転職準備の第一歩!転職スケジュールの正しい立て方

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アクシス株式会社 代表取締役 末永雄大
新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。 2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。 ■Yahoo!ニュース(個人):IT/キャリアコンサルタントが語る「働き方3.0」 ■オールアバウトガイド:「キャリアプラン・転職ノウハウ」ガイド

こんにちは、自立型人材の転職・キャリア支援に特化した転職エージェント、末永雄大です。

転職活動の進め方ってイメージしにくいですよね。

「転職の準備って、何から手をつければいいの…?」
「転職活動ってどう進んでいくの…?」
と相談を受けることがよくあります。

今回は、「転職の準備、何から始めればいいのかわからない!」という方に向けて、転職スケジュールの立て方についてお話しします。

ズバリ、転職準備の第一歩は「スケジュールを立てる」こと!

「このぐらいの時期に転職したいなあ…」というような、大まかなスケジュール感をお持ちかとは思いますが、もう少し踏み込んでスケジュールを立てる、もっといえば細かくスケジュールを想定しておくと、だらだらと転職活動せずに済みます。

あとで後悔するような転職をしないためにも、あらかじめスケジュールを立てて、取るべき行動を明確化しておくことをお勧めいたします。

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一般的な転職活動の期間は3ヶ月~6ヶ月

一般的には転職活動の期間というのは現職の方であれば3~6か月と言われています。もちろんこれより長くなる場合もあるでしょうし、短くなるケースも想定されますが、目安としてはこのくらいの期間が相当であると考えられています。

なぜ、上記の期間が相当なのかというと、現状だと20代、30代でエントリーできる求人数というのは(ご経験にもよりますが、)一定数存在しています。そのような中で、いたずらに転職活動が長引くと、「転職市場で評価されていない人材なのでは…」と採用側に懸念を抱かれ、内定の獲得が難しくなります。

とはいえ、現職の方であれば退職交渉・入社まで一般的には最低でも3ヶ月程度必要となるのも事実です。そのため、「転職したい」と思ったら早めに行動を開始しましょう!

転職のスケジュールは逆算して立てるべし!

転職スケジュールは必ずしも実現できるとも限りませんが、「いつまでに転職をする」ということを明確にし、逆算してスケジュールを立てることが重要です。

例えば、12月の賞与をもらって転職したいと考えている場合、入社日を1月1日に設定するとします。そうなると、退職交渉はおそらく11月中旬から後半が相当となります。ここまでに内定・内定承諾になるということを考えるならば、11月上旬~中旬には内定の獲得が必要になるでしょう。業界未経験の転職をするのであれば、最低5~6社は受けておきたいところなので、週1~2の面接を受けるとなれば、やはり10月頭から転職活動を開始しなければならないということになります。

このように、逆算してスケジュールを立てることで、転職活動の進捗を自分自身で管理することができます。

また、スケジューリングする際に

  • スケジュールが遅れた場合、どんな問題が発生するのか
  • イメージ通りに進まなかったら、どう対策すべきか

という点を考えやすいので、「理想の転職の実現を不可能とする危機」を事前に回避できるという点にメリットがあります。このようにスケジュールを立てることにより、多少の計画のずれが発生したとしても、行き当たりばったりで転職をせずに済むのです。

逆算せずに転職してしまった場合、以下のような事態が起こる可能性があります。

  • 無計画に退職してしまったために、急いで転職先を見つけなくてはいけない羽目になり、転職先を吟味する時間がなかった
  • 「とりあえず内定をもらった」ので転職してみたが、結局自分に合わず、また転職することになってしまった
  • 退職交渉や引き継ぎがスムーズに進まず、肉体的・精神的にヘトヘトのまま転職することに

