第二新卒はハローワークを使ったほうが良い?おすすめの転職方法を解説!
第二新卒者が転職を考える際、初めての転職でどうしたら良いかわからず、「とりあえず有名なハローワークはどうだろう?行ってみようかな?」と思う人がいます。
そんな第二新卒者に向けて、今回はハローワークの実際のところをぶっちゃけて解説していきます。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
第二新卒で転職するならハローワークを使ったほうが良い?
第二新卒でハローワークを利用するのは、将来的なキャリアアップの点や紹介求人のリスクからあまりおすすめしていません。
第二新卒は未経験からキャリア・スキルアップできる時期です。
ハローワークの求人は40~50代でスキルや就業経験がない人でも転職できる求人が多いため、将来のキャリアアップの選択肢を狭めてしまう可能性が高いのです。
また、ファッションやエンタメ業界など、特殊な業界の求人はほとんど扱っていないことや、転職エージェントと比べるとサポートの質や転職ノウハウが弱いこともおすすめしない理由です。
末永
第二新卒のキャリアアップや年収アップの余地は、今の職業選択でいくらでも広がっていきます。
第二新卒の貴重なキャリア形成のタイミングを逃さないためには、キャリア・年収アップできる企業の求人が豊富で、サポート体制がハローワークより整っているリクルートエージェントなどの大手エージェントの利用をおすすめしますよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
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20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
以下の記事では第二新卒と中途採用の違いや、第二新卒の転職市場での需要について詳しく解説しています。転職の時期について迷っている場合は、ぜひご覧ください。
第二新卒がハローワークを利用するメリット・デメリット
上では、ハローワークをおすすめしない理由を説明しましたが、ハローワークを利用するメリットもあります。
ここからは第二新卒でハローワークの利用を考えている人に利用するメリットとデメリットを詳しく解説します。
第二新卒がハローワークを利用するメリット
ハローワークを利用するメリットは大きく3つあります。
ハローワークを利用するメリット
- 新卒応援ハローワークがある
- 臨床心理士による心理的なサポートがある
- 地元企業の求人情報が多い
まず、「新卒応援ハローワーク」という20代向けの専門窓口があり、若手の就職支援に特化した相談職員が親身になってサポートしてくれます。
求人や選考のような支援だけではなく、必要に応じて臨床心理士による専門的な心理的サポートも受けられるため、心の面でも安心して転職活動を進めることができます。
末永
また、地元企業の情報も豊富に提供されており、地元での就職を希望している人には、求人の選択肢が増えるためメリットが多いと言えます。
第二新卒がハローワークを利用するデメリット
ハローワークを利用するデメリットは大きく3つあります。
ハローワークを利用するメリット
- 第二新卒向けの求人が少ない
- ブラック求人に出会う可能性がある
- 積極的なサポートをしてくれない可能性がある
まず、求人掲載の基準が緩いため、経営が不安定な企業や労働環境に問題がある企業の求人も含まれている可能性があります。これは、ハローワークが基本的に求人の掲載を断ることができないためです。
また、零細企業や従業員10人未満の小規模企業の求人が多く、第二新卒向けのキャリアアップやスキルアップを考慮した求人が比較的少ないのが現状です。そのため、求職者によってはブラック企業と感じる求人に遭遇する可能性もあります。
さらに、ハローワークの職員がキャリアの専門知識を必ずしも持っているわけではないため、キャリアカウンセリングが不十分になることがあります。多くの場合、求人紹介にとどまり、積極的なキャリア支援が行われないこともあります。
末永
地元求人を持っている強みはありますが、ハローワークは公的な機関なので、第二新卒に特化した転職支援を得意としている訳ではありません。
求人以外にもキャリア相談や転職サポートを受けたい人は転職エージェントに相談してみましょう。
以下の転職エージェントは未経験からの転職に豊富な実績がありますよ。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
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マイナビジョブ20’s
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ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
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平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み
以下の記事では第二新卒で転職エージェントを使わないメリットやデメリットについても詳しく解説しています。転職エージェントの利用を迷っている第二新卒者は、ぜひご覧ください。
第二新卒でハローワークを利用した方が良い人の特徴
ハロワークを利用するメリットやデメリットを踏まえた上で、第二新卒からハローワークを利用した方が良い人の特徴をいくつか解説します。
地元での就職を希望する人
ハローワークには地域に密着した求人が多く集まっているため、地元で働きたいと考えている人にとって非常に有効です。
地元企業が必ずしも採用力が高いわけではないため、地元の求職者に目を留めてもらうために、ハローワークに求人を掲載している可能性があります。
末永
Uターン転職やIターン転職を考えている人もハローワークの求人を確認すれば、地元の求人がいくつか見つかる可能性がありますよ。
経歴が浅く雇用条件にこだわりすぎない人
大手企業や高待遇の求人は少ないものの、幅広く求人情報が揃っているため、雇用条件よりもまずは仕事を見つけたいという人には向いています。
「わかものハローワーク」は、35歳未満の若者を対象とした就職支援サービスです。専門の職員が個別に就職活動をサポートし、特に正社員を目指す既卒者やフリーターに適しています。
自己理解から就職支援まで、一貫したサポートを無料で受けられるのが特徴です。求人探し以外もサポートを希望している離職中の第二新卒者は利用を検討してみましょう。
