変わっていきます。

とはいえ、自己分析や書類、面接対策は一人だと市場の基準からずれやすい工程です。中途市場での自分の見られ方を客観的に知り、職種を軸に迷わず選考を進めたい人は、プロのキャリアアドバイザーを壁打ち相手にするのが近道です。

末永雄大

末永

メガホン 初めての転職を後悔しないために

初めての転職は、誰でも不安なものです。大切なのは、完璧を目指して立ち止まることではなく、情報を得ながら一歩ずつ動き出すことです。


一人で抱え込まず、キャリアのプロと一緒に進めれば、自分の強みが市場でどう活きるかが見えてきます。まずは無料の相談から、気軽に始めてみてください。

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