そうならないためにも、ボトルネックとなるフェーズにかかる日数等をしっかりイメージし、転職目標の日付を決めたうえで逆算したスケジュール組成を行ってください。

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転職のスケジュールの立て方

では、どのように転職のスケジュールを立てたら良いのか転職計画のポイントについてお話ししたいと思います。具体的には下記4つのステップで決めるとよいです。

① 入社時期を決める 

新しい職場にいつ入社したいかを決めましょう。入社する時期が決まれば、いつまでに内定を獲得しなければならないかが決まります。ちなみに内定が出てから入社まで企業が待ってくれる期間は1~2ヶ月がほとんど。長くても3ヶ月というのが通例です。3か月待ってもらうというのは現実的でないケースが多いので1か月、1か月強と考えておくのがよいでしょう。なお、会社によっては月初でしか入社できない会社が多いので、入社日は月初めというスケジュール設定を行うのがセオリーです。

② 退職時期を決める

①から逆算していつ、退職したいかを決めましょう。また、退職に必要な期間も計算しておきましょう。「退職届は退職日の1か月前までに」というように、退職をいつまでに申し出るようにという「締め切り」が就業規則で定められているので、事前に就業規則を必ず確認しておく必要があります。

通常は2週間前~1ヶ月前に「締め切り」が設定されている企業が多いですが、企業によっては「3か月前」など、もっと早い時期に締め切りを設定しているケースもあります。これが適法なのかという議論はありますが、早めに対処法を講じることができるようにするためにもこの段階で知っておきましょう。

③ 応募し始める時期を決める

①で内定を獲得したい期間が決まれば、そこから逆算していつ頃から企業に応募し始めればいいかがおおよそ決まってきます。

ちなみに、エントリーしてから内定が出るまでは一般的には1ヶ月前後という企業が多いのが現状です。ただし、この点についても企業による部分が多いので、転職エージェントにはスケジュール感を聞いておくといいでしょう。

併せて、企業への応募は1社単独で行うというよりは複数社同時並行で行ってください。複数社同じタイミングで応募すると、似たようなスケジュールで複数の選考を進められるため、求人を比較しながら転職活動を進めることができます。また、1つの選考が進んでいると、採用活動を早々に終了させたい企業も、あなたの選考に合わせて、選考スピードを上げてきます。

そのため、結果内定獲得までの時間を短縮することができますし、比較しながら進められるので納得感のある意思決定ができます。また、複数の面接を受けることで、反省点を次の選考に生かしやすくなるなど、面接技術の向上を図ることができるという点でもメリットがあります。

ただし、注意すべきことは、原則大半の会社の面接は平日の日中に入ることです。営業職の方であれば、外出の隙間時間に受けるということもできるでしょう。しかし、バックオフィスなど自身の行動に裁量を持てない方は、1つの面接に合わせて休みを設定し、その日程で集中的に組むといったスケジュール調整も重要となります。

このような観点からも、複数応募は特に未経験業界・職種の方にとっては重要であることも併せて認識をしておきましょう。

④ 事前準備を始める時期を決める

企業への応募をスタートする日が決まれば、いつから準備し始めるべきかが決定します。自己分析などの事前準備や企業研究等の情報収集がしっかりできていれば、応募や選考がスムーズに進むため、転職に向けて動き始める時期は早いことがベストです。

ただし、上記の感覚がわからない場合は、履歴書・職務経歴書を作成の上、転職エージェントに行くことが手っ取り早いといえます。おおよそのイメージが固まった段階でエージェントにスケジュール感を伝え、転職活動の進め方についてアドバイスをもらうのもよい方法です。

転職活動の大まかなスケジュール

以下は転職活動は以下の4ステップで進んでいきます。()は3ヶ月で進める場合の目安です。

  1. 事前準備(2週間)
  2. 情報収集・応募(2週間)
  3. 面接・内定獲得(1ヶ月)
  4. 退職準備(1ヶ月)

以下、それぞれのステップでやるべきことについて、書いていきます。

⑴事前準備

やるべきことは以下の3つです。

①スケジュールを立てる

兎にも角にも、まずスケジュールを立てましょう!
退職時期や退職までにかかる期間を明確にし、内定を獲得する時期の目標や企業応募を始めるタイミングを、おおよそでいいので設定しましょう。
決めておかなければならな項目は先述の通り、以下の4項目です。

  • 入社時期
  • 退職時期
  • 企業に応募し始める時期
  • 事前準備を始める時期

②転職の目的の明確化

なぜ、転職をしようと考えているのか、転職先を選定するにあたり何を重要視するのかを「見える化」させましょう。転職の目的をはっきりさせておくことで、ミスマッチによる再転職を防ぐことができます。

▶︎▶︎その転職理由で本当に大丈夫?