スキルアップや職業訓練を活用したい人
ハローワークでは、無料で受講できる職業訓練やセミナーなどのプログラムを提供しており、スキルを磨きながら転職活動を進めたい第二新卒にも適しています。
ハローワーク職業訓練の例
- IT系
WEBデザイン、サイト制作、プログラミングなど - ビジネス系
Office(Excel、Word、PowerPoint)の基礎・応用、ビジネス文書作成 - 医療・福祉系
介護職員初任者研修、医療事務 - 建築系
電気設備技術、住環境計画 - その他
自動車整備、木工、造園など
末永
離職して雇用保険を受給できない人や、収入が一定額以下の人が利用できるサービスとなっています。
資格取得の目的次第ですが、離職中の場合は検討してみましょう。
新卒応援ハローワークも利用可能
ハローワークには「新卒応援ハローワーク」というサービスがあります。
新卒応援ハローワークは、大学・大学院・短大・高専・専修学校などの学生や卒業後おおむね3年以内の若者を対象とした無料で利用できる就職支援サービスです。
各都道府県に1か所以上、全国で56か所に設置しているため、全国的に利用することができます。
新卒応援ハローワークのサービス内容
- 就職支援ナビゲーターによる担当者制の個別支援
- 求人検索・職業紹介
- エントリーシートや履歴書の作成支援
- 模擬面接などの面接対策
- 就活フェアや各種セミナーの開催
末永
就職ナビゲーターとはキャリアコンサルティング有資格者や企業の人事労務管理担経験者などキャリアや採用に関する知見のある人です。
新卒応援とありますが、卒業後おおむね3年以内の人も対象のサービスとなっていますよ。
第二新卒は転職エージェントの利用がおすすめ
第二新卒者が転職をする時におすすめの方法は、ズバリ転職エージェントを利用することです。一応言っておくと、私が人材業界の人間だからおすすめしているわけではありません。
ではなぜ、第二新卒者は転職エージェントを利用するのがおすすめなのか?以下で詳しく解説していきましょう。
面接対策してもらえる
第二新卒者にとって、転職は初めてのことで右も左もわからない状況かと思います。実際に新卒と第二新卒では、面接時に話す自己PR1つとっても違いがあるのです。
転職エージェントでは、実際に転職における面接では新卒時とどのように違うのかだったり、志望企業に合わせた面接対策を丁寧にレクチャーしながら対策してくれます。
また、履歴書と職務経歴書の添削もおこなってもらえ、初めての転職でもしっかりサポートしてくれるので、内定確率が上がる傾向にあります。
以下の記事では第二新卒の内定率を上げるための面接のコツについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみkてください。
求人数が豊富
転職エージェントは、通常の転職サイトやハローワークにはない、非公開求人を取り扱っています。転職エージェントで扱っている約8割の求人は非公開のもので、これは登録しないと見ることすらできないんです。
実際にエージェントを使うのはなんか嫌だな…。という人は、とりあえず登録だけでもしてみて、実際掲載されている求人を見てみるだけでもありです。
非公開求人ってなに?という人は以下の記事をご覧ください!
代理で連絡・交渉してくれる
転職エージェントは、面倒な企業との連絡や、伝えにくい年収の話を代わりに伝えてくれます。
とくに年収の交渉は、自分で伝えにくかったり、印象を悪くしてしまうリスクがあります。ただ、転職エージェントが間に入ることで、上手く交渉してくれ、印象も悪くならず、スムーズに話が進みやすいです。
また、第二新卒に強い転職エージェントについて詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひご覧ください!
エージェントを利用したくない人は転職サイトを使おう
転職エージェントを利用するということは、キャリアアドバイザーと対面で転職活動を進めていくので、どうしても嫌だなぁ…と思う人もいるかと思います。
そういう人は、転職サイトの利用をおすすめします。転職サイトの中には、第二新卒に特化しているものがあります。第二新卒歓迎な求人もあり、積極的に採用をおこなっている企業の求人が多いです。
第二新卒でおすすめの転職サイトについては、以下のリンクで紹介しているのでよかったら目を通してみてください!
第二新卒でおすすめの転職エージェントをプロが紹介します!
最後に、第二新卒に強みを持つおすすめの転職エージェントをご紹介します!
それぞれの特徴を下記にまとめていますので、自分に合っていると感じた転職エージェントへ気軽に登録することをおすすめします!
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。
多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。
おすすめポイント
- 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
- 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
- IT業界・Web業界の求人を数多く保有
18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス
※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
おすすめポイント
- 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
- 20代未経験の方向けの求人3000件以上
- ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
第二新卒の転職に役立つ関連記事
この記事では紹介しきれなかった、第二新卒の転職に役立つ関連記事を以下にまとめています。
こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
ネガティブな話をしてしまいますが、ハローワークにはブラック求人が混ざっている可能性もあるのです。
ハローワークの求人は、事前の掲載審査がないことや掲載費がかからないため、いわゆるブラック企業と言われる求人であっても紛れ込んでしまいます。
その点、転職エージェントでは求人掲載に事前の審査がある上、求人紹介の際には本当に利用者にマッチしているか担当キャリアアドバイザーがリサーチをしてから求人提案してくれるなど、二重のチェック体制がとられています。