③キャリアの棚卸し・自己分析

あなたが今までどんな成果を出してきたのか、また、その成果を出すためにどのようなことを行ってきたのか「棚卸し」してみてください。そこから企業に売り込める、あなたのストロングポイントも明確化してきます。

▶︎▶︎転職は、自己分析をすることで失敗を防げる?

⑵情報収集・応募

この情報収集ステップにおいてやるべきことは以下の3つです。

①書類作成

履歴書・職務経歴書の作成を行ってください。志望動機や自己PRの作成もこのタイミングです。企業ごとに内容を変えられるとベストではありますが、まずは横断的な内容を作成しておけば良いでしょう。

▶︎▶︎【これだけ読んでおけばOK!】転職活動の履歴書・職務経歴書の書き方、プロの視点で伝授します。

▶︎▶︎志望動機を書けない20代転職者の方たちへ(第一回)

▶︎▶︎転職エージェント直伝!自己PRの書き方・伝えるときのコツ

②業界・企業研究

面接官は事業内容や企業の理念について知っているという前提で質問をしてきます。そのため、内定獲得のためには入念な業界・企業研究が欠かせません。企業研究には「最低限調べておくべきこと」と「プラスαで知っておくべきこと」があります。効率的に企業研究を進めるには「転職する目的・転職によって実現したいこと」を明確化しておくことが重要です。

▶︎▶︎【志望企業が決まったその後に】面接前にやりましたか?企業研究

③求人情報収集

求人情報の収集方法には転職エージェントや求人サイト、ハローワークなど様々な方法があります。それぞれのメリット・デメリットがまとめましたので、自分にあった方法を選ぶ際の参考にしてくださいね!

▶︎▶︎求人情報の集め方6つ!【メリット・デメリットまとめました!】

⑶面接・内定獲得

このステップでやるべきことは以下の2つです。

①マナーの確認

知っているようで、意外と間違えてしまうのが面接マナーです。「受付」「控え室」「入室」「面接中」「退出」の5つのシーンに分けて、面接時のマナーを解説しています。服装や持ち物、振る舞いについて意識すべきこともまとめましたので、ぜひお読みください!!

▶︎▶︎転職面接時に気をつけるべき基本マナー!!4シーンに分けて解説!!

②質問への解答作成

面接であらゆる質問がなされますのでその想定質問と回答についてあらかじめ考えておくと回答がスムーズになります。転職率、志望理由、自分が売りたいポイントは特に重要なので、全てを網羅する時間がないなどの場合は、この点だけをとにかく明確にしておくとよいでしょう。

▶︎▶︎【保存版】転職面接で質問される面接質問例、全て教えちゃいます

⑷退職準備

次のステップは、退職準備です。以下の手順を順番に進めていきましょう。

1、退職プランを立てる

まず、退職する日程を決めましょう。

退職日を決める際には、退職活動を円満に行えるよう、会社の繁忙期を避けることが大切です。

次の転職先が決まっている場合は、入社日に近い日程で退職日を設定しましょう。あまり間をあけてしまうと、健康保険や年金の支払いを自分でしなければいけなくなってしまいます。

転職先が決まっていない場合は、賞与をもらえるタイミングや有給休暇の消化を鑑みて退職日を設定しましょう。

2、退職の意思表示をする

退職日を決めたら、直属の上司に退職の意思を伝えましょう。ポイントは以下の3点です。

・口頭で伝える

・人目のつかないところで伝える

・辞める意思が固いことを「はっきりと」伝える

直属の上司にメールでアポをとり、周りから声が聞こえない場所で退職の意思を伝えましょう。また、引き止めに合った際は、退職の意思が固いことをはっきり伝えましょう。

上手に退職を切り出す自信のない人は是非こちらの記事をお読みください!

▶︎▶︎円満退職の切り出し方

3、上司と話し合いおよび退職願の提出

引継ぎの際にはさまざまな人との調整が必要なため、上司と相談したうえで退職日を決定します。退職日を決めたら、退職願を提出するタイミングを上司に確認しましょう。

また、公的な手続きについても確認しておきましょう。公的な手続きとは、これまで会社が代行して支払いしてくれていた税金・年金・健康保険等のこと。退職に伴い、脱退したり、別の仕組みに加入したりする手続きが必要になりますので、提出書類や行うべきことを確認しましょう。

4、引継ぎ業務

滞りなく引継ぎできるよう、スケジュールを作成し、後任の人に業務を伝えましょう。

5、物品の返却・挨拶

退職日当日は、机周りを清掃し、会社から貸与されたものを返却します。また、社内外の人へ退職の挨拶をしましょう。

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転職を楽にするコツ

転職には多大な労力が伴うため、少しでも楽にできたらいいですよね。この章では、転職を楽にするためのコツをご紹介します。

転職エージェントに登録して大まかな流れを教えてもらう

転職活動を楽に行うには、一人で求人サイトを見ながら転職活動するのではなく、転職エージェントへ相談することをおすすめします。

なぜなら、転職活動について信頼性の高いアドバイスをもらえるからです。

ひとりで転職活動をするときは、どういった条件で会社を判断すればいいのか、どのように転職活動を進めればいいのかといった様々な情報を自分で収集する必要があります。

転職エージェントはその道のプロなので、実績もあり、インターネット上の情報よりも信頼できるでしょう。転職エージェントを有効に活用することで、転職活動を上手く進めることができます。

また、転職エージェントがいると、転職活動中に悩んだ際に相談相手になってもらえるので、心強いでしょう。特に、初めて転職活動を行う人におすすめです。

色々な求人に手を出しすぎない

転職活動する際は、多くの業界に手を出さず企業を厳選しましょう。

なぜなら、多くの企業や業界に応募すると、それだけ企業・業界研究に時間を取られてしまうからです。また、面接よりも業界研究に多くの時間がとられてしまうことで、自分の本当に進みたい方向から逸れてしまう恐れもあります。

退職の処理は早めにする

退職がスムーズに行えるよう、早めに処理しましょう。退職をスムーズに行うには、「上司との交渉がスムーズに行えるよう調整すること」が大切です。

ポイントは以下の4点です。

・早めに退職の意思を伝える
・相談ではなく、「報告」にする
・引継ぎのスケジュールを立てておく
・退職理由には「会社への不満」を入れない

上司に転職を「相談する」としてしまうと、必ず「辞めないほうがいい」とアドバイスされてしまいます。ですから、あくまで「転職しようと思います」というように転職を「報告する」形にしたほうがベターです。

また、上司が懸念するのは「引継ぎがうまくいかず業務が滞ること」です。上司の不安を解消するためには、引継ぎ時の懸念事項をまとめ、ざっくりとしたスケジュール案を作っておくとよいでしょう。上司と話す際に、スケジュール案があれば、退職することが現実味を帯びるため、引き止めにも合いにくいはずです。

また、感情論にならないよう、会社の不満を出さないことも大切です。

まとめ

いかがでしょうか。転職活動に重要なことは退職・入社日を基準とした計画的なスケジューリングと、業界研究や自己分析といった事前準備が重要です。
上記のように、計画的に転職活動を進めていくことで、より理想的な転職を実現することができるのです。

このようにひと手間、ふた手間をかけることがあなたの転職をよりよくします。大変だと思いますが実践してみましょう。
しかし、どうしてもここまで考える時間が取れないという方は、早めに転職エージェントに退社・入社時期と履歴書・職務経歴書を準備して、相談してみるといいでしょう。何かしら良いスケジュールを提示してくれるはずです。

弊社では、プロのエージェントが転職活動の進め方からキャリア相談、書類添削や面接対策など、事前準備〜退職準備までサポートいたします。
転職をお考えの方はぜひ、弊社のエージェントサービスご利用もご検討ください。

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